JP2022173941A - インターホンシステム、呼出方法、プログラム - Google Patents

インターホンシステム、呼出方法、プログラム Download PDF

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Takaharu Makino
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Abstract

【課題】インターホンシステムにおける呼出の有効と無効を状況に応じて変える技術を提供する。【解決手段】入力部460は、来訪者に基づく情報の入力を受けつける。呼出制御部462は、受けつけた情報をもとに、住宅情報盤400の呼出に関する制御を実行する。呼出制御部462は、第1条件を満たした場合、来訪者の認証が行われたことを第2条件として、受けつけた情報をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にする。呼出制御部462は、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、受けつけた情報をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にする。【選択図】図2

Description

本開示は、呼出技術に関し、特にインターホンにおける呼出を実行するインターホンシステム、呼出方法、プログラムに関する。
インターホンシステムは、カメラ付きのインターホン子機と、モニタテレビ付きのインターホン親機とを含み、インターホン子機で呼出釦を押操作されたときに、インターホン親機のテレビモニタにインターホン子機で撮像された画像が表示される(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-220837号公報
インターホン親機が設置された住居の居住者にとっては、呼出がなされない方がよいタイミングがある。一方、インターホン子機を操作する来訪者にとっては、呼出が直ちになされる方が好ましい。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、インターホンシステムにおける呼出の有効と無効を状況に応じて変える技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様のインターホンシステムは、来訪者に基づく情報の入力を受けつける入力部と、入力部が受けつけた情報をもとに、情報端末の呼出に関する制御を実行する呼出制御部とを備える。呼出制御部は、第1条件を満たした場合、来訪者の認証が行われたことを第2条件として、入力部が受けつけた情報をもとに、情報端末の呼出を有効にし、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、入力部が受けつけた情報をもとに、情報端末の呼出を有効にする。
本開示の別の態様は、呼出方法である。この方法は、来訪者に基づく情報の入力を受けつけるステップと、入力された情報をもとに、情報端末の呼出に関する制御を実行するステップとを備える。情報端末の呼出に関する制御を実行するステップは、第1条件を満たした場合、来訪者の認証が行われたことを第2条件として、受けつけた情報をもとに、情報端末の呼出を有効にし、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、受けつけた情報をもとに、情報端末の呼出を有効にする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、インターホンシステムにおける呼出の有効と無効を状況に応じて変えることができる。
実施例1に係るインターホンシステムの構成を示す図である。 図2(a)-(b)は、図1の共同玄関装置、住宅情報盤の構成を示す図である。 図2(b)の呼出制御部に記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図2(b)の住宅情報盤による呼出手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る呼出制御部に記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図6(a)-(b)は、実施例2に係る共同玄関装置のモニタに表示される画面を示す図である。 図7(a)-(b)は、実施例2に係る住宅情報盤による呼出手順を示すフローチャートである。 図8(a)-(c)は、実施例3に係る住宅情報盤と玄関子機の動作概要を示す図である。 図9(a)-(c)は、実施例3に係る住宅情報盤と玄関子機の別の動作概要を示す図である。 図10(a)-(b)は、実施例3に係る住宅情報盤と玄関子機のさらに別の動作概要を示す図である。
(実施例1)
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例は、マンション、アパート等の集合施設に設置されるインターホンシステムに関する。集合施設には、住居等の施設が複数集合しているとともに、少なくとも1つの共同玄関において人の出入りが可能である。共同玄関に設置されたロビーインターホン等の共同玄関装置を来訪者が操作することによって、来訪先の施設に設置された住宅情報盤が呼び出される。呼出に応じて、当該施設の居住者は住宅情報盤を操作することによって来訪者を確認してから応答すると、共同玄関装置と住宅情報盤を介して来訪者と居住者との会話が可能になる。
例えば、夜間に居住者が就寝している場合、第三者の来訪者による呼出はなされない方が好ましい。しかしながら、夜間に居住者が就寝している場合でも、居住者のうちの1人が来訪者であれば、当該来訪者からの呼出はなされなければならない。一方、昼間において居住者が施設に滞在している場合、来訪者にとっては、共同玄関装置を操作して呼出が直ちになされる方が好ましい。
これらを両立するために、本実施例に係るインターホンシステムは、夜間に来訪者が共同玄関装置を操作した場合、認証処理を実行し、認証が成功すれば居住者を呼び出す。しかしながら、認証が成功しなければ居住者を呼び出さない。一方、昼間に来訪者が共同玄関装置を操作した場合、認証処理を実行せずに居住者を呼び出す。
図1は、インターホンシステム1000の構成を示す。集合施設100は、施設110と総称される第1施設110aから第3施設110cを含む。集合施設100における施設110の数は「3」に限定されない。インターホンシステム1000は、共同玄関装置200、制御装置300、共用部幹線350、占有幹線360、管理室端末370、住宅情報盤400と総称される第1住宅情報盤400aから第3住宅情報盤400c、玄関子機500と総称される第1玄関子機500aから第3玄関子機500cを含む。インターホンシステム1000における住宅情報盤400、玄関子機500の数は「3」に限定されない。ここでは、(1)インターホンシステム1000の基本動作、(2)呼出の有効と無効の切替動作を順に説明する。
(1)インターホンシステム1000の基本動作
集合施設100では、複数の施設110が集合している。集合施設100の一例はマンションであり、施設110の一例は住居である。集合施設100の共同玄関には、共同玄関装置200が設置される。共同玄関装置200は、例えば、マンションのロビーに設置されたロビーインターホンである。図2(a)-(b)は、共同玄関装置200、制御装置300の構成を示す。図2(a)は、共同玄関装置200の構成を示す。共同玄関装置200は、処理部210、操作部230、制御部240、通信部250を含み、処理部210は、撮像部212、マイク214、スピーカ218、モニタ220、IF部222を含む。
共同玄関装置200の操作部230は、来訪者の操作を受けつけるためのユーザインタフェースであり、例えば呼出釦である。操作部230は、訪問予定の施設110の番号を来訪者から受けつけると、呼出要求を制御部240に出力する。また、操作部230が来訪者によって操作されると、処理部210が動作する。
撮像部212は、来訪者を撮影するためのものであり、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の固体撮像素子を備える。当該固体撮像素子は光電変換した映像信号をIF部222に出力する。IF部222は、撮像部212からの映像信号に対して種々の信号処理を実行する。種々の信号処理には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。IF部222は、信号処理を実行した映像信号(以下、これもまた「映像信号」という)を制御部240に出力する。
マイク214とスピーカ218は、来訪者が居住者と通話するためのユーザインタフェースである。マイク214は来訪者の声を集音し、電気信号に変換してIF部222に出力する。スピーカ218は、IF部222からの電気信号を再生して音声出力する。IF部222は、マイク214からの電気信号を受けつけ、これを伝送するための形式の信号(以下、「音声信号」という)に変換する。IF部222は、音声信号を制御部240に出力する。一方、IF部222は、制御部240から音声信号を入力し、音声信号を電気信号に変換する。IF部222は、電気信号をスピーカ218に出力する。
モニタ220は、メッセージ等を表示する。IF部222は、制御部240からメッセージ信号を入力し、メッセージ信号をモニタ220に出力する。メッセージ信号は、共同玄関装置200において生成されてもよい。制御部240は、共同玄関装置200の動作を制御する。制御部240は、通信部250に接続される。通信部250は、共用部幹線350を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して住宅情報盤400との間の通信を実行する。具体的に説明すると、通信部250は、前述の呼出要求、映像信号、音声信号、メッセージ信号を住宅情報盤400との間で送受信するが、送受信される信号はこれらに限定されない。図1に戻る。
制御装置300は、機械室や管理人室などの共用スペースに設置され、共同玄関装置200と住宅情報盤400との間の信号を中継する。共用部幹線350、占有幹線360は、共同玄関装置200からの呼出要求、住宅情報盤400からの応答信号等を伝送するための伝送路である。共用部幹線350、占有幹線360には、前述の呼出要求、映像信号、音声信号、メッセージ信号が伝送される。
住宅情報盤400は、施設110内に設置されており、住戸機、住戸端末、施設親機、居室親機、住宅親機、情報端末とも呼ばれる。図2(b)は、住宅情報盤400の構成を示す。住宅情報盤400は、処理部410、操作部430、制御部440、通信部450を含み、処理部410は、マイク414、スピーカ418、モニタ420、IF部422を含む。制御部440は、入力部460、呼出制御部462、応対制御部464、条件設定部466を含む。
通信部450は、占有幹線360を介して制御装置300に接続され、制御装置300を介して共同玄関装置200との間の通信を実行する。通信部450には制御部440が接続され、制御部440は住宅情報盤400の動作を制御する。制御部440にはIF部422、操作部430が接続され、IF部422にはマイク414、スピーカ418、モニタ420が接続される。ここで、マイク414、スピーカ418、IF部422、操作部430は、マイク214、スピーカ218、IF部222、操作部230と同様に構成される。モニタ420は、共同玄関装置200の撮像部212において撮像された映像を表示する。
制御部440は、通信部450を介して共同玄関装置200からの呼出要求、映像信号、音声信号を受けつける。制御部440は、呼出要求を受けつけると、IF部422を介してスピーカ418から呼出音を出力させる。これに続いて、制御部440は、IF部422を介してモニタ420に、映像信号を再生した映像を表示させるとともに、IF部422を介してスピーカ418から、音声信号を再生した音声を出力させる。呼出音を聞いた居住者が操作部430を操作することによって呼出に応答した場合、制御部440は、通信部450に対して、共同玄関装置200との間の通信を実行させる。その結果、通信部250と通信部450との間で、映像信号、音声信号が通信されることによって、共同玄関装置200を操作する来訪者と、住宅情報盤400を操作する居住者との間の通話が実行される。図1に戻る。
住宅情報盤400には、施設110の玄関の外側に設置された玄関子機500が接続される。玄関子機500は、ドアインターホン、居室子機、施設子機とも呼ばれる。玄関子機500は、共同玄関装置200と同様に構成されればよい。管理室端末370は、制御装置300に接続されるとともに、管理人室に設置される。また、管理室端末370は、共用親機とも呼ばれる。管理室端末370は、集合住宅の管理人によって、例えば、制御装置300の設定を確認したり、制御装置300の設定を行ったりするために使用される。
(2)呼出の有効と無効の切替動作
ここでは、呼出の有効と無効とを切りかえる期間(以下、「第1期間」という)と、呼出の有効と無効とが切りかえられずに呼出が有効にされ続ける期間(以下、「第2期間」という)とが規定される。ここで、第1期間とは第2期間とは互いに異なった期間に設定される。
居住者は、住宅情報盤400の操作部430を操作して、第1期間を入力する。例えば、第1期間は22時から翌朝の6時に設定される。そのため、第2期間は6時から22時に設定される。これは、第1期間を夜間に設定し、第2期間を昼間に設定することに相当する。操作部430は、受けつけた第1期間を条件設定部466に出力する。条件設定部466は、第1期間を第1条件として呼出制御部462に記憶する。ここでの第1条件は、日および時の少なくとも1つに関する。
前述のごとく、来訪者が共同玄関装置200の操作部230を操作することによって、共同玄関装置200が呼出要求を送信すると、住宅情報盤400の通信部450は呼出要求を受信する。入力部460は、呼出要求を操作部430から受けつける。呼出要求は、来訪者の操作に関する情報であり、来訪者に基づく情報であるといえる。
呼出制御部462は、入力部460が呼出要求を受けつけた場合に、住宅情報盤400の呼出に関する制御を実行する。図3は、呼出制御部462に記憶されるテーブルのデータ構造を示す。第1条件として「22:00-6:00」が示され、第2条件として「認証成功」が示される。第1条件は前述のごとく第1期間であり、呼出制御部462は、呼出要求を受けつけた時刻が第1条件を満たすか否かを判定する。時刻が第1期間に含まれなければ、第1条件が満たさない。呼出制御部462は、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、呼出要求をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にする。住宅情報盤400の呼出を有効にするときの動作は、前述の(1)インターホンシステム1000の基本動作に相当する。
一方、呼出制御部462は、時刻が第1期間に含まれることによって第1条件を満たした場合、来訪者の認証処理を実行する。来訪者の認証処理は、共同玄関装置200の撮像部212において撮像した映像信号に対してなされる。例えば、呼出制御部462は、映像信号における画像に示された来訪者が予め登録された人物であるかを認証する。この認証処理には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。呼出制御部462は、画像に示された来訪者が予め登録された人物である場合、認証が成功したので、第2条件を満たしたと判定する。一方、呼出制御部462は、画像に示された来訪者が予め登録された人物でない場合、認証が失敗したので、第2条件を満たしていないと判定する。
呼出制御部462は、第1条件を満たし、かつ第2条件を満たす場合、呼出要求をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にする。一方、呼出制御部462は、第1条件を満たした場合でも、第2条件を満たさなければ、住宅情報盤400の呼出を無効にする。その際、住宅情報盤400は、居住者に対する呼出を実行しない。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成によるインターホンシステム1000の動作を説明する。図4は、住宅情報盤400による呼出手順を示すフローチャートである。第1条件を満たし(S10のY)、第2条件を満たす場合(S12のY)、呼出制御部462は呼出を有効にする(S14)。第2条件を満たさない場合(S12のN)、呼出制御部462は呼出を無効にする(S16)。第1条件を満たさない場合(S10のN)、呼出制御部462は呼出を有効にする(S14)。
本実施例によれば、第1条件を満たした場合、来訪者の認証が行われたことを第2条件として、受けつけた呼出要求をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にするので、呼出の有効を適切に設定できる。また、第1条件を満たした場合でも、第2条件を満たさなければ、受けつけた呼出要求をもとに、住宅情報盤400の呼出を無効にするので、呼出の無効を適切に設定できる。また、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、呼出要求をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にするので、呼出を直ちに実行できる。
また、第1条件を設定するので、状況に応じて第1条件を変更できる。また、第1条件は、日および時の少なくとも1つに関するものを含むので、時間に応じた設定を実行できる。また、呼出要求は、来訪者の操作に関する情報を含むので、来訪者の呼出がなされたタイミングで呼出の有効と無効を切りかえることができる。また、来訪者の認証は、来訪者の画像を使用してなされるので、来訪者の操作を不要にできる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様のインターホンシステム(1000)は、来訪者に基づく情報の入力を受けつける入力部(460)と、入力部(460)が受けつけた情報をもとに、情報端末(400)の呼出に関する制御を実行する呼出制御部(462)とを備える。呼出制御部(462)は、第1条件を満たした場合、来訪者の認証が行われたことを第2条件として、入力部(460)が受けつけた情報をもとに、情報端末(400)の呼出を有効にし、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、入力部(460)が受けつけた情報をもとに、情報端末(400)の呼出を有効にする。
第1条件を設定する条件設定部(466)をさらに備えてもよい。
第1条件は、日および時の少なくとも1つに関するものを含んでもよい。
第1条件は、来訪者の認証が必要と設定されていることを含んでもよい。
来訪者に基づく情報は、来訪者の操作に関する情報を含んでもよい。
来訪者に基づく情報は、来訪者の画像に関する情報を含んでもよい。
来訪者の認証は、来訪者の画像を使用してなされることを含んでもよい。
本開示の別の態様は、呼出方法である。この方法は、来訪者に基づく情報の入力を受けつけるステップと、入力された情報をもとに、情報端末(400)の呼出に関する制御を実行するステップとを備える。情報端末(400)の呼出に関する制御を実行するステップは、第1条件を満たした場合、来訪者の認証が行われたことを第2条件として、受けつけた情報をもとに、情報端末(400)の呼出を有効にし、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、受けつけた情報をもとに、情報端末(400)の呼出を有効にする。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様のインターホンシステム1000である。実施例2は、実施例1と比較して、第1条件が異なるとともに、第2条件を満たした場合の処理も異なる。実施例2に係る集合施設100、共同玄関装置200、住宅情報盤400は、図1、図2(a)-(b)と同様のタイプであるので、ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
図5は、呼出制御部462に記憶されるテーブルのデータ構造を示す。第1条件として「外出モード」が示され、第2条件として「認証成功」が示される。外出モードとは、施設内のさまざまなセンサ等を居住者の不在時に適した設定にするモードであり、居住者は、外出する際に住宅情報盤400の操作部430を操作して外出モードを選択する。この外出モードは、来訪者の認証が必要と設定されていることともいえる。呼出制御部462は、呼出要求を受けつけたときに外出モードの設定がなされているか否かを判定する。外出モードが設定されていなければ、第1条件が満たされない。呼出制御部462は、第1条件を満たさない場合、第2条件に関係なく、呼出要求をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にする。住宅情報盤400の呼出を有効にするときの動作は、前述の(1)インターホンシステム1000の基本動作に相当する。
一方、呼出制御部462は、外出モードが設定されることによって第1条件を満たした場合、来訪者の認証処理を実行する。来訪者の認証処理には、これまでと同様に公知の技術により実行される。呼出制御部462は、画像に示された来訪者が予め登録された人物である場合、認証が成功したので、第2条件を満たしたと判定する。その際、呼出制御部462は、来訪者の名称を特定する。来訪者が居住者である場合、予め登録されている画像(以下、「参照画像」という)に、居住者の名称の情報が付随されており、呼出制御部462は、認証が成功した際に使用した参照画像から名称を特定する。一方、来訪者が宅配業者等の業者である場合、参照画像には、業者の帽子につけられているマークの情報が付随されており、呼出制御部462は、認証が成功した際に使用した参照画像から業者の名称を特定する。一方、呼出制御部462は、画像に示された来訪者が予め登録された人物でない場合、認証が失敗したので、第2条件を満たしていないと判定する。
呼出制御部462におけるこのような処理は、共同玄関装置200や制御装置300においてなされてもよい。特に、宅配業者等の認証は、集合施設100において共通でなされてもよいので、共同玄関装置200や制御装置300においてなされる方が好ましい。また、認証は、インターホンシステム1000と連携する認証装置(図示せず)でなされてもよい。認証装置は、共同玄関装置200あるいは制御装置300に接続される。この場合、テーブルのデータが共同玄関装置200や制御装置300に記憶される。
呼出制御部462は、第1条件を満たし、かつ第2条件を満たす場合、呼出要求をもとに、住宅情報盤400の呼出を有効にする。また、呼出制御部462は、認証した来訪者の名称を応対制御部464に出力する。一方、呼出制御部462は、第1条件を満たした場合、第2条件を満たさなければ、住宅情報盤400の呼出を無効にする。その際、住宅情報盤400は、居住者に対する呼出を実行しない。
応対制御部464は、呼出制御部462から来訪者の名称を受けつけた場合、来訪者に対する応対動作を制御する。来訪者の名称が居住者のうちの1人、あるいは居住者に登録された人である場合、応対制御部464は、応答動作として、領域内への来訪者の入場を可能とする電気錠(図示せず)の解錠を決定する。電気錠は、共同玄関に設置される鍵である。応対制御部464は、電気錠の解錠を決定した場合、電気錠の解錠を指示するための信号(以下、「解錠信号」という)を通信部450に出力する。通信部450は、制御装置300を介して、共同玄関装置200と電気錠に解錠信号を送信する。
共同玄関装置200の通信部250が解錠信号を受信すると、制御部240は、解錠を知らせるためのメッセージをモニタ220に表示させる。図6(a)-(b)は、共同玄関装置200のモニタ220に表示される画面を示す。図6(a)は解錠を知らせるためのメッセージであり、「入館して下さい」が表示される。図6(b)は後述する。電気錠は、解錠信号を受信すると、一定期間にわたって解錠する。
来訪者の名称が宅配業等の予め登録されていた業者である場合、応対制御部464は、応答動作として、ロッカーの解錠を決定する。応対制御部464は、ロッカーの解錠を決定した場合、ロッカーの解錠を指示するための信号(以下、これもまた「解錠信号」という)を通信部450に出力する。通信部450は、制御装置300を介して、共同玄関装置200とロッカーに解錠信号を送信する。
共同玄関装置200の通信部250が解錠信号を受信すると、制御部240は、解錠を知らせるためのメッセージをモニタ220に表示させる。図6(b)は解錠を知らせるためのメッセージであり、「10番ロッカーを使用して下さい」が表示される。このメッセージは、来訪者に対する案内情報であるともいえる。ロッカー(10番ロッカー)は、解錠信号を受信すると、一定期間にわたって解錠する。これらのように、応対制御部464は、第2条件を満たした場合、来訪者に応じた応答動作を実行する。
以上の構成によるインターホンシステム1000の動作を説明する。図7(a)-(b)は、住宅情報盤400による呼出手順を示すフローチャートである。図7(a)において、第1条件を満たし(S50のY)、第2条件を満たす場合(S52のY)、呼出制御部462は呼出を有効にし(S54)、メッセージをモニタ220に表示させ(S56)、電気錠を解錠する(S58)。第1条件を満たさない場合(S50のN)、呼出制御部462は呼出を有効にする(S60)。第2条件を満たさない場合(S52のN)、呼出制御部462は呼出を無効にする(S62)。
図7(b)において、第1条件を満たし(S100のY)、第2条件を満たす場合(S102のY)、呼出制御部462は呼出を有効にし(S104)、メッセージをモニタ220に表示させ(S106)、ロッカーを解錠する(S108)。第1条件を満たさない場合(S100のN)、呼出制御部462は呼出を有効にする(S110)。第2条件を満たさない場合(S102のN)、呼出制御部462は呼出を無効にする(S112)。
本実施例によれば、第1条件が、来訪者の認証が必要と設定されていることを含むので、必要に応じた設定を可能にできる。また、第2条件を満たした場合、来訪者に応じた応答動作を実行するので、来訪者にとって適切な処理を実行できる。また、来訪者にとって適切な処理が実行されるので、来訪者の利便性を向上できる。また、応答動作は、領域内への来訪者の入場を可能とする電気錠の解錠を含むので、来訪者をすぐに入場させることができる。また、応答動作は、来訪者に対する案内情報の報知を含むので、来訪者に動作を指示できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。来訪者に対する応対動作を制御する応対制御部(464)をさらに備えてもよい。応対制御部(464)は、第2条件を満たした場合、来訪者に応じた応答動作を実行してもよい。
応答動作は、領域内への来訪者の入場を可能とする電気錠の解錠を含んでもよい。
応答動作は、来訪者に対する案内情報の報知を含んでもよい。
(実施例3)
次に、実施例3を説明する。実施例3は、これまでと同様のインターホンシステム1000である。実施例3は、これまでとは異なり、認証処理において使用するために予め登録しておく参照画像の撮像に関する。実施例3に係る集合施設100、共同玄関装置200、住宅情報盤400は、図1、図2(a)-(b)と同様のタイプであるので、ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。参照画像の撮像には、施設110における住宅情報盤400と玄関子機500が使用される。
図8(a)-(c)は、住宅情報盤400と玄関子機500の動作概要を示す。これは、居住者がセルフタイマにより撮像する処理を示す。図8(a)に示すように、居住者は、住宅情報盤400の操作部430を操作して、参照画像の登録開始を住宅情報盤400に指示する。住宅情報盤400は、玄関子機500に対してセルフタイマによる撮像を指示する。セルフタイマの時間は、例えば、10~60秒の間で設定可能である。図8(b)に示すように居住者は、施設110の外に移動してから玄関子機500の前に移動する。玄関子機500は、セルフタイマにより居住者を撮像する。その際、玄関子機500は、音声ガイダンスを出力してもよい。玄関子機500は撮像した画像を住宅情報盤400に送信し、住宅情報盤400のモニタ420は画像を表示する。問題なければ、居住者は、操作部430を操作することによって、画像を参照画像として登録する。その際、参照画像には、画像ID、登録名称、登録種別の情報が付加される。
図9(a)-(c)は、住宅情報盤400と玄関子機500の別の動作概要を示す。これは、居住者が自動ガイダンスを利用して1人で撮像する処理を示す。図9(a)に示すように、居住者は、住宅情報盤400の操作部430を操作して、参照画像の登録開始を住宅情報盤400に指示する。住宅情報盤400は、玄関子機500に対して撮像を指示する。図9(b)に示すように居住者は、施設110の外に移動してから玄関子機500の前に移動する。玄関子機500は、居住者の顔位置を音声ガイダンスにより指示する。居住者は音声ガイダンスにしたがって顔位置を調節する。図9(c)に示すように、居住者の顔位置が合えば、玄関子機500は、居住者を自動的に撮像する。これに続く処理は図8(c)と同一であるので、ここでは説明を省略する。
図10(a)-(b)は、住宅情報盤400と玄関子機500のさらに別の動作概要を示す住宅情報盤400と玄関子機500を示す。これは、2人の居住者が撮像する処理を示す。図9(a)に示すように、操作者(居住者)は、住宅情報盤400の操作部430を操作して、参照画像の登録開始を住宅情報盤400に指示する。その際、マイク414を使用して、顔位置を音声で指示する。居住者は、施設110の玄関子機500の前におり、顔位置の指示にしたがって顔位置を調節する。図9(b)に示すように、操作者(居住者)は、住宅情報盤400の操作部430を操作して、撮像の指示を住宅情報盤400に入力する。玄関子機500は、住宅情報盤400からの指示に応じて居住者を撮像する。これに続く処理は図8(c)と同一であるので、ここでは説明を省略する。
本実施例によれば、住宅情報盤400と玄関子機500とを使用して参照画像を登録するので、参照画像の精度を向上できる。また、参照画像の精度が向上するので、認証処理の精度を向上できる。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例における入力部460は、来訪者に基づく情報として呼出要求を受けつけ、呼出制御部462は呼出要求をもとに呼出のための処理を実行する。しかしながらこれに限らず例えば、入力部460は、来訪者に基づく情報として、来訪者の画像を受けつけ、呼出制御部462は画像をもとに呼出のための処理を実行してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本実施例における呼出制御部462は、認証として画像認証処理を実行する。しかしながらこれに限らず例えば、認証としてパスワード認証が実行されてもよい。本変形例によれば、住宅情報盤400の処理を簡易にできる。
100 集合施設、 110 施設、 200 共同玄関装置、 210 処理部、 212 撮像部、 214 マイク、 218 スピーカ、 220 モニタ、 222 IF部、 230 操作部、 240 制御部、 250 通信部、 300 制御装置、 350 共用部幹線、 360 占有幹線、 370 管理室端末、 400 住宅情報盤、 410 処理部、 414 マイク、 418 スピーカ、 420 モニタ、 422 IF部、 430 操作部、 440 制御部、 450 通信部、 460 入力部、 462 呼出制御部、 464 応対制御部、 466 条件設定部、 500 玄関子機、 1000 インターホンシステム。

Claims (12)

  1. 来訪者に基づく情報の入力を受けつける入力部と、
    前記入力部が受けつけた情報をもとに、情報端末の呼出に関する制御を実行する呼出制御部とを備え、
    前記呼出制御部は、第1条件を満たした場合、前記来訪者の認証が行われたことを第2条件として、前記入力部が受けつけた情報をもとに、前記情報端末の呼出を有効にし、前記第1条件を満たさない場合、前記第2条件に関係なく、前記入力部が受けつけた情報をもとに、前記情報端末の呼出を有効にするインターホンシステム。
  2. 前記第1条件を設定する条件設定部をさらに備える請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記第1条件は、日および時の少なくとも1つに関するものを含む請求項1または2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記第1条件は、前記来訪者の認証が必要と設定されていることを含む請求項1から3のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  5. 前記来訪者に基づく情報は、前記来訪者の操作に関する情報を含む請求項1から4のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  6. 前記来訪者に基づく情報は、前記来訪者の画像に関する情報を含む請求項1から4のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  7. 前記来訪者の認証は、前記来訪者の画像を使用してなされることを含む請求項1から6のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  8. 前記来訪者に対する応対動作を制御する応対制御部をさらに備え、
    前記応対制御部は、前記第2条件を満たした場合、前記来訪者に応じた応答動作を実行する請求項1から7のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  9. 前記応答動作は、領域内への前記来訪者の入場を可能とする電気錠の解錠を含む請求項8に記載のインターホンシステム。
  10. 前記応答動作は、前記来訪者に対する案内情報の報知を含む請求項8または9に記載のインターホンシステム。
  11. 来訪者に基づく情報の入力を受けつけるステップと、
    入力された情報をもとに、情報端末の呼出に関する制御を実行するステップとを備え、
    前記情報端末の呼出に関する制御を実行するステップは、第1条件を満たした場合、前記来訪者の認証が行われたことを第2条件として、受けつけた情報をもとに、前記情報端末の呼出を有効にし、前記第1条件を満たさない場合、前記第2条件に関係なく、受けつけた情報をもとに、前記情報端末の呼出を有効にする呼出方法。
  12. 請求項11に記載の呼出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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