JP6975280B2 - インターホンシステム - Google Patents
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Description
複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
前記複数の住居棟の各々には、
各居室に設置される居室親機と、
前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な端末機器と、
インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
が備えられ、
前記端末機器は、当該端末機器の端末情報が記憶された記憶部を有し、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されるとともに、前記ネットワークを介して外部ネットワークに接続された外部機器と通信可能である。
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、
自棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第一変換部と、
前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、自棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第二変換部と、
を有する、棟制御機を備えても良い。
少なくとも一つの前記住居棟において、前記端末機器が複数設置されており、
前記少なくとも一つの前記住居棟の前記棟制御機は、自棟内の複数の前記端末機器の各々の前記記憶部に記憶された端末情報が結合されて形成された棟内端末情報が記憶される棟記憶部を有していても良い。
前記棟制御機は、自棟内の当該棟制御機に接続された複数の前記端末機器から各前記端末情報を取得して、前記棟内端末情報を形成する形成部を有していても良い。
図1に示すように、インターホンシステム1は、複数の住居棟(本例では住居A棟〜住居E棟)で構成されるマンション等の集合住宅に用いられるシステムである。インターホンシステム1は、住居A棟〜住居E棟の各々の棟に、集合玄関機10A〜10C(端末機器の一例)と、管理室親機20(端末機器の一例)と、居室親機30と、棟制御部40とを備えている。本例の図1では、住居A棟のみに上記各構成を示している。
<動作例1>
訪問者が、例えば住居A棟の集合玄関機10から住居A棟内の101号室を呼び出す場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
集合玄関機CPU106は、記憶部102に記憶されている呼出テーブルA1(図6参照)に基づいて、「101」に対応づけられている居室親機ID(例えば「S1」)に変換する。集合玄関機CPU106は、インターホン回線L1,L3を介して住居A棟内の全ての居室親機30に向けて呼出信号「S1」を送信する。
101号室の居室親機30では、呼出音が出力されるとともに、訪問者の映像が表示部301に表示される。101号室の居住者によって居室親機30の通話ボタンが押下されると通話可能となる。
訪問者が、管理センター5の集中集合玄関機50から住居A棟の101号室を呼び出す場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
集中制御機710は、A/D変換部711により、呼出信号「A101」を、ネットワークN1で通信可能な信号に変換する。集中制御部70は、変換された呼出信号「A101」をネットワークN1を経由して住居A棟〜住居E棟に向けて送信する。
住居A棟の棟制御部40は、棟制御機410の棟制御機CPU412により、呼出テーブルA2(図7参照)に基づいて、「A101」に対応づけられている居室親機ID(例えば「S1」)に変換する。棟制御機CPU412は、インターホン回線L3を介して住居A棟内の全ての居室親機30に向けて呼出信号「S1」を送信する。
これ以降の動作は、上記動作例1と同様となる。
メンテナンス業者が、メンテナンス作業を行う場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
先ず、例えば集合住宅の管理センター5からメンテナンス業者に、住居A棟の集合玄関機10Aが動作しなくなったので点検してほしいという依頼が来る。メンテナンス業者は、図8に示すように、インターネットN2に接続されているPC80を用いて、例えば集合住宅から離れた場所にある自事務所から、不具合が生じている集合玄関機10Aが設置された住居A棟の棟制御部40(棟制御機410)に、ネットワークN1を介してアクセスする。なお、図示を省略するが、図8の住居B棟〜住居E棟においても、住居A棟と同様に棟制御機410に端末機器が接続されている。
棟制御機410の棟制御機CPU412は、診断ツールに従って、集合玄関機10Aとの間で信号の送受を行い集合玄関機10Aが正常に動作しているか否か診断し、正常に動作していない場合にはその原因が何かを診断する。棟制御機CPU412は、診断の結果をPC80へ返信する。
診断の結果、例えば集合玄関機10Aの記憶部102に記憶されている呼出テーブルA1が破損していた場合、PC80は、棟制御部40に修復ツールを送信して、集合玄関機10Aの修復を実行させる。
確認の結果、呼出テーブルA1が棟記憶部411に記憶されている場合、PC80は、棟制御部40に対して、呼出テーブルA1を集合玄関機10Aへ伝送するよう伝送命令を送信する。
送信された呼出テーブルA1は、集合玄関機10Aの記憶部102Aに記憶される。
呼出テーブルA1が記憶された後、PC80は、再度、棟制御部40に対して、集合玄関機10Aの動作の診断を実行させる。その結果、正常動作が確認できた場合、メンテナンス作業を終了する。
診断の結果、例えば集合玄関機10Aの記憶部102に記憶されているドライバソフトウェアP1が破損していた場合、上記<3−1−A>と同様に、修復ツール等が送信されて、棟記憶部411にドライバソフトウェアP1が記憶されているか否かの確認が行われる。
送信されたドライバソフトウェアP1は、集合玄関機10Aの記憶部102Aに記憶される。
以降、上記<3−1−A>と同様にメンテナンス作業を終了する。
例えば集合住宅の管理センター5からメンテナンス業者に、住居A棟のインターホンシステムの定期的なメンテナンスをしてほしいという依頼が来る。メンテナンス業者は、図8に示すように、上記<3−1>と同様にPC80を用いて、住居A棟の棟制御部40(棟制御機410)に、ネットワークN1を介してアクセスする。
棟制御機410の棟制御機CPU412は、診断ツールに従って動作を診断し、不具合がある場合にはその原因が何かを診断する。棟制御機CPU412は、診断の結果をPC80へ返信する。
以降、上記<3−1−A>と同様にメンテナンス作業を終了する。
各居室親機30への呼出しが行われた場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
各住居棟において、インターホン回線を介して棟制御部40に接続されている端末機器(集合玄関機10A〜10C,管理室親機20等)から自棟内の各居室親機30に対して呼出しが行われた場合、棟制御機410は、そのログを棟記憶部411に記憶する。また、ネットワークN1を経由して棟制御部40に接続されている管理センター5(集中集合玄関機50,集中管理室親機60)から各住居棟の各居室親機30に対して呼出しが行われた場合、棟制御機410は、そのログを棟記憶部411に記憶する。記憶されたログは、事件や事故等が発生した際に使用されうる。各棟制御機410により、ログ記憶用の専用機を設置することなく、ログを保存することができる。
その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
Claims (4)
- 複数の住居棟と集中棟とで構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
前記複数の住居棟の各々には、
各居室に設置される居室親機と、
前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な集合玄関機と、
インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記集合玄関機とを通信可能に接続する棟制御部と、
が備えられ、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されるとともに、前記ネットワークを介して外部ネットワークに接続された外部機器と通信可能であり、
少なくとも一つの前記住居棟において、前記集合玄関機が複数設置されており、複数の前記集合玄関機の各々が、自棟内の各居室の部屋番号と前記各居室親機に割り当てられる居室親機特定情報とが対応付けて登録された呼出テーブルが記憶された記憶部を有するとともに、当該呼出テーブルに基づいて、呼び出す対象の居室親機を特定し、特定された前記居室親機を呼び出すための呼出制御を行うように構成されており、
さらに、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部と前記集中棟とは、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されており、
前記集中棟から特定の前記住居棟の特定の前記居室親機を呼び出すとき、
1)前記集中棟から前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部に向けて呼出信号が送信され、
2)前記呼出信号が自棟への呼出信号であると判断した前記住居棟の棟制御部から前記集中棟へ向けて返信信号が送信されて、前記集中棟と特定の前記住居棟の棟制御部との間の通話路が形成され、
3)特定の前記住居棟の棟制御部は、前記呼出信号と前記呼出テーブルに基づいて、当該棟制御部と特定の前記居室親機との間の通話路を形成する、
インターホンシステム。 - 前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、
自棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第一変換部と、
前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、自棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第二変換部と、
を有する、棟制御機を備える、
請求項1に記載のインターホンシステム。 - 前記少なくとも一つの前記住居棟の前記棟制御機は、自棟内の複数の前記集合玄関機の各々の前記記憶部に記憶されたドライバソフトウェアと前記呼出テーブルとが結合されて形成された棟内端末情報が記憶される棟記憶部を有している、
請求項2に記載のインターホンシステム。 - 前記棟制御機は、自棟内の当該棟制御機に接続された複数の前記集合玄関機の各々の前記記憶部に記憶された前記ドライバソフトウェアと前記呼出テーブルとを取得して、前記棟内端末情報を形成する形成部を有している、
請求項3に記載のインターホンシステム。
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