JP2000270113A - 集合住宅インターホン装置 - Google Patents
集合住宅インターホン装置Info
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- JP2000270113A JP2000270113A JP11068332A JP6833299A JP2000270113A JP 2000270113 A JP2000270113 A JP 2000270113A JP 11068332 A JP11068332 A JP 11068332A JP 6833299 A JP6833299 A JP 6833299A JP 2000270113 A JP2000270113 A JP 2000270113A
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- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】集合住宅インターホン装置を保守・点検する作
業者による設定変更時、システム状態監視時の利便性を
向上させる。 【解決手段】制御機４の機能設定メモリ１０に格納され
ている集合住宅インターホン装置をなす管理室親機１、
集合玄関機２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・
・、制御機の各種機能の設定データ、または（および）
制御機のプログラムメモリ１１に格納されている動作プ
ログラムを書き換えるデータ、および制御部のシステム
状態監視部１２が監視する当該集合住宅インターホン装
置の保守・点検するシステム状態監視を実行するデータ
を、電話回線Ｌ1および制御機のモデム１３を介して制
御部１７間で送受信させる。
業者による設定変更時、システム状態監視時の利便性を
向上させる。 【解決手段】制御機４の機能設定メモリ１０に格納され
ている集合住宅インターホン装置をなす管理室親機１、
集合玄関機２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・
・、制御機の各種機能の設定データ、または（および）
制御機のプログラムメモリ１１に格納されている動作プ
ログラムを書き換えるデータ、および制御部のシステム
状態監視部１２が監視する当該集合住宅インターホン装
置の保守・点検するシステム状態監視を実行するデータ
を、電話回線Ｌ1および制御機のモデム１３を介して制
御部１７間で送受信させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅インターホ
ン装置に係わり、特に集合住宅インターホン装置を保守
・点検する作業者による設定変更時、システム状態監視
時の利便性を向上させた集合住宅インターホン装置に関
する。
ン装置に係わり、特に集合住宅インターホン装置を保守
・点検する作業者による設定変更時、システム状態監視
時の利便性を向上させた集合住宅インターホン装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、この種の集合住宅インターホ
ン装置として、図２のブロック図に示す構成の集合住宅
インターホン装置が提案されている。同図に示す集合住
宅インターホン装置は、集合住宅の管理室に設置された
管理室親機５１と、集合住宅の玄関（集合玄関）に設置
された集合玄関機５２と、集合住宅をなす複数の住戸内
にそれぞれ設置された（複数の）居室親機５３ａ、５３
ｂ、５３ｃ、・・・と、幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53をそれぞれ
介して接続された管理室親機５１、集合玄関機５２、複
数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・・の呼び出し
・通話および警報情報の管理等の制御を行い、パソコン
等の外部入力端末からなる書込ツール５４が接続された
制御機５５とで構成されている。
ン装置として、図２のブロック図に示す構成の集合住宅
インターホン装置が提案されている。同図に示す集合住
宅インターホン装置は、集合住宅の管理室に設置された
管理室親機５１と、集合住宅の玄関（集合玄関）に設置
された集合玄関機５２と、集合住宅をなす複数の住戸内
にそれぞれ設置された（複数の）居室親機５３ａ、５３
ｂ、５３ｃ、・・・と、幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53をそれぞれ
介して接続された管理室親機５１、集合玄関機５２、複
数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・・の呼び出し
・通話および警報情報の管理等の制御を行い、パソコン
等の外部入力端末からなる書込ツール５４が接続された
制御機５５とで構成されている。
【０００３】管理室親機５１には、制御機５５の機能設
定メモリ７０に格納されている設定データを書き換え
る、または（および）プログラムメモリ７１に格納され
ている動作プログラムを書き換える場合に適宜に操作
（設定変更操作）される操作部６０と、操作部６０の設
定変更操作により書き換えられた当該設定データ、また
は（および）当該動作プログラムを表示する表示部６１
とが備えられている。
定メモリ７０に格納されている設定データを書き換え
る、または（および）プログラムメモリ７１に格納され
ている動作プログラムを書き換える場合に適宜に操作
（設定変更操作）される操作部６０と、操作部６０の設
定変更操作により書き換えられた当該設定データ、また
は（および）当該動作プログラムを表示する表示部６１
とが備えられている。
【０００４】制御機５５には、管理室親機５１、集合玄
関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・
・、当該制御機の各種機能の設定データ（集合住宅をな
す複数の住戸の居室番号データ、集合玄関の電気錠を施
解錠するための暗証番号データ、呼び出し・通話の制御
データ、各種警報移報の有無等）を格納する機能設定メ
モリ７０と、当該制御機の動作プログラムを格納するプ
ログラムメモリ７１と、管理室親機５１、集合玄関機５
２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・・、当
該制御機の動作の正常／異常、各幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53
の断線等を監視するシステム状態監視部７２と、システ
ム状態監視部７２にて検出される警報情報を表示する表
示部７３と、各幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53を介して管理室親
機５１間、集合玄関機５２間、複数の居室親機５３ａ、
５３ｂ、５３ｃ、・・・間で各種データ（制御データ等）
をそれぞれ送受信するＩ／Ｆ（インターフェース）７
４、７５、７６と、書込ツール５４間で各種データ（制
御データ等）を送受信する外部Ｉ／Ｆ７７と、機能設定
メモリ７０、プログラムメモリ７１、システム状態監視
部７２、表示部７３、Ｉ／Ｆ７４、７５、７６、外部Ｉ
／Ｆ７７を制御・管理する制御部７８とが備えられてい
る。
関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・
・、当該制御機の各種機能の設定データ（集合住宅をな
す複数の住戸の居室番号データ、集合玄関の電気錠を施
解錠するための暗証番号データ、呼び出し・通話の制御
データ、各種警報移報の有無等）を格納する機能設定メ
モリ７０と、当該制御機の動作プログラムを格納するプ
ログラムメモリ７１と、管理室親機５１、集合玄関機５
２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・・、当
該制御機の動作の正常／異常、各幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53
の断線等を監視するシステム状態監視部７２と、システ
ム状態監視部７２にて検出される警報情報を表示する表
示部７３と、各幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53を介して管理室親
機５１間、集合玄関機５２間、複数の居室親機５３ａ、
５３ｂ、５３ｃ、・・・間で各種データ（制御データ等）
をそれぞれ送受信するＩ／Ｆ（インターフェース）７
４、７５、７６と、書込ツール５４間で各種データ（制
御データ等）を送受信する外部Ｉ／Ｆ７７と、機能設定
メモリ７０、プログラムメモリ７１、システム状態監視
部７２、表示部７３、Ｉ／Ｆ７４、７５、７６、外部Ｉ
／Ｆ７７を制御・管理する制御部７８とが備えられてい
る。
【０００５】このように構成された集合住宅インターホ
ン装置において、制御機５５は機能設定メモリ７０に格
納されている設定データ、およびプログラムメモリ７１
に格納されている動作プログラムにより動作し、制御部
７８から各Ｉ／Ｆ７４、７５、７６に接続される幹線Ｌ
51、Ｌ52、Ｌ53をそれぞれ介して管理室親機５１、集合
玄関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、
・・・の呼び出し・通話、および警報情報の管理等の各種
機能をそれぞれ制御する。また、管理室親機５１の操作
部６０での設定変更操作により幹線Ｌ51、制御機５５の
Ｉ／Ｆ７４を伝送されたデータ（以下、制御データと称
す）、または書込ツール５４での設定変更操作により制
御機５５の外部Ｉ／Ｆ７７を介した制御データが入力さ
れた制御部７８は、当該制御データをなす設定変更情報
を検出して機能設定メモリ７０に格納されている設定デ
ータ、または（および）プログラムメモリ７１に格納さ
れている動作プログラムを書き換える。
ン装置において、制御機５５は機能設定メモリ７０に格
納されている設定データ、およびプログラムメモリ７１
に格納されている動作プログラムにより動作し、制御部
７８から各Ｉ／Ｆ７４、７５、７６に接続される幹線Ｌ
51、Ｌ52、Ｌ53をそれぞれ介して管理室親機５１、集合
玄関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、
・・・の呼び出し・通話、および警報情報の管理等の各種
機能をそれぞれ制御する。また、管理室親機５１の操作
部６０での設定変更操作により幹線Ｌ51、制御機５５の
Ｉ／Ｆ７４を伝送されたデータ（以下、制御データと称
す）、または書込ツール５４での設定変更操作により制
御機５５の外部Ｉ／Ｆ７７を介した制御データが入力さ
れた制御部７８は、当該制御データをなす設定変更情報
を検出して機能設定メモリ７０に格納されている設定デ
ータ、または（および）プログラムメモリ７１に格納さ
れている動作プログラムを書き換える。
【０００６】また、制御機５５のシステム状態監視部７
２は、制御部７８から各Ｉ／Ｆ７４、７５、７６に接続
される幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53をそれぞれ介して管理室親
機５１、集合玄関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３
ｂ、５３ｃ、・・・と保守・点検等の制御データを送受信
し、各機器の異常動作、各幹線の断線等の各種状態を常
時監視しており、異常動作、断線等が検出された場合に
は、検出された警報情報を制御部７８から表示部７３
と、Ｉ／Ｆ７４、幹線Ｌ51を介して管理室親機５１の表
示部６１にそれぞれ移報（警報移報）し表示させる。
２は、制御部７８から各Ｉ／Ｆ７４、７５、７６に接続
される幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53をそれぞれ介して管理室親
機５１、集合玄関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３
ｂ、５３ｃ、・・・と保守・点検等の制御データを送受信
し、各機器の異常動作、各幹線の断線等の各種状態を常
時監視しており、異常動作、断線等が検出された場合に
は、検出された警報情報を制御部７８から表示部７３
と、Ｉ／Ｆ７４、幹線Ｌ51を介して管理室親機５１の表
示部６１にそれぞれ移報（警報移報）し表示させる。
【０００７】更に、制御機５５の機能設定メモリ７０お
よびプログラムメモリ７１が、メモリＩＣ、メモリカー
ドのような脱着可能な記憶媒体で構成されている場合に
は、これらを適宜に交換することにより、管理室親機５
１、集合玄関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、
５３ｃ、・・・、当該制御機の各種機能の設定データ、ま
たは（および）当該制御機の動作プログラムを書き換え
ることができる。
よびプログラムメモリ７１が、メモリＩＣ、メモリカー
ドのような脱着可能な記憶媒体で構成されている場合に
は、これらを適宜に交換することにより、管理室親機５
１、集合玄関機５２、複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、
５３ｃ、・・・、当該制御機の各種機能の設定データ、ま
たは（および）当該制御機の動作プログラムを書き換え
ることができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集合住宅インターホン装置は上述のように構成されてい
るので、制御機５５の機能設定メモリ７０に格納されて
いる設定データ、または（および）プログラムメモリ７
１に格納されている動作プログラムを書き換えるために
は、管理室親機５１の操作部６０での設定変更操作、書
込ツール５４での設定変更操作、記憶媒体（機能設定メ
モリ、プログラムメモリ）の交換の何れかの操作が必要
となる。これにより、当該集合住宅インターホン装置を
保守・点検する作業者は、管理室親機５１が設置された
管理室または制御機５５が設置された場所にてこれらの
操作を実行せねばならない煩雑さを有する難点があっ
た。
集合住宅インターホン装置は上述のように構成されてい
るので、制御機５５の機能設定メモリ７０に格納されて
いる設定データ、または（および）プログラムメモリ７
１に格納されている動作プログラムを書き換えるために
は、管理室親機５１の操作部６０での設定変更操作、書
込ツール５４での設定変更操作、記憶媒体（機能設定メ
モリ、プログラムメモリ）の交換の何れかの操作が必要
となる。これにより、当該集合住宅インターホン装置を
保守・点検する作業者は、管理室親機５１が設置された
管理室または制御機５５が設置された場所にてこれらの
操作を実行せねばならない煩雑さを有する難点があっ
た。
【０００９】また、管理室親機５１、集合玄関機５２、
複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・・、制御機
５５の異常動作時、または各幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53の断
線時等において、制御機５５のシステム状態監視部７２
にて検出される警報情報は、表示部７３および管理室親
機５１の表示部６１にてそれぞれ表示される。これによ
り、当該集合住宅インターホン装置を保守・点検する作
業者は、上述の設定変更操作等と同様に、管理室親機５
１が設置された管理室または制御機５５が設置された場
所にて警報情報を確認せねばならない煩雑さを有する難
点があった。
複数の居室親機５３ａ、５３ｂ、５３ｃ、・・・、制御機
５５の異常動作時、または各幹線Ｌ51、Ｌ52、Ｌ53の断
線時等において、制御機５５のシステム状態監視部７２
にて検出される警報情報は、表示部７３および管理室親
機５１の表示部６１にてそれぞれ表示される。これによ
り、当該集合住宅インターホン装置を保守・点検する作
業者は、上述の設定変更操作等と同様に、管理室親機５
１が設置された管理室または制御機５５が設置された場
所にて警報情報を確認せねばならない煩雑さを有する難
点があった。
【００１０】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、集合住宅インターホン装置をなす管理室親
機、集合玄関機、複数の居室親機、制御機の各種機能の
設定データ、または（および）制御機の動作プログラム
を書き換えるデータ、および保守・点検のためのシステ
ム状態監視を実行するデータを、制御機に接続される電
話回線を介して送受信させることにより、当該集合住宅
インターホン装置を保守・点検する作業者による設定変
更時、システム状態監視時における利便性を向上させた
集合住宅インターホン装置を提供することを目的とす
る。
れたもので、集合住宅インターホン装置をなす管理室親
機、集合玄関機、複数の居室親機、制御機の各種機能の
設定データ、または（および）制御機の動作プログラム
を書き換えるデータ、および保守・点検のためのシステ
ム状態監視を実行するデータを、制御機に接続される電
話回線を介して送受信させることにより、当該集合住宅
インターホン装置を保守・点検する作業者による設定変
更時、システム状態監視時における利便性を向上させた
集合住宅インターホン装置を提供することを目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明による集合住宅インターホン装置は、管
理室親機と、集合玄関機と、複数の居室親機と、管理室
親機、集合玄関機、複数の居室親機が接続され、管理室
親機、集合玄関機、複数の居室親機の呼び出し・通話お
よび警報情報の管理等の制御を行う制御機とから構成さ
れる集合住宅インターホン装置であって、制御機は、集
合住宅インターホン装置の各種機能の設定データを格納
する機能設定メモリと、制御機の動作プログラムを格納
するプログラムメモリと、集合住宅インターホン装置の
動作の正常／異常を監視するシステム状態監視部と、機
能設定メモリ、プログラムメモリ、システム状態監視部
を制御・管理する制御部と、機能設定メモリに格納され
た設定データの書き換え、プログラムメモリに格納され
た動作プログラムの書き換え、システム状態監視部で集
合住宅インターホン装置の保守・点検のためのシステム
状態監視を実行するデータの送受信を電話回線を介して
行うため制御部に接続されたモデムとを備えたものであ
る。
るため、本発明による集合住宅インターホン装置は、管
理室親機と、集合玄関機と、複数の居室親機と、管理室
親機、集合玄関機、複数の居室親機が接続され、管理室
親機、集合玄関機、複数の居室親機の呼び出し・通話お
よび警報情報の管理等の制御を行う制御機とから構成さ
れる集合住宅インターホン装置であって、制御機は、集
合住宅インターホン装置の各種機能の設定データを格納
する機能設定メモリと、制御機の動作プログラムを格納
するプログラムメモリと、集合住宅インターホン装置の
動作の正常／異常を監視するシステム状態監視部と、機
能設定メモリ、プログラムメモリ、システム状態監視部
を制御・管理する制御部と、機能設定メモリに格納され
た設定データの書き換え、プログラムメモリに格納され
た動作プログラムの書き換え、システム状態監視部で集
合住宅インターホン装置の保守・点検のためのシステム
状態監視を実行するデータの送受信を電話回線を介して
行うため制御部に接続されたモデムとを備えたものであ
る。
【００１２】このような集合住宅インターホン装置によ
れば、制御機の機能設定メモリに格納されている集合住
宅インターホン装置をなす管理室親機、集合玄関機、複
数の居室親機、制御機の各種機能の設定データ、または
（および）制御機のプログラムメモリに格納されている
動作プログラムを書き換えるデータ、および制御部のシ
ステム状態監視部が監視する当該集合住宅インターホン
装置の保守・点検するシステム状態監視を実行するデー
タを、電話回線および制御機のモデムを介して制御部間
で送受信させる。これにより、当該集合住宅インターホ
ン装置を保守・点検する作業者は、電話回線からのデー
タの送受信により、管理室親機が設置された管理室、ま
たは（および）制御機が設置された場所に移動せずに設
定変更、システム状態監視を実行することができ利便性
が向上される。
れば、制御機の機能設定メモリに格納されている集合住
宅インターホン装置をなす管理室親機、集合玄関機、複
数の居室親機、制御機の各種機能の設定データ、または
（および）制御機のプログラムメモリに格納されている
動作プログラムを書き換えるデータ、および制御部のシ
ステム状態監視部が監視する当該集合住宅インターホン
装置の保守・点検するシステム状態監視を実行するデー
タを、電話回線および制御機のモデムを介して制御部間
で送受信させる。これにより、当該集合住宅インターホ
ン装置を保守・点検する作業者は、電話回線からのデー
タの送受信により、管理室親機が設置された管理室、ま
たは（および）制御機が設置された場所に移動せずに設
定変更、システム状態監視を実行することができ利便性
が向上される。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明による集合住宅イン
ターホン装置を適用した好ましい形態の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。図１は本発明による集合
住宅インターホン装置の一実施例の構成を示すブロック
であり、集合住宅の管理室に設置された管理室親機１
と、集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機２と、
集合住宅をなす複数の住戸内にそれぞれ設置された複数
の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・と、幹線Ｌ11、Ｌ1
2、Ｌ13をそれぞれ介して接続された管理室親機１、集
合玄関機２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・の
呼び出し・通話および警報情報の管理等の制御を行い、
ＮＴＴ等の公衆回線（以下、電話回線と称す）Ｌ1が接
続された制御機４とで構成されている。
ターホン装置を適用した好ましい形態の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。図１は本発明による集合
住宅インターホン装置の一実施例の構成を示すブロック
であり、集合住宅の管理室に設置された管理室親機１
と、集合住宅の集合玄関に設置された集合玄関機２と、
集合住宅をなす複数の住戸内にそれぞれ設置された複数
の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・と、幹線Ｌ11、Ｌ1
2、Ｌ13をそれぞれ介して接続された管理室親機１、集
合玄関機２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・の
呼び出し・通話および警報情報の管理等の制御を行い、
ＮＴＴ等の公衆回線（以下、電話回線と称す）Ｌ1が接
続された制御機４とで構成されている。
【００１４】制御機４には、管理室親機１、集合玄関機
２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・、当該制御
機の各種機能の設定データ（当該居室親機が設置される
住戸の居室番号データ、集合玄関の電気錠を施解錠する
ための暗証番号データ、呼び出し・通話の制御データ、
各種警報移報の有無等）を格納する機能設定メモリ１０
と、当該制御機の動作プログラムを格納するプログラム
メモリ１１と、管理室親機１、集合玄関機２、複数の居
室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・、当該制御機の動作の正
常／異常、各幹線Ｌ11、Ｌ12、Ｌ13の断線等を監視する
システム状態監視部１２と、電話回線Ｌ1から伝送され
機能設定メモリ１０に格納されている設定データを書き
換えるための制御データ、プログラムメモリ１１に格納
されている動作プログラムを書き換えるための制御デー
タ、システム状態監視部１２にて検出されるシステム状
態監視を実行するための制御データをそれぞれ受信する
とともに、システム状態監視部１２にて検出されるシス
テム状態情報からなる制御データを送信するモデム１３
と、各幹線Ｌ11、Ｌ12、Ｌ13を介して管理室親機１間、
集合玄関機２間、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・
・間で各種データ（制御データ等）をそれぞれ送受信す
るＩ／Ｆ（インターフェース）１４、１５、１６と、機
能設定メモリ１０、プログラムメモリ１１、システム状
態監視部１２、モデム１３、Ｉ／Ｆ１４、１５、１６を
制御・管理する制御部１７とが備えられている。
２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・、当該制御
機の各種機能の設定データ（当該居室親機が設置される
住戸の居室番号データ、集合玄関の電気錠を施解錠する
ための暗証番号データ、呼び出し・通話の制御データ、
各種警報移報の有無等）を格納する機能設定メモリ１０
と、当該制御機の動作プログラムを格納するプログラム
メモリ１１と、管理室親機１、集合玄関機２、複数の居
室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・、当該制御機の動作の正
常／異常、各幹線Ｌ11、Ｌ12、Ｌ13の断線等を監視する
システム状態監視部１２と、電話回線Ｌ1から伝送され
機能設定メモリ１０に格納されている設定データを書き
換えるための制御データ、プログラムメモリ１１に格納
されている動作プログラムを書き換えるための制御デー
タ、システム状態監視部１２にて検出されるシステム状
態監視を実行するための制御データをそれぞれ受信する
とともに、システム状態監視部１２にて検出されるシス
テム状態情報からなる制御データを送信するモデム１３
と、各幹線Ｌ11、Ｌ12、Ｌ13を介して管理室親機１間、
集合玄関機２間、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・
・間で各種データ（制御データ等）をそれぞれ送受信す
るＩ／Ｆ（インターフェース）１４、１５、１６と、機
能設定メモリ１０、プログラムメモリ１１、システム状
態監視部１２、モデム１３、Ｉ／Ｆ１４、１５、１６を
制御・管理する制御部１７とが備えられている。
【００１５】このように構成された集合住宅インターホ
ン装置において、以下、その動作について説明する。当
該集合住宅インターホン装置を保守・点検する作業者
が、制御機４の機能設定メモリ１０に格納されている設
定データ、または（および）プログラムメモリ１１に格
納されている動作プログラムを書き換えるためのデータ
（以下、制御データと称す）Ｓ1を電話回線Ｌ1を介して
制御機４に伝送させると、この制御データＳ1は制御機
４のモデム１３にてデータ処理され復調された制御デー
タＳ1aとして制御部１７に入力される。制御部１７は入
力された制御データＳ1aをなす設定変更情報を検出し、
この設定変更情報に従い機能設定メモリ１０に格納され
ている設定データ、または（および）プログラムメモリ
１１に格納されている動作プログラムを書き換える。
ン装置において、以下、その動作について説明する。当
該集合住宅インターホン装置を保守・点検する作業者
が、制御機４の機能設定メモリ１０に格納されている設
定データ、または（および）プログラムメモリ１１に格
納されている動作プログラムを書き換えるためのデータ
（以下、制御データと称す）Ｓ1を電話回線Ｌ1を介して
制御機４に伝送させると、この制御データＳ1は制御機
４のモデム１３にてデータ処理され復調された制御デー
タＳ1aとして制御部１７に入力される。制御部１７は入
力された制御データＳ1aをなす設定変更情報を検出し、
この設定変更情報に従い機能設定メモリ１０に格納され
ている設定データ、または（および）プログラムメモリ
１１に格納されている動作プログラムを書き換える。
【００１６】これにより、当該集合住宅インターホン装
置を保守・点検する作業者は、電話回線Ｌ1を伝送され
た当該制御データにより、管理室親機１、集合玄関機
２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・、制御機４
の各種機能の設定データ、または（および）制御機４の
動作プログラムを、制御機４が設置された場所に移動せ
ずに書き換えることができ、設定変更時の利便性が向上
される。
置を保守・点検する作業者は、電話回線Ｌ1を伝送され
た当該制御データにより、管理室親機１、集合玄関機
２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・、制御機４
の各種機能の設定データ、または（および）制御機４の
動作プログラムを、制御機４が設置された場所に移動せ
ずに書き換えることができ、設定変更時の利便性が向上
される。
【００１７】次に、制御機４のシステム状態監視部１２
は、制御部１７から各Ｉ／Ｆ１４、１５、１６に接続さ
れる幹線Ｌ11、Ｌ12、Ｌ13をそれぞれ介して管理室親機
１、集合玄関機２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、
・・・間で各種状態監視コマンドを送受信することによ
り、定期的に各機器の正常／異常を示す動作状態、各幹
線の断線の有無等の監視を行いシステム状態データを格
納している。ここで、当該集合住宅インターホン装置を
保守・点検する作業者が、制御機４のシステム状態監視
部１２のシステム状態監視を実行（要求）するための制
御データＳ2を電話回線Ｌ1を介して制御機４に伝送させ
ると、この制御データＳ2は上述の設定変更時に伝送さ
れる制御データＳ1と同様に制御機４のモデム１３にて
データ処理され復調された制御データＳ2aとして制御部
１７に入力される。制御部１７は入力された制御データ
Ｓ2aをなすシステム状態監視実行（要求）情報を検出
し、このシステム状態監視実行（要求）情報に従いシス
テム状態監視部１２に格納されているシステム状態デー
タを読み出して、このシステム状態情報が含有された制
御データＳ3を出力する。この制御データＳ3はモデム１
３にてデータ処理され変調された制御データＳ3aとして
送信され、電話回線Ｌ1を介して当該集合住宅インター
ホン装置を保守・点検する作業者に伝送される。
は、制御部１７から各Ｉ／Ｆ１４、１５、１６に接続さ
れる幹線Ｌ11、Ｌ12、Ｌ13をそれぞれ介して管理室親機
１、集合玄関機２、複数の居室親機３ａ、３ｂ、３ｃ、
・・・間で各種状態監視コマンドを送受信することによ
り、定期的に各機器の正常／異常を示す動作状態、各幹
線の断線の有無等の監視を行いシステム状態データを格
納している。ここで、当該集合住宅インターホン装置を
保守・点検する作業者が、制御機４のシステム状態監視
部１２のシステム状態監視を実行（要求）するための制
御データＳ2を電話回線Ｌ1を介して制御機４に伝送させ
ると、この制御データＳ2は上述の設定変更時に伝送さ
れる制御データＳ1と同様に制御機４のモデム１３にて
データ処理され復調された制御データＳ2aとして制御部
１７に入力される。制御部１７は入力された制御データ
Ｓ2aをなすシステム状態監視実行（要求）情報を検出
し、このシステム状態監視実行（要求）情報に従いシス
テム状態監視部１２に格納されているシステム状態デー
タを読み出して、このシステム状態情報が含有された制
御データＳ3を出力する。この制御データＳ3はモデム１
３にてデータ処理され変調された制御データＳ3aとして
送信され、電話回線Ｌ1を介して当該集合住宅インター
ホン装置を保守・点検する作業者に伝送される。
【００１８】また、制御機４のシステム状態監視部１２
にて定期的に検出される当該集合住宅インターホン装置
をなす各機器の正常／異常を示す動作状態、各幹線の断
線の有無等のシステム状態データ、またはシステム状態
監視部１２にて検出される当該集合住宅インターホン装
置をなす機器の異常動作状態、幹線の断線等のシステム
状態データを、制御部１７からモデム１３にて適宜にデ
ータ処理されたシステム状態情報が含有された制御デー
タとして、電話回線Ｌ1を介して当該集合住宅インター
ホン装置の保守・点検する作業者に伝送させることもで
きる。
にて定期的に検出される当該集合住宅インターホン装置
をなす各機器の正常／異常を示す動作状態、各幹線の断
線の有無等のシステム状態データ、またはシステム状態
監視部１２にて検出される当該集合住宅インターホン装
置をなす機器の異常動作状態、幹線の断線等のシステム
状態データを、制御部１７からモデム１３にて適宜にデ
ータ処理されたシステム状態情報が含有された制御デー
タとして、電話回線Ｌ1を介して当該集合住宅インター
ホン装置の保守・点検する作業者に伝送させることもで
きる。
【００１９】これにより、当該集合住宅インターホン装
置を保守・点検する作業者によるシステム状態監視実行
（要求）時、および制御機４のシステム状態監視部１２
での定期的検出時、異常動作、断線等検出時において、
制御機４から電話回線Ｌ1を伝送された当該制御データ
をなすシステム状態情報より、制御機４が設置された場
所に移動せずに当該集合住宅インターホン装置をなす各
機器の正常／異常を示す動作状態、各幹線の断線の有無
等の監視を実行することができ、システム状態監視時の
利便性が向上される。
置を保守・点検する作業者によるシステム状態監視実行
（要求）時、および制御機４のシステム状態監視部１２
での定期的検出時、異常動作、断線等検出時において、
制御機４から電話回線Ｌ1を伝送された当該制御データ
をなすシステム状態情報より、制御機４が設置された場
所に移動せずに当該集合住宅インターホン装置をなす各
機器の正常／異常を示す動作状態、各幹線の断線の有無
等の監視を実行することができ、システム状態監視時の
利便性が向上される。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合住宅インターホン装置によれば、集合住宅インタ
ーホン装置をなす管理室親機、集合玄関機、複数の居室
親機、制御機の各種機能の設定データ、または（およ
び）制御機の動作プログラムを書き換えるデータ、およ
び保守・点検のためのシステム状態監視を実行するデー
タを、制御機に接続される電話回線を介して送受信させ
る。これにより、当該集合住宅インターホン装置を保守
・点検する作業者は、電話回線からのデータの送受信に
より、管理室親機が設置された管理室、または（およ
び）制御機が設置された場所に移動せずに設定変更、シ
ステム状態監視を実行することができ利便性が向上され
る。
の集合住宅インターホン装置によれば、集合住宅インタ
ーホン装置をなす管理室親機、集合玄関機、複数の居室
親機、制御機の各種機能の設定データ、または（およ
び）制御機の動作プログラムを書き換えるデータ、およ
び保守・点検のためのシステム状態監視を実行するデー
タを、制御機に接続される電話回線を介して送受信させ
る。これにより、当該集合住宅インターホン装置を保守
・点検する作業者は、電話回線からのデータの送受信に
より、管理室親機が設置された管理室、または（およ
び）制御機が設置された場所に移動せずに設定変更、シ
ステム状態監視を実行することができ利便性が向上され
る。
【図１】本発明による集合住宅インターホン装置の一実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図２】従来の集合住宅インターホン装置の構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
１・・・・・管理室親機 ２・・・・・集合玄関機 ３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・ ・・・・・複数の居室親機 ４・・・・・制御機 １０・・・・・機能設定メモリ １１・・・・・プログラムメモリ １２・・・・・システム状態監視部 １３・・・・・モデム １７・・・・・制御部 Ｌ1・・・・・電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C054 AA02 CA04 CC02 CH02 EA01 EA03 EA05 FC11 FE01 FF01 HA22 5C087 AA02 AA37 BB03 BB12 BB64 BB74 CC04 DD03 DD26 EE06 FF01 FF02 FF24 GG67 GG79 GG83 5K038 CC12 CC13 DD22 GG05 GG07 5K048 BA13 BA31 DC07 FC01 GC03 5K101 KK11 LL04
Claims (1)
- 【請求項１】管理室親機（１）と、集合玄関機（２）
と、複数の居室親機（３ａ、３ｂ、３ｃ、・・・）と、前
記管理室親機、前記集合玄関機、前記複数の居室親機が
接続され、前記管理室親機、前記集合玄関機、前記複数
の居室親機の呼び出し・通話および警報情報の管理等の
制御を行う制御機（４）とから構成される集合住宅イン
ターホン装置であって、 前記制御機は、前記集合住宅インターホン装置の各種機
能の設定データを格納する機能設定メモリ（１０）と、
前記制御機の動作プログラムを格納するプログラムメモ
リ（１１）と、前記集合住宅インターホン装置の動作の
正常／異常を監視するシステム状態監視部（１２）と、
前記機能設定メモリ、前記プログラムメモリ、前記シス
テム状態監視部を制御・管理する制御部（１７）と、前
記機能設定メモリに格納された前記設定データの書き換
え、前記プログラムメモリに格納された前記動作プログ
ラムの書き換え、前記システム状態監視部で前記集合住
宅インターホン装置の保守・点検のためのシステム状態
監視を実行するデータの送受信を電話回線（Ｌ1）を介
して行うため前記制御部に接続されたモデム（１３）と
を備えたことを特徴とする集合住宅インターホン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068332A JP2000270113A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 集合住宅インターホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068332A JP2000270113A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 集合住宅インターホン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000270113A true JP2000270113A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13370787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11068332A Pending JP2000270113A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 集合住宅インターホン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000270113A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002314697A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-25 | Aiphone Co Ltd | 集合住宅インターホンシステム |
| JP2012205196A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
| JP2014183453A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Yahoo Japan Corp | 情報処理装置、サーバ装置、方法及びプログラム |
| JP2020102881A (ja) * | 2016-03-28 | 2020-07-02 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06156965A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-03 | Toshiba Erebeeta Technos Kk | エスカレータの遠隔監視システム |
| JPH06156906A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-03 | Toshiba Erebeeta Technos Kk | エレベータ遠隔監視装置 |
| JPH06232986A (ja) * | 1993-02-01 | 1994-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 集合住宅管理システム |
| JPH10203744A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-08-04 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | 昇降機の故障予測装置 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11068332A patent/JP2000270113A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06156965A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-03 | Toshiba Erebeeta Technos Kk | エスカレータの遠隔監視システム |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060223 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070515 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070605 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071016 |