JPH11136427A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11136427A
JPH11136427A JP9309503A JP30950397A JPH11136427A JP H11136427 A JPH11136427 A JP H11136427A JP 9309503 A JP9309503 A JP 9309503A JP 30950397 A JP30950397 A JP 30950397A JP H11136427 A JPH11136427 A JP H11136427A
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JP
Japan
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port
communication port
communication
failure
facsimile
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JP9309503A
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Inventor
Yoshiaki Toriyama
佳昭 鳥山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信ポートの障害発生時におけるオペレータの
負担が大きかった。そこで、自動的に障害の回復を図る
と共に、適切な通知を行なうようにする。 【解決手段】トラブルポート検出部12が通信ポート1
8の障害を検出すると、ポートリセット部13は障害が
発生した通信ポートに対してイニシャライズ処理を行な
う。予め定めた回数イニシャライズ処理を行なってもそ
の通信ポートの障害が解消しない場合は、ポート運用中
止部14はその障害が発生した通信ポートの運用を停止
する。トラブルポート画情報作成部15は運用を停止し
た通信ポートの情報を表わす画像データを作成する。ト
ラブルポート画情報送信制御部17は予め設定した送信
先にその作成した画像データをファクシミリ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数の通信ポート
を有するファクシミリ装置、特にその通信ポートに障害
が発生した場合のその障害の解消に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の通信ポートを有するファクシミリ
装置においては、オペレータが定期的に監視をして通信
ポートの障害発生を調べていた。通信ポートに障害が発
生した場合、障害が発生した通信ポートに対して手動で
リセット及びリブートを行ない障害を解消していたた
め、オペレータの負担が大きかった。特に、通信ポート
の数が多い場合は通信ポートの障害発生の有無を監視す
るために複数の監視要員が必要となった。
【0003】障害発生の通知に関するものとしては、例
えば特開平6-54105号公報に掲載されたファクシミリ装
置及び特開平3-250855号公報に掲載されたファクシミ
リ装置がある。
【0004】特開平6-54105号公報に掲載されたファク
シミリ装置では、装置固有の異常が発生に対応する診断
コードを自動的に計数して累積加算し、累積加算した値
が予め定めた閾値に達すると、予め定めた電話番号に対
して発呼し、その旨を通知することにより、遠隔地のオ
ペレータに自動的に異常発生を通知するようにしてい
る。また、特開平3-250855号公報に掲載されたファク
シミリ装置では、被保守部分の動作回数が予め定めた回
数になると、予め定めた電話番号に対して発呼して、そ
の旨のメッセージを伝えるようにして、保守の時期を自
動的に通知している。これにより、監視要員の減少を図
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6-54105号公報に掲載されたファクシミリ装置では、通
信ポートに障害があった場合、障害のあった通信ポート
に対するリセット及びリブートはオペレータ等によって
行なう必要があり、オペレータ等の負担は依然として大
きかった。
【0006】また、特開平3-250855号公報に掲載され
たファクシミリ装置では、通信ポートの障害の発生を確
実に通知することはできない。
【0007】さらに、上記両ファクシミリ装置では、一
つの通信ポートしか設けていないため、通信ポートの発
生した障害によっては、障害の発生を通知できない場合
があった。
【0008】さらに、ファクシミリ装置が複数の通信ポ
ートを有する場合、上記両ファクシミリ装置で採用した
方法では、どの通信ポートに障害があったかを知ること
が困難であり、最終的に障害が発生した通信ポートを知
るためにはオペレータ等が確認しなければ成らなかっ
た。
【0009】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、通信ポートの自動的な回復を図ると
共に回復できない場合における的確な通知を行なうこと
によりオペレータ等の負担を軽減することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、複数の通信ポートを有し、いずれかの通信
ポートに障害が発生すると、障害が発生した通信ポート
に対してイニシャライズ処理を行ない、予め定めた回数
イニシャライズ処理を行なってもその通信ポートの障害
が解消しない場合は、その障害が発生した通信ポートの
運用を停止し、運用を停止した通信ポートの情報を表わ
す画像データを作成し、予め設定した送信先に作成した
画像データをファクシミリ送信して、通信ポートの障害
の自動的な解消を図ると共に通信ポートの障害を解消で
きない場合に的確な通知を行なうことにより、オペレー
タ等の負担を軽減する。
【0011】また、他のファクシミリ装置は、複数の通
信ポートを有し、いずれかの通信ポートに障害が発生す
ると、障害が発生した通信ポートに対してイニシャライ
ズ処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理を
行なってもその通信ポートの障害が解消しない場合は、
その障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運用を
停止した通信ポートの情報を表わす画像データを作成
し、空き通信ポートを介して予め設定した送信先に作成
した画像データをファクシミリ送信する。
【0012】また、他のファクシミリ装置は、複数の通
信ポートを有し、いずれかの通信ポートに障害が発生す
ると、障害が発生した通信ポートに対してイニシャライ
ズ処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理を
行なってもその通信ポートの障害が解消しない場合は、
その障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運用を
停止した通信ポートの数が予め定めた一定数に達する
と、運用を停止した通信ポートの情報を表わす画像デー
タを作成し、空き通信ポートを介して予め設定した送信
先に作成した画像データをファクシミリ送信して、使用
上支障が無い場合には、通信ポートの障害の発生を通知
しないようにする。
【0013】また、他のファクシミリ装置は、複数の通
信ポートを有するファクシミリ装置において、いずれか
の通信ポートに障害が発生すると、障害が発生した通信
ポートに対してイニシャライズ処理を行ない、予め定め
た回数イニシャライズ処理を行なってもその通信ポート
の障害が解消しない場合は、その障害が発生した通信ポ
ートの運用を停止し、運用を中止した通信ポートの情報
を記憶し、予め定めた日になる度又は予め定めた日数が
経過する度に運用を停止した各通信ポートの情報を表わ
す画像データを作成し、作成した画像データを空き通信
ポートを介して予め設定した送信先にファクシミリ送信
して、定期的の障害の発生を通知することにより、使用
上支障が無い場合であってもいつまでも通信ポートの障
害の発生が通知されなくなることを防止する。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明のファクシミリ装置は、
複数の通信ポートを有するものであって、いずれかの通
信ポートに障害が発生した場合に、その障害の自動的な
解消を図ると共に、障害を自動的に解消できない場合に
は、その旨を的確に通知することにより、障害発生の監
視を行なう必要を無くし、オペレータ及びサービスマン
の労力の軽減を図るものである。
【0015】この発明のファクシミリ装置は、ファクシ
ミリ通信指示部とトラブルポート検出部とポートリセッ
ト部とポート運用中止部とトラブルポート画情報作成部
と通知先記憶部とトラブルポート画情報送信制御部と複
数の通信ポートとを有する。
【0016】ファクシミリ通信指示部は各通信ポートに
対してファクシミリ通信指示を行なう部分である。トラ
ブルポート検出部は各通信ポートに障害が発生したか否
かを検出する部分であり、例えばファクシミリ通信指示
部がいずれかの通信ポートに対してファクシミリ通信指
示を行なった際に、ファクシミリ通信指示を行なった通
信ポートから応答が返らなかった場合及びエラーが発生
した旨の応答が返ってきた場合にその通信ポートに障害
が発生したと判断する。ポートリセット部は、トラブル
ポート検出部がいずれかの通信ポートに障害が発生した
ことを検出すると、障害が発生した通信ポートに対して
リセット及びリブート等のイニシャライズ処理を行な
う。ここで、ポートリセット部がいずれかの通信ポート
に対してリセット及びリブートを行なうと、ファクシミ
リ通信指示部はその通信ポートに対して再びファクシミ
リ通信指示を行なう。
【0017】ポート運用中止部は、ポートリセット部と
ファクシミリ通信指示部により、障害が発生した通信ポ
ートをリセット及びリブートした後ファクシミリ通信指
示をする処理を予め定めた回数繰り返した後に障害が解
除されないと、その通信ポートの運用を中止する。トラ
ブルポート画情報作成部は、ポート運用中止部がいずれ
かの通信ポートの運用を中止すると、運用を中止した通
信ポートの情報、例えば自ファクシミリ装置の番号及び
運用を中止した通信ポートの番号等を表わす画像データ
を作成する。通知先記憶部は、運用を中止した通信ポー
トの情報を表わす画像データのファクシミリ送信先番号
を予め記憶する。トラブルポート画情報送信制御部はト
ラブルポート画情報作成部が作成した画像データを通知
先記憶部に記憶したファクシミリ送信先にファクシミリ
送信する。
【0018】このように、いずれかの通信ポートに障害
が発生した場合には、その障害の解消を図り、障害が解
消しない場合には、予め定めた場所にその通信ポートの
情報をファクシミリ送信するので、通信ポートの監視要
員等が必要なく、オペレータ及びサービスマン等の負荷
を軽減することができる。
【0019】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のファクシミリ装
置1の構成図である。図に示すように、ファクシミリ装
置1は、例えば主制御部3、プログラムメモリ4、デー
タメモリ5、画像メモリ6、符号化復号化部7、スキャ
ナ8、プロッタ9、操作表示部10、ファクシミリ通信
指示部11、トラブルポート検出部12、ポートリセッ
ト部13、ポート運用中止部14、トラブルポート画情
報作成部15、トラブルポート画情報表示制御部16、
トラブルポート画情報送信制御部17及び通信ポート1
8a〜18nを有し、モデム2a〜2nを介して公衆回
線等の電話回線と接続する。
【0020】主制御部3はファクシミリ装置1全体の動
作を制御する。プログラムメモリ4はファクシミリ装置
1の制御プログラム等を記憶する。データメモリは、例
えばリセット回数記憶部51、通知先記憶部52及びト
ラブルポート記憶部53を備える。リセット回数記憶部
51は、例えばオペレータが操作表示部10から予め入
力したリセット基準回数を記憶する。ここで、リセット
基準回数とは、障害が発生した通信ポートの運用を停止
するまでに、その障害が発生した通信ポートに対してリ
セット及びリブートを行ない障害の解消を図る回数の基
準値である。通知先記憶部52は、障害の発生により運
用を中止した通信ポート18a〜18nを表わす画像デ
ータの送信先ファクシミリ番号を記憶する。ここで、通
知先記憶部52に記憶した画像データの送信先ファクシ
ミリ番号は、オペレータが操作表示部10を介して予め
設定しておくものとする。トラブルポート記憶部53
は、障害が解消していない通信ポート及びその通信ポー
トをリセット及びリブートした回数を記憶する。
【0021】画像メモリ6はファクシミリ送信する画像
データ等を記憶する。符号化復号化部7は、ファクシミ
リ送信画像データを符号化したり、ファクシミリ受信し
た画像データを復号化したりする。スキャナ8はファク
シミリ送信する画像等を読み取る。プロッタ9はファク
シミリ受信した画像等を印刷出力する。操作表示部10
は、操作ガイダンス等を表示したり、ファクシミリ送信
操作等を入力したりする。
【0022】ファクシミリ通信指示部11は、各通信ポ
ート18a〜18nに対してファクシミリ通信指示を行
なう。トラブルポート検出部12は通信ポート18a〜
18nのいずれかに障害が発生したか否かを検出する部
分であり、例えばファクシミリ通信指示部11がいずれ
かの通信ポート18a〜18nに対してファクシミリ通
信指示を行なった際に、ファクシミリ通信指示を受けた
通信ポート18a〜18nから応答が返らなかった場合
及びエラーが発生した旨の応答が返ってきた場合にその
通信ポート18a〜18nに障害が発生したと判断す
る。ポートリセット部13は、トラブルポート検出部1
2がいずれかの通信ポート18a〜18nに障害が発生
したことを検出すると、障害が発生した通信ポート18
a〜18nに対してリセット及びリブートを行なう。こ
こで、ポートリセット部13がいずれかの通信ポート1
8a〜18nに対してリセット及びリブートを行なう
と、ファクシミリ通信指示部11はその通信ポート18
a〜18nに対して再びファクシミリ通信指示を行な
う。
【0023】ポート運用中止部14は、ポートリセット
部13とファクシミリ通信指示部11により、障害が発
生した通信ポート18a〜18nをリセット及びリブー
トした後ファクシミリ通信指示をする処理を予めリセッ
ト回数記憶部51に記憶したリセット基準回数だけ繰り
返した後に障害が解除されないと、その通信ポート18
a〜18nの運用を中止する。トラブルポート画情報作
成部15は、ポート運用中止部14がいずれかの通信ポ
ート18a〜18nの運用を中止すると、運用を中止し
た通信ポート18a〜18nの情報、例えば自ファクシ
ミリ装置の番号及び運用を中止した通信ポート18a〜
18nの番号等を表わす画像データを作成する。トラブ
ルポート画情報表示制御部16は、トラブルポート画情
報作成部15が作成した画像データを基に障害により運
用を中止した通信ポート18a〜18nの番号等を操作
表示部10から表示する。トラブルポート画情報送信制
御部17はトラブルポート画情報作成部15が作成した
画像データを通知先記憶部52に記憶したファクシミリ
送信先にファクシミリ送信する。通信ポート18a〜1
8nは、それぞれ外部モデム2a〜2nに接続し、モデ
ム2a〜2nを介してファクシミリ送信及びファクシミ
リ受信を行なう。
【0024】上記構成のファクシミリ装置1のトラブル
ポート検出部12がいずれかの通信ポート18a〜18
nにおいて障害が発生したことを検出した場合の動作に
ついて、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0025】トラブルポート検出部12は、いずれかの
通信ポート18a〜18nに障害が発生したことを検出
すると、その障害が発生した通信ポート18a〜18n
の情報をトラブルポート記憶部53に記憶する(ステッ
プS1)。また、トラブルポート検出部12はリセット
回数記憶部51からリセット基準回数を読み込み、通信
ポートの情報18a〜18nと共にトラブルポート記憶
部53に記憶する(ステップS2)。以後、この通信ポ
ートの情報18a〜18nと共にトラブルポート記憶部
53に記憶した回数を「リセット回数」という。
【0026】その後、ポートリセット部13は、リセッ
ト回数を1だけ減じる(ステップS3)。リセット回数
がゼロでなければ(ステップS4)、ポートリセット部
13はその障害が発生した通信ポート18a〜18nに
対してリセット及びリブートを行なう(ステップS
5)。ファクシミリ通信指示部11はポートリセット部
13がリセット及びリブートを行なった通信ポート18
a〜18nに対してファクシミリ通信指示を行なう(ス
テップS6)。このように通信ポート18a〜18nに
障害が発生したことを検出すると、その通信ポート18
a〜18nに対して自動的にリセット及びリブートを行
ない、障害の回復を図るので、障害の程度が軽い場合に
自動的な回復を行なうことができ、オペレータ及びサー
ビスマンの労力を低減することができる。
【0027】その後、トラブルポート検出部12は、フ
ァクシミリ通信指示部11が再びファクシミリ通信指示
を行なった通信ポート18a〜18nを調べ、障害が解
消されたか否かを検出する。障害が解消された場合は
(ステップS7)、トラブルポート検出部12はトラブ
ルポート記憶部53に記憶した該当通信ポート18a〜
18nに関する情報を削除して(ステップS8)、通常
の処理に戻る(ステップS9)。
【0028】通信ポート18a〜18nに対してリセッ
ト及びリブートを繰り返しても通信ポート18a〜18
nの障害が解消されなかった場合は(ステップS7)、
ファクシミリ装置1は上記リセット回数を1減じる処理
から繰り返す(ステップS3〜S6)。上記リセット回
数を1減じる処理から繰り返すことにより(ステップS
3〜S6)、リセット回数がゼロに成った場合は(ステ
ップS4)、ポート運用中止部14は、その障害が解消
されなかった通信ポート18a〜18nの運用を中止す
る(ステップS10)。
【0029】ポート運用中止部14が、いずれかの通信
ポート18a〜18nの運用を中止すると、トラブルポ
ート画情報作成部15は運用を中止した通信ポート18
a〜18nの情報を表わす画像データを作成し、トラブ
ル画情報表示制御部16はトラブルポート画情報作成部
15が作成した画像データを基に運用を中止した通信ポ
ート18a〜18nを表わす画像を操作表示部10から
表示する(ステップS11)。これにより、オペレータ
又はサービスマンがファクシミリ装置1の近くにいる場
合に、通信ポート18a〜18nの障害の発生を知るこ
とができる。また、トラブルポート画情報作成部15が
運用を中止した通信ポート18a〜18nを表わす画像
データを作成すると、トラブルポート画情報送信制御部
17は通知先記憶部52からファクシミリ送信先のファ
クシミリ番号を読み出し(ステップS12)、読み出し
たファクシミリ番号を用いて発呼し(ステップS1
3)、トラブルポート画情報作成部15が作成した画像
データをファクシミリ送信する(ステップS14)。
【0030】ここで、例えば通知先記憶部52にオペレ
ータ又はサービスマンがいる場所のファクシミリ番号を
予め登録しておくことで、オペレータ又はサービスマン
が遠隔地にいる場合であっても、その通信ポート18a
〜18nの障害の発生を知ることができる。さらに、オ
ペレータ又はサービスマンが遠隔地にいる場合であって
も、障害が発生した通信ポート18a〜18nを知るこ
とができるので、例えば上記構成のファクシミリ装置1
が複数箇所に設置されている場合であっても、サービス
マン等はどのファクシミリ装置1のどの通信ポートに障
害が発生したかを知ることができ、各ファクシミリ装置
1の設置場所に監視要員を配置する必要を無くすことが
できる。また、上記のようにトラブルポート画情報作成
部15が作成した画像データを外付けのモデム2a〜2
nを介してファクシミリ送信するので、ファクシミリ装
置1における他の通信ポート18a〜18nを用いた動
作に影響を与えることを防止できる。
【0031】さらに、トラブルポート画情報送信制御部
17は、トラブルポート画情報作成部15が作成した画
像データを空き通信ポート18a〜18nからファクシ
ミリ送信するようにしても良い。この場合のファクシミ
リ装置1の動作を、図3のフローチャートを参照して説
明する。
【0032】ファクシミリ装置1は既に説明したよう
に、いずれかの通信ポート18a〜18nに障害が発生
したことを検出すると、その障害が発生した通信ポート
18a〜18nの情報をトラブルポート記憶部53に記
憶する(ステップS21)。また、トラブルポート検出
部12はリセット回数記憶部51からリセット基準回数
を読み込み、通信ポートの情報18a〜18nと共にト
ラブルポート記憶部53に記憶する(ステップS2
2)。その後、ポートリセット部13は、リセット回数
を1減じ(ステップS23)、リセット回数がゼロでな
ければ(ステップS24)、その障害が発生した通信ポ
ート18a〜18nに対してリセット及びリブートを行
ない(ステップS25)、リセット及びリブートを行な
った通信ポート18a〜18nに対してファクシミリ通
信指示を行なう(ステップS26)。その後、その通信
ポート18a〜18nの障害が解消されたか否かを調
べ、障害が解消された場合は(ステップS27)、トラ
ブルポート記憶部53に記憶した該当通信ポート18a
〜18nに関する情報を削除して(ステップS28)、
通常の処理に戻る(ステップS29)。
【0033】通信ポート18a〜18nに対してリセッ
ト及びリブートを繰り返しても通信ポート18a〜18
nの障害が解消されなかった場合は(ステップS2
7)、ファクシミリ装置1は上記リセット回数を1だけ
減じる処理から繰り返す(ステップS23〜S26)。
上記リセット回数を1減じる処理から繰り返すことによ
り(ステップS23〜S26)、リセット回数がゼロに
成った場合は(ステップS24)、ポート運用中止部1
4は、その障害が解消されなかった通信ポート18a〜
18nの運用を中止する(ステップS30)。
【0034】ポート運用中止部14が、いずれかの通信
ポート18a〜18nの運用を中止するとトラブルポー
ト画情報作成部15は運用を中止した通信ポート18a
〜18nの情報を表わす画像データを作成し、画像メモ
リ6に記憶する(ステップS32)。トラブルポート画
情報作成部15が運用を中止した通信ポート18a〜1
8nを表わす画像データを作成すると、トラブルポート
画情報送信制御部17は稼働中のサービスで使用してい
ない空き通信ポート18a〜18nがあるか否かを調
べ、空き通信ポート18a〜18nが無い場合は、いず
れかの通信ポート18a〜18nが空くのを待つ(ステ
ップS33)。いずれかの通信ポート18a〜18nが
空き状態であると、トラブルポート画情報送信制御部1
7は通知先記憶部52からファクシミリ送信先のファク
シミリ番号を読み出し(ステップS34)、読み出した
ファクシミリ番号を用いて空き通信ポート18a〜18
nから発呼し(ステップS35)、トラブルポート画情
報作成部15が作成した画像データをファクシミリ送信
した後(ステップS36)、画像メモリ6に記憶した画
像データを削除する(ステップS37)。ここで、運用
を中止した通信ポート18a〜18nの情報を表わす画
像データを画像メモリ6に一旦記憶するので、空き通信
ポート18a〜18nが無く、待機状態になった場合で
あっても、他の処理においてワークメモリエリアを使う
ことの妨げとなることを防止できる。
【0035】また、このように空き通信ポート18a〜
18nを用いてトラブルポート画情報作成部15が作成
した画像データをファクシミリ送信するので、通常使用
しない通信ポート18a〜18nにモデム2a〜2nを
接続する必要が無くなり、通信ポート18a〜18n毎
にモデム2a〜2nを設ける必要が無いので、配線が簡
単になり、現場でのメインテナンスが容易になる。ま
た、モデム2a〜2nをファクシミリ装置1に内蔵し、
外部配線が簡単になるようにしても良い。また、モデム
2a〜2nを介さずにデータ通信を行なうようにして接
続したファクシミリ等がある場合は、そのファクシミリ
の空きポートを介してファクシミリ送信するようにして
も良い。
【0036】さらに、上記実施例ではポート運用停止部
14がトラブルが発生した通信ポート18a〜18nの
運用を中止すると直ちに、画情報作成部15でその旨の
示す画像データを作成し、ファクシミリ送信するように
したが、運用を停止した通信ポート18a〜18nの数
が予め定めた一定数に達すると、運用を停止した各通信
ポート18a〜18nの情報を表わす画像データを作成
し、作成した画像データを予め設定した送信先にファク
シミリ送信するようにしても良い。複数の通信ポート1
8a〜18nを有するファクシミリ装置1においては、
その通信ポート18a〜18nの内いくつかが運用を停
止しても、処理に影響を与えない場合がある。上記のよ
うに構成することにより、その様な場合にサービスマン
等に通信ポートの障害発生を通知しないようにでき、サ
ービスマンの負荷を軽くすることができる。
【0037】さらに、ファクシミリ装置がタイマ(不図
示)及びカレンダー(不図示)を有し、予め定めた日、
又は、例えば2週間等のように予め定めた周期で運用を
停止した各通信ポート18a〜18nの情報を表わす画
像データを作成し、作成した画像データを予め設定した
送信先にファクシミリ送信するようにしても良い。運用
を停止した通信ポート18a〜18nの数が予め定めた
一定数に達すると、運用を停止した各通信ポート18a
〜18nの情報を表わす画像データを予め設定した送信
先にファクシミリ送信するようにすると、通信ポート1
8a〜18nの運用を停止する必要がある障害の発生間
隔があまりに長いと、運用を停止した通信ポート18a
〜18nがいつまでもそのまま放置されることがある
が、上記のように運用を停止した通信ポート18a〜1
8nの数が予め定めた一定数に達していなくとも予め定
めた日又は予め定めた周期で運用を停止した各通信ポー
ト18a〜18nの情報を表わす画像データを予め設定
した送信先にファクシミリ送信するようにすることによ
り、運用を停止した通信ポート18a〜18nがいつま
でもそのまま放置されることを防止できる。ここで、さ
らに、運用を停止した通信ポート18a〜18nの数が
予め定めた一定数に達した場合には、直ちにその旨の示
す画像データを作成し、ファクシミリ送信するようにし
ても良い。
【0038】なお、上記実施例ではスキャナ8及びプロ
ッタ9を有するファクシミリ装置について説明したが、
スキャナ8及びプロッタ9を有しない、単にファクシミ
リサーバとしての機能を有するものであっても良い。
【0039】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、いずれ
かの通信ポートに障害が発生すると、障害が発生した通
信ポートに対してイニシャライズ処理を行なうので、通
信ポートの障害が軽度の場合には自動的にその障害を解
消することができ、オペレータ又はサービスマン等によ
る監視労力を低減できる。
【0040】さらに、予め定めた回数イニシャライズ処
理を行なってもその通信ポートの障害が解消しない場合
は、その障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運
用を停止した通信ポートの情報を表わす画像データを作
成し、予め設定した送信先に作成した画像データをファ
クシミリ送信するので、通信ポートの障害を解消できな
い場合に的確な通知を行なうことができ、オペレータ等
の負担を軽減することができる。
【0041】また、いずれかの通信ポートに障害が発生
すると、障害が発生した通信ポートに対してイニシャラ
イズ処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理
を行なってもその通信ポートの障害が解消しない場合
は、その障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運
用を停止した通信ポートの情報を表わす画像データを作
成し、空き通信ポートを介して予め設定した送信先に作
成した画像データをファクシミリ送信するので、全ての
通信ポートにモデムを設ける必要が無くなり、外部配線
を簡単にすることができる。
【0042】また、いずれかの通信ポートに障害が発生
すると、障害が発生した通信ポートに対してイニシャラ
イズ処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理
を行なってもその通信ポートの障害が解消しない場合
は、その障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運
用を停止した通信ポートの数が予め定めた一定数に達す
ると、運用を停止した通信ポートの情報を表わす画像デ
ータを作成し、空き通信ポートを介して予め設定した送
信先に作成した画像データをファクシミリ送信して、使
用上支障が無い場合には、通信ポートの障害の発生を通
知しないようにするので、サービスマン等の負荷を低減
することができる。
【0043】また、いずれかの通信ポートに障害が発生
すると、障害が発生した通信ポートに対してイニシャラ
イズ処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理
を行なってもその通信ポートの障害が解消しない場合
は、その障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運
用を中止した通信ポートの情報を記憶し、予め定めた日
になる度又は予め定めた日数が経過する度に運用を停止
した各通信ポートの情報を表わす画像データを作成し、
作成した画像データを空き通信ポートを介して予め設定
した送信先にファクシミリ送信して、定期的の障害の発
生を通知するので、使用上支障が無い場合であってもい
つまでも通信ポートの障害の発生が通知されなくなるこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成図である。
【図2】ファクシミリ装置の動作を示すフローチャート
である。
【図3】空き通信ポートからファクシミリ送信する動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 モデム 51 リセット回数記憶部 52 通知先記憶部 53 トラブルポート記憶部 11 ファクシミリ通信指示部 12 トラブルポート検出部 13 ポートリセット部 14 ポート運用中止部 15 トラブルポート画情報作成部 17 トラブルポート画情報送信制御部 18 通信ポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信ポートを有するファクシミリ
    装置において、いずれかの通信ポートに障害が発生する
    と、障害が発生した通信ポートに対してイニシャライズ
    処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理を行
    なってもその通信ポートの障害が解消しない場合は、そ
    の障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運用を停
    止した通信ポートの情報を表わす画像データを作成し、
    作成した画像データを予め設定した送信先にファクシミ
    リ送信することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 複数の通信ポートを有するファクシミリ
    装置において、いずれかの通信ポートに障害が発生する
    と、障害が発生した通信ポートに対してイニシャライズ
    処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理を行
    なってもその通信ポートの障害が解消しない場合は、そ
    の障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運用を停
    止した通信ポートの情報を表わす画像データを作成し、
    作成した画像データを空き通信ポートを介して予め設定
    した送信先にファクシミリ送信することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 複数の通信ポートを有するファクシミリ
    装置において、いずれかの通信ポートに障害が発生する
    と、障害が発生した通信ポートに対してイニシャライズ
    処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理を行
    なってもその通信ポートの障害が解消しない場合は、そ
    の障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運用を停
    止した通信ポートの数が予め定めた一定数に達すると、
    運用を停止した各通信ポートの情報を表わす画像データ
    を作成し、作成した画像データを空き通信ポートを介し
    て予め設定した送信先にファクシミリ送信することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 複数の通信ポートを有するファクシミリ
    装置において、いずれかの通信ポートに障害が発生する
    と、障害が発生した通信ポートに対してイニシャライズ
    処理を行ない、予め定めた回数イニシャライズ処理を行
    なってもその通信ポートの障害が解消しない場合は、そ
    の障害が発生した通信ポートの運用を停止し、運用を中
    止した通信ポートの情報を記憶し、予め定めた日になる
    度又は予め定めた日数が経過する度に運用を停止した各
    通信ポートの情報を表わす画像データを作成し、作成し
    た画像データを空き通信ポートを介して予め設定した送
    信先にファクシミリ送信することを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
JP9309503A 1997-10-27 1997-10-27 ファクシミリ装置 Pending JPH11136427A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061419A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Hitachi Ltd 制御装置
WO2016158966A1 (ja) * 2015-04-02 2016-10-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器及び画像形成装置
JP2017194833A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018034411A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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