JP7466100B2 - 情報端末、インターホンシステム - Google Patents

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Description

本開示は、通信技術に関し、特に情報を通信する情報端末、インターホンシステムに関する。
インターホンシステムは、カメラ付きのドアホン子機と、モニタテレビ付きのインターホン親機とを含み、ドアホン子機で呼出釦を押操作されたときに、インターホン親機のテレビモニタにドアホン子機で撮像された画像が表示される(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-15974号公報
インターホンシステムがマンション等の集合施設に設置される場合、集合施設の玄関に玄関装置が設置され、集合施設中の施設、例えば住居に住宅情報盤が設置されることによって、玄関装置と住宅情報盤との間の来客通話が実行される。また、施設内に設置される副装置が住宅情報盤に接続されることによって、副装置は、住宅情報盤経由で玄関装置との間で来客通話を実行可能である。来客通話を実行する前に、来客通話の開始のトリガとなる呼出要求が、玄関装置において撮像された来訪者の映像信号とともに、住宅情報盤および副装置に送信される。映像信号を送信するための伝送帯域は、副装置の数が増加すれば増加する可能性があり、そのような伝送帯域を確保できるか否かは状況に応じて変わる。そのため、状況が変わっても映像信号を複数の副装置に確実に送信することが望まれる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、状況が変わっても情報を安定して送信する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の情報端末は、施設に設置可能な情報端末であって、玄関装置と制御装置を介して通信する第1通信部と、通信装置と通信する第2通信部と、前記第2通信部を制御する制御部とを備える。前記制御部は、マルチキャストユニキャストのいずれかを選択して前記第2通信部に、呼出信号とともに映像信号のすべてを送信させる。
本開示の別の態様もまた、情報端末である。この情報端末は、施設に設置可能な情報端末であって、玄関装置と通信する第1通信部と、通信装置と通信する第2通信部と、
第2通信部を制御する制御部とを備える。制御部は、マルチキャストあるいはユニキャストを選択して第2通信部に情報を送信させるものであり、第2通信部は、第1通信部から動画情報を取得した際、制御部がユニキャストを選択した場合に動画情報を送信し、制御部がマルチキャストを選択した場合に静止画情報あるいは連続した静止画情報を送信する。
本開示のさらに別の態様もまた、情報端末である。この情報端末は、施設に設置可能な情報端末であって、玄関装置と通信する第1通信部と、通信装置と通信する第2通信部と、
第2通信部を制御する制御部とを備える。制御部は、マルチキャストあるいはユニキャストを選択して第2通信部に情報を送信させるものであり、制御部は、外部からの入力に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、状況が変わっても情報を安定して送信できる。
図1(a)-(b)は、実施例に係るインターホンシステムの構成を示す図である。 図2(a)-(c)は、図1(a)-(b)の玄関装置、住宅情報盤、副装置の構成を示す図である。 図3(a)-(b)は、図2(b)の制御部において使用されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図4(a)-(b)は、図1(a)-(b)のインターホンシステムによる通信手順を示すシーケンス図である。 図5(a)-(c)は、図2(b)の制御部による選択手順を示すフローチャートである。 図2(b)の第2通信部による送信手順を示すフローチャートである。
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例は、マンション、アパート等の集合施設に設置されるインターホンシステムに関する。集合施設には、住居等の施設が複数集合しているとともに、少なくとも1つの共同玄関において人の出入りが可能である。共同玄関に設置されたロビーインターホン等の玄関装置を来訪者が操作することによって、来訪先の施設に設置された住宅情報盤が呼び出される。呼出に応じて、当該施設の居住者は住宅情報盤を操作することによって来訪者を確認する。居住者が住宅情報盤を操作して呼出に応答すると、玄関装置と住宅情報盤との間の来客通話が実行される。
また、施設において、住宅情報盤が設置された部屋とは別の部屋に副装置が設置されることがある。副装置は、住宅情報盤と通信することによって、住宅情報盤経由で玄関装置との来客通話を実行する。さらに、施設には、インターネットにアクセスするためのルータが設置されることもある。スマートホン、タブレット、PC等の端末装置は、ルータ経由でインターネットにアクセスする。このルータに住宅情報盤を接続する場合、ルータを介して住宅情報盤と端末装置との間での通信が可能になる。そのため、端末装置は、住宅情報盤経由で玄関装置との来客通話を実行する。
住宅情報盤、副装置、端末装置のいずれかにおいて来客通話を実行するために、玄関装置からの呼出要求は、住宅情報盤に送信されるとともに、住宅情報盤から副装置、端末装置にも送信される。また、呼出要求とともに、玄関装置において取得した音声信号、映像信号も、住宅情報盤、副装置、端末装置に送信される。さらに、副装置あるいは端末装置が複数存在する場合、呼出要求、音声信号、映像信号は、複数の副装置あるいは端末装置すべてに送信される。このような呼出要求に対して、居住者が住宅情報盤、副装置、端末装置のいずれか、例えば1つの副装置で応答した場合、当該1つの副装置と玄関装置との間で来客通話がなされる。以下では、複数の副装置、複数の端末装置を「複数の通信装置」と総称する。複数の通信装置には、複数の副装置だけが含まれてもよく、複数の端末装置だけが含まれてもよく、1つの以上の複数の副装置と1つ以上の端末装置が含まれてもよい。
来客通話が開始する前では、複数の通信装置に映像信号が送信されるが、来客通話が開始した後では、例えば1つの副装置に映像信号が送信されるので、来客通話が開始した後よりも来客通話が開始する前において、広い伝送帯域が必要とされる。また、住宅情報盤に対して、複数の通信装置とが無線通信により接続される場合、来客通話が開始する前に必要とされる伝送帯域が無線通信において確保可能であるか否かはさまざまな状況に応じて変わる。例えば、無線通信における通信環境が悪化すれば、前述の伝送帯域は確保されにくくなるが、無線通信における通信環境が改善すれば、前述の伝送帯域は確保されやすくなる。また、無線通信を実行する副装置と端末装置の数が増加すれば、前述の伝送帯域は確保されにくくなるが、無線通信を実行する副装置と端末装置の数が減少すれば、前述の伝送帯域は確保されやすくなる。そのため、状況が変化する場合であっても、来客通話が開始する前における映像信号を複数の通信装置に確実に送信することが望まれる。
本実施例に係るインターホンシステムは、状況に応じてマルチキャストとユニキャストとを切りかえる。マルチキャストでは、複数の通信装置にまとめて映像信号が送信され、ユニキャストでは、複数の通信装置のそれぞれに映像信号が送信される。そのため、マルチキャストで使用される伝送帯域は、ユニキャストで使用される伝送帯域よりも少なくてすむ。これより、ユニキャストであれば映像信号を送信するための伝送帯域を確保できないような状況であっても、マルチキャストであれば映像信号を送信するための伝送帯域が確保される。
図1(a)-(b)は、インターホンシステム1000の構成を示す。図1(a)において、集合施設100は、施設110と総称される第1施設110a、第2施設110b、第3施設110cを含む。インターホンシステム1000は、玄関装置200、制御装置300、共用部幹線310、占有幹線320、住宅情報盤400、中継装置500、副装置600と総称される第1副装置600a、第2副装置600b、ルータ700、ネットワーク710、サーバ720、端末装置800、玄関子機850を含む。集合施設100における施設110の数は「3」に限定されず、副装置600の数は「2」に限定されず、端末装置800の数は「1」に限定されない。住宅情報盤400、中継装置500、副装置600、ルータ700、端末装置800は、第1施設110aにのみ示されるが、第2施設110b、第3施設110cにも含まれる。住宅情報盤400を情報端末と呼ぶ場合、副装置600、端末装置800は通信装置と呼ばれる。
インターホンシステム1000は、玄関装置200、制御装置300、住宅情報盤400を含む幹線システムと、住宅情報盤400、副装置600、端末装置800を含む内線システムを含む。インターホンシステム1000は来客通話処理を実行可能であり、来客通話処理は、住宅情報盤400、副装置600、端末装置800のいずれかと、玄関装置200との間における音声と画像での通話を実行する。以下では、(1)幹線システムにおける来客通話処理、(2)副装置600を含めた来客通話処理、(3)端末装置800を含めた来客通話処理、(4)マルチキャストとユニキャストとの切替制御処理の順に説明する。
(1)幹線システムにおける来客通話処理
集合施設100では、複数の施設110が集合している。集合施設100の一例はマンションであり、施設110の一例は住居である。集合施設100の共同玄関には、玄関装置200が設置される。玄関装置200は、例えば、マンションのロビーに設置されたロビーインターホンである。図2(a)-(c)は、玄関装置200、住宅情報盤400、副装置600の構成を示す。図2(a)は、玄関装置200の構成を示す。玄関装置200は、処理部210、操作部230、制御部240、通信部250を含み、処理部210は、撮像部212、マイク214、スピーカ216、モニタ218、IF部220を含む。
玄関装置200の操作部230は、来訪者の操作を受けつけるためのユーザインタフェースであり、例えば呼出釦である。操作部230は、訪問予定の施設110の番号を来訪者から受けつけると、呼出要求を制御部240に出力する。また、操作部230が来訪者によって操作されると、処理部210が動作する。
撮像部212は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の固体撮像素子を備え、来訪者を撮影する。当該固体撮像素子は光電変換した映像信号をIF部220に出力する。IF部220は、撮像部212からの映像信号に対して種々の信号処理を実行する。種々の信号処理には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。IF部220は、信号処理を実行した映像信号(以下、これもまた「映像信号」という)を制御部240に出力する。
マイク214とスピーカ216は、来訪者が居住者と通話するためのユーザインタフェースである。マイク214は来訪者の声を集音し、電気信号に変換してIF部220に出力する。IF部220は、マイク214からの電気信号を受けつけ、これを伝送するための形式の信号(以下、「音声信号」という)に変換する。IF部220は、音声信号を制御部240に出力する。一方、IF部220は、制御部240から音声信号を入力し、音声信号を電気信号に変換する。IF部220は、電気信号をスピーカ216に出力する。スピーカ216は、IF部220からの電気信号を再生して音声出力する。
モニタ218は、メッセージ等を表示する。IF部220は、制御部240からメッセージ信号を入力し、メッセージ信号をモニタ218に出力する。メッセージ信号は、玄関装置200において生成されてもよい。制御部240は、玄関装置200の動作を制御する。制御部240は、通信部250に接続される。通信部250は、共用部幹線310を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して住宅情報盤400との間の通信を実行する。具体的に説明すると、通信部250は、呼出要求、映像信号を住宅情報盤400に送信するとともに、音声信号、メッセージ信号を住宅情報盤400との間で送受信するが、信号はこれらに限定されない。図2(b)-(c)は後述し、図1(a)に戻る。
制御装置300は、機械室や管理人室などの共用スペースに設置され、玄関装置200と住宅情報盤400との間の信号を中継する。その際、制御装置300は、玄関装置200からの信号に含まれた送信先の情報を抽出し、抽出した情報において示された送信先の住宅情報盤400に当該信号を送信する。共用部幹線310、占有幹線320は、玄関装置200からの呼出要求、住宅情報盤400からの応答信号等を伝送するための伝送路であり、例えば専用線である。共用部幹線310、占有幹線320には、前述の呼出要求、映像信号、音声信号、メッセージ信号が伝送される。
住宅情報盤400は、施設110内に設置されており、住戸機、住戸端末、居室親機、住宅親機とも呼ばれる。図2(b)は、住宅情報盤400の構成を示す。住宅情報盤400は、処理部410、操作部430、制御部440、第1通信部450、第2通信部460を含み、処理部410は、マイク414、スピーカ416、モニタ418、IF部420を含む。
第1通信部450は、占有幹線320を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して玄関装置200との間の通信を実行する。第1通信部450には制御部440が接続され、制御部440は住宅情報盤400の動作を制御する。制御部440にはIF部420、操作部430が接続され、IF部420にはマイク414、スピーカ416、モニタ418が接続される。ここで、マイク414、スピーカ416、IF部420、操作部430は、マイク214、スピーカ216、IF部220、操作部230と同様に構成される。モニタ418は、玄関装置200の撮像部212において撮像された映像を表示する。
制御部440は、第1通信部450を介して玄関装置200からの呼出要求、映像信号、音声信号を受けつける。制御部440は、呼出要求を受けつけると、IF部420を介してスピーカ416から呼出音を出力させる。これに続いて、制御部440は、IF部420を介してモニタ418に、映像信号を再生した映像を表示させるとともに、IF部420を介してスピーカ416から、音声信号を再生した音声を出力させる。呼出音を聞いた居住者が操作部430を操作することによって呼出に応答した場合、制御部440は、第1通信部450に対して、玄関装置200との間の通信を実行させる。その結果、通信部250から第1通信部450に映像信号が送信され、かつ通信部250と第1通信部450との間で音声信号が通信されることによって、玄関装置200を操作する来訪者と、住宅情報盤400を操作する居住者との間の通話が実行される。図2(c)は後述し、図1(a)に戻る。
(2)副装置600を含めた来客通話処理
中継装置500は、無線LAN(Local Area Network)のような無線通信システムに対応した通信機能を有し、内線システムに含まれる住宅情報盤400、副装置600間の信号を中継する。中継装置500は、例えば、AP(Access Point)モードルータである。APモードルータでは、無線通信機能が有効にされるが、ルータ機能が無効にされている。副装置600は、サブ親機、モニタ付き副親機とも呼ばれ、住宅情報盤400を介して玄関装置200との来客通話処理を実行可能である。
図2(c)は、副装置600の構成を示す。副装置600は、処理部610、操作部630、制御部640、通信部650を含み、処理部610は、マイク614、スピーカ616、モニタ618、IF部620を含む。マイク614、スピーカ616、モニタ618、IF部620、操作部630は、マイク414、スピーカ416、モニタ418、IF部420、操作部430と同様に構成される。通信部650は、中継装置500と同一の無線通信システムに対応した通信機能を有する。通信部650は、来客通話処理において、中継装置500、住宅情報盤400、制御装置300を介して玄関装置200との間の通信を実行する。通信部650には制御部640が接続され、制御部640は副装置600の動作を制御する。
前述のごとく、図2(b)の住宅情報盤400の制御部440は、第1通信部450を介して玄関装置200からの呼出要求、映像信号、音声信号を受けつける。制御部440は、呼出要求、映像信号、音声信号を第2通信部460から送信する。第2通信部460から送信された呼出要求、映像信号、音声信号は、図1(a)の中継装置500を介して、第1副装置600aおよび第2副装置600bに受信される。
図2(c)の副装置600の通信部650は呼出要求、映像信号、音声信号を受信する。制御部640は、通信部650が呼出要求を受信すると、IF部620を介してスピーカ616から呼出音を出力させる。制御部640は、通信部650が映像信号と音声信号を受信すると、IF部620を介してモニタ618に、映像信号を再生した映像を表示させるとともに、IF部620を介してスピーカ616から、音声信号を再生した音声を出力させる。呼出音を聞いた居住者が操作部630を操作することによって呼出に応答した場合、制御部640は、通信部650を介して住宅情報盤400に応答を通知することによって、通信部650に玄関装置200との間の通信を実行させる。その結果、通信部250から住宅情報盤400、中継装置500経由で通信部650に映像信号が送信される。また、住宅情報盤400、中継装置500を介して、通信部250と通信部650との間で音声信号が通信される。これらにより、玄関装置200を操作する来訪者と、副装置600を操作する居住者との間の通話が実行される。図1(a)に戻る。
(3)端末装置800を含めた来客通話処理
ルータ700は、第1施設110a内のネットワークと、第1施設110aの外部のネットワーク710とを接続するための装置である。ネットワーク710は、インターネットを含み、サーバ720はインターネットにおいて所定の処理を実行する装置である。端末装置800は、スマートホン、タブレット、PC等の通信装置である。端末装置800は、第1施設110a内においてルータ700あるいは中継装置500に接続されることによって、ネットワーク710経由でサーバ720との通信を実行する。また、端末装置800は、第1施設110a外においてネットワーク710に接続されることによって、サーバ720との通信を実行する。さらに、端末装置800は、ルータ700あるいは中継装置500を介して住宅情報盤400に接続されることによって、住宅情報盤400を介して玄関装置200との来客通話処理を実行可能である。
前述のごとく、図2(b)の住宅情報盤400の制御部440は、第1通信部450を介して玄関装置200からの呼出要求、映像信号、音声信号を受けつける。制御部440は、呼出要求、映像信号、音声信号を第2通信部460から送信する。第2通信部460から送信された呼出要求、映像信号、音声信号は、図1(a)の中継装置500、ルータ700を介して、端末装置800に受信される。
端末装置800は、図2(c)と同様の構成を有し、呼出要求を受信すると呼出音を出力させる。端末装置800は、映像信号と音声信号を受信すると、映像信号を再生した映像を表示するとともに、音声信号を再生した音声を出力する。呼出音を聞いた居住者が端末装置800を操作することによって呼出に応答した場合、端末装置800は、住宅情報盤400に応答を通知することによって、玄関装置200との間の通信を実行する。その結果、通信部250から住宅情報盤400、中継装置500、ルータ700経由で端末装置800に映像信号が送信される。また、住宅情報盤400、中継装置500、ルータ700を介して、通信部250と端末装置800との間で音声信号が通信される。これらにより、玄関装置200を操作する来訪者と、端末装置800を操作する居住者との間の通話が実行される。
このように、住宅情報盤400の第2通信部460と通信可能な通信装置は、ルータ700を介して通信する端末装置800と、ルータ700を介さずに通信する副装置600を含む。ここで、端末装置800を第1種の通信装置と呼ぶ場合、副装置600は第2種の通信装置と呼ばれる。
(4)マルチキャストとユニキャストとの切替制御処理
以下では、来客通話が開始する前における映像信号の送信を中心に説明する。この映像信号は、呼出要求とともに送信される信号である。特に、住宅情報盤400から中継装置500を介して複数の通信装置に送信される映像信号に着目する。前述のごとく、複数の通信装置は、複数の副装置600、複数の端末装置800の総称である。来客通話が開始する前において、複数の通信装置のすべては、映像信号を受信することによって、来訪者が含まれた映像を表示しなければならない。映像信号の送信には音声信号の送信よりも広い伝送帯域が要求されるので、複数の通信装置における状況によっては、複数の通信装置に映像信号が正確に受信されないおそれがある。それにより、複数の通信装置において表示される映像の品質が悪化するおそれがある。
来客通話が開始する前における映像信号を複数の通信装置に確実に送信するために、図2(b)における住宅情報盤400の第2通信部460は、マルチキャストおよびユニキャストの2方式を実行可能である。また、来客通話が開始する前において、制御部440は、マルチキャストあるいはユニキャストを選択して第2通信部460に映像信号を送信させる。その際、呼出要求と音声信号も同様に送信される。
ここで、ユニキャストとは、第2通信部460と通信装置とが1対1で通信する方式であり、無線通信システムにおいて規定された複数種類の通信速度の中から各通信装置に適した通信速度が選択される。また、各通信装置に適した通信速度が選択されるので、通信装置1台あたりの通信速度を高速にすることが可能になる。このようなユニキャストでは、無線通信の通信状況の計測結果を通信装置毎に適用することによって、映像信号の速度、つまり映像の品質が通信装置毎に変えられてもよい。一方、映像信号は各通信装置に対して送信されるので、通信装置の数が増加すると、映像信号を送信するための伝送帯域も広くなる。そのような状況下において、いずれかの通信装置における映像信号の通信にエラーが生じると、映像信号の再送が発生するので、当該通信装置において使用される伝送帯域がさらに広くなる。伝送帯域がさらに広くなると、他の通信装置に対して映像信号を送信するための伝送帯域が逼迫しやすくなるので、他の通信装置に影響が及ぼされる。
マルチキャストとは、第2通信部460と複数の通信装置とが1対Nで通信する方式であり、複数種類の通信速度の中から最も低い通信速度が選択される。そのため、マルチキャストにおける通信装置1台あたりの通信速度は、ユニキャストにおける通信装置1台あたりの通信速度よりも低い。一方、映像信号は複数の通信装置に対してまとめて送信されるので、通信装置の数が増加しても、映像信号を送信するための伝送帯域は変わらない。また、マルチキャストにおいては再送制御もなされないので、いずれかの通信装置における映像信号の通信にエラーが生じても、他の通信装置に影響が及ぼされない。
制御部440におけるマルチキャストあるいはユニキャストの選択は、例えば、第1方式から第3方式のいずれかによりなされる。
(A)第1方式
図2(b)の制御部440は、第2通信部460に対して干渉電力の大きさ(以下、「干渉量」という)を測定させる。干渉量の測定には公知の技術が使用されればよいが、干渉量は、第2通信部460が映像信号等を送信する通信環境において、すでに他の装置が送信している信号の大きさに相当する。そのため、干渉量が小さくなるほど、映像信号を送信するための伝送帯域が確保しやすくなり、干渉量が大きくなるほど、映像信号を送信するための伝送帯域が確保しにくくなる。
図3(a)-(b)は、制御部440において使用されるテーブルのデータ構造を示す。図3(a)に示されるように、制御部440は、干渉量がしきい値以上であればマルチキャストを選択し、干渉量がしきい値より小さければユニキャストを選択する。しきい値は、ユニキャストによって伝送帯域が確保されるか否かの境界の値をもとに設定される。しきい値は、例えばシミュレーション計算により求められればよい。図3(b)については後述し、図2(b)に戻る。このように制御部440は、通信環境に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択する。制御部440における選択処理は例えば定期的になされる。
(B)第2方式
制御部440は、第2通信部460に接続されている通信装置の台数を取得する。通信装置の台数が少なくなるほど、ユニキャストによって映像信号を送信するための伝送帯域が確保しやすくなり、通信装置の台数が多くなるほど、ユニキャストによって映像信号を送信するための伝送帯域が確保しにくくなる。図3(b)に示されるように、制御部440は、通信装置の台数がしきい値以上であればマルチキャストを選択し、通信装置の台数がしきい値より少なければユニキャストを選択する。しきい値は、ユニキャストによって伝送帯域が確保されるか否かの境界の台数をもとに設定される。しきい値は、例えばシミュレーション計算により求められればよい。図2(b)に戻る。このように制御部440は、第2通信部460に接続されている通信装置の数に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択する。
(C)第3方式
操作部430は、居住者からマルチキャストあるはユニキャストの選択の指示を受けつける。操作部430は、受けつけた選択の指示を制御部440に出力する。制御部440は、操作部430からの選択の指示に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択する。
第1方式から第3方式のいずれかの選択がなされた後、第2通信部460は、来客通話が開始する前における映像信号を第1通信部450から取得した際、制御部440がユニキャストを選択した場合に、通信装置1台あたり通信速度が第1の通信速度で映像信号を送信する。ここで、第1の通信速度は、すべての通信装置に対して共通の値であってもよいし、通装置毎に異なった値であってもよい。一方、第2通信部460は、来客通話が開始する前における映像信号を第1通信部450から取得した際、制御部440がマルチキャストを選択した場合に、通信装置1台あたりの通信速度が第2の通信速度で映像信号を送信する。第2の通信速度は、複数種類の通信速度のうちの最も低い通信速度であり、第1の通信速度よりも低い通信速度である。
第1の通信速度と第2の通信速度の違いのために、第1通信部450が動画情報の映像信号を取得した場合、ユニキャストにおいても動画情報の映像信号が送信されるが、マルチキャストでは、静止画情報あるいは連続した静止画情報の映像信号が送信される。ここで、ユニキャストにおいて送信される動画情報の映像信号の伝送帯域は、第1通信部450が取得した動画情報の映像信号の伝送帯域以下とされる。第1通信部450における伝送帯域よりも第2通信部460における伝送帯域が広くなってもよい。また、動画情報である映像信号から、静止画情報あるいは連続した静止画情報である映像信号への変換は、制御部440においてなされる。この変換には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。
図1(b)は、図1(a)の構成から中継装置500を省略した構成である。そのため、住宅情報盤400、第1副装置600a、第2副装置600bは、端末装置800と同様にルータ700に接続される。図1(b)におけるインターホンシステム1000の処理は、図1(a)におけるインターホンシステム1000の処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成によるインターホンシステム1000の動作を説明する。図4(a)-(b)は、インターホンシステム1000による通信手順を示すシーケンス図である。図4(a)は、マルチキャストを使用する場合の処理を示す。住宅情報盤400は、呼出要求を受信する(S10)。住宅情報盤400と第1副装置600aとの間でSIP(Session Initiation Protocol)呼が確立される(S12)。住宅情報盤400と第2副装置600bとの間でSIP呼が確立される(S14)。住宅情報盤400は、映像信号を第1副装置600aと第2副装置600bにマルチキャストで送信する(S16、S18)。このタイミングにおいて、映像信号だけではなく音声信号もマルチキャストで送信されてもよい。音声信号は、玄関装置200からの音声、例えば、来訪者の呼びかけの音声(片方向のみ)である。第1副装置600aは映像を表示し(S20)、第2副装置600bは映像を表示する(S22)。第1副装置600aにおいて呼出に対する応答がなされる(S24)。住宅情報盤400と第1副装置600aとの間でSIP呼が確立され(S26)、住宅情報盤400と第1副装置600aとの間で音声信号がユニキャストされる(S28)。その後、住宅情報盤400は、第2副装置600bに対して呼出処理を終了するための処理を実行してもよい。
図4(b)は、ユニキャストを使用する場合の処理を示す。住宅情報盤400は、呼出要求を受信する(S50)。住宅情報盤400と第1副装置600aとの間でSIP呼が確立される(S52)。住宅情報盤400は、映像信号を第1副装置600aにユニキャストで送信する(S54)。住宅情報盤400と第2副装置600bとの間でSIP呼が確立される(S56)。住宅情報盤400は、映像信号を第2副装置600bにユニキャストで送信する(S58)。ステップ54、ステップ58のタイミングにおいて、映像信号だけではなく音声信号もユニキャストで送信されてもよい。音声信号は、玄関装置200からの音声、例えば、来訪者の呼びかけの音声(片方向のみ)である。第1副装置600aは映像を表示し(S60)、第2副装置600bは映像を表示する(S62)。第1副装置600aにおいて呼出に対する応答がなされる(S64)。住宅情報盤400と第1副装置600aとの間でSIP呼が確立され(S66)、住宅情報盤400と第1副装置600aとの間で音声信号がユニキャストされる(S68)。
図5(a)-(c)は、制御部440による選択手順を示すフローチャートである。図5(a)は、第1方式による制御を示す。第2通信部460は干渉量を計測する(S100)。干渉量がしきい値以上である場合(S102のY)、制御部440は、マルチキャストでの送信を決定する(S104)。干渉量がしきい値以上でない場合(S102のN)、制御部440は、ユニキャストでの送信を決定する(S106)。
図5(b)は、第2方式による制御を示す。通信装置の台数がしきい値以上である場合(S150のY)、制御部440は、マルチキャストでの送信を決定する(S152)。通信装置の台数がしきい値以上でない場合(S150のN)、制御部440は、ユニキャストでの送信を決定する(S154)。
図5(c)は、第3方式による制御を示す。操作部430は、設定の入力を受けつける(S200)。マルチキャストの設定がなされている場合(S202のY)、制御部440は、マルチキャストでの送信を決定する(S204)。マルチキャストの設定がなされていない場合(S202のN)、制御部440は、ユニキャストでの送信を決定する(S206)。
図6は、第2通信部460による送信手順を示すフローチャートである。制御部440がマルチキャストを選択した場合(S250のY)、第2通信部460は、映像信号として静止画情報を送信する(S252)。制御部440がマルチキャストを選択しなかった場合(S250のN)、第2通信部460は、映像信号として動画情報を送信する(S254)。
本実施例によれば、マルチキャストあるいはユニキャストを選択して第2通信部460に映像信号を送信させるので、状況が変わっても映像信号を安定して送信できる。また、マルチキャストにおける通信装置1台あたりの通信速度は、ユニキャストにおける通信装置1台あたりの通信速度よりも低いので、マルチキャストにおける伝送帯域の拡大を抑制できる。また、ユニキャストを選択した場合に第1の通信速度で映像信号を送信し、マルチキャストを選択した場合に第1の通信速度よりも低い第2の通信速度で映像信号を送信するので、マルチキャストにおける通信速度をユニキャストにおける通信速度よりも低くできる。また、ユニキャストを選択した場合に動画情報を送信し、マルチキャストを選択した場合に静止画情報あるいは連続した静止画情報を送信するので、マルチキャストにおける通信速度をユニキャストにおける通信速度よりも低くできる。また、外部からの入力に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択するので、所望の動作を実行させることができる。
また、通信環境に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択するので、伝送帯域を確保しにくい状況においてマルチキャストを選択できる。また、伝送帯域を確保しにくい状況においてマルチキャストが選択されるので、映像信号を安定して送信できる。また、通信環境に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択するので、伝送帯域を確保しやすい状況においてユニキャストを選択できる。また、伝送帯域を確保しやすい状況においてユニキャストが選択されるので、映像信号を高品質に送信できる。また、自動的にマルチキャストあるいはユニキャストが選択されるので、ユーザの設定操作を不要にしながらも映像の悪化を抑制できる。
また、接続されている通信装置の数に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択するので、通信装置の数が多い状況においてマルチキャストを選択できる。また、通信装置の数が多い状況においてマルチキャストが選択されるので、映像信号を安定して送信できる。また、接続されている通信装置の数に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択するので、通信装置の数が少ない状況においてユニキャストを選択できる。また、通信装置の数が少ない状況においてユニキャストが選択されるので、映像信号を高品質に送信できる。また、自動的にマルチキャストあるいはユニキャストが選択されるので、ユーザの設定操作を不要にし、かつ通信環境の計測を不要にしながらも映像の悪化を抑制できる。また、ルータ700を介して通信する第1種の通信装置と、ルータ700を介さずに通信する第2種の通信装置とが含まれるので、構成の自由度を向上できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の住宅情報盤(400)は、施設(110)に設置可能な住宅情報盤(400)であって、玄関装置(200)と通信する第1通信部(450)と、副装置(600)、端末装置(800)と通信する第2通信部(460)と、第2通信部(460)を制御する制御部(440)とを備える。制御部(440)は、マルチキャストあるいはユニキャストを選択して第2通信部(460)に情報を送信させる。
マルチキャストにおける副装置(600)、端末装置(800)1台あたりの通信速度は、ユニキャストにおける副装置(600)、端末装置(800)1台あたりの通信速度よりも低い。
第2通信部(460)は、第1通信部(450)から所定の情報を取得した際、制御部(440)がユニキャストを選択した場合に、副装置(600)、端末装置(800)1台あたり通信速度が第1の通信速度で所定の情報に応じた情報を送信し、制御部(440)がマルチキャストを選択した場合に、副装置(600)、端末装置(800)1台あたりの通信速度が第1の通信速度よりも低い第2の通信速度で所定の情報に応じた情報を送信してもよい。
第2通信部(460)は、第1通信部(450)から動画情報を取得した際、制御部(440)がユニキャストを選択した場合に動画情報を送信し、制御部(440)がマルチキャストを選択した場合に静止画情報あるいは連続した静止画情報を送信してもよい。
制御部(440)は、外部からの入力に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択してもよい。
制御部(440)は、通信環境に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択してもよい。
制御部(440)は、第2通信部(460)に接続されている副装置(600)、端末装置(800)の数に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択してもよい。
第2通信部(460)と通信可能な通信装置は、ルータ(700)を介して通信する端末装置(800)と、ルータ(700)を介さずに通信する副装置(600)とを含んでもよい。
住宅情報盤(400)と、住宅情報盤(400)と通信する玄関装置(200)とを備えてもよい。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、住宅情報盤400と複数の副装置600とは中継装置500を介して無線通信システムにより接続される。しかしながらこれに限らず例えば、住宅情報盤400と複数の副装置600とはEthernet(登録商標)等の有線通信システムにより接続されてもよい。その際、住宅情報盤400と複数の副装置600は、感知器等に接続された警報用の配線によっても接続される。本変形例によれば構成の自由度を向上できる。
本実施例の玄関装置200においてなされる処理は、玄関装置200の代わりに玄関子機850が実行してもよい。玄関子機850は施設110の玄関に設置される装置である。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
100 集合施設、 110 施設、 200 玄関装置、 210 処理部、 212 撮像部、 214 マイク、 216 スピーカ、 218 モニタ、 220 IF部、 230 操作部、 240 制御部、 250 通信部、 300 制御装置、 310 共用部幹線、 320 占有幹線、 400 住宅情報盤(情報端末)、 410 処理部、 414 マイク、 416 スピーカ、 418 モニタ、 420 IF部、 430 操作部、 440 制御部、 450 第1通信部、 460 第2通信部、 500 中継装置、 600 副装置(通信装置)、 610 処理部、 614 マイク、 616 スピーカ、 618 モニタ、 620 IF部、 630 操作部、 640 制御部、 650 通信部、 700 ルータ、 710 ネットワーク、 720 サーバ、 800 端末装置(通信装置)、 850 玄関子機(玄関装置)、 1000 インターホンシステム。

Claims (9)

  1. 施設に設置可能な情報端末であって、
    玄関装置と制御装置を介して通信する第1通信部と、
    通信装置と通信する第2通信部と、
    前記第2通信部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、マルチキャストユニキャストのいずれかを選択して前記第2通信部に、呼出信号とともに映像信号のすべてを送信させる情報端末。
  2. 前記マルチキャストにおける前記通信装置1台あたりの通信速度は、前記ユニキャストにおける前記通信装置1台あたりの通信速度よりも低い請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記第2通信部は、前記第1通信部から所定の映像信号を取得した際、前記制御部がユニキャストを選択した場合に、前記通信装置1台あたり通信速度が第1の通信速度で前記所定の映像信号に応じた映像信号を送信し、前記制御部がマルチキャストを選択した場合に、前記通信装置1台あたりの通信速度が前記第1の通信速度よりも低い第2の通信速度で前記所定の映像信号に応じた映像信号を送信する請求項1または2に記載の情報端末。
  4. 施設に設置可能な情報端末であって、
    玄関装置と通信する第1通信部と、
    通信装置と通信する第2通信部と、
    前記第2通信部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、マルチキャストあるいはユニキャストを選択して前記第2通信部に情報を送信させるものであり、
    前記第2通信部は、前記第1通信部から動画情報を取得した際、前記制御部がユニキャストを選択した場合に動画情報を送信し、前記制御部がマルチキャストを選択した場合に静止画情報あるいは連続した静止画情報を送信する情報端末。
  5. 施設に設置可能な情報端末であって、
    玄関装置と通信する第1通信部と、
    通信装置と通信する第2通信部と、
    前記第2通信部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、マルチキャストあるいはユニキャストを選択して前記第2通信部に情報を送信させるものであり、
    前記制御部は、外部からの入力に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択する情報端末。
  6. 前記制御部は、通信環境に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択する請求項1から4のいずれか1項に記載の情報端末。
  7. 前記制御部は、前記第2通信部に接続されている前記通信装置の数に応じて、マルチキャストあるいはユニキャストを選択する請求項1から4のいずれか1項に記載の情報端末。
  8. 前記第2通信部と通信可能な前記通信装置は、ルータを介して通信する第1種の通信装置と、前記ルータを介さずに通信する第2種の通信装置とを含む請求項1から7のいずれか1項に記載の情報端末。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の情報端末と、前記情報端末と通信する前記玄関装置とを備えるインターホンシステム。
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