JP3025720B2 - 画像伝送装置 - Google Patents
画像伝送装置Info
- Publication number
- JP3025720B2 JP3025720B2 JP8532692A JP8532692A JP3025720B2 JP 3025720 B2 JP3025720 B2 JP 3025720B2 JP 8532692 A JP8532692 A JP 8532692A JP 8532692 A JP8532692 A JP 8532692A JP 3025720 B2 JP3025720 B2 JP 3025720B2
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- Japan
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- data
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル回線を利用して
音声信号と画像信号を送受信する画像伝送装置に関する
ものである。
音声信号と画像信号を送受信する画像伝送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ回線に対してデジタル化された
ISDN回線では、同時に複数の回線が使用出来るとい
う特徴を生かし、音声と同時に画像等の非音声データも
送ることができ、これにより送られた画像を見ながら電
話で打ち合わせをするといったことが可能になってい
る。
ISDN回線では、同時に複数の回線が使用出来るとい
う特徴を生かし、音声と同時に画像等の非音声データも
送ることができ、これにより送られた画像を見ながら電
話で打ち合わせをするといったことが可能になってい
る。
【0003】更に、ISDN回線では複数の画面分の画
像メモリと複数の表示装置を設け、同時に複数の画像を
見ながら打ち合わせをするといったようなことも可能に
なっている。しかし、通常1画面しか必要でない場合も
多々有り、複数の画面分の画像メモリが無駄になってい
る。また、画像メモリも表示装置も有限であるため、そ
れ以上の画面を受信する場合には、画面を更新する前に
古い画像を記録する必要が生じる。
像メモリと複数の表示装置を設け、同時に複数の画像を
見ながら打ち合わせをするといったようなことも可能に
なっている。しかし、通常1画面しか必要でない場合も
多々有り、複数の画面分の画像メモリが無駄になってい
る。また、画像メモリも表示装置も有限であるため、そ
れ以上の画面を受信する場合には、画面を更新する前に
古い画像を記録する必要が生じる。
【0004】これにはフロッピーのような記録媒体が用
いられるが、記録媒体の容量が足りなくなった場合、メ
ディアを交換したり古いデータを消去してから記録して
おり、また画像データの蓄積そのものを忘れてしまうと
いうことがあった。
いられるが、記録媒体の容量が足りなくなった場合、メ
ディアを交換したり古いデータを消去してから記録して
おり、また画像データの蓄積そのものを忘れてしまうと
いうことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の技術で
は画像データを蓄積するのを忘れたり、蓄積する際に記
録媒体の容量が不足して記録できないと云う問題があっ
た。
は画像データを蓄積するのを忘れたり、蓄積する際に記
録媒体の容量が不足して記録できないと云う問題があっ
た。
【0006】また、複数の画面を表示できる画像メモリ
を備えていても、表示する必要がなければ画像メモリが
利用されず、画像メモリの有効利用ができなかった。
を備えていても、表示する必要がなければ画像メモリが
利用されず、画像メモリの有効利用ができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
欠点に鑑みて発明されたものであり、符号化された画像
データを送受信する画像伝送装置において、画面表示用
の複数のモニタにそれぞれ対応した複数の領域を有し、
該それぞれの領域が表示用の画像データの蓄積と記録用
の画像データの蓄積を兼用している画像メモリと、受信
した符号化画像データを元の画像データに復号化して表
示用として前記画像メモリに蓄積させるとともに、その
画像メモリの表示用として使用していない空き領域に前
記符号化画像データを復号化せずに記録用として蓄積さ
せる手段と、前記記録用として蓄積した符号化画像デー
タを表示するときは元の画像データに復号化してから再
度前記画像メモリに蓄積する手段とを有している。
欠点に鑑みて発明されたものであり、符号化された画像
データを送受信する画像伝送装置において、画面表示用
の複数のモニタにそれぞれ対応した複数の領域を有し、
該それぞれの領域が表示用の画像データの蓄積と記録用
の画像データの蓄積を兼用している画像メモリと、受信
した符号化画像データを元の画像データに復号化して表
示用として前記画像メモリに蓄積させるとともに、その
画像メモリの表示用として使用していない空き領域に前
記符号化画像データを復号化せずに記録用として蓄積さ
せる手段と、前記記録用として蓄積した符号化画像デー
タを表示するときは元の画像データに復号化してから再
度前記画像メモリに蓄積する手段とを有している。
【0008】
【0009】
【作用】従って、本発明では自動的に画像メモリに画像
データを蓄積することになるから画像データの記録もれ
を防止できる。しかも、通信中に記憶装置の容量不足に
よるメディアの交換等の煩わしい作業を行う必要も無く
記録も電気的に瞬時に行われるので、ファイルアクセス
も短時間で済み、会話が円滑に行える。
データを蓄積することになるから画像データの記録もれ
を防止できる。しかも、通信中に記憶装置の容量不足に
よるメディアの交換等の煩わしい作業を行う必要も無く
記録も電気的に瞬時に行われるので、ファイルアクセス
も短時間で済み、会話が円滑に行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明に係る画像伝送装置の一実施
例を示すブロック的電気回路図であり、その構成並びに
動作は次の通りである。
に説明する。図1は本発明に係る画像伝送装置の一実施
例を示すブロック的電気回路図であり、その構成並びに
動作は次の通りである。
【0011】[音声通信機能] (送信)音声の送信時には音声はハンドセット1から入
力され、アナログ信号処理回路3で適宜処理を施された
後、D/A&A/D変換回路4によりデジタルの音声デ
ータに変換される。
力され、アナログ信号処理回路3で適宜処理を施された
後、D/A&A/D変換回路4によりデジタルの音声デ
ータに変換される。
【0012】この変換された音声データは音声コーディ
ック回路5により符号化される。この符号化されたデー
タはマルチプレクサ6により画像の符号化データと合成
され、通信インターフェイス7により、デジタル通信回
線(ISDN)を介して相手端末に送られる。又、受信
時にはデジタル通信回線から信号を受信した端末側はマ
ルチプレクサ6により音声の符号化データと画像の符号
化データに分離し、符号化された音声データを音声コー
ディック回路5により再生し、D/A&A/D変換回路
4でアナログ信号に変換してからアナログ信号処理回路
3で信号処理され、ハンドセット1若しくはスピーカー
2から出力する。
ック回路5により符号化される。この符号化されたデー
タはマルチプレクサ6により画像の符号化データと合成
され、通信インターフェイス7により、デジタル通信回
線(ISDN)を介して相手端末に送られる。又、受信
時にはデジタル通信回線から信号を受信した端末側はマ
ルチプレクサ6により音声の符号化データと画像の符号
化データに分離し、符号化された音声データを音声コー
ディック回路5により再生し、D/A&A/D変換回路
4でアナログ信号に変換してからアナログ信号処理回路
3で信号処理され、ハンドセット1若しくはスピーカー
2から出力する。
【0013】[画像通信機能] (送信)画像の送信時にはカメラ8で撮像した、或いは
外部より入力された画像信号はアナログ信号処理回路9
で信号処理された後、D/A&A/D変換回路11に送
られ、デジタルの画像データに変換されてビデオインタ
ーフェイス12を介して画像メモリ13に取り込まれ
る。そして、画像メモリ13から読み出された画像デー
タは画像コーディック回路14により符号化され、マル
チプレクサ6で音声の符号化データと合成され、通信イ
ンターフェイス7を介して相手端末に送られる。
外部より入力された画像信号はアナログ信号処理回路9
で信号処理された後、D/A&A/D変換回路11に送
られ、デジタルの画像データに変換されてビデオインタ
ーフェイス12を介して画像メモリ13に取り込まれ
る。そして、画像メモリ13から読み出された画像デー
タは画像コーディック回路14により符号化され、マル
チプレクサ6で音声の符号化データと合成され、通信イ
ンターフェイス7を介して相手端末に送られる。
【0014】(受信)又、画像の受信時には受信信号は
通信インターフェイス7を経てマルチプレクサ回路7に
入り、該マルチプレクサ回路7で音声の符号化データと
画像の符号化データに分離される(図3参照)。このと
きCPU18はデータフラグの有無により画像の符号化
データがあるかどうかを判別し、フラグがあれば画像の
符号化データが続いて送信されるので画像コーディック
回路14に送出し、画像データに再生(復号)して画像
メモリ13に蓄積する。画像メモリ13に蓄積された符
号化データはビデオインターフェイス12を介して、D
/A&A/D変換回路11によりアナログ信号に変換さ
れ、アナログ信号処理回路9でモニタ10に表示され
る。
通信インターフェイス7を経てマルチプレクサ回路7に
入り、該マルチプレクサ回路7で音声の符号化データと
画像の符号化データに分離される(図3参照)。このと
きCPU18はデータフラグの有無により画像の符号化
データがあるかどうかを判別し、フラグがあれば画像の
符号化データが続いて送信されるので画像コーディック
回路14に送出し、画像データに再生(復号)して画像
メモリ13に蓄積する。画像メモリ13に蓄積された符
号化データはビデオインターフェイス12を介して、D
/A&A/D変換回路11によりアナログ信号に変換さ
れ、アナログ信号処理回路9でモニタ10に表示され
る。
【0015】(画像データのメモリへの蓄積)CPU1
8は画像の符号化データを画像コーディック回路14に
送る一方、空いている画像メモリ13を検索し、空いて
いる画像メモリ13があれば符号化データのバッファと
して使用し(図2参照)、画像の符号化データをその画
像メモリ13(図2では画像メモリ13−5)に蓄積す
る。画像メモリ13に送られた符号化データはインデッ
クスとして回線の接続された時間と画像の送られた順番
と共に蓄積される。例えば時間が午後6時20分15
秒,順番が3枚目であれば“18:20:15−3”と
いうインデックスで記録される。
8は画像の符号化データを画像コーディック回路14に
送る一方、空いている画像メモリ13を検索し、空いて
いる画像メモリ13があれば符号化データのバッファと
して使用し(図2参照)、画像の符号化データをその画
像メモリ13(図2では画像メモリ13−5)に蓄積す
る。画像メモリ13に送られた符号化データはインデッ
クスとして回線の接続された時間と画像の送られた順番
と共に蓄積される。例えば時間が午後6時20分15
秒,順番が3枚目であれば“18:20:15−3”と
いうインデックスで記録される。
【0016】(画像データのメモリからの再生)上記画
像メモリ13に蓄積された画像を再度読み出す場合に
は、図示しないキーボード中の読み出しキーを押すこと
により、CPU18の指令に基づいて画像メモリ13か
ら画像の符号化データが読み出された後、画像コーディ
ック回路14により画像データに再生されると共に別の
画像メモリ13に入力され、その後ビデオインターフェ
イス12,D/A&A/D変換回路11及びアナログ信
号処理回路9を経てモニタ10に表示される。
像メモリ13に蓄積された画像を再度読み出す場合に
は、図示しないキーボード中の読み出しキーを押すこと
により、CPU18の指令に基づいて画像メモリ13か
ら画像の符号化データが読み出された後、画像コーディ
ック回路14により画像データに再生されると共に別の
画像メモリ13に入力され、その後ビデオインターフェ
イス12,D/A&A/D変換回路11及びアナログ信
号処理回路9を経てモニタ10に表示される。
【0017】符号化データを記録する画像メモリ13は
最低1画面分あるが、符号化データは元の画像データの
1/30乃至1/40に圧縮されるため、画像メモリ1
につき約30画面分のデータを記録できる。
最低1画面分あるが、符号化データは元の画像データの
1/30乃至1/40に圧縮されるため、画像メモリ1
につき約30画面分のデータを記録できる。
【0018】(画像の外部記憶装置への自動記録)上記
画像伝送装置において画像の符号化データが全ての画像
メモリ13に蓄積されると、CPU18はこれを検知し
て割り込み処理によりフロッピーディスク(FDD)1
5,ハードディスク(HDD)16或いはプリンタ17
にデータを(DMA)21を用いて自動的に記録する。
画像伝送装置において画像の符号化データが全ての画像
メモリ13に蓄積されると、CPU18はこれを検知し
て割り込み処理によりフロッピーディスク(FDD)1
5,ハードディスク(HDD)16或いはプリンタ17
にデータを(DMA)21を用いて自動的に記録する。
【0019】(本発明の利用形態)本発明に係る画像伝
送装置は上述のように構成され、その利用形態を図4に
示す。上述のように、本発明の画像伝送装置は5つの画
像メモリ13を持っているため、図のように5画面を別
々のモニタ10−1乃至10−5に表示し、5画面の異
なった画像を同時に映し出し、比較検討することができ
る。
送装置は上述のように構成され、その利用形態を図4に
示す。上述のように、本発明の画像伝送装置は5つの画
像メモリ13を持っているため、図のように5画面を別
々のモニタ10−1乃至10−5に表示し、5画面の異
なった画像を同時に映し出し、比較検討することができ
る。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば通信時に自動的に画像
メモリにデータを蓄積するので、データの記録もれを防
止できる。しかも、通信中の記憶装置の容量不足による
メディアの交換等の煩わしい作業を行う必要も無く記録
も電気的に瞬時に行われるので、ファイルアクセスも短
時間で済み、会話がスムーズに行え、また画像メモリを
有効に活用出来るという効果がある。
メモリにデータを蓄積するので、データの記録もれを防
止できる。しかも、通信中の記憶装置の容量不足による
メディアの交換等の煩わしい作業を行う必要も無く記録
も電気的に瞬時に行われるので、ファイルアクセスも短
時間で済み、会話がスムーズに行え、また画像メモリを
有効に活用出来るという効果がある。
【図1】 本発明に係る画像伝送装置の一実施例を示す
ブロック的電気回路図。
ブロック的電気回路図。
【図2】 本発明の画像伝送装置における画像データの
メモリへの蓄積系を示すブロック的電気回路図。
メモリへの蓄積系を示すブロック的電気回路図。
【図3】 本発明における画像処理の動作を説明するた
めのフローチャート。
めのフローチャート。
【図4】 本発明の画像伝送装置の利用形態を示す図。
1 ハンドリセット 3 アナログ信号処理回路 4 D/A&A/D変換回路 5 音声コーディック回路 7 通信インターフェイス 8 カメラ 9 アナログ信号処理回路 10 モニタ 11 D/A&A/D変換回路 12 ビデオインターフェイス 14 画像コーディック回路 15 フロッピーディスク 18 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 5/76 H04N 5/80 - 5/956 H04N 1/21 G06F 12/00 - 12/06
Claims (1)
- 【請求項1】符号化された画像データを送受信する画像
伝送装置において、 画面表示用の複数のモニタにそれぞれ対応した複数の領
域を有し、該それぞれの領域が表示用の画像データの蓄
積と記録用の画像データの蓄積を兼用している画像メモ
リと、 受信した符号化画像データを元の画像データに復号化し
て表示用として前記画像メモリに蓄積させるとともに、
その画像メモリの表示用として使用していない空き領域
に前記符号化画像データを復号化せずに記録用として蓄
積させる手段と、 前記記録用として蓄積した符号化画像データを表示する
ときは元の画像データに復号化してから再度前記画像メ
モリに蓄積する手段と、 を有することを特徴とする画像伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8532692A JP3025720B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 画像伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8532692A JP3025720B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 画像伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292221A JPH05292221A (ja) | 1993-11-05 |
JP3025720B2 true JP3025720B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=13855512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8532692A Expired - Fee Related JP3025720B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 画像伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025720B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3647063B2 (ja) * | 1994-06-28 | 2005-05-11 | キヤノン株式会社 | 会議システムの制御装置及び通信端末 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP8532692A patent/JP3025720B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05292221A (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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