JP2003032375A - インターホンシステム - Google Patents
インターホンシステムInfo
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- JP2003032375A JP2003032375A JP2001219059A JP2001219059A JP2003032375A JP 2003032375 A JP2003032375 A JP 2003032375A JP 2001219059 A JP2001219059 A JP 2001219059A JP 2001219059 A JP2001219059 A JP 2001219059A JP 2003032375 A JP2003032375 A JP 2003032375A
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- intercom
- unit
- transmission
- signal
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- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 集合住宅用のインターホンシステムにおい
て、配線工事を簡素化し、また、多機能化を図る。 【解決手段】 集合住宅の玄関に設置する呼出用インタ
ーホン装置１と管理人室等に設置する親機インターホン
装置２及び各室に設置する子機インタホーン装置3a〜3i
とをＬＡＮで接続し、これら装置間でＶｏＩＰ規格に基
づく信号形式で通話音声信号及び通話者のカメラ撮影映
像信号とを送信又は受信する。この構成により、呼出用
インターホン装置１と子機インターホン装置3a〜3i又は
親機インターホン装置２との間、子機インターホン装置
3a〜3iと親機インターホン装置２との間、又は子機イン
ターホン装置3a〜3iの相互間での通話及びカメラ映像の
送受信が可能となり、多機能化が図られる。また、配線
工事が従来に比し簡素化される。
て、配線工事を簡素化し、また、多機能化を図る。 【解決手段】 集合住宅の玄関に設置する呼出用インタ
ーホン装置１と管理人室等に設置する親機インターホン
装置２及び各室に設置する子機インタホーン装置3a〜3i
とをＬＡＮで接続し、これら装置間でＶｏＩＰ規格に基
づく信号形式で通話音声信号及び通話者のカメラ撮影映
像信号とを送信又は受信する。この構成により、呼出用
インターホン装置１と子機インターホン装置3a〜3i又は
親機インターホン装置２との間、子機インターホン装置
3a〜3iと親機インターホン装置２との間、又は子機イン
ターホン装置3a〜3iの相互間での通話及びカメラ映像の
送受信が可能となり、多機能化が図られる。また、配線
工事が従来に比し簡素化される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はインターホンシステ
ムに係り、より詳細には、主に集合住宅に適するもので
あって、ＶｏＩＰ（Voice Over Internet Protocol）規
格に基づく信号形式で送受信するインターホンシステム
に関する。
ムに係り、より詳細には、主に集合住宅に適するもので
あって、ＶｏＩＰ（Voice Over Internet Protocol）規
格に基づく信号形式で送受信するインターホンシステム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は集合住宅に設置する従来のインタ
ーホンシステムの一例を示す要部ブロック図である。同
図のように、集合住宅の入口（玄関）に設ける一つの呼
出し用インターホン41と、各室ごとの複数の端末42ａ〜
42ｉと、同呼出し用インターホン41と各端末とを接続す
る交換機43とからなり、各室のインターホン42ａ等と交
換機43とは個別に配線している。また、所望の室を呼び
出す場合、呼出し用インターホン41から所望の室のイン
ターホン番号（室番号等）をダイアルする。同ダイアル
に応じて交換機43がその室のインターホンを呼出し、通
話状態となる。
ーホンシステムの一例を示す要部ブロック図である。同
図のように、集合住宅の入口（玄関）に設ける一つの呼
出し用インターホン41と、各室ごとの複数の端末42ａ〜
42ｉと、同呼出し用インターホン41と各端末とを接続す
る交換機43とからなり、各室のインターホン42ａ等と交
換機43とは個別に配線している。また、所望の室を呼び
出す場合、呼出し用インターホン41から所望の室のイン
ターホン番号（室番号等）をダイアルする。同ダイアル
に応じて交換機43がその室のインターホンを呼出し、通
話状態となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
４の場合、各室のインターホン42ａ等と交換機43とを個
別に配線することを要するため、配線工事に手間や費用
がかかるという問題があった。また、図４の機能は音声
通話であるが、これに外来者のカメラ映像を表示する機
能を追加する場合には更に装置及び関連工事が必要とい
う問題もあった。また、図４の機能として、各室間で通
話することはできなかった。本発明は上記問題に鑑み、
配線工事を簡素化し、更に多機能化したインターホンシ
ステムを提供することを目的とする。
４の場合、各室のインターホン42ａ等と交換機43とを個
別に配線することを要するため、配線工事に手間や費用
がかかるという問題があった。また、図４の機能は音声
通話であるが、これに外来者のカメラ映像を表示する機
能を追加する場合には更に装置及び関連工事が必要とい
う問題もあった。また、図４の機能として、各室間で通
話することはできなかった。本発明は上記問題に鑑み、
配線工事を簡素化し、更に多機能化したインターホンシ
ステムを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つの呼出用
インターホン装置と、複数の子機インターホン装置とを
ＬＡＮで接続し、これら両装置間で所定の信号形式で音
声信号を送信又は受信するインターホンシステムを提供
するものである。
インターホン装置と、複数の子機インターホン装置とを
ＬＡＮで接続し、これら両装置間で所定の信号形式で音
声信号を送信又は受信するインターホンシステムを提供
するものである。
【０００５】または、一つの呼出用インターホン装置
と、複数の子機インターホン装置とをＬＡＮで接続し、
これら両装置間で所定の信号形式で音声信号及びカメラ
映像信号とを送信又は受信するインターホンシステムを
提供するものである。
と、複数の子機インターホン装置とをＬＡＮで接続し、
これら両装置間で所定の信号形式で音声信号及びカメラ
映像信号とを送信又は受信するインターホンシステムを
提供するものである。
【０００６】また、前記ＬＡＮに親機インターホン装置
を接続し、前記所定の信号形式で、同親機インターホン
装置より前記子機インターホン装置の全てに対し一斉呼
出しをし、共通の音声信号を送信するようにする。
を接続し、前記所定の信号形式で、同親機インターホン
装置より前記子機インターホン装置の全てに対し一斉呼
出しをし、共通の音声信号を送信するようにする。
【０００７】また、前記所定の信号形式により、前記子
機インターホン装置の相互間、前記親機インターホン装
置と前記呼出用インターホン装置又は前記子機インター
ホン装置各々との相互間で音声信号、又は音声信号及び
カメラ映像信号とを送信又は受信するようにする。
機インターホン装置の相互間、前記親機インターホン装
置と前記呼出用インターホン装置又は前記子機インター
ホン装置各々との相互間で音声信号、又は音声信号及び
カメラ映像信号とを送信又は受信するようにする。
【０００８】また、前記呼出用インターホン装置には、
呼出し用の１０キーボタンを設けてなる操作部と、通話
用の受話器と、前記所定の信号形式に基づく信号の送受
信処理及び音声信号処理とをし、前記操作部の操作に従
い前記受話器を制御する送受信制御手段とを備える。
呼出し用の１０キーボタンを設けてなる操作部と、通話
用の受話器と、前記所定の信号形式に基づく信号の送受
信処理及び音声信号処理とをし、前記操作部の操作に従
い前記受話器を制御する送受信制御手段とを備える。
【０００９】または、前記呼出用インターホン装置に
は、呼出し用の１０キーボタンを設けてなる操作部と、
通話用の受話器と、前記操作部を操作する呼出者を撮影
するカメラと、被呼出者のカメラ映像を表示する表示部
と、前記所定の信号形式に基づく信号の送受信処理、音
声信号処理及び画像信号処理とをし、前記操作部の操作
に従い前記受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受
信制御手段とを備える。
は、呼出し用の１０キーボタンを設けてなる操作部と、
通話用の受話器と、前記操作部を操作する呼出者を撮影
するカメラと、被呼出者のカメラ映像を表示する表示部
と、前記所定の信号形式に基づく信号の送受信処理、音
声信号処理及び画像信号処理とをし、前記操作部の操作
に従い前記受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受
信制御手段とを備える。
【００１０】また、前記子機インターホン装置には、呼
出しチャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発する
スピーカと、通話用の受話器と、前記所定の信号形式に
基づく信号の送受信処理及び音声信号処理とをし、前記
スピーカ及び受話器とを制御する送受信制御手段とを備
える。
出しチャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発する
スピーカと、通話用の受話器と、前記所定の信号形式に
基づく信号の送受信処理及び音声信号処理とをし、前記
スピーカ及び受話器とを制御する送受信制御手段とを備
える。
【００１１】または、前記子機インターホン装置には、
呼出しチャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発す
るスピーカと、通話用の受話器と、通話者を撮影するカ
メラと、呼出者のカメラ映像を表示する表示部と、前記
所定の信号形式に基づく信号の送受信処理、音声信号処
理及び画像信号処理とをし、前記スピーカ、受話器、カ
メラ及び表示部とを制御する送受信制御手段とを備え
る。
呼出しチャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発す
るスピーカと、通話用の受話器と、通話者を撮影するカ
メラと、呼出者のカメラ映像を表示する表示部と、前記
所定の信号形式に基づく信号の送受信処理、音声信号処
理及び画像信号処理とをし、前記スピーカ、受話器、カ
メラ及び表示部とを制御する送受信制御手段とを備え
る。
【００１２】または、前記子機インターホン装置には、
呼出しチャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発す
るスピーカと、通話用の受話器と、通話者を撮影するカ
メラと、呼出者のカメラ映像を表示する表示部と、前記
親機を呼び出すための操作ボタン及び呼出し用の１０キ
ーボタンとを設けてなる操作部と、前記所定の信号形式
に基づく信号の送受信処理、音声信号処理及び画像信号
処理とをし、前記操作部の操作に基づく送信処理、前記
スピーカ、受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受
信制御手段とを備える。
呼出しチャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発す
るスピーカと、通話用の受話器と、通話者を撮影するカ
メラと、呼出者のカメラ映像を表示する表示部と、前記
親機を呼び出すための操作ボタン及び呼出し用の１０キ
ーボタンとを設けてなる操作部と、前記所定の信号形式
に基づく信号の送受信処理、音声信号処理及び画像信号
処理とをし、前記操作部の操作に基づく送信処理、前記
スピーカ、受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受
信制御手段とを備える。
【００１３】また、前記親機インターホン装置には、前
記子機インターホン装置の全てに対し一斉呼出しをする
ための操作ボタンを設けてなる操作部と、通話用の受話
器と、前記所定の信号形式に基づく信号の送信処理及び
音声信号処理とをし、前記操作部のボタン操作に基づく
前記受話器を介した音声送信を制御する送信制御手段と
を備える。
記子機インターホン装置の全てに対し一斉呼出しをする
ための操作ボタンを設けてなる操作部と、通話用の受話
器と、前記所定の信号形式に基づく信号の送信処理及び
音声信号処理とをし、前記操作部のボタン操作に基づく
前記受話器を介した音声送信を制御する送信制御手段と
を備える。
【００１４】または、前記親機インターホン装置には、
呼出しチャイム音を発するスピーカと、通話用の受話器
と、通話者を撮影するカメラと、呼出者のカメラ映像又
は子機インターホン装置の通話者のカメラ映像を表示す
る表示部と、前記子機インターホン装置の全てに対し一
斉呼出しをするための操作ボタン及び呼出し用の１０キ
ーボタンとを設けてなる操作部と、前記所定の信号形式
に基づく信号の送受信処理、音声信号処理及び画像信号
処理とをし、前記操作部の操作に基づく送信処理、前記
スピーカ、受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受
信制御手段とを備える。
呼出しチャイム音を発するスピーカと、通話用の受話器
と、通話者を撮影するカメラと、呼出者のカメラ映像又
は子機インターホン装置の通話者のカメラ映像を表示す
る表示部と、前記子機インターホン装置の全てに対し一
斉呼出しをするための操作ボタン及び呼出し用の１０キ
ーボタンとを設けてなる操作部と、前記所定の信号形式
に基づく信号の送受信処理、音声信号処理及び画像信号
処理とをし、前記操作部の操作に基づく送信処理、前記
スピーカ、受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受
信制御手段とを備える。
【００１５】前記所定の信号形式を、ＶｏＩＰ（Voice
Over Internet Protocol）規格に基づく信号形式とす
る。
Over Internet Protocol）規格に基づく信号形式とす
る。
【００１６】また、前記表示部に時計部を設け、非通話
時には同時計部により時計表示するように前記送受信制
御手段が設定するようにする。
時には同時計部により時計表示するように前記送受信制
御手段が設定するようにする。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図１は本発明によ
るインターホンシステムの要部構成図、図２は図１に適
用するＶｏＩＰの説明図、図３は図１のインターホンの
機能説明用の図、図４は図１のインターホン装置の要部
ブロックである。最初に、図１をもとに本発明によるイ
ンターホンシステムの構成につき説明する。図１におい
て、１は呼出用インターホン装置であり、集合住宅の入
口（玄関）等に設置し、外来者等が所望の室を呼び出す
際に操作する。２は親機インターホン装置であり、例え
ば管理人室に設置し、各子機インターホン装置2a等との
通話の他、緊急時等には一斉に音声情報（放送）を全室
に送信する。
にもとづき図面を参照して説明する。図１は本発明によ
るインターホンシステムの要部構成図、図２は図１に適
用するＶｏＩＰの説明図、図３は図１のインターホンの
機能説明用の図、図４は図１のインターホン装置の要部
ブロックである。最初に、図１をもとに本発明によるイ
ンターホンシステムの構成につき説明する。図１におい
て、１は呼出用インターホン装置であり、集合住宅の入
口（玄関）等に設置し、外来者等が所望の室を呼び出す
際に操作する。２は親機インターホン装置であり、例え
ば管理人室に設置し、各子機インターホン装置2a等との
通話の他、緊急時等には一斉に音声情報（放送）を全室
に送信する。
【００１８】3a〜3iは子機インターホン装置であり、集
合住宅の各室に設置し、呼出用インターホン装置１、親
機インターホン装置２又は他室の子機インターホン装置
と通話する。４は管理サーバであり、呼出用インターホ
ン装置１、親機インターホン装置２及び子機インターホ
ン装置3a〜3iそれぞれのアドレス（ＩＰアドレス）デー
タの記憶管理と、各インターホン装置間の相互接続を管
理する。５はＬＡＮであり、前記呼出用インターホン装
置１、親機インターホン装置２、各子機インターホン装
置3a〜3i及び管理サーバ４とを接続するネットワークで
ある。以上のように構成し、ＬＡＮ５を介して伝送する
信号の形式をＶｏＩＰとし、各インタホーン装置間で送
受信する。
合住宅の各室に設置し、呼出用インターホン装置１、親
機インターホン装置２又は他室の子機インターホン装置
と通話する。４は管理サーバであり、呼出用インターホ
ン装置１、親機インターホン装置２及び子機インターホ
ン装置3a〜3iそれぞれのアドレス（ＩＰアドレス）デー
タの記憶管理と、各インターホン装置間の相互接続を管
理する。５はＬＡＮであり、前記呼出用インターホン装
置１、親機インターホン装置２、各子機インターホン装
置3a〜3i及び管理サーバ４とを接続するネットワークで
ある。以上のように構成し、ＬＡＮ５を介して伝送する
信号の形式をＶｏＩＰとし、各インタホーン装置間で送
受信する。
【００１９】上記ＶｏＩＰの信号形式の概念図を図２
（Ａ）に示す。同図に示すようにＶｏＩＰは、ＴＣＰ／
ＩＰと、Ｈ．３２３ＩＴＵ規格に準じた音声及び画像の
パケットフォーマットであってＧ７２３．１規格に準じ
てディジタル化した音声データと、圧縮処理（ＭＰＥＧ
４）したディジタル画像データとを含んだ形式の信号で
ある。また、上記パケット化の形態としては、同図
（Ｂ）の（イ）に示すように、呼制御パケット、音声パ
ケット、画像パケットとしてもよく、又は（ロ）に示す
ように、呼制御、音声及び画像の各データを含めて１パ
ケットとしてもよい。また、ＩＰアドレスの一例を図３
（Ｃ）に示す。このアドレスが室番号及び室電話番号と
対応し、管理サーバ４に予め格納しておく。
（Ａ）に示す。同図に示すようにＶｏＩＰは、ＴＣＰ／
ＩＰと、Ｈ．３２３ＩＴＵ規格に準じた音声及び画像の
パケットフォーマットであってＧ７２３．１規格に準じ
てディジタル化した音声データと、圧縮処理（ＭＰＥＧ
４）したディジタル画像データとを含んだ形式の信号で
ある。また、上記パケット化の形態としては、同図
（Ｂ）の（イ）に示すように、呼制御パケット、音声パ
ケット、画像パケットとしてもよく、又は（ロ）に示す
ように、呼制御、音声及び画像の各データを含めて１パ
ケットとしてもよい。また、ＩＰアドレスの一例を図３
（Ｃ）に示す。このアドレスが室番号及び室電話番号と
対応し、管理サーバ４に予め格納しておく。
【００２０】次に、親機インターホン装置２及び各子機
インターホン装置3a〜3iの機能につき図３をもとに説明
する。図３において、（Ａ）は親機インターホン装置
２、（Ｂ）は呼出用インターホン装置１又は子機インタ
ーホン装置3a〜3iを示す。また、11（21）［親機（子機
等）ー以下同］は受話器、12（22）はダイアル用の１０
キーボタン、13（23）は通話時には通話相手のカメラ映
像が映出され、非通話時には時計表示［時計部13ａ（23
ａ）］する表示部、14（24）は呼出しのチャイム音又は
親機インターホン装置２よりの共通の音声を発するスピ
ーカ、15（25）は通話時に自顔を撮影するカメラ、16
（26）はカメラ15（25）を作動又は非作動にするかを設
定するカメラオンオフボタンである。また、（Ａ）図の
17は親機インターホン装置２から子機全てに対し一斉に
情報伝達（緊急時等）する場合に操作する一斉呼出しボ
タン、（Ｂ）図の27は親機インターホン装置２を呼び出
す際に操作する親機呼出ボタンである。以上のように、
親機インターホン装置２と子機インターホン装置3a〜3i
とは一斉呼出ボタン17と親機呼出ボタン27とを除き同等
の機能のものである。
インターホン装置3a〜3iの機能につき図３をもとに説明
する。図３において、（Ａ）は親機インターホン装置
２、（Ｂ）は呼出用インターホン装置１又は子機インタ
ーホン装置3a〜3iを示す。また、11（21）［親機（子機
等）ー以下同］は受話器、12（22）はダイアル用の１０
キーボタン、13（23）は通話時には通話相手のカメラ映
像が映出され、非通話時には時計表示［時計部13ａ（23
ａ）］する表示部、14（24）は呼出しのチャイム音又は
親機インターホン装置２よりの共通の音声を発するスピ
ーカ、15（25）は通話時に自顔を撮影するカメラ、16
（26）はカメラ15（25）を作動又は非作動にするかを設
定するカメラオンオフボタンである。また、（Ａ）図の
17は親機インターホン装置２から子機全てに対し一斉に
情報伝達（緊急時等）する場合に操作する一斉呼出しボ
タン、（Ｂ）図の27は親機インターホン装置２を呼び出
す際に操作する親機呼出ボタンである。以上のように、
親機インターホン装置２と子機インターホン装置3a〜3i
とは一斉呼出ボタン17と親機呼出ボタン27とを除き同等
の機能のものである。
【００２１】次に、各インターホン装置の動作につき図
４をもとに説明する。前記図３の説明で理解できるよう
に、呼出用インターホン装置１と親機インターホン装置
２及び子機インターホン装置3a〜3iとは若干の相違（一
斉呼出ボタン17と親機呼出ボタン27）を除き機能として
共通のものである。従って、図４を基本構成として説明
する。同図において、31は受話器、32はカメラ、33はス
ピーカ（ＳＰ）、34及び34ａは表示部及び同表示部内の
時計部であり、図３の同名称のものに対応する。また、
35は操作部であり、各インターホン装置に共通の１０キ
ーボタン35ａ及びカメラオンオフ（ＯＮ／ＯＦＦ）ボタ
ン35ｂと、呼出用インターホン装置１又は子機インター
ホン装置3a〜3iでは親機呼出ボタンであり、親機インタ
ーホン装置２では一斉呼出ボタンである呼出ボタン35ｃ
とを備える。また、送受信制御手段36はＶｏＩＰ規格に
基づく形式の信号の送信又は受信に関する処理を行う。
具体的には図示のように、音声処理部36ａ、画像処理部
36ｂ、送受信処理部36ｃ及び制御部36ｄを備える。上記
音声処理部36ａは、受話器31における通話音声又はスピ
ーカ33の音発声のための処理を行う。
４をもとに説明する。前記図３の説明で理解できるよう
に、呼出用インターホン装置１と親機インターホン装置
２及び子機インターホン装置3a〜3iとは若干の相違（一
斉呼出ボタン17と親機呼出ボタン27）を除き機能として
共通のものである。従って、図４を基本構成として説明
する。同図において、31は受話器、32はカメラ、33はス
ピーカ（ＳＰ）、34及び34ａは表示部及び同表示部内の
時計部であり、図３の同名称のものに対応する。また、
35は操作部であり、各インターホン装置に共通の１０キ
ーボタン35ａ及びカメラオンオフ（ＯＮ／ＯＦＦ）ボタ
ン35ｂと、呼出用インターホン装置１又は子機インター
ホン装置3a〜3iでは親機呼出ボタンであり、親機インタ
ーホン装置２では一斉呼出ボタンである呼出ボタン35ｃ
とを備える。また、送受信制御手段36はＶｏＩＰ規格に
基づく形式の信号の送信又は受信に関する処理を行う。
具体的には図示のように、音声処理部36ａ、画像処理部
36ｂ、送受信処理部36ｃ及び制御部36ｄを備える。上記
音声処理部36ａは、受話器31における通話音声又はスピ
ーカ33の音発声のための処理を行う。
【００２２】また、画像処理部36ｂは、カメラオンオフ
ボタン16（26）がオン（カメラ作動）時のカメラ32より
の撮影映像の処理（伝送できるデータに変換）、ＬＡＮ
５を介した通話発信元からのカメラ撮影映像の処理を行
い、通話発信元からのカメラ撮影映像を表示部34に表示
する。また、送受信処理部36ｃは、前記図２で説明した
ＶｏＩＰの信号形式に基づく信号送信又は信号受信の処
理を行う。また、制御部36ｄは操作部35の１０キーボタ
ン等の各操作に従い前記音声処理部36ａ、画像処理部36
ｂ及び送受信処理部36ｃの動作を制御する。以上説明の
送受信制御手段36における処理を中心にして呼出用イン
ターホン装置１と子機インターホン装置3a〜3i又は親機
インターホン装置２との間、子機インターホン装置3a〜
3iと親機インターホン装置２との間、子機インターホン
装置3a〜3iの相互間との通話が行われることとなる。
ボタン16（26）がオン（カメラ作動）時のカメラ32より
の撮影映像の処理（伝送できるデータに変換）、ＬＡＮ
５を介した通話発信元からのカメラ撮影映像の処理を行
い、通話発信元からのカメラ撮影映像を表示部34に表示
する。また、送受信処理部36ｃは、前記図２で説明した
ＶｏＩＰの信号形式に基づく信号送信又は信号受信の処
理を行う。また、制御部36ｄは操作部35の１０キーボタ
ン等の各操作に従い前記音声処理部36ａ、画像処理部36
ｂ及び送受信処理部36ｃの動作を制御する。以上説明の
送受信制御手段36における処理を中心にして呼出用イン
ターホン装置１と子機インターホン装置3a〜3i又は親機
インターホン装置２との間、子機インターホン装置3a〜
3iと親機インターホン装置２との間、子機インターホン
装置3a〜3iの相互間との通話が行われることとなる。
【００２３】以上の説明では通話音声とともにカメラ撮
影映像についても送受信するようにしたが、通話音声の
みの機能としてもよい。この場合、画像に関する部分を
削除すればよい。具体的には、信号形式（図２）では画
像データが無くなり、図３においてはカメラ15、同25、
カメラオンオフボタン16、同26、表示部13、同23が不要
となり、図４においてはカメラ32ｃ、画像処理部36ｂ、
表示部34、操作部35のカメラオンオフボタンが不要とな
る。更に、親機インターホン装置２について、子機イン
ターホン装置3a〜3iを一斉に呼び出す機能のみの装置と
する場合には図３の送受信制御手段36は送信機能として
の送信制御手段とすればよい。即ち、送受信処理部36ｃ
を送信処理部とすればよい。また、図４の表示部34にお
いて、非通話時には時計部34ａにより時計表示するよう
に前記送受信制御手段が設定するようにしてもよい。
影映像についても送受信するようにしたが、通話音声の
みの機能としてもよい。この場合、画像に関する部分を
削除すればよい。具体的には、信号形式（図２）では画
像データが無くなり、図３においてはカメラ15、同25、
カメラオンオフボタン16、同26、表示部13、同23が不要
となり、図４においてはカメラ32ｃ、画像処理部36ｂ、
表示部34、操作部35のカメラオンオフボタンが不要とな
る。更に、親機インターホン装置２について、子機イン
ターホン装置3a〜3iを一斉に呼び出す機能のみの装置と
する場合には図３の送受信制御手段36は送信機能として
の送信制御手段とすればよい。即ち、送受信処理部36ｃ
を送信処理部とすればよい。また、図４の表示部34にお
いて、非通話時には時計部34ａにより時計表示するよう
に前記送受信制御手段が設定するようにしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、Ｖ
ｏＩＰ規格に基づく信号形式でＬＡＮを介し送受信する
インターホンシステムとしたので、集合住宅のような多
数のインターホンが設置される場合にもその配線工事が
簡素化されるとともに、通話音声とカメラ映像の送受
信、各室（子機）間の通話等の機能アップも図ることが
可能となる。
ｏＩＰ規格に基づく信号形式でＬＡＮを介し送受信する
インターホンシステムとしたので、集合住宅のような多
数のインターホンが設置される場合にもその配線工事が
簡素化されるとともに、通話音声とカメラ映像の送受
信、各室（子機）間の通話等の機能アップも図ることが
可能となる。
【図１】本発明によるインターホンシステムの要部構成
図である。
図である。
【図２】図１に適用するＶｏＩＰの説明図である。
【図３】図１のインターホンの機能説明用の図である。
【図４】図１のインターホン装置の要部ブロックであ
る。
る。
【図５】従来のインターホンシステムの要部構成図であ
る。
る。
１ 呼出用インターホン装置
２ 親機インターホン装置
3a〜3i 子機インターホン装置
４ 管理サーバ
５ ＬＡＮ
11、21、31 受話器
12、22 １０キーダイアル
13、23、34 表示部
14、24、33 スピーカ
15、25、32 カメラ
16、26 カメラオンオフボタン
17 一斉呼出ボタン
27 親機呼出ボタン
34ａ 時計部
35 操作部
35ａ １０キーボタン
35ｂ 呼出ボタン
35ｃ ＯＮ／ＯＦＦボタン
36 送受信制御手段
36ａ 音声処理部
36ｂ 画像処理部
36ｃ 送受信処理部
36ｄ 制御部
Claims (13)
- 【請求項１】 一つの呼出用インターホン装置と、複数
の子機インターホン装置とをＬＡＮ（Local Area Netwo
rk）で接続し、これら両装置間で所定の信号形式で音声
信号を送信又は受信することを特徴とするインターホン
システム。 - 【請求項２】 一つの呼出用インターホン装置と、複数
の子機インターホン装置とをＬＡＮ（Local Area Netwo
rk）で接続し、これら両装置間で所定の信号形式で音声
信号及びカメラ映像信号とを送信又は受信することを特
徴とするインターホンシステム。 - 【請求項３】 前記ＬＡＮに親機インターホン装置を接
続し、前記所定の信号形式で、同親機インターホン装置
より前記子機インターホン装置の全てに対し一斉呼出し
をし、共通の音声信号を送信することを特徴とする請求
項１又は請求項２記載のインターホンシステム。 - 【請求項４】 前記所定の信号形式により、前記子機イ
ンターホン装置の相互間、前記親機インターホン装置と
前記呼出用インターホン装置又は前記子機インターホン
装置各々との相互間で音声信号、又は音声信号及びカメ
ラ映像信号とを送信又は受信することを特徴とする請求
項１、請求項２又は請求項３記載のインターホンシステ
ム。 - 【請求項５】 前記呼出用インターホン装置が、呼出し
用の１０キーボタンを設けてなる操作部と、通話用の受
話器と、前記所定の信号形式に基づく信号の送受信処理
及び音声信号処理とをし、前記操作部の操作に従い前記
受話器を制御する送受信制御手段とを備えてなることを
特徴とする請求項１又は請求項４記載のインターホンシ
ステム。 - 【請求項６】 前記呼出用インターホン装置が、呼出し
用の１０キーボタンを設けてなる操作部と、通話用の受
話器と、前記操作部を操作する呼出者を撮影するカメラ
と、被呼出者のカメラ映像を表示する表示部と、前記所
定の信号形式に基づく信号の送受信処理、音声信号処理
及び画像信号処理とをし、前記操作部の操作に従い前記
受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受信制御手段
とを備えてなることを特徴とする請求項２又は請求項４
記載のインターホンシステム。 - 【請求項７】 前記子機インターホン装置が、呼出しチ
ャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発するスピー
カと、通話用の受話器と、前記所定の信号形式に基づく
信号の送受信処理及び音声信号処理とをし、前記スピー
カ及び受話器とを制御する送受信制御手段とを備えてな
ることを特徴とする請求項１、請求項３又は請求項４記
載のインターホンシステム。 - 【請求項８】 前記子機インターホン装置が、呼出しチ
ャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発するスピー
カと、通話用の受話器と、通話者を撮影するカメラと、
呼出者のカメラ映像を表示する表示部と、前記所定の信
号形式に基づく信号の送受信処理、音声信号処理及び画
像信号処理とをし、前記スピーカ、受話器、カメラ及び
表示部とを制御する送受信制御手段とを備えてなること
を特徴とする請求項２、請求項３又は請求項４記載のイ
ンターホンシステム。 - 【請求項９】 前記子機インターホン装置が、呼出しチ
ャイム音又は前記親機よりの共通の音声を発するスピー
カと、通話用の受話器と、通話者を撮影するカメラと、
呼出者のカメラ映像を表示する表示部と、前記親機を呼
び出すための操作ボタン及び呼出し用の１０キーボタン
とを設けてなる操作部と、前記所定の信号形式に基づく
信号の送受信処理、音声信号処理及び画像信号処理とを
し、前記操作部の操作に基づく送信処理、前記スピー
カ、受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受信制御
手段とを備えてなることを特徴とする請求項２、請求項
３又は請求項４記載のインターホンシステム。 - 【請求項１０】 前記親機インターホン装置が、前記子
機インターホン装置の全てに対し一斉呼出しをするため
の操作ボタンを設けてなる操作部と、通話用の受話器
と、前記所定の信号形式に基づく信号の送信処理及び音
声信号処理とをし、前記操作部のボタン操作に基づく前
記受話器を介した音声送信を制御する送信制御手段とを
備えてなることを特徴とする請求項３記載のインターホ
ンシステム。 - 【請求項１１】 前記親機インターホン装置が、呼出し
チャイム音を発するスピーカと、通話用の受話器と、通
話者を撮影するカメラと、呼出者のカメラ映像又は子機
インターホン装置の通話者のカメラ映像を表示する表示
部と、前記子機インターホン装置の全てに対し一斉呼出
しをするための操作ボタン及び呼出し用の１０キーボタ
ンとを設けてなる操作部と、前記所定の信号形式に基づ
く信号の送受信処理、音声信号処理及び画像信号処理と
をし、前記操作部の操作に基づく送信処理、前記スピー
カ、受話器、カメラ及び表示部とを制御する送受信制御
手段とを備えてなることを特徴とする請求項３又は請求
項４記載のインターホンシステム。 - 【請求項１２】 前記所定の信号形式を、ＶｏＩＰ（Vo
ice Over Internet Protocol）規格に基づく信号形式と
したことを特徴とする請求項１乃至請求項１１のいずれ
かに記載のインターホンシステム。 - 【請求項１３】 前記表示部に時計部を設け、非通話時
には同時計部により時計表示するように前記送受信制御
手段が設定することを特徴とする請求項６、請求項８、
請求項９又は請求項１１記載のインターホンシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001219059A JP2003032375A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | インターホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001219059A JP2003032375A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | インターホンシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003032375A true JP2003032375A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19053133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001219059A Pending JP2003032375A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | インターホンシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003032375A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003134268A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 構内通信システム |
| NL1030516C2 (nl) * | 2005-11-24 | 2007-05-29 | Dugour Electronics Almere B V | Deurtelefonie-systeem. |
| JP2007197154A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ遠隔監視システム |
| JP2007235396A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | Ｉｐインターホンシステム |
| JP2018074195A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-10 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001219059A patent/JP2003032375A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003134268A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 構内通信システム |
| NL1030516C2 (nl) * | 2005-11-24 | 2007-05-29 | Dugour Electronics Almere B V | Deurtelefonie-systeem. |
| JP2007197154A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ遠隔監視システム |
| JP2007235396A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | Ｉｐインターホンシステム |
| JP2018074195A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-10 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
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