JP2001045437A - 記録装置、再生装置、vtrおよびプログラム記録媒体 - Google Patents

記録装置、再生装置、vtrおよびプログラム記録媒体

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JP2001045437A
JP2001045437A JP11215852A JP21585299A JP2001045437A JP 2001045437 A JP2001045437 A JP 2001045437A JP 11215852 A JP11215852 A JP 11215852A JP 21585299 A JP21585299 A JP 21585299A JP 2001045437 A JP2001045437 A JP 2001045437A
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frame
video signal
frames
digital video
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JP11215852A
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English (en)
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俊夫 ▲さき▼村
Toshio Sakimura
Kenji Taniguchi
憲司 谷口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレシネ装置からの信号を磁気テープに記録
し、それを再生したさい、同一の内容のフレームであっ
ても、再生画像に差異が生じることがある。 【解決手段】 ビデオ信号を受信し、そのビデオ信号の
なかに同一の内容を有するフレームが複数枚連続して含
まれているか否かを判定するテレシネ判定・フラグ付加
部2と、その判定結果を磁気テープ4に記録するととも
に、ビデオ信号をフレーム内符号化し、符号化信号を磁
気テープ4に記録するVTR符号化部3と、符号化信号
を復号化するVTR復号化部5と、上述した判定結果を
利用して、復号化されたビデオ信号のなかの、同一の内
容を有する連続したNフレーム(N≧2)のうちの、
(N−1)フレームの全部または一部を送信せず、その
送信しないフレームの替わりに、残りの送信するフレー
ムを外部に送信することができる出力画像選択・出力フ
ラグ付加部6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフィルムソ
ースがプルダウンによってテレシネ変換されたデジタル
ビデオ信号を記録媒体に記録する記録装置と、記録媒体
に記録されているデジタルビデオ信号を再生する再生装
置と、記録装置と再生装置とを備えたVTRと、プログ
ラム記録媒体とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、映画のデータをテレビのデー
タに変換するテレシネ装置からのデジタルビデオ信号を
受信し、そのデジタルビデオ信号を符号化して磁気テー
プに記録するとともに、記録したデジタルビデオ信号を
再生するVTRが存在し、例えば放送局で利用されてい
る。
【0003】図5に、従来のVTR22のブロック図を
示す。なお、図5には、VTR22によってデータが記
録される磁気テープ4と、映画のデータをテレビのデー
タに変換するテレシネ装置1と、VTR22によって再
生されたデジタルビデオ信号をMPEG符号化する汎用
動画像圧縮符号化装置7も表示する。ところで、汎用動
画像圧縮符号化装置7によって符号化されたMPEG符
号化データは、例えば電波によって各家庭等に送信され
る。
【0004】次に、従来のVTR22の動作を述べる。
テレシネ装置1からのデジタルビデオ信号を磁気テープ
4に記録するさい、VTR符号化部23は、テレシネ装
置1からのデジタルビデオ信号を受信し、そのデジタル
ビデオ信号を構成する各フレームをフレーム内符号化し
て磁気テープ4に記録する。他方、磁気テープ4に記録
されたデータを再生するさい、VTR復号化部24は、
磁気テープ4に記録されたデータを読み取り、各フレー
ムを復号化して汎用動画像圧縮符号化装置7に送信す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、映画のデー
タは、1秒間に24フレームまたは30フレームを有す
る24Hzまたは30Hzのフィルムデータであるのに
対し、テレビのデータは、1秒間に60フレームを有す
る60Hzのテレビデータである。そこで、上述したテ
レシネ装置1は、フィルムデータを構成する各フレーム
をコピー複製して、1秒間のフレーム数が60になるよ
うに、フィルムデータをテレビデータに変換する。
【0006】具体的には、24Hzのフィルムデータを
60Hzのテレビデータに変換する場合、テレシネ装置
1は、フレームコピーの回数を、1フレームおきに1
回、2回、1回、2回、1回、…と繰り返し、同一の内
容を有するフレームが、2フレーム、3フレーム、2フ
レーム、3フレーム、2フレーム、…と連続するよう
に、データ変換を行う。この変換を3:2プルダウンと
いう。他方、30Hzのフィルムデータを60Hzのテ
レビデータに変換する場合、テレシネ装置1は、各フレ
ームを1回づつコピーして、各フレームが2回づつ連続
するように、データ変換を行う。この変換を2:2プル
ダウンという。
【0007】そして、上述したように、従来のVTR2
2のVTR符号化部23は、テレシネ装置1によってテ
レビデータに変換されたデジタルビデオ信号を、フレー
ム毎にフレーム内符号化して磁気テープ4に記録する
が、そのさい、VTR符号化部23は、決められた符号
化レートを遵守して、各フレームをフレーム内符号化す
るので、同一の内容を有するフレームであっても、同一
に符号化されないことがある。例えば符号量が多いフレ
ームであれば、同一の内容を有するフレームであって
も、1番目のフレームはそのフレームを構成するデータ
が完全に符号化されるが、そのフレームに続く2番目の
フレームは、符号量が抑えられて符号化されることがあ
る。つまり、フレームを構成するデータが完全に符号化
されないことがある。それは、決められた符号化レート
を遵守して符号化されるからである。
【0008】なお、どのフレームも符号量が多くなく、
VTR符号化部23が、どのフレームを符号化するさい
にも、決められた符号化レートを遵守して符号化するこ
とができる場合であっても、同一の内容を有するフレー
ムは、全てが同一に符号化されるとは限らない。なぜな
ら、VTR符号化部23は、フレーム毎にフレーム内符
号化するからである。
【0009】このようにして磁気テープ4に記録された
データを再生するさい、従来のVTR22のVTR復号
化部24は、磁気テープ4に記録されたデータを読み取
り、フレーム毎に復号化するので、復号化されたフレー
ムは、元来同一の内容を有していたとしても、フレーム
毎に画像の精細度が異なることになる。つまり、同一の
内容を有していたフレームであるにもかかわらず、再生
画像に差異が生じることがある。
【0010】したがって、上述した汎用動画像圧縮符号
化装置7が、VTR復号化部24からのデジタルビデオ
信号をMPEG符号化するさい、同一の内容を有してい
たフレームが連続しているにもかかわらず、圧縮効率が
下がる。また、汎用動画像圧縮符号化装置7から各家庭
等に送信されるたMPEG符号化データが復号化された
画像の質も悪くなる。
【0011】そこで、本発明は、上述した課題を考慮し
て、デジタルビデオ信号を所定の記録媒体に記録すると
ともに、そのデジタルビデオ信号のなかに、同一の内容
を有するフレームが複数枚連続して含まれているか否か
を少なくとも示す判定結果を、上述した記録媒体に記録
する、または内部に記憶する、記録装置を提供すること
を目的とするものである。
【0012】また、本発明は、記録媒体に記録されてい
るデジタルビデオ信号を再生し、そのデジタルビデオ信
号のなかに、同一の内容を有するフレームが複数枚連続
して含まれている場合、上述した判定結果を利用して、
同一の内容を有するフレームのうちの一部を送信せず、
その替わりに、残りの送信するフレームのいずれかを外
部に送信することができる再生装置を提供することを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、第1の本発明(請求項1に対応)は、多数のフレー
ムから構成されるデジタルビデオ信号を受信する受信手
段と、前記受信手段が受信したデジタルビデオ信号のな
かに、同一の内容を有するフレームが複数枚連続して含
まれているか否かを少なくとも判定する判定手段と、前
記判定手段が判定した判定結果を、所定の記録媒体に記
録する第1記録手段と、前記受信手段が受信したデジタ
ルビデオ信号を構成する各フレームを、それぞれフレー
ム内符号化する符号化手段と、前記符号化手段が符号化
した符号化信号を、前記記録媒体に記録する第2記録手
段とを備えたことを特徴とする記録装置である。
【0014】第2の本発明(請求項2に対応)は、多数
のフレームから構成されるデジタルビデオ信号を受信す
る第1受信手段と、前記デジタルビデオ信号のなかに、
同一の内容を有するフレームが複数枚連続して含まれて
いるか否かを少なくとも示す判定結果を、記録装置外部
から受信する第2受信手段と、前記第2受信手段が受信
した判定結果を、所定の記録媒体に記録する第1記録手
段と、前記第1受信手段が受信したデジタルビデオ信号
を構成する各フレームを、それぞれフレーム内符号化す
る符号化手段と、前記符号化手段が符号化した符号化信
号を、前記記録媒体に記録する第2記録手段とを備えた
ことを特徴とする記録装置である。
【0015】第3の本発明(請求項3に対応)は、多数
のフレームから構成されるデジタルビデオ信号を受信す
る受信手段と、前記受信手段が受信したデジタルビデオ
信号のなかに、同一の内容を有するフレームが複数枚連
続して含まれているか否かを少なくとも判定する判定手
段と、前記判定手段が判定した判定結果を記憶する記憶
手段と、前記受信手段が受信したデジタルビデオ信号を
構成する各フレームを、それぞれフレーム内符号化する
符号化手段と、前記符号化手段が符号化した符号化信号
を、所定の記録媒体に記録する記録手段とを備えたこと
を特徴とする記録装置である。
【0016】第4の本発明(請求項4に対応)は、多数
のフレームから構成されるデジタルビデオ信号を受信す
る第1受信手段と、前記デジタルビデオ信号のなかに、
同一の内容を有するフレームが複数枚連続して含まれて
いるか否かを少なくとも示す判定結果を、記録装置外部
から受信する第2受信手段と、前記第2受信手段が受信
した判定結果を記憶する記憶手段と、前記第1受信手段
が受信したデジタルビデオ信号を構成する各フレーム
を、それぞれフレーム内符号化する符号化手段と、前記
符号化手段が符号化した符号化信号を、所定の記録媒体
に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする記録装
置である。
【0017】第5の本発明(請求項11に対応)は、第
1から第4のいずれかの本発明の記録装置が前記記録媒
体に記録した前記符号化信号を復号化する復号化手段
と、前記復号化手段によって復号化されたデジタルビデ
オ信号を送信する手段であって、前記判定結果が、前記
デジタルビデオ信号のなかに、同一の内容を有するフレ
ームが複数枚連続して含まれているという判定結果であ
る場合、その判定結果を利用して、前記復号化されたデ
ジタルビデオ信号のなかの、同一の内容を有する連続し
たNフレーム(N≧2)のうちの、(N−1)フレーム
の全部または一部を送信せず、その送信しないフレーム
の替わりに、残りの送信するフレームのいずれかを外部
に送信することができる送信手段とを備え、前記送信さ
れないフレームの替わりに送信されるフレームが、前記
送信されないフレームの前または後の送信されるフレー
ムのうち、前記送信されないフレームから時間的に最も
近いフレームであることを特徴とする再生装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図4を用いて説明する。
【0019】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1のVTR8の構成を説明する。なお、実施の形態1
のVTR8は、記録装置と再生装置から構成されてい
る。
【0020】図1に、本発明の実施の形態1のVTR8
を含むブロック図を示す。図1において、1は、VTR
8にデジタルビデオ信号を供給するテレシネ装置を表
す。そのテレシネ装置1は、「従来の技術」で説明した
テレシネ装置1と同じものであって、フィルムデータを
テレビデータに変換する装置である。なお、以下の説明
の便宜上、テレシネ装置1は、24Hzのフィルムデー
タを60Hzのテレビデータに変換するものとする。つ
まり、3:2プルダウンを行うものとする。
【0021】さて、テレシネ装置1から出力されたデジ
タルビデオ信号は、テレシネ判定・フラグ付加部2に入
力される。そのテレシネ判定・フラグ付加部2は、入力
ビデオ信号が3:2プルダウンによるテレシネ変換され
たものか否かを判定し、その判定結果が、入力ビデオ信
号が3:2プルダウンによるテレシネ変換されたもので
あるという結果である場合、同一内容を有し連続する3
フレームまたは2フレームの各先頭フレーム(F)に、
判定フラグを付加する手段を表す。なお、テレシネ判定
・フラグ付加部2は、図2に示すように、画像メモリ9
と、フレーム差分計算部10と、コピーフレーム判定部
11と、コピー判定記憶部12と、テレシネ判定部13
と、フラグ計算部14と、フラグ付加部15とから構成
されている。それらテレシネ判定・フラグ付加部2を構
成する各構成要素については、後に本発明の実施の形態
1のVTR8の動作を説明するさいに説明する。3は、
テレシネ装置1からのデジタルビデオ信号を構成する各
フレームを、フレーム内符号化(VTR圧縮符号化)し
て磁気テープ4に記録するVTR符号化部を表す。4は
磁気テープを表す。
【0022】5は、VTR圧縮符号化された符号列を復
号化し、デジタルビデオ信号を生成するVTR復号化部
を表す。6は、テレシネ判定・フラグ付加部2によって
付加されたフラグを参照し、また外部からのデータ送信
の方法についての指示を受け付けて、その指示にしたが
って、VTR復号化部5によって復号化されたデジタル
ビデオ信号を、汎用動画像圧縮符号化装置7へ送信する
出力画像選択・出力フラグ付加部を表す。また、出力画
像選択・出力フラグ付加部6は、テレシネ判定・フラグ
付加部2が付加したフラグの内容と同じ内容であって、
汎用動画像圧縮符号化装置7が処理することができるフ
ラグを、同一内容を有する先頭フレーム(F)に付加す
る手段でもある。なお、出力画像選択・出力フラグ付加
部6は、図3に示すように、フラグ抽出部16と、画像
メモリ17a、17bおよび17cと、出力画像選択信
号生成部18と、出力画像選択部19と、出力フレーム
フラグ付加部20とから構成されている。それら出力画
像選択・出力フラグ付加部6を構成する各構成要素につ
いては、後に本発明の実施の形態1のVTR8の動作を
説明するさいに説明する。
【0023】7は、「従来の技術」で説明した汎用動画
像圧縮符号化装置7と同じものであって、出力画像選択
・出力フラグ付加部6からのデジタルビデオ信号をMP
EG符号化する汎用動画像圧縮符号化装置を表す。
【0024】8は本発明の実施の形態1のVTRであっ
て、上述したように、VTR8は記録装置と再生装置か
ら構成されているが、記録装置はテレシネ判定・フラグ
付加部2とVTR符号化部3とから構成され、他方、再
生装置はVTR復号化部5と出力画像選択・出力フラグ
付加部6とから構成されている。
【0025】なお、実施の形態1では、請求項1の本発
明の記録装置の、受信手段および判定手段としてテレシ
ネ判定・フラグ付加部2を、第1記録手段、符号化手段
および第2記録手段としてVTR符号化部3を、それぞ
れ用いる。また、請求項7の本発明の記録装置の判定結
果付加手段として、テレシネ判定・フラグ付加部2を用
いる。また、請求項10の本発明の記録装置の一時蓄積
手段として、図2の画像メモリ9を用いる。
【0026】また、実施の形態1では、請求項11の本
発明の再生装置の、復号化手段としてVTR復号化部5
を、送信手段として出力画像選択・出力フラグ付加部6
を、それぞれ用いる。また、請求項12の本発明の再生
装置の指示受付手段として、出力画像選択・出力フラグ
付加部6を用いる。また、請求項13の本発明の再生装
置の第2一時蓄積手段として、図3の画像メモリ17
a、17bおよび17cを用いる。
【0027】次に、本発明の実施の形態1のVTR8の
動作を述べる。
【0028】先ず、図1のテレシネ装置1からのビデオ
信号を、符号化して磁気テープ4に記録する場面を説明
する。
【0029】図1のテレシネ装置1から出力されたビデ
オ信号は、テレシネ判定・フラグ付加部2に入力され
る。テレシネ判定・フラグ付加部2は、入力されたビデ
オ信号が3:2プルダウンによるテレシネ変換されたも
のか否かを判定する。さらに、テレシネ変換されたもの
であると判定した場合、どのフレームとどのフレームが
同一内容を有するのかということを検出する。つまりど
のフレームがどのフレームのコピーフレームであるのか
ということを検出する。
【0030】次に、その判定および検出の方法について
図2を用いて説明する。なおその図2は、上述したよう
に、テレシネ判定・フラグ付加部2の構成要素を示した
ブロック図である。その図2において、画像メモリ9
は、テレシネ装置1からのビデオ信号を一時蓄積し、フ
レーム差分計算部10は、画像メモリ9に一時蓄積され
ている所定のフレームとその次のフレームとを画素単位
で比較し、画素差分値の合計をフレーム差分値とする。
そして、コピーフレーム判定部11は、フレーム差分値
と、あらかじめ決められたしきい値とを比較し、フレー
ム差分値がそのしきい値より小さい場合に、フレーム差
分計算部10が比較した2つの隣接するフレームが同一
内容を有するフレームであると判定する。
【0031】さらに、コピー判定記憶部12は、コピー
フレーム判定部11が判定した判定結果を所定の一定時
間記憶し、テレシネ判定部13は、コピー判定記憶部1
2に記憶されている判定結果の履歴に基づいて、テレシ
ネ判定・フラグ付加部2が受信したビデオ信号がテレシ
ネ画像のビデオ信号であるか否かを判定する。具体的に
は、同一内容を有するフレームが2フレーム、3フレー
ム、2フレーム、3フレーム、2フレーム、…と続くこ
とが、コピー判定記憶部12に記憶されている場合、テ
レシネ判定部13は、テレシネ判定・フラグ付加部2が
受信したビデオ信号が3:2プルダウンによるテレシネ
画像のビデオ信号であるものと判定する。
【0032】さて、テレシネ判定部13が、テレシネ判
定・フラグ付加部2が受信したビデオ信号が3:2プル
ダウンによるテレシネ画像のビデオ信号であると判定し
た場合、テレシネ判定・フラグ付加部2は、同一コマか
ら生成されたフレーム群の先頭フレーム(F)に、有効
フレームフラグ、また、そのフレーム群を構成するフレ
ーム数を示す複製フレーム数フラグを付加する。つま
り、テレシネ判定・フラグ付加部2は、同一内容を有し
連続する3フレームまたは2フレームの各先頭フレーム
(F)に、その後にその先頭フレーム(F)と同一内容
を有するフレーム(コピーフレーム)が何フレーム連続
するのかという連続情報を有するフラグを付加する。
【0033】具体的には、フラグ計算部14が、テレシ
ネ判定部13によって判定された結果や、そのテレシネ
判定部13によって入力されたコピー判定記憶部12に
記憶されている判定結果の履歴に基づいて、各先頭フレ
ーム(F)に、付加すべきフラグを決定する。例えば、
同一内容を有するフレームが3フレーム連続する場合、
その3フレームのうちの先頭フレーム(F)に付加すべ
きフラグとして、その先頭フレーム(F)の後にその先
頭フレーム(F)のコピーフレームが2フレーム連続す
るという内容のフラグが付加されることが決定される。
そして、その決定されたフラグは、フラグ付加部15に
よって、ビデオ信号に付加される。
【0034】なお、ビデオ信号に付加されるフラグは、
同一内容を有するフレームが2または3フレーム連続す
ることを示す内容を有するものであれば、いかなるフラ
グでもよい。
【0035】また、各先頭フレーム(F)に付加される
フラグは、その先頭フレーム(F)の後にその先頭フレ
ーム(F)のコピーフレームが連続することのみを示す
情報を有するフラグであってもよい。つまり、フラグに
は、コピーフレームが何フレーム連続するのかという情
報は含まれなくてもよい。
【0036】また、フラグは、ビデオ信号の垂直ブラン
キング期間に付加されてもよいし、水平ブランキング期
間に付加されてもよい。また、上述したフラグや、テレ
シネ判定・フラグ付加部2によって判定および/または
検出された結果は、各先頭フレーム(F)にのみ付加さ
れるものであると限定されることはなく、全てのフレー
ムに付加されてもよいし、各先頭フレームに限らず全フ
レームのうちの一部のフレームに付加されてもよい。
【0037】このようにして、テレシネ判定・フラグ付
加部2によって所定の判定が行われ、場合によってフラ
グが付加されたビデオ信号は、VTR符号化部3によっ
てフレーム内符号化される。そして、生成符号列は磁気
テープ4に記録される。なお、生成符号列が磁気テープ
4に記録されるさい、上述したフラグは、ビデオ信号の
垂直ブランキング期間に、または水平ブランキング期間
に付加される。なお、フラグは、ビデオ信号のブランキ
ング期間以外の場所に付加されてもよい。例えば、ブラ
ンキング期間以外の場所としてタイムコードが該当す
る。
【0038】次に、磁気テープ4に記録された符号列を
再生する場面を説明する。
【0039】記録された符号列を再生する時、磁気テー
プ4に記録された符号列は、VTR復号化部5に出力さ
れ、同部においてフレームに復号化される。復号化され
たフレームは、出力画像選択・出力フラグ付加部6に出
力される。
【0040】ところで、出力画像選択・出力フラグ付加
部6は、外部からのデータ送信の方法についての指示を
受け付けて、その指示にしたがって、VTR復号化部5
によって復号化されたデジタルビデオ信号を、汎用動画
像圧縮符号化装置7へ送信する。以下の説明の便宜上、
出力画像選択・出力フラグ付加部6が外部から受け付け
たデータ送信の方法についての指示が、同一内容を有す
るフレームが2または3フレーム連続する場合、連続す
る2または3フレームの先頭フレーム(F)を、その先
頭フレーム(F)以外のコピーフレームの替わりに汎用
動画像圧縮符号化装置7へ送信させるための指示である
とする。なお、その指示は、図3の出力画像選択信号生
成部18に受け付けられることになる。
【0041】さて、出力画像選択・出力フラグ付加部6
において、フラグ抽出部16は、VTR復号化部5にお
いて復号化されたビデオ信号に付加されているフラグを
抽出し、そのフラグを出力画像選択信号生成部18に出
力する。また、VTR復号化部5において復号化された
ビデオ信号は、フラグ抽出部16においてフラグが抽出
された後、フレーム毎に、画像メモリ17a、17bお
よび17cに入力され、一時蓄積された後、出力画像選
択部19の方へ出力される。
【0042】出力画像選択部19は、出力画像選択信号
生成部18が受け付けた指示にしたがって、また、出力
画像選択信号生成部18がフラグ抽出部16から受け取
ったフラグを利用して、出力すべきフレームを選択し、
選択したフレームを順次出力フレームフラグ付加部20
に出力する。上述したように、出力画像選択信号生成部
18が受け付けた指示が、同一内容を有するフレームが
2または3フレーム連続する場合、連続する2または3
フレームの先頭フレーム(F)を、その先頭フレーム
(F)以外のコピーフレームの替わりに汎用動画像圧縮
符号化装置7へ送信させるための指示であるので、出力
画像選択部19は、その指示にしたがって、同一内容を
有する複数のフレームが連続する場合、連続するフレー
ムの先頭フレーム(F)を、その先頭フレーム(F)以
外のコピーフレームの替わりに、出力フレームフラグ付
加部20に出力する。つまり、同一内容を有するフレー
ムが3フレーム連続する場合、出力画像選択部19は、
その3フレームの先頭フレーム(F)を3回出力する。
【0043】このように、出力画像選択部19が、同一
内容を有し連続する複数のフレームの先頭フレーム
(F)を、その先頭フレーム(F)以外のコピーフレー
ムの替わりに出力すると、同一内容を有し連続する複数
のフレーム群の全部のフレームを、実質上完全に同一の
フレームとすることができる。このようにすると、出力
画像選択部19が出力するビデオ信号を符号化する汎用
動画像圧縮符号化装置7における圧縮効率が向上する。
【0044】そして、出力画像選択部19が出力するビ
デオ信号は、出力フレームフラグ付加部20に受信さ
れ、その出力フレームフラグ付加部20は、ビデオ信号
を構成する各先頭フレーム(F)に、テレシネ判定・フ
ラグ付加部2が付加したフラグの内容と同様の内容のフ
ラグであって、汎用動画像圧縮符号化装置7が処理する
ことができるフラグを付加する。この出力フレームフラ
グ付加部20におけるフラグの付加によっても、汎用動
画像圧縮符号化装置7における圧縮効率が向上する。最
後に、出力フレームフラグ付加部20は、フラグを付加
したビデオ信号を、汎用動画像圧縮符号化装置7に送信
する。
【0045】なお、出力フレームフラグ付加部20にお
いてフラグが付加されるさい、そのフラグは、ビデオ信
号の垂直ブランキング期間に、または水平ブランキング
期間に付加されるとしてもよいし、ビデオ信号に直接付
加されるのではなく、そのビデオ信号と関連のある別の
信号に付加されてもよい。
【0046】また、ここまでの説明では、説明の便宜
上、出力画像選択・出力フラグ付加部6が外部から受け
付けたデータ送信の方法についての指示は、同一内容を
有するフレームが2または3フレーム連続する場合、連
続する2または3フレームの先頭フレーム(F)を、そ
の先頭フレーム(F)以外のコピーフレームの替わりに
汎用動画像圧縮符号化装置7へ送信させるための指示で
あるとした。しかしながら、出力画像選択・出力フラグ
付加部6が受け付けた指示は、同一内容を有するフレー
ムが連続するか否かにかかわらず、全てのフレームを送
信させる指示であるとしてもよい。その場合、出力画像
選択・出力フラグ付加部6は、その指示にしたがって、
全てのフレームを汎用動画像圧縮符号化装置7に送信す
ることになる。要するに、出力画像選択・出力フラグ付
加部6は、外部からの指示にしたがって、フレームを汎
用動画像圧縮符号化装置7に送信する。また、同一内容
を有するフレームが2または3フレーム連続する場合、
外部からの指示とは関係なく、出力画像選択・出力フラ
グ付加部6は、連続する2または3フレームの先頭フレ
ーム(F)を、その先頭フレーム(F)以外のコピーフ
レームの替わりに汎用動画像圧縮符号化装置7へ送信す
るとしてもよい。
【0047】また、ここまでは、磁気テープ4に記録さ
れた符号列を再生するさい、同一内容を有するフレーム
が2または3フレーム連続する場合、外部からの指示に
したがって、または外部からの指示とは関係なく、出力
画像選択・出力フラグ付加部6は、連続する2または3
フレームの先頭フレーム(F)を、その先頭フレーム
(F)以外のコピーフレームの替わりに汎用動画像圧縮
符号化装置7へ送信するとした。しかしながら、同一内
容を有するフレームが3フレーム以上連続する場合、出
力画像選択・出力フラグ付加部6は、連続する3フレー
ム2番目のフレームを3回出力するとしてもよい。ま
た、出力画像選択・出力フラグ付加部6は、連続する3
フレーム以上のフレーム群の全部のフレーム分を、同じ
フレームに置き換えて送信する必要はない。例えば3フ
レームが連続する場合、最初のフレームを2回続けて送
信し、3番目のフレームをそのまま送信するとしてもよ
い。
【0048】要するに、出力画像選択・出力フラグ付加
部6は、同一内容を有するNフレーム(N≧2)が連続
する場合、(N−1)フレームの全部または一部を送信
せず、その送信しないフレームの替わりに、残りの送信
するフレームのいずれかを送信することができるもので
ある。そのさい、送信されないフレームの替わりに送信
されるフレームは、送信されないフレームの前または後
のフレームのうち、送信されないフレームから時間的に
最も近いフレームである。
【0049】なお、上述した実施の形態1では、図1に
示すように、VTR8のなかにテレシネ判定・フラグ付
加部2が備えられているとしたが、図4に示すように、
そのテレシネ判定・フラグ付加部2は、VTR21の外
部に設けられていてもよい。つまり、図4に示すよう
に、VTR21は、内部にテレシネ判定・フラグ付加部
2を備えていなくてもよい。その場合、VTR符号化部
3は、VTR21外部のテレシネ判定・フラグ付加部2
からのビデオ信号を受信して、各フレームをフレーム内
符号化することになる。またそのさい、テレシネ判定・
フラグ付加部2が付加すべきフラグは、ビデオ信号と関
連のある別の信号に付加されていてもよい。
【0050】また、上述した実施の形態1では、図1ま
たは4に示すように、テレシネ判定・フラグ付加部2が
ビデオ信号に、またはそのビデオ信号と関連のある別の
信号に、フラグを付加し、そのフラグは磁気テープ4に
記録されるとしたが、フラグを磁気テープ4に記録する
替わりに、VTR内部に、そのフラグが有する内容と同
様の内容を記憶するメモリを設けてもよい。すなわち、
フラグを磁気テープ4に記録しないとしてもよい。その
メモリは、請求項3または4の記録装置の記憶手段に該
当する。さてこのようにメモリを設ける場合であって
も、磁気テープ4に記録されている符号列を再生する場
合、そのメモリの内容は利用されうる。したがって、出
力画像選択・出力フラグ付加部6は、同一内容を有する
Nフレーム(N≧2)が連続する場合、(N−1)フレ
ームの全部または一部を送信せず、その送信しないフレ
ームの替わりに、残りの送信するフレームのいずれかを
送信することができる。
【0051】また、上述した実施の形態1では、説明の
便宜上、テレシネ装置1は、24Hzのフィルムデータ
を60Hzのテレビデータに変換してその60Hzのテ
レビデータを出力するとしたが、テレシネ装置1は、
「従来の技術」で説明した30Hzのフィルムデータを
60Hzのテレビデータに変換してその60Hzのテレ
ビデータを出力するとしてもよい。つまり、本発明の記
録装置が受信するデジタルビデオ信号は、30Hzのフ
ィルムデータが60Hzのテレビデータに変換された
2:2プルダウンのビデオ信号であってもよく、その場
合でも本発明の効果は失われないということである。
【0052】また、上述した実施の形態1のテレシネ装
置1の替わりに、24Hzまたは30Hzのフィルムデ
ータが60Hzのテレビデータに変換されたデータを出
力する動画メモリが用いられてもよい。
【0053】また、上述した実施の形態では、記録媒体
として磁気テープ4を用いたが、記録媒体は磁気テープ
4に限定されない。例えば磁気的または光学的なディス
クであってもよい。
【0054】また、上述した実施の形態のVTRの各構
成要素の全部または一部はハードウェアであってもよい
し、各構成要素の全部または一部は、そのハードウェア
の該当する機能と同じ機能を有するソフトウェアであっ
てもよい。
【0055】また、請求項15に示すように、請求項1
から10のいずれかに記載の記録装置と、請求項11か
ら14のいずれかに記載の再生装置とを備えたことを特
徴とするVTR(Video Tape Record
er)も本発明に該当する。
【0056】さらに、請求項16に示すように、請求項
1から10のいずれかに記載の記録装置の各構成手段の
全部または一部の各機能を、および/または、請求項1
1から14のいずれかに記載の再生装置の各構成手段の
全部または一部の各機能を、コンピュータにより実現さ
せるためのプログラムを格納したことを特徴とするプロ
グラム記録媒体も、本発明に該当する。すなわち、上述
した実施の形態のVTRの各構成要素の全部または一部
の各機能をコンピュータにより実現させるためのプログ
ラムを格納したことを特徴とするプログラム記録媒体
も、本発明に該当するということである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、デジタルビデオ信号を所定の記録媒体に
記録するとともに、そのデジタルビデオ信号のなかに、
同一の内容を有するフレームが複数枚連続して含まれて
いるか否かを少なくとも示す判定結果を、上述した記録
媒体に記録する、または内部に記憶する、記録装置を提
供することができる。
【0058】また、本発明は、記録媒体に記録されてい
るデジタルビデオ信号を再生し、そのデジタルビデオ信
号のなかに、同一の内容を有するフレームが複数枚連続
して含まれている場合、上述した判定結果を利用して、
同一の内容を有するフレームのうちの一部を送信せず、
その替わりに、残りの送信するフレームのいずれかを外
部に送信することができる再生装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のVTR8を含むブロッ
ク図
【図2】図1のテレシネ判定・フラグ付加部2を詳細に
示したブロック図
【図3】図1の出力画像選択・出力フラグ付加部6を詳
細に示したブロック図
【図4】図1とは異なる、本発明の実施の形態のVTR
21を含むブロック図
【図5】従来のVTRを含むブロック図
【符号の説明】
1 テレシネ装置 2 テレシネ判定・フラグ付加部 3 VTR符号化部 4 磁気テープ 5 VTR復号化部 6 出力画像選択・出力フラグ付加部 7 汎用動画像圧縮符号化装置 8 VTR 9 画像メモリ 10 フレーム差分計算部 11 コピーフレーム判定部 12 コピー判定記憶部 13 テレシネ判定部 14 フラグ計算部 15 フラグ付加部 16 フラグ抽出部 17 画像メモリ 18 出力画像選択信号生成部 19 出力画像選択部 20 出力フレームフラグ付加部 21 VTR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA21 FA27 GA11 GB37 HA33 JA30 LA20 5D044 AB07 BC01 CC03 DE49 EF05 FG18 GK11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のフレームから構成されるデジタル
    ビデオ信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信したデジタルビデオ信号のなかに、
    同一の内容を有するフレームが複数枚連続して含まれて
    いるか否かを少なくとも判定する判定手段と、 前記判定手段が判定した判定結果を、所定の記録媒体に
    記録する第1記録手段と、 前記受信手段が受信したデジタルビデオ信号を構成する
    各フレームを、それぞれフレーム内符号化する符号化手
    段と、 前記符号化手段が符号化した符号化信号を、前記記録媒
    体に記録する第2記録手段とを備えたことを特徴とする
    記録装置。
  2. 【請求項2】 多数のフレームから構成されるデジタル
    ビデオ信号を受信する第1受信手段と、 前記デジタルビデオ信号のなかに、同一の内容を有する
    フレームが複数枚連続して含まれているか否かを少なく
    とも示す判定結果を、記録装置外部から受信する第2受
    信手段と、 前記第2受信手段が受信した判定結果を、所定の記録媒
    体に記録する第1記録手段と、 前記第1受信手段が受信したデジタルビデオ信号を構成
    する各フレームを、それぞれフレーム内符号化する符号
    化手段と、 前記符号化手段が符号化した符号化信号を、前記記録媒
    体に記録する第2記録手段とを備えたことを特徴とする
    記録装置。
  3. 【請求項3】 多数のフレームから構成されるデジタル
    ビデオ信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信したデジタルビデオ信号のなかに、
    同一の内容を有するフレームが複数枚連続して含まれて
    いるか否かを少なくとも判定する判定手段と、 前記判定手段が判定した判定結果を記憶する記憶手段
    と、 前記受信手段が受信したデジタルビデオ信号を構成する
    各フレームを、それぞれフレーム内符号化する符号化手
    段と、 前記符号化手段が符号化した符号化信号を、所定の記録
    媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする記
    録装置。
  4. 【請求項4】 多数のフレームから構成されるデジタル
    ビデオ信号を受信する第1受信手段と、 前記デジタルビデオ信号のなかに、同一の内容を有する
    フレームが複数枚連続して含まれているか否かを少なく
    とも示す判定結果を、記録装置外部から受信する第2受
    信手段と、 前記第2受信手段が受信した判定結果を記憶する記憶手
    段と、 前記第1受信手段が受信したデジタルビデオ信号を構成
    する各フレームを、それぞれフレーム内符号化する符号
    化手段と、 前記符号化手段が符号化した符号化信号を、所定の記録
    媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記判定結果が、前記デジタルビデオ信
    号のなかに、同一の内容を有するフレームが複数枚連続
    して含まれているという判定結果である場合、前記判定
    結果には、同一の内容を有する連続した複数のフレーム
    のうちの先頭フレーム(F)の情報が含まれていること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記判定結果が、前記デジタルビデオ信
    号のなかに、同一の内容を有するフレームが複数枚連続
    して含まれているという判定結果である場合、 前記判定結果には、同一の内容を有する連続した複数の
    フレームのうちの先頭フレーム(F)と、その先頭フレ
    ーム(F)の後に連続する前記先頭フレーム(F)と同
    一の内容を有する同一フレーム(S)の数に関する情報
    とを有する連続情報が含まれていることを特徴とする請
    求項1から4のいずれかに記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記判定結果を、前記デジタルビデオ信
    号を構成するフレームの全部または一部に付加する判定
    結果付加手段を備え、 前記第1記録手段は、判定結果付加手段が前記デジタル
    ビデオ信号に付加した前記判定結果を、前記記録媒体に
    記録することを特徴とする請求項1、2、5、6のいず
    れかに記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記判定結果が、前記デジタルビデオ信
    号のなかに、同一の内容を有するフレームが複数枚連続
    して含まれているという判定結果である場合、 前記判定結果付加手段は、同一の内容を有する連続した
    複数のフレームのうちの先頭フレーム(F)に、その先
    頭フレーム(F)の後に前記先頭フレーム(F)と同一
    の内容を有する同一フレーム(S)が連続することを示
    す情報を付加することを特徴とする請求項7記載の記録
    装置。
  9. 【請求項9】 前記判定結果が、前記デジタルビデオ信
    号のなかに、同一の内容を有するフレームが複数枚連続
    して含まれているという判定結果である場合、 前記判定結果付加手段は、同一の内容を有する連続した
    複数のフレームのうちの先頭フレーム(F)に、その先
    頭フレーム(F)の後に連続する前記先頭フレーム
    (F)と同一の内容を有する同一フレーム(S)の数に
    関する連続情報を付加することを特徴とする請求項7記
    載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記受信手段が受信した前記デジタル
    ビデオ信号を一時的に蓄積する一時蓄積手段を備え、 前記判定手段は、前記一時蓄積手段に蓄積されている所
    定の1フレームと、その1フレームの次の1フレームと
    の差分値が所定の値よりも小さい場合、前記受信手段が
    受信した前記デジタルビデオ信号のなかに、同一の内容
    を有するフレームが複数枚連続して含まれていると判定
    することを特徴とする請求項1、3、5、6、7、8、
    9のいずれかに記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれかに記載の
    記録装置が前記記録媒体に記録した前記符号化信号を復
    号化する復号化手段と、 前記復号化手段によって復号化されたデジタルビデオ信
    号を送信する手段であって、前記判定結果が、前記デジ
    タルビデオ信号のなかに、同一の内容を有するフレーム
    が複数枚連続して含まれているという判定結果である場
    合、その判定結果を利用して、前記復号化されたデジタ
    ルビデオ信号のなかの、同一の内容を有する連続したN
    フレーム(N≧2)のうちの、(N−1)フレームの全
    部または一部を送信せず、その送信しないフレームの替
    わりに、残りの送信するフレームのいずれかを外部に送
    信することができる送信手段とを備え、 前記送信されないフレームの替わりに送信されるフレー
    ムは、前記送信されないフレームの前または後の送信さ
    れるフレームのうち、前記送信されないフレームから時
    間的に最も近いフレームであることを特徴とする再生装
    置。
  12. 【請求項12】 前記送信手段が送信するデジタルビデ
    オ信号の送信の方法について、外部からの指示を受け付
    ける指示受付手段を備え、 前記指示受付手段が受け付けた指示が、前記復号化され
    たデジタルビデオ信号を構成する全てのフレームを送信
    させる指示である場合、前記送信手段は、その指示にし
    たがって、前記全てのフレームを送信することを特徴と
    する請求項11記載の再生装置。
  13. 【請求項13】 前記復号化手段が復号化したデジタル
    ビデオ信号を一時的に蓄積する第2一時蓄積手段を備
    え、 前記送信手段は、前記第2一時蓄積手段に蓄積されてい
    るフレームを送信することができることを特徴とする請
    求項11または12記載の再生装置。
  14. 【請求項14】 前記送信手段が送信するデジタルビデ
    オ信号には、前記送信手段が送信するデジタルビデオ信
    号を処理する処理装置が処理することができる内容であ
    って、前記判定結果の内容が付加されていることを特徴
    とする請求項11から13のいずれかに記載の再生装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1から10のいずれかに記載の
    記録装置と、請求項11から14のいずれかに記載の再
    生装置とを備えたことを特徴とするVTR(Video
    Tape Recorder)。
  16. 【請求項16】 請求項1から10のいずれかに記載の
    記録装置の各構成手段の全部または一部の各機能を、お
    よび/または、請求項11から14のいずれかに記載の
    再生装置の各構成手段の全部または一部の各機能を、コ
    ンピュータにより実現させるためのプログラムを格納し
    たことを特徴とするプログラム記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079685A1 (fr) * 2002-03-19 2003-09-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede de conversion secondaire d'un format signal video, procede de transmission d'un signal code et appareil de transmission d'un code temporel
WO2023071589A1 (zh) * 2021-10-26 2023-05-04 Oppo广东移动通信有限公司 显示设备的数据处理方法、装置、存储介质与显示设备

Cited By (3)

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WO2023071589A1 (zh) * 2021-10-26 2023-05-04 Oppo广东移动通信有限公司 显示设备的数据处理方法、装置、存储介质与显示设备

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