JP2003078629A - ドアホン装置 - Google Patents
ドアホン装置Info
- Publication number
- JP2003078629A JP2003078629A JP2001266622A JP2001266622A JP2003078629A JP 2003078629 A JP2003078629 A JP 2003078629A JP 2001266622 A JP2001266622 A JP 2001266622A JP 2001266622 A JP2001266622 A JP 2001266622A JP 2003078629 A JP2003078629 A JP 2003078629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- data
- recording
- image
- slave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 近年のデジタルネットワーク住宅に対応し、
容易に親機と副親機との接続を可能にし設置性のよいド
アホン装置を得る。 【解決手段】 撮像部、マイク、呼出SWを有する子機
と、子機撮像部の画像を表示する画像表示部、マイク、
スピーカを有し子機とアナログ線で接続される親機と、
マイク、スピーカを有し親機と接続される少なくとも1
つ以上の副親機からなるドアホン装置において、親機及
び副親機は子機からの画像音声データを圧縮伸長するデ
ータ圧縮/伸長部と、親機と副親機とのデータ送受信を
行うデータ通信部を具備し、少なくとも親機は圧縮した
画像音声データの記録を行う記録部を備え、親機と副親
機とはローカルエリアネットワークで接続したものであ
る。
容易に親機と副親機との接続を可能にし設置性のよいド
アホン装置を得る。 【解決手段】 撮像部、マイク、呼出SWを有する子機
と、子機撮像部の画像を表示する画像表示部、マイク、
スピーカを有し子機とアナログ線で接続される親機と、
マイク、スピーカを有し親機と接続される少なくとも1
つ以上の副親機からなるドアホン装置において、親機及
び副親機は子機からの画像音声データを圧縮伸長するデ
ータ圧縮/伸長部と、親機と副親機とのデータ送受信を
行うデータ通信部を具備し、少なくとも親機は圧縮した
画像音声データの記録を行う記録部を備え、親機と副親
機とはローカルエリアネットワークで接続したものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、来訪者と通話を行
いながら来訪者の映像を視認できるドアホン装置のデー
タ通信方式、データ圧縮及び記録方式等に関するもので
ある。
いながら来訪者の映像を視認できるドアホン装置のデー
タ通信方式、データ圧縮及び記録方式等に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図15は従来のドアホン装置の構成を示
す図である。1は住宅の玄関脇などに設置されるドアホ
ン子機(以下子機という)であり、来訪時に居住者の呼
出しを行うための呼出しスイッチ2、訪問者が会話を行
う際の子機マイク3、子機スピーカ4、及び訪問者を撮
像する子機カメラ5で構成される。8は居住内の壁面等
に設置されるドアホン親機(以下親機という)であり、
居住者が通話する際の親機マイク14、親機スピーカ1
2及び来訪者の映像を映し出す表示部16とで構成さ
れ、前記子機1と無極性アナログ2線7で接続され、通
話の音声信号やカメラ信号はその無極性アナログ2線7
を介して伝送される。尚、親機8にカメラ撮像画像を静
止画として保存する機能を有するものも現在市販されて
いる。8´は前記親機8が設置された部屋とは別の部屋
に設置され、前記親機8と同様に来訪者への対応を可能
とする前記親機8と構成が同様の副親機であり、親機8
と無極性アナログ2線7で接続され、一般的には複数の
副親機8´を直列接続する方法がとられるが、図16に
おいては副親機8´を1台で示す。
す図である。1は住宅の玄関脇などに設置されるドアホ
ン子機(以下子機という)であり、来訪時に居住者の呼
出しを行うための呼出しスイッチ2、訪問者が会話を行
う際の子機マイク3、子機スピーカ4、及び訪問者を撮
像する子機カメラ5で構成される。8は居住内の壁面等
に設置されるドアホン親機(以下親機という)であり、
居住者が通話する際の親機マイク14、親機スピーカ1
2及び来訪者の映像を映し出す表示部16とで構成さ
れ、前記子機1と無極性アナログ2線7で接続され、通
話の音声信号やカメラ信号はその無極性アナログ2線7
を介して伝送される。尚、親機8にカメラ撮像画像を静
止画として保存する機能を有するものも現在市販されて
いる。8´は前記親機8が設置された部屋とは別の部屋
に設置され、前記親機8と同様に来訪者への対応を可能
とする前記親機8と構成が同様の副親機であり、親機8
と無極性アナログ2線7で接続され、一般的には複数の
副親機8´を直列接続する方法がとられるが、図16に
おいては副親機8´を1台で示す。
【0003】図16に従来のドアホン装置の機能構成ブ
ロック図を示す。前記子機1側は、前述の呼出しスイッ
チ2、子機マイク3、子機スピーカ4、子機カメラ5を
具備し、それらからの信号を子機変復調多重部6で変調
し多重化して、無極性アナログ2線7を通して前記親機
8に伝送する。親機8は、前記子機1から受けた信号を
変復調分離部9で復調分離し、前記呼出しスイッチ2に
よる呼出し信号に対しては呼出しスピーカ56を鳴ら
し、前記子機マイク3による音声信号に対しては音声信
号制御部57を介し、前記の親機マイク14、親機スピ
ーカ12からなる通話部58内の、前記親機スピーカ1
2を鳴らし、前記子機カメラ5による映像信号は映像信
号制御部59を通し、前記表示部16に映像表示され
る。また、例えば録画機能の備わったものは、前記映像
信号制御部59を介し、一時的に記録部18に保存さ
れ、必要に応じ再生される。親機8からの音声は前記通
話部58内の前記親機マイク14から入力され、音声信
号制御部57を介し、前記変復調分離部9で変調され、
前記子機1側へ送られる。子機1は該音声信号を復調
し、前記子機スピーカ4を鳴らす。また、子機1からの
前記副親機8´への信号は前記親機8で中継して、アナ
ログ2線7を介して伝送される。尚、副親機8´には前
記記録部18は備わっていない。
ロック図を示す。前記子機1側は、前述の呼出しスイッ
チ2、子機マイク3、子機スピーカ4、子機カメラ5を
具備し、それらからの信号を子機変復調多重部6で変調
し多重化して、無極性アナログ2線7を通して前記親機
8に伝送する。親機8は、前記子機1から受けた信号を
変復調分離部9で復調分離し、前記呼出しスイッチ2に
よる呼出し信号に対しては呼出しスピーカ56を鳴ら
し、前記子機マイク3による音声信号に対しては音声信
号制御部57を介し、前記の親機マイク14、親機スピ
ーカ12からなる通話部58内の、前記親機スピーカ1
2を鳴らし、前記子機カメラ5による映像信号は映像信
号制御部59を通し、前記表示部16に映像表示され
る。また、例えば録画機能の備わったものは、前記映像
信号制御部59を介し、一時的に記録部18に保存さ
れ、必要に応じ再生される。親機8からの音声は前記通
話部58内の前記親機マイク14から入力され、音声信
号制御部57を介し、前記変復調分離部9で変調され、
前記子機1側へ送られる。子機1は該音声信号を復調
し、前記子機スピーカ4を鳴らす。また、子機1からの
前記副親機8´への信号は前記親機8で中継して、アナ
ログ2線7を介して伝送される。尚、副親機8´には前
記記録部18は備わっていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のドア
ホン装置では、親機及び副親機を住宅内に設置する場
合、親機と副親機間とのアナログ接続線を安全面、美観
の点から、壁面裏を介して接続する方法が主流となって
いる。そして、殆どの住宅の場合、親機と各副親機はそ
れぞれ別の部屋に設置されるため、部屋間を跨ぐ敷設工
事に手間がかかり取り付け費用も高くなるという問題が
あった。
ホン装置では、親機及び副親機を住宅内に設置する場
合、親機と副親機間とのアナログ接続線を安全面、美観
の点から、壁面裏を介して接続する方法が主流となって
いる。そして、殆どの住宅の場合、親機と各副親機はそ
れぞれ別の部屋に設置されるため、部屋間を跨ぐ敷設工
事に手間がかかり取り付け費用も高くなるという問題が
あった。
【0005】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、近年、家庭内ローカルエリアネットワー
ク(LAN)を取り入れたデジタルネットワーク対応住
宅が普及し始めており、新築住宅では各部屋にはLAN
接続用モジュラージャックが予め標準組込み設置されて
いる場合が増えている。また既設住宅においても複数の
パソコンの同時インターネット接続を行う用途などから
LAN敷設工事を施すケースが少なくない。したがっ
て、そのような敷設LAN通信線設備を利用し、従来の
ようにわざわざ専用アナログ線を各部屋を跨いで壁面裏
に敷設することなく、容易に親機と副親機との接続を可
能にする敷線工事の不要な設置性のよいドアホン装置を
得ることを目的としている。
されたもので、近年、家庭内ローカルエリアネットワー
ク(LAN)を取り入れたデジタルネットワーク対応住
宅が普及し始めており、新築住宅では各部屋にはLAN
接続用モジュラージャックが予め標準組込み設置されて
いる場合が増えている。また既設住宅においても複数の
パソコンの同時インターネット接続を行う用途などから
LAN敷設工事を施すケースが少なくない。したがっ
て、そのような敷設LAN通信線設備を利用し、従来の
ようにわざわざ専用アナログ線を各部屋を跨いで壁面裏
に敷設することなく、容易に親機と副親機との接続を可
能にする敷線工事の不要な設置性のよいドアホン装置を
得ることを目的としている。
【0006】また、従来では無し得なかった親機と副親
機間での任意圧縮画像音声データの双方向通信や、例え
ば複数の副親機の動作状況を親機が集中管理可能とする
ドアホン装置を得ること、さらに、記録部の有限資源を
有効活用するためのデータ圧縮方法及び記録方法を得る
ことを目的とする。
機間での任意圧縮画像音声データの双方向通信や、例え
ば複数の副親機の動作状況を親機が集中管理可能とする
ドアホン装置を得ること、さらに、記録部の有限資源を
有効活用するためのデータ圧縮方法及び記録方法を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のドアホン装置は、撮像部とマイクとスピーカ及び呼
出しスイッチを有する子機と、前記子機撮像部の撮像画
像を表示する画像表示部とマイク及びスピーカを有し、
前記子機とアナログ線で接続される親機と、マイクとス
ピーカを有し前記親機と接続される少なくとも1つ以上
の副親機とからなるドアホン装置において、前記親機及
び副親機は前記子機からの画像及び音声データを圧縮伸
長するデータ圧縮/伸長部と、親機と副親機との同時デ
ータ送受信を行うデータ通信部と、データの処理や通信
の制御などを行う制御部を具備し、少なくとも前記親機
は圧縮した画像及び音声データの記録保存を行う記録部
を備え、前記親機と副親機とは前記データ通信部を介し
てローカルエリアネットワークで接続したものである。
載のドアホン装置は、撮像部とマイクとスピーカ及び呼
出しスイッチを有する子機と、前記子機撮像部の撮像画
像を表示する画像表示部とマイク及びスピーカを有し、
前記子機とアナログ線で接続される親機と、マイクとス
ピーカを有し前記親機と接続される少なくとも1つ以上
の副親機とからなるドアホン装置において、前記親機及
び副親機は前記子機からの画像及び音声データを圧縮伸
長するデータ圧縮/伸長部と、親機と副親機との同時デ
ータ送受信を行うデータ通信部と、データの処理や通信
の制御などを行う制御部を具備し、少なくとも前記親機
は圧縮した画像及び音声データの記録保存を行う記録部
を備え、前記親機と副親機とは前記データ通信部を介し
てローカルエリアネットワークで接続したものである。
【0008】また、請求項2記載のドアホン装置は、前
記親機に取込まれる前記子機からの音声データ及び撮像
された動画データにおいて、前記音声データのうち音声
強度が高い強音声データ部分の時間帯を抽出し、また、
前記動画データのうち前記強音声データ部分と同じ時間
帯の動画データ部分を抽出し、該抽出された音声及び画
像データを前記データ圧縮/伸長部で圧縮するようにし
たものである。
記親機に取込まれる前記子機からの音声データ及び撮像
された動画データにおいて、前記音声データのうち音声
強度が高い強音声データ部分の時間帯を抽出し、また、
前記動画データのうち前記強音声データ部分と同じ時間
帯の動画データ部分を抽出し、該抽出された音声及び画
像データを前記データ圧縮/伸長部で圧縮するようにし
たものである。
【0009】また、請求項3記載のドアホン装置は、親
機の記録部に記録保存された音声と動画像圧縮各デー
タ、あるいは音声と動画像を含むマルチメディアデータ
から、その音声データのうち音声強度が高い強音声デー
タ部分の時間帯を抽出し、対応する動画像データから
は、前記抽出された強音声データ部分と同じ時間帯の動
画像データ部分の中から、抽出開始ピクチャが抽出開始
時間から最初のフレーム、あるいはフィールド内符号化
されたフレーム、あるいはフィールドとなるように抽出
し、前記データ圧縮/伸長部で再圧縮するようにしたも
のである。
機の記録部に記録保存された音声と動画像圧縮各デー
タ、あるいは音声と動画像を含むマルチメディアデータ
から、その音声データのうち音声強度が高い強音声デー
タ部分の時間帯を抽出し、対応する動画像データから
は、前記抽出された強音声データ部分と同じ時間帯の動
画像データ部分の中から、抽出開始ピクチャが抽出開始
時間から最初のフレーム、あるいはフィールド内符号化
されたフレーム、あるいはフィールドとなるように抽出
し、前記データ圧縮/伸長部で再圧縮するようにしたも
のである。
【0010】また、請求項4記載のドアホン装置は、親
機の記録部に記録保存された画像データを含む圧縮デー
タ内の連続する画像データのうち、フレームあるいはフ
ィールド内符号化されたピクチャのみを選定し、その選
定されたフレームあるいはフィールドの中から人物の顔
の抽出を行い、顔の抽出率が最も高い1フレームあるい
は1フィールドを特定し、前記データ圧縮/伸長部で再
圧縮するようにしたものである。
機の記録部に記録保存された画像データを含む圧縮デー
タ内の連続する画像データのうち、フレームあるいはフ
ィールド内符号化されたピクチャのみを選定し、その選
定されたフレームあるいはフィールドの中から人物の顔
の抽出を行い、顔の抽出率が最も高い1フレームあるい
は1フィールドを特定し、前記データ圧縮/伸長部で再
圧縮するようにしたものである。
【0011】また、請求項5記載のドアホン装置は、前
記親機に留守宅時などに記録件数を入力可能とする記録
条件入出力部と該記録条件入出力部の情報をもとに記録
条件を演算する記録条件演算部を備え、前記記録条件入
出力部により入力された記録件数と前記記録部の記録容
量残量とから、前記記録条件演算部により記録可能な録
画時間と画質との組合せを演算算出し、該算出された組
合せを前記記録条件入出力部に表示し、録画時間と画質
との組合せ設定を行うようにしたものである。
記親機に留守宅時などに記録件数を入力可能とする記録
条件入出力部と該記録条件入出力部の情報をもとに記録
条件を演算する記録条件演算部を備え、前記記録条件入
出力部により入力された記録件数と前記記録部の記録容
量残量とから、前記記録条件演算部により記録可能な録
画時間と画質との組合せを演算算出し、該算出された組
合せを前記記録条件入出力部に表示し、録画時間と画質
との組合せ設定を行うようにしたものである。
【0012】また、請求項6記載のドアホン装置は、少
なくとも親機が装置の動作状態を管理する動作状態管理
部と、該動作状態管理部からの情報をもとに、例えば装
置に異常状態が発生した場合などに、その旨を通知し、
その通知を確認した旨の入力を行う通知手段を備え、該
通知手段の確認時の入力により、前記親機の記録部に予
め記録された動作状態に応じた音声データによる状態管
理情報や対応処理情報が、親機のスピーカから発せられ
るようにしたものである。
なくとも親機が装置の動作状態を管理する動作状態管理
部と、該動作状態管理部からの情報をもとに、例えば装
置に異常状態が発生した場合などに、その旨を通知し、
その通知を確認した旨の入力を行う通知手段を備え、該
通知手段の確認時の入力により、前記親機の記録部に予
め記録された動作状態に応じた音声データによる状態管
理情報や対応処理情報が、親機のスピーカから発せられ
るようにしたものである。
【0013】また、請求項7記載のドアホン装置は、前
記子機が複数台接続された前記ドアホン装置において、
前記親機は予め前記複数台の子機に対応した位置情報を
前記記録部内に有し、前記複数台の子機の何れかの子機
から呼出しがあった際に、前記親機に取込まれる前記子
機からの撮像された動画像から静止画像を取込み、ある
一定時間、その静止画像に前記記録部内の子機の位置情
報から対応する子機の位置情報を文字情報などとして加
え画像表示部で画像表示し、一定時間経過後、その子機
の動画像に表示切替えするようにしたものである。
記子機が複数台接続された前記ドアホン装置において、
前記親機は予め前記複数台の子機に対応した位置情報を
前記記録部内に有し、前記複数台の子機の何れかの子機
から呼出しがあった際に、前記親機に取込まれる前記子
機からの撮像された動画像から静止画像を取込み、ある
一定時間、その静止画像に前記記録部内の子機の位置情
報から対応する子機の位置情報を文字情報などとして加
え画像表示部で画像表示し、一定時間経過後、その子機
の動画像に表示切替えするようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態の一例を示すドアホン装置の構成を示す図
である。図では子機1台、親機1台、副親機2台の構成
で示している。尚、図1において従来例と同一又は相当
部分には同一符号を付して説明を省略する。20は、前
記親機8と副親機8´とを接続する例えばEathernet規
格の有線LANの接続線で例えばEathernet用UTPケーブ
ル(以下LANケーブルという)である。したがって、
親機8と副親機8´とは前記LANケーブル20により
接続されるため、従来のドアホン装置では不可能であっ
た宅外との通信を行うこともできる。例えば住宅内部あ
るいは周辺に、住宅内の前記LANケーブル20と外部
ネットワークを結ぶLANホームゲートウエイ60を設
置することで、外部ネットワーク内の通信端末との音
声、文字、画像といったデータ通信も可能になる。ま
た、同様にルータ(図示せず)及びDSU(Digital Se
rvise Unit)(図示せず)等を介してISDN回線(図
示せず)に接続することで、インターネット利用も可能
となる。
の実施の形態の一例を示すドアホン装置の構成を示す図
である。図では子機1台、親機1台、副親機2台の構成
で示している。尚、図1において従来例と同一又は相当
部分には同一符号を付して説明を省略する。20は、前
記親機8と副親機8´とを接続する例えばEathernet規
格の有線LANの接続線で例えばEathernet用UTPケーブ
ル(以下LANケーブルという)である。したがって、
親機8と副親機8´とは前記LANケーブル20により
接続されるため、従来のドアホン装置では不可能であっ
た宅外との通信を行うこともできる。例えば住宅内部あ
るいは周辺に、住宅内の前記LANケーブル20と外部
ネットワークを結ぶLANホームゲートウエイ60を設
置することで、外部ネットワーク内の通信端末との音
声、文字、画像といったデータ通信も可能になる。ま
た、同様にルータ(図示せず)及びDSU(Digital Se
rvise Unit)(図示せず)等を介してISDN回線(図
示せず)に接続することで、インターネット利用も可能
となる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について図2の
機能構成ブロック図を用い説明する。図2において、子
機1は呼出しスイッチ2と、子機マイク3と、子機スピ
ーカ4と、子機カメラ5の入力部と、各入力アナログデ
ータを変調し多重化し、また、親機8側からの音声信号
を復調し前記子機スピーカ4へ送信する子機変復調多重
部6で構成され、子機1の出力は、無極性アナログ2線
7を通して親機8へ送られる。
機能構成ブロック図を用い説明する。図2において、子
機1は呼出しスイッチ2と、子機マイク3と、子機スピ
ーカ4と、子機カメラ5の入力部と、各入力アナログデ
ータを変調し多重化し、また、親機8側からの音声信号
を復調し前記子機スピーカ4へ送信する子機変復調多重
部6で構成され、子機1の出力は、無極性アナログ2線
7を通して親機8へ送られる。
【0016】親機8は、前記子機1からのアナログ多重
信号を復調分離しA/D変換を行い、また、親機8の音
声データを変調し子機1へ送信する変復調分離部9´、
データ信号を管理し多様な演算処理を行うCPU等の制
御部10、前記変復調分離部9´で復調分離しA/D変
換された子機1からの音声信号をD/A変換するD/A変
換部11及び該音声信号を出力するスピーカ12、親機
8の音声入力を行うマイク14及び該音声信号をA/D
変換するA/D変換部13、前記変復調分離部9´で復
調分離しA/D変換された子機1からの画像データを表
示部16に表示するための表示制御部15、音声、画像
データを記録保存する記録部18、副親機8´と前記L
ANケーブル20を通して通信を行うデータ通信部19
からなる。
信号を復調分離しA/D変換を行い、また、親機8の音
声データを変調し子機1へ送信する変復調分離部9´、
データ信号を管理し多様な演算処理を行うCPU等の制
御部10、前記変復調分離部9´で復調分離しA/D変
換された子機1からの音声信号をD/A変換するD/A変
換部11及び該音声信号を出力するスピーカ12、親機
8の音声入力を行うマイク14及び該音声信号をA/D
変換するA/D変換部13、前記変復調分離部9´で復
調分離しA/D変換された子機1からの画像データを表
示部16に表示するための表示制御部15、音声、画像
データを記録保存する記録部18、副親機8´と前記L
ANケーブル20を通して通信を行うデータ通信部19
からなる。
【0017】また、前記制御部10内には、音声、画像
データの圧縮及び伸長を行うデータ圧縮/伸長部17を
有し、ここで圧縮されるデータは主に前記記録部18に
記録保存される。そして、前記記録部18に記録保存さ
れた記録データを再生する場合には、前記データ圧縮/
伸長部17の伸長機能を用い、圧縮データを伸長して前
記スピーカ12、表示部16などで再生する。
データの圧縮及び伸長を行うデータ圧縮/伸長部17を
有し、ここで圧縮されるデータは主に前記記録部18に
記録保存される。そして、前記記録部18に記録保存さ
れた記録データを再生する場合には、前記データ圧縮/
伸長部17の伸長機能を用い、圧縮データを伸長して前
記スピーカ12、表示部16などで再生する。
【0018】副親機8´は、前記変復調分離部9´及び
前記記録部18を除いては前記親機8と同様の構成であ
り、離れた部屋に設置される前記親機8のデータ通信部
19と副親機8´のデータ通信部19とは、前記LAN
ケーブル20で接続され、一方を機器のデータ通信部1
9に、他方を例えば室内の壁面等に設置されるLANモ
ジュラージャック(図示せず)に差込むことで物理的に
接続される。そして、例えば親機8から副親機8´への
通信においては、データが前記LANケーブル20を通
して副親機8´のデータ通信部19に送られ、データ圧
縮/伸長部17で圧縮データを伸長して、例えば映像デ
ータであれば表示制御部15を介して表示部16に表示
させる。
前記記録部18を除いては前記親機8と同様の構成であ
り、離れた部屋に設置される前記親機8のデータ通信部
19と副親機8´のデータ通信部19とは、前記LAN
ケーブル20で接続され、一方を機器のデータ通信部1
9に、他方を例えば室内の壁面等に設置されるLANモ
ジュラージャック(図示せず)に差込むことで物理的に
接続される。そして、例えば親機8から副親機8´への
通信においては、データが前記LANケーブル20を通
して副親機8´のデータ通信部19に送られ、データ圧
縮/伸長部17で圧縮データを伸長して、例えば映像デ
ータであれば表示制御部15を介して表示部16に表示
させる。
【0019】尚、本実施の形態の例では、前記記録部1
8は親機8だけが具備し、記録の必要があるデータは親
機8が管理するが、各副親機8´内にも記録部18を持
たせる構成としてもよい。
8は親機8だけが具備し、記録の必要があるデータは親
機8が管理するが、各副親機8´内にも記録部18を持
たせる構成としてもよい。
【0020】上記LAN接続の場合、例えばTCP/I
P通信プロトコルを用い親機8と各副親機8´にIPア
ドレスを割り振ることで各機器を特定することができ
る。したがって、特定した個別機器間で例えば前記デー
タ圧縮/伸長部17で圧縮されたデジタル音声、画像、
文字データをLAN通信速度で容易に高速通信すること
が可能となる。さらにPCとの接続も可能となるため、
PCからのドアホン制御、あるいは連携制御も実現可能
である。
P通信プロトコルを用い親機8と各副親機8´にIPア
ドレスを割り振ることで各機器を特定することができ
る。したがって、特定した個別機器間で例えば前記デー
タ圧縮/伸長部17で圧縮されたデジタル音声、画像、
文字データをLAN通信速度で容易に高速通信すること
が可能となる。さらにPCとの接続も可能となるため、
PCからのドアホン制御、あるいは連携制御も実現可能
である。
【0021】以上のような構成により、住宅内に敷設さ
れたLANケーブルとLANモジュラージャックを利用
して、親機と副親機とを接続することにより、従来の親
機と複数の副親機とを接続する際の煩わしい壁面裏を通
しての接続線敷設工事の手間をなくす設置性のよいドア
ホン装置を得ることができる。
れたLANケーブルとLANモジュラージャックを利用
して、親機と副親機とを接続することにより、従来の親
機と複数の副親機とを接続する際の煩わしい壁面裏を通
しての接続線敷設工事の手間をなくす設置性のよいドア
ホン装置を得ることができる。
【0022】尚、上記の構成では、親機8のデータ通信
部19と副親機8´のデータ通信部19とをLANケー
ブル20により接続しているが、無線LANで構成して
もよく、その場合も設置性は大幅に改善される。
部19と副親機8´のデータ通信部19とをLANケー
ブル20により接続しているが、無線LANで構成して
もよく、その場合も設置性は大幅に改善される。
【0023】図3は、親機8内でのデータ圧縮、保存に
関する一構成例を示す機能構成ブロック図である。尚、
図3において、図2の機能構成ブロック図の親機8と同
一又は相当部分には同一符号を付し説明を省略する。例
えば、記録する音声画像データは数秒〜数十秒程度のも
のでも相当な記録容量となることが多く、少ない記録件
数でも前記記録部18を圧迫することになる。そのよう
な点を解消するための一例として、親機8の制御部10
内にデータ抽出部25を設け、該データ抽出部25でデ
ータ抽出部分を限定し、データ圧縮/伸長部17で圧縮
して記録部18に記録し保存するようにする。
関する一構成例を示す機能構成ブロック図である。尚、
図3において、図2の機能構成ブロック図の親機8と同
一又は相当部分には同一符号を付し説明を省略する。例
えば、記録する音声画像データは数秒〜数十秒程度のも
のでも相当な記録容量となることが多く、少ない記録件
数でも前記記録部18を圧迫することになる。そのよう
な点を解消するための一例として、親機8の制御部10
内にデータ抽出部25を設け、該データ抽出部25でデ
ータ抽出部分を限定し、データ圧縮/伸長部17で圧縮
して記録部18に記録し保存するようにする。
【0024】図4に図3のデータ抽出部25の構成例を
示し、図を基にデータ抽出について説明する。前記子機
1の呼出しSW2が押されたと同時に音声、画像データ
が親機8側に送信され、ある一定の取込み時間の音声画
像データが一時的にバッファメモリ28に格納される。
音声データ処理部27は、前記バッファメモリ28に格
納された音声データのうち、訪問者が話している間に相
当する音声強度が高い部分だけを抽出し、同時に抽出さ
れた部分の抽出開始時間と抽出時間幅を記録する。さら
に、音声画像データ抽出部29で前記音声データ処理部
27での抽出開始時間と抽出時間幅をもとに、前記バッ
ファメモリ28に格納された画像データを同じ開始時間
と時間幅で抽出するようにする。
示し、図を基にデータ抽出について説明する。前記子機
1の呼出しSW2が押されたと同時に音声、画像データ
が親機8側に送信され、ある一定の取込み時間の音声画
像データが一時的にバッファメモリ28に格納される。
音声データ処理部27は、前記バッファメモリ28に格
納された音声データのうち、訪問者が話している間に相
当する音声強度が高い部分だけを抽出し、同時に抽出さ
れた部分の抽出開始時間と抽出時間幅を記録する。さら
に、音声画像データ抽出部29で前記音声データ処理部
27での抽出開始時間と抽出時間幅をもとに、前記バッ
ファメモリ28に格納された画像データを同じ開始時間
と時間幅で抽出するようにする。
【0025】図5は、その時の処理の様子を示した図で
あり、上側(a)は画像フレーム26の時間的流れを表
し、下側(b)は音声強度の時間的変化を表している。
尚、(a)(b)とも時間軸は同一のものである。前記
音声データ処理部27では、(b)のような音声強度の
変化から、抽出方法としては、例えば音声強度がある設
定閾値を超える場合に抽出する方法、または、平均的に
高い部分を抽出する方法などを用いる。図中(b)では
点線で示す部分が音声強度の抽出幅である。そして、そ
の際の音声強度の抽出幅に相当する画像フレーム26
は、図中(a)のF1〜F2となる。そして、抽出した
音声画像データをデータ圧縮/伸長部17で圧縮して、
記録部18に記録保存する。尚、保存に際して、保存す
る画像フレーム26をF1のみの1枚の静止画とするよ
うな方法としても構わない。
あり、上側(a)は画像フレーム26の時間的流れを表
し、下側(b)は音声強度の時間的変化を表している。
尚、(a)(b)とも時間軸は同一のものである。前記
音声データ処理部27では、(b)のような音声強度の
変化から、抽出方法としては、例えば音声強度がある設
定閾値を超える場合に抽出する方法、または、平均的に
高い部分を抽出する方法などを用いる。図中(b)では
点線で示す部分が音声強度の抽出幅である。そして、そ
の際の音声強度の抽出幅に相当する画像フレーム26
は、図中(a)のF1〜F2となる。そして、抽出した
音声画像データをデータ圧縮/伸長部17で圧縮して、
記録部18に記録保存する。尚、保存に際して、保存す
る画像フレーム26をF1のみの1枚の静止画とするよ
うな方法としても構わない。
【0026】このような構成、手法をとることで、例え
ば数十秒間取りこんだ音声画像データから、音声強度が
高い部分の抽出によって、すなわち、音声強度が高い部
分というのは通常、訪問者がマイクに顔を近づけている
ため画像データとしてもよりよく顔を捉えた情報とな
る。そして、抽出された音声画像データをデータ圧縮/
伸長部17に渡し圧縮して、記録部18に記録保存する
ことで一件あたりの記録容量を減らすことができる。そ
のため効果的に記録部18を使用することができ、有効
情報のみを数多く保存することが可能となる。
ば数十秒間取りこんだ音声画像データから、音声強度が
高い部分の抽出によって、すなわち、音声強度が高い部
分というのは通常、訪問者がマイクに顔を近づけている
ため画像データとしてもよりよく顔を捉えた情報とな
る。そして、抽出された音声画像データをデータ圧縮/
伸長部17に渡し圧縮して、記録部18に記録保存する
ことで一件あたりの記録容量を減らすことができる。そ
のため効果的に記録部18を使用することができ、有効
情報のみを数多く保存することが可能となる。
【0027】図6は、例えば記録部18に記録保存され
たデータを再生、確認後、その情報をそのまま保存して
おきたいが記録部18の容量を効果的に用いたい場合
に、記録部18に情報量を減らして保存する場合の機能
構成ブロック図を示したものである。親機8内のデータ
圧縮/伸長部17内に、圧縮データ抽出部30を設け、
該圧縮データ抽出部30で抽出されたデータを再圧縮し
て記録部18に記録保存するようにする。
たデータを再生、確認後、その情報をそのまま保存して
おきたいが記録部18の容量を効果的に用いたい場合
に、記録部18に情報量を減らして保存する場合の機能
構成ブロック図を示したものである。親機8内のデータ
圧縮/伸長部17内に、圧縮データ抽出部30を設け、
該圧縮データ抽出部30で抽出されたデータを再圧縮し
て記録部18に記録保存するようにする。
【0028】図7に図6の圧縮データ抽出部30の構成
例を示し、図を基に圧縮データ抽出について説明する。
記録部18に記録保存された圧縮データを圧縮音声デー
タ処理部32に渡し、この圧縮音声データ処理部32に
おいて、前述の図5と同様に音声強度から音声データの
抽出開始時間と抽出時間幅決めの処理を行い、圧縮音声
画像データ抽出部33で、前記音声データの抽出開始時
間と抽出時間幅をもとに最終的な音声・画像データの抽
出を行う。
例を示し、図を基に圧縮データ抽出について説明する。
記録部18に記録保存された圧縮データを圧縮音声デー
タ処理部32に渡し、この圧縮音声データ処理部32に
おいて、前述の図5と同様に音声強度から音声データの
抽出開始時間と抽出時間幅決めの処理を行い、圧縮音声
画像データ抽出部33で、前記音声データの抽出開始時
間と抽出時間幅をもとに最終的な音声・画像データの抽
出を行う。
【0029】図8は、その時の処理の様子を示した図で
あり、(a)は画像フレーム26の時間的流れを表し、
(b)は音声強度の時間的変化を表している。尚、
(a)(b)とも時間軸は同一のものである。また、図
(a)の画像フレーム26のIフレーム、Pフレームは、
例えば動画コーデックのMPEG(Motion Picture Exp
ertsGroup)等で定義される類のもので、Iフレームと
はフレーム内符号化を行った画像フレームを意味し、P
フレームとは動画の動きの予測情報を示すものである。
尚、図中(c)、(d)、(e)は、画像フレーム26
の前記Iフレームのそれぞれ一例を示すものである。
あり、(a)は画像フレーム26の時間的流れを表し、
(b)は音声強度の時間的変化を表している。尚、
(a)(b)とも時間軸は同一のものである。また、図
(a)の画像フレーム26のIフレーム、Pフレームは、
例えば動画コーデックのMPEG(Motion Picture Exp
ertsGroup)等で定義される類のもので、Iフレームと
はフレーム内符号化を行った画像フレームを意味し、P
フレームとは動画の動きの予測情報を示すものである。
尚、図中(c)、(d)、(e)は、画像フレーム26
の前記Iフレームのそれぞれ一例を示すものである。
【0030】圧縮音声画像データ抽出部33では音声デ
ータ抽出の開始時間と抽出幅(図中の点線で示す部分)
をもとに動画データの抽出を行うが、動画データの抽出
は、抽出開始時間から最初のIピクチャを始めとして行
うようにする。このような方法で抽出を行い、データ圧
縮するようにすれば、そのデータ圧縮を行った圧縮コー
デックに対し特別な伸長コーデックを用意することな
く、再生、繰り返し再生、巻き戻し、早送りなどを可能
にすることができる。尚、保存する画像を、抽出時間幅
内の例えば図中(d)I2フレームの情報を持つ静止画
としても構わない。
ータ抽出の開始時間と抽出幅(図中の点線で示す部分)
をもとに動画データの抽出を行うが、動画データの抽出
は、抽出開始時間から最初のIピクチャを始めとして行
うようにする。このような方法で抽出を行い、データ圧
縮するようにすれば、そのデータ圧縮を行った圧縮コー
デックに対し特別な伸長コーデックを用意することな
く、再生、繰り返し再生、巻き戻し、早送りなどを可能
にすることができる。尚、保存する画像を、抽出時間幅
内の例えば図中(d)I2フレームの情報を持つ静止画
としても構わない。
【0031】尚、この抽出処理は音声、画像データを同
じデータに含むマルチメディア形式のデータにも適用可
能であり、別々に保存された音声データ、画像データに
ついて限定するものではない。
じデータに含むマルチメディア形式のデータにも適用可
能であり、別々に保存された音声データ、画像データに
ついて限定するものではない。
【0032】また、図9は同じく記録部18に保存され
た記録データの情報量を圧縮して保存する場合の他の圧
縮データ抽出部30の構成例を示したものである。記録
部18に記録保存された圧縮動画データから、前記圧縮
データ抽出部30のIフレーム選別部34でIフレーム
を選別する一方で、そのIフレームをバッファメモリ2
8に蓄える。さらに選別された数枚のIフレームの中か
ら、人物抽出部35で人物抽出を行い、フレーム中で顔
の正面像がどの程度クリアに捉えられているかを示す指
数、(例えば顔の特徴を示す目、鼻、口などをキュー
(手がかり)にする指数で、ここでは顔抽出率という)
を算出する。
た記録データの情報量を圧縮して保存する場合の他の圧
縮データ抽出部30の構成例を示したものである。記録
部18に記録保存された圧縮動画データから、前記圧縮
データ抽出部30のIフレーム選別部34でIフレーム
を選別する一方で、そのIフレームをバッファメモリ2
8に蓄える。さらに選別された数枚のIフレームの中か
ら、人物抽出部35で人物抽出を行い、フレーム中で顔
の正面像がどの程度クリアに捉えられているかを示す指
数、(例えば顔の特徴を示す目、鼻、口などをキュー
(手がかり)にする指数で、ここでは顔抽出率という)
を算出する。
【0033】そして、フレーム間抽出率比較部36で前
記顔抽出率の算出をもとに各フレーム間での顔抽出率を
比較し、顔抽出率が最も高いフレームを選択する。選択
されたフレームは再圧縮して記録部18に記録保存し、
その他のフレームは前記バッファメモリ28より消去す
る。ちなみに、図8中に示した(c)(d)(e)のI
フレームの例でいくと顔抽出率が高いのは(d)とな
る。
記顔抽出率の算出をもとに各フレーム間での顔抽出率を
比較し、顔抽出率が最も高いフレームを選択する。選択
されたフレームは再圧縮して記録部18に記録保存し、
その他のフレームは前記バッファメモリ28より消去す
る。ちなみに、図8中に示した(c)(d)(e)のI
フレームの例でいくと顔抽出率が高いのは(d)とな
る。
【0034】このような方法により、記録部18に保存
されたある時間の記録データから、短時間ではあるが質
の高い(顔抽出率の高い)1フレーム画像データとして
圧縮保存でき、記録部18を有効に活用することができ
る。
されたある時間の記録データから、短時間ではあるが質
の高い(顔抽出率の高い)1フレーム画像データとして
圧縮保存でき、記録部18を有効に活用することができ
る。
【0035】尚、上記抽出方法では画像データを対象と
しており、音声データとの関連性は問わないため、音声
データも合わせて記録保存する場合には、前述した音声
データの音声強度の高い部分を抽出し、その抽出幅に相
当する画像データの中で上述のような情報の質が高い部
分のみを抽出するようにすればよい。
しており、音声データとの関連性は問わないため、音声
データも合わせて記録保存する場合には、前述した音声
データの音声強度の高い部分を抽出し、その抽出幅に相
当する画像データの中で上述のような情報の質が高い部
分のみを抽出するようにすればよい。
【0036】図10は、留守宅時などに有効にデータを
記録する場合の機能構成ブロック図を示したものであ
る。親機8は、居住者が留守にする際に画像の記録件数
などの設定を可能とする記録条件入出力部40と、該記
録条件入出力部40の情報をもとに記録条件候補を演算
により決定する記録条件演算部41を備え持つように構
成する。尚、前記記録条件入出力部40は、演算結果の
記録条件候補を居住者へ提示し条件決定を促す役目もあ
る。
記録する場合の機能構成ブロック図を示したものであ
る。親機8は、居住者が留守にする際に画像の記録件数
などの設定を可能とする記録条件入出力部40と、該記
録条件入出力部40の情報をもとに記録条件候補を演算
により決定する記録条件演算部41を備え持つように構
成する。尚、前記記録条件入出力部40は、演算結果の
記録条件候補を居住者へ提示し条件決定を促す役目もあ
る。
【0037】図11は上記記録条件入出力部40の処理
の流れと、記録条件演算部41の構成を示しており、図
を基に以下に説明する。まず留守にする際に、事前に前
記記録条件入出力部40で記録件数を入力するが、入力
に際しては、例えば前記親機8が具備している前記表示
部16の画面を利用するようにしてもよく、表示部16
には例えば(a)のような入力指示が示され、この表示
画面で件数を指定する。例えば短期不在の場合は3件、
長期不在の場合は20件といった件数が入力される。
の流れと、記録条件演算部41の構成を示しており、図
を基に以下に説明する。まず留守にする際に、事前に前
記記録条件入出力部40で記録件数を入力するが、入力
に際しては、例えば前記親機8が具備している前記表示
部16の画面を利用するようにしてもよく、表示部16
には例えば(a)のような入力指示が示され、この表示
画面で件数を指定する。例えば短期不在の場合は3件、
長期不在の場合は20件といった件数が入力される。
【0038】次に、前記記録条件入出力部40の記録件
数入力と、前記記録部18の記録容量残量から、一件あ
たりの設定録画時間に対する保存可能な画像データの画
質条件を提示するための演算が、前記記録条件演算部4
1の圧縮率推定部42及び画質予測部43で行われる。
まず、記録件数と使用可能な記録容量から、一件当たり
の記録容量を知ることができ、圧縮率推定部42にて子
機1からの撮像データに対して圧縮すべきおよその率を
推定する。一般には、先鋭度やコントラストなどの画質
を変えたときには画像情報量が変化する。そこで、デー
タ圧縮/伸長部17で用いるコーデックとして画質変更
設定を可能とするものを用いれば、録画時間、圧縮率が
与えられた場合、その条件で得ることが可能な最高画質
を推測することができる。
数入力と、前記記録部18の記録容量残量から、一件あ
たりの設定録画時間に対する保存可能な画像データの画
質条件を提示するための演算が、前記記録条件演算部4
1の圧縮率推定部42及び画質予測部43で行われる。
まず、記録件数と使用可能な記録容量から、一件当たり
の記録容量を知ることができ、圧縮率推定部42にて子
機1からの撮像データに対して圧縮すべきおよその率を
推定する。一般には、先鋭度やコントラストなどの画質
を変えたときには画像情報量が変化する。そこで、デー
タ圧縮/伸長部17で用いるコーデックとして画質変更
設定を可能とするものを用いれば、録画時間、圧縮率が
与えられた場合、その条件で得ることが可能な最高画質
を推測することができる。
【0039】したがって、前述のコントラストレベルや
先鋭度レベルに対して適当な画質評価値を、数値や高・
中・低(図中Q1、Q2、...Qn)のようなランクで
与えておけば、ある録画時間に対して画質を判定するこ
とが可能になる。例えば予め記録時間を5、10,20
秒(図中T1、T2、...Tn)と設定して演算するよ
うにしておくことで、記録条件入出力部40では、記録
件数入力と同様に、表示部16に(b)のように記録時
間に対する画質を組合せ表示(T1、Q1)として提示
し、選択メニューとして与えることができる。居住者は
これで所望の条件を選択設定(組合せ決定)して記録条
件の設定を完了する。
先鋭度レベルに対して適当な画質評価値を、数値や高・
中・低(図中Q1、Q2、...Qn)のようなランクで
与えておけば、ある録画時間に対して画質を判定するこ
とが可能になる。例えば予め記録時間を5、10,20
秒(図中T1、T2、...Tn)と設定して演算するよ
うにしておくことで、記録条件入出力部40では、記録
件数入力と同様に、表示部16に(b)のように記録時
間に対する画質を組合せ表示(T1、Q1)として提示
し、選択メニューとして与えることができる。居住者は
これで所望の条件を選択設定(組合せ決定)して記録条
件の設定を完了する。
【0040】このような構成、方法をとることで居住者
が所望の記録件数を設定することができ、さらに記録部
の記録容量残量に応じ、好みの記録時間や画質などの記
録条件を選択設定することが可能となる。
が所望の記録件数を設定することができ、さらに記録部
の記録容量残量に応じ、好みの記録時間や画質などの記
録条件を選択設定することが可能となる。
【0041】尚、上記の方法では初期入力値を記録件数
として記録時間と画質の記録条件を選択する例を示した
が、記録時間を初期入力として記録件数と画質を、ある
いは、画質を初期入力して記録件数と記録時間を選択す
るように構成してもよい。
として記録時間と画質の記録条件を選択する例を示した
が、記録時間を初期入力として記録件数と画質を、ある
いは、画質を初期入力して記録件数と記録時間を選択す
るように構成してもよい。
【0042】図12は、親機8に動作状態を管理する機
能を持たせ、非常時には居住者に通知し対処を促すよう
に構成した機能構成ブロック図を示したものである。親
機8は自身の動作状態を電気的に検出し管理する動作状
態管理部44を有し、例えば親機8と副親機8´(図示
せず)とのデータ通信にトラブルが生じた場合、あるい
は、記録部18の記録容量残量が無くなりかけている場
合など、異常が検知された場合や警告を発したい場合に
は、その旨を居住者に通知する手段、例えば点滅LED
などの発光通知部45を備えている。この発光通知部4
5自身は例えば押しボタン式構造であり、それを押下す
ることにより、制御部10に通知を確認した旨の入力を
行うことが可能である。尚、発光通知部45を通知する
機能と、その通知を確認した旨の操作を1つの機能構成
としたが、別々に構成しても構わない。
能を持たせ、非常時には居住者に通知し対処を促すよう
に構成した機能構成ブロック図を示したものである。親
機8は自身の動作状態を電気的に検出し管理する動作状
態管理部44を有し、例えば親機8と副親機8´(図示
せず)とのデータ通信にトラブルが生じた場合、あるい
は、記録部18の記録容量残量が無くなりかけている場
合など、異常が検知された場合や警告を発したい場合に
は、その旨を居住者に通知する手段、例えば点滅LED
などの発光通知部45を備えている。この発光通知部4
5自身は例えば押しボタン式構造であり、それを押下す
ることにより、制御部10に通知を確認した旨の入力を
行うことが可能である。尚、発光通知部45を通知する
機能と、その通知を確認した旨の操作を1つの機能構成
としたが、別々に構成しても構わない。
【0043】記録部18には、複数の異常状態や警告事
項に関する対応処理内容が音声データとして記録されて
おり、前記発光通知部45のボタン押下のトリガをもと
に、メッセージ発信部46が前記記録部18から適当な
対処メッセージを用意し、D/A変換部11を通し親機
スピーカ12から音声としてアナウンスを行うようにす
る。さらに、表示部16の表示画面を利用して、対応処
理部47で処理に関係する内容を表示し、それに対して
適当な対応を行うことを可能にする構成としてもよい。
項に関する対応処理内容が音声データとして記録されて
おり、前記発光通知部45のボタン押下のトリガをもと
に、メッセージ発信部46が前記記録部18から適当な
対処メッセージを用意し、D/A変換部11を通し親機
スピーカ12から音声としてアナウンスを行うようにす
る。さらに、表示部16の表示画面を利用して、対応処
理部47で処理に関係する内容を表示し、それに対して
適当な対応を行うことを可能にする構成としてもよい。
【0044】このように構成することで、異常発生時に
居住者に異常を知らせることができ、居住者は装置を解
体して内部を確認したり、面倒な画面操作を行うことな
く異常内容及び対処方法を音声で確認することが可能と
なる。
居住者に異常を知らせることができ、居住者は装置を解
体して内部を確認したり、面倒な画面操作を行うことな
く異常内容及び対処方法を音声で確認することが可能と
なる。
【0045】尚、上記機能を副親機8´にも備えても構
わないが、副親機8´には動作状態管理部44とメッセ
ージ発信部46のみを設け、異常時にはデータ通信部1
9を通して親機8にその旨を連絡し、親機8が確認作業
を促すといった集中管理的な構成としても構わない。
わないが、副親機8´には動作状態管理部44とメッセ
ージ発信部46のみを設け、異常時にはデータ通信部1
9を通して親機8にその旨を連絡し、親機8が確認作業
を促すといった集中管理的な構成としても構わない。
【0046】実施の形態2.図13は本実施の形態2に
おける親機8に複数台の子機1が接続される場合のドア
ホン装置の機能構成ブロック図を示す。図では、2台の
子機1の接続例で示す。尚、図13において実施の形態
1と同一又は相当分には同一符号を付し説明を省略す
る。50は子機1の子機カメラ5からの映像を静止画像
として取り込み可能とする静止画像取込み部、51は呼
出しS/W2が押された子機1の位置情報を示すため
に、予め記録部18などに記録された位置を示す文字あ
るいはマークなどの位置情報を、前記静止画像取込み部
50による静止画像に重畳する位置情報挿入部、52は
静止画像から動画への切替えを行う映像切替え部であ
り、親機8の表示制御部15に設けられている。尚、静
止画像取込み部50、位置情報挿入部51、映像切替え
部52を表示制御部15中に設けているが、制御部10
中に設けるよう構成してもよい。
おける親機8に複数台の子機1が接続される場合のドア
ホン装置の機能構成ブロック図を示す。図では、2台の
子機1の接続例で示す。尚、図13において実施の形態
1と同一又は相当分には同一符号を付し説明を省略す
る。50は子機1の子機カメラ5からの映像を静止画像
として取り込み可能とする静止画像取込み部、51は呼
出しS/W2が押された子機1の位置情報を示すため
に、予め記録部18などに記録された位置を示す文字あ
るいはマークなどの位置情報を、前記静止画像取込み部
50による静止画像に重畳する位置情報挿入部、52は
静止画像から動画への切替えを行う映像切替え部であ
り、親機8の表示制御部15に設けられている。尚、静
止画像取込み部50、位置情報挿入部51、映像切替え
部52を表示制御部15中に設けているが、制御部10
中に設けるよう構成してもよい。
【0047】本実施の形態においては、親機8に複数台
の子機1が接続される場合、親機8の表示部16に表示
される映像が、どの子機1による情報なのかを簡単に認
識できるようにしたものである。どの子機1による情報
なのかを親機8に認識させるに際し、予め親機8内の変
復調分離部9´に繋がる複数の子機1の接続端子(図示
せず)と接続子機1との対応関係を親機8の制御部10
で認識できるように、あるいは、子機1の呼出しS/W
2の信号に、その子機1を特定する信号を併せて出力す
るようにしておく。このようにすることで、親機8は即
座にどの位置の子機1の呼出しS/W2が押されたかを
認識することが可能となる。
の子機1が接続される場合、親機8の表示部16に表示
される映像が、どの子機1による情報なのかを簡単に認
識できるようにしたものである。どの子機1による情報
なのかを親機8に認識させるに際し、予め親機8内の変
復調分離部9´に繋がる複数の子機1の接続端子(図示
せず)と接続子機1との対応関係を親機8の制御部10
で認識できるように、あるいは、子機1の呼出しS/W
2の信号に、その子機1を特定する信号を併せて出力す
るようにしておく。このようにすることで、親機8は即
座にどの位置の子機1の呼出しS/W2が押されたかを
認識することが可能となる。
【0048】図14は表示部16に表示される映像が、
どの子機1による情報かを認識できるようにする処理の
一例を示しており、図を基に以下に説明する。子機1の
前記呼出しS/W2が押された直後に子機カメラ5によ
る撮像が開始され、動画がフレームデータ26として親
機8に送られ、前記静止画像取込み部50で即座に静止
画としてキャプチャされる。そして、前記位置情報挿入
部51では、その静止画像に、制御部10で判断した該
当場所の位置情報を、予め記録部18などに記録された
位置を示す文字あるいはマークなど(図では「裏玄関5
3」の文字)を、図(a)のように静止画内の位置情報
表示部分の画素データ(例えばRGBデータ)を置きか
える方法で挿入する。そして、位置情報入り新静止画像
として、そのデータを表示部16に送り、ある設定時間
だけ前記表示部16で表示(図14中の灰色フレーム)す
る。その設定時間後、前記映像切替え部52で画像切替
えを行い、図(b)のように位置情報の無い通常の動画
像を表示するようにする。尚、この画像切替えのタイミ
ングは予め時間を設定する方法、あるいは、居住者が手
動で操作するような方法としても構わない。
どの子機1による情報かを認識できるようにする処理の
一例を示しており、図を基に以下に説明する。子機1の
前記呼出しS/W2が押された直後に子機カメラ5によ
る撮像が開始され、動画がフレームデータ26として親
機8に送られ、前記静止画像取込み部50で即座に静止
画としてキャプチャされる。そして、前記位置情報挿入
部51では、その静止画像に、制御部10で判断した該
当場所の位置情報を、予め記録部18などに記録された
位置を示す文字あるいはマークなど(図では「裏玄関5
3」の文字)を、図(a)のように静止画内の位置情報
表示部分の画素データ(例えばRGBデータ)を置きか
える方法で挿入する。そして、位置情報入り新静止画像
として、そのデータを表示部16に送り、ある設定時間
だけ前記表示部16で表示(図14中の灰色フレーム)す
る。その設定時間後、前記映像切替え部52で画像切替
えを行い、図(b)のように位置情報の無い通常の動画
像を表示するようにする。尚、この画像切替えのタイミ
ングは予め時間を設定する方法、あるいは、居住者が手
動で操作するような方法としても構わない。
【0049】通常動画にそのまま文字情報を加える場
合、映像信号上に文字信号を重畳するような高価なテッ
ロパ装置や、それに相応する複雑な回路で処理を行う必
要があるが、本実施の形態のように、ある時間静止画に
位置情報を挿入するようにしたことで、簡単かつ安価な
方法で居住者に位置情報を与えることが可能となる。
合、映像信号上に文字信号を重畳するような高価なテッ
ロパ装置や、それに相応する複雑な回路で処理を行う必
要があるが、本実施の形態のように、ある時間静止画に
位置情報を挿入するようにしたことで、簡単かつ安価な
方法で居住者に位置情報を与えることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明に係る請求項1のド
アホン装置は、子機と、親機と、少なくとも1つ以上の
副親機とからなるドアホン装置において、親機及び副親
機は子機からの画像及び音声データを圧縮伸長するデー
タ圧縮/伸長部を備えデータを圧縮するようにしたの
で、記録保存する際に数多くの情報を保存することがで
き、また、新築住宅などに敷設されたローカルエリアネ
ットワーク(LAN)を利用して、親機と副親機とを接
続するようにしたので、従来の親機と複数の副親機とを
接続する際の煩わしい接続線敷設工事の手間をなくす設
置性のよいドアホン装置を得ることができる。さらに、
LANの利用により各機器間で音声、画像、文字データ
の送受信が可能となり、また、パーソナルコンピュータ
(PC)との接続も可能となるため、PCからのドアホ
ン制御や連携制御も実現可能となる。
アホン装置は、子機と、親機と、少なくとも1つ以上の
副親機とからなるドアホン装置において、親機及び副親
機は子機からの画像及び音声データを圧縮伸長するデー
タ圧縮/伸長部を備えデータを圧縮するようにしたの
で、記録保存する際に数多くの情報を保存することがで
き、また、新築住宅などに敷設されたローカルエリアネ
ットワーク(LAN)を利用して、親機と副親機とを接
続するようにしたので、従来の親機と複数の副親機とを
接続する際の煩わしい接続線敷設工事の手間をなくす設
置性のよいドアホン装置を得ることができる。さらに、
LANの利用により各機器間で音声、画像、文字データ
の送受信が可能となり、また、パーソナルコンピュータ
(PC)との接続も可能となるため、PCからのドアホ
ン制御や連携制御も実現可能となる。
【0051】また、請求項2のドアホン装置は、親機に
取込まれる子機からの音声データ及び撮像された動画デ
ータにおいて、前記音声データのうち音声強度が高い強
音声データ部分の時間帯を抽出し、前記動画データのう
ち前記強音声データ部分と同じ時間帯の動画データ部分
を抽出し、該抽出された音声及び画像データを圧縮する
ようにしたので、質的に有効な情報のみを圧縮して記録
保存することができるため、有効な情報のみを数多く保
存することが可能で、効果的に記録部を使用することが
できる。
取込まれる子機からの音声データ及び撮像された動画デ
ータにおいて、前記音声データのうち音声強度が高い強
音声データ部分の時間帯を抽出し、前記動画データのう
ち前記強音声データ部分と同じ時間帯の動画データ部分
を抽出し、該抽出された音声及び画像データを圧縮する
ようにしたので、質的に有効な情報のみを圧縮して記録
保存することができるため、有効な情報のみを数多く保
存することが可能で、効果的に記録部を使用することが
できる。
【0052】また、請求項3のドアホン装置は、親機の
記録部に記録保存された音声と動画像圧縮各データ、あ
るいは音声と動画像を同じデータに含むマルチメディア
データから、その音声データのうち音声強度が高い強音
声データ部分の時間帯を抽出し、対応する動画像データ
からは、前記抽出された強音声データ部分と同じ時間帯
の動画像データ部分の中から、抽出開始ピクチャが抽出
開始時間から最初のフレーム、あるいはフィールド内符
号化されたフレーム、あるいはフィールドとなるように
抽出し、データ圧縮/伸長部で再圧縮するようにしたの
で、上記請求項2よりも、さらに効果的に記録部を活用
することができ、有効な情報を数多く保存することが可
能となる。
記録部に記録保存された音声と動画像圧縮各データ、あ
るいは音声と動画像を同じデータに含むマルチメディア
データから、その音声データのうち音声強度が高い強音
声データ部分の時間帯を抽出し、対応する動画像データ
からは、前記抽出された強音声データ部分と同じ時間帯
の動画像データ部分の中から、抽出開始ピクチャが抽出
開始時間から最初のフレーム、あるいはフィールド内符
号化されたフレーム、あるいはフィールドとなるように
抽出し、データ圧縮/伸長部で再圧縮するようにしたの
で、上記請求項2よりも、さらに効果的に記録部を活用
することができ、有効な情報を数多く保存することが可
能となる。
【0053】また、請求項4のドアホン装置は、親機の
記録部に記録保存された画像データを含む圧縮データ内
の連続する画像データのうち、フレームあるいはフィー
ルド内符号化されたピクチャのみを選定し、その選定さ
れたフレームあるいはフィールドの中から人物の顔の抽
出を行い、顔の抽出率が最も高い1フレームあるいは1
フィールドを特定し、データ圧縮/伸長部で再圧縮する
ようにしたので、上記請求項3同様に効果的に記録部を
活用することができ、有効な情報を数多く保存すること
が可能となる。
記録部に記録保存された画像データを含む圧縮データ内
の連続する画像データのうち、フレームあるいはフィー
ルド内符号化されたピクチャのみを選定し、その選定さ
れたフレームあるいはフィールドの中から人物の顔の抽
出を行い、顔の抽出率が最も高い1フレームあるいは1
フィールドを特定し、データ圧縮/伸長部で再圧縮する
ようにしたので、上記請求項3同様に効果的に記録部を
活用することができ、有効な情報を数多く保存すること
が可能となる。
【0054】また、請求項5のドアホン装置は、親機に
留守宅時などにデータ記録の記録件数を入力可能とする
記録条件入出力部を備え、入力された記録件数と前記記
録部の記録容量残量とから、記録可能な録画時間と画質
との組合せを算出し、前記記録条件入出力部に表示し、
録画時間と画質との組合せ設定を行うようにしたので、
居住者が留守にする際に、所望の記録件数を設定するこ
とができ、さらに記録部の記録容量残量に応じた好みの
記録時間と画質などの記録条件を選択設定することがで
きる。
留守宅時などにデータ記録の記録件数を入力可能とする
記録条件入出力部を備え、入力された記録件数と前記記
録部の記録容量残量とから、記録可能な録画時間と画質
との組合せを算出し、前記記録条件入出力部に表示し、
録画時間と画質との組合せ設定を行うようにしたので、
居住者が留守にする際に、所望の記録件数を設定するこ
とができ、さらに記録部の記録容量残量に応じた好みの
記録時間と画質などの記録条件を選択設定することがで
きる。
【0055】また、請求項6のドアホン装置は、少なく
とも親機が装置の動作状態を管理する動作状態管理部
と、該動作状況管理部からの情報をもとに、例えば装置
に異常状態が発生したような場合に、居住者にその旨を
通知し、その通知を確認した旨の入力を行う通知手段を
備え、該通知手段の確認時の入力により、前記親機の記
録部に予め記録された動作状態に応じた音声データによ
る状態管理情報や対応処理情報を親機のスピーカから知
らせるようにしたので、居住者は異常内容や対処方法を
音声で確認することができ、装置を解体して内部を確認
したり、面倒な画面操作を必要としない使い勝手のよい
ドアホン装置を得ることができる。
とも親機が装置の動作状態を管理する動作状態管理部
と、該動作状況管理部からの情報をもとに、例えば装置
に異常状態が発生したような場合に、居住者にその旨を
通知し、その通知を確認した旨の入力を行う通知手段を
備え、該通知手段の確認時の入力により、前記親機の記
録部に予め記録された動作状態に応じた音声データによ
る状態管理情報や対応処理情報を親機のスピーカから知
らせるようにしたので、居住者は異常内容や対処方法を
音声で確認することができ、装置を解体して内部を確認
したり、面倒な画面操作を必要としない使い勝手のよい
ドアホン装置を得ることができる。
【0056】また、請求項7のドアホン装置は、子機が
複数台接続された構成において、親機は予め複数台の子
機に対応した位置情報を記録部内に有し、前記複数台の
子機の何れかの子機から呼出しがあった際に、前記親機
に取込まれる子機からの撮像された動画像から静止画像
を取込み、ある一定時間、その静止画像に前記記録部内
の子機の位置情報から対応する位置情報を文字情報など
として加え画像表示部で画像表示するようにしたので、
特別に映像信号上に文字信号を重畳するような高価なテ
ッロパ装置や、それに相応する処理を行う複雑な回路を
用いることなく、簡単かつ安価な方法で居住者に子機の
位置情報を与えることができる。
複数台接続された構成において、親機は予め複数台の子
機に対応した位置情報を記録部内に有し、前記複数台の
子機の何れかの子機から呼出しがあった際に、前記親機
に取込まれる子機からの撮像された動画像から静止画像
を取込み、ある一定時間、その静止画像に前記記録部内
の子機の位置情報から対応する位置情報を文字情報など
として加え画像表示部で画像表示するようにしたので、
特別に映像信号上に文字信号を重畳するような高価なテ
ッロパ装置や、それに相応する処理を行う複雑な回路を
用いることなく、簡単かつ安価な方法で居住者に子機の
位置情報を与えることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1におけるドアホン装
置の構成を示した図である。
置の構成を示した図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る機能構成ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 この実施の形態に係る一データ圧縮方法を説
明する図である。
明する図である。
【図4】 図3のデータ抽出部の一構成例を示す図であ
る。
る。
【図5】 図4の処理内容を説明する図である。
【図6】 この実施の形態に係る記録部に記録された圧
縮データの再圧縮方法を説明する図である。
縮データの再圧縮方法を説明する図である。
【図7】 図6の圧縮データ抽出部の一構成例を示す図
である。
である。
【図8】 図7の処理内容を説明する図である。
【図9】 圧縮データ抽出部の他の構成例を示す図であ
る。
る。
【図10】 この実施の形態に係る一画像記録方法を説
明する図である。
明する図である。
【図11】 図10の記録条件入出力部と記録条件演算
部について説明する図である。
部について説明する図である。
【図12】 この実施の形態に係る一装置管理方法を説
明する図である。
明する図である。
【図13】 この発明の実施の形態2における、子機が
複数台接続される場合の表示方法の一例を示す図であ
る。
複数台接続される場合の表示方法の一例を示す図であ
る。
【図14】 図13の処理内容を説明する図である。
【図15】 従来のドアホン装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図16】 従来のドアホン装置の機能構成ブロック図
である。
である。
1 子機、 2 呼出しスイッチ、 3 子機マイク、
4 子機スピーカ、5 子機カメラ、 6 子機変復
調多重部、 7 無極性アナログ2線、 8親機、 8
´ 副親機、 9´ 変復調分離部、 10 制御部、
11 D/A変換部、 12 スピーカ、 13 A/
D変換部、 14 マイク、 15表示制御部、16
表示部、 17 データ圧縮/伸長部、 18 記録
部、 19 データ通信部、 20 LANケーブル、
25 データ抽出部、 26 画像フレーム、 27
音声データ処理部、 28 バッファメモリ、 29
音声画像データ抽出部、 30 圧縮データ抽出部、
32 圧縮音声データ処理部、33 圧縮音声画像デ
ータ抽出部、 34 Iフレーム選別部、 35 人物
抽出部、 36 フレーム間抽出率比較部、 40 記
録条件入出力部、 41記録条件演算部、 42 圧縮
率推定部、 43 画質予測部、 44 動作状態管理
部、 45 発光通知部、 46 メッセージ発信部、
47 対応処理部、 50 静止画像取込み部、 5
1 位置情報挿入部、 52 映像切替え部、 60
ホームゲートウエイ。
4 子機スピーカ、5 子機カメラ、 6 子機変復
調多重部、 7 無極性アナログ2線、 8親機、 8
´ 副親機、 9´ 変復調分離部、 10 制御部、
11 D/A変換部、 12 スピーカ、 13 A/
D変換部、 14 マイク、 15表示制御部、16
表示部、 17 データ圧縮/伸長部、 18 記録
部、 19 データ通信部、 20 LANケーブル、
25 データ抽出部、 26 画像フレーム、 27
音声データ処理部、 28 バッファメモリ、 29
音声画像データ抽出部、 30 圧縮データ抽出部、
32 圧縮音声データ処理部、33 圧縮音声画像デ
ータ抽出部、 34 Iフレーム選別部、 35 人物
抽出部、 36 フレーム間抽出率比較部、 40 記
録条件入出力部、 41記録条件演算部、 42 圧縮
率推定部、 43 画質予測部、 44 動作状態管理
部、 45 発光通知部、 46 メッセージ発信部、
47 対応処理部、 50 静止画像取込み部、 5
1 位置情報挿入部、 52 映像切替え部、 60
ホームゲートウエイ。
フロントページの続き
(72)発明者 久代 紀之
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 伊藤 善朗
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 樋熊 利康
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 中田 成憲
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 鈴木 繁樹
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 高原 英樹
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
Fターム(参考) 5C054 DA01 DA09 EG01 FE16 GB01
HA22
5K038 CC08 DD07 DD15 DD23 FF01
GG03
Claims (7)
- 【請求項1】 撮像部とマイクとスピーカ及び呼出しス
イッチを有する子機と、前記子機撮像部の撮像画像を表
示する画像表示部とマイク及びスピーカを有し、前記子
機とアナログ線で接続される親機と、マイクとスピーカ
を有し前記親機と接続される少なくとも1つ以上の副親
機とからなるドアホン装置において、前記親機及び副親
機は前記子機からの画像及び音声データを圧縮伸長する
データ圧縮/伸長部と、親機と副親機との同時データ送
受信を行うデータ通信部と、データの処理や通信の制御
などを行う制御部を具備し、少なくとも前記親機は圧縮
した画像及び音声データの記録保存を行う記録部を備
え、前記親機と副親機とは前記データ通信部を介してロ
ーカルエリアネットワークで接続されることを特徴とし
たドアホン装置。 - 【請求項2】 前記親機に取込まれる前記子機からの音
声データ及び撮像された動画データにおいて、前記音声
データのうち音声強度が高い強音声データ部分の時間帯
を抽出し、また前記動画データのうち前記強音声データ
部分と同じ時間帯の動画データ部分を抽出し、該抽出さ
れた音声及び画像データを前記データ圧縮/伸長部で圧
縮することを特徴とした請求項1記載のドアホン装置。 - 【請求項3】 前記親機の記録部に記録保存された音声
と動画像圧縮各データ、あるいは音声と動画像を同じデ
ータに含むマルチメディアデータから、その音声データ
のうち音声強度が高い強音声データ部分の時間帯を抽出
し、対応する動画像データからは、前記抽出された強音
声データ部分と同じ時間帯の動画像データ部分の中か
ら、抽出開始ピクチャが抽出開始時間から最初のフレー
ム、あるいはフィールド内符号化されたフレーム、ある
いはフィールドとなるように抽出し、前記データ圧縮/
伸長部で再圧縮することを特徴とする請求項1又は2記
載のドアホン装置。 - 【請求項4】 前記親機の記録部に記録保存された画像
データを含む圧縮データ内の連続する画像データのう
ち、フレームあるいはフィールド内符号化されたピクチ
ャのみを選定し、その選定されたフレームあるいはフィ
ールドの中から人物の顔の抽出を行い、顔の抽出率が最
も高い1フレームあるいは1フィールドを特定し、前記
データ圧縮/伸長部で再圧縮することを特徴とする請求
項1又は2記載のドアホン装置。 - 【請求項5】 前記親機は留守宅時などに記録件数を入
力可能とする記録条件入出力部と該記録条件入出力部の
情報をもとに記録条件を演算する記録条件演算部を備
え、前記記録条件入出力部により入力された記録件数と
前記記録部の記録容量残量とから、前記記録条件演算部
により記録可能な録画時間と画質との組合せを演算算出
し、該算出された組合せを前記記録条件入出力部に表示
し、録画時間と画質との組合せ設定を行うようにしたこ
とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドア
ホン装置。 - 【請求項6】 少なくとも前記親機は、装置の動作状態
を管理する動作状態管理部と、該動作状態管理部からの
情報をもとに、例えば装置に異常状態が発生した場合な
どに、その旨を通知し、その通知を確認した旨の入力を
行う通知手段を備え、該通知手段の確認時の入力によ
り、前記親機の記録部に予め記録された動作状態に応じ
た音声データによる状態管理情報や対応処理情報が、親
機のスピーカから発せられることを特徴とした請求項1
乃至5のいずれかに記載のドアホン装置。 - 【請求項7】 前記子機が複数台接続された前記ドアホ
ン装置において、前記親機は予め前記複数台の子機に対
応した位置情報を前記記録部内に有し、前記複数台の子
機の何れかの子機から呼出しがあった際に、前記親機に
取込まれる前記子機からの撮像された動画像から静止画
像を取込み、ある一定時間、その静止画像に前記記録部
内の子機の位置情報から対応する子機の位置情報を文字
情報などとして加え画像表示部で画像表示し、一定時間
経過後、その子機の動画像に表示切替えするようにした
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のド
アホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001266622A JP2003078629A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | ドアホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001266622A JP2003078629A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | ドアホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003078629A true JP2003078629A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19092881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001266622A Pending JP2003078629A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | ドアホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003078629A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006094020A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
JP2006211268A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Aiphone Co Ltd | テレビドアホン装置 |
JP2007259367A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Aiphone Co Ltd | 顔認証インターホンシステム |
JP2007266977A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
JP2009303177A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 呼制御方法及びインターホンシステム |
US7961653B2 (en) | 2005-05-31 | 2011-06-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Relay apparatus and communication system |
US8036593B2 (en) | 2005-06-24 | 2011-10-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Intercom system with imaging function as well as audio terminal, video terminal, home gateway device and intercom adapter constituting the system |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000224314A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-11 | Matsushita Electric Works Ltd | モニタ付きワイヤレス通話システム |
JP2001086457A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Hitachi Denshi Ltd | 監視録画装置及び監視録画装置の録画パラメータの設定方法 |
JP2001128157A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-11 | Noritz Corp | 画像伝送装置及びインターホン装置 |
JP2002290585A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Sharp Corp | ドアホン装置 |
JP2003016557A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 住宅情報盤システム |
-
2001
- 2001-09-04 JP JP2001266622A patent/JP2003078629A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000224314A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-11 | Matsushita Electric Works Ltd | モニタ付きワイヤレス通話システム |
JP2001086457A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Hitachi Denshi Ltd | 監視録画装置及び監視録画装置の録画パラメータの設定方法 |
JP2001128157A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-11 | Noritz Corp | 画像伝送装置及びインターホン装置 |
JP2002290585A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Sharp Corp | ドアホン装置 |
JP2003016557A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 住宅情報盤システム |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006094020A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
JP4615277B2 (ja) * | 2004-09-22 | 2011-01-19 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
JP2006211268A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Aiphone Co Ltd | テレビドアホン装置 |
JP4526965B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2010-08-18 | アイホン株式会社 | テレビドアホン装置 |
US7961653B2 (en) | 2005-05-31 | 2011-06-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Relay apparatus and communication system |
US8036593B2 (en) | 2005-06-24 | 2011-10-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Intercom system with imaging function as well as audio terminal, video terminal, home gateway device and intercom adapter constituting the system |
JP2007259367A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Aiphone Co Ltd | 顔認証インターホンシステム |
JP2007266977A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
JP2009303177A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 呼制御方法及びインターホンシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
MXPA02002537A (es) | Portero electronico digital. | |
JP4526965B2 (ja) | テレビドアホン装置 | |
KR100545901B1 (ko) | 멀티미디어 데이터 무료 송수신 시스템 및 송수신 방법 | |
JP2003078629A (ja) | ドアホン装置 | |
JP4723291B2 (ja) | テレビドアホンシステム | |
KR20010068528A (ko) | 공동주택 세대별 정보관리 시스템 | |
JP2008124563A (ja) | テレビインタホン装置 | |
JP2006222887A (ja) | 集合住宅用インターホンシステムの住戸機及び集合住宅用インターホンシステム | |
JP4007328B2 (ja) | 集合住宅用監視・通話システム | |
JP2007060015A (ja) | インターホンシステム | |
JP5823282B2 (ja) | インターホンシステム | |
JP2003102003A (ja) | 監視装置 | |
JP2005260359A (ja) | 集合住宅用監視・通話システム | |
EP1139661A3 (en) | A remote video telephone system | |
JP2004297233A (ja) | 留守番機能付きインターホン親機及びインターホンシステム | |
JP2007267253A (ja) | インターホンシステム | |
JP4615277B2 (ja) | インターホンシステム | |
JP4612504B2 (ja) | 住宅情報盤 | |
JP2002016713A (ja) | 集合住宅用インターホンシステム | |
JP3918753B2 (ja) | アナログ伝送インターホンシステム | |
KR20010108621A (ko) | 텔리 인터폰 시스템 | |
JP2007060499A (ja) | インターホンシステム | |
JP3635974B2 (ja) | テレビドアホン装置 | |
KR100522182B1 (ko) | 원격 모니터링 지원이 가능한 홈패드 및 이의 운영 방법 | |
JP2005012422A (ja) | インターホンシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040705 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100316 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100803 |