JPH1056613A - 圧縮画像復号化装置 - Google Patents

圧縮画像復号化装置

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JPH1056613A
JPH1056613A JP22329496A JP22329496A JPH1056613A JP H1056613 A JPH1056613 A JP H1056613A JP 22329496 A JP22329496 A JP 22329496A JP 22329496 A JP22329496 A JP 22329496A JP H1056613 A JPH1056613 A JP H1056613A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後段の画像符号化装置において圧縮処理の履
歴情報に基づいた適応的な圧縮処理を行うことを可能と
すると共に、変則再生時に、圧縮処理の履歴情報が不連
続となって後段の画像符号化装置において圧縮処理の履
歴情報に基づいた適応的な圧縮処理が乱されることを防
止して、画質劣化を防止することができるようにする。 【解決手段】 通常再生時とは再生速度が異なる変則再
生の制御を行うジョグメモリコントローラ13は、通常
再生中に、圧縮処理の種類やGOP内のどのフレームか
等を示す圧縮処理の履歴情報を監視しており、システム
コントロール部18の制御により、通常再生から変則再
生に切り換えられると、履歴情報が不連続とならないよ
うに新たに履歴情報を作成して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮されたビデオ
信号を復号化して伸張する圧縮画像復号化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号を圧縮して記録すると共に、
再生時には圧縮されたビデオ信号を伸張して出力するデ
ィジタルVTR(ビデオテープレコーダ)やAV(オー
ディオビデオ)サーバ等のシステムは、ビデオ信号を符
号化して圧縮する画像符号化装置と、圧縮されたビデオ
信号を復号化して伸張する圧縮画像復号化装置とを含ん
でいる。
【0003】ここで、ビデオ信号の圧縮の方法として
は、例えばMPEG(Moving PictureExperts Group)
規格で採用されている双方向予測符号化方式がある。こ
の双方向予測符号化方式では、フレーム内符号化、フレ
ーム間順方向予測符号化および双方向予測符号化の3種
類の符号化が行われ、各種類の符号化による画像は、そ
れぞれIピクチャ、PピクチャおよびBピクチャと呼ば
れている。また、この方式では、Iピクチャが少なくと
も1枚入った画面グループをGOP(グループオブピク
チャ)として規定し、このGOPを単位としてアクセス
することで、ランダムアクセスを可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像符号化
装置では、入力ビデオ信号を符号化して圧縮する際、圧
縮されたビデオ信号と共に圧縮処理の履歴情報を出力す
る。この履歴情報には、例えば、画像がBピクチャか、
Pピクチャか、Iピクチャかを示す情報や、画像がGO
P内のどのフレームかを示す情報が含まれる。
【0005】また、画像符号化装置では、入力ビデオ信
号を例えば4:2:2スタジオプロファイルに基づいて
符号化して圧縮する場合、入力ビデオ信号が過去に圧縮
された履歴のある場合には、その履歴に応じて最善の圧
縮処理、例えば過去に行われた圧縮処理と同じ圧縮処理
を適応的に行うことが望ましい。それは、圧縮処理によ
って程度の差はあるが画質劣化が生じるが、過去に圧縮
された履歴のある場合には、過去に行われた圧縮処理と
同じ圧縮処理を行った方が、過去に行われた圧縮処理と
異なる圧縮処理を行う場合に比べて画質劣化が少なくな
るからである。そこで、圧縮されたビデオ信号の記録,
再生を行うシステムにおいて、画像符号化装置では、圧
縮したビデオ信号と共に圧縮処理の履歴情報を出力し、
圧縮画像復号化装置では、圧縮された入力ビデオ信号を
復号化して伸張する際に、伸張したビデオ信号と共に圧
縮処理の履歴情報を出力し、更に、この伸張されたビデ
オ信号を画像符号化装置によって再度圧縮する際には、
後段の画像符号化装置では、入力ビデオ信号と共に入力
される圧縮処理の履歴情報に基づいて、過去に行われた
圧縮処理と同じ圧縮処理等の最善の圧縮処理を適応的に
行うように構成することが考えられる。
【0006】ところが、上述のような圧縮画像復号化装
置を、通常再生の他に、ジョグ再生(コマ送り再生,ス
ロー再生)やバリアブル再生(変速再生)等、通常再生
時における再生速度と異なる再生速度の変則再生を行う
機能を有する画像再生装置に用いた場合には、変則再生
時に圧縮処理の履歴情報が不連続(不規則)となってし
まう場合が発生する。このように圧縮処理の履歴情報が
不連続となると、この圧縮画像復号化装置より出力され
るビデオ信号を、後段の画像符号化装置によって再度圧
縮し記録等する場合に、後段の画像符号化装置では、圧
縮処理の履歴情報に基づいた適応的な圧縮処理が乱され
てしまい、画質劣化が発生してしまうという問題点があ
る。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、後段の画像符号化装置において圧縮
処理の履歴情報に基づいた適応的な圧縮処理を行うこと
を可能とすると共に、変則再生時に、圧縮処理の履歴情
報が不連続となって後段の画像符号化装置において圧縮
処理の履歴情報に基づいた適応的な圧縮処理が乱される
ことを防止して、画質劣化を防止することができるよう
にした圧縮画像復号化装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮画像復号化
装置は、圧縮されたビデオ信号を伸張して再生すると共
に、通常再生およびこの通常再生時における再生速度と
異なる再生速度の変則再生を行う機能を有する画像再生
装置に用いられる圧縮画像復号化装置であって、圧縮さ
れたビデオ信号を入力し、復号化して伸張する復号化手
段と、通常再生時には、ビデオ信号と共に入力される圧
縮処理の履歴情報をそのまま出力し、変則再生時には、
新たに圧縮処理の履歴情報を作成して出力する圧縮処理
履歴情報出力手段とを備えたものである。
【0009】この圧縮画像復号化装置では、復号化手段
によって、圧縮されたビデオ信号が復号化されると共
に、圧縮処理履歴情報出力手段によって、通常再生時に
は、ビデオ信号と共に入力される圧縮処理の履歴情報が
そのまま出力され、変則再生時には、新たに圧縮処理の
履歴情報が作成されて出力される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実
施の形態に係る圧縮画像復号化装置を示すブロック図で
ある。この圧縮画像復号化装置は、圧縮されたビデオ信
号を伸張して再生すると共に、通常再生およびこの通常
再生時における再生速度と異なる再生速度の変則再生を
行う機能を有する画像再生装置に用いられるものであ
る。この圧縮画像復号化装置には圧縮されたビデオ信号
が入力されるようになっている。この圧縮されたビデオ
信号は、圧縮されてハードディスクやビデオテープ等の
記録媒体に記録されたビデオ信号を、図示しない再生部
で再生し、ECC(誤り訂正符号)デコーダによって誤
り訂正した後のディジタルのビデオ信号であり、ここで
は、シリアルディジタルデータインタフェース(以下、
SDDIと記す。)フォーマットと呼ばれる信号フォー
マットに従ったビデオ信号とする。
【0011】図1に示した圧縮画像復号化装置は、上記
のSDDIフォーマットのビデオ信号10を入力し、デ
コードするSDDIデコーダ11と、このSDDIデコ
ーダ11の出力データを入力し、復号化して伸張するビ
デオBRR(ビット・レート・リダクション)デコーダ
12と、このビデオBRRデコーダ12の出力データを
入力し、ジョグ再生(コマ送り再生,スロー再生)やバ
リアブル再生(変速再生)等、通常再生時における再生
速度と異なる再生速度の変則再生の制御を行うジョグメ
モリコントローラ13と、このジョグメモリコントロー
ラ13に接続され、変則再生の際に使用されるメモリで
あるビデオジョグメモリ14と、ジョグメモリコントロ
ーラ13の出力データを入力し、ゲインや色の調整等の
処理を行うビデオプロセッサ15と、このビデオプロセ
ッサ15の出力データを入力し、時間軸情報であるタイ
ムコードをビデオ信号の垂直方向の空き領域に挿入し
て、ビデオ信号17を出力するVITC(バーチカル・
インターバル・タイム・コード)挿入部16と、SDD
Iデコーダ11,ビデオBRRデコーダ12,ジョグメ
モリコントローラ13,ビデオプロセッサ15およびV
ITC挿入部16を制御するシステムコントロール部1
8とを備えている。
【0012】図1に示した圧縮画像復号化装置におい
て、ビデオBRRデコーダ12は、例えば8ビットの伸
張されたビデオ信号12aと共に制御信号CFInfo
12bを後段に出力するようになっている。なお、制御
信号CFInfoに含まれる情報は、SDDIフォーマ
ットのビデオ信号10中に含まれているものである。同
様に、ジョグメモリコントローラ13およびビデオプロ
セッサ15も、それぞれ例えば8ビットのビデオ信号1
3a,15aと共に制御信号CFInfo13b,15
bを後段に出力するようになっている。
【0013】図3は、制御信号CFInfoのタイミン
グを示すタイミングチャートである。この図に示すよう
に、制御信号CFInfoは、1ビットのシリアル信号
であり、時系列的に配列された0ビット目から19ビッ
ト目までの20ビットで構成されている。制御信号CF
Infoは、水平同期信号HDの立下がりのタイミング
で0ビット目が開始するようになっている。
【0014】図4は、制御信号CFInfoの内容を示
す説明図である。この図に示すように、0ビット目〜2
ビット目は、それぞれCF2(カラーフレーム2),C
F1(カラーフレーム1),CF0(カラーフレーム
0)と呼ばれ、このうち、CF2,CF1はクロマ信号
の位相を表し、CF0は第1フィールドか第2フィール
ドを示す。3ビット目は、H(ハイ)のときはコンポジ
ット信号、L(ロー)のときはコンポーネント信号を示
す。4ビット目は、Hのときビデオインデックスにエラ
ーがあることを示す。5ビット目は、Hのときビデオイ
ンデックスを含むラインであることを示す。なお、ビデ
オインデックスとは、ディジタルビデオ信号における垂
直ブランキング期間中の所定のラインのデータとして挿
入される制御データである。6ビット目は、Hのときビ
デオアンシラリデータにエラーがあることを示す。7ビ
ット目は、Hのときビデオアンシラリデータを含むライ
ンであることを示す。なお、ビデオアンシラリデータと
は、ディジタルビデオ信号における垂直ブランキング期
間中の所定のラインのデータとして挿入することのでき
る補助データである。8ビット目は、Hのときアスペク
ト比が16:9であることを示す。9ビット目は、記録
イネーブルと呼ばれ、Hのとき、記録するGOPである
ことを示す。10ビット目は、画スイッチと呼ばれるフ
ラグであり、編集機等において編集を1フレーム単位で
行う場合に、再生画と入力画をスイッチする場合の切れ
を目を示す。11ビット目は、フレームディレイと呼ば
れるフラグであり、単純スイッチ編集においてスイッチ
時の1フレーム前の画像を1フレームディレイして出力
することを示す。12ビット目〜14ビット目は、BP
I[2]〜[0]と呼ばれ、これら3ビットによって、
圧縮処理の種類すなわち、オリジナルの画像か、Bピク
チャか、Pピクチャか、Iピクチャかを示す。15ビッ
ト目〜19ビット目は、GOPフレーム番号[4]〜
[0]と呼ばれ、これら5ビットで表されるGOPフレ
ーム番号は、GOP内におけるどのフレームかを示す。
以上の制御信号CFInfoのうち、12ビット目〜1
9ビット目が圧縮処理の履歴情報としての履歴GOP情
報である。また、履歴GOP情報は、ディジタルビデオ
信号中のビデオインデックスによっても伝送される。
【0015】図2は、図1におけるジョグメモリコント
ローラ13の要部の構成を示すブロック図である。この
ジョグメモリコントローラ13は、ビデオBRRデコー
ダ12からのビデオ信号12aおよび制御信号CFIn
fo12bを入力し、これらのデータを例えば8ビット
のデータに加工してビデオジョグメモリ14に書き込む
と共に、ビデオジョグメモリ14に書き込まれたデータ
を読み出してビデオ信号21aおよび制御信号CFIn
fo21bに加工して出力するデータプロセッサ21を
備えている。このデータプロセッサ21におけるビデオ
ジョグメモリ14に対するデータの書き込み,読み出し
アドレスは、ユーザの要求する再生速度に応じてシステ
ムコントロール部18によって制御されるようになって
おり、これにより、通常再生および変則再生が実現され
るようになっている。
【0016】ジョグメモリコントローラ13は、更に、
ビデオBRRデコーダ12からのビデオ信号12aとデ
ータプロセッサ21からのビデオ信号21aの一方を選
択的に出力するスイッチ22と、ビデオBRRデコーダ
12からの制御信号CFInfo12bとデータプロセ
ッサ21からの制御信号CFInfo21bの一方を選
択的に出力するスイッチ23とを備えている。ジョグメ
モリコントローラ13は、更に、スイッチ23より出力
される制御信号CFInfoを入力し、GOPフレーム
番号を検出すると共に、GOPフレーム番号が“0”の
タイミングでリセットパルスを発生してリセットパルス
出力端より出力するGOPフレーム番号検出・リセット
パルス発生部24と、GOPフレーム番号として使用さ
れる数値をカウント値として出力すると共に、リセット
パルス入力端に入力されるリセットパルスによってリセ
ットされるカウンタ25と、GOPフレーム番号検出・
リセットパルス発生部24のリセットパルス出力端とカ
ウンタ25のリセットパルス入力端との間に設けられ、
両端間を接断するスイッチ26と、スイッチ23より出
力される制御信号CFInfoとカウンタ25の出力と
を用いて新たに履歴GOP情報を作成し、制御信号CF
Info中の履歴GOP情報部分を加工するための履歴
GOP情報加工部27と、スイッチ22より出力される
ビデオ信号に対して、履歴GOP情報加工部27によっ
て新たに作成された履歴GOP情報を挿入するための履
歴GOP情報挿入部28とを備えている。
【0017】スイッチ22,23は、システムコントロ
ール部18によって、同期して切り換えられ、ビデオB
RRデコーダ12からのビデオ信号12aおよび制御信
号CFInfo12b、またはデータプロセッサ21か
らのビデオ信号21aおよび制御信号CFInfo21
bを選択的に出力するようになっている。スイッチ26
は、通常再生時はオン、変則再生時はオフとなるよう
に、システムコントロール部18によって切り換えられ
るようになっている。カウンタ25には、システムコン
トロール18によって、GOPを構成するフレーム数に
対応して、カウント値の最大値が設定されるようになっ
ている。履歴GOP情報加工部27は、新たに作成した
履歴GOP情報を履歴GOP情報挿入部28に送ると共
に、ビデオプロセッサ15に送る制御信号CFInfo
13bを出力するようになっている。また、履歴GOP
情報加工部27は、システムコントロール部18によっ
て、新たに作成した履歴GOP情報を使用するか否かが
切り換えられるようになっている。履歴GOP情報挿入
部28は、ビデオプロセッサ15に送るビデオ信号13
aを出力するようになっている。また、履歴GOP情報
挿入部28は、システムコントロール部18によって、
スイッチ22より出力されるビデオ信号に対して履歴G
OP情報加工部27によって新たに作成された履歴GO
P情報を挿入するか否かが切り換えられると共に、挿入
する場合には、ビデオインデックス中の履歴GOP情報
を書き換えるようにして、新たに作成された履歴GOP
情報をビデオ信号に対して挿入するようになっている。
【0018】次に、本実施の形態に係る圧縮画像復号化
装置の動作について説明する。図1に示した圧縮画像復
号化装置において、SDDIフォーマットのビデオ信号
10は、SDDIデコーダ11によってデコードされ、
このSDDIデコーダ11の出力データが、ビデオBR
Rデコーダ12によって復号化され伸張されて、ビデオ
信号12aおよび制御信号CFInfo12bが出力さ
れ、このビデオ信号12aおよび制御信号CFInfo
12bがジョグメモリコントローラ13に入力される。
なお、ビデオBRRデコーダ12は、入力データ中に含
まれる履歴GOP情報に従って、入力データの伸張処理
を行う。ジョグメモリコントローラ13によって後述す
る処理が施されて出力されるビデオ信号13aおよび制
御信号CFInfo13bは、ビデオプロセッサ15に
よってゲインや色の調整等の処理が施され、ビデオ信号
15aおよび制御信号CFInfo15bとしてVIT
C挿入部16に入力される。VITC挿入部16は、ビ
デオ信号15aにタイムコードを挿入して、ビデオ信号
17として出力する。
【0019】図2に示したジョグメモリコントローラ1
3では、入力されたビデオ信号12aおよび制御信号C
FInfo12bは、それぞれスイッチ22,スイッチ
23に入力されると共に、データプロセッサ21に入力
される。システムコントロール部18の制御により、ス
イッチ22,23がビデオ信号12aおよび制御信号C
FInfo12b側を選択しているときには、入力され
たビデオ信号12aはデータプロセッサ21を経由せず
に履歴GOP情報挿入部28に入力され、また、入力さ
れた制御信号CFInfo12bもデータプロセッサ2
1を経由せずにGOPフレーム番号検出・リセットパル
ス発生部24および履歴GOP情報加工部27に入力さ
れる。一方、スイッチ22,23がデータプロセッサ2
1からのビデオ信号21aおよび制御信号CFInfo
21b側を選択しているときには、データプロセッサ2
1からのビデオ信号21aが履歴GOP情報挿入部28
に入力され、また、データプロセッサ21からの制御信
号CFInfo21bがGOPフレーム番号検出・リセ
ットパルス発生部24および履歴GOP情報加工部27
に入力される。データプロセッサ21は、ビデオ信号1
2aおよび制御信号CFInfo12bを例えば8ビッ
トのデータに加工してビデオジョグメモリ14に書き込
むと共に、ビデオジョグメモリ14に書き込まれたデー
タを読み出してビデオ信号21aおよび制御信号CFI
nfo21bに加工して出力する。データプロセッサ2
1におけるビデオジョグメモリ14に対するデータの書
き込み,読み出しアドレスは、ユーザの要求する再生速
度に応じてシステムコントロール部18によって制御さ
れ、これにより、通常再生および変則再生が実現され
る。
【0020】GOPフレーム番号検出・リセットパルス
発生部24は、スイッチ23より出力される制御信号C
FInfoを入力し、GOPフレーム番号を検出すると
共に、検出したGOPフレーム番号が“0”のタイミン
グでリセットパルスを発生してリセットパルス出力端よ
り出力する。例えば、GOPが2フレームで構成されて
いるときには、GOPフレーム番号は“0”,“1”,
“0”,“1”,…の繰り返しであり、GOPフレーム
番号検出・リセットパルス発生部24は、GOPフレー
ム番号が“0”のタイミングでリセットパルスを発生す
る。
【0021】通常再生時には、システムコントロール部
18の制御により、スイッチ26はオンとなっており、
カウンタ25は、GOPフレーム番号検出・リセットパ
ルス発生部24から出力されるリセットパルスによって
リセットされながら、フレームの周期に同期してカウン
ト動作を行う。従って、例えば、GOPが2フレームで
構成されているときには、カウンタ25のカウント値
は、GOPフレーム番号検出・リセットパルス発生部2
4で検出されたGOPフレーム番号と同様に、“0”,
“1”,“0”,“1”,…の繰り返しとなる。
【0022】変則再生時には、スイッチ23より出力さ
れる制御信号CFInfoにおけるGOPフレーム番号
は不連続(不規則)となり、意味を持たなくなる。そこ
で、変則再生時には、システムコントロール部18の制
御により、スイッチ26はオフにされる。カウンタ25
には、システムコントロール18によって、GOPを構
成するフレーム数に対応して、カウント値の最大値が設
定されているので、スイッチ26がオフにされると、カ
ウンタ25は、GOPフレーム番号検出・リセットパル
ス発生部24から出力されるリセットパルスとは無関係
に、スイッチ26がオンであったときのシーケンスを保
つようにフライホイールのかかったカウント動作を続け
る。例えば、GOPが2フレームで構成されているとき
には、スイッチ26はオフにされる前と連続するよう
に、カウンタ25のカウント値は“0”,“1”,
“0”,“1”,…の繰り返しとなる。このカウンタ2
5より出力されるカウント値は、履歴GOP情報加工部
27によって新たに作成される履歴GOP情報における
フレーム番号に対応する。
【0023】通常再生時には、履歴GOP情報加工部2
7は、システムコントロール部18の制御により、新た
に作成した履歴GOP情報を使用しないようになってい
る。すなわち、履歴GOP情報加工部27は、スイッチ
23より出力される制御信号CFInfoをそのまま制
御信号CFInfo13bとして出力する。また、通常
再生時には、履歴GOP情報挿入部28は、システムコ
ントロール部18の制御により、スイッチ22より出力
されるビデオ信号に対して履歴GOP情報加工部27に
よって新たに作成される履歴GOP情報を挿入せずに、
ビデオ信号13aとして出力する。
【0024】一方、変則再生時には、履歴GOP情報加
工部27は、システムコントロール部18の制御によ
り、スイッチ23より出力される制御信号CFInfo
とカウンタ25の出力とを用いて新たに履歴GOP情報
を作成し、制御信号CFInfo中の履歴GOP情報部
分を加工して、制御信号CFInfo13bを出力する
と共に、履歴GOP情報挿入部28に対して、新たに作
成した履歴GOP情報を送る。具体的には、履歴GOP
情報加工部27は、図4におけるBPI[2]〜[0]
を、オリジナルの画像を示すように、全て“0”とする
と共に、GOPフレーム番号[4]〜[0]に、カウン
タ25のカウント値を書き込む。また、変則再生時に
は、履歴GOP情報挿入部28は、システムコントロー
ル部18の制御により、スイッチ22より出力されるビ
デオ信号中のビデオインデックスに、履歴GOP情報加
工部27によって新たに作成された履歴GOP情報を、
書き換えて挿入して、ビデオ信号13aを出力する。
【0025】制御信号CFInfoおよびビデオ信号中
のビデオインデックスによって伝送される履歴GOP情
報は、最終的には、VITC挿入部16より出力される
ビデオ信号17内に挿入されて、後段に出力される。本
実施の形態に係る圧縮画像復号化装置より出力されるビ
デオ信号17を、後段の画像符号化装置によって再度圧
縮して記録等を行う場合には、後段の画像符号化装置で
は、入力ビデオ信号と共に入力される履歴GOP情報に
基づいて、過去に行われた圧縮処理と同じ圧縮処理等の
最善の圧縮処理を適応的に行うことができる。
【0026】以上説明したように本実施の形態に係る圧
縮画像復号化装置によれば、ジョグメモリコントローラ
13において、通常再生時には、ビデオ信号と共に入力
される履歴GOP情報をそのまま出力し、変則再生時に
は、履歴GOP情報が不連続とならないように新たに履
歴GOP情報を作成して出力するようにしたので、後段
の画像符号化装置において履歴GOP情報に基づいた適
応的な圧縮処理を行うことを可能とするとともに、変則
再生時に、履歴GOP情報が不連続となって後段の画像
符号化装置において履歴GOP情報に基づいた適応的な
圧縮処理が乱されることを防止でき、画質劣化を防止す
ることができる。
【0027】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、例えば、上記実施の形態では、圧縮処理の履歴情報
としての履歴GOP情報を、制御信号CFInfoとビ
デオ信号中のビデオインデックスによって伝送するよう
にしたが、圧縮処理の履歴情報の伝送方法は、これらに
限らず、適宜に設計することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の圧縮画像復
号化装置によれば、圧縮処理履歴情報出力手段によっ
て、通常再生時には、ビデオ信号と共に入力される圧縮
処理の履歴情報をそのまま出力し、変則再生時には、圧
縮処理の履歴情報が不連続とならないように新たに圧縮
処理の履歴情報を作成して出力するようにしたので、後
段の画像符号化装置において圧縮処理の履歴情報に基づ
いた適応的な圧縮処理を行うことを可能とすると共に、
変則再生時に、圧縮処理の履歴情報が不連続となって後
段の画像符号化装置において圧縮処理の履歴情報に基づ
いた適応的な圧縮処理が乱されることを防止して、画質
劣化を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る圧縮画像復号化装
置を示すブロック図である。
【図2】図1におけるジョグメモリコントローラの要部
の構成を示すブロック図である。
【図3】図1における制御信号のタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図4】図1における制御信号の内容を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11…SDDIデコーダ、12…ビデオBRRデコー
ダ、13…ジョグメモリコントローラ、14…ビデオジ
ョグメモリ、18…システムコントロール部、21…デ
ータプロセッサ、24…GOPフレーム番号検出・リセ
ットパルス発生部、25…カウンタ、26…スイッチ、
27…履歴GOP情報加工部、28…履歴GOP情報挿
入部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮されたビデオ信号を伸張して再生す
    ると共に、通常再生およびこの通常再生時における再生
    速度と異なる再生速度の変則再生を行う機能を有する画
    像再生装置に用いられる圧縮画像復号化装置であって、 圧縮されたビデオ信号を入力し、復号化して伸張する復
    号化手段と、 通常再生時には、前記ビデオ信号と共に入力される圧縮
    処理の履歴情報をそのまま出力し、変則再生時には、圧
    縮処理の履歴情報が不連続とならないように新たに圧縮
    処理の履歴情報を作成して出力する圧縮処理履歴情報出
    力手段とを備えたことを特徴とする圧縮画像復号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮処理の履歴情報は、圧縮処理の
    種類を示す情報を含むことを特徴とする請求項1記載の
    圧縮画像復号化装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮処理の履歴情報は、圧縮処理に
    関連した画面グループ内におけるどの画面かを示す情報
    を含むことを特徴とする請求項1記載の圧縮画像復号化
    装置。
JP22329496A 1996-08-07 1996-08-07 復号化装置および復号化方法 Expired - Fee Related JP3775525B2 (ja)

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KR20000011520A (ko) * 1998-07-06 2000-02-25 매클린토크 샤운 엘 가변지연없이선명한디지털비디오를제공하는고품위텔레비젼비디오프레임동기화기
JP2006135477A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理装置

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