JP3075034B2 - 画像・音声復号化装置 - Google Patents
画像・音声復号化装置Info
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- JP3075034B2 JP3075034B2 JP05218477A JP21847793A JP3075034B2 JP 3075034 B2 JP3075034 B2 JP 3075034B2 JP 05218477 A JP05218477 A JP 05218477A JP 21847793 A JP21847793 A JP 21847793A JP 3075034 B2 JP3075034 B2 JP 3075034B2
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- Japan
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- audio
- processing
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この本発明は、画像・音声復号化
装置に関し、特に、画像記録媒体から再生された画像デ
ータと音声記録媒体から再生された音声データとを同期
再生させる同期再生装置に関する。
装置に関し、特に、画像記録媒体から再生された画像デ
ータと音声記録媒体から再生された音声データとを同期
再生させる同期再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】画像と音声とを同期させて再生する装置
の第１の従来例として特開昭６３−２０５８４９号公報
に開示されている装置がある。この再生装置は画像デー
タを記録する光ディスク及び音声データを記録する磁気
テープのそれぞれにコードを予め記録しており、再生時
に、両者のコードを比較することにより、画像及び音声
を同期的に再生するものである。
の第１の従来例として特開昭６３−２０５８４９号公報
に開示されている装置がある。この再生装置は画像デー
タを記録する光ディスク及び音声データを記録する磁気
テープのそれぞれにコードを予め記録しており、再生時
に、両者のコードを比較することにより、画像及び音声
を同期的に再生するものである。
【０００３】それぞれ独立して圧縮した画像・音声デー
タを圧縮時に同期化し、記録しておく構成においては、
伸張時にそれぞれのデータを分離し、データの先頭部だ
けを合わせて伸張再生を行う第２の従来例がある。
タを圧縮時に同期化し、記録しておく構成においては、
伸張時にそれぞれのデータを分離し、データの先頭部だ
けを合わせて伸張再生を行う第２の従来例がある。
【０００４】また、上記第１の従来例の構成において
は、動画符号化方式の国際標準化委員会（ＩＳＯ−ＩＥ
Ｃ／ＪＴＣ１／ＳＣ２／ＷＧ１１）にて議論され標準案
として提案されている蓄積メディア用動画符号化方式の
ように、符号化時に画像データと音声データが記録され
る主データ領域と、例えば曲番号やアドレス情報等の各
種制御情報が記録されるサブコードデータ領域を設ける
第３の従来例がある。この場合、画像と音声データの区
切りにタイムコードを記録し同期を取り、復号化時に、
両方のタイムコードを復号化装置が持つシステムクロッ
クと比較し、どちらかの信号をバッファから早く読みだ
すか、読み出しを中止するかを判定し、同期的に再生を
行っている。
は、動画符号化方式の国際標準化委員会（ＩＳＯ−ＩＥ
Ｃ／ＪＴＣ１／ＳＣ２／ＷＧ１１）にて議論され標準案
として提案されている蓄積メディア用動画符号化方式の
ように、符号化時に画像データと音声データが記録され
る主データ領域と、例えば曲番号やアドレス情報等の各
種制御情報が記録されるサブコードデータ領域を設ける
第３の従来例がある。この場合、画像と音声データの区
切りにタイムコードを記録し同期を取り、復号化時に、
両方のタイムコードを復号化装置が持つシステムクロッ
クと比較し、どちらかの信号をバッファから早く読みだ
すか、読み出しを中止するかを判定し、同期的に再生を
行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の第１の従来例で
は、記録媒体である光ディスク及び磁気テープに再生す
るために必要な各種制御情報を予め記録しておかなけれ
ばならない。そのため各種制御情報を記録する領域を設
けたり、符号化装置と復号化装置間で制御情報を対応さ
せておく必要があり、光ディスク及び磁気テープの記録
が煩雑になるという欠点がある。
は、記録媒体である光ディスク及び磁気テープに再生す
るために必要な各種制御情報を予め記録しておかなけれ
ばならない。そのため各種制御情報を記録する領域を設
けたり、符号化装置と復号化装置間で制御情報を対応さ
せておく必要があり、光ディスク及び磁気テープの記録
が煩雑になるという欠点がある。
【０００６】画像・音声データを圧縮時に同期化し、伸
張時にデータの先頭部だけを合わせて再生を行う第２の
従来例では、画像データが複雑な画像で復号部での処理
時間が長くかかる場合、画像データの再生が遅れ、音声
データとの同期がとれないという問題が生じる。
張時にデータの先頭部だけを合わせて再生を行う第２の
従来例では、画像データが複雑な画像で復号部での処理
時間が長くかかる場合、画像データの再生が遅れ、音声
データとの同期がとれないという問題が生じる。
【０００７】また、上記の委員会にて提案されている第
３の従来例では、符号化装置に対応した復号化装置を用
意しなければならず、符号化装置とはシステムクロック
が異なったり、符号化時に記録した各種制御情報を読め
ない復号化装置では再生することが出来ない。
３の従来例では、符号化装置に対応した復号化装置を用
意しなければならず、符号化装置とはシステムクロック
が異なったり、符号化時に記録した各種制御情報を読め
ない復号化装置では再生することが出来ない。
【０００８】そこで、本発明は上記の問題を解決し、復
号時における画像データと音声データとの時間的なずれ
を補間し、同期再生を可能とする画像・音声復号化装置
を提供することを目的とする。
号時における画像データと音声データとの時間的なずれ
を補間し、同期再生を可能とする画像・音声復号化装置
を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、画像信号及び音声信号をそれぞれ圧縮
し、記録した記録媒体から、圧縮画像データ及び圧縮音
声データをそれぞれ伸長し、同期再生する画像・音声復
号化装置において、画像の処理フレームに一致する音声
データを単位データとして分割し、単位データの終了位
置に音声データとは認識しないトランスペアレントな特
定のコードを割り当てる手段と、前記コードをもとに画
像の伸張処理と音声の伸張処理との処理時間差を検出す
る手段と、前記画像の伸張処理時間が前記音声の伸張処
理時間より長い場合は前記音声信号に前記処理時間差分
のデータを補間する手段と、前記音声の伸張処理時間が
前記画像の伸張処理時間より長い場合は前記画像信号を
前記処理時間差分表示し続ける手段とを具備することを
特徴とする。
めに、本発明は、画像信号及び音声信号をそれぞれ圧縮
し、記録した記録媒体から、圧縮画像データ及び圧縮音
声データをそれぞれ伸長し、同期再生する画像・音声復
号化装置において、画像の処理フレームに一致する音声
データを単位データとして分割し、単位データの終了位
置に音声データとは認識しないトランスペアレントな特
定のコードを割り当てる手段と、前記コードをもとに画
像の伸張処理と音声の伸張処理との処理時間差を検出す
る手段と、前記画像の伸張処理時間が前記音声の伸張処
理時間より長い場合は前記音声信号に前記処理時間差分
のデータを補間する手段と、前記音声の伸張処理時間が
前記画像の伸張処理時間より長い場合は前記画像信号を
前記処理時間差分表示し続ける手段とを具備することを
特徴とする。
【００１０】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１１】以下、主として非対象圧縮に対して用いる
画像・音声再生装置を適用した実施例について、図１に
より詳細に説明する。本実施例では記録媒体として光デ
ィスクに限るものではなく、例えば磁気ディスクや静電
容量方式のディスクでも実施することが可能である。
画像・音声再生装置を適用した実施例について、図１に
より詳細に説明する。本実施例では記録媒体として光デ
ィスクに限るものではなく、例えば磁気ディスクや静電
容量方式のディスクでも実施することが可能である。
【００１２】図１の画像・音声復号化装置では、ＣＰＵ
１がＲＯＭ２に格納されたＢＩＯＳとＲＡＭ３内に展開
された制御プログラムを実行して動作する。キーボード
４またはポインティングデバイス５から再生装置へ命令
を入力する。記録媒体６は圧縮符号化された画像データ
と圧縮符号化された音声データとを記録しており、制御
プログラムによりＲＡＭ３内の領域にデータが読み込ま
れる。この時、読み込まれたデータには再生するために
必要な各種制御情報は含まれていない。受信部７は圧縮
符号化された画像データと圧縮符号化された音声データ
とを伝送路８から受信する。ＲＡＭ３に読み込まれた圧
縮画像データはエントロピー復号化器１０で復号化さ
れ、逆量子化器１１で逆量子化され、逆離散コサイン変
換器１２で逆離散コサイン変換され、Ｙ／Ｃ合成器１３
で輝度信号と色差信号が合成され、Ｄ／Ａ変換器１４で
アナログデータに変換され、画像信号として画像表示装
置に入力される。ＲＡＭ３に読み込まれた圧縮音声デー
タは音声復号化器１５で復号化され、Ｄ／Ａ変換器１４
でアナログデータに変換され、音声信号として音声出力
装置に入力される。
１がＲＯＭ２に格納されたＢＩＯＳとＲＡＭ３内に展開
された制御プログラムを実行して動作する。キーボード
４またはポインティングデバイス５から再生装置へ命令
を入力する。記録媒体６は圧縮符号化された画像データ
と圧縮符号化された音声データとを記録しており、制御
プログラムによりＲＡＭ３内の領域にデータが読み込ま
れる。この時、読み込まれたデータには再生するために
必要な各種制御情報は含まれていない。受信部７は圧縮
符号化された画像データと圧縮符号化された音声データ
とを伝送路８から受信する。ＲＡＭ３に読み込まれた圧
縮画像データはエントロピー復号化器１０で復号化さ
れ、逆量子化器１１で逆量子化され、逆離散コサイン変
換器１２で逆離散コサイン変換され、Ｙ／Ｃ合成器１３
で輝度信号と色差信号が合成され、Ｄ／Ａ変換器１４で
アナログデータに変換され、画像信号として画像表示装
置に入力される。ＲＡＭ３に読み込まれた圧縮音声デー
タは音声復号化器１５で復号化され、Ｄ／Ａ変換器１４
でアナログデータに変換され、音声信号として音声出力
装置に入力される。
【００１３】以上の構成で、画像の伸張処理と音声の伸
張処理との時間差（遅延時間）を検出し、音声データに
遅延時間分の符号化時に付加されていないデータを補間
すること、または映像信号を遅延時間分表示し続けるこ
とにより、画像と音声の同期再生を可能にする手段を以
下に述べる。
張処理との時間差（遅延時間）を検出し、音声データに
遅延時間分の符号化時に付加されていないデータを補間
すること、または映像信号を遅延時間分表示し続けるこ
とにより、画像と音声の同期再生を可能にする手段を以
下に述べる。
【００１４】図２は前処理部９内で、映像の処理フレー
ム（１フレーム）に一致する音声のデータを単位データ
として分割し、単位データの終了位置に音声データとは
認識しないトランスペアレントな特定のコード（ここで
は、実施例として０ｘｆｆ、０ｘ００、０ｘｆｆ、０ｘ
００の４バイトコードとする）を割り当てる場合を模式
的に示したものである。
ム（１フレーム）に一致する音声のデータを単位データ
として分割し、単位データの終了位置に音声データとは
認識しないトランスペアレントな特定のコード（ここで
は、実施例として０ｘｆｆ、０ｘ００、０ｘｆｆ、０ｘ
００の４バイトコードとする）を割り当てる場合を模式
的に示したものである。
【００１５】この実施例では、映像の処理フレームはア
プリケーションによって可変可能であるが、通常１秒間
に１５フレーム程度の処理速度で実行されるものとす
る。音声復号化器１５において、上記のコードを認識す
るとハードウエア割り込みにより、単位データの終了処
理処理が終了したというメッセージをＣＰＵ１に転送
し、処理終了時刻をＲＡＭ３に記憶する。エントロピー
復号化器１０において、処理フレームが終了した時、ハ
ードウエア割り込みにより、処理フレームの終了が終了
したというメッセージをＣＰＵ１に格納転送する。ＲＯ
Ｍ２に格納したプログラムにより、単位音声データの終
了時刻と処理フレームの終了時刻の差を計算し、遅延時
間とする。ここで図３に示すように音声の処理が映像の
処理より遅れた場合は遅延時間分映像を表示し続ける
が、映像の処理が音声の処理より遅れた場合は、図４に
示すように遅延時間（ｔ秒）をフレームレート（１５フ
レーム／秒）で割り、何単位のデータが不足しているか
を算出し、後処理部１６内で、Δｔ（フレーム間隔／任
意の整数値）単位毎に同じ音声データを補間し、映像信
号と音声信号を同時に出力する。
プリケーションによって可変可能であるが、通常１秒間
に１５フレーム程度の処理速度で実行されるものとす
る。音声復号化器１５において、上記のコードを認識す
るとハードウエア割り込みにより、単位データの終了処
理処理が終了したというメッセージをＣＰＵ１に転送
し、処理終了時刻をＲＡＭ３に記憶する。エントロピー
復号化器１０において、処理フレームが終了した時、ハ
ードウエア割り込みにより、処理フレームの終了が終了
したというメッセージをＣＰＵ１に格納転送する。ＲＯ
Ｍ２に格納したプログラムにより、単位音声データの終
了時刻と処理フレームの終了時刻の差を計算し、遅延時
間とする。ここで図３に示すように音声の処理が映像の
処理より遅れた場合は遅延時間分映像を表示し続ける
が、映像の処理が音声の処理より遅れた場合は、図４に
示すように遅延時間（ｔ秒）をフレームレート（１５フ
レーム／秒）で割り、何単位のデータが不足しているか
を算出し、後処理部１６内で、Δｔ（フレーム間隔／任
意の整数値）単位毎に同じ音声データを補間し、映像信
号と音声信号を同時に出力する。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像情報・音声情報を記録する媒体に予め同期制御信号
を記録しておく必要がなくなり、このためデータフォー
マットに依存することなしに自由に伸張・再生すること
ができる。また画像の伸張処理時間が音声の伸張処理時
間より長くなった場合、もしくは音声の伸張処理時間が
画像の伸張処理時間より長くなった場合でも、画像と音
声が同期をとって再生することができる。
画像情報・音声情報を記録する媒体に予め同期制御信号
を記録しておく必要がなくなり、このためデータフォー
マットに依存することなしに自由に伸張・再生すること
ができる。また画像の伸張処理時間が音声の伸張処理時
間より長くなった場合、もしくは音声の伸張処理時間が
画像の伸張処理時間より長くなった場合でも、画像と音
声が同期をとって再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図２】図１の実施例でのコードの割当てを示した模式
図である。
図である。
【図３】図１の実施例で音声処理が遅れた場合の概念図
である。
である。
【図４】図１の実施例で画像処理が遅れた場合の概念図
である。
である。
１ ＣＰＵ ２ ＲＯＭ ３ ＲＡＭ ４ キーボード ５ ポインティングデバイス ６ 記録媒体 ７ 受信部 ８ 伝送路 ９ 前処理部 １０ エントロピー復号化器 １１ 逆量子化器 １２ 逆ＤＣＴ器 １３ Ｙ／Ｃ合成器 １４ Ａ／Ｄ変換器 １５ 音声復号化器 １６ 後処理部
Claims (1)
- 【請求項１】画像信号及び音声信号をそれぞれ圧縮し、
記録した記録媒体から、圧縮画像データ及び圧縮音声デ
ータをそれぞれ伸長し、同期再生する画像・音声復号化
装置において、画像の処理フレームに一致する音声デー
タを単位データとして分割し、単位データの終了位置に
音声データとは認識しないトランスペアレントな特定の
コードを割り当てる手段と、前記コードをもとに画像の
伸張処理と音声の伸張処理との処理時間差を検出する手
段と、前記画像の伸張処理時間が前記音声の伸張処理時
間より長い場合は前記音声信号に前記処理時間差分のデ
ータを補間する手段と、前記音声の伸張処理時間が前記
画像の伸張処理時間より長い場合は前記画像信号を前記
処理時間差分表示し続ける手段とを具備することを特徴
とする画像・音声復号化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05218477A JP3075034B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 画像・音声復号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05218477A JP3075034B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 画像・音声復号化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0775059A JPH0775059A (ja) | 1995-03-17 |
| JP3075034B2 true JP3075034B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=16720550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05218477A Expired - Fee Related JP3075034B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 画像・音声復号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075034B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3000949B2 (ja) | 1997-02-12 | 2000-01-17 | 日本電気株式会社 | 音声・画像同期圧縮再生装置及びその方法 |
| JP3063838B2 (ja) * | 1997-10-02 | 2000-07-12 | 日本電気株式会社 | オーディオ・ビデオ同期再生装置および方法 |
| JP4595247B2 (ja) * | 2001-05-29 | 2010-12-08 | ソニー株式会社 | データ再生方法、データ再生制御プログラムおよびデータ再生装置 |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP05218477A patent/JP3075034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0775059A (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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