JPH05145972A - 障害復旧方式 - Google Patents

障害復旧方式

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JPH05145972A
JPH05145972A JP16531691A JP16531691A JPH05145972A JP H05145972 A JPH05145972 A JP H05145972A JP 16531691 A JP16531691 A JP 16531691A JP 16531691 A JP16531691 A JP 16531691A JP H05145972 A JPH05145972 A JP H05145972A
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JP
Japan
Prior art keywords
protocol processing
reset
transmission
slave station
processing unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16531691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Kawamura
一利 河村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信システムにおける障害時の復旧方式に関
し、親局からの要求に応じて子局が回答する通信システ
ムにおいて、子局の障害時、障害子局自身がリセットし
て復旧するようにした障害復旧方式を提供することを目
的とする。 【構成】親局からの信号を受信する受信部1と、親局に
対する信号を送出する送信部2と、受信部1および送信
部2との間で送受信信号のプロトコル処理を行なう通信
プロトコル処理部3と、通信プロトコル処理部3で送受
されるデータの処理を行なうデータ処理部4とを子局に
備え、親局からの要求に応じて子局が回答する通信シス
テムにおいて、受信プロトコル処理を起動する受信割り
込みが発生しても送信プロトコル処理を起動する送信割
り込みが発生しない場合、および受信割り込みが発生し
ないのに送信割り込みが発生した場合に、通信プロトコ
ル処理部3とデータ処理部4との動作をリセットするこ
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムにおける
障害時の復旧方式に関し、特に一定周期で親局が子局の
回答を収集するシステムにおいて、子局の障害時、障害
子局自身でリセットして復旧するようにした障害復旧方
式に関するものである。
【0002】通信回線の集中監視制御システムにおいて
は、親局は複数の子局に対してポーリングを行なうこと
によって、各子局における通信回線や機器の状態に関す
る情報を、一か所に設けられた監視センタにおいて遠隔
で収集して、集中的に監視を行なう。
【0003】このような通信システムにおいて、子局が
その処理のシーケンスの一部に障害を生じて、親局のデ
ータ要求に対して回答を行なうことができなくなった場
合に、子局における処理のシーケンスを司る部分をリセ
ットすることによって、異常状態から救済し、正常な通
信を行なえるようにすることが要望される。
【0004】
【従来の技術】図3は、通信回線の監視制御システムを
説明するものであって、(a)はシステム構成を示し、
(b)は通信シーケンスを示したものである。図中、2
1は親局を示し、221,222,…22n はそれぞれn個
の子局(子1,子2,…,子n)を示している。
【0005】親局は子局(子1,子2,…,子n)に対
し、子局の番号を付したデータ要求(RQT)を順次送
出し、子局(子1,子2,…,子n)は自局あてのデー
タ要求を受けたとき、それぞれ回答(子1ANS,子2
ANS,…,子nANS)を送出することによって、親
局における子局データの収集が行なわれる。
【0006】このように、子局は親局からのデータ要求
に対しては、データの有無にかかわらず必ず回答を行な
うようになっている。従って、ある子局が回答できなか
ったときは、その通信等のシーケンスを司る部分すなわ
ち中央処理装置(CPU)の暴走に基づいて、その処理
のシーケンスの一部に障害を生じているので、その部分
(CPU)をリセットして、処理を制御するソフトウエ
アを最初の状態から走らせるようにすることによって、
再度、正常な状態に戻すことができる。
【0007】従来は、子局が回答を返さなくなると、親
局はその子局に対して、監視制御データを伝送する通信
線とは別の制御用通信線を介して、遠隔操作によって処
理を司る部分のリセットを行なうか、または保守員がそ
の子局まで出掛けて行って、同じ部分のリセット操作を
行なうようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遠隔操
作によって子局装置のリセットを行なう場合には、デー
タ用の通信線として使用しない別の通信線を予め用意す
る必要があるので、装置規模が増大し、コストアップの
原因となるという問題がある。また、保守要員が子局装
置のリセットを行なう場合には、余分な労力が必要であ
るとともに、早急に障害に対応することができない場合
があるという問題がある。
【0009】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、このようなシステムにお
いて、障害装置に対して親局からの指示によるリセット
を行なったり、または人手によるリセットを行なう必要
がなく、子局自身で処理の異常に基づく通信障害を検出
して、子局における処理を司る部分をリセットすること
ができる、障害復旧方式を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理的
構成を示したものである。本発明は、通信線を介して親
局からの信号を受信する受信部1と、通信線を介して親
局に対して信号を送出する送信部2と、受信部1および
送信部2との間で送受信信号のプロトコル処理を行なう
通信プロトコル処理部3と、通信プロトコル処理部3に
おいて送受されるデータの処理を行なうデータ処理部4
とを子局に備え、親局からの要求に応じて子局が回答す
る通信システムにおいて、通信プロトコル処理部3にお
ける受信プロトコル処理を起動する受信割り込みが発生
しても送信プロトコル処理を起動する送信割り込みが発
生しない場合、および受信割り込みが発生しないのに送
信割り込みが発生した場合に、通信プロトコル処理部3
とデータ処理部4との動作をリセットすることを特徴と
するものである。
【0011】また本発明は、通信線を介して親局からの
信号を受信する受信部1と、通信線を介して親局に対し
て信号を送出する送信部2と、受信部1および送信部2
との間で送受信信号のプロトコル処理を行なう通信プロ
トコル処理部3と、通信プロトコル処理部3において送
受されるデータの処理を行なうデータ処理部4とを子局
に備え、親局からの要求に応じて子局が回答する通信シ
ステムにおいて、通信プロトコル処理部3における受信
プロトコル処理を起動する受信割り込みによって駆動さ
れて、通信プロトコル処理部3における送信プロトコル
処理を起動する送信割り込みによってリセットされるカ
ウンタまたはタイマ5と、送信割り込みによって駆動さ
れて受信割り込みによってリセットされるカウンタまた
はタイマ6と、カウンタまたはタイマ5または6の値が
規定値を超えたとき、通信プロトコル処理部3とデータ
処理部4における処理を制御するCPUをリセットして
この処理を行なうプログラムを再起動するリセット処理
部7とを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】このようなシステムにおける通信異常には、次
の二つの態様が考えられる。 (1) 受信を行なうことはできるが、送信を行なうことが
できない。 (2) 受信を行なっていないのに、送信を行なう。
【0013】上述の(1) の態様の通信異常に対しては、
次のようにして対処すればよい。 データ受信部分から、子局における処理を司るCP
Uに対して、処理を開始させるための受信割り込みは発
生しているので、これによってカウンタまたはタイマを
スタートさせる。 一方、子局における処理を司る部分から、データ送
信部分に対して、送信動作を開始させるための送信割り
込みが発生したならば、そのタイマまたはカウンタをリ
セットする。 タイマまたはカウンタがリセットされることなく、
規定値を超えたときは、子局における処理を制御するソ
フトウエアの全体をリセットする。
【0014】上述の(2) の態様の通信異常すなわち子局
が親局のデータ要求を受信していないのに、回答の送信
を行なう場合も、実際に存在する。例えば、子局が障害
から回復した際に親局に対して全項目データの送信を行
なう場合である。このような場合は当然、障害ではない
が、このような場合を考慮しても、通常、複数回このよ
うな状態が続くことはないので、親局のデータ要求を受
信していないのに、子局が回答する状態が規定回数以上
連続した場合には、子局における処理を制御するソフト
ウエアの全体をリセットする。
【0015】このようにすることによって、子局におけ
る障害発生時、特別な通信線を用意することなく、また
は障害発生子局に出掛ける必要なく、子局のみの処理に
よって回復させることが可能となる。
【0016】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を示したものであ
って、図1におけると同じものを同じ番号で示し、11
は回線との間でモデム信号の送受信を行なうモデム(M
DM)、または回線との間で時分割多重信号の多重およ
び分離を行なうマルチプレクサ(MUX)およびデマル
チプレクサ(DMUX)からなる送受信部であって、図
1における送信部1および受信部2に対応する。12は
送受信部11との間でプロトコル処理された信号の送受
を行なうユニバーサル・レシーバ・トランスミッタ(U
RT)、13は送受信データのプロトコル処理を行なう
プロトコル処理部である。URT12およびプロトコル
処理部13は、図1における通信プロトコル処理部3に
対応する。
【0017】親局からの信号がURT12に入力する
と、URT12は、その信号が自局に対するものでなく
ても、その信号をプロトコル処理部13に入力する。プ
ロトコル処理部13では、その信号の内容を読み取っ
て、そのデータが自局あてのものであるか否かの判断を
行なったのち、これをデータ処理部4に伝達する。これ
によって、データ処理部4では、親局の要求に対応する
データがあればこれを出力し、データがないときはその
旨の出力を発生する。データ処理部4からの出力は、逆
の経路を経て親局に送られる。
【0018】ここで、URT12からプロトコル処理部
13に対して、受信割り込みが入力されているにもかか
わらず、プロトコル処理部13からURT12に対して
送信割り込みが出力されない場合には、その子局から親
局に対する回答が行なわれない。そこで受信割り込みで
カウンタまたはタイマ5を駆動して、送信割り込みが発
生したときこれをリセットするようにし、カウンタまた
はタイマ5の値が規定値を超えたとき、リセット処理部
7は、URT12,プロトコル処理部13およびデータ
処理部4をリセットし、URT12とプロトコル処理部
13における通信プロトコルの処理およびデータ処理部
4におけるデータの送受信の処理を行なうCPUをリセ
ットすることによって、CPUの処理を制御するプログ
ラムを再起動して、所要の処理が正常な状態で行なわれ
るようにする。
【0019】逆に、URT12からプロトコル処理部1
3に対して、受信割り込みが入力されていないにもかか
わらず、なんらかの原因で、プロトコル処理部13から
URT12に対して送信割り込みが出力された場合に
は、同様に送信割り込みでカウンタまたはタイマ6を駆
動して、受信割り込みが発生したときこれをリセットす
るようにし、カウンタまたはタイマ6の値が規定値を超
えたとき、リセット処理部7が、URT12,プロトコ
ル処理部13における通信プロトコルの処理およびデー
タ処理部4におけるデータの送受信の処理を行なうCP
Uをリセットすることによって、CPUの処理を制御す
るプログラムを再起動して、プロトコル処理が正常な状
態で行なわれるようにする。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、親
局からのデータ要求に応じて子局が回答を行なうことに
よって、親局が子局のデータを収集するシステムにおい
て、子局の障害時、障害子局自身がその通信およびデー
タ処理用装置をリセットすることによって、再立ち上げ
を行い、通信システムを正常状態に戻すことができるの
で、他の局からその子局の通信およびデータ処理用装置
をリセットするための、データ通信線として使用しない
特別の通信線を設ける必要がなく、また子局装置のリセ
ットを行なうための、保守要員の移動も不必要となるの
で、このような通信システムにおける子局の異常状態の
救済を効率的に行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】通信回線の監視制御システムを説明するもので
あって、(a)はシステム構成を示し、(b)は通信シ
ーケンスを示したものである。
【符号の説明】
1 受信部 2 送信部 3 通信プロトコル処理部 4 データ処理部 5,6 カウンタまたはタイマ 7 リセット処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信線を介して親局からの信号を受信す
    る受信部(1)と、通信線を介して親局に対して信号を
    送出する送信部(2)と、該受信部(1)および送信部
    (2)との間で送受信信号のプロトコル処理を行なう通
    信プロトコル処理部(3)と、該通信プロトコル処理部
    (3)において送受されるデータの処理を行なうデータ
    処理部(4)とを子局に備え、親局からの要求に応じて
    該子局が回答する通信システムにおいて、前記通信プロ
    トコル処理部(3)における受信プロトコル処理を起動
    する受信割り込みが発生しても送信プロトコル処理を起
    動する送信割り込みが発生しない場合および前記受信割
    り込みが発生しないのに送信割り込みが発生した場合
    に、前記通信プロトコル処理部(3)とデータ処理部
    (4)との動作をリセットすることを特徴とする障害復
    旧方式。
  2. 【請求項2】 通信線を介して親局からの信号を受信す
    る受信部(1)と、通信線を介して親局に対して信号を
    送出する送信部(2)と、該受信部(1)および送信部
    (2)との間で送受信信号のプロトコル処理を行なう通
    信プロトコル処理部(3)と、該通信プロトコル処理部
    (3)において送受されるデータの処理を行なうデータ
    処理部(4)とを子局に備え、親局からの要求に応じて
    該子局が回答する通信システムにおいて、前記通信プロ
    トコル処理部(3)における受信プロトコル処理を起動
    する受信割り込みによって駆動されて、該通信プロトコ
    ル処理部(3)における送信プロトコル処理を起動する
    送信割り込みによってリセットされるカウンタまたはタ
    イマ(5)と、前記送信割り込みによって駆動されて受
    信割り込みによってリセットするカウンタまたはタイマ
    (6)と、該カウンタまたはタイマ(5)または(6)
    の値が規定値を超えたとき前記通信プロトコル処理部
    (3)とデータ処理部(4)とにおける処理を制御する
    CPUをリセットして該処理を行なうプログラムを再起
    動するリセット処理部(7)とを設けたことを特徴とす
    る障害復旧方式。
JP16531691A 1991-07-05 1991-07-05 障害復旧方式 Withdrawn JPH05145972A (ja)

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JP16531691A JPH05145972A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 障害復旧方式

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JP16531691A JPH05145972A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 障害復旧方式

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JPH05145972A true JPH05145972A (ja) 1993-06-11

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ID=15810018

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16531691A Withdrawn JPH05145972A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 障害復旧方式

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JP (1) JPH05145972A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052061A (en) * 1994-01-10 2000-04-18 Fujitsu Limited Circuit for switching a protection line between a common section and a channel section
KR100282078B1 (ko) * 1997-07-11 2001-02-15 김택호 무인시스템의자동제어기
WO2003032673A1 (fr) * 2001-10-04 2003-04-17 Communications Research Laboratory,Independent Administrative Institution Procede et systeme de commande a distance

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KR100282078B1 (ko) * 1997-07-11 2001-02-15 김택호 무인시스템의자동제어기
WO2003032673A1 (fr) * 2001-10-04 2003-04-17 Communications Research Laboratory,Independent Administrative Institution Procede et systeme de commande a distance

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Effective date: 19981008