JP3034173B2 - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮された状態で記録
されたディジタル動画像を再生する画像信号処理装置に
係わり、特に、低速の逆方向再生機能を持つ画像信号処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEG(Moving Picture Experts Gro
up)が標準化を進めているMPEG1,MPEG2によ
る動画像圧縮では、画面(フレーム)を小さなブロック
(マクロブロック=16画素×16画素の矩形)に分割
し、時間的に前後のフレームの中から、エンコードしよ
うとするマクロブロックに似た領域(参照画像領域)を
抽出し、参照画像領域との空間的な距離、方位(動きベ
クトル)と、参照画像領域とエンコードしようとする領
域の差分情報を計算し、これらの情報を、DCT、可変
長符号化を用いて圧縮している。動きベクトルと差分情
報だけを圧縮した方が、原画像そのものを圧縮するより
も、はるかに効率良く圧縮できる。
【0003】しかし、差分情報によって圧縮されたフレ
ームは、参照するフレームがないと復元できない。その
ため、このような情報を記録した媒体を用いて可変速再
生、ランダムアクセスを実現するためには、周期的に、
他の画像を参照しないフレームを設ける必要がある。こ
のフレームをI(Intra )フレームと呼ぶ。Iフレーム
を参照フレームとして、次の画像を圧縮し、さらに、す
でに圧縮された画像を参照フレームとして次の画像を圧
縮していく。参照画像を用いて圧縮するフレームの中に
は、時間的に前方のフレームのみを参照画像とするP
(Predictive)フレームと、時間的に前後のフレームを
参照フレームとするB(Bidirectionally-predictive)
フレームがある。
【0004】図6に、フレーム間予測方式の一例を示
す。
【0005】この図では、入力画像は、9フレーム周期
でIフレームとしてエンコードされ、その間が3フレー
ム周期でPフレームとしてエンコードされ、残りがBフ
レームとしてエンコードされる。
【0006】まず、フレーム0が、Iフレームとして、
他の画像を参照しないでエンコードされ、次に、フレー
ム3が、Pフレームとして、前方のフレーム0を参照し
てエンコードされる。次に、フレーム1、2が、Bフレ
ームとして、前後のフレーム0、3を参照してエンコー
ドされる。つまり、元々のフレーム順とは異なる順序で
エンコードされる。以下順次同様にしてエンコードされ
る。この順番は、デコード時に正しく戻される。
【0007】I、P、Bの組み合わせ比率は、任意に定
めることが可能である。I、P、Bを適切な比率で組み
合わせることにより、圧縮効率が高く、かつ、ランダム
アクセスが可能な圧縮画像信号を得ることができる。
【0008】この例のように、双方向予測を用いて圧縮
された信号を復元する場合、通常は、参照フレーム用の
メモリを2フレーム、出力用画像メモリを1フレーム用
意して復号する。図7を用い通常のデコード処理の概要
を説明する。
【0009】図7は、デコーダの処理順序とメモリ占有
順序を図示したものである。A,Bは参照メモリである
画像メモリを示す。上述のように、図6の例では、フレ
ーム0(I)、3(P)、1(B)、2(B)、6
(P)、4(B)、5(B)−−の順にエンコードされ
る。そのため、デコーダもこの順にデコードする。
【0010】まず、フレーム0(I)をデコードして画
像メモリAに格納する。次に、この画像を参照フレーム
として利用し、フレーム3(P)をデコードして画像メ
モリBに格納する。次に、画像メモリA,Bの画像を参
照フレームとして利用し、フレーム1(B)、2(B)
をデコードし、インタレース画面にするために出力メモ
リに一時記憶してから出力する。出力メモリでは、マク
ロブロック単位でデコードされた結果を通常の走査線順
に変換し、所定の出力タイミングに合わせて出力する。
フレーム1(B)、2(B)を出力する前に、フレーム
0(I)を、出力メモリに出力しておく。次に、メモリ
Bに格納されているフレーム3(P)を出力メモリに出
力する。次に、メモリBのフレーム3(P)を参照フレ
ームとして利用し、フレーム6(P)をデコードして画
像メモリAに格納する。このようにメモリを利用して順
々にデコードすることにより、2画面分の参照メモリを
用意することにより、双方向予測を用いて圧縮された信
号を復元することが出来る。
【0011】このような構成の再生回路を用いて可変速
再生を行う場合、順方向の再生では、再生速度に合わせ
て処理速度を変化させれば、通常速再生と同様の手順に
より再生可能である。例えば、2倍速再生を行うとする
と、回路の動作速度を2倍にし、得られた出力画像を適
切にコマ落としすればよい。
【0012】しかし、逆方向の再生では、次のような問
題が生じる。図6において、フレーム9、8、7の順に
逆方向再生を行うとする。まずフレーム9は、Iフレー
ムなので、問題なく再生出来る。次に、フレーム8を再
生するためには、フレーム6を参照フレームとして利用
する必要があるが、フレーム6の画像を得るためには、
フレーム0、フレーム3をデコードしなければならな
い。つまり、フレーム0、3、6を次々とデコードして
初めて、フレーム7、8用の参照フレームを得ることが
出来る。しかも、参照フレーム用の画像メモリは2画面
分しかないため、デコードしたフレーム0、3の画像を
蓄えておくことは出来ない。そのため、次にフレーム
4、5をデコードするためには、改めてフレーム0、3
をデコードする必要がある。このように、同じフレーム
を何度もデコードする必要があるため、逆方向再生を行
う場合、再生速度の数倍の速度で再生処理を行う必要が
あり、事実上不可能であった。
【0013】この問題を解決するために、図6の例で
は、9フレーム分のデコードされた画像を記憶するメモ
リを用意し、フレーム0からフレーム8を順方向にデコ
ードしてメモリに全て記憶し、逆方向に読み出すことに
より、逆方向再生を実現する方法がある。
【0014】また、特開平5−153577号公報にあ
るように、再生する画像を選別し、Iフレームのみ、ま
たはI,Pフレームのみを再生して、処理速度をあげる
ことなく逆方向再生を実現する例もある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者は、膨
大なメモリを要する。また、MPEG1,2では、Iフ
レームの周期は規定されていないため、Iフレームの周
期を予め想定してメモリを準備することになるが、想定
以上の周期のIフレームを持つ入力信号に対しては、対
応出来なくなる。また、逆方向再生の指示を受けてから
出力するまでに、図6の例では、9フレーム分のデータ
をデコードする時間を要するため、実用的ではなかっ
た。
【0016】また、後者は、図6の例では、Iフレーム
のみを選別した場合は9フレームおき、I,Pフレーム
を選別した場合は3フレームおきにしか画像を復元する
ことが出来ない。高速の逆方向再生では、このような間
引き再生でも問題ないが、マイナス1倍速などの低速の
逆方向再生では、再生画像がコマ切れとなり、見苦しい
画像となっていた。
【0017】本発明の目的は、前方予測と後方予測の両
方を併用して動き補償型圧縮された映像信号を逆方向に
再生する際に、メモリ容量を増加することなく実行でき
る画像処理装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の画像信号処理装
置は、再生されたデータを、他のフレームから参照され
るフレーム(I,Pフレーム)と、他の画像から参照さ
れないフレーム(Bフレーム)に分離し、まず、I,P
フレームを通常再生と同じ順序でデコードして参照フレ
ーム記録用のメモリに記憶し、Bフレームは、参照画像
が準備できた順で、かつ、出力される順にデコードし、
所定の順番に出力することにより逆方向再生を実現す
る。
【0019】参照フレーム記録用のメモリは、逆方向再
生を実現するために十分な容量を予め用意しておいても
よいが、逆方向再生では、多少の画質劣化は許容される
ため、画面内間引き等の処理を用いてデータを削減し、
通常速再生のために用意された2画面分のメモリに逆方
向再生のために必要な参照画像を全て記憶させることも
可能である。また、入力信号のIフレームの周期が予め
想定していた周期より長い場合は、参照画像を画面内圧
縮または画面内間引きして、用意したメモリに必要な参
照画像を記憶出来るようにする。
【0020】
【作用】本発明においては、I,Pフレームを記憶する
メモリを準備するだけで比較的少ないメモリ容量で、な
めらかな逆方向再生を実現する。
【0021】とくに、間引きを併用することにより、通
常速再生と同じメモリ容量でなめらかな逆方向再生を実
現する。また、想定していたIフレーム周期より長いI
フレーム周期を持つ再生信号であっても、なめらかな逆
方向再生を行う。
【0022】また、逆方向再生時の遅延増加は、I,P
フレームをデコードするために必要な時間だけであるた
め、逆方向再生の指示を受けてから、速やかに逆方向再
生画像を出力する。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の基本構成をディジタルVT
R、ディジタルビデオディスク等に適用した例のブロッ
ク図である。図1の実施例の構成を動作とともに以下に
説明する。
【0024】記録媒体1に記録された信号を、再生方向
及び再生速度に応じてサーボ回路3を用いて再生条件を
調節しながら再生ヘッド2によって再生し、所定の再生
信号処理を施す。必要に応じて、再生ヘッド2を複数設
けることも可能である。再生信号は、バッファ11にお
いて、所定のデータ順に並び替えられる。記録フォーマ
ットやサーボ回路3の処理によっては、再生ヘッド2で
再生された段階である程度の並び替えが終了しているよ
うな再生も可能である。このような場合は、バッファ1
1による並び替えは不要であるか、より少ない並び替え
量で目的の並び替えを実現することが出来る。並び替え
順序は、再生方向、再生速度によって異なる。
【0025】並び替えられた信号は、可変長復号化器1
2にて可変長復号される。復号化されたデータは、DC
Tデータ、動きベクトルなどから構成されている。これ
らのデータをデータ分離回路13にて分離し、逆量子
化、IDCT回路14で量子化、DCT前のデータに復
元する。復元されたデータのうち、Iフレームのデータ
は、他の画像を参照しないため、そのままメモリ群16
に格納する。P,Bフレームのデータは、参照画像との
差分がエンコードされているため、まず、メモリ群16
から、所定の参照フレームを選択し、動き補償回路18
にて、再生データ中の動きベクトルを用いて動き補償を
行って参照画像を生成し、復号された差分信号と参照画
像を加算器15にて加算して画像を復元し、メモリ群1
6に格納する。メモリ群16からは、再生倍速、方向に
応じた所定のフレームを出力端子17に出力する。
【0026】図2は、基本構成例で逆方向再生(マイナ
ス1倍速)を行った場合のデコーダの処理順序とメモリ
占有順序を図示したものである。この例は、メモリ群1
6を、4画面分の参照フレームメモリ(A,B,C,
D)と、1画面分の出力メモリから構成し、図6に示す
シーケンスの画像を逆方向再生出来るようにした例であ
る。
【0027】このシーケンスでは、図6,図7で説明し
たように、フレーム0(I)、3(P)、1(B)、2
(B)、6(P)、4(B)、5(B)−−の順にエン
コードされる。このシーケンスを、バッファ11にて、
図2に示すように、フレーム27(I)、18(I)、
21(P)、24(P)、26(B)、25(B)、9
(I)、23(B)、22(B)、12(P)−−の順
に並び替える。この順番は、I,Pフレームは、参照関
係が保たれるように順方向と同じ順番であり、Bフレー
ムは、参照フレームのデコードが完了しているフレーム
を逆方向(出力順)にならべたものである。この並べ替
えは、バッファ11のみで行うだけでなく、記録媒体1
から再生する段階でサーボ回路3等を用いて行うことも
可能である。また、両者を併用して行うことにより、バ
ッファ11の容量を少なくすることも可能である。
【0028】まず、フレーム27(I)、18(I)を
デコードし、メモリD、メモリAに格納する。次に、フ
レーム18(I)を参照フレームとして利用し、フレー
ム21(P)をデコードしてメモリBに格納する。同様
に、フレーム21(P)を参照フレームとして利用し、
フレーム24(P)をデコードしてメモリCに格納す
る。この時点で、フレーム26(B)、25(B)をデ
コードするための参照画面が揃ったため、まず、フレー
ム27(I)の画像を出力メモリに出力し、フレーム2
7(I)、24(P)を参照フレームとしてフレーム2
6(B)、25(B)をデコードして出力メモリに出力
する。この時点で、フレーム27(I)のデータは必要
無くなるので、フレーム9(I)をデコードしてメモリ
Dに格納する。次に、フレーム24(P)の画像を出力
メモリに出力し、フレーム24(P)、21(P)を参
照フレームとしてフレーム23(B)、22(B)をデ
コードして出力メモリに出力する。この時点で、フレー
ム24(P)のデータは必要無くなるので、フレーム1
2(P)をデコードしてメモリCに格納する。このよう
にメモリA〜Dを用いることにより、処理速度をあげな
くとも、図1のシーケンスを逆方向に再生出来る。ま
た、より低速な逆方向再生を行う場合は、出力メモリか
ら読み出す周期を調節し、適切なフレームを2回以上出
力すればよい。
【0029】図3には、基本構成例を用いてマイナス2
倍速を実現する場合のデコーダの処理順序とメモリ占有
順序を図示したものである。I、Pフレームは、他の画
像の参照フレームとなるため、デコードを省略すること
は出来ないが、Bフレームは、他の画像の参照画像とな
らないため、マイナス2倍再生でとばされる画像は、デ
コードを省略することが可能である。そのため、バッフ
ァ11にて、不必要なBフレーム(図3では、奇数番目
のBフレーム)のデータを削除して並び替える。その
後、図2で説明した手順でI、Pフレームデータ、及び
必要なBフレームデータをデコードし、再生倍速に応じ
て、適切なタイミングで出力メモリから出力する。この
様な動作にすることにより、デコードしなければならな
いデータが削減されるため、高速倍速での処理速度増加
を最小限に抑えることが可能となる。
【0030】図4は、本発明をディジタルVTR、ディ
ジタルビデオディスク等に適用した実施例のブロック図
である。
【0031】本実施例は、少ない参照画像用メモリで逆
方向再生を実現するために、参照画像を予め縮小し、メ
モリに記憶するようにしたものである。
【0032】図4中、1〜18の部分は、図1の実施例
と同様に動作し、再生信号をデコードする。再生された
画像を、縮小回路21にて縮小してデータ削減を行い、
メモリ群16に記憶する。本実施例では、メモリ群16
は、従来の再生装置と同様に、2画面分の参照画像用メ
モリと、1画面分の出力用メモリから構成されている。
出力される画像信号は、拡大回路22にて、もとの大き
さに拡大されて出力される。23は再生方向速度指示手
段で、サーボ回路3,縮小回路21,拡大回路22等の
制御を行い、再生速度、再生方向、イントラフレームの
間隔に応じて圧縮方法または圧縮率または間引き方法ま
たは間引き率を変化させる。
【0033】図5には、図4に示す実施例で逆方向再生
を行った場合のデコーダの処理順序とメモリ占有順序を
図示したものである。
【0034】本実施例でのデコーダの動作手順は、図2
で説明した例と同様である。但し、図2では、参照画像
メモリを4画面準備していたのに対し、本実施例では、
参照画像メモリを2画面しか用意せず、各メモリを2分
割して使用し、1/2にデータ削減がなされるように縮
小した参照画像を4画面分記憶出来るようにした。本実
施例によれば、従来の再生装置と同様に、2画面分の参
照画像用メモリと、1画面分の出力用メモリを準備する
だけで、なめらかな逆方向再生を実現可能である。圧縮
率は、Iフレーム周期と、必要とされる画質に応じて任
意に設定することが可能であるため、任意のIフレーム
周期を有する信号に対応することが出来る。また、本実
施例において、メモリ群16の容量をさらに増加させ、
より高画質な逆方向再生を行うことも可能である。ま
た、本実施例では、縮小を用いてデータを圧縮する例を
説明したが、間引きや変換、フィルタリングなど、他の
圧縮方法を用いてもよい。
【0035】以上の基本構成例及び実施例では、参照画
像メモリと出力メモリを別々に設ける例を説明したが、
両者を分離せず、メモリのアドレス制御により、同一の
メモリを参照画像メモリとして用いたり、出力メモリと
して用いることも可能である。また、図4,5の実施例
において、出力メモリも分割し、一部を参照画像用メモ
リとして用いることも可能である。
【0036】以上の例では、本発明を、ハードウェアを
用いて実現する例を説明したが、ソフトウェア処理を用
いて実現することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、前方予
測方式、後方予測方式、双方向予測方式のうちの1つ以
上の予測方式またはこれらを組み合わせた予測方式を用
いて符号化された動画像符号化データを前記記録媒体か
ら再生し、参照されるフレームとなる画像のデータの少
なくとも一部を、参照する画像のデータよりも先にデコ
ードするように、再生速度、または再生方向に応じてデ
ータを並び替える手段と、参照されるフレームとなる画
像データのデコード結果の少なくとも一部を記憶する手
段とを有するので、フレーム間予測方式を用いて圧縮さ
れた動画像であっても、比較的少ないメモリ容量で、な
めらかな逆方向再生を実現することが出来る。
【0038】とくに、参照画像を画面内圧縮または画面
間引きすることにより、通常速再生と同じメモリ容量
でなめらかな逆方向再生を実現することが可能となる。
また、想定していたIフレーム周期より長いIフレーム
周期を持つ再生信号であってもなめらかな逆方向再生を
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1の基本構成例において、マイナス1倍速再
生を行った場合のデコーダの処理順序とメモリ占有順序
を示す図である。
【図3】図1の基本構成例において、マイナス2倍速再
生を行った場合のデコーダの処理順序とメモリ占有順序
を示す図である。
【図4】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4の実施例において、逆方向再生を行った場
合のデコーダの処理順序とメモリ占有順序を示す図であ
る。
【図6】フレーム間予測方式の一例を説明するための図
である。
【図7】デコーダの処理順序とメモリ占有順序を示した
図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 再生ヘッド 3 サーボ回路 11 バッファ 12 可変長復号化器 13 データ分離回路 14 逆量子化、IDCT回路 15 加算器 16 メモリ群 17 出力端子 18 動き補償回路 21 縮小回路 22 拡大回路 23 再生方向速度指示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 俊文 東京都渋谷区代々木4丁目36番19号 株 式会社グラフィックス・コミュニケーシ ョン・ラボラトリーズ内 (72)発明者 綿谷 由純 東京都渋谷区代々木4丁目36番19号 株 式会社グラフィックス・コミュニケーシ ョン・ラボラトリーズ内 (56)参考文献 特開 平8−98141(JP,A) 特開 平8−102913(JP,A) 特開 平6−339111(JP,A) 特開 平5−153577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/24 - 7/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方予測方式、後方予測方式、双方向予
    測方式のうちの1つ以上の予測方式またはこれらを組み
    合わせた予測方式を用いて符号化された動画像符号化デ
    ータを記録媒体から再生し、参照されるフレームとなる
    画像のデータの少なくとも一部を、参照する画像のデー
    タよりも先にデコードするように、再生速度、または再
    生方向に応じてデータを並び替える手段と、参照される
    フレームとなる画像データのデコード結果の少なくとも
    一部を記憶する手段と、参照されるフレームとなる画面
    データのデコード結果を、画面内圧縮または画面内間引
    きする手段とを有することにより、動画像符号化データ
    を所定の記録媒体から再生する画像信号処理装置におい
    て、画面内圧縮または画面内間引きする手段は、再生速
    度、または再生方向またはイントラフレームの間隔に応
    じて圧縮方法または圧縮率または間引き方法または間引
    き率を変化させるものであることを特徴とする画像信号
    処理装置。
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