JPH05344494A - Mpeg動画像の早送り再生方式 - Google Patents

Mpeg動画像の早送り再生方式

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JPH05344494A
JPH05344494A JP17743592A JP17743592A JPH05344494A JP H05344494 A JPH05344494 A JP H05344494A JP 17743592 A JP17743592 A JP 17743592A JP 17743592 A JP17743592 A JP 17743592A JP H05344494 A JPH05344494 A JP H05344494A
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JP
Japan
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frame
independent
frames
picture
fast
Prior art date
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Pending
Application number
JP17743592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Matsubara
重徳 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05344494A publication Critical patent/JPH05344494A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MPEG方式の動画像において、表示に必要
な最小限の画像の信号化を行うだけでよく、かつ簡単で
迅速な処理が可能な早送り再生方式を提供する。 【構成】 早送り再生に使用する所定の間隔に間引きし
たフレームを選択する場合に、この間隔に最も近い独立
フレームI0、I7、I17のみを選択し表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独立に符号化された独
立フレームを任意の間隔おきに含めて予測符号化された
画像信号を蓄積した記録媒体の早送り再生方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】動画像信号の帯域圧縮の際、各フレーム
間の相関を利用するフレーム間予測符号化は広く利用さ
れている。このフレーム間予測符号化は、すでに符号化
した前のフレームの信号から現在のフレームの信号を予
測し、予測した信号と現在の信号との間の予測誤差が符
号化される。一般的な動画では、フレーム間の相関関係
が非常に強いため、動画像がかなり似ているので、この
符号化は大変優れたものである。しかし、この符号化で
は符号誤りや送受信側でのミスマッチによる誤差が累積
し、その上連続したフレームの中から1つのフレームを
復号するには、データが過去の積み重ねとなっているの
で、過去のすべてのデータが必要となってしまう。
【0003】この欠点を解消するためにMPEG方式の
予測符号化方式が提案されている(特開平2−1923
78号公報および特開平2−285816号公報)。こ
こでは予測符号化されたフレームの中に任意の間隔で独
立に符号化した独立フレームが挿入されており、予測符
号化は、前後の独立フレームの信号に基づいて行われ
る。
【0004】このMPEG方式では、各フレームは、I
ピクチャ(独立フレーム)、およびPピクチャおよびB
ピクチャ(非独立フレーム)から構成されている。ここ
で、Iピクチャは独立フレームに相当するにので、この
ピクチャは独立して符号化される。一方、Pピクチャと
Bピクチャは非独立フレームに相当するので独立して符
号化することができない。そのため、Pピクチャは前の
Iピクチャ又はPピクチャに基づいて符号化され、かつ
Bピクチャは前と後のIピクチャ又はPピクチャに基づ
いて符号化される。従って、連続したフレームの中から
1つのフレームを復号化しようとする場合、当該のフレ
ームがIピクチャであれば、そのフレームだけで復号化
できるが、Pピクチャ又はBピクチャであった場合に
は、復号化のために予測の際に利用した近接フレームも
同時に復号化する必要が生じてしまう。
【0005】また、早送り再生の場合には、連続したフ
レームの中から早送りの速度倍率に応じて所定の間隔お
きに表示すべきフレームを選択する必要が生じる。ここ
で、この選択すべきフレームの間隔と独立フレームの間
隔が一致するとは限らない。そのため、MPEG方式に
おける早送り再生の際には、常に表示すべきフレームの
ピクチャよりずっと多くのピクチャを復号化しなければ
ならず、早送り再生の処理は複雑であり、かつ時間がか
かり、場合によっては早送りのスピードに追いつかない
ことがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はMP
EG方式の動画像において、表示に必要な最小限の画像
の復号化を行うだけで早送り再生が可能であり、かつ簡
単かつ迅速な処理で早送り再生が可能な方式を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1および請求項2
記載の発明によればこの目的は次のようにして達成され
る。すなわち早送り再生のときには、所定の間隔を置い
て間引きした表示フレームを指定するが、そのとき指定
されたフレームが独立フレームであり、Iピクチャとし
て符号化されたものであれば、そのフレームはそのまま
表示に供することができる。しかしそのとき指定された
フレームが独立フレームでなく、P又はBピクチャとし
て符号化されたものであったならば、当該の指定された
フレームに時間的に最も近い前又は後の独立フレームを
改めて選択して表示に供する。それにより無駄な処理を
省くことができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を以下図1ないし図3を参照
して詳細に説明する。図1は、MPEG方式の画像シー
ケンスの一例を示している。ここではNo.0からN
o.19までのフレームが図示されている。ここで、文
字Iで示されたフレームが、独立フレームであり、Iピ
クチャとして独立に符号化されている。また、Bおよび
Pで示されたフレームは、非独立フレームであり、Bま
たはPピクチャとして予測符号化されている。
【0009】ここで8フレーム毎にフレームを表示する
早送り再生を行う場合には、まず第1にフレーム0を選
択するが、このフレームは独立フレームI0であるた
め、そのまま表示される。つぎにフレーム8を選択す
る。このフレームは非独立フレームB8であるため、近
接位置にある独立フレームを捜す。そして、フレーム7
が独立フレームI7であるので、フレームB8の代わり
に独立のフレームI7を表示する。続いて、フレーム1
6を選択するが、これも非独立フレームB16であるの
で、代わりに独立のフレームI17を表示する。図中に
おいて8フレーム毎のフレームには※印が付されてい
る。また、実際に表示に使われるフレームには#印が付
されている。
【0010】上記のように表示フレームを選定すれば、
実際には表示しないピクチャを復号化する必要はなくな
る。表示するピクチャ間の時間間隔は一定ではないが、
早送り再生にはなんら問題はない。
【0011】MPEG方式の動画符号化復号化システム
の全体のブロック図は図2に示してある。ここにおい
て、動画信号が入力される入力装置1から種々のフォー
マットの動画像信号が入力される。次に、前処理器2
は、入力装置1から入力された信号を符号器3で符号化
するのに必要なフォーマットに変換するための処理を行
う。この符号器3は、入力された動画像を、できるだけ
劣化の少ないままデータ量を落としてビットストリーム
とする。蓄積装置4は、CD(コンパクトディスク)、
DAT(デジタルオーディオテープ)、HD(ハードデ
ィスク)等の記録装置からなる。復号器5では、ビット
ストリームから動画像を再生する。さらに、後処理器6
では、出力ディスプレイの仕様に従い、ライン補間、画
素補間、レート変換、フレームフィールド変換、画素の
縦横比の変換等のフォーマット変換が行われる。そし
て、再生された動画像は、表示装置7に表示される。
【0012】図3は復号器5のブロック図である。フレ
ーム選択装置11は、早送り再生の場合、早送りの速度
に応じた間隔でフレームを選択し、これをバッファ12
に供給する。この場合選択されるフレームは、前記間隔
に最も近い独立フレームである。また、通常再生の場合
にはすべてのフレームが順次バッファに供給される。
【0013】バッファ12から読出されたデータは、逆
VLC器13で復号化される。そして、復号化されたデ
ータは、逆量子化器14で逆量子化される。続いて、逆
DCT器15で逆DCTされる。前記のようにこの実施
例による早送り再生方式では、再生されるフレームは、
すべて独立フレームなので、フレームメモリ及び予測器
17は使用されず、加算器16においてはなにも加算さ
れずに(0を加算して)出力されることになる。通常再
生の場合には予測符号化されたフレームの再生も行う
が、その場合には予測に使用した画像のデータは、フレ
ームメモリ及び予測器17に蓄積され、予測画像を形成
し、これを加算器16において画像信号に加算する。
【0014】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明によ
れば、早送り再生の場合に独立フレームのみを表示する
ので、余分な画像の復号化処理が不要となる。そのた
め、処理が簡単かつ迅速になり、再生画像も安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEG方式の画像シーケンスの一例を示す図
である。
【図2】MPEG方式の画像符号化復号化システムのブ
ロック図である。
【図3】復号器のブロック図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 前処理器 3 符号器 4 蓄積装置 5 復号器 6 後処理器 7 表示装置 11 フレーム選択装置 12 バッファ 13 逆VLC器 14 逆量子化器 15 逆DCT器 16 加算器 17 フレームメモリ及び予測器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して入力される画像信号の連続した
    フレームのうち任意の間隔おきに独立フレームを設定し
    てこれを独立に符号化し、前記独立フレーム間の非独立
    フレームの符号化の際には前後の独立フレームの信号か
    ら予測信号を形成し、この予測信号に基づいて非独立フ
    レームの信号を予測し、その予測誤差を符号化するMP
    EG動画像の早送り再生方式において、MPEG方式の
    動画像復号装置で早送り再生を行うとき、所定の間隔お
    きに表示フレームを指定し、指定されたフレームが独立
    フレームであった場合にはそのフレームを表示に供し、
    独立フレームでなかっ場合にはそのフレームに時間的に
    最も近い独立フレームを表示に供することを特徴とする
    MPEG動画像の早送り再生方式。
  2. 【請求項2】 8枚毎に表示フレームを指定し、この指
    定されたフレームが独立フレームであるIピクチャであ
    った場合はそのフレームを表示に供し、非独立フレーム
    であるPピクチャまたはBピクチャであった場合には、
    そのフレームに時間的に最も近い独立フレームを表示に
    供することを特徴とする請求項1記載のMPEG動画像
    の早送り再生方式。
JP17743592A 1992-06-10 1992-06-10 Mpeg動画像の早送り再生方式 Pending JPH05344494A (ja)

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