JPH09130494A - 映像音声機器エラー監視システム - Google Patents

映像音声機器エラー監視システム

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JPH09130494A
JPH09130494A JP7305092A JP30509295A JPH09130494A JP H09130494 A JPH09130494 A JP H09130494A JP 7305092 A JP7305092 A JP 7305092A JP 30509295 A JP30509295 A JP 30509295A JP H09130494 A JPH09130494 A JP H09130494A
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JP
Japan
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error
video
audio
monitoring system
error monitoring
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Withdrawn
Application number
JP7305092A
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English (en)
Inventor
Koji Kunii
浩二 国井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送局などで使用される映像音声機器のエラ
ー監視を行うエラー監視システムにおいて、システムか
ら離れた場所からでも機器管理が行えるようにする。 【解決手段】 ルームマネージャが各映像音声機器に対
してエラー検出を行い、エラー情報ファイルがサーバ4
1によってHDD42に書き込まれる。HDD42は、
スーパーバイザ30によって定期的にチェックされ、エ
ラー監視が行われる。サーバ41にはモデム43が接続
され、電話回線を介してクライアントである外部コンピ
ュータ44に接続される。コンピュータ44とサーバ4
1とが電話回線を介して通信を行い、HDD42に書き
込まれたエラー情報ファイルがコンピュータ44に読み
出される。それにより、外部からの映像音声機器の管理
ができる。エラー監視システムが階層構造を成している
ため、外部コンピュータ44からのアクセスがあっても
システム全体の負担にはならず、リアルタイムで遠隔地
からの機器管理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送局あるいは
映像音声メディアの制作などのように、映像音声の記
録,再生,蓄積,編集などを行う映像音声機器を多数使
用する場合において、これら映像音声機器のエラーなど
の統合的な管理を外部から行うような映像音声機器エラ
ー監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】放送局、あるいは、番組などの映像音声
メディアを制作するプロダクションなどにおいては、映
像音声の記録,再生,蓄積,編集などを行う映像音声機
器が多数使用される場合が多い。
【0003】すなわち、複数の映像音声記録装置によっ
てそれぞれ記録媒体に映像音声が記録され、これら記録
媒体が映像音声蓄積装置に蓄積される。また、複数の映
像音声再生装置によってそれぞれ記録媒体から映像音声
が再生され、映像音声編集機器によってこれら映像音声
が編集される。さらに、作業を並行して多数行うため
に、例えば上述のプロダクションにおいては、このよう
なシステムが多数設置される。
【0004】また、放送局においても、番組の送出、別
の番組のための映像音声の収録、収録された映像音声の
編集などの作業が並行して行われる必要があるため、一
連の映像音声機器が多数設置される。
【0005】このように、映像音声機器が多数設置され
た場合、どこかの装置にエラーが発生してしまう確率も
また高くなる。そして、特に放送局などにおいては、番
組の送出に関わる機器にエラーが発生した場合、迅速な
対応が必要となる。
【0006】ところで、従来では、このような多数の映
像音声機器が設置されるような場合でも、これら設置さ
れた機器の利用状況や稼働状況を統合的に把握するよう
にはされていなかった。例えば、多数の映像音声機器が
複数の部屋にわたって設置されている場合、装置状況の
把握は、各部屋毎に行うしかなく、全体として状況を把
握することは困難であった。
【0007】そのため、各映像音声機器を1台のコンピ
ュータに接続することによって接続された機器のエラー
の発生を監視するようなエラー監視システムが提案され
ている。
【0008】例えば、複数の映像音声機器を1台のコン
ピュータに接続し、接続された全機器のイメージをコン
ピュータの表示画面上に一度に表示させる。そして、コ
ンピュータは、接続された各機器に対して巡回的にエラ
ー検出のためのコマンドを送出し、エラーが検出された
機器のイメージを強調表示してオペレータに注意を促
す。このシステムでは、コンピュータの表示画面上に一
度に接続されている全ての映像音声機器のイメージが表
示されるため、統合的なエラー監視が行え、さらに、エ
ラーが検出された機器のイメージが強調表示されるた
め、直観的に状況を認識することができる。
【0009】このようなエラー監視システムでは、接続
に使用するプロトコルによって監視可能な機器の台数が
制限されてしまう。しかしながら、実際の放送局などの
場合、このイーサネットの接続および管理の限界である
64台以上の映像音声機器が使用されることが十分考え
られる。そのため、システム全体を例えばエラー監視さ
れる対象である下位層、下位層に対してエラー検出を行
う中位層、およびエラー検出の状態を監視し、エラー監
視を行う上位層といったように階層構造としたエラー監
視システムも提案されている。これは、システムが階層
構造をとることによって見かけ上1台のコンピュータに
接続可能な映像音声機器の台数の制限が取り払われ、例
えば数百台といった、多数の映像音声機器のエラー監視
を1台のコンピュータによって統合的に行うことができ
るようにされているものである。
【0010】このように、多数の映像音声機器のエラー
監視を1台のコンピュータで行うような場合、エラー監
視オペレータに対するエラーの通知は、コンピュータの
表示装置上やコンピュータから発せられるビープ音など
で行われる。例えば、エラー監視を行っているコンピュ
ータにおいて、表示装置に表示されているエラー表示を
所定の方法で強調し、同時にビープ音が鳴らされエラー
が通知される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
による映像音声機器エラー監視システムにおいては、エ
ラー通知がエラー監視の制御を行うコンピュータ上で行
われる。そのため、このエラー通知およびそのエラーに
関する情報は、このエラー監視システム内で完結してい
た。そのため、このエラー監視システムから離れた場所
では、機器のエラー情報を知ることができないという問
題点があった。
【0012】したがって、エラー監視のためのオペレー
タがこのエラー監視システムから離れた場所で仕事をし
ているときなど、映像音声機器にエラーが発生してもリ
アルタイムでの対応ができないという問題点があった。
【0013】例えば、このようなエラー監視システムが
あるメーカによって複数の放送局にそれぞれ納入され、
この納入されたエラー監視システムに対するサービスが
このシステムを納入したメーカの担当者に任されている
場合について考える。このような場合、担当者は、シス
テムの納入先の全ての放送局に滞在しているわけにはい
かない。そのため、納入先の一つの放送局において機器
にエラーなどが発生した場合、担当者は、この発生した
エラーの症状を電話で連絡してもらうか、実際にその現
場に出向くしかないため、エラーへの対応が遅れてしま
うという問題点があった。
【0014】さらに、実際にこの納入したエラー監視シ
ステムの下まで出向かないと、このシステムが監視して
いる映像音声機器の管理ができないという問題点があっ
た。
【0015】したがって、この発明の目的は、システム
から離れた場所からでも映像音声機器の管理が可能な映
像音声機器エラー監視システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、1または複数の映像音声機器から
構成される第1の階層と、第1の階層を複数の管轄に分
割し、該管轄に含まれる映像音声機器毎にエラー検出を
行うエラー検出手段を含む第2の階層と、エラー検出の
結果を記憶する記憶手段と、複数の管轄を表示し、記憶
手段からエラー検出結果を読み出すことにより得られた
該エラー検出結果に基づいてエラー表示を行うエラー監
視手段とを含む第3の階層とからなり、さらに、第3の
階層には通信回線を介して外部との双方向の通信を行う
通信手段が設けられたことを特徴とする映像音声機器エ
ラー監視システムである。
【0017】上述したように、この発明は、システム構
成が階層構造とされており、また、この階層構造中の第
3の階層に通信回線を介して外部との双方向の通信手段
を行う通信手段が設けられているため、この映像音声機
器エラー監視システムと外部のコンピュータなどとの間
で容易に双方向の通信を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照しながら説明する。先ず、この発明の理解を
容易とするために、複数の映像音声機器を1台のコンピ
ュータによってエラー監視をする例について説明する。
【0019】図1、図2は、このようなエラー監視シス
テム(ISRシステム:Interactive Status Reporting
System )の構成の例を示す。このシステムは、エラー
監視システムを司るコンピュータと映像音声機器との接
続の形態によって構成が異なる。図1は、RS−232
Cによって接続される例を示し、図2は、例えばイーサ
ネットといったLANで接続される例である。
【0020】図1に示すRS−232Cで接続される例
においては、ハードウェア上の制約により、接続可能な
映像音声機器の数が合計で8台までとされている。すな
わち、コンピュータ1が最大8つのRS−232Cのポ
ートを有している場合、映像音声機器2a〜2hがこれ
ら8つのポートに対してそれぞれ1台ずつ接続可能とさ
れる。
【0021】コンピュータ1から、RS−232Cによ
ってコンピュータ1に接続されたこれら映像音声機器2
a〜2hに対して常時定期的にエラー検出が行われる。
すなわち、機器2a〜2hに対して巡回的にエラー検出
のためのコマンドが送られ、このコマンドを送られた各
機器からは、例えばこの前に送られたコマンドから現時
点までに発生したエラーがあれば、そのエラーを示すエ
ラーコードがコンピュータ1に返される。
【0022】また、これら映像音声機器2a〜2hは、
各々エラーの自己診断の機能を有しており、コンピュー
タ1からこれら機器2a〜2hに対して、個別に診断項
目を指定して自己診断命令を出すことも可能である。こ
の場合、エラー検出が機器の運用中に行われるのに対し
て、自己診断は、エラー診断のために機器の運用を止め
て機器を動かすので、自己診断の方が定期的なエラー検
出よりもより詳細な機器の情報を得ることができる。
【0023】図2に示すLANで接続される例において
は、コンピュータ1に対して合計で64台までの映像音
声機器が接続可能である。このシステムにおいては、コ
ンピュータ1がトランシーバ11aを介して例えばTC
P/IPをプロトコルに持つイーサネットによるLAN
回線12に接続される。また、この例においては、この
エラー監視システムが映像音声の収録などが行われるス
タジオ13、放送の送出制御などを行うマスタルーム1
4、収録された映像音声の編集を行う編集室15、およ
び多数の映像音声が蓄積されたライブラリ16に対して
導入されている。
【0024】これら部屋13〜16には、図に示すよう
に、それぞれ複数台の映像音声機器が各々設置されて
る。スタジオ13に設置されている各機器は、例えばR
S−232Cなどによりそれぞれターミナルサーバ17
aに接続される。そして、ターミナルサーバ17aは、
この例においては、イーサネットによってトランシーバ
11bを介してLAN回線12に接続される。すなわ
ち、ターミナルサーバ17aは、各機器の通信プロトコ
ルであるRS−232Cをイーサネットのプロトコルで
あるTCP/IPに変換し、また逆に、RS−232C
をTCP/IPに変換するためのものである。
【0025】マスタルーム14、編集室15、およびラ
イブラリ16においても同様に、各部屋に設置されてい
る各機器は、各部屋毎にターミナルサーバ17b,17
c,17dにそれぞれ接続され、プロトコルをRS−2
32CからTCP/IPに変換され、トランシーバ11
b,11c,11d,11eをそれぞれ介してLAN回
線12に接続される。
【0026】このLAN回線で接続される例において
も、上述のRS−232Cによって接続がなされる場合
と同様、1台のコンピュータにおいて接続および管理が
可能な映像音声機器の数には上限が存在する。これは、
ネットワークで使用されるプログラム上の制限によるも
ので、この例で使用されているイーサネット(TCP/
IP)の場合、上限が64台とされている。
【0027】この例においても、上述のRS−232C
によってコンピュータと接続する例と同様、コンピュー
タ10から部屋13〜16の各部屋に設置されたそれぞ
れの映像音声機器に対して常時定期的にエラー検出が行
われる。この場合には、コンピュータ1からTCP/I
Pプロトコルで以てコマンドが送られ、この送られたコ
マンドが各部屋に対応したターミナルサーバ17a〜1
7dにおいてRS−232Cに変換され各映像音声機器
に送られる。さらに、コンピュータ10からこれらの機
器に対して個別に診断項目を指定して自己診断命令を出
すことも可能である。
【0028】なお、上述した図1および図2に示した接
続例は、この発明の主題であるエラー監視システムに関
するものであり、映像音声信号のための接続について
は、繁雑さを避けるために省略した。
【0029】図3は、この発明の実施の一形態による映
像音声機器エラー監視システムの論理的構成の一例を示
す。図に示されるように、このエラー監視システムは、
論理的に3つのレイヤに分けた階層構造によって形成さ
れる。最下層のデバイスレイヤは、各種の映像音声機器
によって構成されるものである。
【0030】中間層のグループレイヤは、デバイスレイ
ヤの各映像音声機器を、例えば部屋単位、機器が格納さ
れているラック単位、エリア単位といった所定の単位で
管轄しエラー検出を行う複数のルームマネージャ(この
例では、ルームマネージャ36,37,38)によって
構成される。
【0031】最上層のシステムレイヤは、例えばコンピ
ュータからなるスーパーバイザ30およびネットワーク
サーバ41によって構成される。このシステムレイヤを
構成するスーパーバイザ30によって、グループレイヤ
における複数のルームマネージャの単位でエラー表示が
なされ、それにより、デバイスレイヤにおける全ての映
像音声機器のエラー状態の監視が可能とされる。
【0032】システムレイヤおよびグループレイヤは、
例えばイーサネットによるLAN回線によって互いに接
続される。また、グループレイヤおよびデバイスレイヤ
は、ターミナルサーバを介してLAN回線に、あるい
は、直接的にRS−232Cによって互いに接続され
る。
【0033】このような、論理的に3つの階層構造に分
けられたシステムにおいて、グループレイヤに属するル
ームマネージャが各々の管轄内の映像音声機器のエラー
の検出を行う。検出されたエラーの情報は、システムレ
イヤに属するネットワークサーバ41に接続された例え
ばハードディスクから成る外部記憶装置42に書き込ま
れる。そして、この外部記憶装置42に書き込まれたエ
ラー情報は、システムレイヤに属するスーパーバイザ3
0に読み出される。なお、この外部記憶装置42には、
システムやエラー情報などに関するデータベースなども
構築される。
【0034】上述したように、1台のコンピュータにお
いて接続およびエラー監視可能な映像音声機器の台数が
例えば64台と制限される。しかしながら、この実施の
一形態においては、システムが論理的な階層構造を有し
ているために見かけ上この接続台数の制限が取り払わ
れ、遙に多数の映像音声機器のエラー監視が可能とされ
る。
【0035】実際には、使用されるコンピュータの能力
やLAN回線のトラフィック量の制限、さらにはネット
ワークサーバ41に搭載されるデータベースの能力など
により、パフォーマンス的に限界が生じ、そのため、接
続可能な映像音声機器数が制限される。これは、シミュ
レーション結果によれば、現状では接続可能な機器数が
1000台程度とされている。
【0036】また、ネットワークサーバ41には、例え
ば公衆電話回線といった通信回線と接続し通信を行うた
めの通信装置として、モデム43が接続される。このモ
デム43は、例えば公衆電話回線のような通信回線に接
続される。
【0037】さらに、上述したシステムとは離れた別の
場所に、外部コンピュータ44が設置される。この外部
コンピュータ44には、上述のスーパーバイザ30と同
様モデム45が接続され、このモデム45は、例えば公
衆電話回線のような通信回線に接続される。
【0038】このように、外部コンピュータ44および
スーパーバイザ30は、モデム45,43をそれぞれ介
して公衆電話回線によって互いに接続されるため、これ
ら外部コンピュータ44およびスーパーバイザ30との
間で双方向の情報の伝達が可能とされる。
【0039】次に、上述の構成を以て行われる、この実
施の一形態における映像音声機器に対するエラー監視の
動作について説明する。グループレイヤに属する各部屋
のルームマネージャによって、それぞれが管理するデバ
イスレイヤに属する映像音声機器に対してエラー検出が
行われる。ここでは、このエラー検出の説明を、各映像
機器がルームマネージャ38によって管轄されるマスタ
コントロール室35について行う。
【0040】映像音声機器のエラー検出結果を取り込む
ためのエラー検出コマンドがルームマネージャ38から
デバイスレイヤの各映像音声機器に供給される。また、
このエラー検出コマンドは、ルームマネージャ38の管
轄内にある全ての映像音声機器に対して巡回的に送られ
る。このときに送出されるエラー検出コマンドに対し
て、エラーが発生している機器からはエラー内容をコー
ド化して示すエラーコードが返される。
【0041】このとき、実際には、ルームマネージャ3
8とデバイスレイヤにおける管轄の各映像音声機器とが
LAN回線で接続される場合、ルームマネージャ38と
各機器との間にターミナルサーバが介在し、ルームマネ
ージャ38からこのLAN回線に対応したプロトコルに
則って送られたエラー検出コマンドがターミナルサーバ
によってRS−232Cに変換され各機器に供給され
る。ここでは、繁雑さを避けるためにこのターミナルサ
ーバの動作の記述を省略する。
【0042】また、ルームマネージャと各映像音声機器
とがRS−232Cによって接続されている場合、この
ルームマネージャから接続された各映像音声機器に対し
て、エラー検出結果を取り込むためのコマンドが送られ
る。すなわち、ルームマネージャによってRS−232
Cによるプロトコルで以て直接的に接続された各映像音
声機器に供給される。
【0043】このエラー検出コマンドの送出は、接続さ
れた各映像音声機器に対して、例えば数秒に1回といっ
たように、定期的に行われる。また、このコマンドの送
出は、予め送出する時刻を決めて行ってもよい。さら
に、これらの定期的あるいは時刻を決めるといったよう
な、予め定められた条件に従ってコマンドの送出を行う
のではなく、例えば、ルームマネージャ38の能力に応
じてなるべく頻繁に行う、といった柔軟な方法で行って
もよい。
【0044】このように、接続された各映像音声機器に
対して送出されたエラー検出コマンドが各映像音声機器
に受け取られると、各機器からステータスコマンドが送
出される。このステータスコマンドは、例えば映像音声
機器を表すIDとエラーコードとから成る。なお、エラ
ーコードは、機器で発生したエラーおよびエラーには至
らないウォーニング(警告状態)の種別をコード化して
示すもので、例えば6桁の数字で表される。この場合、
エラーコードが‘010000’以上であればエラー、
それ未満であればウォーニング、また、‘00000
0’であればエラーが発生していない状態である、とい
ったような設定が可能である。
【0045】マスタコントロール室35に設置された各
映像音声機器から送出されたステータスコマンドは、グ
ループレイヤのルームマネージャ38に受け取られる。
そして、このルームマネージャ38の管轄内のデバイス
レイヤにおける映像音声機器にエラーが発生したことが
検出されると、ルームマネージャ38からこのエラーが
検出された映像音声機器に対して、エラーのより詳細な
情報を送るよう要求する要求コマンドが発行される。こ
の要求コマンドは、グループレイヤのルームマネージャ
38からデバイスレイヤの該当する映像音声機器に送ら
れる。
【0046】この要求コマンドを受け取った映像音声機
器からルームマネージャ38に対して、エラーのより詳
細な内容がステータスコマンドとして発行され、このス
テータスコマンドは、グループレイヤのルームマネージ
ャ38に送られる。
【0047】ルームマネージャ38にこのステータスコ
マンドが受け取られ、エラーの詳細な情報が取得される
と、このエラー情報がシステムレイヤに属するネットワ
ークサーバ41に送られる。そして、このエラー情報
は、上述したように、ネットワークサーバ41によって
エラー情報ファイルとして外部記憶装置42に格納され
ることにより記憶される。
【0048】ところで、システムレイヤに属するスーパ
ーバイザ30によって、この外部記憶装置42に新しい
エラー情報ファイルが書き込まれたかどうかが、ネット
ワークサーバ41を介して常時定期的にチェックされ
る。このチェックは、例えば数秒に1回といった程度で
行われる。また、この外部記憶装置42のチェックは、
予め実行する時刻を決めて行ってもよい。さらに、これ
らの定期的あるいは時刻を決めるといったような、予め
定められた条件に従ってチェックを行うのではなく、例
えば、スーパーバイザ30およびネットワークサーバ4
1の能力に応じてなるべく頻繁に行う、といった柔軟な
方法で行ってもよい。
【0049】このスーパーバイザ30による外部記憶装
置42のチェックによってエラー情報ファイルが読み出
され映像音声機器のエラーが発見されると、該当するエ
ラー情報ファイルからエラー発生日時,エラー内容,エ
ラーが発生した機器を示す機器ID,エラーが発生した
機器を管轄するルームマネージャの情報などのエラー情
報がスーパーバイザ30によって読み込まれる。読み込
まれたこれらの情報は、スーパーバイザ30の外部記憶
装置(図示しない)に書き込まれる。
【0050】また、スーパーバイザ30において、外部
記憶装置に書き込まれたエラー情報に基づいてスーパー
バイザ30の表示装置(図示しない)に対してエラー表
示が行われる。これは例えば、予めこの表示装置にエラ
ー監視の対象となる映像音声機器のイメージを表示させ
ておき、機器にエラーが発生した場合、このエラーが発
生した機器のイメージの背景色を赤色の点滅にするなど
して機器のイメージを強調することによってなされる。
さらに、この例のように、機器が部屋毎に管理されてい
る場合には、予め部屋のイメージを表示装置に表示させ
ておき、エラーが発生した機器が設置されている部屋の
イメージを同様の方法によって強調するようにしてもよ
い。
【0051】このように、このエラー監視システムが導
入され、映像音声機器が設置されている側でのエラー監
視が行われる。そして、エラー検出の結果は、ネットワ
ークサーバ41の外部記憶装置42に蓄積される。
【0052】ところで、上述したように、ネットワーク
サーバ41にはモデム43が接続されており、公衆電話
回線などを介して遠く離れた場所に設置された外部コン
ピュータ44と通信を行うことができる。したがって、
外部コンピュータ44およびネットワークサーバ41と
を回線接続することによって、外部コンピュータ44か
ら外部記憶装置42に書き込まれたファイルを読み出す
ことが可能となる。したがって、エラー監視システムか
ら離れた場所に設置された外部コンピュータ44から上
述した外部記憶装置42に蓄積されたエラー情報の検索
などを行うことができる。
【0053】また、外部コンピュータ44およびネット
ワークサーバ41とがモデム45,43によって公衆電
話回線を介して接続されるため、外部コンピュータ44
からエラー監視システムに対してシステムを制御するよ
うなコマンドを送ることができる。すなわち、外部コン
ピュータ44は、この映像音声機器エラー監視システム
に対してリモート通信端末としての機能を有する。これ
により外部コンピュータ44からこのエラー監視システ
ム内の各機器および各コンピュータなどに対してのアク
セスが可能とされ、例えばエラー監視システム内におけ
る各映像音声機器に対して、外部コンピュータ44から
自己診断の指示を出すことが可能とされる。
【0054】なお、実際には、外部コンピュータ44か
らこのエラー監視システムに対する通信には、後述する
ように十分なセキュリティ対策が施され、勝手にシステ
ム内部に対するアクセスなどが行えないようにされてい
る。
【0055】次に、この発明の実施の他の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図4は、この実施の
他の形態におけるエラー監視システムの構成を概略的に
示す。この構成は、LAN回線がネットウェア(NetWea
r: Novel 社の登録商標) によって形成され、エラー監
視システムと外部コンピュータ44がネットワークサー
バ41を介して公衆電話回線によって接続される例であ
る。
【0056】ネットウェアによるLAN回線50に、ネ
ットワークサーバ41が接続される。上述したように、
このネットワークサーバ41にはスーパーバイザ30が
接続されているが、この図においては省略されている。
また、このネットワークサーバ41には、図示しないが
ハードディスクなどによる外部記憶装置が接続される。
【0057】LAN回線50には、ルームマネージャ5
1やターミナルサーバ52が接続される。このルームマ
ネージャ51は、上述のルームマネージャ36,37,
38に対応するものである。このルームマネージャ51
には、例えばRS−232Cによって直接的に複数の映
像音声機器53a,54bが接続される。
【0058】同様に、ターミナルサーバ52にも、RS
−232Cによって複数の映像音声機器54a,54b
が接続される。上述では、ターミナルサーバは、ルーム
マネージャと映像音声機器との間に接続されると説明し
たが、実際にはこの図4に示すように、ターミナルサー
バ52は、LAN回線50を介してルームマネージャに
51接続される。
【0059】なお、これらルームマネージャおよびター
ミナルサーバは、LAN回線50に複数接続することが
できる。また、図示しないが、ネットワークサーバ41
にはLAN回線50を介して、実際にオペレータに対し
てエラー監視のサービスを提供する、上述したスーパー
バイザ30が接続される。
【0060】ネットワークサーバ41には、ネットワー
ク接続のためのソフトウェアが搭載されサーバの設定が
なされ、モデムが接続される(図示しない)。また、外
部コンピュータ44にはネットワークサーバ41に対応
させネットワーク接続のためのソフトウェアが搭載さ
れ、クライアントの設定がなされ、モデムが接続される
(図示しない)。
【0061】このとき、ネットワークサーバ41に対し
て、外部コンピュータ44の公衆電話回線における電話
番号などが予め登録される。この登録によって、これら
ネットワークサーバ41および外部コンピュータ44と
の接続が許可される。
【0062】このような構成で以て、外部コンピュータ
44が起動されると、搭載されたクライアント用ソフト
ウェアによって、自動的にネットワークサーバ41に対
して接続要求が出され、これら外部コンピュータ44お
よびネットワークサーバ41との間で接続の許可情報の
やり取りが行われる。
【0063】若し、ネットワークサーバ41によって、
この接続要求を出している外部コンピュータ44が予め
登録され接続許可されていれば、ネットワークサーバ4
1によって一旦回線が切断され、改めて、予め登録され
ている外部コンピュータ44の電話番号に掛け直され、
接続が確立される。これは、ネットワークのセキュリテ
ィ確保のための一手段であり、一般にコールバック(Cal
l Back) と称される。
【0064】この実施の他の形態において、LAN回線
50に接続されたルームマネージャによって、そのルー
ムマネージャの管轄の映像音声機器のエラー検出が行わ
れる。すなわち、図4に示す例においては、ルームマネ
ージャ51によって、直接的に接続された映像音声機器
53a,53bや、ターミナルサーバ52を介して接続
された機器54a,54bなどに対するエラー検出が行
われ、これらの機器にエラーが検出されると、この検出
されたエラーのエラー情報ファイルがネットワークサー
バ41の外部記憶装置に書き込まれる。この外部記憶装
置が図示しないスーパーバイザ30によってチェックさ
れ、エラー監視が行われる。
【0065】また、モデムを介して公衆電話回線によっ
て接続された外部コンピュータ44から、オペレータの
指示により適宜ネットワークサーバ41との通信が行わ
れ、このサーバ41の外部記憶装置へのアクセスが行わ
れ、エラー情報ファイルの検索などが行われる。これに
より、外部コンピュータ44からこのエラー監視システ
ムに対するエラー監視が行われる。
【0066】図5は、この発明の実施のさらに他の形態
における映像音声機器エラー監視システムの構成を概略
的に示す。この構成は、エラー監視システムと外部コン
ピュータ44とが、ターミナルサーバ55を介して公衆
電話回線で接続される例である。また、この実施のさら
に他の形態においては、これら外部コンピュータ44と
ターミナルサーバとの間の通信には、PPP(Point to
Point Protocol) またはSLIP(Serial Line IP)と称
されるプロトコルが用いられ、ターミナルサーバ55
は、使用されるプロトコルに対応させ、PPPまたはS
LIPサーバとされる。このターミナルサーバ55に
は、図示しないがモデムが接続され公衆電話回線に接続
される。
【0067】ルームマネージャ51が例えばTCP/I
PをプロトコルとするイーサネットによるLAN回線5
0に接続される。このルームマネージャ51には、例え
ばRS−232Cによって直接的に複数の映像音声機器
53a,53bが接続される。また、LAN回線50に
は、このLAN回線50における共用ソフトや映像音声
機器のエラー情報ファイルなどが格納されるファイルサ
ーバ56が接続される。
【0068】これらルームマネージャおよびターミナル
サーバは、LAN回線50に複数接続することができ
る。但しこの場合、PPPまたはSLIPサーバとされ
モデムを介し公衆電話回線に接続されるターミナルサー
バは、1台のみとされる。また、図示しないが、ファイ
ルサーバ56にはLAN回線50を介して、実際にオペ
レータに対してエラー監視のサービスを提供する、上述
したスーパーバイザ30が接続される。
【0069】外部コンピュータ44には、上述のターミ
ナルサーバ55に対応したクライアント用ソフトウェア
搭載され、さらにエラー監視システムに対して外部から
アクセスするためのソフトウェアが搭載され、モデムが
接続される(図示しない)。また、この外部コンピュー
タ44の電話番号などの情報は、PPPまたはSLIP
サーバによって予めターミナルサーバ55に登録され
る。この登録によって、これらターミナルサーバ55お
よび外部コンピュータ44との接続が許可される。
【0070】このような構成で以て、外部コンピュータ
44が起動されると、搭載されたクライアント用ソフト
ウェアによって、自動的にターミナルサーバ55に対し
て接続要求が出され、これら外部コンピュータ44およ
びターミナルサーバ55との間で接続の許可情報のやり
取りが行われる。そして、外部コンピュータ44の接続
許可が得られると、ターミナルサーバ55によって上述
したコールバック処理が行われ、接続が確立される。
【0071】この実施のさらに他の形態において、LA
N回線50に接続されたルームマネージャによって、そ
のルームマネージャの管轄の映像音声機器のエラー検出
が行われる。すなわち、図5に示す例においては、ルー
ムマネージャ51によって、直接的に接続された映像音
声機器53a,53bや、ターミナルサーバ55を介し
て接続された機器54a,54bなどに対するエラー検
出が行われ、これらの機器にエラーが検出されると、こ
の検出されたエラーのエラー情報ファイルがファイルサ
ーバ56の外部記憶装置に書き込まれる。この外部記憶
装置が図示しないスーパーバイザ30によってチェック
され、エラー監視が行われる。
【0072】また、モデムを介して公衆電話回線によっ
て接続された外部コンピュータ44から、オペレータの
指示により適宜ターミナルサーバ55との通信が行わ
れ、LAN回線50を介してファイルサーバ56へのア
クセスが行われ、エラー情報ファイルの検索などが行わ
れる。これにより、外部コンピュータ44からこのエラ
ー監視システムに対するエラー監視が行われる。
【0073】図6は、この発明の実施のさらにまた他の
形態における映像音声機器エラー監視システムの構成を
概略的に示す。この構成は、エラー監視システムと外部
コンピュータ44とが、LANモデムと称される、LA
N回線と公衆電話回線とを接続するためのモデムを用い
て接続される例である。例えばTCP/IPをプロトコ
ルとするイーサネットによるLAN回線50に、LAN
モデム57が接続される。そして、このLANモデム5
7が公衆電話回線を介して外部コンピュータ44に接続
される。このLANモデム57は、外部からの接続に対
して、接続のための許可情報や上述のコールバック機能
などのセキュリティ機能を有する。なお、この例による
LANモデム57においては、PPPまたはSLIPが
通信回線による通信プロトコルとして用いられる。
【0074】外部コンピュータ44には、LANモデム
57に対応したクライアント用ソフトウェア搭載され、
さらにエラー監視システムに対して外部からアクセスす
るためのソフトウェアが搭載される。また、この外部コ
ンピュータ44の電話番号などの情報は、予めLANモ
デム57に登録される。この登録によって、これらLA
Nモデム57および外部コンピュータ44との接続が許
可される。さらに、LANモデム57において、必要な
設定が行われる。
【0075】ルームマネージャ51がLAN回線50に
接続される。このルームマネージャ51には、例えばR
S−232Cによって直接的に複数の映像音声機器53
a,53bが接続される。また、複数の映像音声機器5
4a,54bが接続されるターミナルサーバ52がLA
N回線50に接続される。さらに、LAN回線50に
は、このLAN回線50における共用ソフトや映像音声
機器のエラー情報ファイルなどが格納されるファイルサ
ーバ56が接続される。
【0076】なお、これらルームマネージャおよびター
ミナルサーバは、LAN回線50に複数接続することが
できる。また、図示しないが、LAN回線50には実際
にオペレータに対してエラー監視のサービスを提供す
る、上述したスーパーバイザ30が接続される。
【0077】このような構成で以て、外部コンピュータ
44が起動されると、搭載されたクライアント用ソフト
ウェアによって自動的にLANモデム57に対して接続
要求が出され、これら外部コンピュータ44およびLA
Nモデム57との間で接続の許可情報のやり取りが行わ
れる。そして、外部コンピュータ44の接続許可が得ら
れると、LANモデム57によって上述したコールバッ
ク処理が行われ、接続が確立される。
【0078】この実施のさらに他の形態において、LA
N回線50に接続されたルームマネージャによって、そ
のルームマネージャの管轄の映像音声機器のエラー検出
が行われる。すなわち、図5に示す例においては、ルー
ムマネージャ51によって、直接的に接続された映像音
声機器53a,53bや、ターミナルサーバ52を介し
て接続された機器54a,54bなどに対するエラー検
出が行われ、これらの機器にエラーが検出されると、こ
の検出されたエラーのエラー情報ファイルがファイルサ
ーバ56の外部記憶装置に書き込まれる。この外部記憶
装置が図示しないスーパーバイザ30によってチェック
され、エラー監視が行われる。
【0079】また、モデムを介して公衆電話回線によっ
て接続された外部コンピュータ44から、オペレータの
指示により適宜LANモデム57との通信が行われ、L
AN回線50を介してファイルサーバ56へのアクセス
が行われ、エラー情報ファイルの検索などが行われる。
これにより、外部コンピュータ44からこのエラー監視
システムに対するエラー監視が行われる。
【0080】なお、上述の説明においては、回線接続時
のコールバック処理による通信回線の接続の可,不可に
よるセキュリティ確保を行うとした。実際には、通信回
線接続後にもセキュリティ確保のための処理が行われ
る。
【0081】例えば、映像音声機器エラー監視システム
内において、例えばルームマネージャ毎といったような
グループ毎にパスワードを設定し、これらパスワードを
知っている者だけが対応するルームマネージャにアクセ
ス可能とする。このパスワードによるセキュリティは、
特定のコマンドに対して行うようにしてもよい。また、
外部コンピュータ44からアクセスを行うオペレータ毎
にパスワードを設定し、各オペレータ毎に利用可能な機
能を制限するようにしてもよい。
【0082】また例えば、外部コンピュータ44でアク
セスするオペレータ毎に、上述の実施の一形態および他
の形態においてはネットワークサーバ41に対して、ま
た、実施のさらに他の形態およびさらにまた他の形態に
おいてはファイルサーバ56に対してアクセス権を設定
し、データベースに対するアクセス権管理を行い、セキ
ュリティ確保としてもよい。
【0083】ここに挙げたような、複数種類のセキュリ
ティ確保の手段を全て行うようすることもできる。すな
わち、外部コンピュータ44とエラー監視システムとの
通信回線の接続の段階、次に、通信が開始されエラー監
視システム内に対するコマンド発行の段階、さらに、ネ
ットワークサーバ41やファイルサーバ56におけるデ
ータベースに対するアクセスの段階と3段階でのセキュ
リティ確保を行う。こうすることによって、より確実に
このエラー監視システムの保護が行われる。
【0084】上述したように、この発明においては、映
像音声機器エラー監視システムと外部コンピュータ44
とのデータのやり取りは、実施の一形態および他の形態
においてはネットワークサーバ41に対して、また、実
施のさらに他の形態およびさらにまた他の形態において
は、ファイルサーバ56に対して行われる。また、実際
に映像音声機器との通信を行いエラー検出を行っている
のは、ルームマネージャ51である。このように、外部
コンピュータ44とエラー監視システムとの通信、およ
び、各映像音声機器とエラー検出を行うコンピュータと
の通信が分離されているため、外部コンピュータ44か
らのエラー監視にリアルタイムに対応できる。また、そ
のためにシステムに負担をかけることがない。
【0085】また、上述の説明においては、エラー監視
システムに対して外部コンピュータ44の1台が通信を
行うとしたが、これはこの例に限定されるものではな
い。すなわち、通信回線を複数設ければ、このエラー監
視システムに対して複数台の外部コンピュータから同時
にアクセスを行い、同時に映像音声機器に対するエラー
監視などを行うことが可能である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、外部コンピュータから公衆電話回線を介して離れた
場所の映像音声機器エラー監視システムにアクセスする
ことができる。それにより、外部からの映像音声機器の
診断が可能となる効果がある。
【0087】また、この発明によれば、外部コンピュー
タおよびシステム内のスーパーバイザといったように、
複数のコンピュータで機器のエラー監視を行っているこ
とになるので、機器の異常発見の信頼性が向上するとい
う効果がある。
【0088】また、この発明によれば、外部コンピュー
タとエラー監視システムとの通信、および、各映像音声
機器とエラー検出を行うコンピュータとの通信が分離さ
れているため、外部コンピュータを接続してもシステム
の負担が増えない効果がある。
【0089】また、この発明によれば、外部コンピュー
タとエラー監視システムとの通信が公衆電話回線を用い
て行われる。そのため、映像音声機器のエラー監視の担
当者は、外出先から例えば携帯用のコンピュータにモデ
ムを装着し公衆電話回線と接続するだけで機器のエラー
監視を行うことができる効果がある。
【0090】また、この発明によれば、離れた場所の建
屋内のスタジオなどに設置された映像音声機器のエラー
監視を容易に行うことができる効果がある。
【0091】また、実施の他の形態、さらに他の形態、
およびさらにまた他の形態によれば、この発明による映
像音声機器エラー監視システムは、汎用のファイルサー
バを使用して簡単に実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の映像音声機器のエラー監視を1台のコン
ピュータで行う映像音声機器エラー監視システムの構成
の一例を示す略線図である。
【図2】複数の映像音声機器のエラー監視を1台のコン
ピュータで行う映像音声機器エラー監視システムの構成
の一例を示す略線図である。
【図3】実施の一形態による映像音声機器エラー監視シ
ステムの論理的構成の一例を示す略線図である。
【図4】実施の他の形態におけるエラー監視システムの
構成を概略的に示す略線図である。
【図5】実施のさらに他の形態におけるエラー監視シス
テムの構成を概略的に示す略線図である。
【図6】実施のさらにまた他の形態におけるエラー監視
システムの構成を概略的に示す略線図である。
【符号の説明】
30 スーパーバイザ 41 ネットワークサーバ 42 外部記憶装置 43,45 モデム 44 外部コンピュータ 50 LAN回線 56 ファイルサーバ 57 LANモデム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送局などで使用される複数の映像音声
    機器のエラー監視を行う映像音声機器エラー監視システ
    ムにおいて、 1または複数の映像音声機器から構成される第1の階層
    と、 上記第1の階層を複数の管轄に分割し、該管轄に含まれ
    る映像音声機器毎にエラー検出を行うエラー検出手段を
    含む第2の階層と、 上記エラー検出の結果を記憶する記憶手段と、上記複数
    の管轄を表示し、上記記憶手段から上記エラー検出結果
    を読み出すことにより得られた該エラー検出結果に基づ
    いてエラー表示を行うエラー監視手段とを含む第3の階
    層とからなり、 さらに、上記第3の階層には通信回線を介して外部との
    双方向の通信を行う通信手段が設けられたことを特徴と
    する映像音声機器エラー監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像音声機器エラー監
    視システムにおいて、 上記通信手段はサーバ機能を有し、上記通信手段と上記
    サーバ機能に対応するクライアント機能を有するリモー
    ト通信端末とで通信を行うようにされたことを特徴とす
    る映像音声機器エラー監視システム。
JP7305092A 1995-10-30 1995-10-30 映像音声機器エラー監視システム Withdrawn JPH09130494A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070035229A (ko) * 2005-09-27 2007-03-30 삼성전자주식회사 휴대용 무선단말기에서 에러 통보 장치 및 방법
KR100854823B1 (ko) * 2006-05-24 2008-08-27 엘지전자 주식회사 영상표시기기의 에러 검출장치 및 방법
CN107317719A (zh) * 2017-08-17 2017-11-03 英锐科技(深圳)有限公司 音频设备远程监控系统

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