JP7336763B2 - 情報端末、通信システム、インターホンシステム - Google Patents
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Description
本開示の別の態様もまた、情報端末である施設に設置可能な情報端末であって、玄関装置と通信する第1通信部と、複数の通信装置と通信する第2通信部と、第2通信部を制御する制御部とを備える。第1通信部は、玄関装置からの第1情報を受信し、第2通信部は、第1情報をもとにした第2情報を送信する場合、複数の通信装置のうちの第1グループに含まれる通信装置に対して、複数の通信装置のうちの第2グループに含まれる通信装置よりも優先して第2情報を送信し、制御部は、複数の通信装置のそれぞれに対して優先順位を付与するとともに、第1グループに含める通信装置の許容数を規定しており、第2通信部に接続中の通信装置における優先順位の高い方から順に許容数になるまで、第1グループに含まれる通信装置を選択する。
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例は、マンション、アパート等の集合施設に設置されるインターホンシステムに関する。集合施設には、住居等の施設が複数集合しているとともに、少なくとも1つの共同玄関において人の出入りが可能である。共同玄関に設置されたロビーインターホン等の玄関装置を来訪者が操作することによって、来訪先の施設に設置された住宅情報盤が呼び出される。呼出に応じて、当該施設の居住者は住宅情報盤を操作することによって来訪者を確認する。居住者が住宅情報盤を操作して呼出に応答すると、玄関装置と住宅情報盤との間の来客通話が実行される。
集合施設100では、複数の施設110が集合している。集合施設100の一例はマンションであり、施設110の一例は住居である。集合施設100の共同玄関には、玄関装置200が設置される。玄関装置200は、例えば、マンションのロビーに設置されたロビーインターホンである。図2(a)-(c)は、玄関装置200、住宅情報盤400、副装置600の構成を示す。図2(a)は、玄関装置200の構成を示す。玄関装置200は、処理部210、操作部230、制御部240、通信部250を含み、処理部210は、撮像部212、マイク214、スピーカ216、モニタ218、IF部220を含む。
中継装置500は、無線LAN(Local Area Network)のような無線通信システムに対応した通信機能を有し、内線システムに含まれる住宅情報盤400、副装置600間の信号を中継する。中継装置500は、例えば、AP(Access Point)モードルータである。APモードルータでは、無線通信機能が有効にされるが、ルータ機能が無効にされている。副装置600は、サブ親機、モニタ付き副親機とも呼ばれ、住宅情報盤400を介して玄関装置200との来客通話処理を実行可能である。
ルータ700は、第1施設110a内のネットワークと、第1施設110aの外部のネットワーク710とを接続するための装置である。ネットワーク710は、インターネットを含み、サーバ720はインターネットにおいて所定の処理を実行する装置である。第1端末装置800a、第2端末装置800bは、スマートホン、タブレット、PC等の通信装置である。第1端末装置800a、第2端末装置800bは、第1施設110a内においてルータ700あるいは中継装置500に接続されることによって、ネットワーク710経由でサーバ720との通信を実行する。また、第1端末装置800a、第2端末装置800bは、第1施設110a外においてネットワーク710に接続されることによって、サーバ720との通信を実行する。さらに、第1端末装置800a、第2端末装置800bは、ルータ700あるいは中継装置500を介して住宅情報盤400に接続されることによって、住宅情報盤400を介して玄関装置200との来客通話処理を実行可能である。
以下では、来客通話が開始する前における映像信号の送信を中心に説明する。この映像信号は、呼出要求とともに送信される信号である。特に、住宅情報盤400から中継装置500を介して複数の通信装置に送信される映像信号に着目する。前述のごとく、複数の通信装置は、複数の副装置600、複数の端末装置800の総称である。来客通話が開始する前において、複数の通信装置のすべては、映像信号を受信することによって、来訪者が含まれた映像を表示しなければならない。映像信号の送信の確実性を向上するために、映像信号はユニキャストにより複数の通信装置のそれぞれに送信されることが望ましい。しかしながら、映像信号の送信には音声信号の送信よりも広い伝送帯域が要求されるので、複数の通信装置の数が増加すると、要求される伝送帯域が増加しすぎてしまう。
(変形例1)
これまで、制御部440は、第2グループに含まれる通信装置に対して映像信号をマルチキャストで送信させている。しかしながら、制御部440は、通信状況に応じて、第2グループに含まれる通信装置に対するユニキャストとマルチキャストとを切り替えさせてもよい。通信状況の一例は、第2グループに含まれる通信装置が使用する無線通信システムのトラヒック量である。例えば、制御部440は、第2通信部460に対してトラヒック量を計測させる。計測には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。制御部440は、トラヒック量がしきい値以上であればマルチキャストを選択し、トラヒック量がしきい値よりも小さければユニキャストを選択する。第2通信部460は、制御部440において選択されたマルチキャストあるいはユニキャストにより映像信号を送信する。
制御部440は、第1グループに含まれる通信装置に対して映像信号をユニキャストで送信させている。その際、制御部440は、通信状況に応じて、第1グループに含まれる通信装置に対して映像信号を送信する際のデータ品質を可変に設定してもよい。通信状況の一例は、第1グループに含まれる通信装置が使用する無線通信システムのトラヒック量である。制御部440は、第2通信部460に対してトラヒック量を計測させる。計測には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。制御部440は、トラヒック量が低くなるほど、ビットレート/フレームレートを高くするように映像信号の品質を設定する。
これまで、第1グループに含まれる通信装置と、第2グループに含まれる通信装置が固定されている。例えば、副装置600が第1グループに含まれ、端末装置800が第2グループに含まれるとされている。しかしながら、制御部440は、第1グループに含まれる通信装置と、第2グループに含まれる通信装置とを変えるように制御してもよい。その際、複数の通信装置のそれぞれに対して優先順位が予め付与され、各優先順位と通信装置との対応関係は制御部440に登録される。また、制御部440は、第1グループに含める通信装置の許容数を予め規定する。制御部440は、第2通信部460に接続中の通信装置における優先順位の高い方から順に許容数になるまで、第1グループに含まれる通信装置を選択する。
これまで、グループは2つであるとされているが、グループは3つ以上であってもよい。例えば、制御部440は、第2グループをさらに複数のグループ、2つのグループに分割する。ここで、分割した第2グループの上位側のグループを第2グループと呼ぶ場合、分割した第2グループの下位側のグループは第3グループと呼ばれる。制御部440は、第3グループに含まれる端末装置800に対して映像信号をマルチキャストで送信するが、第2グループに含まれる端末装置800に対して映像信号をユニキャストで送信する。一方、第2グループに含まれる端末装置800に対する映像信号の品質は、第1グループに含まれる副装置600に対する映像信号の品質よりも低くされる。
次に実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、集合施設に設置されるインターホンシステムに関する。実施例1では、住宅情報盤と副装置との間では無線通信がなされているが、実施例2では、住宅情報盤と副装置との間では有線通信がなされる。実施例2に係る玄関装置200、住宅情報盤400、副装置600は、図2(a)-(c)と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
Claims (10)
- 施設に設置可能な情報端末であって、
玄関装置と通信する第1通信部と、
複数の通信装置と通信する第2通信部と、
前記第2通信部を制御する制御部とを備え、
前記第1通信部は、前記玄関装置からの第1情報を受信し、
前記第2通信部は、前記第1情報をもとにした第2情報を送信する場合、前記複数の通信装置のうちの第1グループに含まれる通信装置に対して、前記複数の通信装置のうちの第2グループに含まれる通信装置よりも優先して前記第2情報を送信し、
前記第2通信部は、前記第1グループに含まれる通信装置に対して前記第2情報をマルチキャストで送信せず、ユニキャストで送信し、前記第2グループに含まれる通信装置に対して前記第2情報をマルチキャストで送信する情報端末。 - 前記第2通信部は、通信状況に応じて、前記第2グループに含まれる通信装置に対する前記ユニキャストと前記マルチキャストとを切り替える請求項1に記載の情報端末。
- 前記第2通信部は、前記第1グループに含まれる通信装置に対して前記第2情報を送信する際のデータ品質と、前記第2グループに含まれる通信装置に対して前記第2情報を送信する際のデータ品質とを変える請求項1または2に記載の情報端末。
- 前記第2通信部は、通信状況に応じて、前記第1グループに含まれる通信装置に対して前記第2情報を送信する際のデータ品質と、前記第2グループに含まれる通信装置に対して前記第2情報を送信する際のデータ品質との少なくとも1つを設定する請求項3に記載の情報端末。
- 前記制御部は、前記複数の通信装置のそれぞれと前記第2通信部との間の通信媒体に応じて、前記第1グループに含まれる通信装置を選択する請求項1から4のいずれか1項に記載の情報端末。
- 施設に設置可能な情報端末であって、
玄関装置と通信する第1通信部と、
複数の通信装置と通信する第2通信部と、
前記第2通信部を制御する制御部とを備え、
前記第1通信部は、前記玄関装置からの第1情報を受信し、
前記第2通信部は、前記第1情報をもとにした第2情報を送信する場合、前記複数の通信装置のうちの第1グループに含まれる通信装置に対して、前記複数の通信装置のうちの第2グループに含まれる通信装置よりも優先して前記第2情報を送信し、
前記制御部は、前記複数の通信装置のそれぞれに対して優先順位を付与するとともに、前記第1グループに含める通信装置の許容数を規定しており、前記第2通信部に接続中の通信装置における優先順位の高い方から順に前記許容数になるまで、前記第1グループに含まれる通信装置を選択する情報端末。 - 前記制御部は、過去の通信エラー率あるいは通信所要時間をもとに、前記複数の通信装置のそれぞれに対して優先順位を付与する請求項6に記載の情報端末。
- 前記制御部は、前記第2グループをさらに複数のグループに分割する請求項1から7のいずれか1項に記載の情報端末。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の情報端末と、前記複数の通信装置を含む通信システム。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の情報端末と、前記玄関装置とを備えるインターホンシステム。
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