JP2000023167A - 映像復号化装置とその方法、受信装置および再生装置 - Google Patents

映像復号化装置とその方法、受信装置および再生装置

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JP2000023167A
JP2000023167A JP19153598A JP19153598A JP2000023167A JP 2000023167 A JP2000023167 A JP 2000023167A JP 19153598 A JP19153598 A JP 19153598A JP 19153598 A JP19153598 A JP 19153598A JP 2000023167 A JP2000023167 A JP 2000023167A
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Tetsuji Sumioka
徹次 住岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動きベクトルを直接的かつ容易に確認できるよ
うに表示したい。 【解決手段】受信部10で受信した符号化AVデータ
は、復号化部20のデマルチプレクサ21で映像データ
が抽出されメモリ22に記録され、可変長復号化器23
で復号化され、逆量子化器25で逆量子化され、IDC
T器26でIDCTされ、動き補償器27で動き補償予
測処理され元の画像に復元される。また、可変長復号化
器23で得られた動きベクトルに基づいて、OSD生成
器24で動きベクトルを示す矢印で構成される画像を生
成する。これら復元された画像および動きベクトルを示
す画像をポストフィルタ28およびオンスクリーンディ
スプレイ部29で各々4:2:2の映像信号に変換し、
ブレンダー30で合成して、エンコーダ31でNTSC
信号に変換し、表示部40に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化された映像
データを復号化する映像復号化装置とその方法、伝送さ
れた符号化映像データを復号化し表示する受信装置およ
び記録された符号化映像データを復号化する再生装置に
関し、特に、符号化時の動き補償予測符号化に係わる符
号化特性を目視可能に表示する映像信号を生成する映像
復号化装置とその方法、受信装置および再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、映像データの圧縮符号化技術が向
上し、画像品質を維持して高圧縮率で映像データを圧縮
符号化できるようになっている。このような映像データ
の符号化の重要な符号化方法として、画像間の相関を利
用した動き補償予測符号化方法がある。動き補償予測
は、符号化対象画像データを、参照画像からの動きベク
トルと、その動きベクトルを用いた動き予測の結果の画
像と参照画像との予測誤差の情報に分け符号化する方法
である。動画像符号化方式として最も広く利用されてい
るMPEG(Moving Picture coding Experts Groupによ
る高品質動画符号化方式) においても、この動き補償予
測を利用している。
【0003】ところで、通常に映像データを受信したり
再生したりして見る限りにおいては、前述したような動
き補償予測で用いる動きベクトルを、確認したり調整し
たりする必要はない。しかしながら、たとえば映像デー
タが適切に符号化されているか否かをチェックしたり、
符号化方式の開発や試験などを行っている作業現場にお
いては、動きベクトルの状態を容易に確認することがで
きれば作業効率が向上する。そこで、動きベクトルを映
像データ中で直接的に観察できるような装置が望まれて
いる。そのような装置が、特開平1−309598号公
報に開示されている。前記公報に開示されている表示装
置は、動きベクトルの大きさ、方向をカラーモニタに対
する色信号のレベルと色相に置き換えることにより、カ
ラーモニタにより動きベクトルを観察可能にしているも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示されている表示装置においては、動きベクトル
の大きさ、方向を色信号のレベルと色相で表しており、
また、そのために動きベクトルの変化は色の変化でしか
観察することができず、動きベクトルを直接的に確認す
ることができない、換言すれば、直観的に把握すること
ができないという問題がある。また、たとえばMPEG
などにより符号化されたデジタル映像データを扱う製品
が広く普及し、そのような符号化映像データが広く利用
されるようになったことにより、一般利用者の中であっ
ても一部のハイエンドの利用者の中には、このような符
号化された映像データに興味をもち、その符号化特性を
なんらかの形で確認できるような装置を要望する者もい
る。そのような場合に、動きベクトルを確認可能に表示
する場合には、前述したような専門家が扱う場合と比べ
てより一層簡単かつ直観的にその特性が把握できるよう
な表示を行うことが望まれている。
【0005】したがって本発明の目的は、符号化映像デ
ータを復号化し、符号化に用いた動きベクトルを直接的
かつ容易に把握できるように復号化した映像データとと
もに表示することのできる映像信号を生成する映像復号
化装置とその方法を提供することにある。また本発明の
他の目的は、伝送された符号化映像データを受信し復号
化して、符号化に用いた動きベクトルを直接的かつ容易
に把握できるように復号化した映像データとともに表示
することのできる受信装置を提供することにある。また
本発明の他の目的は、記録された符号化映像データを再
生し復号化して、符号化に用いた動きベクトルを直接的
かつ容易に把握できるように復号化した映像データとと
もに表示することのできる映像信号を生成する再生装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、検出した動きベクトルを直接的に表す図形の画像デ
ータを生成し、これを復号化した映像データと合成して
表示できるようにした。
【0007】したがって、本発明の映像復号化装置は、
画像間の相関を用いた所定の符号化方法により符号化さ
れた映像データを復号化する復号化手段と、前記符号化
された映像データより画像間の動きを示すデータを抽出
する動きデータ抽出手段と、前記抽出した動きを示すデ
ータに基づいて、少なくとも当該動きの方向を示す画像
を生成する動き表示画像生成手段と、前記復号化された
映像データの画像と、前記生成された動きの方向を示す
画像を合成して、当該各画像が重ね合わされた画像デー
タを生成する画像データ合成手段とを有する。
【0008】このような構成の映像復号化装置において
は、画像間の相関を用いた所定の符号化方法により符号
化された映像データに対して、復号化手段においてを復
号化を行い復号化された画像データを生成する一方で、
動きデータ抽出手段において、その符号化映像データよ
り画像間の動きを示すデータを抽出し、さらに動き表示
画像生成手段において、その動きを示すデータの少なく
とも動きの方向を示す画像を生成する。そして、画像デ
ータ合成手段において、復号化された映像データの画像
と生成された動きの方向を示す画像を合成して、それら
が重ね合わされた画像データを生成する。したがって、
この画像データを表示すれば、復号化された映像の上
に、動きベクトルの方向を直接に示す画像が重ね合わさ
れた画像が表示される。
【0009】また、本発明の映像符号化方法は、画像間
の相関を用いた所定の符号化方法により符号化された映
像データを復号化し、前記符号化された映像データより
画像間の動きを示すデータを抽出し、前記抽出した動き
を示すデータに基づいて、少なくとも当該動きの方向を
示す画像を生成し、前記復号化された映像データの画像
と、前記生成された動きの方向を示す画像を合成して、
当該各画像が重ね合わされた画像データを生成し、該生
成された画像データを表示する。
【0010】また、本発明の受信装置は、任意の伝送路
を介して伝送される、画像間の相関を用いた所定の符号
化方法により符号化された映像データを含む所定の伝送
信号を受信する受信手段と、前記受信した伝送信号の前
記映像データを復号化する復号化手段と、前記受信した
伝送信号の前記映像データより前記画像間の動きを示す
データを抽出する動きデータ抽出手段と、前記抽出した
動きを示すデータに基づいて、少なくとも当該動きの方
向を示す画像を生成する動き表示画像生成手段と、前記
復号化された映像データの画像と、前記生成された動き
の方向を表示する画像を合成して、当該各画像が重ね合
わされた画像データを生成する画像データ合成手段と、
前記生成された画像データを、表示手段に表示可能な所
定方式の映像信号に変換する信号処理手段と、前記変換
された映像信号に基づいて、前記合成された映像データ
を表示する表示手段とを有する。
【0011】また、本発明の再生装置は、任意の記録媒
体に記録された画像間の相関を用いた所定の符号化方法
により符号化された映像データを含む所定の記録信号を
再生する再生手段と、前記再生した記録信号の前記映像
データを復号化する復号化手段と、前記再生した記録信
号の前記映像データより前記画像間の動きを示すデータ
を抽出する動きデータ抽出手段と、前記抽出した動きを
示すデータに基づいて、少なくとも当該動きの方向を示
す画像を生成する動き表示画像生成手段と、前記復号化
された映像データの各画像と、前記生成された動きの方
向を表示する画像を合成して、当該各画像が重ね合わさ
れた画像データを生成する画像データ合成手段と、前記
生成された画像データを、表示手段に表示可能な所定方
式の映像信号に変換する信号処理手段とを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 本発明の第1の実施の形態を図1〜図4を参照して説明
する。本実施の形態においては、衛星放送の受信装置で
あって、衛星を介して伝送されてくる圧縮符号化された
デジタルAV(オーディオ・ビジュアル)データを受信
し、復号化し、その映像信号を表示装置に表示するAV
データ受信装置を例示して本発明を説明する。
【0013】まず、本実施の形態の衛星放送受信装置に
ついて図1〜図3を参照して説明する。図1は、その受
信装置1の構成を示すブロック図である。受信装置1
は、受信部10、復号化部20および表示部40を有
し、復号化部20は、さらに、デマルチプレクサ21、
メモリ22、可変長復号化器23、OSD生成器24、
逆量子化器25、IDCT器26、動き補償器27、ポ
ストフィルタ28、オンスクリーンディスプレイ部2
9、ブレンダー30およびエンコーダ31を有する。
【0014】まず、各部の構成について説明する。受信
部10は、衛星よりMPEG2トランスポートストリー
ム(TS)の形態で配信されている複数の番組の放送信
号より、所望のチャネルの信号を選択的に受信し、受信
した信号を復号化部20のデマルチプレクサ21に出力
する。この時受信部10が出力する信号は、映像デー
タ、オーディオデータおよびサブピクチャが多重化され
たMPEG2により符号化されたビットストリームであ
る。
【0015】復号化部20のデマルチプレクサ21は、
受信部10より入力されたビットストリームを、映像デ
ータ、オーディオデータおよびサブピクチャデータの各
データに分割して、メモリ22に記憶する。なお、以下
の説明においては、本発明に係わる映像データの処理に
ついてのみ説明する。
【0016】メモリ22は、デマルチプレクサ21で分
離されて入力される映像データ、および、OSD生成器
24で生成される動きベクトルを表示するためのオンス
クリーンディスプレイデータを記憶するメモリであり、
具体的にはDRAMで構成される。メモリ22の記憶領
域の構成(メモリマップ)を図2に示す。メモリ22
は、映像データのデコード用の、Iピクチャ、Pピクチ
ャ、Bピクチャの各ピクチャ用の記憶領域221,22
2,223、オンスクリーンディスプレイデータ用の記
憶領域224、および、その他のデータを記憶する領域
225を有する。オンスクリーンディスプレイデータ用
の記憶領域224には、オンスクリーンディスプレイデ
ータのカラーパレットなのデータを含むヘッダと、1画
面分のオンスクリーンディスプレイビッマップデータと
が記憶される。
【0017】可変長復号化器23は、メモリ22に一旦
記憶された映像データを読み出し、復号化処理を行い、
マクロブロックごとの符号化モード、動きベクトル、量
子化情報および量子化DCT係数を分離する。分離され
た各データは、逆量子化器25に出力されるが、動きベ
クトルは、OSD生成器24および動き補償器27に
も、符号化モードは動き補償器27にも出力される。
【0018】OSD生成器24は、可変長復号化器23
より入力された動きベクトルより、動きベクトルを視覚
的に表した画像を生成し、ビットマップデータ形式でメ
モリ22に記憶する。OSD生成器24では、可変長復
号化器23より入力されるマクロブロックごとの動きベ
クトルの動きの方向を、左、左下、下、右下、右、右
上、上、左上の8方向のいずれかに分類して、その分類
した方向に対応する図3(A)に示すような動きベクト
ルを示す図形を選択し、その選択した図形をそのマクロ
ブロックに対応する位置に配置することにより、動きベ
クトルを示すビットマップデータを生成する。
【0019】OSD生成器24は、可変長復号化器23
で検出されたMEG2映像データストリームより、スラ
イス層の始まりの同期コードであるSSC(Slice Star
t Code)および現マクロブロックアドレスと前マクロブ
ロックアドレスの差を示すMBAI(MacroBlock Addre
ss Increment)を抽出し、処理中のマクロブロックの位
置を求めて、メモリ22のオンスクリーンディスプレイ
データ用の記憶領域224の1画面分のビットマップデ
ータの中の対応するマクロブロックのビットマップデー
タ部分に、前述した動きベクトルを示す図形を書き込
む。
【0020】なお、OSD生成器24は、動きベクトル
の大きさが所定値以下のマクロブロック、すなわち、動
きが少なしマクロブロックについては、このような動き
ベクトルを示す図形の配置を行わないものとする。ま
た、本第1の実施の形態においては、動きベクトルの方
向のみを図3(A)に示すような矢印の表示で示すもの
とし、その大きさの表示は行わないものとする。
【0021】また、図3(A)に示す各図形は、たとえ
ば左下向きの矢印の図形のビットマップデータを図3
(B)に示すように、画像データのマクロブロックと同
じ16×16画素で構成される。なお、図3(B)に示
すビットマップデータにおいて、各画素の値は実質的に
色を示す値であり、OSD生成器24で動きベクトルを
示す画像データを生成する時点では、有意な図形(矢
印)が存在する画素について所定の色の設定がされてい
るものである。
【0022】逆量子化器25は、可変長復号化器23よ
り入力される復号化された量子化DCT係数を逆量子化
し、DCT係数を復元してIDCT器26に出力する。
【0023】IDCT器26は、逆量子化器25より入
力される逆量子化されたDCT係数に対して、逆離散コ
サイン変換(IDCT:Inverce Discrete Cosine Trans
form)を行い、画素空間データに変換し、動き補償器2
7に出力する。
【0024】動き補償器27は、可変長復号化器23よ
り入力される符号化モードが動き補償予測モードの場
合、すなわち、IDCT器26より入力された画像デー
タが動き補償予測モードで符号化されたデータであった
場合に、メモリ22に記憶されている参照画像のデータ
と、可変長復号化器23より入力される動きベクトルを
用いて動き補償予測処理を行い、元の画像を生成し、メ
モリ22に記憶する。IDCT器26より入力される画
像データがイントラ符号化モードの場合は、動き補償器
27は有効な処理を行わず、入力された画像データをそ
のままメモリ22に記憶する。なお、動き補償器27よ
り出力される画像データは、4:2:0の映像信号であ
る。
【0025】ポストフィルタ28は、メモリ22より復
元された画像データを順次読み出し、4:2:2の映像
信号に変換し、ブレンダー30に出力する。
【0026】オンスクリーンディスプレイ部29は、メ
モリ22よりOSDのビットマップデータを読み出し、
4:2:2の画像データに変換し、ブレンダー30に出
力する。
【0027】ブレンダー30は、ポストフィルタ28で
変換された復元された画像データと、オンスクリーンデ
ィスプレイ部29で変換された画像データとを合成し、
復元された画像上に動きベクトルを示す画像が重畳され
た画像を生成し、エンコーダ31に出力する。
【0028】エンコーダ31は、ブレンダー30より入
力された画像データを、NTSCまたはPALなどの方
式に準拠したアナログテレビジョン信号に変換し、表示
部40に出力する。
【0029】表示部40は、CRT、液晶表示装置、P
DPなどの任意のディスプレイ装置であり、エンコーダ
31より入力される映像信号を表示する。
【0030】次に、このような構成の受信装置1の動作
について説明する。まず、衛星よりMPEG2−TSの
形態で配信されている放送信号が受信部10で受信さ
れ、所望のチャネルの信号が選択され、復号化部20の
デマルチプレクサ21に入力される。デマルチプレクサ
21では、この受信信号をさらに映像データ、オーディ
オデータおよびサブピクチャデータの各データに分割し
て、映像データを一旦メモリ22に記憶する。メモリ2
2に記憶されたこの映像データを、可変長復号化器23
が読み出し、復号化処理を行い、マクロブロックごとの
符号化モード、動きベクトル、量子化情報および量子化
DCT係数に分離する。
【0031】分離された量子化DCT係数は、逆量子化
器25で逆量子化されてDCT係数に復元され、さら
に、IDCT器26で逆離散コサイン変換(IDCT)
されて画素空間データに変換される。そして、動き補償
予測モードのデータの場合には、動き補償器27で動き
補償予測処理が行われて、元の画像が復元され、復元さ
れた画像データがメモリ22に記憶される。なお、デー
タがイントラ符号化モードの場合は、IDCT器26で
IDCTが行われた画像データがそのままメモリ22に
記憶される。
【0032】このような復号化処理の一方で、可変長復
号化器23より入力された動きベクトルに基づいて、O
SD生成器24において、処理中のマクロブロックの動
きベクトルを視覚的に表した画像が生成され、メモリ2
2に記憶される。
【0033】そして、メモリ22に記憶された復元され
た画像データおよび生成されたオンスクリーンディスプ
レイデータを、ポストフィルタ28およびオンスクリー
ンディスプレイ部29が各々読み出し、各々4:2:2
の映像信号に変換し、ブレンダー30で合成して復元さ
れた画像上に動きベクトルを示す画像が重畳された画像
を生成する。生成された画像データは、エンコーダ31
でNTSCなどの方式のアナログテレビジョン信号に変
換され、表示部40に表示される。
【0034】このような構成および動作の受信装置1に
より、表示部40に表示される画像の具体例を図4に示
す。図4は、表示部40の画面41上に、富士山42、
新幹線43、飛行機45などの画を有する映像が表示さ
れている状態を示す図である。図4に示すように、画面
中の、新幹線43や飛行機45などは、画面中で動いて
いるため、その動きの方向に沿って、またその新幹線や
飛行機の画像に重ねて、矢印44,46が表示されてい
る。一方で、画面中の静止した画像である富士山42の
画は、画面中において移動がないので、矢印などの表示
はない。なお、矢印44,46は、画面上の各マクロブ
ロック単位に表示されるものであるが、説明の都合上、
図4においては多少大きめに記載してある。
【0035】このように、本実施の形態の受信装置にお
いては、画像符号化時に用いた動きベクトルが復号され
た画像とともに画面上に表示されるので、視覚的に画面
の動きの方向をとらえることができる。また、MPEG
2符号化の動き補償予測符号化の符号化特性を視覚的に
捉えることができる。さらに、視聴者が、画像の動いて
いる部分を容易に見つけることができ、画像のどの部分
に注目すればよいかが分かりやすい。
【0036】なお、受信装置1は、ここでは受信した映
像データ上に動きベクトルを示すオンスクリーンディス
プレイデータを重ねて表示する場合についてのみ説明し
たが、たとえばモード設定などにより、オンスクリーン
ディスプレイデータを表示せずに、ただ単に受信した映
像のみを表示し視聴することもできるものである。
【0037】第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態を図1および図5を参照して
説明する。前述した第1の実施の形態においては、図4
に示したように、各マクロブロックごとに動きを示す画
像を表示していた。また、映像データの各フィールドあ
るいはフレームごとに、逐次オンスクリーンディスプレ
イデータを更新していた。さらに、各動きベクトルにつ
いては、その方向のみを矢印の形態で表示するようにし
ていた。このような方法でも各矢印は十分目視可能であ
るし、本発明の目的は十分達成することができる。
【0038】しかしながら、動きベクトルの表示の仕方
は、このような場合に限られず、種々の方式で表示する
ようにしてよい。たとえば、動きベクトルの方向のみで
なく、その動きの量も目視により確認できるように表示
してよい。また、動きベクトルを示す矢印などの画像
を、より大きく、ゆっくり変化するように表示してよ
い。たとえばこのような表示にすれば、”動きベクト
ル”の概念により近く、直観的に動きベクトルを把握す
ることができるように、画像の動きを表示することがで
きる。
【0039】そこで、本発明の第2の実施の形態とし
て、第1の実施の形態と同じ受信装置であって、そのよ
うな第1の実施の形態とは異なるように動きベクトルを
表示する受信装置について説明する。第2の実施の形態
の受信装置1bの構成は、図1を参照して前述した第1
の実施の形態とほぼ同じであるが、OSD生成器24b
の機能が、第1の実施の形態の受信装置1のOSD生成
器24とは多少異なる。
【0040】そのOSD生成器24は、まず、可変長復
号化器23より順次入力される各マクロブロックごとの
動きベクトルに基づいて、画面を2×2の4個のマクロ
ブロックずつに分割した新たなブロックごとの動きベク
トルを検出する。この動きベクトルの検出は、そのブロ
ックに含まれる各マクロブロックの動きベクトルをベク
トル加算することにより求める。
【0041】そして、求めた32×32画素の新たなブ
ロックごとの動きベクトルに基づいて、動きベクトルを
視覚的に表した画像を生成する。この時、OSD生成器
24bでは、その動きベクトルの方向に基づいて、第1
の実施の形態と同じように、図3(A)に示したような
8方向の矢印の図形を選択し、その動きベクトルの大き
さに基づいて、その図形の矢の長さを補正する。すなわ
ち、その動きベクトルの方向を指し、動きベクトルの大
きさが大きい場合には矢が長くなり、小さい場合には矢
が短くなるような32×32画素の画像を生成する。そ
して、この生成したブロックごとの動きベクトルを示す
画像を、第1の実施の形態と同様の方法により、メモリ
22のオンスクリーンディスプレイデータ用の記憶領域
224の1画面分のビットマップデータの中の対応する
ブロックのビットマップデータ部分に書き込む。なお、
この動きベクトルを示す画像において、矢印の線部分の
太さは、第1の実施の形態の場合より太く構成するもの
とする。
【0042】また、OSD生成器24bでは、このよう
な動きベクトルを示すオンスクリーンディスプレイデー
タの生成を、入力される映像データのたとえば10ピク
チャに1枚の割合で行う。すなわち、メモリ22のオン
スクリーンディスプレイデータ用の記憶領域224に記
憶されている動きベクトルを示すオンスクリーンディス
プレイデータは、10フレーム期間に1回ずつ更新され
ることになる。その結果、オンスクリーンディスプレイ
部29およびブレンダー30で使用されるオンスクリー
ンディスプレイデータは、10フレーム期間は同じ画像
データが使用されることになり、動きベクトルの表示は
10フレーム期間は変化しないことになる。
【0043】このような構成の受信装置1bで表示され
た表示画面の例を図5に示す。図5に表示されている映
像は、図4に表示されている映像と同じく、富士山5
2、新幹線53、飛行機55の画を有する映像である。
しかし、図5に示す画面では、動きベクトルを示す矢印
54,55がより広い間隔で太く表示されており、目視
し易くなっている。また、新幹線53に付加された矢印
54と、飛行機55に付加された矢印56の長さが異な
るように、移動物の画面上の移動速度に応じて、矢印の
長さが異なっており、動きの大きさも画面上で確認でき
るようになっている。さらに、この矢印54、56は、
10フレーム期間、すなわち、1/3秒ごとにしか更新
されない。第1の実施の形態では、オンスクリーンディ
スプレイデータは短時間で順次更新されるので、矢印が
たとえば流れるように動いて見えるが、第2の実施の形
態では、各矢印は1/3秒ごとにゆっくり更新されるの
で、1つずつの動きベクトルを十分に確認することがで
きる。
【0044】動きベクトルの表示方法、オンスクリーン
ディスプレイデータの構成は、このようにしてもよい。
【0045】第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態を図6を参照して説明する。
第3の実施の形態として、圧縮符号化されたデジタルA
V(オーディオ・ビジュアル)データが記録されたビデ
オカセットテープを再生し、表示装置に表示可能な映像
信号を出力するデジタルビデオテープレコーダ(VT
R)を例示して本発明を説明する。
【0046】図6は、そのデジタルVTRの構成を示す
ブロック図である。デジタルVTR2は、再生部11と
復号化部20とを有する。再生部11は、圧縮符号化さ
れたAVデータが記録されたビデオカセットテープ50
がセットされ、記録されいているAVデータを再生す
る。再生されたAVデータは、復号化部20のデマルチ
プレクサ21に出力される。
【0047】復号化部20は、第1の実施の形態の受信
装置1の復号化部20と全く同じ構成なので、その構成
の詳細な説明は省略し動作のみを簡単に説明する。復号
化部20のデマルチプレクサ21に入力されたAVデー
タは、各信号が分割されて映像データがメモリ22に記
録される。この映像データを、可変長復号化器23が読
み出し復号化処理を行い、逆量子化器25で逆量子化
し、IDCT器26で逆離散コサイン変換(IDCT)
し、さらに、符号化モードに応じて動き補償器27で動
き補償予測処理を行い元の画像を復元する。また、可変
長復号化器23で得られた動きベクトルに基づいて、O
SD生成器24において処理中のマクロブロックの動き
ベクトルを表示する画像を生成し、メモリ22に記憶す
る。
【0048】そして、復元された画像データおよび生成
されたオンスクリーンディスプレイデータを、ポストフ
ィルタ28およびオンスクリーンディスプレイ部29で
各々4:2:2の映像信号に変換し、ブレンダー30で
合成して、復元された画像上に動きベクトルを示す画像
が重畳された画像を生成し、エンコーダ31でNTSC
などの所望のアナログテレビジョン信号に変換し出力す
る。なお、出力された信号は、デジタルVTR2に接続
されたたとえばテレビジョン受像器などの表示装置に表
示される。
【0049】このように、本発明は、記録媒体上に記録
された圧縮符号化データを再生する再生装置にも適用可
能である。そして、このような再生装置によれば、接続
した表示装置上に、画像符号化時に用いた動きベクトル
を復号された画像とともに表示することができ、視覚的
に画面の動きの方向をとらえることができる。また、記
録媒体に記録されているAVデータの動き補償予測符号
化に係わる符号化特性を視覚的に捉えることができる。
さらに、視聴者が、画像の動いている部分を容易に見つ
けることができ、画像のどの部分に注目すればよいかが
分かり易い表示を行うことができる。
【0050】変形例 なお、本発明は本実施の形態に限られるものではなく、
種々の改変が可能である。たとえば、動きベクトルを表
示する画像の生成方法および表示方法などは、前述した
実施の形態に限られず、任意好適に変更してよい。たと
えば、動きベクトルを表示する単位は、第1の実施の形
態においては16×16画素のマクロブロックごと、第
2の実施の形態においては32×32画素の4マクロブ
ロックごとであった。しかし、この動きベクトルを表示
する領域は、より大きな領域に設定してもよく、任意に
設定してよい。
【0051】また、動きベクトルの更新周期は、第1の
実施の形態では各ピクチャごと、第2の実施の形態では
10フレームごととしたが、これも任意に設定してよ
い。たとえば、1秒ごとに更新されればよい程度であれ
ば、30フレームごとに更新すればよい。また、この更
新の方法も、第2の実施の形態で示したように、その周
期ごとのピクチャの動きベクトルを求めるようにしても
よいし、その周期期間の複数のピクチャの動きベクトル
の累積または平均などを求めて、これを表示するように
してもよい。また、動きベクトルを表示する図形も、矢
印に限られず、任意の図形などを用いてよい。
【0052】また、前述した実施の形態においては衛星
放送の受信装置およびデジタルVTRを例示して本発明
を説明したが、本発明はこれ以外の種々の装置に適用可
能である。たとえば、受信装置としては、地上波による
デジタル放送の受信装置や、ケーブルテレビジョンネッ
トワークを介して伝送されるAVデータの受信装置に適
用してよい。また、再生装置としては、DVD(Digita
l Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、HD(Ha
rd Disc)、MO(Magneto-Optics)ディスク、メモリカ
ードなどの半導体記憶装置などの、記録媒体の形態に限
られない任意の記録媒体に符号化されて記録されている
デジタルAVデータの再生装置に適用可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に映像復号
化装置とその方法によれば、符号化映像データを復号化
し、符号化に用いた動きベクトルを直接的かつ容易に把
握できるように復号化した映像データとともに表示する
ことができる。また、本発明の受信装置によれば、伝送
された符号化映像データを受信し復号化して、符号化に
用いた動きベクトルを直接的かつ容易に把握できるよう
に復号化した映像データとともに表示することができ
る。また、本発明の再生装置によれば、記録された符号
化映像データを再生し復号化して、符号化に用いた動き
ベクトルを直接的かつ容易に把握できるように復号化し
た映像データとともに表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1および第2の実施の形態
の受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示した受信装置のメモリの記憶
領域の構成を示す図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態の受信装置
のOSD生成器で用いる、動きベクトルの方向を示す画
像を示す図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態の受信装置
の表示部に表示される表示画像の具体例を示す図であ
る。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態の受信装置
の表示部に表示される表示画像の具体例を示す図であ
る。
【図6】図6は、本発明の第3の実施の形態の再生装置
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1b…受信装置、2…デジタルVTR、10…受信
部、11…再生部、20…復号化部、21…デマルチプ
レクサ、22…メモリ、23…可変長復号化器、24…
OSD生成器、25…逆量子化器、26…IDCT器、
27…動き補償器、28…ポストフィルタ、29…オン
スクリーンディスプレイ部、30…ブレンダー、31…
エンコーダ、40…表示部、50…ビデオカセットテー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK37 MA00 MA23 MC11 ME01 NN03 NN21 NN28 PP05 PP06 PP07 PP14 PP19 PP26 SS02 SS12 UA05 UA38 5C082 AA02 BA12 BA42 BB15 BB32 BB44 CA21 CA56 DA53 DA86 MM10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像間の相関を用いた所定の符号化方法に
    より符号化された映像データを復号化する復号化手段
    と、 前記符号化された映像データより画像間の動きを示すデ
    ータを抽出する動きデータ抽出手段と、 前記抽出した動きを示すデータに基づいて、少なくとも
    当該動きの方向を示す画像を生成する動き表示画像生成
    手段と、 前記復号化された映像データの画像と、前記生成された
    動きの方向を示す画像を合成して、当該各画像が重ね合
    わされた画像データを生成する画像データ合成手段とを
    有する映像復号化装置。
  2. 【請求項2】前記符号化方法は、符号化対象の映像デー
    タの各画像を、複数の領域に分割し、該分割された各領
    域ごとに前記動きを示すデータを求める方法であって、 前記動きデータ抽出手段は、前記分割された各領域ごと
    の前記動きを示すデータを抽出し、 前記動き表示画像生成手段は、前記分割された各領域ご
    とに前記少なくとも動きの方向を示す画像を生成する請
    求項1に記載の映像復号化装置。
  3. 【請求項3】前記分割された各領域ごとの前記動きを示
    すデータに基づいて、複数の前記分割された領域から構
    成される所定の領域ごとの画像の動きを示すデータを検
    出する動き検出手段をさらに有し、 前記動き表示画像生成手段は、前記所定の領域ごとに前
    記検出された動きを示すデータの少なくとも動きの方向
    を示す画像を生成する請求項2に記載の映像復号化装
    置。
  4. 【請求項4】前記符号化方法は、符号化対象の映像デー
    タに対して動き補償予測を行い動きベクトルを求め、離
    散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transfor
    m)、量子化および可変長符号化を行い符号化を行う方
    法であって、 前記復号化手段は、前記符号化された映像データに対し
    て、可変長復号化、逆量子化、逆離散コサイン変換(I
    DCT:Inverce Discrete Cosine Transform)、動き補
    償予測を行い、該映像データを復号化し、 前記動きデータ抽出手段は、前記可変長復号化により分
    離された前記動きベクトルを前記動きを示すデータとし
    て抽出する請求項3に記載の映像復号化装置。
  5. 【請求項5】前記動きデータ抽出手段は、前記画像間の
    動きの量を示すデータをさらに抽出し、 前記動き表示画像生成手段は、前記動きの方向および動
    きの量を示す画像を生成する請求項1に記載の映像復号
    化装置。
  6. 【請求項6】前記動き表示画像生成手段は、前記動きの
    方向を指し、前記動きの量に応じた長さを有する矢印を
    有する前記画像を生成する請求項5に記載の映像復号化
    装置。
  7. 【請求項7】画像間の相関を用いた所定の符号化方法に
    より符号化された映像データを復号化し、 前記符号化された映像データより画像間の動きを示すデ
    ータを抽出し、 前記抽出した動きを示すデータに基づいて、少なくとも
    当該動きの方向を示す画像を生成し、 前記復号化された映像データの画像と、前記生成された
    動きの方向を示す画像を合成して、当該各画像が重ね合
    わされた画像データを生成し、 該生成された画像データを表示する映像復号化方法。
  8. 【請求項8】任意の伝送路を介して伝送される、画像間
    の相関を用いた所定の符号化方法により符号化された映
    像データを含む所定の伝送信号を受信する受信手段と、 前記受信した伝送信号の前記映像データを復号化する復
    号化手段と、 前記受信した伝送信号の前記映像データより前記画像間
    の動きを示すデータを抽出する動きデータ抽出手段と、 前記抽出した動きを示すデータに基づいて、少なくとも
    当該動きの方向を示す画像を生成する動き表示画像生成
    手段と、 前記復号化された映像データの画像と、前記生成された
    動きの方向を表示する画像を合成して、当該各画像が重
    ね合わされた画像データを生成する画像データ合成手段
    と、 前記生成された画像データを、表示手段に表示可能な所
    定方式の映像信号に変換する信号処理手段と、 前記変換された映像信号に基づいて、前記合成された映
    像データを表示する表示手段とを有する受信装置。
  9. 【請求項9】前記分割された各領域ごとの前記動きを示
    すデータに基づいて、複数の前記分割された領域から構
    成される所定の領域ごとの画像の動きを示すデータを検
    出する動き検出手段をさらに有し、 前記動き表示画像生成手段は、前記所定の領域ごとに前
    記検出された動きを示すデータの少なくとも動きの方向
    を示す画像を生成する請求項8に記載の受信装置。
  10. 【請求項10】前記符号化方法は、符号化対象の映像デ
    ータに対して動き補償予測を行い動きベクトルを求め、
    離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transfor
    m)、量子化および可変長符号化を行い符号化を行う方
    法であって、 前記復号化手段は、前記符号化された映像データに対し
    て、可変長復号化、逆量子化、逆離散コサイン変換(I
    DCT:Inverce Discrete Cosine Transform)、動き補
    償予測を行い、該映像データを復号化し、 前記動きデータ抽出手段は、前記可変長復号化により分
    離された前記動きベクトルを前記動きを示すデータとし
    て抽出する請求項9に記載の受信装置。
  11. 【請求項11】任意の記録媒体に記録された画像間の相
    関を用いた所定の符号化方法により符号化された映像デ
    ータを含む所定の記録信号を再生する再生手段と、 前記再生した記録信号の前記映像データを復号化する復
    号化手段と、 前記再生した記録信号の前記映像データより前記画像間
    の動きを示すデータを抽出する動きデータ抽出手段と、 前記抽出した動きを示すデータに基づいて、少なくとも
    当該動きの方向を示す画像を生成する動き表示画像生成
    手段と、 前記復号化された映像データの各画像と、前記生成され
    た動きの方向を表示する画像を合成して、当該各画像が
    重ね合わされた画像データを生成する画像データ合成手
    段と、 前記生成された画像データを、表示手段に表示可能な所
    定方式の映像信号に変換する信号処理手段とを有する再
    生装置。
  12. 【請求項12】前記分割された各領域ごとの前記動きを
    示すデータに基づいて、複数の前記分割された領域から
    構成される所定の領域ごとの画像の動きを示すデータを
    検出する動き検出手段をさらに有し、 前記動き表示画像生成手段は、前記所定の領域ごとに前
    記検出された動きを示すデータの少なくとも動きの方向
    を示す画像を生成する請求項11に記載の再生装置。
  13. 【請求項13】前記符号化方法は、符号化対象の映像デ
    ータに対して動き補償予測を行い動きベクトルを求め、
    離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transfor
    m)、量子化および可変長符号化を行い符号化を行う方
    法であって、 前記復号化手段は、前記符号化された映像データに対し
    て、可変長復号化、逆量子化、逆離散コサイン変換(I
    DCT:Inverce Discrete Cosine Transform)、動き補
    償予測を行い、該映像データを復号化し、 前記動きデータ抽出手段は、前記可変長復号化により分
    離された前記動きベクトルを前記動きを示すデータとし
    て抽出する請求項12に記載の再生装置。
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