JP3235917B2 - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

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JP3235917B2
JP3235917B2 JP20775193A JP20775193A JP3235917B2 JP 3235917 B2 JP3235917 B2 JP 3235917B2 JP 20775193 A JP20775193 A JP 20775193A JP 20775193 A JP20775193 A JP 20775193A JP 3235917 B2 JP3235917 B2 JP 3235917B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルVTR等に適
用され、デジタル動画像を記録する動画像圧縮伸長部を
有する画像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ではビデオテープにいくつものシー
ンを撮影記録したテープを見るときに、いつ、どのよう
なシーンを撮影したかを確認するために一度早送り等の
操作を行い、見たいシーンを探し出すという必要があ
り、このため見たいシーンを探し出すのに時間がかかる
という不具合があった。
【0003】そこで撮影した画像の先頭の部分をマルチ
画面表示すれば、撮影されているシーンの先頭の部分を
一度に表示することが可能になるので、見たいシーンを
探すのに簡単である画像の頭出しの作業が大幅に改善さ
れる。
【0004】特開平3−276988号公報には、画像信号の
連続フィールドの中から一定間隔おきで、かつ奇数フィ
ールドと偶数フィールドとが交互に存在する独立フィー
ルドを設定することにより、自然な動きで解像度の高い
サーチ画像を得るためのフィールド間予測符号化装置お
よび復号化装置が示されている。
【0005】前記装置では、動画像信号がフィールドメ
モリ(新)とフィールドメモリ(旧)とに2フィールド分、
直接蓄えられ、新たな独立フィールドの信号が入力され
たときに1フィールドずつメモリ内容が更新される。
【0006】次に切換スイッチを切り換えて入力された
信号は、まず(n−1)フィールドメモリに導かれる。こ
こで予測フィールドは、その予測に必要な独立フィール
ドを先に符号化するために、(n−1)フィールド分だけ
遅延させられる。遅延させられた信号は、適応予測器で
独立フィールドにより適応的に作られた予測信号が減算
され予測誤差となる。この予測誤差は、独立フィールド
と同様にフィールド内符号化器で符号化され、データ端
子より出力され記録あるいは伝送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平3−276988
号公報の装置のように画像メモリカード等の記録媒体で
は、画像の検索は各画像ごとにアドレスが管理されてい
るのでテープに比べて大幅に改善されている。しかし頭
出しは高速であっても、その画像を一通り見る必要があ
り、このため、例えば10のシーンが記録されたメモリー
カードを各画像の頭の部分10秒間だけ見るとすると、合
計100秒間の時間が必要となり、検索は高速であっても
画像を確認するのに時間がかかるという不具合があっ
た。また数フィールド分の画像データを遅延させるた
め、その他のメモリが大容量になるという不具合があっ
た。
【0008】そこで、いくつかの画像のシーンを1画面
中に縮小して表示するようにすれば、一度に多くの画像
シーンを確認でき、所望のシーンを検索する時間が大幅
に改善される。この方法は、特に記録容量が非常に大き
なテープ等の記録媒体の場合に極めて有効である。
【0009】本発明の目的は、簡単な構成にてマルチ画
面のダイジェスト画像の表示が可能な画像記録再生装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、デジタル動画像圧縮技術を使ったデジタ
ルVTR等の画像記録再生装置において、記憶されてい
る圧縮画像データの画像の複数の一連のシーンの先頭部
分を複数個検索する検索手段と、この検索手段によって
検索された画像の一連のシーンの複数の先頭部分の圧縮
画像データを復号する可変長復号手段と、この可変長復
号手段の出力を伸長する伸長手段と、この伸長手段によ
り伸長された画像の画素サイズを縮小する画像縮小手段
と、この画像縮小手段からの出力を受けて前記伸長手段
によって伸長された複数の画像を1つの画像として書込
可能な画像メモリ手段と、この画像メモリ手段を制御す
るメモリ制御手段と、前記画像メモリ手段上に書き込ま
れた画像を逐次動画像圧縮する画像圧縮手段と、この画
像圧縮手段で圧縮された画像データを一時蓄えるバッフ
ァ手段と、このバッファ手段の出力の圧縮画像データを
記録媒体の所定の部分に記録する記録手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】また前記画像圧縮手段において、動きベク
トルを縮小する動きベクトル縮小手段と、変換された画
像データを直接縮小するデータ縮小手段とを備え、動画
像伸長前に画像データとして縮小することを特徴とす
る。
【0012】また前記動きベクトル縮小手段の出力と前
記データ縮小手段の出力とを複数個の画面分記憶して配
列を変える配列メモリ手段と、この配列メモリ手段の出
力を圧縮する圧縮手段とを備え、この圧縮手段からの出
力を記録媒体に記録することを特徴とする。
【0013】
【0014】さらに、デジタル動画像圧縮技術を使った
デジタルVTR等の画像記録再生装置において、記憶さ
れている圧縮画像データの画像の複数の一連のシーンの
先頭部分を複数個検索する検索手段と、この検索手段に
よって検索された画像の一連のシーンの複数の先頭部分
の圧縮画像データを復号する可変長復号手段と、この可
変長復号手段の出力を伸長する伸長手段と、この伸長手
段により伸長された画像の画素サイズを縮小する画像縮
小手段と、この画像縮小手段からの出力を受けて前記伸
長手段によって伸長された複数の画像を1つの画像とし
て書込可能な画像メモリ手段と、この画像メモリ手段の
出力と前記画像縮小手段との出力を、前記画像メモリ手
段の読み出しに合わせて切り換える切換手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】前記構成の画像記録再生装置では、画像縮小手
段によって一連のシーンの先頭部分の画像がサイズを縮
小されて、複数の先頭部分の画像が1つの画像として画
像メモリ手段に書き込まれ、メモリ制御手段,画像圧縮
手段,バッファ手段を介して前記画像が圧縮画像データ
として記録媒体に記録される。
【0016】したがって、記録されている画像のシーン
のインデックスをマルチ画面で見られることになり、記
録されている画像の検索が容易になる。
【0017】また画像圧縮手段として、画像縮小をフレ
ーム画像データの縮小でなく、動きベクトルとDCT係
数の状態で縮小するので、縮小回路としてはフレーム画
像データの縮小回路に比べて回路規模が小さくてよくな
る。
【0018】またマルチ画面作成のための縮小を動きベ
クトルとDCT係数の状態で行い、そのまま記録媒体に
記録するので、再生マルチ画面の画像の画質として一度
伸長してから再度圧縮された画像を再生するのに比べて
劣化が少ない。
【0019】
【0020】さらにマルチ画面中の1つの画像について
は、そのまま縮小された動画像として再生可能であるの
で、高速でかつ動画像としてマルチ画面のモニタが可能
になる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】図1は本発明に係る画像記録再生装置の全
体構成を示すブロック図であり、記録時、キー入力部1
の操作に従ってCPU2の制御により入力ビデオ信号
は、ビデオ・デコーダ3で色復調され、輝度信号Yと色
差信号R−Y,B−Yの信号に分離される。これらの信
号はA/D変換器4によりデジタル信号に変換され、画
像圧縮伸長回路5の画像圧縮回路11により動画像圧縮さ
れ、記録再生回路8を経て記録再生制御回路7の制御に
従いメモリーカード,テープ,磁気ディスク等の記録媒
体9の所定のアドレスに記録される。
【0023】このとき、ビデオカメラ等の記録再生装置
においては、ビデオカメラ10で撮影された画像は輝度信
号,色差信号に変換され、デジタルデータとして画像圧
縮回路11に入力され、撮影された画像データは圧縮され
て記録媒体9に記録される。
【0024】また再生時は、記録媒体9に記録された圧
縮データはキー入力部1の操作に従ってCPU2の制御
により記録再生制御回路7の制御で画像圧縮データを読
み出して記録再生回路8を経て画像伸長回路6により画
像伸長され、再生デジタル輝度信号,デジタル色差信号
としてD/A変換器12によりアナログ信号に変換され、
ビデオ・エンコーダ13で再生ビデオ信号として出力され
る。
【0025】図2は図1の画像圧縮回路の構成を示すブ
ロック図であり、第1のフレームの入力デジタル画像デ
ータは、まずフレームメモリ20により1フレーム分の画
像を蓄えた後、まず1フレーム分をIピクチャである静
止画像としてDCT回路24でDCT変換され、量子化回
路25で量子化し、可変長符号化回路26で符号化してバッ
ファメモリ27に一時保存される。第2フレームの入力画
像については、その後のフレームメモリ21により1フレ
ーム遅延された画像と比較し、動き検出回路22により画
像の動きベクトルを検出する。
【0026】先のIピクチャの画像は逆量子化回路28で
逆量子化され、逆DCT回路29で逆DCT変換され画像
データに変換される。なお、30は加算器である。
【0027】また第2のフレームの入力画像は、動き補
償回路32で動き検出回路22で検出された動きベクトルに
より補正された画像データと減算器23で差分をとり、こ
の差分データをDCT回路24でDCT変換し、量子化回
路25で量子化し可変長符号化回路26で符号化してバッフ
ァメモリ27に一時蓄えられた後、後述するPピクチャ,
Bピクチャとして記録回路(図示せず)を経て記録媒体
(図示せず)に記録される。
【0028】このように、フレーム間の相関を利用して
相関のない画像の動いた部分を動きベクトルとして送る
ことで効率のよい動画像圧縮ができる。
【0029】図3は図1の画像伸長回路のブロック図で
あり、再生回路(図示せず)から読み出された圧縮画像デ
ータはバッファメモリ27に一時蓄えられる。可変長復号
化回路40で復号され、切換回路41で逆量子化データ,動
きベクトル,量子化ステップサイズに選択される。ここ
で、Iピクチャの画像については、逆量子化データは逆
量子化回路42で量子化ステップに従って逆量子化され、
逆DCT回路43で逆DCT変換され画像データとして復
元される。またIピクチャ以外の画像については、逆D
CT回路43で復号された差分データを加算器44で、参照
するIピクチャ用のフレームメモリ(I)45と、Pピクチ
ャ用のフレームメモリ(P)46から参照する動き補償回路
47で、動きベクトルにより補償されたデータと加算して
復元画像として出力される。これを一連のシーケンスに
従って復号することで動画像として再生される。
【0030】図4は動画像圧縮のシーケンスについての
説明図である。画像は静止画像として圧縮されるIピク
チャ画像と、片方向から動き補償で補正されるPピクチ
ャと、両方向から動き補償で補正されるBピクチャの3
つの種類の画像がある。それぞれの画像は、図4のよう
に動画像のシーケンスがIBBPBBPBBPBBIB
Bというような画像の順番となっている。
【0031】ここで、Iピクチャはそれだけで1つの静
止画像として構成されているが、BとPのピクチャは圧
縮されたデータ動きベクトルと、その補正データで構成
されていて、それだけでは1つの画像としては成り立た
ない。
【0032】図5は本発明の第1実施例の要部の構成を
示すブロック図であり、再生時、ダイジェスト再生をキ
ー入力部1で選択するとCPU2からの指示で検索回路
65が、記録媒体9に記録されている画像の各シーンの先
頭にあたる圧縮画像データを、記録情報を検索して記録
されているアドレスにて記録媒体9から読み出す。読み
出された圧縮画像データは、記録再生回路8を経て可変
長復号化回路40で復号され、画像伸長回路63で画像伸長
され伸長フォーム画像が復元される。ここで、画像縮小
回路62により1画面の画像は1/4,1/16等の大きさ
に縮小され、メモリ制御回路61の制御でフレームメモリ
60の一部に縮小画像として書き込まれる。同様に、他の
シーンの画像についても先頭の画像を復元し、かつ縮小
してフレームメモリ60の別の部分に書き込むことで、各
シーンの先頭の画像が縮小されたマルチ画面がフレーム
メモリ60上に構成される。このようにしてフレームメモ
リ60に縮小された画像データを書き込み、1つのフレー
ム画像とする。
【0033】その後、次のフレーム画像についても同様
に各シーンの次のフレームの画像を復元して縮小した
後、フレームメモリ60に書き込んでいく。このように復
元され縮小された連続画像は、フレームメモリ60を経
て、逐次、画像圧縮回路64により再度圧縮され、可変長
符号化回路26を経てバッファメモリ27に蓄えられる。こ
のダイジェスト再生時間は10秒の場合、圧縮画像データ
は約1.5メガバイトであり、バッファ回路のメモリ容量
としては少量の容量のバッファメモリでよい。このバッ
ファメモリ27に蓄えられたダイジェスト再生用の圧縮画
像データは、圧縮処理が終わると読み出され、記録再生
回路8を経て記録媒体9の所定のアドレスに記録され
る。そして、可変長復号化回路40,画像伸長回路63を経
て画像を復号することで(通常の再生を行うことで)、記
録媒体9の所定の領域に記録されている画像のダイジェ
ストシーンをビデオ出力回路68を経てビデオ出力端子66
からマルチ画面として出力される。マルチ画面の出力画
像の一列(4画像出力)を図10に示した。
【0034】このとき、10秒間のダイジェスト画像のた
めの圧縮画像のデータ量としては、約1.15M×10ビット
(=12Mbit程度),約1.5メガバイトとなる。
【0035】この記録にはダイジェスト画像の記録時間
は、記録媒体9の各シーンのアドレスにアクセスして画
像伸長を行い、再度記録するために時間がかかるが、こ
のダイジェストシーンを再生するのは通常の再生を行う
だけなので、1フレーム当たりNTSCの場合、1/30
秒と高速に再生できる。
【0036】図6は本発明の第2実施例の要部の構成を
示すブロック図であり、再生時、ダイジェスト再生をキ
ー入力部1で選択するとCPU2からの指示で検索回路
65が、記録媒体9に記録されている画像の各シーンの先
頭の画像にあたる圧縮画像データを、記録情報を検索し
て記録されているアドレスの圧縮画像データのIピクチ
ャのデータを記録媒体9から読み出す。読み出された圧
縮画像データは、記録再生回路8を経て可変長復号化回
路40で復号され、画像伸長回路63でIピクチャの圧縮画
像データが画像伸長され、伸長フォーム画像が復元され
る。ここで、画像縮小回路62により1画面の画像は1/
4,1/16等の大きさに縮小され、メモリ制御回路61の
制御でフレームメモリ60の一部に縮小画像として書き込
まれる。同様に、他のシーンの画像についても、先頭の
画像を復元し縮小してフレームメモリ60の別の部分に書
き込むことで、各シーンの先頭の画像が縮小されたマル
チ画面がフレームメモリ60上に構成される。このように
してフレームメモリ60に縮小された画像データを書き込
み、1つのフレーム画像とする。
【0037】その後、次のフレーム画像についても同様
に各シーンの次のIピクチャのフレームの画像を復元し
て縮小した後、フレームメモリ60に書き込んでいく。こ
こで、検索回路65は次々に各シーンのIピクチャの圧縮
画像データを検索し、画像伸長,画像縮小,フレームメ
モリ60への書き込みを行いながら、フレームメモリ60の
データ再生のレートで読み出していき、ビデオ出力回路
68を経てビデオ出力端子66から出力することで、Iピク
チャだけの飛び飛びの画像でマルチ画面の画像のダイジ
ェストシーンをビデオ出力端子66からマルチ画面として
出力される。
【0038】図7は本発明の第3実施例の要部の構成を
示すブロック図であり、再生時、ダイジェスト再生をキ
ー入力部1で選択するとCPU2からの指示で検索回路
65が、記録媒体9に記録されている画像の各シーンの先
頭の画像にあたる圧縮画像データを、記録情報を検索し
て記録されているアドレスの圧縮画像データのIピクチ
ャのデータを記録媒体9から読み出す。読み出された圧
縮画像データは、記録再生回路8を経て可変長復号化回
路40で復号され、画像伸長回路63でIピクチャの圧縮画
像データが画像伸長され、伸長フォーム画像が復元され
る。ここで、画像縮小回路62により1画面の画像は1/
4,1/16等の大きさに縮小され、メモリ制御回路61の
制御でフレームメモリ60の一部に縮小画像として書き込
まれる。同様に、他のシーンの画像についても先頭の画
像を復元し縮小してフレームメモリ60の別の部分に書き
込むことで、各シーンの先頭の画像が縮小されたマルチ
画面がフレームメモリ60上に構成される。このようにし
てフレームメモリ60に縮小された各シーンの画像データ
を書き込み、1つのフレーム画像とする。
【0039】その後、あるシーンの画像については、検
索回路65で検索した圧縮画像データのアドレスから記録
再生回路8がデータの読み出しを行い、通常の画像伸長
を行う。ここで、画像縮小回路62は再生されている画像
をフレームメモリ60のそのシーンエリアの読み出しに合
わせて画像を縮小して出力する。ここで画像切換回路67
は、画像縮小回路62の出力とフレームメモリ60の出力を
所定のタイミングで切り換えて出力することでビデオ出
力は、例えば4分割であれば、3つの1/4縮小静止画
像と、1つの1/4動画像を出力できる。ここで動画像
については、表示されているビデオ出力を選んだユーザ
のキー入力部1からの指示でCPU2が制御して記録媒
体9からの読み出しを制御して選ぶことができる。
【0040】図8は本発明の第4実施例の要部の構成を
示すブロック図であり、再生時、ダイジェスト再生をキ
ー入力部1で選択するとCPU2からの指示で検索回路
65が、記録媒体9に記録されている画像の先頭の画像に
あたる圧縮画像データを、記録情報を検索して記録され
ているアドレスの圧縮画像データを記録媒体9から読み
出す。読み出された圧縮画像データは、可変長復号化回
路40を経て量子化された画像データ,動きベクトル,量
子化ステップサイズに分けられる。
【0041】ここで動きベクトルは動きベクトル縮小回
路70により動きベクトルの大きさを所定のサイズに縮小
する。またIピクチャの画像の係数は、DCT縮小回路
71でDCT係数の状態でDCTのサイズを縮小して逆D
CT回路(図示せず)で逆DCT変換することで、ブロッ
ク単位の縮小画像として出力される。
【0042】このブロック単位の縮小画像は、メモリ制
御回路61の制御でフレームメモリ60の一部に書き込まれ
る。同様に他のシーンの画像についての先頭の画像を復
元し縮小して、フレームメモリ60の別の部分に書き込
む。このようにしてフレームメモリに縮小された画像デ
ータを書き込み、1つのフレーム画像とする。
【0043】その後、次のフレーム画像についても同様
に各シーンの次のフレームの画像を復元して縮小した
後、フレームメモリ60に書き込んでいく。このように復
元され縮小された連続画像は、フレームメモリ60を経て
逐次、画像圧縮回路64により再度圧縮されバッファメモ
リ27に蓄えられる。このダイジェスト再生時間は10秒の
場合、圧縮画像データは約1.5メガバイトであり、バッ
ファ回路のメモリ容量は少量の容量のバッファメモリで
よい。このバッファメモリ27に蓄えられたダイジェスト
再生用の圧縮画像データは、圧縮処理が終わると読み出
され、記録再生回路8を経て記録媒体9の所定のアドレ
スに記録される。そして、可変長復号化回路40,画像伸
長回路62を経て画像を復号することで(通常の再生を行
うことで)、記録媒体9の所定の領域に記録されている
画像のダイジェストシーンがビデオ出力端子66からマル
チ画面として出力される。
【0044】図9は本発明の第5実施例の要部の構成を
示すブロック図であり、再生時、ダイジェスト再生をキ
ー入力部1で選択するとCPU2からの指示で検索回路
65が、記録媒体9に記録されている画像の先頭の画像に
あたる圧縮画像データを、記録情報を検索して記録され
ているアドレスにて記録媒体9から読み出す。読み出さ
れた圧縮画像データは、可変長復号化回路40を経て量子
化された画像データ,動きベクトル,量子化ステップサ
イズに分けられる。
【0045】ここで動きベクトルは、動きベクトル縮小
回路70により動きベクトルの大きさを所定のサイズに縮
小する。またIピクチャの画像の係数やB,Pピクチャ
の補正データは、DCT縮小回路71でDCT係数の状態
でDCTのサイズを縮小して配列メモリ80に蓄えられ
る。ここでDCT係数,動きベクトルの状態でマルチ画
面を構成するようにデータの配列を合わせ、再度、可変
長符号化回路26に縮小DCT係数,縮小動きベクトル,
量子化ステップサイズの信号を送り、可変長符号化す
る。符号化されたダイジェスト画像は、所定の時間だけ
バッファ回路27に蓄えられる。
【0046】このバッファ回路27に蓄えられたダイジェ
スト再生用の圧縮画像データは圧縮処理が終わると読み
出され、記録再生回路8を経て記録媒体9の所定のアド
レスに記録される。そして、画像復号化回路40により復
号することで(通常の再生を行うことで)、記録媒体9に
記録されている画像のダイジェストシーンをマルチ画面
で見ることができる。
【0047】これにより、ダイジェスト画像はDCT係
数の状態で再度可変長符号されるので画質の劣化が少な
く、外部にフレームメモリ等が必要でない等のメリット
がある。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、請求項
1の画像記録再生装置においては、動画像圧縮されてい
る圧縮画像データの各シーンの先頭部分を伸長し、マル
チ画面として画面を構成して再度の画像圧縮で画像圧縮
を行い、記録媒体に記録することにより記録媒体に既に
記録されている画像のシーンのインデックスをマルチ画
面で見ることができる。
【0049】請求項2の画像記録再生装置においては、
画像の縮小をフレーム画像データの縮小ではなく動きベ
クトルとDCT係数の状態で縮小するので、縮小回路の
構成はフレーム画像データの縮小回路に比べて回路規模
が小さくてすむ。
【0050】請求項3の画像記録再生装置においては、
マルチ画面作成のための縮小を動きベクトルとDCT係
数の状態で行い、そのまま記録媒体に記録するので、再
生マルチ画面の画像の画質として一度伸長してから再度
圧縮された画像を再生するのに比べて劣化が少ない。
【0051】
【0052】請求項の画像記録再生装置においては、
マルチ画面中の1つの画像についてはそのまま縮小され
た動画像として再生されるので、再生したい画像かどう
かが分かりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録再生装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の画像圧縮回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の画像伸長回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】動画像圧縮のシーケンスの説明図である。
【図5】本発明の第1実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第3実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第4実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】本発明の第5実施例の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】マルチ画面の出力例の説明図である。
【符号の説明】
2…CPU(中央演算処理部)、 5…画像圧縮伸長回
路、 6,63…画像伸長回路、 7…記録再生制御回
路、 8…記録再生回路、 9…記録媒体、 11,64…
画像圧縮回路、 20,21,31,45,46,60…フレームメ
モリ、 22…動き検出回路、 24…DCT回路、 25…
量子化回路、 26…可変長符号化回路、 27…バッファ
メモリ、 28,42…逆量子化回路、 29,43…逆DCT
回路、 32,47…動き補償回路、 40…可変長復号化回
路、 41…切換回路、 61…メモリ制御回路、 62…画
像縮小回路、 65…検索回路、 66…ビデオ出力端子、
67…画像切換回路、 68…ビデオ出力回路、 70…ベ
クトル縮小回路、 71…DCT縮小回路、 80…配列メ
モリ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル動画像圧縮技術を使ったデジタ
    ルVTR等の画像記録再生装置において、記憶されてい
    る圧縮画像データの画像の複数の一連のシーンの先頭部
    分を複数個検索する検索手段と、この検索手段によって
    検索された画像の一連のシーンの複数の先頭部分の圧縮
    画像データを復号する可変長復号手段と、この可変長復
    号手段の出力を伸長する伸長手段と、この伸長手段によ
    り伸長された画像の画素サイズを縮小する画像縮小手段
    と、この画像縮小手段からの出力を受けて前記伸長手段
    によって伸長された複数の画像を1つの画像として書込
    可能な画像メモリ手段と、この画像メモリ手段を制御す
    るメモリ制御手段と、前記画像メモリ手段上に書き込ま
    れた画像を逐次動画像圧縮する画像圧縮手段と、この画
    像圧縮手段で圧縮された画像データを一時蓄えるバッフ
    ァ手段と、このバッファ手段の出力の圧縮画像データを
    記録媒体の所定の部分に記録する記録手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記画像圧縮手段において、動きベクト
    ルを縮小する動きベクトル縮小手段と、変換された画像
    データを直接縮小するデータ縮小手段とを備え、動画像
    伸長前に画像データとして縮小することを特徴とする請
    求項1記載の画像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記動きベクトル縮小手段の出力と前記
    データ縮小手段の出力とを複数個の画面分記憶して配列
    を変える配列メモリ手段と、この配列メモリ手段の出力
    を圧縮する圧縮手段とを備え、この圧縮手段からの出力
    を記録媒体に記録することを特徴とする請求項2記載の
    画像記録再生装置。
  4. 【請求項4】 デジタル動画像圧縮技術を使ったデジタ
    ルVTR等の画像記録再生装置において、記憶されてい
    る圧縮画像データの画像の複数の一連のシーンの先頭部
    分を複数個検索する検索手段と、この検索手段によって
    検索された画像の一連のシーンの複数の先頭部分の圧縮
    画像データを復号する可変長復号手段と、この可変長復
    号手段の出力を伸長する伸長手段と、この伸長手段によ
    り伸長された画像の画素サイズを縮小する画像縮小手段
    と、この画像縮小手段からの出力を受けて前記伸長手段
    によって伸長された複数の画像を1つの画像として書込
    可能な画像メモリ手段と、この画像メモリ手段の出力と
    前記画像縮小手段との出力を、前記画像メモリ手段の読
    み出しに合わせて切り換える切換手段を備えたことを特
    徴とする画像記録再生装置。
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