JP2000307739A - ドアホン子機アダプタ - Google Patents

ドアホン子機アダプタ

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JP2000307739A
JP2000307739A JP11117179A JP11717999A JP2000307739A JP 2000307739 A JP2000307739 A JP 2000307739A JP 11117179 A JP11117179 A JP 11117179A JP 11717999 A JP11717999 A JP 11717999A JP 2000307739 A JP2000307739 A JP 2000307739A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ電話機で呼出を受けた際、来訪者の確
認を行いたい場合に親機の画面に外部映像を表示させる
手間を省き、ドアホン子機で撮影される外部映像のリモ
ート確認または監視を可能にする。 【解決手段】 公衆回線Nに接続される回線インターフ
ェース102と、テレビ電話機2に接続される電話ライ
ンインターフェース104と、ドアホン子機3および監
視カメラ4に接続される子機インターフェース110
と、ここからの映像信号およびドアホン子機3用の通話
信号を、公衆回線Nおよびテレビ電話機2用の伝送方式
に整合させるコーデック120と、コーデック120に
おける公衆回線Nおよびテレビ電話機2側に接続される
モデム121と、接点131〜135を有し、回線イン
ターフェース102および電話ラインインターフェース
104を介して公衆回線Nおよびテレビ電話機2をそれ
ぞれモデム121に切換接続するスイッチ130とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ付きのドア
ホン子機とテレビ電話機とを接続するためのドアホン子
機アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ付きのドアホン子機および
専用のモニタテレビ(画面)付きの親機がドアホンシス
テムとして種々市販され、特に住宅などで、来訪者の映
像を確認しながらの双方向の通話に使用されている。
【0003】図2はこのようなドアホンシステムの例を
示す図、図3は図2に示すテレビ電話機の構成図、図4
は図2に示すドアホン子機の構成図、図5は図2に示す
親機の構成図で、これらの図を用いて以下に従来のドア
ホンシステムの説明を行う。
【0004】図2において、例えばカメラ付きのドアホ
ン子機3は玄関などに設置され、モニタ画面付きの親機
5は居室に設置され、それらは接続線(2線平衡ケーブ
ル)L3で接続される。また、ドアホン子機アダプタ
(以下、単にアダプタ)6は、親機5の近傍に設置さ
れ、その親機5と接続線(2線平衡ケーブル)L4で接
続されるとともに、接続線(2線平衡ケーブル)L1を
介して公衆回線Nに接続される。さらに、テレビ電話機
2は接続線(2線平衡ケーブル)L2でアダプタ6に接
続される。ただし、アダプタ6には、テレビ電話機2で
はなく、画面を有さない通常の電話機が接続される場合
もある。
【0005】図3において、テレビ電話機2は、接続線
L2を介してアダプタ6に接続される一対の接続端子2
01と、着信を報知するリンガー202と、公衆回線N
と接続するとともに通話信号を分離するスピーチネット
ワーク203と、公衆回線Nとデータの送受信を行うモ
デム204と、映像信号および通話信号を通話相手のテ
レビ電話機と整合の取れたデータ信号に圧縮伸張するコ
ーデック205と、受信映像表示用のモニタテレビユニ
ット206と、相手と双方向に通話するために使用され
るマイク207およびスピーカ208と、マイク207
からの音声信号増幅用のマイクアンプ209と、通話相
手からの音声信号を増幅してスピーカを駆動するスピー
カアンプ210と、ダイアル番号などの入力を行う10
キー211と、入力したダイアル番号を出力するダイア
ラー212と、接点221,222を有し、マイクアン
プ209およびスピーカアンプ210を、通話相手が一
般電話であればスピーチネットワーク203に切換接続
する一方、通話相手がテレビ電話であればコーデック2
05に切換接続するスイッチ220と、スイッチ220
の駆動を行うスイッチ制御回路213と、当該テレビ電
話機2の各部の制御を行うCPU200と、交流電源か
ら直流電圧が所定レベルで安定する直流電力を得て当該
テレビ電話機2の各部に供給する電源回路214とを備
えている。
【0006】図4において、ドアホン子機3は、接続線
L3を介して親機5に接続される一対の接続端子301
と、来訪者を撮影して映像信号を出力するテレビカメラ
ユニット302と、映像信号を送信する映像送信回路3
03と、送話音声を入力するマイク304と、音声出力
用のスピーカ305と、マイク304からの音声信号増
幅用のマイクアンプ306と、受話音声信号を増幅して
スピーカ305を駆動するスピーカアンプ307と、送
話および受話を一対の配線によって行うために4線を2
線に変換する2線4線変換回路308と、映像信号およ
び送受話の音声信号を多重化するとともに親機5からの
多重化された信号を直流電圧などに分離する多重分離回
路309と、来訪者の来訪を報知するための押し釦スイ
ッチ310と、当該ドアホン子機3の各部に電力を供給
する電源回路311とを備えている。
【0007】図5において、親機5は、接続線L3を介
してドアホン子機3に接続される一対の接続端子501
と、接続線L4を介してアダプタ6に接続される一対の
接続端子502と、ドアホン子機3への音声信号、映像
信号および電源出力の多重化および分離を行う多重分離
回路503と、ドアホン子機3からの映像信号を受信す
る映像受信回路504と、来訪者の映像を映し出すモニ
タテレビユニット505と、ドアホン子機3と通話する
ためのマイク506およびスピーカ507と、マイク5
06からの音声信号を増幅するマイクアンプ508と、
ドアホン子機1からの音声信号を増幅してスピーカ50
7を駆動するスピーカアンプ509と、送話および受話
を一対の配線によって行うために4線を2線に変換する
2線4線変換回路510と、操作入力用の操作スイッチ
511と、この操作スイッチ511が接続されて当該親
機5の各部の制御を行うCPU500と、ドアホン子機
3からの信号によって押し釦スイッチ310が押下され
たか否かの検出を行う押し釦検出回路512と、アダプ
タ6への通話信号とドアホン子機3からの呼出信号を多
重する多重回路513と、交流電源から直流電圧が所定
レベルで安定する直流電力を得て当該親機5の各部に供
給する電源回路514とを備えている。この電源回路5
14の出力は、多重分離回路503でドアホン子機3へ
の信号と多重化される。
【0008】図2に戻って、アダプタ6は、接続線L1
を介して公衆回線Nに接続される一対の接続端子601
と、接続線L2を介してテレビ電話機2に接続される一
対の接続端子602と、接続線L4を介して親機5に接
続される一対の接続端子603と、ドアホン子機3から
の呼出を検出するドアホン呼出検出回路604と、テレ
ビ電話機2を接続する電話ラインインターフェース回路
605と、テレビ電話機2を駆動する電力を供給するテ
レビ電話給電回路606と、親機5側および公衆回線N
側にテレビ電話機2を切換接続するスイッチ607と、
このスイッチ607の駆動を行うスイッチ制御回路60
8と、停電を検出するとスイッチ607を切り換えてテ
レビ電話機2を公衆回線N側に強制的に接続する停電検
出回路609と、テレビ電話機2のフックの検出を行っ
てこの検出結果を後述のCPU600に渡すフック検出
回路610と、公衆回線Nからの着信を検出する電話着
信検出回路611と、音源として各呼出を生成する呼出
音発生回路612と、その音源を増幅して出力するアン
プ・スピーカ613と、当該アダプタ6の各部の制御を
行うものであって、例えばドアホン子機3および公衆回
線Nからの呼出を検出してスイッチ607の切換制御を
行うCPU600と、交流電源から直流電圧が所定レベ
ルで安定する直流電力を得て当該アダプタ6の各部に供
給する電源回路614とを備えている。
【0009】このように構成されるドアホンシステムで
は、外部映像を見ながらその外部との双方向の通話がド
アホン子機3を介した親機5で可能になるほか、外部と
の双方向の通話がドアホン子機3、親機5およびアダプ
タ6を介したテレビ電話機2で可能になる。また、公衆
回線Nを介したリモート側のテレビ電話機と本システム
側のテレビ電話機2との間で、映像を見ながらの双方向
の通話が可能になる。
【0010】なお、特開平8−195821号公報に
は、回線/ドアホン切換スイッチを備えるとともに、ド
アホンおよび電話回線からの着信を通知する手段と、オ
フフック検出手段とを備えるドアホンシステムが開示さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示す従来のドアホンシステムでは、ドアホン子機3、親
機5およびアダプタ6を介したテレビ電話機2で、外部
との双方向の通話が可能になるものの、ドアホン子機3
からの呼出をテレビ電話機2で受けた際、来訪者の確認
を行いたい場合には、親機5の画面にその外部映像を表
示させる必要があり、手間となる場合があった。また、
ドアホン子機3で撮影される外部映像のリモート確認ま
たは監視を行うことができなかった。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、テレビ電話機で呼出を受けた際、来訪者の確認
を行いたい場合に親機の画面に外部映像を表示させる手
間が生ぜず、またドアホン子機で撮影される外部映像の
リモート確認または監視が可能なドアホン子機アダプタ
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明のドアホン子機アダプタは、公衆
回線に接続される回線インターフェースと、テレビ電話
機に接続される電話インターフェースと、カメラ付きの
ドアホン子機に接続される子機インターフェースと、こ
の子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回線
およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記
ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ
電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、このコ
ーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に
接続されるモデムと、前記回線インターフェースおよび
電話インターフェースを介して前記公衆回線およびテレ
ビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチ
とを備えるのである。
【0014】この構成では、ドアホン子機から呼出があ
った際に、スイッチによって、テレビ電話機が電話イン
ターフェースを介してモデムに接続されると、ドアホン
子機からの外部映像がテレビ電話機の画面に表示される
ようになる。この結果、テレビ電話機で呼出を受けた
際、来訪者の確認を行いたい場合に、従来のような親機
の画面に外部映像を表示させる手間を省くことが可能に
なる。また、公衆回線に接続されたリモート側のテレビ
電話機と接続する際に、スイッチによって、その公衆回
線が回線インターフェースを介してモデムに接続される
と、ドアホン子機からの外部映像がリモート側のテレビ
電話機の画面に表示されるようになる。この結果、ドア
ホン子機で撮影される外部映像のリモート確認または監
視が可能になる。
【0015】なお、前記テレビ電話機からのダイアル番
号を検出する電話側検出手段を備え、この電話側検出手
段によって検出されたダイアル番号がローカル接続用の
ダイアル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前
記電話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前
記モデムに接続する構成でもよい(請求項2)。この構
成では、テレビ電話機でローカル接続用のダイアル番号
を入力して、このダイアル番号が電話側検出手段によっ
て検出されると、テレビ電話機が電話インターフェース
を介してモデムに接続されるようになる。この結果、テ
レビ電話機のダイアル番号の入力操作で、ドアホン子機
で撮影される外部映像をテレビ電話機の画面に表示させ
ることができる。
【0016】また、前記ドアホン子機および公衆回線か
らの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフ
ックを検出するフック検出手段とを備え、このフック検
出手段によってフックが検出される毎に、前記回線イン
ターフェースおよび電話インターフェースを介して前記
公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切
換接続する構成でもよい(請求項3)。この構成では、
フックする毎に、公衆回線およびテレビ電話機がそれぞ
れ回線インターフェースおよび電話インターフェースを
介してモデムに交互に切換接続されるようになる。これ
により、ドアホン子機または公衆回線からの呼出が、例
えば電話通話中または外部との通話中にあっても、簡単
なフック操作をするだけで、所望する接続先にテレビ電
話機を切換接続させることが可能になる。
【0017】また、前記公衆回線からの着信を検出する
着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面に
インポーズするオンスクリーン手段とを備える構成でも
よい(請求項4)。この構成では、種々の文字情報がテ
レビ電話機の画面にインポーズされるようになる。これ
により、例えば、ドアホン子機を介してテレビ電話機で
外部と通話中に電話呼出があると、その旨をオンスクリ
ーンで通知することが可能になる。
【0018】また、前記子機インターフェースは、少な
くとも1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンイ
ンターフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続
されるカメラインターフェースと、前記ドアホンインタ
ーフェースおよびカメラインターフェースを前記コーデ
ック側に切換接続する切換手段とを有する構成でもよい
(請求項5)。この構成によれば、複数の外部映像をテ
レビ電話機の画面で一元的に確認する(見る)ことがで
きる。
【0019】また、留守設定手段と、前記公衆回線から
のダイアル番号を検出する回線側検出手段と、所望する
リモート接続用のダイアル番号を設定する番号設定手段
とを備え、前記留守設定手段の設定が留守である場合
に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番
号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記
スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介
して前記公衆回線を前記モデムに接続する構成でもよい
(請求項6)。この構成では、公衆回線に接続されたリ
モート側からリモート接続用のダイアル番号が送られて
くると、そのダイアル番号が回線側検出手段によって検
出され、その公衆回線が回線インターフェースを介して
モデムに接続されるようになる。これにより、例えば、
自宅の所望する外部映像を外出先のテレビ電話機の画面
に表示させることが可能になる。
【0020】また、前記テレビ電話機からのダイアル番
号を検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機およ
び監視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイ
アル番号を割当設定する番号設定手段とを備え、前記電
話側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切
換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフ
ェースおよびカメラインターフェースのうち、その切換
用のダイアル番号に対応するインターフェースを前記コ
ーデック側に接続する構成でもよい(請求項7)。この
構成では、テレビ電話機で切換用のダイアル番号を入力
して、このダイアル番号が電話側検出手段によって検出
されると、その切換用のダイアル番号に対応するインタ
ーフェースがコーデック側に接続されるようになる。こ
の結果、複数の外部映像をテレビ電話機の画面で選択的
に確認する(見る)ことが可能となる。
【0021】さらに、前記公衆回線と前記テレビ電話機
とを電気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、
停電を検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と
前記テレビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段
とを備える構成でもよい(請求項8)。この構成では、
停電すると、公衆回線とテレビ電話機とが電気的に直結
されるので、停電でも、公衆回線を介したテレビ電話機
による通話が可能になる。
【0022】請求項9記載の発明のドアホン子機アダプ
タは、公衆回線に接続される回線インターフェースと、
テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、カ
メラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフェ
ースと、この子機インターフェースからの映像信号を前
記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合さ
せ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線
およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデッ
クと、このコーデックにおける前記公衆回線およびテレ
ビ電話機側に接続されるモデムと、前記回線インターフ
ェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆回
線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接続
するスイッチとを備えるとともに、前記テレビ電話機か
らのダイアル番号を検出する電話側検出手段と、前記ド
アホン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手
段と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出
手段と、前記公衆回線からの着信を検出する着信検出手
段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にインポーズ
するオンスクリーン手段と、留守設定手段と、前記公衆
回線からのダイアル番号を検出する回線側検出手段と、
所望するリモート接続用のダイアル番号を設定するとと
もに、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望
するユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番
号設定手段と、前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電
気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を
検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テ
レビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備
え、前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前
記ドアホン子機に接続されるドアホンインターフェース
と、少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメライ
ンターフェースと、前記ドアホンインターフェースおよ
びカメラインターフェースを前記コーデック側に切換接
続する切換手段とを有し、前記電話側検出手段によって
検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイアル番
号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電話イン
ターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モデムに
接続し、前記フック検出手段によってフックが検出され
る毎に、前記回線インターフェースおよび電話インター
フェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそ
れぞれ前記モデムに切換接続し、前記留守設定手段の設
定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって検
出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイアル
番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線イ
ンターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに接
続し、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル
番号が前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホ
ンインターフェースおよびカメラインターフェースのう
ち、その切換用のダイアル番号に対応するインターフェ
ースを前記コーデック側に接続するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
ドアホン子機アダプタなどを示す構成図で、この図を用
いて以下に本実施形態の説明を行う。ただし、図1に示
す識別のために設けた括弧内の符号を適宜使用しながら
説明する。
【0024】図1の例では、ドアホン子機アダプタ(以
下、単にアダプタ)1は、公衆回線Nに接続され、1台
のテレビ電話機2、2台のカメラ付きのドアホン子機3
および1台の監視カメラ4とともに使用されている。た
だし、本実施形態では、監視カメラ4は、ドアホン子機
3と同様の音声入出力機能を有しているものとする。
【0025】まず、本実施形態の基本部分について説明
すると、アダプタ1は、公衆回線Nに接続される当該ア
ダプタ1、1台のテレビ電話機2、2台のドアホン子機
3および1台の監視カメラ4により構成されるシステム
全般の制御を行うCPU10と、交流電源から直流電圧
が所定レベルで安定する直流電力を得て当該アダプタ1
の各部に供給する電源回路11と、この電源回路11の
出力電力から所定電力を得てテレビ電話機2に供給する
テレビ電話給電回路12とを備えているほか、接続線L
1を介して公衆回線Nに接続される一対の接続端子10
1と、この接続端子101などを介して公衆回線Nに接
続される回線インターフェース102と、接続線L2を
介してテレビ電話機2に接続される一対の接続端子10
3と、この接続端子103などを介してテレビ電話機2
に接続される電話ラインインターフェース104(電話
インターフェース)と、2台のドアホン子機3および1
台の監視カメラ4に接続される子機インターフェース1
10と、この子機インターフェース110からの映像信
号を公衆回線Nおよびテレビ電話機2用の伝送方式に整
合させ、またドアホン子機3用の通話信号を公衆回線N
およびテレビ電話機2用の伝送方式に整合させる、つま
り整合の取れたデータ信号に圧縮伸張するコーデック1
20と、このコーデック120における公衆回線Nおよ
びテレビ電話機2側に接続されるデータ送受信用のモデ
ム121と、接点131〜135を有し、回線インター
フェース102および電話ラインインターフェース10
4を介して公衆回線Nおよびテレビ電話機2をそれぞれ
モデム121に切換接続するスイッチ130とを備えて
いる。
【0026】なお、150は音源としてのチャイム音声
ガイダンス回路で、151はその音源を増幅して出力す
るアンプ・スピーカである。また、CPU10の詳細な
制御動作例については順次後述する。
【0027】上記基本部分において、子機インターフェ
ース110には、接続線L3を介してドアホン子機3a
に接続される一対の接続端子111、およびドアホン子
機3aの呼出の検出を行ってこの検出結果をCPU10
に渡す押し釦検出回路112を有し、映像信号の取込み
および通話信号の双方向転送を行うドアホンインターフ
ェース113と、接続線L3を介してドアホン子機3b
に接続される一対の接続端子114、およびドアホン子
機3bの呼出の検出を行ってこの検出結果をCPU10
に渡す押し釦検出回路(図示せず)を有し、映像信号の
取込みおよび通話信号の双方向転送を行うドアホンイン
ターフェース116と、接続線L3を介して監視カメラ
4に接続される一対の接続端子117を有し、映像信号
の取込みおよび通話信号の双方向転送を行うカメライン
ターフェース118と、ドアホンインターフェース11
3,116およびカメラインターフェース118のいず
れか1つをコーデック120側に切換接続するスイッチ
119(切換手段)とが具備されている。
【0028】また、接点131により開閉される両端の
一方はモデム121に接続され、他方は接点132,1
33を介して回線インターフェース102および電話ラ
インインターフェース104にそれぞれ接続されてい
る。また、接点134によって公衆回線Nが回線インタ
ーフェース102および内部配線ILの一端のいずれか
に切換接続される一方、接点135によってテレビ電話
機2が電話ラインインターフェース104および内部配
線ILの他端のいずれかに切換接続される構成になって
いる。
【0029】ただし、スイッチ130の各接点は、これ
ら各接点の開閉駆動を行うスイッチ制御回路136を介
したCPU10の制御によって開閉される。また、接点
134,135は、通常、回線インターフェース102
および電話ラインインターフェース104にそれぞれ接
続されており、公衆回線Nとテレビ電話機2とを接続す
る場合に、内部配線IL側に切換接続される。
【0030】さらに、子機インターフェース110とコ
ーデック120との間には、コーデック120から子機
インターフェース110への通話信号に電源回路11か
らの出力を乗せる多重化を行う一方、子機インターフェ
ース110からの多重化された映像信号および通話信号
を分離する多重分離回路122と、多重分離回路122
で分離された映像信号の受信処理を行う映像受信回路1
23と、コーデック120と多重分離回路122との間
における通話信号の双方向転送処理を行う音声送受信回
路124とが具備されている。
【0031】このようにアダプタ1を構成すれば、従来
と同様の外部との双方向の通話がドアホン子機3および
アダプタ1を介したテレビ電話機2で可能になるほか、
ドアホン子機3からの外部映像をテレビ電話機2の画面
で見ることが可能になる。また、ドアホン子機3からの
外部映像をアダプタ1および公衆回線Nを介したリモー
ト側のテレビ電話機の画面で見ることも可能になる。さ
らに、テレビ電話機2およびリモート側のテレビ電話機
の双方で、その画面にドアホン子機3および監視カメラ
4からの外部映像を切換表示させることが可能になる。
【0032】次に、上記構成に付加される種々の機能ブ
ロックについて順次説明すると、アダプタ1には、テレ
ビ電話機2からのダイアル番号の検出を行い、この検出
結果をCPU10に渡すダイアルNO検出回路140
(電話側検出手段)がさらに具備されている。
【0033】ここで、CPU10は、ダイアルNO検出
回路140によって検出されたダイアル番号がローカル
接続用のダイアル番号であれば、スイッチ130を切り
換えて、すなわち接点132を開にして接点131,1
33を閉にし、電話ラインインターフェース104を介
してテレビ電話機2をモデム121に接続するととも
に、スイッチ119を切り換えて、子機インターフェー
ス110の各インターフェースのうち、そのダイアル番
号で特定されるインターフェースを多重分離回路122
に接続する制御を行うように構成される。
【0034】これにより、テレビ電話機2は、モデム1
21に接続されるとともにこのモデム121などを介し
てドアホン子機3および監視カメラ4のうちの所望する
機器に接続されるので、テレビ電話機2の画面に所望す
る外部映像を表示させることが可能になる。
【0035】また、アダプタ1には、公衆回線Nからの
着信の検出を行い、この検出結果をCPU10に渡す電
話着信検出回路141(着信検出手段)と、ドアホン子
機3および公衆回線Nからの呼出を報知すべく、テレビ
電話機2で呼出音を発生させるための電話呼出信号を生
成してテレビ電話機2側に送信する電話呼出信号発生回
路142(報知手段)と、テレビ電話機2のフックの検
出を行い、この検出結果をCPU10に渡すフック検出
回路143(フック検出手段)とがさらに具備されてい
る。
【0036】ここで、CPU10は、公衆回線Nからの
電話呼出やドアホン子機3からの呼出があれば、電話呼
出信号発生回路142によって電話呼出信号をテレビ電
話機2に送信させるほか、フック検出回路143によっ
てフックが検出される毎に、回線インターフェース10
2および電話ラインインターフェース104を介して公
衆回線Nおよびテレビ電話機2をそれぞれモデム121
に交互に切換接続する制御を行うように構成される。
【0037】これにより、公衆回線Nおよびドアホン子
機3からの呼出を知ることができるとともに、そのよう
な呼出が、例えば電話で通話中に、外部と話し中にまた
は監視カメラ4で監視中にあっても、簡単なフック操作
をするだけで、所望する接続先にテレビ電話機2を切換
接続させることが可能になる。
【0038】また、アダプタ1には、CPU10からの
信号に従って、文字情報をテレビ電話機2の画面にイン
ポーズするための信号を生成してコーデック120など
を介してテレビ電話機2に向けて送出するオンスクリー
ン回路144(通知手段)が具備されている。
【0039】ここで、CPU10は、例えば電話着信検
出回路141によって着信が検出されると、オンスクリ
ーン回路144によってその旨をオンスクリーンでテレ
ビ電話機2に通知させる制御を行うように構成される。
【0040】これにより、例えばドアホン子機3を介し
てテレビ電話機2で外部と話し中に公衆回線Nからの電
話呼出があると、その旨がオンスクリーンでテレビ電話
機2の画面に通知されることになる。
【0041】また、アダプタ1には、留守設定部145
(留守設定手段)と、公衆回線Nからのダイアル番号の
検出を行い、この検出結果をCPU10に渡すダイアル
NO検出回路146(回線側検出手段)と、ダイアル番
号を設定するダイアルNO設定部147(番号設定手
段)とが具備されている。
【0042】例えば、ダイアルNO設定部147で、ド
アホン子機3および監視カメラ4の各々に所望するユニ
ークな切換用のダイアル番号を割当設定することがで
き、また所望するリモート接続用のダイアル番号(つま
り暗証番号)を設定することができる。ただし、ダイア
ルNO検出回路140によって検出されたダイアル番号
が切換用のダイアル番号であれば、そのダイアル番号は
上述したローカル接続用のダイアル番号として取り扱わ
れる。
【0043】ここで、CPU10は、留守設定部145
の設定が留守である場合に、ダイアルNO検出回路14
6によって検出されたダイアル番号がリモート接続用の
ダイアル番号であれば、スイッチ130を切り換えて、
つまり接点133を開にして接点131,132を閉に
し、回線インターフェース102を介して公衆回線Nを
モデム121に接続する一方、ダイアルNO検出回路1
40,146によって検出されたダイアル番号が切換用
のダイアル番号であれば、スイッチ119を切り換え
て、子機インターフェース110の各インターフェース
のうち、その切換用のダイアル番号で特定されるインタ
ーフェースを多重分離回路122に接続する制御を行う
ように構成される。
【0044】これにより、公衆回線Nは、モデム121
に接続されるとともにこのモデム121などを介してド
アホン子機3および監視カメラ4のうちの所望する機器
に接続されるので、例えば、自宅の所望する外部映像を
外出先のテレビ電話機の画面に表示させることが可能に
なる。
【0045】さらに、アダプタ1には、停電の検出を行
い、停電を検出すると、公衆回線Nとテレビ電話機2と
を電気的に直結、すなわち接点134,135の双方を
内部配線ILに強制的に接続させる停電検出回路148
が具備されている。これにより、停電時でも、テレビ電
話機2による公衆回線Nを介した通話が可能となる。
【0046】次に、本アダプタ1の動作例の幾つかを説
明する。例えば、ドアホン子機3aの押し釦が押下され
ると、その押し釦が押下された旨の検出結果が押し釦検
出回路112からCPU10に渡され、ドアホンインタ
ーフェース113が多重分離回路122に接続されると
ともに、テレビ電話機2が電話ラインインターフェース
104を介してモデム121に接続される。この結果、
テレビ電話機2で、ドアホン子機3aにより撮影される
外部映像を見ながら、外部と双方向に会話をすることが
できる。
【0047】また、ドアホン子機3bの押し釦が押下さ
れると、その押し釦が押下された旨の検出結果がドアホ
ンインターフェース116の押し釦検出回路からCPU
10に渡され、ドアホンインターフェース116が多重
分離回路122に接続されるとともに、テレビ電話機2
が電話ラインインターフェース104を介してモデム1
21に接続される。この結果、テレビ電話機2で、ドア
ホン子機3bにより撮影される外部映像を見ながら、外
部と双方向に会話をすることができる。
【0048】また、テレビ電話機2で、監視カメラ4に
割当設定された切換用のダイアル番号を入力して、この
ダイアル番号がダイアルNO検出回路140によって検
出されると、カメラインターフェース118が多重分離
回路122に接続されるとともに、テレビ電話機2が電
話ラインインターフェース104を介してモデム121
に接続される。この結果、テレビ電話機2で、監視カメ
ラ4で撮影される外部映像を確認することができる。ま
た、本実施形態では、その外部近傍の音や音声を聴くこ
とができるとともに、その外部に向けて声をかけること
ができる。
【0049】また、公衆回線Nから着信があると、接点
134,135の双方が内部配線ILに切換接続され
る。この後、公衆回線Nに接続されたリモート側のテレ
ビ電話機からリモート接続用のダイアル番号が送られて
くると、このダイアル番号がダイアルNO検出回路14
6によって検出され、公衆回線Nが、回線インターフェ
ース102に切換接続されるとともにその回線インター
フェース102を介してモデム121に接続される。こ
のとき、スイッチ119によって多重分離回路122に
接続されている方の機器によって撮影される外部映像
が、リモート側のテレビ電話機の画面に表示される。こ
の後、リモート側のテレビ電話機から切換用のダイアル
番号が送られてくると、このダイアル番号がダイアルN
O検出回路146によって検出され、その切換用のダイ
アル番号に対応する子機インターフェース110内のイ
ンターフェースが多重分離回路122に接続される。こ
れにより、リモート側のテレビ電話で外部映像を選択的
に切り換えて見ることが可能になる。
【0050】さらに、テレビ電話機2で、ローカル接続
用のダイアル番号、すなわち本実施形態では切換用のダ
イアル番号を入力すると、このダイアル番号がダイアル
NO検出回路140によって検出され、そのダイアル番
号に対応する子機インターフェース110内のインター
フェースが多重分離回路122に接続される。この結
果、テレビ電話機2で、外部映像を選択的に切り換えて
見ることが可能になる。
【0051】なお、本実施形態では、アダプタ1、1台
のテレビ電話機2、2台のドアホン子機3および1台の
監視カメラ4によってシステムが構成されているが、最
小のシステムを構成するには、アダプタ1、1台のテレ
ビ電話機2および1台のドアホン子機3があればよい。
【0052】また、本実施形態では、アダプタ1には、
ドアホン子機3と同様の音声入出力機能を有する監視カ
メラ4が接続されるが、これに限らず、音声入出力機能
を有さない監視カメラを接続可能にドアホン子機アダプ
タを構成するようにしてもよいのは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、公衆回線に接続される回線イン
ターフェースと、テレビ電話機に接続される電話インタ
ーフェースと、カメラ付きのドアホン子機に接続される
子機インターフェースと、この子機インターフェースか
らの映像信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝
送方式に整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号
を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合
させるコーデックと、このコーデックにおける前記公衆
回線およびテレビ電話機側に接続されるモデムと、前記
回線インターフェースおよび電話インターフェースを介
して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モ
デムに切換接続するスイッチとを備えるので、テレビ電
話機で呼出を受けた際、来訪者の確認を行いたい場合
に、従来のような親機の画面に外部映像を表示させる手
間を省くことが可能になるとともに、ドアホン子機で撮
影される外部映像のリモート確認または監視が可能にな
る。
【0054】請求項2記載の発明によれば、前記テレビ
電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段を
備え、この電話側検出手段によって検出されたダイアル
番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記ス
イッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介し
て前記テレビ電話機を前記モデムに接続するので、テレ
ビ電話機のダイアル番号の入力操作で、ドアホン子機で
撮影される外部映像をテレビ電話機の画面に表示させる
ことができる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、前記ドアホ
ン子機および公衆回線からの呼出を報知する報知手段
と、前記テレビ電話機のフックを検出するフック検出手
段とを備え、このフック検出手段によってフックが検出
される毎に、前記回線インターフェースおよび電話イン
ターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話機
をそれぞれ前記モデムに切換接続するので、ドアホン子
機または公衆回線からの呼出が、例えば電話通話中また
は外部との通話中にあっても、簡単なフック操作をする
だけで、所望する接続先にテレビ電話機を切換接続させ
ることが可能になる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、前記公衆回
線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前
記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン
手段とを備えるので、例えば、ドアホン子機を介してテ
レビ電話機で外部と通話中に電話呼出があると、その旨
をオンスクリーンで通知することが可能になる。
【0057】請求項5記載の発明によれば、前記子機イ
ンターフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機
に接続されるドアホンインターフェースと、少なくとも
1台の監視カメラに接続されるカメラインターフェース
と、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインタ
ーフェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段
とを有するので、複数の外部映像をテレビ電話機の画面
で一元的に確認する(見る)ことができる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、留守設定手
段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する回線
側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル番号
を設定する番号設定手段とを備え、前記留守設定手段の
設定が留守である場合に、前記回線側検出手段によって
検出されたダイアル番号が前記リモート接続用のダイア
ル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記回線
インターフェースを介して前記公衆回線を前記モデムに
接続するので、例えば、自宅の所望する外部映像を外出
先のテレビ電話機の画面に表示させることが可能にな
る。
【0059】請求項7記載の発明によれば、前記テレビ
電話機からのダイアル番号を検出する電話側検出手段
と、前記ドアホン子機および監視カメラの各々に所望す
るユニークな切換用のダイアル番号を割当設定する番号
設定手段とを備え、前記電話側検出手段によって検出さ
れたダイアル番号が前記切換用のダイアル番号であれ
ば、前記ドアホンインターフェースおよびカメラインタ
ーフェースのうち、その切換用のダイアル番号に対応す
るインターフェースを前記コーデック側に接続するの
で、複数の外部映像をテレビ電話機の画面で選択的に確
認する(見る)ことが可能となる。
【0060】請求項8記載の発明によれば、前記公衆回
線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段
と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結手段
によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に
直結させる停電検出手段とを備えるので、停電でも、公
衆回線を介したテレビ電話機による通話が可能になる。
【0061】請求項9記載の発明によれば、公衆回線に
接続される回線インターフェースと、テレビ電話機に接
続される電話インターフェースと、カメラ付きのドアホ
ン子機に接続される子機インターフェースと、この子機
インターフェースからの映像信号を前記公衆回線および
テレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前記ドアホ
ン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレビ電話機
用の伝送方式に整合させるコーデックと、このコーデッ
クにおける前記公衆回線およびテレビ電話機側に接続さ
れるモデムと、前記回線インターフェースおよび電話イ
ンターフェースを介して前記公衆回線およびテレビ電話
機をそれぞれ前記モデムに切換接続するスイッチとを備
えるとともに、前記テレビ電話機からのダイアル番号を
検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および公
衆回線からの呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電
話機のフックを検出するフック検出手段と、前記公衆回
線からの着信を検出する着信検出手段と、文字情報を前
記テレビ電話機の画面にインポーズするオンスクリーン
手段と、留守設定手段と、前記公衆回線からのダイアル
番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモート接
続用のダイアル番号を設定するとともに、前記ドアホン
子機および監視カメラの各々に所望するユニークな切換
用のダイアル番号を割当設定する番号設定手段と、前記
公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結する直結
手段と、停電の検出を行い、停電を検出すると前記直結
手段によって前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気
的に直結させる停電検出手段とを備え、前記子機インタ
ーフェースは、少なくとも1台の前記ドアホン子機に接
続されるドアホンインターフェースと、少なくとも1台
の監視カメラに接続されるカメラインターフェースと、
前記ドアホンインターフェースおよびカメラインターフ
ェースを前記コーデック側に切換接続する切換手段とを
有し、前記電話側検出手段によって検出されたダイアル
番号がローカル接続用のダイアル番号であれば、前記ス
イッチを切り換えて、前記電話インターフェースを介し
て前記テレビ電話機を前記モデムに接続し、前記フック
検出手段によってフックが検出される毎に、前記回線イ
ンターフェースおよび電話インターフェースを介して前
記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに
切換接続し、前記留守設定手段の設定が留守である場合
に、前記回線側検出手段によって検出されたダイアル番
号が前記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記
スイッチを切り換えて、前記回線インターフェースを介
して前記公衆回線を前記モデムに接続し、前記電話側検
出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用の
ダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェース
およびカメラインターフェースのうち、その切換用のダ
イアル番号に対応するインターフェースを前記コーデッ
ク側に接続するもので、請求項1〜8の作用・効果全て
を奏することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るドアホン子機アダプ
タなどを示す構成図である。
【図2】従来のドアホンシステムの例を示す図である。
【図3】図2に示すテレビ電話機の構成図である。
【図4】図2に示すドアホン子機の構成図である。
【図5】図2に示す親機の構成図である。
【符号の説明】
1 ドアホン子機アダプタ(アダプタ) 2 テレビ電話機 3 ドアホン子機 4 監視カメラ 10 CPU N 公衆回線 11 電源回路 12 テレビ電話給電回路 101 接続端子 102 回線インターフェース 103 接続端子 104 電話ラインインターフェース 110 子機インターフェース 111 接続端子 112 押し釦検出回路 113 ドアホンインターフェース 114 接続端子 116 ドアホンインターフェース 117 接続端子 118 カメラインターフェース 119 スイッチ 120 コーデック 121 モデム 122 多重分離回路 123 映像受信回路 124 音声送受信回路 130 スイッチ 131〜135 接点 136 スイッチ制御回路 140 ダイアルNO検出回路 141 電話着信検出回路 142 電話呼出信号発生回路 143 フック検出回路 144 オンスクリーン回路 145 留守設定部 146 ダイアルNO検出回路 147 ダイアルNO設定部 148 停電検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 DA01 DA09 HA22 5K038 CC02 DD08 DD09 DD15 DD22 DD23 EE13 5K101 LL02 LL04 NN06 NN17 QQ11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線に接続される回線インターフェ
    ースと、 テレビ電話機に接続される電話インターフェースと、 カメラ付きのドアホン子機に接続される子機インターフ
    ェースと、 この子機インターフェースからの映像信号を前記公衆回
    線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させ、また前
    記ドアホン子機用の通話信号を前記公衆回線およびテレ
    ビ電話機用の伝送方式に整合させるコーデックと、 このコーデックにおける前記公衆回線およびテレビ電話
    機側に接続されるモデムと、 前記回線インターフェースおよび電話インターフェース
    を介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前
    記モデムに切換接続するスイッチとを備えるドアホン子
    機アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記テレビ電話機からのダイアル番号を
    検出する電話側検出手段を備え、この電話側検出手段に
    よって検出されたダイアル番号がローカル接続用のダイ
    アル番号であれば、前記スイッチを切り換えて、前記電
    話インターフェースを介して前記テレビ電話機を前記モ
    デムに接続する請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  3. 【請求項3】 前記ドアホン子機および公衆回線からの
    呼出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフック
    を検出するフック検出手段とを備え、このフック検出手
    段によってフックが検出される毎に、前記回線インター
    フェースおよび電話インターフェースを介して前記公衆
    回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切換接
    続する請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  4. 【請求項4】 前記公衆回線からの着信を検出する着信
    検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機の画面にイン
    ポーズするオンスクリーン手段とを備える請求項1記載
    のドアホン子機アダプタ。
  5. 【請求項5】 前記子機インターフェースは、少なくと
    も1台の前記ドアホン子機に接続されるドアホンインタ
    ーフェースと、少なくとも1台の監視カメラに接続され
    るカメラインターフェースと、前記ドアホンインターフ
    ェースおよびカメラインターフェースを前記コーデック
    側に切換接続する切換手段とを有する請求項1記載のド
    アホン子機アダプタ。
  6. 【請求項6】 留守設定手段と、前記公衆回線からのダ
    イアル番号を検出する回線側検出手段と、所望するリモ
    ート接続用のダイアル番号を設定する番号設定手段とを
    備え、前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前
    記回線側検出手段によって検出されたダイアル番号が前
    記リモート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッ
    チを切り換えて、前記回線インターフェースを介して前
    記公衆回線を前記モデムに接続する請求項1記載のドア
    ホン子機アダプタ。
  7. 【請求項7】 前記テレビ電話機からのダイアル番号を
    検出する電話側検出手段と、前記ドアホン子機および監
    視カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル
    番号を割当設定する番号設定手段とを備え、前記電話側
    検出手段によって検出されたダイアル番号が前記切換用
    のダイアル番号であれば、前記ドアホンインターフェー
    スおよびカメラインターフェースのうち、その切換用の
    ダイアル番号に対応するインターフェースを前記コーデ
    ック側に接続する請求項5記載のドアホン子機アダプ
    タ。
  8. 【請求項8】 前記公衆回線と前記テレビ電話機とを電
    気的に直結する直結手段と、停電の検出を行い、停電を
    検出すると前記直結手段によって前記公衆回線と前記テ
    レビ電話機とを電気的に直結させる停電検出手段とを備
    える請求項1記載のドアホン子機アダプタ。
  9. 【請求項9】 公衆回線に接続される回線インターフェ
    ースと、テレビ電話機に接続される電話インターフェー
    スと、カメラ付きのドアホン子機に接続される子機イン
    ターフェースと、この子機インターフェースからの映像
    信号を前記公衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に
    整合させ、また前記ドアホン子機用の通話信号を前記公
    衆回線およびテレビ電話機用の伝送方式に整合させるコ
    ーデックと、このコーデックにおける前記公衆回線およ
    びテレビ電話機側に接続されるモデムと、前記回線イン
    ターフェースおよび電話インターフェースを介して前記
    公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前記モデムに切
    換接続するスイッチとを備えるとともに、 前記テレビ電話機からのダイアル番号を検出する電話側
    検出手段と、前記ドアホン子機および公衆回線からの呼
    出を報知する報知手段と、前記テレビ電話機のフックを
    検出するフック検出手段と、前記公衆回線からの着信を
    検出する着信検出手段と、文字情報を前記テレビ電話機
    の画面にインポーズするオンスクリーン手段と、留守設
    定手段と、前記公衆回線からのダイアル番号を検出する
    回線側検出手段と、所望するリモート接続用のダイアル
    番号を設定するとともに、前記ドアホン子機および監視
    カメラの各々に所望するユニークな切換用のダイアル番
    号を割当設定する番号設定手段と、前記公衆回線と前記
    テレビ電話機とを電気的に直結する直結手段と、停電の
    検出を行い、停電を検出すると前記直結手段によって前
    記公衆回線と前記テレビ電話機とを電気的に直結させる
    停電検出手段とを備え、 前記子機インターフェースは、少なくとも1台の前記ド
    アホン子機に接続されるドアホンインターフェースと、
    少なくとも1台の監視カメラに接続されるカメラインタ
    ーフェースと、前記ドアホンインターフェースおよびカ
    メラインターフェースを前記コーデック側に切換接続す
    る切換手段とを有し、 前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が
    ローカル接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチ
    を切り換えて、前記電話インターフェースを介して前記
    テレビ電話機を前記モデムに接続し、 前記フック検出手段によってフックが検出される毎に、
    前記回線インターフェースおよび電話インターフェース
    を介して前記公衆回線およびテレビ電話機をそれぞれ前
    記モデムに切換接続し、 前記留守設定手段の設定が留守である場合に、前記回線
    側検出手段によって検出されたダイアル番号が前記リモ
    ート接続用のダイアル番号であれば、前記スイッチを切
    り換えて、前記回線インターフェースを介して前記公衆
    回線を前記モデムに接続し、 前記電話側検出手段によって検出されたダイアル番号が
    前記切換用のダイアル番号であれば、前記ドアホンイン
    ターフェースおよびカメラインターフェースのうち、そ
    の切換用のダイアル番号に対応するインターフェースを
    前記コーデック側に接続するドアホン子機アダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009094728A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Nippon Telegraph & Telephone East Corp テレビインターホンシステム
JP2009117916A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Aiphone Co Ltd テレビインターホンシステム
JP2015192324A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 キヤノン株式会社 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム

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