JP6660221B2 - インターホンシステムおよび当該システムに係るデータ転送方法 - Google Patents

インターホンシステムおよび当該システムに係るデータ転送方法 Download PDF

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Description

本発明は、集合住宅に用いられるインターホンシステムおよび当該システムに係るデータ転送方法に関するものである。
従来、複数の住居棟で構成される集合住宅向けのインターホンシステムがある。このインターホンシステムの構成では、各住居棟は、インターホン回線(インターホン専用線)を介して制御機と接続されている。
特開2004−260679号公報
上記のような多棟構成の住宅に対して、インターホンシステムを導入する場合、多棟を集中して制御する集中制御機を集中制御棟内に設置して、集中して管理している。また、各住居棟の管理室に設置された管理室親機や集合玄関機ごとに居住者情報や設定情報(例えば、集合玄関機の解錠コード等)を記録するために、コンピュータ等の外部機器を用いて、当該外部機器のメモリからデータ転送を指定している。この居住者情報等は外部機器に記録されているため、データ流出を防止するためのセキュリティ確保等の問題があった。
そこで、本発明は、各機器へのデータ転送の際のセキュリティが確保されたインターホンシステムおよび当該システムに係るデータ転送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムは、
複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
前記複数の住居棟の各々には、
各居室に設置される居室親機と、
前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な端末機器と、
インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
が備えられ、
前記端末機器は、当該端末機器の端末情報が記憶された記憶部を有し、
前記端末機器または前記棟制御部は、外部ネットワークに接続された外部機器と通信可能であり、
前記外部機器を通信媒体として前記外部ネットワーク上のデータが前記端末機器または前記棟制御部へ転送される。
この構成によれば、端末機器や棟制御部に外部ネットワークからデータ転送をする際に外部機器が居住者情報や設定情報等を記憶することはないため、当該外部機器からのデータ流出を防ぐことができセキュリティを確保することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記外部機器において所定のアプリケーションを起動させることにより、
前記端末機器または前記棟制御部と前記外部ネットワークとの間の通信を確立する通信確立部と、
前記外部ネットワークに前記データの更新情報があるか否かを判断する更新情報有無判定部と、
前記更新情報がある場合に、前記外部ネットワークから前記更新情報を前記端末機器または前記棟制御部へ転送する情報転送部と、が生成されても良い。
この構成によれば、外部機器に記憶されたアプリケーションを起動させるだけの簡便な構成で、外部ネットワーク上の更新情報をインターホンシステム内の端末機器や棟制御部に転送することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記外部機器は、近距離無線通信手段により前記端末機器または前記棟制御部へ前記データを転送しても良い。
この構成によれば、外部機器を端末機器または棟制御部に近づけるという簡単な操作で、設定サーバ上のデータを本インターホンシステム内に送信することができる。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、
前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されていても良い。
この構成によれば、1つの住居棟の棟制御部に転送されたデータを住居棟間をつなぐ通信ネットワークを介して他の住居棟の棟制御部に送信することができる。
上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムに係るデータ転送方法は、
各居室に設置される居室親機と、前記居室親機を呼出可能な端末機器と、前記居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部とをそれぞれ備えた複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムに係るデータ転送方法であって、
前記端末機器または前記棟制御部と通信可能な外部機器に記憶された所定のアプリケーションを起動するステップと、
前記アプリケーションにより、前記外部機器と外部ネットワークとの通信を確立するステップと、
前記外部ネットワークに所定のデータの更新情報があるか否かを判断するステップと、
前記更新情報がある場合に、近距離無線通信手段により、前記外部機器を介して、前記端末機器または前記棟制御部と前記外部ネットワークとの間の通信を確立するステップと、
前記外部機器を通信媒体として、前記更新情報を前記外部ネットワークから前記端末機器または前記棟制御部へ転送するステップと、を備えている。
上記目的を達成するために、本発明のインターホンシステムに係るデータ転送方法は、
各居室に設置される居室親機と、前記居室親機を呼出可能な端末機器と、前記居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部とをそれぞれ備えた複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムに係るデータ転送方法であって、
前記端末機器または前記棟制御部と通信可能な外部機器に記憶された所定のアプリケーションを起動するステップと、
前記アプリケーションにより、前記端末機器または前記棟制御部と前記外部機器との通信を確立するステップと、
前記外部機器を介して前記端末機器または前記棟制御部と外部ネットワークとの通信を確立するステップと、
前記外部ネットワークに所定のデータの更新情報があるか否かを判断するステップと、
前記更新情報がある場合に、近距離無線通信手段により、前記外部機器を通信媒体として、前記更新情報を前記外部ネットワークから前記端末機器または前記棟制御部へ転送するステップと、を備えている。
これらの構成によれば、端末機器や棟制御部に外部ネットワークからデータ転送をする際に、外部機器自らが居住者情報や設定情報等を記憶することはないため、当該外部機器からのデータ流出を防ぐことができ、セキュリティを確保することができる。
本発明のインターホンシステムおよび当該システムに係るデータ転送方法によれば、各機器へのデータ転送の際のセキュリティを確保することができる。
本発明の実施形態に係るインターホンシステムの構成図である。 本発明の実施形態に係る外部機器の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係るインターホンシステムの動作(データ転送方法)を説明するフローチャートである。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、インターホンシステム1は、複数の住居棟(本例では住居A棟〜住居E棟)で構成されるマンション等の集合住宅に用いられるシステムである。インターホンシステム1は、住居A棟〜住居E棟の各々の棟に、集合玄関機10A〜10C(端末機器の一例)と、管理室親機20(端末機器の一例)と、居室親機30と、棟制御部40とを備えている。本例の図1では、住居A棟のみに上記各構成を示している。各住居棟は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークN1(本例では、LAN:Local Area Network)を介して互いに接続されている。また、インターホンシステム1には管理センター5が設けられており、ネットワークN1を介して各居住棟と接続されている。
集合玄関機10A〜10C(以下、総称する場合は集合玄関機10と称する)は、集合住宅の集合玄関や共用スペース等に設置されている。集合玄関機10は、呼出部101と、カメラ102と、表示部103と、通話部104と、記憶部105等を備えている。
集合玄関機10の記憶部105には、居住者情報や設定情報などの端末情報等が記憶されている。具体的には、例えば自棟内の各居室の部屋番号と居住者の氏名や居室の名称(例えばテナント名等)と居室親機30を特定する居室親機ID(ID:identification)と呼出用の専用ボタンとが対応づけられた呼出テーブルや、エントランスの解除コード(非接触キーの暗号鍵)などが含まれる。
集合玄関機10は、例えば呼出部101を操作することで自棟内の居室親機30や自棟内の管理室親機20を呼び出すことができるように構成されている。また、集合玄関機10は、例えば通話部104を介して、居室親機30に居る居住者や、管理室親機20に居る管理人と通話可能に構成されている。集合玄関機10は、呼出テーブルに基づいて、呼出処理や通話処理等の制御を行っている。集合玄関機としては、例えば集合玄関機10Aのようにテンキーを操作する方式のもの、集合玄関機10Bのように専用ボタンを押下する方式のもの、集合玄関機10Cのようにテンキーと専用ボタンの両方式を可能とするもの等がある。
集合玄関機10は、インターホン回線(インターホン専用線)L1を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。また、集合玄関機10は、無線通信、例えば近距離無線通信手段(NFC:Near Field Communication(登録商標)等)により、外部機器80(例えばスマートフォン,PC:Personal Computer等)と通信可能に接続されうる。集合玄関機10には、無線通信機能を持たせるためのチップ(例えばNFCチップ)が搭載されている。
管理室親機20は、集合住宅の管理室に設置されている。管理室親機20は、操作部201、通話部202、表示部203、記憶部204等を備えている。
記憶部204には、上記集合玄関機10の記憶部105と同様に、呼出テーブルなどの端末情報が記憶されている。
管理室親機20は、例えば操作部201を操作することで自棟内の居室親機30を呼び出すことができるように構成されている。また、管理室親機20は、通話部202を介して、集合玄関機10に居る訪問者や、居室親機30に居る居住者と通話可能に構成されている。管理室親機20は、呼出テーブルに基づいて、呼出処理や通話処理等の制御を行っている。
管理室親機20は、インターホン回線L2を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。また、管理室親機20は、上記集合玄関機10と同様に、外部機器80とNFCを介して通信可能に接続されうる。管理室親機20には、上記集合玄関機10と同様に、無線通信機能を持たせるためのチップが搭載されている。
居室親機30は、集合住宅の各住戸内に設置されている。居室親機30は、表示部301、操作部302、通話部303等を備えている。居室親機30は、例えば通話部303を介して、集合玄関機10や管理室親機20からの呼び出しに対して応答できるように構成されている。また、居室親機30は、操作部302を操作することで管理室親機20を呼び出すことができるように構成されている。各居室親機30には、その居室機を特定する居室親機IDが記憶されている。居室親機30は、インターホン回線L3を介して棟制御部40と通信可能に接続されている。
棟制御部40は、各住居棟内に設置されている。棟制御部40は、棟制御機410と、映像制御機420と、オーディオ制御機430とを備えている。また、棟制御機410は、記憶部411と、信号変換部412とを備えている。
記憶部411には、上記集合玄関機10の記憶部105と同様に、呼出テーブルなどの端末情報が記憶されている。
信号変換部412は、インターホン回線L1〜L3で通信可能なアナログ信号を、ネットワークN1で通信可能なデジタル信号に変換するアナログデジタル変換部と、その反対にデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタルアナログ変換部とを有する。
棟制御機410は、例えばインターホン回線を介して接続されている集合玄関機10、管理室親機20、および居室親機30間における通信処理等の制御を呼出テーブルに基づいて行っている。また、棟制御機410は、例えば自棟内の居室親機30を呼び出す信号が管理センター5から送信されてくると、呼出テーブルに基づいて、呼出処理や通話処理等の制御を行っている。
映像制御機420は、集合玄関機10や管理センター5で撮像された映像信号を信号処理するとともに、処理した映像信号を自棟内の居室親機30、あるいは管理室親機20に向けて送信する。オーディオ制御機430は、集合玄関機10、管理室親機20、居室親機30、管理センター5等から送信されてきた音声信号を信号処理するとともに、処理した音声信号を各送信先に向けて送信する。
棟制御部40は、ネットワークN1を介して、他の住居棟(本例では住居B棟〜住居E棟)の棟制御部40、および管理センター5の集中制御部70(後述する)と通信可能に接続されている。また、棟制御部40は、上記集合玄関機10と同様に外部機器80とNFCを介して通信可能に接続されうる。棟制御部40には、上記集合玄関機10と同様に、無線通信機能を持たせるためのチップが搭載されている。
管理センター5は、住居A棟〜住居E棟までの集合住宅全体を管理することができるように構成されており、集中集合玄関機50と、集中管理室親機60と、集中制御部70とを備えている。
集中集合玄関機50は、管理センター5の玄関に設置されている。集中集合玄関機50は、呼出部501、表示部502、カメラ503、通話部504等を有している。集中集合玄関機50は、例えば各住居棟の居室親機30や管理センター5の集中管理室親機60を呼び出すことができるように構成されている。集中集合玄関機50は、インターホン回線L4を介して集中制御部70と通信可能に接続されている。
集中管理室親機60は、管理センター5の管理室に設置されている。集中管理室親機60は、操作部601、通話部602、表示部603等を有している。集中管理室親機60は、例えば各住居棟の居室親機30を呼び出すことができるように構成されている。また、集中管理室親機60は、集中集合玄関機50に居る訪問者や、居室親機30に居る居住者と通話可能に構成されている。集中管理室親機60は、インターホン回線L5を介して集中制御部70と通信可能に接続されている。
集中制御部70は、例えばインターホン回線を介して接続されている集中集合玄関機50、および集中管理室親機60との間の通信の送受を制御している。また、集中制御部70は、ネットワークN1を介して、住居A棟〜住居E棟の各棟制御部40と通信可能に接続されている。なお、集中制御部70は、上記棟制御部40と同様に、インターホン回線L4,L5で通信可能なアナログ信号を、ネットワークN1で通信可能なデジタル信号に変換する信号変換部を有する。
外部機器80は、外部ネットワークN2(本例ではインターネット)を介して設定サーバ90に接続されうる。図2に示すように、外部機器80は、記憶部81と、表示部82と、制御部83と、通信インタフェース(以下、通信I/Fと称する)84と、を備えている。
記憶部81には、アクセスした設定サーバ90から所定のデータを呼び出すとともに、呼び出したデータを無線通信で別の対象機器(例えば集合玄関機10,管理室親機20,居室親機30,棟制御部40等)へ転送することが可能なアプリケーションがインストールされている。表示部82は、記憶部81にインストールされているアプリケーションを表示可能であって、当該アプリケーションを起動するためのユーザの操作を受け付け可能である。通信I/F84は、外部機器80と設定サーバ90との間におけるインターネットN2を介した信号伝送路を形成するとともに、外部機器80と、当該外部機器80が近づけられた集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40との間におけるNFCを介した信号伝送路を形成する。
制御部83においては、記憶部81にインストールされたアプリケーションが起動されることにより、通信確立部83Aと、更新情報有無判定部83Bと、情報転送部83Cと、が生成される。制御部83は、操作受付部としての表示部82に対するユーザの操作によって起動された当該アプリケーションからの命令に基づき、通信確立部83Aを生成し、当該通信確立部83Aにおいて、集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40と設定サーバ90との間の通信を確立する。また、制御部83は、アプリケーションからの命令に基づき、更新情報有無判定部83Bを生成し、当該更新情報有無判定部83Bにおいて、通信確立部83Aによって通信接続された設定サーバ90が集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40に転送すべき端末情報(例えば、端末情報に関する更新情報)を有しているか否かを判断する。さらに、制御部83は、アプリケーションからの命令に基づき、情報転送部83Cを生成し、更新情報有無判定部83Bにおいて設定サーバ90が更新情報を有していると判断された場合に、情報転送部83Cにおいて、インターネットN2を介して設定サーバ90から更新情報を受信し、NFCを介して集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40へ当該更新情報を転送する。情報転送部83Cは、例えば外部機器80と設定サーバ90との間で用いられるLTE(Long Term Evolution)の通信回線から、外部機器80と集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40との間で用いられるNFCの通信回線へ、自動的に切り替えてデータを転送することができる機能を有する。
このように、本実施形態の場合、設定サーバ90から呼び出されたデータは、外部機器80内に記憶されることなく、外部機器80を介して(スルーして)対象機器へ転送される。すなわち、外部機器80は、データの転送を中継するための通信媒体として用いられる。
外部機器80には、上記集合玄関機10と同様に、無線通信機能を持たせるためのチップが搭載されている。
設定サーバ90には、集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40の記憶部に記憶される端末情報(呼出テーブルや解除コードなど)のマスターデータが記憶されている。設定サーバ90の端末情報は、例えばインターホンシステム1の施工業者によって管理されるとともに、更新ごとに設定変更される。
次に、図3を参照して、インターホンシステム1の動作、特に本実施形態に係るデータ転送方法について説明する。
例えば施工時において、各住居棟の集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40にインターホンシステム1の端末情報を記憶させる場合、以下のように動作する。
外部機器80を携帯している操作者(施工業者等)は、外部機器80の表示部(操作受付部)82に表示されたアプリケーションを起動させる(ステップS1)。起動されたアプリケーションは、設定サーバ90に記憶されている端末情報を呼び出して転送するために、通信確立部83Aにおいて、例えばインターネットN2を介して外部機器80と設定サーバ90との通信を確立する(ステップS2)。外部機器80と設定サーバ90との通信が確立すると、外部機器80は、更新情報有無判定部83Bにおいて、設定サーバ90に端末情報の更新情報があるか否かを判断する(ステップS3)。設定サーバ90に更新情報が無いと判断された場合は(ステップS3のNo)、外部機器80は、アプリケーションの命令に応じて、更新情報がない旨を表示部82に表示したうえで、アプリケーションを終了する(ステップS4)。一方、設定サーバ90に更新情報があると判断された場合は(ステップS3のYes)、外部機器80は、アプリケーションの命令に応じて、更新情報がある旨を表示部82に表示する(ステップS5)。当該表示を受けて、操作者は、外部機器80を例えば集合玄関機10Cに近づけて外部機器80と集合玄関機10C間でNFCによる通信を確立する(ステップS6)。続いて、操作者は、外部機器80を通信媒体として、設定サーバ90から呼び出した端末情報(更新情報)をそのまま(外部機器80内に保存させずに)集合玄関機10Cに転送する(ステップS7)。転送された端末情報は、集合玄関機10Cの記憶部105に記憶される。端末情報の転送が終了すると、外部機器80は、アプリケーションの命令に応じて、転送作業が終了したことを表示部82に表示し、アプリケーションを終了する(ステップS8)。
操作者は、他の集合玄関機10A,10B、管理室親機20、および棟制御部40の各々に対して、同様の操作を行って端末情報を転送する。あるいは、操作者は、集合玄関機10Cに端末情報を転送した後、インターホン回線を介して、集合玄関機10Cから他の集合玄関機10A,10B、管理室親機20、および棟制御部40へ端末情報を送信するようにしても良い。また、操作者は、例えば住居A棟の棟制御部40に端末情報を転送した後、ネットワークN1を介して、住居A棟の棟制御部40から他の住居棟の棟制御部40へ端末情報を送信するようにしても良い。
なお、本実施形態に係るインターホンシステム1においては、各集合玄関機10にて操作者が手動で端末情報の更新や変更を行うことができる。集合玄関機10で端末情報の更新操作が行われた場合には、更新された端末情報を集合玄関機10から外部機器80を介して設定サーバ90へ転送し、設定サーバ90に記憶される。これにより、集合玄関機10に記憶された端末情報と設定サーバ90に記憶された端末情報との整合性をとることができる。
このようなインターホンシステム1によれば、通信媒体として用いられる外部機器80により、インターネットN2を介して、設定サーバ90から呼び出された端末情報は、外部機器80に保存されずに集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40に転送される。このため、例えば端末情報の転送作業に用いられた外部機器80を紛失してしまったような場合でも、その外部機器80には端末情報が保存されていないので、外部機器80からの端末情報の流出を防ぐことができセキュリティを確保することができる。
また、本実施形態においては、外部機器80、集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40にそれぞれ近距離無線通信機能を設けている。このため、外部機器80を集合玄関機10、管理室親機20、および棟制御部40に近づけるという簡単な操作で、設定サーバ90上のデータをインターホンシステム1内に転送することができるので、作業効率を大幅に高めることができる。
また、住居A棟〜住居E棟の各々の棟制御部40は、ネットワークN1を介して互いに接続されている。このため、1つの住居棟の棟制御部40に転送された端末情報を住居棟間をつなぐネットワークN1を介して他の住居棟の棟制御部40に送信することができるので、作業効率を大幅に高めることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記の実施形態においては、外部機器80と設定サーバ90とを接続して、設定サーバ90に更新情報があるかを判断した後に、外部機器80を集合玄関機10等に近づけて外部機器80と集合玄関機10との通信を確立させて、更新情報を設定サーバ90から集合玄関機10へ転送する構成としているが、この例に限られない。例えば、外部機器80にインストールされているアプリケーションの起動後に、外部機器80を集合玄関機10等に近づけて外部機器80と集合玄関機10との通信を確立させてから、外部機器80を設定サーバ90に接続し、更新情報を設定サーバ90から集合玄関機10へ転送してもよい。
1:インターホンシステム、5:管理センター、10,10A〜10C:集合玄関機(端末機器の一例)、20:管理室親機(端末機器の一例)、30:居室親機、40:棟制御部、80:外部機器、81:記憶部、82:表示部、83:制御部、83A:通信確立部、83B:更新情報有無判定部、83C:情報転送部、84:通信インタフェース(通信I/F)、90:設定サーバ、105,204,411:記憶部、410:棟制御機、412:信号変換部、N1:ネットワーク、N2:外部ネットワーク

Claims (5)

  1. 複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムであって、
    前記複数の住居棟の各々には、
    各居室に設置される居室親機と、
    前記居室親機を呼び出す呼出操作が可能な端末機器と、
    インターホン回線を介して自棟内の前記各居室の居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部と、
    が備えられ、
    前記端末機器または前記棟制御部は、外部ネットワークに接続された外部機器と通信可能であり、
    前記外部機器を通信媒体として前記外部ネットワーク上のデータが前記端末機器または前記棟制御部へ転送され
    前記外部機器において所定のアプリケーションを起動させることにより、
    前記端末機器または前記棟制御部と前記外部ネットワークとの間の通信を確立する通信確立部と、
    前記外部ネットワークに前記データの更新情報があるか否かを判断する更新情報有無判定部と、
    前記更新情報がある場合に、前記外部ネットワークから前記更新情報を前記端末機器または前記棟制御部へ転送する情報転送部と、が生成される、インターホンシステム。
  2. 前記外部機器は、近距離無線通信手段により前記端末機器または前記棟制御部へ前記データを転送する、請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記複数の住居棟の各々の前記棟制御部は、汎用プロトコルに従って通信が行われるネットワークを介して互いに接続されている、請求項1または2に記載のインターホンシステム。
  4. 各居室に設置される居室親機と、前記居室親機を呼出可能な端末機器と、前記居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部とをそれぞれ備えた複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムに係るデータ転送方法であって、
    前記端末機器または前記棟制御部と通信可能な外部機器に記憶された所定のアプリケーションを起動するステップと、
    前記アプリケーションにより、前記外部機器と外部ネットワークとの通信を確立するステップと、
    前記外部ネットワークに所定のデータの更新情報があるか否かを判断するステップと、
    前記更新情報がある場合に、近距離無線通信手段により、前記外部機器を介して、前記端末機器または前記棟制御部と前記外部ネットワークとの間の通信を確立するステップと、
    前記外部機器を通信媒体として、前記更新情報を前記外部ネットワークから前記端末機器または前記棟制御部へ転送するステップと、を備えている、データ転送方法。
  5. 各居室に設置される居室親機と、前記居室親機を呼出可能な端末機器と、前記居室親機と前記端末機器とを通信可能に接続する棟制御部とをそれぞれ備えた複数の住居棟で構成される集合住宅に用いられるインターホンシステムに係るデータ転送方法であって、
    前記端末機器または前記棟制御部と通信可能な外部機器に記憶された所定のアプリケーションを起動するステップと、
    前記アプリケーションにより、前記端末機器または前記棟制御部と前記外部機器との通信を確立するステップと、
    前記外部機器を介して前記端末機器または前記棟制御部と外部ネットワークとの通信を確立するステップと、
    前記外部ネットワークに所定のデータの更新情報があるか否かを判断するステップと、
    前記更新情報がある場合に、近距離無線通信手段により、前記外部機器を通信媒体として、前記更新情報を前記外部ネットワークから前記端末機器または前記棟制御部へ転送するステップと、を備えている、データ転送方法。
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