JP2009303177A - 呼制御方法及びインターホンシステム - Google Patents

呼制御方法及びインターホンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2009303177A
JP2009303177A JP2008158454A JP2008158454A JP2009303177A JP 2009303177 A JP2009303177 A JP 2009303177A JP 2008158454 A JP2008158454 A JP 2008158454A JP 2008158454 A JP2008158454 A JP 2008158454A JP 2009303177 A JP2009303177 A JP 2009303177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
video
unit
audio
interphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008158454A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sasaki
貴之 佐々木
Yukio Okada
幸夫 岡田
Kazuo Dobashi
和生 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2008158454A priority Critical patent/JP2009303177A/ja
Publication of JP2009303177A publication Critical patent/JP2009303177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

【課題】通話装置を用いて訪問者に応対するか否かをユーザに判断させることができる。
【解決手段】インターホン親機20は、呼出通知に従って、通話装置30を呼び出すための呼出要求を、映像音声転送装置40を介して全ての通話装置30に送信する。通話装置30は、呼出要求に対する暫定応答を映像音声転送装置40に送信する。映像音声転送装置40は、インターホン親機20に、ドアホン子機10により取得された映像信号及び音声信号の送信を開始させる。通話装置30は、映像音声転送装置40から送信された映像信号及び音声信号を出力して、呼出者により呼出操作がなされたことを報知し、ユーザによる応答操作に応じて、ドアホン子機10からの呼を確立するための確立要求を、映像音声転送装置40に送信する。映像音声転送装置40は、ある通話装置30から確立要求を受信した場合、通話装置30とドアホン子機10との呼を確立する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターホン親機と、映像信号及び音声信号を取得するドアホン子機と、映像音声転送装置と、通話装置とが所定の通信路を介して接続されたインターホンシステムに関するものである。
従来より、玄関先などの住戸外に設置されたドアホン子機と、住戸内に設置されたインターホン親機とが専用の通信線を介して接続されたインターホンシステムが知られている。このようなインターホンシステムにおいて、ドアホン子機は、呼出者により呼出ボタン等が押されると、カメラ及びマイクにより呼出者の映像信号及び音声信号を取得し、専用の通信線を介してインターホン親機に送信する。そして、インターホン親機は、ドアホン子機から送信された映像信号及び音声信号をモニタ装置及びスピーカに出力する。そして、ユーザがインターホン親機の受話器を上げる等すると、インターホン親機とドアホン子機との呼が確立される。
また、特許文献1には、上記インターホンシステムに後付け可能な録画転送コントローラが開示されている。具体的には、ドアホン子機により取得された訪問者の映像信号及び音声信号を録画し、外部ネットワーク経由で、センターサーバに転送し、センターサーバに蓄積させる。そして、ユーザが所持する携帯電話及びパソコン等の通話装置から、センターサーバに蓄積された映像信号及び音声信号を転送するための指示が行われると、センターサーバは、蓄積した映像信号及び音声信号を通話装置に送信する。これにより、ユーザは外出先又は帰宅後に訪問者を知ることが可能となる。
ところで、従来のインターホンシステムにおいては、訪問者が呼出ボタンを押した際、ドアホン子機により取得された訪問者の映像信号及び音声信号がインターホン親機から出力されていたため、ユーザは出力される映像信号及び音声信号に基づいて、訪問者に応対するか否かを判断することが可能である。
特開2007−235604号公報
しかしながら、特許文献1に示す技術では、訪問者の訪問時にドアホン子機により取得された映像信号及び音声信号が通話装置から出力されないため、訪問者が訪問した際に、ユーザは通話装置を用いて訪問者に応対するか否かを判断することができないという問題があった。
本発明の目的は、通話装置を用いて訪問者に応対するか否かをユーザに判断させることができる呼制御方法及びインターホンシステムを提供することである。
(1)本発明による呼制御方法は、インターホン親機と、映像信号及び音声信号を取得するドアホン子機と、映像音声転送装置と、通話装置とが所定の通信路を介して接続されたインターホンシステムの呼制御方法であって、前記ドアホン子機が、呼出者による呼出操作を受け付けたことを示す呼出通知を前記インターホン親機に送信する呼出通知ステップと、前記インターホン親機が、前記呼出通知に従って、前記通話装置を呼び出すための呼出要求を、前記映像音声転送装置を介して全ての通話装置に送信する呼出要求ステップと、前記通話装置が、前記呼出要求に対する暫定応答を前記映像音声転送装置に送信する暫定応答ステップと、前記映像音声転送装置が、前記暫定応答を受信した場合、前記インターホン親機に、前記ドアホン子機により取得された映像信号及び音声信号の送信を開始させ、前記インターホン親機から送信された映像信号及び音声信号を全ての通話装置に転送する映像音声転送ステップと、前記通話装置が、前記映像音声転送装置から送信された映像信号及び音声信号を出力して、呼出者により前記呼出操作がなされたことを報知する報知ステップと、前記通話装置が、前記ユーザによる応答操作に応じて、前記ドアホン子機からの呼を確立するための確立要求を、前記映像音声転送装置に送信する確立要求ステップと、前記映像音声転送装置が、ある通話装置から前記確立要求を受信した場合、当該通話装置と前記ドアホン子機との呼を確立する呼確立ステップとを備えることを特徴とする。
この構成によれば、ドアホン子機により呼出者による呼出操作が受け付けられると、映像音声転送装置は、ドアホン子機により取得された映像信号及び音声信号が通話装置に転送する。そして、通話装置は映像信号及び音声信号を受信して、呼出者により呼出操作が行われたことをユーザに報知する。そして、ユーザが通話装置に応答操作を行うと、映像音声転送装置は、通話装置と、ドアホン子機との呼を確立する。
そのため、ユーザは、通話装置を用いて訪問者に応対するか否かを判断することができる。また、呼の確立前に、映像信号及び音声信号が通話装置から出力されるため、通話装置を用いた場合においても、従来のインターホンシステムと同様の操作感により、ユーザは呼出者と通話することができる。
(2)前記映像音声転送ステップは、前記映像信号及び音声信号を全ての通話装置にマルチキャストで転送することが好ましい。
この構成によれば、映像信号及び音声信号がマルチキャストで送信されるため、通話装置が複数台存在する場合であっても、通信トラフィックの増大を最小限に抑えることができる。
(3)前記映像音声転送ステップは、少なくとも1台の通話装置から前記暫定応答を受信した場合、前記インターホン親機に映像信号及び音声信号の送信を開始させることが好ましい。
この構成によれば、一部の通話装置に異常が発生していても、残りの正常な通話装置に対して映像信号及び音声信号を送信することができる。
(4)前記インターホン親機に前記通信路を介して接続されたインターホン副親機を更に備え、前記呼確立ステップは、前記インターホン親機又はインターホン副親機が、ドアホン子機からの呼び出しに対して応答した場合、全ての通話装置にそのことを通知し、前記通話装置と前記ドアホン子機との呼の切断処理を行うが好ましい。
この構成によれば、映像音声転送装置がインターホン親機又はインターホン副親機と、ドアホン子機とからなる既存のインターホンシステムにおける使用状態を定期的に把握する処理を行わなくても、既存のインターホンシステム側の状態を知ることができる。また、必要に応じて呼の切断処理が行われるため、不要な通信の発生を抑制することができる。
(5)前記インターホン親機に前記通信路を介して接続されたインターホン副親機を更に備え、前記呼確立ステップは、前記ドアホン子機が前記呼出通知を送信してから所定のタイムアウト時間が経過するまでに、前記インターホン親機又は前記インターホン副親機と、前記ドアホン子機との間で呼が確立されなかった場合、全ての通話装置にそのことを通知し、前記通話装置と前記ドアホン子機との呼の切断処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、映像音声転送装置が既存のインターホンシステムにおける使用状態を定期的に把握する処理を行わなくても、既存のインターホンシステム側の状態を知ることができる。また、必要に応じて呼の切断処理が行われるため、不要な通信の発生を抑制することができる。
(6)前記通話装置が、前記ユーザによる呼の切断操作に応じて、呼を切断するための切断要求を前記映像音声転送装置に送信する切断要求ステップを更に備え、前記呼確立ステップは、ある通話装置から前記切断要求が送信された場合、前記通話装置と前記ドアホン子機との呼の切断処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、ある通話装置から呼を切断するために送信された切断要求をトリガとして、ドアホン子機と全ての通話装置との呼の切断処理が実行されるため、ユーザの意思に応じて速やかに呼を切断させることができ、不要な通信の発生を抑制することができる。
(7)前記ドアホン子機、又は映像信号及び音声信号を取得する専用の装置により構成され、前記通信路を介して接続された監視装置を更に備え、前記通話装置が、ユーザの監視操作に応じて、ある監視装置から映像信号及び音声信号を送信させるための監視要求を前記映像音声転送装置に送信する監視要求ステップと、前記映像音声転送装置が、ある通話装置から前記監視要求が送信された場合、当該通話装置と、該当する監視装置との間の呼を確立し、呼を確立した監視装置により取得された映像信号及び音声信号を呼を確立した通話装置に送信する監視確立ステップとを更に備えることが好ましい。
この構成によれば、ユーザは、通話装置を用いてある監視装置により取得された映像信号及び音声信号を認識することができる。
(8)前記インターホン親機に前記通信路を介して接続されたインターホン副親機を更に備え、前記監視確立ステップは、前記監視要求が送信された場合、前記インターホン親機又は前記インターホン副親機と、前記監視装置との間で既に呼が確立されている場合、全ての通話装置にそのことを通知し、前記通話装置と前記監視装置との呼の切断処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、ユーザが監視装置により取得された映像信号及び音声信号を通話装置に出力させようとした際に、既存のインターホンシステム側で既に呼が確立されていた場合、そのことが通話装置に通知されるため、通話装置が既存のインターホンシステムが使用中であることを認識することができる。
(9)本発明によるインターホンシステムは、インターホン親機と、映像信号及び音声信号を取得するドアホン子機と、映像音声転送装置と、通話装置とが所定の通信路を介して接続されたインターホンシステムであって、前記ドアホン子機は、呼出通知手段を備え、前記インターホン親機は、呼出要求手段を備え、前記通話装置は、暫定応答手段と報知手段と確立要求手段とを備え、前記映像音声転送装置は、映像音声転送手段と呼確立手段を備え、前記呼出通知手段は、呼出者による呼出操作を受け付けたことを示す呼出通知を前記インターホン親機に送信し、前記呼出要求手段は、前記呼出通知に従って、前記通話装置を呼び出すための呼出要求を、前記映像音声転送装置を介して全ての通話装置に送信し、前記暫定応答手段は、前記呼出要求に対する暫定応答を前記映像音声転送装置に送信し、前記映像音声転送手段は、前記暫定応答を受信した場合、前記インターホン親機に、前記ドアホン子機により取得された映像信号及び音声信号の送信を開始させ、前記インターホン親機から送信された映像信号及び音声信号を全ての通話装置に転送し、前記報知手段は、前記映像音声転送装置から送信された映像信号及び音声信号を出力して、呼出者により呼出操作がなされたことを報知し、前記確立要求手段は、前記ユーザによる応答操作に応じて、前記ドアホン子機からの呼を確立するための確立要求を、前記映像音声転送装置に送信し、前記呼確立手段は、ある通話装置から前記確立要求を受信した場合、当該通話装置と前記ドアホン子機との間の呼を確立することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、通話装置を用いて訪問者に応対するか否かを判断することができる。また、呼の確立前に、映像信号及び音声信号が通話装置から出力されるため、通話装置を用いた場合においても、従来のインターホンシステムと同様の操作感により、ユーザは訪問者と通話することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1によるインターホンシステムについて説明する。図1は、実施の形態1によるインターホンシステムの全体構成図を示している。本インターホンシステムは、例えば一戸建て住宅のインターホンシステムに適用され、ドアホン子機10−1,10−2、インターホン親機20、通話装置30−1,30−2、映像音声転送装置40、インターホン副親機50−1,50−2、及びハブ60を備えている。
以下の説明において、ドアホン子機を総称する場合はドアホン子機に10の符号を付し、通話装置を総称する場合は通話装置に30の符号を付し、インターホン副親機を総称する場合はインターホン副親機に50の符号を付す。
また、図1においては、2台のドアホン子機10を示したが、本発明はこれに限定されず、n(nは1以上の整数)台のドアホン子機10−1〜10−nを接続してもよい。また、図1においては、2台の通話装置30を示したが、本発明はこれに限定されず、m(mは1以上の整数)台の通話装置30−1〜30−mを接続してもよい。また、図1においては、2台のインターホン副親機50を示したが、本発明はこれに限定されず、l(lは1以上の整数)台のインターホン副親機50−1〜50−lを接続してもよい。
通話装置30−1,30−2、及び映像音声転送装置40はそれぞれ通信路M1を介してハブ60に接続されている。また、映像音声転送装置40には通信路M2を介してインターホン親機20が接続されている。インターホン親機20には、通信路M2を介してインターホン副親機50−1,50−2が縦列接続され、かつ、通信路M2を介してドアホン子機10−1,10−2が縦列接続されている。
ドアホン子機10は、例えば、住宅の玄関等の屋外に設置されたカメラ付きドアホンにより構成されている。インターホン親機20は、例えば住宅の屋内のリビングルーム等に設置された表示装置付きインターホンにより構成されている。インターホン副親機50は、例えば住宅の屋内のリビングルーム以外の部屋や廊下等に設置された表示装置付きインターホンにより構成されている。
通話装置30は、例えば住宅の屋内の部屋に設置されたパソコン等により構成されている。なお、通話装置30を無線通信可能な通話装置により構成してもよい。ハブ60及び映像音声転送装置40は、例えば住宅の屋内に設置されている。
通信路M1としては、例えばイーサネット(登録商標)を使用することができる。また、通信路M2としては、例えば例えば無極性の信号線2線による2線多重伝送方式の伝送路であるエヌマスト(登録商標)を採用することができる。但し、これらは一例であり、通信路M1として、信号線2線による2線多重伝送方式の伝送路を採用してもよいし、通信路M2として、イーサネット(登録商標)を採用してもよい。
なお、通話装置30及び映像音声転送装置40は、例えばIP電話の通信プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)により通信を行う。映像音声転送装置40、インターホン親機20、インターホン副親機50、及びドアホン子機10は、従来のインターホン用の通信プロトコルを用いて通信を行う既存のインターホンシステムである。
また、図1に示す各装置は、固有の通信アドレスを有しており、各装置は、通信対象の装置の通信アドレスを指定することで、他の装置と通信することができる。
図2は、図1に示すドアホン子機10のブロック図を示している。図2に示すようにドアホン子機10は、制御部11、マイク12、スピーカ13、通信部14、カメラ15、及び操作部16を備えている。制御部11は、例えばCPUにより構成され、ドアホン子機10の全体制御を司り、特に本実施の形態では、呼出通知部111及び映像音声送信部112を備えている。
呼出通知部111は、ドアホン子機10が、呼出者による呼出操作を受け付けたことを示す呼出通知を生成し、インターホン親機20に送信する。具体的には、呼出通知部111は、呼出者により操作部16の呼出ボタンが押された場合、呼出通知を生成する。
映像音声送信部112は、マイク12及びカメラ15により取得された音声信号及び映像信号を送信する。
マイク12は、呼出者の音声を音声信号に変換し、制御部11に渡す。スピーカ13は通信部14により受信された音声信号を音声に変換して出力する。
通信部14は、制御部11から渡された種々のデータ(音声信号、映像信号、及び呼出通知等)を送信するための通信信号を生成し、通信路M1に出力すると共に、自己宛に送信された通信信号を取り込んで制御部11に渡す。
カメラ15は、例えばCCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサ等を備え、所定のフレームレートで呼出者を撮影し、映像信号を取得する。操作部16は、例えば呼出ボタンやモニタボタン等を含み、呼出者の操作指令を受け付ける。
図3は、インターホン親機20のブロック図である。インターホン親機20は、制御部21、マイク22、スピーカ23、通信部24、表示部25、及び操作部26を備える。制御部21は、インターホン親機20の全体制御を司り、本実施の形態では、特に呼出要求部211及び音声送信部212を備える。
呼出要求部211は、インターホン親機20から送信された呼出通知を受信した場合、通話装置30を呼び出すための呼出要求を生成し、映像音声転送装置40を介して全ての通話装置30に送信する。
音声送信部212は、マイク22により取得された音声信号を送信する。マイク22は、音声を音声信号に変換し、制御部21に渡す。スピーカ23は、通信部24により受信された音声信号を音声に変換して出力する。
通信部24は、制御部21から渡された種々のデータ(呼出要求、映像信号、及び音声信号等)を送信するための通信信号を生成して、通信路M1に出力すると共に、自己宛に送信された通信信号を取り込んで制御部21に渡す。
表示部25は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルにより構成され、通信部24により受信された映像信号を表示する。操作部26は、例えばテンキーを含み、ユーザによる種々の操作指令を受け付ける。
図4は、図1に示す通話装置30のブロック図を示している。通話装置30は、制御部31、マイク32、スピーカ33、通信部34、表示部35、及び操作部36を備えている。制御部31は、通話装置30の全体制御を司り、暫定応答部311、報知制御部312、及び確立要求部313を備えている。
暫定応答部311は、インターホン親機20により送信された呼出要求を受信した場合、受信した呼出要求に対する暫定応答を生成し、映像音声転送装置40に送信する。
報知制御部312は、映像音声転送装置40から送信された映像信号及び音声信号を表示部35及びスピーカ33に出力させて、呼出者により呼出操作がなされたことをユーザに報知する。
確立要求部313は、操作部36がユーザによる応答操作を受け付けた場合、ドアホン子機10との通話を開始するための確立要求を、映像音声転送装置40に送信する。
マイク32は、音声を音声信号に変換し、制御部31に渡す。スピーカ33は、通信部34により受信された音声信号を音声に変換して出力する。
表示部35は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルにより構成され、通信部34により受信された映像信号を表示する。操作部36は、キーボード、及びテンキー等を含み、ユーザからの種々の操作指令を受け付ける。
図5は、図1に示す映像音声転送装置40のブロック図を示している。映像音声転送装置40は、制御部41及び通信部42を備えている。制御部41は、例えばCPUから構成され、映像音声転送装置40の全体制御を司り、本実施の形態では、特に映像音声転送部411、及び呼確立部412を備えている。
映像音声転送部411は、通話装置30から送信された暫定応答を受信した場合、インターホン親機20に、ドアホン子機10により取得された映像信号及び音声信号の送信を開始させ、インターホン親機20から送信された映像信号及び音声信号を全ての通話装置30に転送する。ここで、映像音声転送部411は、映像信号及び音声信号をマルチキャストで転送することが好ましい。これにより、通話装置30が複数台存在する場合であっても、通信トラフィックの増大を最小限に抑えることができる。
更に、この場合、映像音声転送部411は、少なくとも1台の通話装置30から暫定応答を受信した場合、インターホン親機20に映像信号及び音声信号の送信を開始させることが好ましい。これにより、一部の通話装置30に異常が発生していても、残りの正常な通話装置30に対して映像信号及び音声信号を送信することができる。
呼確立部412は、ある通話装置30から確立要求を受信した場合、当該通話装置30とドアホン子機10との呼を確立する処理を行う。
ここで、呼確立部412は、インターホン親機20又はインターホン副親機50と、ドアホン子機10との間で既に呼が確立されている場合、全ての通話装置30にそのことを通知し、ドアホン子機10と通話装置30との間の呼の切断処理を行うことが好ましい。
更に、呼確立部412は、ドアホン子機10が呼出通知を送信してから所定のタイムアウト時間が経過するまでに、インターホン親機20又はインターホン副親機50と、ドアホン子機10との間で呼が確立されず、かつ、通話装置30から暫定応答を受信しなかった場合、全ての通話装置30にそのことを通知し、ドアホン子機10と通話装置30との間の呼の切断処理を行うことが好ましい。
これらにより、映像音声転送装置40がインターホン親機20又はインターホン副親機50と、ドアホン子機10とからなる既存のインターホンシステムにおける使用状態を定期的に把握する処理を行わなくても、既存のインターホンシステム側の状態を知ることができる。また、必要に応じて呼の切断処理が行われるため、不要な通信の発生を抑制することができる。
図6は、図1に示すインターホン副親機50のブロック図を示している。インターホン副親機50は、制御部51、マイク52、スピーカ53、通信部54、表示部55、及び操作部56を備えている。
制御部51は、例えばCPUから構成され、インターホン副親機50の全体制御を司る。マイク52は、ユーザの音声を音声信号に変換し、制御部51に渡す。スピーカ53は、通信部54により受信された音声信号を音声に変換して出力する。
通信部54は、制御部51から渡された種々のデータを送信するための通信信号を生成し、通信路M1に出力すると共に、自己宛に送信された通信信号を取り込んで制御部51に渡す。
表示部55は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルにより構成され、通信部54により受信された映像信号を表示する。操作部56は、例えばテンキー含み、ユーザによる種々の操作指令を受け付ける。
図7は、実施の形態1によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。ドアホン子機10は、呼出者により呼出ボタンが押されると、インターホン親機20に呼出通知を送信する(ステップS1)。以下の説明では、説明の便宜上、ドアホン子機10−1が呼出通知を送信したものとする。
インターホン親機20は、ドアホン子機10から送信された呼出通知を受信すると、呼出要求を映像音声転送装置40に送信する(ステップS2)。この場合、ドアホン子機10は映像信号及び音声信号の送信を開始し、映像音声転送装置40は、インターホン親機20を介して映像信号及び音声信号を受信することになるが、通話装置30に対しては、受信した映像信号及び音声信号を送信しない。
映像音声転送装置40は、呼出要求を受信すると、呼出通知としてのINVITE+SDP(O)を通話装置30−1,30−2に送信する(ステップS3)。ここで、INVITEはSIPのメッセージであり、SDP(Session Description Protocol)はINVITEメッセージにセッションやメディア情報(映像や音声のコーデック情報)を併せて通知するためのプロトコルである。SDP(O)は問い合わせる側、SDP(A)は回答側の情報となり、この問い合わせにより双方で合意が取られ、映像信号又は音声信号が呼確立後に送信されることになる。
通話装置30−1,30−2は、呼出通知を受信すると100Tryingを映像音声転送装置40に送信した後、暫定応答としての180Ringing+SPD(A)を映像音声転送装置40に送信する(ステップS4)。
映像音声転送装置40は、通話装置30−1,30−2のうち少なくともいずれか一方の通話装置30から180Ringing+SPD(A)を受信すると、ドアホン子機10からインターホン親機20を介して送信されている映像信号及び音声信号の通話装置30への送信を開始する(ステップS5)。ここで、ドアホン子機10−1により送信される映像信号と音声信号とはYUV信号である。
映像音声転送装置40は、ドアホン子機10−1により取得された映像信号及び音声信号を、インターホン親機20を介して受信すると、受信した映像信号及び音声信号をマルチキャストで通話装置30−1,30−2に転送する(ステップS6)。ここで、映像信号及び音声信号はRTP(Real-time Transport Protocol)により送信される。
通話装置30−1,30−2は、映像音声転送装置40から送信された映像信号及び音声信号を受信すると表示部35及びスピーカ33に出力し、ドアホン子機10−1に対して呼出操作がなされたことを通話装置30のユーザに報知する(ステップS7)。
図8は、図7の続きのシーケンス図を示している。通話装置30−1は、ユーザにより応答ボタンが押されると(ステップS8)、ドアホン子機10−1との呼を確立するための確立要求としての200OK(INVITE)+SDP(A)を映像音声転送装置40に送信する(ステップS9)。
映像音声転送装置40は、200OK(INVITE)+SDP(A)を受信すると、通話装置30−1とドアホン子機10−1との呼を確立する処理を実行する(ステップS10)。
具体的には、ステップS10の処理は下記のようになる。まず、映像音声転送装置40は、インターホン親機20に子機通話開始要求を送信する。次に、インターホン親機20は、通話開始許可を映像音声転送装置40に送信する。
次に、映像音声転送装置40は、ACKを通話装置30−1に送信し、かつ、CANCELを通話装置30−2に送信する。
CANCELを受信した通話装置30−2は、200OKを映像音声転送装置40に送信した後、487RequestTerminatedを映像音声転送装置40に送信する。487RequestTeminatedを受信した映像音声転送装置40は、ACKを通話装置30−2に送信する。これにより、通話装置30−2に対する呼が切断される。
一方、映像音声転送装置40は、re−INVITE+SDP(O)を通話装置30−1に送信し、通話装置30−1から200OK+SDP(A)を受信し、通話装置30−1にACKを送信する。これにより、通話装置30−1との呼が確立される。図7のステップS3,S4において、SDPによるセッションやメディア情報のやりとりは完了しているが、この段階でのやりとりは、映像信号及び音声信号をマルチキャストで送信するためのやりとりになる。一方、図8のステップS8では、通話装置30が応答した場合、通話装置30とドアホン子機10との1対1通話となるので、セッション情報をマルチキャストからユニキャストに変更する必要があるため、re−INVITE+SDP(O)が送信されている。
呼が確立されると、映像音声転送装置40は、ドアホン子機10−1からインターホン親機20を介して送信された映像信号及び音声信号をユニキャストで通話装置30−1に送信する(ステップS11)。このように、通話装置30−2に対する呼を切断し、通話装置30−1に対してのみ呼を確立して、通話装置30−1に映像信号及び音声信号をユニキャストで送信することで、通信トラフィックの不要な増大を抑制することができる。ここで、映像信号及び音声信号はRTP(Real-time Transport Protocol)により送信される。
図9は、図8の続きのシーケンス図を示している。通話装置30−1は、ユーザにより通話を終了するために通話ボタンが押されると(ステップS12)、通話の切断処理を実行する(ステップS13)。具体的には、ステップS13の処理は下記のようになる。まず、通話装置30−1は、BYEを映像音声転送装置40に送信する。次に、映像音声転送装置40は、切断要求をインターホン親機20に送信する。次に、インターホン親機20は、ドアホン子機10−1との切断処理が終了すると、子機切断完了通知を映像音声転送装置40に送信する。次に、映像音声転送装置40は、200OKを通話装置30−1に送信する。
図10は、通話装置30−1がエラー応答を送信した場合のシーケンス図を示している。ステップS21〜S23は、図7のステップS1〜S3と同一である。ステップS24において、通話装置30−1は、映像音声転送装置40にエラー応答を送信し(ステップS24)、映像音声転送装置40からACKを受信する。映像音声転送装置40は、どの通話装置30からも暫定応答を受信していないため、通話装置30からの暫定応答の受信待ち状態となる(ステップS25)。
次に、通話装置30−2は、100Tryingを送信した後、暫定応答としての180Ringing+SDP(A)を映像音声転送装置40に送信する(ステップS26)。
次に、映像音声転送装置40は、図7のステップS5と同様に、インターホン親機20にドアホン子機10により取得された映像信号及び音声信号の送信を開始させる(ステップS27)。ステップS28,S29は図7のステップS6,S7と同一である。
このように、通話装置30−1からエラー応答が送信されても、残りの少なくとも1台の通話装置30から暫定応答が送信された場合、残りの通話装置30に対して映像信号及び音声信号がマルチキャストで送信されるため、一部の通話装置30に異常が発生していても、残りの正常な通話装置30に対して映像信号及び音声信号を送信することができる。
このように、本インターホンシステムによれば、ドアホン子機10−1により呼出者による呼出操作が受け付けられると、映像音声転送装置40は、ドアホン子機10−1により取得された映像信号及び音声信号を通話装置30にマルチキャストで転送する。そして、通話装置30は映像信号及び音声信号を受信して、ユーザに呼出者により呼出操作が行われたことを報知する。そして、屋内のユーザが通話装置30−1に応答操作を行うと、映像音声転送装置40は、通話装置30−1と、ドアホン子機10−1との呼を確立する。
そのため、ユーザは、通話装置30を用いて訪問者に応対するか否かを判断することができる。また、呼の確立前に、映像信号及び音声信号が通話装置30から出力されるため、通話装置30を用いた場合においても、従来のインターホンシステムと同様の操作感により、ユーザは呼出者と通話することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2によるインターホンシステムについて説明する。実施の形態2によるインターホンシステムは、インターホン親機20又はインターホン副親機50がドアホン子機10の呼出に対して応答した場合、ドアホン子機10と通話装置30との呼を切断することを特徴とする。なお、本実施の形態において実施の形態1と同一のものは説明を省く。
図11は、実施の形態2によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。ステップS41は、図7のステップS1〜S5,S7と同一であり、ステップS42は、図7のステップS6と同一である。
ステップS43において、ユーザにより通話ボタンが押されることで、インターホン親機20又はインターホン副親機50は、ドアホン子機10からの呼び出しに対して応答すると、映像音声転送装置40に、通話開始許可を送信する(ステップS44)。
具体的には、ドアホン子機10からの呼出に対し、インターホン副親機50で応答する場合、インターホン親機20は、インターホン副親機50からの通話開始要求に対する通話開始許可を映像音声転送装置40及び他のインターホン副親機50にブロードキャストで送信する。このとき、通話開始許可のメッセージには、インターホン親機20又はどのインターホン副親機50がドアホン子機10と通話するかを示す情報が含まれている。映像音声転送装置40は、この通話開始許可のメッセージを受け、インターホン親機20又はインターホン副親機50がドアホン子機10と通話を開始したと判断し、通話装置30−1,30−2との呼の切断処理を行う(ステップS45)。ステップS45の処理は、図8のステップS10の通話装置30−2に対する呼の切断処理と同一である。
このように、実施の形態2によるインターホンシステムによれば、既存のインターホンシステム側から呼の切断要求が行われると、それに応じてドアホン子機10と通話装置30との呼の切断処理が行われる。そのため、ユーザは、インターホン親機20又はインターホン副親機50を用いて呼の切断処理を行うことができ、操作性の高いインターホンシステムを提供することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3によるインターホンシステムは、ユーザが通話装置30から呼の切断要求を行うことを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1,2と同一のものは説明を省略する。
本実施の形態において、図4に示す通話装置30は、切断要求部314を更に備えている。切断要求部314は、操作部36がユーザによる呼の切断操作を受け付けた場合、呼を切断するための切断要求を映像音声転送装置40に送信する。
また、本実施の形態において、図5に示す映像音声転送装置40の呼確立部412は、ある通話装置30から送信された切断要求を受信した場合、ドアホン子機10と通話装置30との呼の切断処理を行う。
図12は、実施の形態3によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。ステップS51は、図7のステップS1〜S5,S7と同一であり、ステップS52は、図7のステップS6と同一である。
ステップS53において、通話装置30−1は、ドアホン子機10と通話装置30との呼を切断するための切断操作を受け付けると、切断要求を映像音声転送装置40に送信する(ステップS54)。
次に、映像音声転送装置40は、インターホン親機20に切断要求を送信し、かつ、通話装置30−1に切断要求に対する応答を送信する。
次に、インターホン親機20は、ドアホン子機10への呼の切断処理が終了すると、映像音声転送装置40に子機切断完了通知を送信する(ステップS55)。
次に、映像音声転送装置40は、通話装置30−1,30−2に対して呼の切断処理を行う(ステップS56)。ステップS56の処理の詳細は、図11のステップS45と同一である。
このように、実施の形態3によるインターホンシステムによれば、ある通話装置30から呼を切断するために送信された切断要求をトリガとして、ドアホン子機10と全ての通話装置30との呼の切断処理が実行されるため、ユーザの意思に応じて速やかに呼を終了させることができ、不要な通信の発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態におけるインターホンシステムは、ドアホン子機10からの呼出があり、ユーザが呼出者を確認したところ、セールスマンであり、応対したくない場合や、呼出者が通話装置30に表示される映像に呼出者が写っておらず、既存インターホンシステムのタイムアウトを待たずに、ユーザが呼を切断したい場合に有用となる。
(実施の形態4)
実施の形態4のインターホンシステムは、通話装置30がユーザの監視操作に応じて、ドアホン子機10に映像信号及び音声信号を送信させることを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1〜3と同一のものは説明を省略する。
本実施の形態において、図4に示す通話装置30は、監視要求部315を更に備えている。監視要求部315は、ユーザの監視操作に応じて、あるドアホン子機10から映像信号及び音声信号を送信させるための監視要求を映像音声転送装置40に送信する。
また、本実施の形態において、図5に示す映像音声転送装置40は、監視確立部413を更に備えている。
監視確立部413は、ある通話装置30から監視要求が送信された場合、当該通話装置30と、該当するドアホン子機10との間の呼を確立し、呼を確立したドアホン子機10により取得された映像信号及び音声信号を、呼を確立した通話装置30に送信する。
また、監視確立部413は、ある通話装置30から監視要求が送信された場合、インターホン親機20又はインターホン副親機50と、ドアホン子機10との間で既に呼が確立されている場合、すなわち、既存のインターホンシステムが使用中である場合、全ての通話装置30にそのことを通知し、通話装置30とドアホン子機10との呼の切断処理を行う。
図13は、実施の形態4によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。ステップS61において、通話装置30−1は、ユーザによりモニタボタンが押されると、監視要求としてのINVITE+SDP(O)を映像音声転送装置40に送信する(ステップS62)。
次に、映像音声転送装置40は、インターホン親機20に子機通話開始要求を送信し、かつ、通話装置30−1に100Trying,180Ringing+SDP(A)を順次送信する(ステップS63)。
次に、映像音声転送装置40は、インターホン親機20から通話開始許可を受信すると、通話装置30−1に200OK+SDP(A)を送信する(ステップS64)。
次に、映像音声転送装置40は、通話装置30−1からACKを受信すると、該当するドアホン子機10により取得された映像信号及び音声信号をインターホン親機20に送信させ、送信された映像信号及び音声信号を通話装置30−1にユニキャストで送信する(ステップS65)。
このように、実施の形態4のインターホンシステムによれば、ユーザは、所望のドアホン子機10により取得された映像信号及び音声信号を監視することができる。
図14は、実施の形態4のインターホンシステムにおいて、既存のインターホンシステムが使用中である場合のシーケンス図を示している。
通話装置30−1は、ユーザによりモニタボタンが押されると(ステップS71)、監視要求としてのINVITE+SDP(O)を映像音声転送装置40に送信する(ステップS72)。
次に、映像音声転送装置40は、既存のインターホンシステムが使用中であるため、そのことを通知するために486BusyHereを通話装置30−1に送信する(ステップS73)。
次に、通話装置30−1は、486BusyHereを受信すると、既存のインターホンシステムが使用中であることを認識し、ACKを映像音声転送装置40に送信する(ステップS74)。
このように、実施の形態4のインターホンシステムによれば、既存のインターホンシステムが使用中である場合、そのことが通話装置30に通知されるため、通話装置30は、既存のインターホンシステムが使用中であることを認識することができる。この場合、通話装置30は、映像信号及び音声信号を取得できないことをユーザに報知してもよい。
なお、上記説明では、ドアホン子機10により取得された映像信号及び音声信号を通話装置30に出力させる態様を示したが、本発明はこれに限定されず、屋外に別途カメラ及びマイクを設置し、このカメラ及びマイクにより取得された映像信号及び音声信号を通話装置30に送信してもよい。この場合、カメラ及びマイクを、図1に示すハブ60に接続してもよいし、既存のインターホンシステム側に子機として接続してもよい。
なお、上記説明においては、既存のインターホンシステムに映像音声転送装置40及び通話装置30が後付けされる態様を主に想定して説明したが、これに限定されず、初期設置の段階において、図1に示す全ての構成要素を含むインターホンシステムを設置してもよい。
実施の形態1によるインターホンシステムの全体構成図を示している。 図1に示すドアホン子機のブロック図を示している。 図1に示すインターホン親機のブロック図である。 図1に示す通話装置のブロック図を示している。 図1に示す映像音声転送装置のブロック図を示している。 図1に示すインターホン副親機のブロック図を示している。 実施の形態1によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。 図7の続きのシーケンス図を示している。 図8の続きのシーケンス図を示している。 通話装置がエラー応答を送信した場合のシーケンス図を示している。 実施の形態2によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。 実施の形態3によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。 実施の形態4によるインターホンシステムのシーケンス図を示している。 実施の形態4のインターホンシステムにおいて、既存のインターホンシステムが使用中である場合のシーケンス図を示している。
符号の説明
10 ドアホン子機
20 インターホン親機
30 通話装置
40 映像音声転送装置
60 ハブ
M1 通信路

Claims (9)

  1. インターホン親機と、映像信号及び音声信号を取得するドアホン子機と、映像音声転送装置と、通話装置とが所定の通信路を介して接続されたインターホンシステムの呼制御方法であって、
    前記ドアホン子機が、呼出者による呼出操作を受け付けたことを示す呼出通知を前記インターホン親機に送信する呼出通知ステップと、
    前記インターホン親機が、前記呼出通知に従って、前記通話装置を呼び出すための呼出要求を、前記映像音声転送装置を介して全ての通話装置に送信する呼出要求ステップと、
    前記通話装置が、前記呼出要求に対する暫定応答を前記映像音声転送装置に送信する暫定応答ステップと、
    前記映像音声転送装置が、前記暫定応答を受信した場合、前記インターホン親機に、前記ドアホン子機により取得された映像信号及び音声信号の送信を開始させ、前記インターホン親機から送信された映像信号及び音声信号を全ての通話装置に転送する映像音声転送ステップと、
    前記通話装置が、前記映像音声転送装置から送信された映像信号及び音声信号を出力して、呼出者により前記呼出操作がなされたことを報知する報知ステップと、
    前記通話装置が、前記ユーザによる応答操作に応じて、前記ドアホン子機からの呼を確立するための確立要求を、前記映像音声転送装置に送信する確立要求ステップと、
    前記映像音声転送装置が、ある通話装置から前記確立要求を受信した場合、当該通話装置と前記ドアホン子機との呼を確立する呼確立ステップとを備えることを特徴とする呼制御方法。
  2. 前記映像音声転送ステップは、前記映像信号及び音声信号を全ての通話装置にマルチキャストで転送することを特徴とする請求項1記載の呼制御方法。
  3. 前記映像音声転送ステップは、少なくとも1台の通話装置から前記暫定応答を受信した場合、前記インターホン親機に映像信号及び音声信号の送信を開始させることを特徴とする請求項1又は2記載の呼制御方法。
  4. 前記インターホン親機に前記通信路を介して接続されたインターホン副親機を更に備え、
    前記呼確立ステップは、前記インターホン親機又はインターホン副親機が、前記ドアホン子機からの呼び出しに対して応答した場合、全ての通話装置にそのことを通知し、前記通話装置と前記ドアホン子機との呼の切断処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の呼制御方法。
  5. 前記インターホン親機に前記通信路を介して接続されたインターホン副親機を更に備え、
    前記呼確立ステップは、前記ドアホン子機が前記呼出通知を送信してから所定のタイムアウト時間が経過するまでに、前記インターホン親機又は前記インターホン副親機と、前記ドアホン子機との間で呼が確立されなかった場合、全ての通話装置にそのことを通知し、前記通話装置と前記ドアホン子機との呼の切断処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の呼制御方法。
  6. 前記通話装置が、前記ユーザによる呼の切断操作に応じて、呼を切断するための切断要求を前記映像音声転送装置に送信する切断要求ステップを更に備え、
    前記呼確立ステップは、ある通話装置から前記切断要求が送信された場合、前記通話装置と前記ドアホン子機との呼の切断処理を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の呼制御方法。
  7. 前記ドアホン子機、又は映像信号及び音声信号を取得する専用の装置により構成され、前記通信路を介して接続された監視装置を更に備え、
    前記通話装置が、ユーザの監視操作に応じて、ある監視装置から映像信号及び音声信号を送信させるための監視要求を前記映像音声転送装置に送信する監視要求ステップと、
    前記映像音声転送装置が、ある通話装置から前記監視要求が送信された場合、当該通話装置と、該当する監視装置との間の呼を確立し、呼を確立した監視装置により取得された映像信号及び音声信号を呼を確立した通話装置に送信する監視確立ステップとを更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の呼制御方法。
  8. 前記インターホン親機に前記通信路を介して接続されたインターホン副親機を更に備え、
    前記監視確立ステップは、前記監視要求が送信された場合、前記インターホン親機又は前記インターホン副親機と、前記監視装置との間で既に呼が確立されている場合、全ての通話装置にそのことを通知し、前記通話装置と前記監視装置との呼の切断処理を行うことを特徴とする請求項7記載の呼制御方法。
  9. インターホン親機と、映像信号及び音声信号を取得するドアホン子機と、映像音声転送装置と、通話装置とが所定の通信路を介して接続されたインターホンシステムであって、
    前記ドアホン子機は、呼出通知手段を備え、
    前記インターホン親機は、呼出要求手段を備え、
    前記通話装置は、暫定応答手段と報知手段と確立要求手段とを備え、
    前記映像音声転送装置は、映像音声転送手段と呼確立手段とを備え、
    前記呼出通知手段は、呼出者による呼出操作を受け付けたことを示す呼出通知を前記インターホン親機に送信し、
    前記呼出要求手段は、前記呼出通知に従って、前記通話装置を呼び出すための呼出要求を、前記映像音声転送装置を介して全ての通話装置に送信し、
    前記暫定応答手段は、前記呼出要求に対する暫定応答を前記映像音声転送装置に送信し、
    前記映像音声転送手段は、前記暫定応答を受信した場合、前記インターホン親機に、前記ドアホン子機により取得された映像信号及び音声信号の送信を開始させ、前記インターホン親機から送信された映像信号及び音声信号を全ての通話装置に転送し、
    前記報知手段は、前記映像音声転送装置から送信された映像信号及び音声信号を出力して、呼出者により呼出操作がなされたことを報知し、
    前記確立要求手段は、前記ユーザによる応答操作に応じて、前記ドアホン子機からの呼を確立するための確立要求を、前記映像音声転送装置に送信し、
    前記呼確立手段は、ある通話装置から前記確立要求を受信した場合、当該通話装置と前記ドアホン子機との間の呼を確立することを特徴とするインターホンシステム。
JP2008158454A 2008-06-17 2008-06-17 呼制御方法及びインターホンシステム Pending JP2009303177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158454A JP2009303177A (ja) 2008-06-17 2008-06-17 呼制御方法及びインターホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008158454A JP2009303177A (ja) 2008-06-17 2008-06-17 呼制御方法及びインターホンシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009303177A true JP2009303177A (ja) 2009-12-24

Family

ID=41549552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008158454A Pending JP2009303177A (ja) 2008-06-17 2008-06-17 呼制御方法及びインターホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009303177A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021057683A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報端末、インターホンシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003078629A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Mitsubishi Electric Corp ドアホン装置
JP2006339781A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sharp Corp 中継装置および通信システム
JP2007006209A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Sharp Corp 撮像機能付きドアホンシステムおよび当該システムを構成する音声端末、映像端末、ホームゲートウェイ装置、ドアホンアダプタ
JP2007274177A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Aiphone Co Ltd インターホンシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003078629A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Mitsubishi Electric Corp ドアホン装置
JP2006339781A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sharp Corp 中継装置および通信システム
JP2007006209A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Sharp Corp 撮像機能付きドアホンシステムおよび当該システムを構成する音声端末、映像端末、ホームゲートウェイ装置、ドアホンアダプタ
JP2007274177A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Aiphone Co Ltd インターホンシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021057683A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報端末、インターホンシステム
JP7466100B2 (ja) 2019-09-27 2024-04-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報端末、インターホンシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007274177A (ja) インターホンシステム
CN101444077A (zh) 用于配置设备来辅助实现视频电话的系统和方法
JP2016163222A (ja) 通信システム、通信方法、中継装置、およびプログラム
JP2004120715A (ja) Ip電話システム、電話端末およびネットワーク間中継交換装置
JP2014229915A (ja) インターホンシステム
JP2009303177A (ja) 呼制御方法及びインターホンシステム
JP2010177933A (ja) インターホンシステム
JP2009135680A (ja) インターホンシステム
JP2004289657A (ja) テレビドアホンシステム
JP2009117916A (ja) テレビインターホンシステム
JP5032294B2 (ja) インターホンシステムの通話路確立方法およびインターホンシステムならびに転送装置
JP2006157650A (ja) テレビドアホン装置
JP5255412B2 (ja) 電話システムおよび電話制御方法
JP5430915B2 (ja) 呼制御方法及びインターホンシステム
JP2014229990A (ja) インターホンシステム
JP2007288287A (ja) インターホンシステム
JP6145305B2 (ja) インターホンシステム
JP2009094728A (ja) テレビインターホンシステム
JP2004072441A (ja) 画像表示機能付きipカメラ電話機
JP5069263B2 (ja) テレビインターホン装置
JP2008136139A (ja) インターホンシステム
JP2009239678A (ja) テレビインターホンシステム
KR101131904B1 (ko) VoIP를 이용한 실시간 방범 시스템
JP2009182842A (ja) テレビインターホンシステム
JP2009182642A (ja) テレビインターホンシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20110222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120831

A02 Decision of refusal

Effective date: 20130129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02