JP2020102881A - インターホンシステム - Google Patents

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【課題】メンテナンスの負荷を低減することが可能なインターホンシステムを提供する。【解決手段】複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、複数の住居棟の各々には、各居室に設置される居室親機30と、居室親機30を呼び出す呼出操作が可能な集合玄関機10と、インターホン回線を介して自棟内の各居室の居室親機30と集合玄関機10とを通信可能に接続する棟制御部40とが備えられ、集合玄関機10は、集合玄関機10の端末情報が記憶された記憶部102を有し、複数の住居棟の各々の棟制御部40は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークN1を介して互いに接続されるとともに、ネットワークN1を介して外部ネットワークN2に接続された外部機器80と通信可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅に用いられるインターホンシステムに関するものである。
従来、複数の住居棟で構成される集合住宅向けのインターホンシステムがある。このインターホンシステムの構成では、各住居棟は、インターホン回線(インターホン専用線)を介して制御機と接続されている。
特開2004−260679号公報
特許文献1のインターホンシステムでは、各住居棟と接続される制御機が、各住居棟からの呼出信号等を集中して管理する構成となっている。この構成では、落雷等の影響で制御機内のデータやソフトウェアが破損した等の不具合が発生した場合には、メンテナンス業者が、制御部が存在する建物に来訪して、診断修復ツール等がインストールされたパソコンを介して制御部を操作して不具合の原因を特定し、原因に応じた修復処理をしなければならなかった。このように、特許文献1のインターホンシステムは、メンテナンスの負荷が高いものであった。
そこで、本発明は、メンテナンスの負荷を低減することが可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムは、
複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
前記複数の住居棟の各々には、
各居室に設置される居室親機と、
前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な端末機器と、
インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
が備えられ、
前記端末機器は、当該端末機器の端末情報が記憶された記憶部を有し、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されるとともに、前記ネットワークを介して外部ネットワークに接続された外部機器と通信可能である。
この構成によれば、住居棟の端末機器(集合玄関機や管理室親機など)に不具合が発生した場合、メンテナンス業者は、外部ネットワークに接続された外部機器(コンピュータ等)を用いて、不具合が生じた端末機器が設置された住居棟の棟制御部にアクセスすることができる。そして、棟制御部はインターホン回線により端末機器に接続されている。このため、メンテナンス業者は、棟制御部を介して、不具合の生じた端末機器にメンテナンスを実行することができる。このように、メンテナンス業者は、不具合が生じた端末機器が存在する住居棟を訪問することなく外部からメンテナンスの作業を行うことができるため、メンテナンスに要する負荷が低減する。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、
自棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第一変換部と、
前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、自棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第二変換部と、
を有する、棟制御機を備えても良い。
この構成によれば、棟制御部の棟制御機を介して、棟内のインターホン回線と、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークとが通信可能に接続される。
また、本発明のインターホンシステムは、
少なくとも一つの前記住居棟において、前記端末機器が複数設置されており、
前記少なくとも一つの前記住居棟の前記棟制御機は、自棟内の複数の前記端末機器の各々の前記記憶部に記憶された端末情報が結合されて形成された棟内端末情報が記憶される棟記憶部を有していても良い。
この構成によれば、端末機器に記憶された端末情報が破損した場合、棟制御機の棟記憶部に記憶された棟内端末情報をバックアップデータとして利用することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記棟制御機は、自棟内の当該棟制御機に接続された複数の前記端末機器から各前記端末情報を取得して、前記棟内端末情報を形成する形成部を有していても良い。
この構成によれば、棟制御機に記憶された棟内端末情報が破損した場合、端末機器から端末情報を取得して棟内端末情報を復元することができる。
本発明のインターホンシステムによれば、メンテナンスの負荷を低減することができる。
本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成図である。 集合玄関機の機能ブロック図である。 棟制御部の機能ブロック図である。 棟制御機の機能ブロック図である。 集中制御部の機能ブロック図である。 住居A棟〜住居E棟の端末機器に記憶されている呼出テーブルA1〜呼出テーブルE1の一例を示す図である。 住居A棟〜住居E棟の棟制御部に記憶されている呼出テーブルA2〜呼出テーブルE2の一例を示す図である。 メンテナンス作業が行われるときの動作を説明する図である。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、インターホンシステム1は、複数の住居棟(本例では住居A棟〜住居E棟)で構成されるマンション等の集合住宅に用いられるシステムである。インターホンシステム1は、住居A棟〜住居E棟の各々の棟に、集合玄関機10A〜10C(端末機器の一例)と、管理室親機20(端末機器の一例)と、居室親機30と、棟制御部40とを備えている。本例の図1では、住居A棟のみに上記各構成を示している。
各住居棟は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークN1(本例では、LAN:Local Area Network)を介して互いに接続されている。また、各住居棟は、ネットワークN1を介して、外部ネットワーク(本例ではインターネット)N2に接続された外部機器80(本例ではPC:Personal Computer)と通信可能に構成されている。また、インターホンシステム1には管理センター5(集中棟)が設けられており、ネットワークN1を介して各居住棟と接続されている。
集合玄関機10A〜10C(以下、総称する場合は集合玄関機10と称する)は、集合住宅の集合玄関や共用スペース等に設置されている。集合玄関機10は、例えば自棟内の居室親機30や自棟内の管理室親機20を呼び出すことができるように構成されている。また、集合玄関機10は、例えば訪問者の映像を撮像することができるように構成されている。集合玄関機としては、例えば集合玄関機10Aに示されるように、部屋番号をテンキーで入力する方式のもの、集合玄関機10Bに示されるように、名称と対応づけられている専用ボタンを押下する方式のもの、集合玄関機10Cに示されるように、テンキーと専用ボタンの両方式を可能とするもの等がある。集合玄関機10は、インターホン回線(専用線)L1を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。
管理室親機20は、集合住宅の管理室に設置されている。管理室親機20は、例えば自棟内の居室親機30を呼び出すことができるように構成されている。また、管理室親機20は、操作部201、通話部202、表示部203などを備えており、集合玄関機10に居る訪問者や、居室親機30に居る居住者と通話可能に構成されている。管理室親機20は、インターホン回線L2を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。
居室親機30は、集合住宅の各住戸内に設置されている。居室親機30は、表示部301、操作部302、通話部303などを備えており、例えば集合玄関機10や管理室親機20からの呼び出しに対して応答できるように構成されている。各居室親機30には、その居室機を特定する情報(例えば居室親機ID:identification)が記憶されている。居室親機30は、インターホン回線L3を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。
棟制御部40は、インターホン回線L1〜L3を介して接続されている集合玄関機10、管理室親機20、及び居室親機30との間の通信等を制御している。また、棟制御部40は、ネットワークN1を介して、他の住居棟(本例では住居B棟〜住居E棟)の棟制御部40、及び管理センター5の集中制御部70(後述する)と通信可能に接続されている。さらに、棟制御部40は、ネットワークN1を介して、外部ネットワークN2に接続された外部機器80と通信可能になりうる。
外部機器80は、集合玄関機10や管理室親機20などの不具合を診断するための診断ツール、修復処理を行うための修復ツール、集合玄関機10や管理室親機20などを動作させるためのドライバソフトウェア等を有している。これらのソフトウェアは、例えば外部機器80にインストールされていても良いし、外付けメモリに保存されていても良い。
管理センター5は、住居A棟〜住居E棟までの集合住宅全体を管理することができるように構成されており、集中集合玄関機50(集中端末機器)と、集中管理室親機60(集中端末機器)と、集中制御部70とを備えている。
集中集合玄関機50は、管理センター5の玄関に設置されている。集中集合玄関機50は、呼出部501、表示部502、カメラ503、通話部504等を有している。集中集合玄関機50は、例えば各棟の居室親機30や管理センター5の集中管理室親機60を呼び出すことができるように構成されている。また、集中集合玄関機50は、例えば訪問者の映像を撮像することができるように構成されている。集中集合玄関機50は、インターホン回線L4を介して集中制御部70と通信可能に接続されている。
集中管理室親機60は、管理センター5の管理室に設置されている。集中管理室親機60は、操作部601、通話部602、表示部603等を有している。集中管理室親機60は、例えば各棟の居室親機30を呼び出すことができるように構成されている。また、集中管理室親機60は、集中集合玄関機50に居る訪問者や、居室親機30に居る居住者と通話可能に構成されている。集中管理室親機60は、インターホン回線L5を介して集中制御部70と通信可能に接続されている。
集中制御部70は、例えばインターホン回線を介して接続されている集中集合玄関機50、及び集中管理室親機60との間の通信の送受を制御している。また、集中制御部70は、ネットワークN1を介して、住居A棟〜住居E棟の各棟制御部40と通信可能に接続されている。
図2に示すように、集合玄関機10は、呼出部101と、記憶部102と、カメラ103と、集合玄関表示部104と、通話部105と、集合玄関機CPU106と、集合玄関機インターフェース(以下、インターフェースをI/Fと称する)107とを備えている。
呼出部101は、訪問者等が訪問先の居室親機30や管理室の管理室親機20を呼び出す際に操作される。呼出部101は、呼出先を入力するための入力ボタン(テンキーや専用ボタン等)111や、入力ボタンを操作した後に操作される呼出ボタン112等を有する。
記憶部102には、集合玄関機10の端末情報が記憶されている。例えば、記憶部102には、自棟内の各居室の部屋番号と各居室の居室親機30を特定する居室親機IDとが対応づけられた呼出テーブル、または、自棟内の各居室の部屋番号と各居室の住居者の氏名や各居室の名称(例えばテナント名等)と居室親機IDとが対応づけられた呼出テーブル等が記憶されている。また、例えば、記憶部102には、集合玄関機10を動作させるためのドライバソフトウェアが記憶されている。
カメラ103は、集合玄関機10を操作する訪問者等を撮像する。集合玄関表示部104は、呼出部101から入力される部屋番号や、訪問者に対するメッセージや、カメラ103が撮像している訪問者の映像等が表示される。通話部105は、居住者や管理人と通話するためのマイク及びスピーカで構成されている。
集合玄関機CPU106は、集合玄関機10を構成する各部の動作を制御するための処理を行う。例えば、集合玄関機CPU106は、集合玄関機10を動作させるドライバソフトウェアを実行する。また、例えば、集合玄関機CPU106は、部屋番号や名称が入力されると、呼出テーブルに基づいて、入力された信号を呼出先の居室親機30の居室親機IDに変換する。また、例えば、集合玄関機CPU106は、集合玄関表示部104の表示内容にバグが発生したりフリーズが発生した場合に集合玄関機10の再起動を実行する。
集合玄関機I/F107は、集合玄関機CPU106とインターホン回線L1間における双方向の信号伝送路を形成する。
なお、図示は省略するが、管理室親機20も集合玄関機10と同様に、端末情報(呼出テーブル、ドライバソフトウェア等)が記憶された記憶部を有している。そして、管理室親機CPUは、集合玄関機CPU106と同様に、呼出テーブルに基づいて変換された居室親機IDを自棟内の各居室親機に向けて送信したり、ドライバソフトウェアの実行や管理室親機20の再起動を実行する。また、各居室親機30を呼び出す機能を有する端末機器は、集合玄関や管理室の他に例えば、共用部として使用されるパーティールーム、正面玄関以外のサブ玄関等に配置されても良い。
図3に示すように、棟制御部40は、棟制御機410と、映像制御機420と、オーディオ制御機430と、棟制御部I/F440とを備えている。また、図4に示すように、棟制御機410は、棟記憶部411と、棟制御機CPU412(形成部の一例)と、信号変換部413とを備えている。棟制御機410は、外部ネットワークN2と接続される際の識別番号であるIP(Internet Protocol)アドレスを有している。
棟制御機410の棟記憶部411には、例えば自棟内の各居室の部屋番号と各居室の居室親機30を特定する居室親機IDとが対応づけられた呼出テーブル、または、自棟内の各居室の部屋番号と各居室の居住者の氏名や各居室の名称(例えばテナント名等)と居室親機IDとが対応づけられた呼出テーブル等が記憶されている。また、棟記憶部411には、例えば、自棟内の集合玄関機10A〜10Cの記憶部102に記憶された端末情報と、自棟内の管理室親機20の記憶部に記憶された端末情報とが結合されて形成された棟内端末情報が記憶されている。
棟制御機CPU412は、棟制御機410を構成する各部の動作を制御するための処理を行う。例えば、棟制御機CPU412は、部屋番号や名称を呼び出す信号が管理センター5から送信されてくると、呼出テーブルに基づいて、入力された信号を呼出先の居室親機30の居室親機IDに変換する。また、例えば、自棟内の集合玄関機10A〜10Cと、自棟内の管理室親機20とから各端末情報を取得して、棟記憶部411に記憶される棟内端末情報を形成する。
信号変換部413は、インターホン回線L1〜L3で使用される信号とネットワークN1で使用される信号とを相互に変換処理するための回路である。信号変換部413は、アナログデジタル変換部413A(第一変換部の一例)と、デジタルアナログ変換部413B(第二変換部の一例)とを有する。
アナログデジタル変換部413A(以下、アナログデジタルをA/Dと称する)は、各々の住宅棟内におけるインターホン回線L1〜L3で通信可能なアナログ信号を、各住居棟間及び住居棟と管理センター間におけるネットワークN1で通信可能なデジタル信号に変換する。一方、デジタルアナログ変換部413B(以下、デジタルアナログをD/Aと称する)は、各住居棟間及び住居棟と管理センター間におけるネットワークN1で通信可能なデジタル信号を、各々の住宅棟内におけるインターホン回線で通信可能なアナログ信号に変換する。
映像制御機420は、集合玄関機10のカメラ103で撮像された映像信号や、管理センター5から送信されてきた映像信号を信号処理するとともに、処理した映像信号を自棟内の各居室親機30、あるいは管理室親機20に向けて送信する。オーディオ制御機430は、集合玄関機10の通話部105からの音声信号や、管理室親機20の通話部202からの音声信号や、管理センター5から送信されてきた音声信号を音声処理するとともに、処理した音声信号を自棟内の各居室親機30、あるいは管理室親機20に向けて送信する。
棟制御部I/F440は、棟制御機410、映像制御機420、及びオーディオ制御機430とインターホン回線L1〜L3間における双方向の信号伝送路を形成する。
図5に示すように、集中制御部70は、集中制御機710と、映像制御機720と、オーディオ制御機730と、集中制御部I/F740とを備えている。また、集中制御機710は、A/D変換部711と、D/A変換部712とを備えている。
集中制御機710のA/D変換部711は、管理センター5内におけるインターホン回線L4,L5で通信可能なアナログ信号を、管理センター5と各住居棟間におけるネットワークN1で通信可能なデジタル信号に変換する。一方、D/A変換部712は、管理センター5と各住居棟間におけるネットワークN1で通信可能なデジタル信号を、管理センター5内におけるインターホン回線L4,L5で通信可能なアナログ信号に変換する。
映像制御機720は、集中集合玄関機50のカメラ503で撮像された映像信号を信号処理するとともに、処理した映像信号を各住居棟の棟制御機410に向けて送信する。オーディオ制御機730は、集中集合玄関機50の通話部504からの音声信号や、集中管理室親機60の通話部602からの音声信号を音声処理するとともに、処理した音声信号を各住居棟の棟制御機410に向けて送信する。
集中制御部I/F740は、集中制御機710、映像制御機720、及びオーディオ制御機730とインターホン回線L4,L5間における双方向の信号伝送路を形成する。
次に、インターホンシステム1の動作について図6〜図8を参照して説明する。
<動作例1>
訪問者が、例えば住居A棟の集合玄関機10から住居A棟内の101号室を呼び出す場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
集合玄関機10の例えばテンキーを用いて部屋番号の「101(呼出信号)」が入力される。
集合玄関機CPU106は、記憶部102に記憶されている呼出テーブルA1(図6参照)に基づいて、「101」に対応づけられている居室親機ID(例えば「S1」)に変換する。集合玄関機CPU106は、インターホン回線L1,L3を介して住居A棟内の全ての居室親機30に向けて呼出信号「S1」を送信する。
呼出信号「S1」を受信した各居室親機30は、「S1」が自機に記憶されている居室親機IDと一致するか否か判別する。一致していると判別した101号室の居室親機30は、集合玄関機10に対して返信信号を送信する。これにより、集合玄関機10と101号室の居室親機30との間で信号通信が可能になる。
返信信号を受けた集合玄関機10は、再度、呼出信号「S1」を101号室の居室親機30に向けて送信する。このとき、カメラ103で撮像された訪問者の映像も送信される。
101号室の居室親機30では、呼出音が出力されるとともに、訪問者の映像が表示部301に表示される。101号室の居住者によって居室親機30の通話ボタンが押下されると通話可能となる。
なお、管理室親機20から101号室が呼び出された場合も上記集合玄関機10から呼び出された場合と同様に動作する。
<動作例2>
訪問者が、管理センター5の集中集合玄関機50から住居A棟の101号室を呼び出す場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
集中集合玄関機50の例えばテンキーを用いて部屋番号に住居棟名を加えた「A101(呼出信号)」が入力される。入力された呼出信号「A101」は、インターホン回線L4を介して集中制御部70へ送信される。
集中制御機710は、A/D変換部711により、呼出信号「A101」を、ネットワークN1で通信可能な信号に変換する。集中制御部70は、変換された呼出信号「A101」をネットワークN1を経由して住居A棟〜住居E棟に向けて送信する。
各住居棟の棟制御部40は、棟制御機410のD/A変換部413Bにより、呼出信号「A101」を、インターホン回線で通信可能な信号に変換する。棟制御機410の棟制御機CPU412は、その呼出信号「A101」が自棟に向けて送信されてきた呼出信号であるか否かを判別する。自棟への呼出信号であると判断した住居A棟の棟制御機CPU412は、返信信号をネットワークN1を経由して管理センター5へ送信する。
返信信号を受信した管理センター5の集中制御部70は、再度、呼出信号「A101」を住居A棟に向けて送信する。
住居A棟の棟制御部40は、棟制御機410の棟制御機CPU412により、呼出テーブルA2(図7参照)に基づいて、「A101」に対応づけられている居室親機ID(例えば「S1」)に変換する。棟制御機CPU412は、インターホン回線L3を介して住居A棟内の全ての居室親機30に向けて呼出信号「S1」を送信する。
これ以降の動作は、上記動作例1と同様となる。
なお、集中管理室親機60から住居A棟の101号室が呼び出された場合も上記集中集合玄関機50から呼び出された場合と同様に動作する。
<動作例3>
メンテナンス業者が、メンテナンス作業を行う場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
<3−1>
先ず、例えば集合住宅の管理センター5からメンテナンス業者に、住居A棟の集合玄関機10Aが動作しなくなったので点検してほしいという依頼が来る。メンテナンス業者は、図8に示すように、インターネットN2に接続されているPC80を用いて、例えば集合住宅から離れた場所にある自事務所から、不具合が生じている集合玄関機10Aが設置された住居A棟の棟制御部40(棟制御機410)に、ネットワークN1を介してアクセスする。なお、図示を省略するが、図8の住居B棟〜住居E棟においても、住居A棟と同様に棟制御機410に端末機器が接続されている。
PC80は、棟制御部40に診断ツールを送信して、棟制御部40の棟制御機410にインターホン回線を介して接続されている集合玄関機10Aの診断を実行させる。
棟制御機410の棟制御機CPU412は、診断ツールに従って、集合玄関機10Aとの間で信号の送受を行い集合玄関機10Aが正常に動作しているか否か診断し、正常に動作していない場合にはその原因が何かを診断する。棟制御機CPU412は、診断の結果をPC80へ返信する。
<3−1−A>
診断の結果、例えば集合玄関機10Aの記憶部102に記憶されている呼出テーブルA1が破損していた場合、PC80は、棟制御部40に修復ツールを送信して、集合玄関機10Aの修復を実行させる。
棟制御機410の棟制御機CPU412は、修復ツールに従って、呼出テーブルA1が棟制御部40の棟記憶部411に記憶されているか確認する。
確認の結果、呼出テーブルA1が棟記憶部411に記憶されている場合、PC80は、棟制御部40に対して、呼出テーブルA1を集合玄関機10Aへ伝送するよう伝送命令を送信する。
棟制御機CPU412は、送信命令に従って、呼出テーブルA1を集合玄関機10Aに送信する。
送信された呼出テーブルA1は、集合玄関機10Aの記憶部102Aに記憶される。
呼出テーブルA1が記憶された後、PC80は、再度、棟制御部40に対して、集合玄関機10Aの動作の診断を実行させる。その結果、正常動作が確認できた場合、メンテナンス作業を終了する。
<3−1−B>
診断の結果、例えば集合玄関機10Aの記憶部102に記憶されているドライバソフトウェアP1が破損していた場合、上記<3−1−A>と同様に、修復ツール等が送信されて、棟記憶部411にドライバソフトウェアP1が記憶されているか否かの確認が行われる。
確認の結果、ドライバソフトウェアP1が棟記憶部411に記憶されている場合、PC80は、上記<3−1−A>と同様に、ドライバソフトウェアP1を伝送するよう伝送命令を送信する。棟制御機CPU412は、送信命令に従って、ドライバソフトウェアP1を集合玄関機10Aに送信する。
これに対して、確認の結果、棟記憶部411に記憶されていない場合には、PC80は、自機内に記憶されているドライバソフトウェアP1を棟制御部40へ送信するとともに、そのドライバソフトウェアP1を集合玄関機10Aへ伝送するよう伝送命令を棟制御部40に送信する。棟制御機CPU412は、送信されてきたドライバソフトウェアP1を棟記憶部411にバックアップデータとして記憶するとともに、送信命令に従って、ドライバソフトウェアP1を集合玄関機10Aに送信する。
送信されたドライバソフトウェアP1は、集合玄関機10Aの記憶部102Aに記憶される。
以降、上記<3−1−A>と同様にメンテナンス作業を終了する。
<3−2>
例えば集合住宅の管理センター5からメンテナンス業者に、住居A棟のインターホンシステムの定期的なメンテナンスをしてほしいという依頼が来る。メンテナンス業者は、図8に示すように、上記<3−1>と同様にPC80を用いて、住居A棟の棟制御部40(棟制御機410)に、ネットワークN1を介してアクセスする。
PC80は、棟制御部40に診断ツールを送信して、棟制御部40の動作の診断を実行させる。
棟制御機410の棟制御機CPU412は、診断ツールに従って動作を診断し、不具合がある場合にはその原因が何かを診断する。棟制御機CPU412は、診断の結果をPC80へ返信する。
診断の結果、例えば棟制御機410の棟記憶部411に記憶されている呼出テーブルA1が破損していた場合、PC80は、棟制御部40に修復ツールを送信して、棟制御部40の修復を実行させる。
棟制御機410の棟制御機CPU412は、修復ツールに従って、呼出テーブルA1が記憶されている端末機器(集合玄関機10a〜10C、または管理室親機20)を検出する。棟制御機CPU412は、呼出テーブルA1を記憶している例えば集合玄関機10Aの記憶部102Aから呼出テーブルA1(端末情報)を取得して棟記憶部411に記憶し、欠落していた情報を補填して棟記憶部411の棟内端末情報を形成する。
また、診断の結果、例えば棟制御機410の棟記憶部411に記憶されているドライバソフトウェアP2が破損していた場合には、上記同様にドライバソフトウェアP2が記憶されている端末機器を検出する。棟制御機CPU412は、集合玄関機10Bの記憶部102BからドライバソフトウェアP2(端末情報)を取得して欠落していた情報を補填し、棟記憶部411の棟内端末情報を形成する。
以降、上記<3−1−A>と同様にメンテナンス作業を終了する。
<動作例4>
各居室親機30への呼出しが行われた場合、インターホンシステム1は以下のように動作する。
各住居棟において、インターホン回線を介して棟制御部40に接続されている端末機器(集合玄関機10A〜10C,管理室親機20等)から自棟内の各居室親機30に対して呼出しが行われた場合、棟制御機410は、そのログを棟記憶部411に記憶する。また、ネットワークN1を経由して棟制御部40に接続されている管理センター5(集中集合玄関機50,集中管理室親機60)から各住居棟の各居室親機30に対して呼出しが行われた場合、棟制御機410は、そのログを棟記憶部411に記憶する。記憶されたログは、事件や事故等が発生した際に使用されうる。各棟制御機410により、ログ記憶用の専用機を設置することなく、ログを保存することができる。
このようなインターホンシステム1によれば、住居A棟〜住居E棟のいずれの端末機器(集合玄関機や管理室親機など)に不具合が発生した場合、メンテナンス業者は、インターネットN2に接続された例えばPC80を用いて、不具合が生じた端末機器が設置された住居棟の棟制御部40にアクセスすることができる。そして、アクセスされた住居棟の棟制御部40は、インターホン回線により自棟内の端末機器に接続されている。このため、メンテナンス業者は、棟制御部40を介して、不具合の生じた端末機器にメンテナンスを実行することができる。このように、不具合が生じた端末機器が存在する住居棟を訪問することなく例えば集合住宅から離れた外部からメンテナンスの作業を行うことができるため、メンテナンス業者によるメンテナンスに要する負荷を低減することができる。
また、各住居棟の棟制御部40には、インターホン回線で通信可能なアナログ信号とネットワークで通信可能なデジタル信号とを相互に変換可能なA/D変換部413AとD/A変換部413Bとが設けられている。このため、例えば各住居棟で異なる信号方式のインターホン回線が使用されていたとしても、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークN1を介して全ての住居棟を通信可能に接続することができる。
また、棟制御機410の棟記憶部411には、自棟内の集合玄関機10A〜10C及び管理室親機20の各々の記憶部102に記憶された端末情報が結合されて形成された棟内端末情報が記憶されている。このため、いずれかの記憶部102に記憶された端末情報が破損した場合、棟制御機410の棟記憶部411に記憶された棟内端末情報をバックアップデータとして利用して、破損した情報を修復することができる。
また、棟制御機410の棟記憶部411に記憶された棟内端末情報が破損した場合、いずれかの端末機器の記憶部102から端末情報を取得して棟内端末情報を復元することができる。棟内端末情報の復元はタイマー設定をして、自動で定期的に行っても良い。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。
その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1:インターホンシステム、5:管理センター、10A〜10C:集合玄関機(端末機器の一例)、20:管理室親機(端末機器の一例)、30:居室親機、40:棟制御部、50:集中集合玄関機、60:集中管理室親機、70:集中制御部、80:外部機器、101:呼出部、102:記憶部、106:集合玄関機CPU、107:集合玄関機I/F、410:棟制御機、411:棟記憶部、412:棟制御機CPU(形成部の一例)、413A:A/D変換部(第一変換部の一例)、413B:D/A変換部(第二変換部の一例)、440:棟制御部I/F、710:集中制御機、711:A/D変換部、712:D/A変換部

Claims (4)

  1. 複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
    前記複数の住居棟の各々には、
    各居室に設置される居室親機と、
    前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な端末機器と、
    インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
    が備えられ、
    前記端末機器は、当該端末機器の端末情報が記憶された記憶部を有し、
    前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されるとともに、前記ネットワークを介して外部ネットワークに接続された外部機器と通信可能である、
    インターホンシステム。
  2. 前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、
    自棟内の前記インターホン回線を通信可能な信号を、前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号に変換処理する第一変換部と、
    前記汎用プロトコルに従って前記ネットワークで通信可能な信号を、自棟内の前記インターホン回線で通信可能な信号に変換処理する第二変換部と、
    を有する、棟制御機を備える、
    請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 少なくとも一つの前記住居棟において、前記端末機器が複数設置されており、
    前記少なくとも一つの前記住居棟の前記棟制御機は、自棟内の複数の前記端末機器の各々の前記記憶部に記憶された端末情報が結合されて形成された棟内端末情報が記憶される棟記憶部を有している、
    請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記棟制御機は、自棟内の当該棟制御機に接続された複数の前記端末機器から各前記端末情報を取得して、前記棟内端末情報を形成する形成部を有している、
    請求項3に記載のインターホンシステム。
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