JP2022135784A - 情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラム - Google Patents

情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2022135784A
JP2022135784A JP2021035829A JP2021035829A JP2022135784A JP 2022135784 A JP2022135784 A JP 2022135784A JP 2021035829 A JP2021035829 A JP 2021035829A JP 2021035829 A JP2021035829 A JP 2021035829A JP 2022135784 A JP2022135784 A JP 2022135784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
mobile phone
phone terminal
notification
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021035829A
Other languages
English (en)
Inventor
剛史 山口
Takashi Yamaguchi
充 六車
Mitsuru Rokusha
尚典 橋本
Naonori Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2021035829A priority Critical patent/JP2022135784A/ja
Publication of JP2022135784A publication Critical patent/JP2022135784A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】外部から電気錠を解錠させるための構成を容易にする技術を提供する。【解決手段】取得部442は、呼出元装置から呼出先装置への呼出に基づく情報を取得する。第1出力部444は、取得部442において取得した情報をもとに、呼出先装置に関連付けられた携帯電話端末に対して、携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力するための情報を出力する。第2出力部446は、取得部442において取得した情報をもとに、携帯電話端末への外線呼出を行うための情報を出力する。携帯電話端末の操作により電気錠が解錠可能にされる。【選択図】図2

Description

本開示は、情報通知技術に関し、特に呼出を知らせる情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラムに関する。
集合住宅用インターホンシステムは、集合玄関機、制御機、住戸端末で構成され、来訪者が集合玄関機を操作すると、住戸端末で呼出音が鳴動する。居住者は住戸端末を操作すると、集合玄関機と住戸端末間で通話が可能になる。このような従来の集合住宅用インターホンシステムにおいては、居住者が不在の場合は応答がないため来訪者は居住者との通話ができない。そのため、集合玄関機と住戸端末との間をインターネットで接続することによって、集合住宅用インターホンシステムと外部通信機器との間の通信が可能にされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-45307号公報
集合住宅外において呼出の応答を望まない居住者もおり、そのような居住者にとっては、集合玄関機と住戸端末との間がインターネットで接続されない方が好ましい。このような状況において、集合住宅外において呼出の応答を望む居住者に対して、外部から呼出に応答して電気錠を解錠させるための構成を容易に実現することが望まれる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、外部から電気錠を解錠させるための構成を容易にする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の情報通知システムは、インターホンシステムの呼出元装置から呼出先装置への呼出に基づく情報を取得する取得部と、取得部において取得した情報をもとに、呼出先装置に関連付けられた携帯電話端末に対して、携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力する出力部とを備える。通知は、インターホンシステムと連携する電気錠の解錠を携帯電話端末から可能にするためのアクセス先を示す情報を含む。
本開示の別の態様は、インターホンシステムである。このインターホンシステムは、呼出元装置から呼出先装置への呼出に基づく情報を取得する取得部と、取得部において取得した情報をもとに、呼出先装置に関連付けられた携帯電話端末に対して、携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力するための情報を出力する第1出力部と、取得部において取得した情報をもとに、携帯電話端末への外線呼出を行うための情報を出力する第2出力部とを備える。携帯電話端末の操作により電気錠を解錠可能にする。
本開示のさらに別の態様は、情報通知方法である。この方法は、インターホンシステムの呼出元装置から呼出先装置への呼出に基づく情報を取得するステップと、取得した情報をもとに、呼出先装置に関連付けられた携帯電話端末に対して、携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力するステップとを備える。通知は、インターホンシステムと連携する電気錠の解錠を携帯電話端末から可能にするためのアクセス先を示す情報を含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、外部から電気錠を解錠させるための構成を容易にできる。
実施例に係るインターホンシステムの構成を示す図である。 図2(a)-(b)は、図1の共同玄関装置、住宅情報盤の構成を示す図である。 図1の端末装置において表示される画面を示す図である。 図1の集合施設GWの構成を示す図である。 図1のインターホンシステムによる解錠手順を示すシーケンス図である。
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例は、マンション、アパート等の集合施設に設置されるインターホンシステムに関する。集合施設には、住居等の施設が複数集合しているとともに、少なくとも1つの共同玄関において人の出入りが可能である。共同玄関に設置されたロビーインターホン等の共同玄関装置を来訪者が操作することによって、来訪先の施設に設置された住宅情報盤が呼び出される。呼出に応じて、当該施設の居住者は住宅情報盤を操作することによって来訪者を確認してから応答すると、共同玄関装置と住宅情報盤を介して来訪者と居住者との会話が可能になる。また、居住者は、住宅情報盤を操作することによって、共同玄関の電気錠を解錠することも可能である。
このような集合施設内の通信は、集合施設に設けられた幹線を介してなされる。集合施設の居住者の中には、外出中においても来訪者の来訪に応答して電気錠を解錠したいという希望を有する者もいる。そのため、集合施設内の幹線と、居住者の所持するスマートフォン等の端末装置との通信を容易に実行することが求められる。本実施例に係るインターホンシステムは、施設の呼出に対する応答がない場合に、幹線に接続されたネットワークを介して端末装置にショートメッセージを送信する。その際、ショートメッセージには、共同玄関において撮像された来訪者の画像と、電気錠を外部から制御可能なサーバ(以下、「錠制御サーバ」という)のアドレスとが示される。居住者は、端末装置において受信すると画像により来訪者を確認してから、錠制御サーバにアクセスすることによって電気錠を解錠する。
図1は、インターホンシステム1000の構成を示す。集合施設100は、施設110と総称される第1施設110a、第2施設110b、第3施設110cを含む。集合施設100における施設110の数は「3」に限定されない。インターホンシステム1000は、共同玄関装置200、制御装置300、集合施設GW(GateWay)310、ネットワーク320、SMS(Short Message Service)サーバ330、共用部幹線350、占有幹線360、管理室端末370、住宅情報盤400、玄関子器480、電気錠500、外線アダプタ510、公衆回線網520、錠制御サーバ550、端末装置600を含む。住宅情報盤400、玄関子器480は、第1施設110aにのみ示されるが、第2施設110b、第3施設110cにも含まれる。ここでは、(1)インターホンシステム1000の基本動作、(2)インターホンシステム1000における端末装置600との通信、(3)端末装置600からの電気錠500の解錠動作、(4)変形例を順に説明する。その際、図2(a)-(b)も使用する。
(1)インターホンシステム1000の基本動作
集合施設100では、複数の施設110が集合している。集合施設100の一例はマンションであり、施設110の一例は住居である。集合施設100の共同玄関には、共同玄関装置200が設置される。共同玄関装置200は、例えば、マンションのロビーに設置されたロビーインターホンである。図2(a)-(b)は、共同玄関装置200、住宅情報盤400の構成を示す。図2(a)は、共同玄関装置200の構成を示す。共同玄関装置200は、処理部210、操作部230、制御部240、通信部250を含み、処理部210は、撮像部212、マイク214、スピーカ218、モニタ220、IF部222を含む。
共同玄関装置200の操作部230は、来訪者の操作を受けつけるためのユーザインタフェースであり、例えば呼出ボタンである。操作部230は、訪問予定の施設110の番号を来訪者から受けつけると、呼出要求を制御部240に出力する。また、操作部230が来訪者によって操作されると、処理部210が動作する。
撮像部212は、来訪者を撮影するためのものであり、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の固体撮像素子を備える。当該固体撮像素子は光電変換した映像信号をIF部222に出力する。IF部222は、撮像部212からの映像信号に対して種々の信号処理を実行する。種々の信号処理には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。IF部222は、信号処理を実行した映像信号(以下、これもまた「映像信号」という)を制御部240に出力する。
マイク214とスピーカ218は、来訪者が居住者と通話するためのユーザインタフェースである。マイク214は来訪者の声を集音し、電気信号に変換してIF部222に出力する。スピーカ218は、IF部222からの電気信号を再生して音声出力する。IF部222は、マイク214からの電気信号を受けつけ、これを伝送するための形式の信号(以下、「音声信号」という)に変換する。IF部222は、音声信号を制御部240に出力する。一方、IF部222は、制御部240から音声信号を入力し、音声信号を電気信号に変換する。IF部222は、電気信号をスピーカ218に出力する。
モニタ220は、メッセージ等を表示する。IF部222は、制御部240からメッセージ信号を入力し、メッセージ信号をモニタ220に出力する。メッセージ信号は、共同玄関装置200において生成されてもよい。制御部240は、共同玄関装置200の動作を制御する。制御部240は、通信部250に接続される。通信部250は、共用部幹線350を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して住宅情報盤400との間の通信を実行する。具体的に説明すると、通信部250は、前述の呼出要求、映像信号、音声信号、メッセージ信号を住宅情報盤400との間で送受信するが、送受信される信号はこれらに限定されない。図1に戻る。
制御装置300は、機械室や管理人室などの共用スペースに設置され、共同玄関装置200と住宅情報盤400との間の信号を中継する。共用部幹線350、占有幹線360は、共同玄関装置200からの呼出信号、住宅情報盤400からの応答信号等を伝送するための伝送路である。共用部幹線350、占有幹線360には、前述の呼出要求、映像信号、音声信号、メッセージ信号が伝送される。
住宅情報盤400は、施設110内に設置されており、住戸機、住戸端末、施設親機、居室親機、住宅親機とも呼ばれる。図2(b)は、住宅情報盤400の構成を示す。住宅情報盤400は、処理部410、操作部430、制御部440、通信部450を含み、処理部410は、マイク414、スピーカ418、モニタ420、IF部422を含む。
通信部450は、占有幹線360を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して共同玄関装置200との間の通信を実行する。通信部450には制御部440が接続され、制御部440は住宅情報盤400の動作を制御する。制御部440にはIF部422、操作部430が接続され、IF部422にはマイク414、スピーカ418、モニタ420が接続される。ここで、マイク414、スピーカ418、IF部422、操作部430は、マイク214、スピーカ218、IF部222、操作部230と同様に構成される。モニタ420は、共同玄関装置200の撮像部212において撮像された映像を表示する。
制御部440は、通信部450を介して共同玄関装置200からの呼出要求、映像信号、音声信号を受けつける。制御部440は、呼出要求を受けつけると、IF部422を介してスピーカ418から呼出音を出力させる。これに続いて、制御部440は、IF部422を介してモニタ420に、映像信号を再生した映像を表示させるとともに、IF部422を介してスピーカ418から、音声信号を再生した音声を出力させる。呼出音を聞いた居住者が操作部430を操作することによって呼出に応答した場合、制御部440は、通信部450に対して、共同玄関装置200との間の通信を実行させる。その結果、通信部250と通信部450との間で、映像信号、音声信号が通信されることによって、共同玄関装置200を操作する来訪者と、住宅情報盤400を操作する居住者との間の通話が実行される。
インターホンシステム1000の共同玄関には電気錠500が設置され、電気錠500は共同玄関を施錠する。電気錠500は制御装置300を介して住宅情報盤400に接続される。居住者が住宅情報盤400の操作部430を操作すると、通信部450は、解錠を指示するための解錠指示を制御装置300に送信し、制御装置300は、解錠指示をもとに電気錠500を解錠させる。解錠後、一定期間が経過すると、電気錠500は自動的に施錠される。図1に戻る。
住宅情報盤400には、施設110の玄関の外側に設置された玄関子器480が接続される。玄関子器480は、ドアインターホン、居室子機、施設子機とも呼ばれる。玄関子器480は、共同玄関装置200と同様に構成されればよいので、ここでは説明を省略する。そのため、玄関子器480を操作する来訪者と、住宅情報盤400を操作する居住者との間の通話が実行される。施設110の玄関に電気錠(図示せず)が設置される場合、居住者は、住宅情報盤400を操作することによって電気錠を解錠可能である。
管理室端末370は、制御装置300に接続されるとともに、管理人室に設置される。また、管理室端末370は、共用親機とも呼ばれる。管理室端末370は、集合住宅の管理人によって、例えば、制御装置300の設定を確認したり、制御装置300の設定を行ったりするために使用される。
(2)インターホンシステム1000における端末装置600との通信
集合施設GW310は、集合施設100の内部の制御装置300と、集合施設100の外部のネットワーク320とを接続するための通信装置である。そのため、集合施設GW310は、集合施設100の内外にわたる通信を中継するといえる。ネットワーク320にはSMSサーバ330が接続されるので、住宅情報盤400は、制御装置300、集合施設GW310、ネットワーク320を介してSMSサーバ330と通信可能である。また、ネットワーク320には端末装置600が接続されるので、端末装置600は、ネットワーク320を介してSMSサーバ330と通信可能である。
ネットワーク320には錠制御サーバ550も接続されるので、端末装置600は、ネットワーク320を介して錠制御サーバ550と通信可能であり、制御装置300は、集合施設GW310、ネットワーク320を介して錠制御サーバ550と通信可能である。端末装置600は、施設110の居住者あるいは集合施設100の管理者によって所持される通信装置であり、例えば、スマートフォン、PCである。
外線アダプタ510は、集合施設100の内部の制御装置300と、集合施設100の外部の公衆回線網520とを接続するための通信装置である。外線アダプタ510は、公衆回線網520を介して端末装置600と通信可能である。公衆回線網520では例えば音声通信が実行される。端末装置600は、公衆回線網520を接続されることによって、通話を実行可能である。
(3)端末装置600からの電気錠500の解錠動作
ここでは、共同玄関装置200からの呼出に端末装置600で応答するための動作を説明する。図2(b)の住宅情報盤400の操作部430は、施設110から外出しようとする居住者から、外出モードに設定するための操作を受けつける。操作部430が外出モードの設定を受けつけると、制御部440は、外出モードを設定する。記憶部460には、外出モードにおいて使用すべき端末装置600に関する情報を記憶する。端末装置600に関する情報には、端末装置600の電話番号が含まれる。このような端末装置600は、住宅情報盤400に関連付けられた携帯電話端末といえる。
このような状況において、来訪者が共同玄関装置200を操作することによって、共同玄関装置200から住宅情報盤400への呼出要求、映像信号、音声信号が送信される。共同玄関装置200を呼出元装置と呼ぶ場合、住宅情報盤400は呼出先装置と呼ばれる。取得部442は、共同玄関装置200からの呼出要求、映像信号、音声信号を、呼出に基づく情報として受けつける。
制御部440は、取得部442が呼出に基づく情報を受けつけた場合、記憶部460から端末装置600の電話番号を抽出する。制御部440は、端末装置600に対して、端末装置600の電話番号を使用した通知を出力するための情報(以下、「第1情報」という)を生成する。その際、通知には、電気錠500の解錠を端末装置600から可能にするためのアクセス先を示す情報、例えば錠制御サーバ550のアドレスの情報が含まれる。錠制御サーバ550での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定される。また、通知には、映像信号から抽出した画像も含まれる。第1出力部444は、第1情報を制御装置300経由で集合施設GW310に出力する。
さらに、制御部440は、記憶部460から端末装置600の電話番号を抽出すると、端末装置600への外線呼出を行うための情報(以下、「第2情報」という)を生成する。第2情報には、端末装置600の電話番号が含まれる。第2出力部446は、第2情報を制御装置300経由で外線アダプタ510に出力する。
集合施設GW310は、制御装置300を介して住宅情報盤400からの第1情報を受信し、ネットワーク320を介してSMSサーバ330に第1情報を送信する。SMSサーバ330は、第1情報をもとに、通知を生成する。前述のごとく、通知には、錠制御サーバ550のアドレスの情報、映像信号から抽出した画像が含まれる。SMSサーバ330は、通知をショートメッセージとして送信する。通知の宛先は、端末装置600の電話番号で示される。外線アダプタ510は、制御装置300を介して住宅情報盤400からの第2情報を受信する。外線アダプタ510は、端末装置600の電話番号を宛先として外線呼出を実行する。
端末装置600は、ネットワーク320を介してSMSサーバ330から通知を受信する。端末装置600は、受信した通知を画面に表示する。図3は、端末装置600において表示される画面を示す。画面には、「呼出がありました」とのメッセージ610、共同玄関装置200の撮像部212において撮像された来訪者の画像が示された添付画像612、錠制御サーバ550のアドレスが示された遠隔解錠リンク614が表示される。また、端末装置600は、公衆回線網520を介して外線アダプタ510から外線呼出を受信する。居住者が外線呼出に応答することによって、端末装置600は、公衆回線網520、外線アダプタ510、制御装置300、住宅情報盤400、制御装置300を介して共同玄関装置200との通信を実行する。その結果、居住者と来訪者との通話がなされる。
これらの処理により、居住者は、端末装置600の画面に表示された来訪者の添付画像612を見ながら、来訪者と通話することにより、来訪者を確認する。居住者が電気錠500の解錠を決定した場合、居住者は遠隔解錠リンク614を選択する。端末装置600は、選択を受けつけると、電気錠500の解錠の指示が示された信号(以下、「解錠信号」という)をネットワーク320を介して錠制御サーバ550に送信する。錠制御サーバ550は、解錠信号の送信元と集合施設100の集合施設GW310のアドレスの対応関係を予め記憶しており、受信した解錠信号の送信元をもとに集合施設GW310のアドレスを特定する。錠制御サーバ550は、特定した集合施設GW310のアドレスを宛先として解錠信号を送信する。ここで、解錠信号による錠制御サーバ550での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定される。また、遠隔解錠リンク614は、通話が終わると無効にされてもよい。
集合施設GW310は、ネットワーク320を介してSMSサーバ330からの解錠信号を受信すると、制御装置300に解錠信号を送信する。制御装置300は、解錠指示をもとに電気錠500を解錠させる。その結果、居住者が集合施設100から離れた位置に存在しても、端末装置600の操作により電気錠500が遠隔解錠可能になる。
(4)変形例
これまでの説明において、住宅情報盤400は、呼出に基づく情報を受信すると第1情報を集合施設GW310に送信している。その際、住宅情報盤400は、端末装置600の電話番号、錠制御サーバ550のアドレスの情報等を管理し、第1情報を生成する際にそれらの情報を使用する。これらの情報は、集合施設GW310において管理されてもよい。住宅情報盤400は、外出モードに設定されている場合に、呼出に基づく情報を制御装置300経由で集合施設GW310に送信する。このような住宅情報盤400は情報通知システムと呼ばれてもよい。
図4は、集合施設GW310の構成を示す。集合施設GW310は、第1通信部700、第2通信部702、制御部710、記憶部720を含み、制御部710は、取得部712、出力部714を含む。第1通信部700は、共用部幹線350、占有幹線360と同様の通信方式を実行し、制御装置300と通信可能である。そのため、第1通信部700は、制御装置300を介して各住宅情報盤400とも通信する。第2通信部702は、ネットワーク320と通信可能であり、ネットワーク320を介してSMSサーバ330、錠制御サーバ550と通信する。
第1通信部700は、制御装置300を介して住宅情報盤400から、呼出に基づく情報を受信する。制御部710の取得部712は、呼出に基づく情報を取得する。制御部710は、取得部712が呼出に基づく情報を受けつけた場合、記憶部720から端末装置600の電話番号を抽出する。制御部710は、端末装置600に対して、端末装置600の電話番号を使用した通知を出力するための情報(以下、「第1情報」という)を生成する。その際、通知には、電気錠500の解錠を端末装置600から可能にするためのアクセス先を示す情報、例えば錠制御サーバ550のアドレスの情報が含まれる。また、通知には、映像信号から抽出した画像も含まれる。錠制御サーバ550での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定される。また、通知には、映像信号から抽出した画像も含まれる。第2通信部702は、第1情報をネットワーク320を介してSMSサーバ330に第1情報を送信する。これに続く処理はこれまでと同様であるので、ここでは説明を省略する。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成によるインターホンシステム1000の動作を説明する。図5は、インターホンシステム1000による解錠手順を示すシーケンス図である。共同玄関装置200は操作を受けつける(S10)。共同玄関装置200は呼出を制御装置300に送信し(S12)、制御装置300は呼出を住宅情報盤400に送信する(S14)。住宅情報盤400は第1情報を制御装置300に送信し(S16)、制御装置300は第1情報を集合施設GW310に送信し(S18)、集合施設GW310は第1情報をSMSサーバ330に送信する(S20)。SMSサーバ330は通知を端末装置600に送信する(S22)。端末装置600は通知を表示する(S24)。
住宅情報盤400は第2情報を制御装置300に送信し(S26)、制御装置300は第2情報を外線アダプタ510に送信し(S28)、外線アダプタ510は外線呼出を端末装置600に送信する(S30)。その結果、制御装置300、住宅情報盤400、制御装置300、外線アダプタ510を介して、共同玄関装置200と端末装置600との間で通話がなされる(S32、S34、S36、S38、S40)。端末装置600は操作を受けつける(S42)。端末装置600は解錠信号を錠制御サーバ550に送信し(S44)、錠制御サーバ550は解錠信号を集合施設GW310に送信し(S46)、集合施設GW310は解錠信号を制御装置300に送信し(S48)、制御装置300は解錠指示を電気錠500に送信する(S50)。電気錠500は解錠される。
本実施例によれば、呼出に基づく情報を取得して、端末装置600の電話番号を使用した通知を出力する際に、電気錠500の解錠を端末装置600から可能にするためのアクセス先を示す情報を通知に含めるので、外部から電気錠を解錠させるための構成を容易にできる。また、通知は、共同玄関装置200が取得した画像を含むので、来訪者の確認を容易にできる。また、端末装置600によるアクセス先での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定されるので、セキュリティを強化できる。
また、呼出に基づく情報を取得して、端末装置600の電話番号を使用した通知と、外線呼出を行うための情報を出力する際に、電気錠500の解錠を端末装置600から可能にするためのアクセス先を示す情報を通知に含めるので、外部から電気錠を解錠させるための構成を容易にできる。また、呼出が共同玄関装置200から住宅情報盤400に出力されるので、本実施例を集合施設100に適用できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の情報通知システムは、インターホンシステム(1000)の呼出元装置(200)から呼出先装置(400)への呼出に基づく情報を取得する取得部(712)と、取得部(712)において取得した情報をもとに、呼出先装置(400)に関連付けられた携帯電話端末(600)に対して、携帯電話端末(600)の電話番号を使用した通知を出力する出力部(714)とを備える。通知は、インターホンシステム(1000)と連携する電気錠(500)の解錠を携帯電話端末(600)から可能にするためのアクセス先を示す情報を含む。
通知は、呼出元装置(200)が取得した画像を含んでもよい。
携帯電話端末(600)によるアクセス先での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定されていてもよい。
本開示の別の態様は、インターホンシステム(1000)である。このインターホンシステム(1000)は、呼出元装置(200)から呼出先装置(400)への呼出に基づく情報を取得する取得部(442)と、取得部(442)において取得した情報をもとに、呼出先装置(400)に関連付けられた携帯電話端末(600)に対して、携帯電話端末(600)の電話番号を使用した通知を出力するための情報を出力する第1出力部(444)と、取得部(442)において取得した情報をもとに、携帯電話端末(600)への外線呼出を行うための情報を出力する第2出力部(446)とを備える。携帯電話端末(600)の操作により電気錠(500)を解錠可能にする。
通知は、電気錠(500)の解錠を携帯電話端末(600)から可能にするためのアクセス先を示す情報を含んでもよい。
携帯電話端末(600)によるアクセス先での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定されていてもよい。
携帯電話端末(600)での外線呼出中または外線通話中の操作をもとに、電気錠(500)を解錠可能にしてもよい。
呼出元装置(200)は、複数の施設(110)が集合した集合施設(100)に設けられる共同玄関装置(200)であり、呼出先装置(400)は、集合施設(100)に含まれるいずれかの施設(110)に設けられる住宅情報盤(400)であり、第1出力部(444)は、情報をもとに、住宅情報盤(400)に関連付けられた携帯電話端末(600)に対して、携帯電話端末(600)の電話番号を用いた通知を出力するための情報を出力してもよい。
本開示のさらに別の態様は、情報通知方法である。この方法は、インターホンシステム(1000)の呼出元装置(200)から呼出先装置(400)への呼出に基づく情報を取得するステップと、取得した情報をもとに、呼出先装置(400)に関連付けられた携帯電話端末に対して、携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力するステップとを備える。通知は、インターホンシステム(1000)と連携する電気錠(500)の解錠を携帯電話端末から可能にするためのアクセス先を示す情報を含む。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例における端末装置600からの電気錠500の解錠は、遠隔解錠リンク614を選択することによってなされる。しかしながらこれに限らず例えば、端末装置600での外線呼出中または外線通話中の操作をもとに、電気錠500が解錠されてもよい。外線呼出中または外線通話中の操作の一例はトーン信号の送信である。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本実施例において、呼出元装置が共同玄関装置200であるとしている。しかしながらこれに限らず例えば、呼出元装置が玄関子器480であってもよい。その際、解錠の対象は、共同玄関に設置される電気錠500ではなく、施設110の玄関に設置される電気錠である。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
100 集合施設、 110 施設、 200 共同玄関装置(呼出元装置)、 210 処理部、 212 撮像部、 214 マイク、 218 スピーカ、 220 モニタ、 222 IF部、 230 操作部、 240 制御部、 250 通信部、 300 制御装置、 310 集合施設GW、 320 ネットワーク、 330 SMSサーバ、 350 共用部幹線、 360 占有幹線、 370 管理室端末、 400 住宅情報盤(呼出先装置)、 410 処理部、 414 マイク、 418 スピーカ、 420 モニタ、 422 IF部、 430 操作部、 440 制御部、 442 取得部、 444 第1出力部、 446 第2出力部、 450 通信部、 460 記憶部、 480 玄関子器、 500 電気錠、 510 外線アダプタ、 520 公衆回線網、 550 錠制御サーバ、 600 端末装置、 700 第1通信部、 702 第2通信部、 710 制御部、 712 取得部、 714 出力部、 720 記憶部、 1000 インターホンシステム。

Claims (10)

  1. インターホンシステムの呼出元装置から呼出先装置への呼出に基づく情報を取得する取得部と、
    前記取得部において取得した前記情報をもとに、前記呼出先装置に関連付けられた携帯電話端末に対して、前記携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力する出力部とを備え、
    前記通知は、前記インターホンシステムと連携する電気錠の解錠を前記携帯電話端末から可能にするためのアクセス先を示す情報を含む情報通知システム。
  2. 前記通知は、前記呼出元装置が取得した画像を含む請求項1に記載の情報通知システム。
  3. 前記携帯電話端末による前記アクセス先での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定されている請求項1または2に記載の情報通知システム。
  4. 呼出元装置から呼出先装置への呼出に基づく情報を取得する取得部と、
    前記取得部において取得した前記情報をもとに、前記呼出先装置に関連付けられた携帯電話端末に対して、前記携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力するための情報を出力する第1出力部と、
    前記取得部において取得した前記情報をもとに、前記携帯電話端末への外線呼出を行うための情報を出力する第2出力部とを備え、
    前記携帯電話端末の操作により電気錠を解錠可能にするインターホンシステム。
  5. 前記通知は、前記電気錠の解錠を前記携帯電話端末から可能にするためのアクセス先を示す情報を含む請求項4に記載のインターホンシステム。
  6. 前記携帯電話端末による前記アクセス先での解錠に有効期限および有効回数の少なくとも1つが設定されている請求項5に記載のインターホンシステム。
  7. 前記携帯電話端末での外線呼出中または外線通話中の操作をもとに、前記電気錠を解錠可能にする請求項4から6のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  8. 前記呼出元装置は、複数の施設が集合した集合施設に設けられる共同玄関装置であり、
    前記呼出先装置は、前記集合施設に含まれるいずれかの施設に設けられる住宅情報盤であり、
    前記第1出力部は、前記情報をもとに、前記住宅情報盤に関連付けられた携帯電話端末に対して、前記携帯電話端末の電話番号を用いた通知を出力するための情報を出力する請求項4から7のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  9. インターホンシステムの呼出元装置から呼出先装置への呼出に基づく情報を取得するステップと、
    取得した前記情報をもとに、前記呼出先装置に関連付けられた携帯電話端末に対して、前記携帯電話端末の電話番号を使用した通知を出力するステップとを備え、
    前記通知は、前記インターホンシステムと連携する電気錠の解錠を前記携帯電話端末から可能にするためのアクセス先を示す情報を含む情報通知方法。
  10. 請求項9に記載の情報通知方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2021035829A 2021-03-05 2021-03-05 情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラム Pending JP2022135784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021035829A JP2022135784A (ja) 2021-03-05 2021-03-05 情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021035829A JP2022135784A (ja) 2021-03-05 2021-03-05 情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022135784A true JP2022135784A (ja) 2022-09-15

Family

ID=83231363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021035829A Pending JP2022135784A (ja) 2021-03-05 2021-03-05 情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022135784A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002125059A (ja) 集合住宅用インターホンシステムおよび集合住宅用インターホンシステムの転送方法
WO2017130330A1 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP7016043B2 (ja) インターホンシステム、処理方法及びプログラム
JP7393479B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2021093576A (ja) 認証システム、インターホンシステム及び入退管理システム
JP2022135784A (ja) 情報通知システム、インターホンシステム、情報通知方法、プログラム
JP3881277B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2019193095A (ja) インターホンシステム
JP2019140579A (ja) インターホン親機、インターホンシステム、制御方法、及びプログラム
JP2022113463A (ja) 玄関装置、設定方法、プログラム
JP7398727B2 (ja) 共同玄関装置、施設内装置、制御方法、プログラム
JP3624092B2 (ja) 集合住宅インターホン方式
JP2022109677A (ja) 玄関装置、通信方法、プログラム
JP2006025295A (ja) インターネットテレビ電話/インターホン複合システム
JP7390683B2 (ja) 通信システム
JP2022173941A (ja) インターホンシステム、呼出方法、プログラム
JP2022054136A (ja) 制御システム、制御方法、プログラム、サーバ、施設内システム
JP7352788B2 (ja) インターホンシステム、登録方法、及びプログラム
JP7336764B2 (ja) インターホン装置、通信方法、プログラム
JP2024044776A (ja) 音声情報出力システム、音声情報出力システムの制御方法および音声情報出力システムの制御プログラム
JP6967740B2 (ja) 通知システム及び通知プログラム
TWI716588B (zh) 通話系統、影像信號取得裝置及通話裝置
JP2022094085A (ja) 集会開催システム、インターホンシステム、集会開催方法、プログラム
JP2023113008A (ja) 制御装置、インターホンシステム、制御方法、プログラム、共同玄関装置
JP2022073746A (ja) 施設内システム、情報端末、制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231115