JP6667611B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、集合住宅に用いられるインターホンシステムに関するものである。
従来、複数の住居棟で構成される集合住宅向けのインターホンシステムがある。このインターホンシステムの構成では、各住居棟は、インターホン回線(インターホン専用線)を介して制御機と接続されている。
日本国特開2004−260679号公報
特許文献1のインターホンシステムでは、各住居棟と接続される制御機が、各住居棟からの呼出信号等を集中して管理する構成となっている。このため、住居棟の数が増えると、その増加数に連動させて、制御機の処理能力を高めなければならず、コストが増えてしまう。
そこで、本発明は、住居の数に連動してコストが増加することを抑制することが可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムは、
複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
前記住居棟の各々には、
各居室に設置される居室親機と、
訪問先の前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な呼出部と、各居室の部屋番号と各居室の居室親機を特定する居室親機特定情報とが対応づけられた呼出テーブルが記憶された記憶部と、前記呼出テーブルに基づいて前記呼出部に入力された信号を呼び出し先の前記居室親機の前記居室親機特定情報に変換処理する処理部と、前記居室親機特定情報を自棟内の各前記居室親機に向けて送信する送信部と、を有する端末機器と、
インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
が備えられ、
前記複数の住居棟は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されている。
この構成によれば、各住居棟の自棟内において、端末機器(集合玄関機や管理室親機など)から各居室親機を呼び出すための信号処理が完結しているため、各住居棟からの呼出信号を集中して管理する制御機を設ける必要がない。このため、住戸数に応じた処理能力を有する制御機を準備する必要が無く、コストの増加を抑制することができる。また、集合住宅の全体計画の途中で住居棟の数を例えば追加する変更があった場合であっても、システム構成上は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークに新たな住居棟を追加して接続すればよく、高い性能を有する制御機を再設計する必要はないため、計画の変更に伴うコストの増加を抑制することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、
自棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第一変換部と、
前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、自棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第二変換部と、
を有する、棟制御機を備えても良い。
この構成によれば、各住居棟のインターホン回線で異なる信号方式が使用されていたとしても、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して一つのシステムとして構成することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
汎用プロトコルに従って通信が行われる前記ネットワークには、さらに集中棟が接続されており、
前記集中棟には、
前記複数の住居棟の各居室を呼び出すことが可能な集中端末機器と、
インターホン回線を介して前記集中端末機器と通信可能に接続する集中制御部と、
が備えられていても良い。
この構成によれば、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して、集中棟から各住居棟の各住居を呼び出すことができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記集中制御部は、
集中棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第三変換部と、
前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、集中棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第四変換部と、
を有する、集中制御機を備え、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御機は、
自棟内の前記呼出テーブルが記憶された棟記憶部と、
自棟内の前記呼出テーブルに基づいて、前記集中端末機器に入力された信号を呼び出し先の居室親機の居室親機特定情報に変換処理する棟処理部と、前記居室親機特定情報を自棟内の各前記居室親機に向けて送信する棟送信部と、
を備えていても良い。
この構成によれば、各住居棟のマスターの呼出テーブルが各住居棟の棟制御機に分散してそれぞれ記憶されている。このため、システム内に、全ての住居棟の全ての居室に関する呼出テーブルを有する集中型の制御機を設置することなく、集中棟から全ての住居棟の全ての居室を呼び出すことが可能な構成を実現することができる。
本発明のインターホンシステムによれば、住居の数に連動してコストが増加することを抑制することができる。
本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成図である。 集合玄関機の機能ブロック図である。 棟制御部の機能ブロック図である。 棟制御機の機能ブロック図である。 集中制御部の機能ブロック図である。 住居A棟〜住居E棟の端末機器に記憶されている呼出テーブルA1〜呼出テーブルE1の一例を示す図である。 住居A棟〜住居E棟の棟制御部に記憶されている呼出テーブルA2〜呼出テーブルE2の一例を示す図である。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、インターホンシステム1は、複数の住居棟(本例では住居A棟〜住居E棟)で構成されるマンション等の集合住宅に用いられるシステムである。インターホンシステム1は、住居A棟〜住居E棟の各々の棟に、集合玄関機10A〜10C(端末機器の一例)と、管理室親機20(端末機器の一例)と、居室親機30と、棟制御部40とを備えている。本例の図1では、住居A棟のみに上記各構成を示している。各住居棟は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークN(本例では、LAN:Local Area Network)を介して互いに接続されている。また、インターホンシステム1には管理センター5(集中棟の一例)が設けられており、ネットワークNを介して各居住棟と接続されている。
集合玄関機10A〜10C(以下、総称する場合は集合玄関機10と称する)は、集合住宅の集合玄関や共用スペース等に設置されている。集合玄関機10は、例えば自棟内の居室親機30や自棟内の管理室親機20を呼び出すことができるように構成されている。また、集合玄関機10は、例えば訪問者の映像を撮像することができるように構成されている。集合玄関機としては、例えば集合玄関機10Aに示されるように、部屋番号をテンキーで入力する方式のもの、集合玄関機10Bに示されるように、名称と対応づけられている専用ボタンを押下する方式のもの、集合玄関機10Cに示されるように、テンキーと専用ボタンの両方式を可能とするもの等がある。集合玄関機10は、インターホン回線(専用線)L1を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。
管理室親機20は、集合住宅の管理室に設置されている。管理室親機20は、例えば自棟内の居室親機30を呼び出すことができるように構成されている。また、管理室親機20は、操作部201、通話部202、表示部203などを備えており、集合玄関機10に居る訪問者や、居室親機30に居る居住者と通話可能に構成されている。管理室親機20は、インターホン回線L2を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。
居室親機30は、集合住宅の各住戸内に設置されている。居室親機30は、表示部301、操作部302、通話部303などを備えており、例えば集合玄関機10や管理室親機20からの呼び出しに対して応答できるように構成されている。各居室親機30には、その居室機を特定する情報(例えば居室親機ID:identification)が記憶されている。居室親機30は、インターホン回線L3を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。
棟制御部40は、インターホン回線を介して接続されている集合玄関機10、管理室親機20、及び居室親機30との間の通信等を制御している。また、棟制御部40は、ネットワークNを介して、他の住居棟(本例では住居B棟〜住居E棟)の棟制御部40、及び管理センター5の集中制御部70(後述する)と通信可能に接続されている。
管理センター5は、住居A棟〜住居E棟までの集合住宅全体を管理することができるように構成されており、集中集合玄関機50(集中端末機器の一例)と、集中管理室親機60(集中端末機器の一例)と、集中制御部70とを備えている。
集中集合玄関機50は、管理センター5の玄関に設置されている。集中集合玄関機50は、呼出部501、表示部502、カメラ503、通話部504等を有している。集中集合玄関機50は、例えば各棟の特定の居室親機30や管理センター5の集中管理室親機60を呼び出すことができるように構成されている。また、集中集合玄関機50は、例えば訪問者の映像を撮像することができるように構成されている。集中集合玄関機50は、インターホン回線L4を介して集中制御部70と通信可能に接続されている。
集中管理室親機60は、管理センター5の管理室に設置されている。集中管理室親機60は、操作部601、通話部602、表示部603等を有している。集中管理室親機60は、例えば各棟の居室親機30を呼び出すことができるように構成されている。また、集中管理室親機60は、集中集合玄関機50に居る訪問者や、居室親機30に居る居住者と通話可能に構成されている。集中管理室親機60は、インターホン回線L5を介して集中制御部70と通信可能に接続されている。
集中制御部70は、例えばインターホン回線を介して接続されている集中集合玄関機50、及び集中管理室親機60との間の通信の送受を制御している。また、集中制御部70は、ネットワークNを介して、住居A棟〜住居E棟の各棟制御部40と通信可能に接続されている。
図2に示すように、集合玄関機10は、呼出部101と、記憶部102と、カメラ103と、集合玄関表示部104と、通話部105と、集合玄関機CPU106(処理部の一例)と、集合玄関機インターフェース(以下、インターフェースをI/Fと称する)107(送信部の一例)とを備えている。
呼出部101は、訪問者等が訪問先の居室親機30や管理室の管理室親機20を呼び出す際に操作される。呼出部101は、呼出先を入力するための入力ボタン(テンキーや専用ボタン等)111や、入力ボタンを操作した後に操作される呼出ボタン112等を有する。
記憶部102には、自棟内の各居室の部屋番号と各居室の居室親機30を特定する居室親機ID(居室親機特定情報の一例)とが対応づけられた呼出テーブル、または、自棟内の各居室の部屋番号と各居室の居住者の氏名や各居室の名称(例えばテナント名等)と居室親機IDとが対応づけられた呼出テーブル等が記憶されている。
カメラ103は、集合玄関機10を操作する訪問者等を撮像する。集合玄関表示部104は、呼出部101から入力される部屋番号や、訪問者に対するメッセージや、カメラ103が撮像している訪問者の映像等が表示される。通話部105は、居住者や管理人と通話するためのマイク及びスピーカで構成されている。
集合玄関機CPU106は、集合玄関機10を構成する各部の動作を制御するための処理を行う。例えば、集合玄関機CPU106は、部屋番号や名称が入力されると、呼出テーブルに基づいて、入力された信号を呼出先の居室親機30の居室親機IDに変換する。また、例えば、集合玄関機CPU106は、集合玄関機10を動作させるドライバー(ソフトウェア)を実行する。また、例えば、集合玄関機CPU106は、集合玄関表示部104の表示内容にバグが発生したりフリーズが発生した場合に集合玄関機10の再起動を実行する。
集合玄関機I/F107は、集合玄関機CPU106とインターホン回線L1間における双方向の信号伝送路を形成する。
なお、図示は省略するが、管理室親機20も集合玄関機10と同様に、呼出テーブルが記憶された記憶部を有しており、操作部201に部屋番号等の信号が入力されると、呼出テーブルに基づいて変換された居室親機IDを自棟内の各居室親機に向けて送信するように構成されている。また、各居室親機30を呼び出す機能を有する端末機器は、集合玄関や管理室の他に例えば共用部として使用されるパーティールームや正面玄関以外のサブ玄関等に配置されても良い。
図3に示すように、棟制御部40は、棟制御機410と、映像制御機420と、オーディオ制御機430と、棟制御部I/F440(棟送信部の一例)とを備えている。また、図4に示すように、棟制御機410は、棟記憶部411と、棟制御機CPU412(棟処理部の一例)と、信号変換部413とを備えている。
棟制御機410の棟記憶部411には、自棟内の各居室の部屋番号と各居室の居室親機30を特定する居室親機IDとが対応づけられた呼出テーブル、または、自棟内の各居室の部屋番号と各居室の居住者の氏名や各居室の名称(例えばテナント名等)と居室親機IDとが対応づけられた呼出テーブル等が記憶されている。
棟制御機CPU412は、棟制御機410を構成する各部の動作を制御するための処理を行う。例えば、棟制御機CPU412は、部屋番号や名称を呼び出す信号が管理センター5から送信されてくると、呼出テーブルに基づいて、入力された信号を呼出先の居室親機30の居室親機IDに変換する。
信号変換部413は、インターホン回線L1〜L3で使用される信号とネットワークNで使用される信号とを相互に変換処理するための回路である。信号変換部413は、アナログデジタル変換部413A(第一変換部の一例)と、デジタルアナログ変換部413B(第二変換部の一例)とを有する。
アナログデジタル変換部413A(以下、アナログデジタルをA/Dと称する)は、各々の住宅棟内におけるインターホン回線L1〜L3で通信可能なアナログ信号を、各住居棟間及び住居棟と管理センター間におけるネットワークNで通信可能なデジタル信号に変換する。一方、デジタルアナログ変換部413B(以下、デジタルアナログをD/Aと称する)は、各住居棟間及び住居棟と管理センター間におけるネットワークNで通信可能なデジタル信号を、各々の住宅棟内におけるインターホン回線で通信可能なアナログ信号に変換する。
映像制御機420は、集合玄関機10のカメラ103で撮像された映像信号や、管理センター5から送信されてきた映像信号を信号処理するとともに、処理した映像信号を自棟内の各居室親機30、あるいは管理室親機20に向けて送信する。オーディオ制御機430は、集合玄関機10の通話部105からの音声信号や、管理室親機20の通話部202からの音声信号や、管理センター5から送信されてきた音声信号を音声処理するとともに、処理した音声信号を自棟内の各居室親機30、あるいは管理室親機20に向けて送信する。
棟制御部I/F440は、棟制御機410、映像制御機420、及びオーディオ制御機430とインターホン回線L1〜L3間における双方向の信号伝送路を形成する。
図5に示すように、集中制御部70は、集中制御機710と、映像制御機720と、オーディオ制御機730と、集中制御部I/F740とを備えている。また、集中制御機710は、A/D変換部711(第三変換部の一例)と、D/A変換部712(第四変換部の一例)とを備えている。
集中制御機710のA/D変換部711は、管理センター5内におけるインターホン回線L4,L5で通信可能なアナログ信号を、管理センター5と各住居棟間におけるネットワークNで通信可能なデジタル信号に変換する。一方、D/A変換部712は、管理センター5と各住居棟間におけるネットワークNで通信可能なデジタル信号を、管理センター5内におけるインターホン回線L4,L5で通信可能なアナログ信号に変換する。
映像制御機720は、集中集合玄関機50のカメラ503で撮像された映像信号を信号処理するとともに、処理した映像信号を各住居棟の棟制御機410に向けて送信する。オーディオ制御機730は、集中集合玄関機50の通話部504からの音声信号や、集中管理室親機60の通話部602からの音声信号を音声処理するとともに、処理した音声信号を各住居棟の棟制御機410に向けて送信する。
集中制御部I/F740は、集中制御機710、映像制御機720、及びオーディオ制御機730とインターホン回線L4,L5間における双方向の信号伝送路を形成する。
次に、インターホンシステム1の動作について図6,図7を参照して説明する。
<動作例1>
訪問者が、住居棟(本例では住居A棟)から集合玄関機10を操作してその住居棟(本例では住居A棟)内の居住者(本例では101号室の居住者)を呼び出す場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
住居A棟に設置されている集合玄関機10の例えばテンキーを用いて部屋番号の「101(呼出信号)」が入力され、呼出ボタン112が押下される。
住居A棟の集合玄関機CPU106は、記憶部102に記憶されている呼出テーブルA1(図6参照)に基づいて、入力された呼出信号「101」を呼出先の居室親機30を特定する居室親機IDである例えば「S1」という呼出信号に変換する。
集合玄関機CPU106は、集合玄関機I/F107から棟制御部40を経由してインターホン回線で住居A棟内の全ての居室親機30に向けて呼出信号「S1」を送信する。なお、この場合、カメラ103で撮像された訪問者の映像が呼出信号「S1」に添付されて送信される。
呼出信号「S1」を受信した各居室親機30は、「S1」が自機に記憶されている居室親機IDと一致するか否か判別する。一致していると判別した101号室の居室親機30では、通話部303のスピーカから呼出音が出力されるとともに、訪問者の映像が表示部301に表示される。101号室の居住者によって居室親機30の通話ボタンが押下されると、101号室の居室親機30から集合玄関機10へ応答を了承する通話信号が返信されて、集合玄関機10との間で信号通信が可能となり、例えば通話可能となる。
なお、管理室親機20から101号室が呼び出された場合も上記集合玄関機10から呼び出された場合と同様に動作する。
<動作例2>
訪問者が、管理センター5から集中集合玄関機50を操作して任意の住居棟(本例では住居A棟)の居住者(本例では101号室の居住者)を呼び出す場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
管理センター5の玄関に設置されている集中集合玄関機50の例えばテンキーを用いて部屋番号に住居棟名を加えた「A101(呼出信号)」が入力され、呼出ボタンが押下される。入力された呼出信号「A101」は、インターホン回線L4を介して集中制御部70へ送信される。
集中制御部70の集中制御機710は、A/D変換部711により、インターホン回線で通信可能なアナログ信号である呼出信号「A101」を、ネットワークNで通信可能なデジタル信号の呼出信号「A101」に変換する。集中制御部70は、変換された呼出信号「A101」をネットワークNを経由して全ての住居棟(住居A棟〜住居E棟)に向けて送信する。
各住居棟の棟制御部40は、棟制御機410のD/A変換部413Bにより、管理センター5から送信されてきた呼出信号「A101」をインターホン回線で通信可能なアナログ信号に変換する。棟制御機410の棟制御機CPU412は、その呼出信号「A101」が自棟に向けて送信されてきた呼出信号であるか否かを判別する。この場合、住居A棟の棟制御機CPU412が自棟への呼出信号であると判断する。住居A棟の棟制御機CPU412は、判断した旨を表す返信信号をネットワークNを経由して管理センター5へ送信する。この返信信号は、A/D変換部413Bでデジタル信号に変換されて送信される。
返信信号を受信した管理センター5の集中制御部70は、再度、住居A棟に向けてネットワークNを経由して呼出信号「A101」を送信する。
住居A棟の棟制御部40は、受信した呼出信号「A101」を上記と同様にD/A変換部413Bでアナログ信号に変換する。続いて、棟制御機410の棟制御機CPU412は、棟記憶部411に記憶されている呼出テーブルA2(図7参照)に基づいて、入力された呼出信号「A101」を呼出先の居室親機30を特定する居室親機IDである例えば「S1」という呼出信号に変換する。
棟制御機CPU412は、棟制御部I/F440からインターホン回線L3を介して住居A棟内の全ての居室親機30に向けて呼出信号「S1」を送信する。なお、この場合、集中集合玄関機50のカメラ503で撮像された訪問者の映像が呼出信号「S1」に添付されて送信される。
これ以降の動作は、上記動作例1と同様となる。
なお、集中管理室親機60から住居A棟の101号室が呼び出された場合も上記集中集合玄関機50から呼び出された場合と同様に動作する。
このようなインターホンシステム1によれば、複数の住居棟(住居A棟〜住居E棟)が構築されている集合住宅であっても、各住居棟の自棟内において、集合玄関機10や管理室親機20などから各居室親機30を呼び出すための信号処理が完結しているため、各住居棟からの呼出信号の全体を集中して管理する制御機を設ける必要がない。このため、集合住宅内に集合住宅の全住戸数に応じた処理能力を有する制御機を準備する必要が無く、設備コストの増加を抑制することができる。
また、集合住宅の全体計画の途中で例えば住居棟の数を追加するような計画変更が生じた場合であっても、システム構成上は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークNに新たな住居棟を追加して接続すればよい。このため、途中で計画変更があっても高い性能を有する制御機を再設計する必要はなく、計画の変更に伴うコストの増加を抑制することができる。ところで、従来のように1つの制御機で全体を集中管理する構成の場合、その制御機が故障するとシステム全体の動作に影響が生じてしまう。これに対して、本構成では、各住居棟内で信号処理が完結する棟制御部40がそれぞれネットワークNに対して接続されているため、いずれかの棟制御部40が故障した場合にはその棟制御部40だけを停止させて修理すればよく、システム全体にその影響が及ぶことがない。また、棟内の集合玄関機は、互いに共通の呼出テーブルを有している。このため、いずれかの集合玄関機の呼出テーブルが破損した場合、他の集合玄関機の呼出テーブルを用いて修理することが可能となる。
また、各住居棟の棟制御部40には、インターホン回線で通信可能なアナログ信号とネットワークで通信可能なデジタル信号とを相互に変換可能なA/D変換部413AとD/A変換部413Bとが設けられている。このため、例えば各住居棟で異なる信号方式のインターホン回線が使用されていたとしても、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークNを介して全ての住居棟を一つのシステムとして構成することができる。
また、集中制御部70にA/D変換部711とD/A変換部712とを有した管理センター5がネットワークNに接続されるとともに、各住居棟の棟制御部40には各住居棟の呼出テーブルA2等(図7参照)が分散してそれぞれ記憶されている。このため、システム内に、全ての住居棟の全ての居室に関する呼出テーブルを有する高性能の制御機を設置することなく、ネットワークNを介して管理センター5から全ての住居棟の全ての居室を呼び出すことが可能な構成を実現することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1:インターホンシステム、5:管理センター(集中棟の一例)、10A〜10C:集合玄関機(端末機器の一例)、20:管理室親機(端末機器の一例)、30:居室親機、40:棟制御部、50:集中集合玄関機(集中端末機器の一例)、60:集中管理室親機(集中端末機器の一例)、70:集中制御部、101:呼出部、102:記憶部、106:集合玄関機CPU(処理部の一例)、107:集合玄関機I/F(送信部の一例)、410:棟制御機、411:棟記憶部、412:棟制御機CPU(棟処理部の一例)、413A:A/D変換部(第一変換部の一例)、413B:D/A変換部(第二変換部の一例)、440:棟制御部I/F(棟送信部の一例)、710:集中制御機、711:A/D変換部(第三変換部の一例)、712:D/A変換部(第四変換部の一例)

Claims (4)

  1. 複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
    前記住居棟の各々には、
    各居室に設置される居室親機と、
    訪問先の前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な呼出部と、各居室の部屋番号と各居室の居室親機を特定する居室親機特定情報とが対応づけられた呼出テーブルが記憶された記憶部と、前記呼出テーブルに基づいて前記呼出部に入力された信号を呼び出し先の前記居室親機の前記居室親機特定情報に変換処理する処理部と、前記居室親機特定情報を自棟内の各前記居室親機に向けて送信する送信部と、を有するとともに、訪問先の前記居室親機を呼び出すための呼出制御を行うように構成された集合玄関機と、
    インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記集合玄関機とを通信可能に接続する棟制御部と、
    が備えられ、
    前記複数の住居棟は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されている、
    インターホンシステム。
  2. 前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、
    自棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第一変換部と、
    前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、自棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第二変換部と、
    を有する、棟制御機を備える、
    請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 汎用プロトコルに従って通信が行われる前記ネットワークには、さらに集中棟が接続されており、
    前記集中棟には、
    前記複数の住居棟の各居室を呼び出すことが可能な集中端末機器と、
    インターホン回線を介して前記集中端末機器と通信可能に接続する集中制御部と、
    が備えられている、
    請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記集中制御部は、
    集中棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第三変換部と、
    前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、集中棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第四変換部と、
    を有する、集中制御機を備え、
    前記複数の住居棟の各々の前記棟制御機は、
    自棟内の前記呼出テーブルが記憶された棟記憶部と、
    自棟内の前記呼出テーブルに基づいて、前記集中端末機器に入力された信号を呼び出し先の居室親機の居室親機特定情報に変換処理する棟処理部と、前記居室親機特定情報を自棟内の各前記居室親機に向けて送信する棟送信部と、
    を備える、
    請求項3に記載のインターホンシステム。
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