JP4007328B2 - 集合住宅用監視・通話システム - Google Patents

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Description

本発明は集合住宅用監視・通話システムに関するものである。
従来、集合住宅にはロビーインターホン装置の撮影カメラで写した来訪者の映像を住戸内の住宅情報盤や管理人室の警報監視盤に設けたモニタ装置でモニタしながら来訪者と居住者或いは管理人と通話ができる住宅用監視・通話システムが提供されている(例えば特許文献1)。
特開平5−89391号公報(図1参照)
ところで、上記の従来例のシステムでは映像系信号線と、通話系信号線と、映像系信号線や通話系信号線の接続を制御するための制御系の信号線とを各別に配線する構成であるため、通常3ペア線が用いられている。
このため、新規にシステムを施工する場合、配線数が多く施工コストが高くなり、また仮に複数のロビーインターホン装置を設置する場合には、更に通話用の1ペア、映像用の1ペアからなる2ペア線を配線しなければならずコスト高であった。
一方、既存のシステムをリニューアルする場合には、既設の配線がそのまま利用できることが要求されているため、両者を満足するシステムの提供が希求されていた。
また集合住宅でアナログの音声信号を伝送する場合、伝送路が長くなると商用電源周波の誘導ノイズの影響を考慮しなければならず、そのため電源部には大型な絶縁型トランスを用いる必要があった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、新規に施工する場合にあっては使用ペア線数を減らすことができ、しかもリニューアルする場合には既存のペア線をそのまま利用できる集合住宅用監視・通話システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、インターホンの送話手段及び受話手段と、前記送話手段から入力される音声信号及び制御系の制御信号をそれぞれデジタル変換して、このデジタル変換した音声信号及び制御信号を所定のプロトコルにより第1の伝送路を介して多重伝送する送信手段と、前記第1の伝送路を介して伝送されくる音声信号及び制御信号を受信復調する受信手段と、復調した音声信号を前記受話手段で音声として再生させる手段と、復調した制御信号に基づいて制御処理を行う手段とを共用設備の端末及び各住戸の端末にそれぞれ備え、共用設備として設けられるロビーインターホン用の端末には、来訪者撮影用撮像カメラの映像信号を第2の伝送路を介して通話先の端末へ伝送する映像送信手段を備え、ロビーインターホン用の端末から伝送される映像信号を増幅し且つ複数の第2の伝送路に分配する映像増幅回路を具備した制御盤が第1並びに第2の伝送路を介してロビーインターホン用の端末並びに各住戸の端末と接続され、第1の伝送路を分岐して住戸の端末に音声信号及び制御信号を伝送するとともに制御盤で分配された映像信号を分岐する映像分岐器を具備し第2の伝送路を介して住戸の端末に映像信号を伝送する分岐器が第2の伝送路を介して制御盤と接続され、前記ロビーインターホン用の端末との通話先対象となる共用設備の端末及び各住戸の端末には前記映像信号を受信再生して映像をモニタ装置に映し出す映像処理手段を備え、前記各端末はそれぞれを識別する固有アドレスを持ち、各端末間で授受される音声信号及び制御信号は送信先を指定する固有アドレスデータを含んだパケットデータからなり、この音声信号及び制御信号のパケットデータを前記第1の伝送路上に多重伝送してなり、前記住戸の端末は防災感知器の感知信号を一種の制御信号として取り込むインターフェースと、該インターフェースを介して前記防災感知器からの感知信号が入力すると該感知信号を一種の制御信号としてパケットデータにより前記送信手段から前記第1又は第2の伝送路上へ伝送させる手段とを具備し、共用設備の端末の一種でありロビーインターホン用の端末とは異なる端末である警報監視用の端末が、前記制御盤と前記分岐器とを介して各住戸の端末と接続可能とされてあり、当該警報監視用の端末の受信手段は、前記感知信号からなる一種の制御信号をパケットデータから復調すると該制御信号に基づいて発報処理を行う警報監視手段を具備してなり、前記住戸の端末と前記ロビーインターホン用の端末と前記警報監視用の端末とに対して停電時に電源供給を行う非常電源装置を備え、各住戸の端末には、非停電時に前記インターフェースを介して前記防災感知器からの感知信号の入力があると、感知信号を前記第1の伝送路を介して前記警報監視用の端末へ制御信号として送信する、前記第1の伝送路経由の送信手段と、停電時においては前記非常電源装置からの電源供給中に前記インターフェースを介して前記防災感知器からの感知信号の入力があると、感知信号を前記第2の伝送路を介して前記警報監視用の端末へ制御信号として送信する、前記第2の伝送路経由の送信手段とを備え、前記警報監視用の端末の警報監視手段には前記第2の伝送路を介して前記制御信号を受信すると警報を発する停電処理機能を備え、前記制御盤並びに分岐器は、停電時に映像増幅回路及び映像分岐器を介さずに第2の伝送路を介して感知信号を伝送させる手段を備えていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、映像信号を第2の伝送路で、また音声信号及び制御信号をデジタルデータに変換して第1の伝送路により多重化で送るため、それぞれの信号を狭帯域で送信することができ、そのため第1の伝送路及び第2の伝送路として従来のインターホン系に用いていたペア線を用いることができ、そのため新規施工時にあっては配線費用が安価となり、また既設のシステムをリニューアルする際にはそれまで使用されていた3ペア線の内の2ペアをそのまま流用でき、リニューアル費用も安価となる。また、多チャンネルの伝送が可能となり、そのため住戸間の通話や共用設備として設けられるロビーインターホン用の端末を複数箇所設けた場合において、各ロビーインターホン用端末と各住戸との間で同時に通話することが可能となる。しかも、停電時の防災警報のための伝送路を使用しなくなった映像信号伝送用の第2の伝送路を用いて確保することができ、しかも通話用に第1の伝送路を確保することができるため、非常時においてインターホンを用いた通話を可能とする。
請求項の発明では、請求項記載の発明において、共用場所に設置され、共用場所を監視用撮影カメラで撮影する監視装置を1乃至複数設け、該監視装置には監視用撮影カメラで捉えた映像信号を静止画像の圧縮データに変換するとともに、該圧縮データをパケットデータとして前記送信手段により前記第1の伝送路に伝送させる手段を備え、共用設備として設けられる警報監視用の端末及び各住戸の端末の前記受信手段には、前記監視装置から伝送されてくるパケットデータから復調した前記圧縮データを伸張して前記モニタ装置に静止画像を表示させる伸張手段を備えていることを特徴とする。
請求項の発明によれば、監視用撮影カメラで捉えた監視画像を端末側からの要求に応じて当該端末宛に伝送させることができ、しかも前記圧縮データを用いるため伝送帯域が狭帯域で、音声信号及び制御信号のパケットデータの伝送に用いる第1の伝送路を伝送路として用いることができる。
請求項の発明では請求項1または2の発明において、前記映像送信手段は来訪者撮影用撮像カメラの映像信号をデジタル映像データに変換して前記第2の伝送路上に送信させることを特徴とする。
請求項の発明によれば、伝送帯域をアナログ映像信号と同様にペア線からなる伝送路を用いることができるのは勿論のこと、分岐器を用いることなく映像を各端末へ配信することができ、システムの構成要素の削減により施工費の低コスト化が図れる。
請求項の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記住戸の端末は、非停電時には感知信号を一種の制御信号としてパケットデータにより前記送信手段から前記第1の伝送路上へ伝送させることを特徴とする。
請求項の発明では、防災発報のための感知信号を一種の制御信号として住戸用の端末から警報監視用の端末へ第1の伝送路を用いて伝送することができるため、伝送路を特に増やすことなく、防災の機能を持つシステムを提供できる
請求項の発明によれば、一斉放送用の音声信号をパケットデータとして警報監視用の端末から送る際に、全住戸の端末宛を示す一斉放送チャンネル用固有アドレスデータをパケットデータに含めることを特徴とする。
請求項の発明によれば、一斉放送のための伝送路を別途設けることなく、一斉放送ができる。
本発明は、映像信号を第2の伝送路で、また音声信号及び制御信号をデジタルデータに変換して第1の伝送路により多重化で送るため、それぞれの信号を狭帯域で送信することができ、そのため第1の伝送路及び第2の伝送路として従来のインターホン系に用いていたペア線を用いることができ、そのため新規施工時にあっては配線費用が安価となり、また既設のシステムをリニューアルする際にはそれまで使用されていた3ペア線の内の2ペアをそのまま流用でき、リニューアル費用も安価となるという効果がある。また、多チャンネルの伝送が可能となり、そのため住戸間の通話や共用設備として設けられるロビーインターホン用の端末を複数箇所設けた場合において、各ロビーインターホン用端末と各住戸との間で同時に通話することが可能となり、さらに、停電時の防災警報のための伝送路を使用しなくなった映像信号伝送用の第2の伝送路を用いて確保することができ、しかも通話用に第1の伝送路を確保することができるため、非常時においてインターホンを用いた通話を可能とするという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。尚、本発明の実施形態を説明する前に、本発明の実施形態と基本構成が共通である参考例について説明する。
参考例1)
図2は本参考例の集合住宅の通話/制御システムの構成を示しており、この本参考例は、システムの端末として各住戸に設けられる住宅情報盤1と、共用設備として、管理人室に設けられる警報監視盤2と、共用部であるロビーに設けられるロビーインターホン装置3とが設置され、これら端末は集合住宅内に平衡伝送路を構成するペア線L1,L2を組み合わせた2ペア線4に接続されており、この2ペア線4の一方のペア線L1が映像信号の伝送路を、他方のペア線L2が音声及び制御のデータの伝送路を構成する。つまりペア線L2が第1の伝送路、ペア線L1が第2の伝送路を構成する。
ここで図1(a)に示すようにロビーインターホン装置3に設けられた来訪者撮影用の撮影カメラ7で撮影され、アナログ変調回路8により所定方式でアナログ変調された上で送信回路9によりペア線L1上へ送信されるアナログ映像信号は制御盤5に送られ、この制御盤5に図3(a)に示すように設けられた映像分配増幅回路50を介して複数のペア線L1に分配されるようになっている。
他方ロビーインターホン装置3からのペア線L2は制御盤5内において、上記アナログ映像信号が分配されるペア線L1と組み合わせられて2ペア線4を構成するペア線L2に並列に接続されている。尚制御盤5には映像分配増幅回路50用の電源部51を備えている。
各住戸の住宅情報盤1は、集合住宅内に配線されている2ペア線4に対して住戸毎に対応して設けられた分岐器6を介して接続されるようになっている。
分岐器6は、図3(b)に示すように内部において2ペア線4の一方のペア線L1に入力端が接続され、このペア線L1と住宅情報盤1からの2ペア線4の一方のペア線L1に出力端が接続される映像分岐器60を備え、また住宅情報盤1に接続される2ペア線4の他方のペア線L2を集合住宅内に配線されている2ペア線4のペア線L2に内部で並列接続してある。
ここでロビーインターホン装置3は上述した映像信号系の回路以外に、図1(a)に示すようにインターホン用の送話手段であるマイク10と、受話手段であるスピーカ11と、マイク10からの送話音声信号を増幅するアンプ12と、増幅された送話音声信号を符号化した音声信号に変換する符号器及び通話相手から送られくる符号化された受話音声信号を復号して出力するコーデック回路13と、復号されたアナログの受話音声信号を増幅してスピーカ11へ送るアンプ14と、通話相手の住戸番号(住宅情報盤1に設定された固有アドレス)などを入力するテンキーや呼び出し操作を行うための操作部15と、通話状態等をLED等で表示するための表示部16と、操作部15の操作信号を取り込んで制御信号を生成すると共に表示部16及び撮像カメラ7を動作させる制御信号を生成するCPU部17と、CPU部17及びコーデック回路13から出力される各信号をパケットによって多重化するとともに、通話相手から多重化された形で送られくるパケットから音声信号及び制御信号に分離するための多重分離回路18と、多重分離回路18でパケット化されたデータを変調するデジタル変調機能及び通話相手から送られくるデジタル変調されたパケットを復調するデジタル復調機能を備えたデジタル変復調回路19と、デジタル変調されたデータ信号を所定のプロトコルでペア線L2上へ送信するとともに、通話相手から所定のプロトコルで送信されてくるデータ信号を受信する送受信回路20と、ロビーインターホン装置3内の各部に供給する直流電源をAC100Vの変換で得る電源部21とから構成される。ここで多重分離回路18、デジタル変復調回路19及び送受信回路20とで、音声、制御の各信号の送受信手段を構成する。
一方住宅情報盤1は、図1(b)に示すようにペア線L1を介して送られてくる変調された映像信号を受信する受信回路22と、受信回路22で受信したアナログ映像信号を復調するアナログ復調回路23と、復調されたアナログ映像信号を取り込んで映像を画面に再生する液晶表示器のようなモニタ装置24とを映像系の回路として備え、また、インターホンの送話手段であるマイク25と、受話手段であるスピーカ26と、マイク25からの送話音声信号を増幅するアンプ27と、増幅された送話音声信号を符号化した音声信号に変換する符号器及び通話相手から送られくる符号化された受話音声信号を復号して出力するとともに音声合成回路を内蔵したコーデック回路28と、復号された受話音声信号を増幅してスピーカ26へ送るアンプ29と、内線通話時に通話相手の住戸番号(固有アドレス)を入力するテンキーや通話操作を行うための操作部30と、防災感知器として火災感知器36を接続する火災感知器インターフェース部37と、通話状態等をLED等で表示するための表示部31と、操作部30の操作信号や火災感知器インターフェース部37を介して取り込まれる火災感知器40の感知信号から所定の制御信号を生成すると共に表示部31の制御信号及び上記モニタ装置24をオンさせる制御信号を生成するCPU部32と、CPU部32及びコーデック回路28から出力される符号化された各データを多重化するとともに、通話相手から多重化された形で送られくる符号化された音声信号及び制御信号を分離するための多重分離回路33と、多重分離回路33でパケット化されたデータをデジタル変調する変調機能及び通話相手から送られくる通信データをデジタル復調するデジタル変復調回路34と、デジタル変調された通信データをペア線L2上へ送信するとともに、通話相手から送信されてくる通信データを受信する送受信回路35と、各部へ供給する直流電源をAC100Vの変換で得る電源部38とから構成される。ここで多重分離回路33、デジタル変調回路34、送受信回路35で音声、制御の各データの送受信手段を構成する。
尚警報監視盤2は、住宅情報盤1の火災感知器インターフェース部37の代わりに警報報知手段を接続するインターフェース部を備え、その他の構成は住宅情報盤1に準ずるものであるので、図示は省略する。
而して本参考例では、通常時においては、来訪者がロビーインターホン装置3の操作部15を用いて訪問先の住戸番号を入力して呼び出し操作を行うと、CPU部17はこの操作信号を取り込み多重分離回路18、デジタル変復調回路19、送受信回路20を介して制御信号をパケット化してペア線L2上に送信するとともに、撮像カメラ7を起動させる。尚ペア線L2上に送信される制御信号には呼び出し先の住戸番号に対応した住宅情報盤1に設定されている固有のアドレスデータが書き込まれている。
一方各住戸の住宅情報盤1では、送受信回路35、デジタル変復調回路34、多重分離回路33を介してCPU部32が復調された制御信号を取り込むのであるが、自己アドレス宛の場合にはCPU部32は制御信号に基づいてコーデック回路28を制御して音声合成による呼び出し音信号をアンプ29を通じてスピーカ26へ出力させ、スピーカ26から呼び出し音を発鳴させる。これと同時にCPU部32の制御の下でモニタ装置24を起動させる。これにより当該住戸情報盤1では受信回路22で受信し、アナログ復調回路23で復調した映像信号がモニタ装置24で再生され、来訪者の映像が映し出されることになる。
ここで当該住戸の居住者が住宅情報盤1の操作部30の通話釦を押し下げると、当該住戸と、ロビーインターホン装置3との間で通話路が確立され、来訪者と居住者との間ではロビーインターホン装置3のマイク10及びスピーカ11と住宅情報盤1のマイク25及びスピーカ26を用いて双方向にデジタル音声信号を用いた通話ができることになる。
ところでパケット化したデジタル音声信号によって音声信号を双方向に送信するためロビーインターホン装置3の電源部21及び住宅情報盤1の電源部28にそれぞれスイッチング電源を用いても、アナログの音声信号を用いた場合のように商用電源周波による誘導ノイズの影響を受けず高品質の通話ができることになる。従って絶縁型トランスを用いた電源部よりも小型で安価なスイッチング電源で電源部21,38を構成することができる。勿論警報監視盤2も同様な電源部が使用できる。また音声信号と制御信号のみをデジタル伝送するため、伝送帯域が狭くてもよいため、既存のペア線を用いることもでき、システムをリニューアルする場合、既設のペア線を用いることができ、コストの低減が図れる。
次に居住者が操作部30の通話釦を押し下げによる通話終了操作を行うと、上記の通話路が開放され、同時にCPU部32の制御の下で、モニタ装置24が待機状態に戻る。また制御信号が当該住宅情報盤1側からロビーインターホン装置3側へ送られ、この制御信号に対応してロビーインターホン装置3ではCPU部17の制御の下で撮影カメラ7が待機状態に戻る。尚ロビーインターホン装置3と警報監視盤2との間の通話も上述と同様な手順で行われる。またパケットによって多重化を図って音声信号及び制御信号を送受信するため、住戸同士の内線や、住戸と警報監視盤2を設置している管理人室との通話を同時に行うこともできる。
ところで、ある住宅情報盤1の火災感知器インターフェース部37に接続されている火災感知器36が感知信号を出力すると、当該住宅情報盤1からはCPU部32の制御の下で、警報監視盤2宛に制御信号がペア線L2を介して送信される。この制御信号には送り側の固有アドレスデータを含むため、警報監視盤2のCPU部32は取り込んだ制御信号に基づいて出火場所を判断し、出火階に設置している警報報知器(図示せず)を警報報知手段を通じて駆動して火災発生を報知させるとともに、出火住戸の直上階にある住戸の住宅情報盤1へ火災発生通報の制御信号をペア線L2を介して送信する。出火住戸の直上階にある住戸の住宅情報盤1のCPU部32は、警報監視盤2からの制御信号を受け取ると、コーデック回路28を制御して音声合成による警報音信号をアンプ29を介してスピーカ26へ送り、スピーカ26から警報音を発鳴させる。これにより当該住戸の居住者は火災発生を知ることになる。
ここでパケットによって多重伝送されるため、ロビーインターホン装置3とある住宅情報盤1との間で通話が為されている最中に、上述のような火災発生があって、当該住宅情報盤1から火災発生に対応する制御信号を同じペア線L2上を介して警報監視盤2へ送信することができるのである。
参考例2)
参考例は、図2の破線で示すように共用部に監視用撮影カメラを備えた監視装置40を設置した場合に対応するもので、この場合監視装置40には住宅情報盤1(警報監視盤2)側から送信されてくる制御信号に基づいて監視用撮影カメラの動作を起動させたり、或いは停止させる機能と、撮影した画像をサンプリングして静止画とし、その静止画を圧縮符号化した上でパケット化によって多重伝送を行う機能とを有し、図4(a)に示すように監視装置40からのペア線L2’を制御盤5内でペア線L2に並列接続し、音声信号、制御信号とともに、圧縮画像データを各住宅情報盤1及び警報監視盤2へ送信するようになっている。
一方住宅情報盤1(警報監視盤2)には図4(b)に示すように多重分離回路33で分離された圧縮画像データを伸張してアナログの静止画の映像信号とする画像伸張回路41と、当該住宅情報盤1の操作部30で監視装置40の監視用撮影カメラを起動させる操作を行うと、この操作によりCPU部32の制御の下で、モニタ装置24をアナログ復調回路23側から画像伸張回路41側に切り替え接続する切り替えスイッチ部42とを設けてある。そして上記の起動操作時にはCPU部32は制御信号を監視装置40宛に送信する処理を行い、監視装置40の撮影動作を起動させるようになっている。また監視装置40の撮影動作を停止させる操作を操作部30で行うと、停止させるための制御信号をCPU部32の制御の下で、監視装置40宛に送信し、同時に切り替えスイッチ部42を制御してモニタ装置24をアナログ復調回路23側へ切り替えるようになっている。
而して本参考例では居住者或いは管理人により任意に監視装置40の監視用撮影カメラを動作させることで、その撮影画像を住宅情報盤1或いは警報監視盤2のモニタ装置24で静止画としてモニタすることができるのである。また静止画の圧縮画像データを送信するため、伝送帯域が広くならず、ペア線L2をそのまま用いることができるので、リニューアルする際も特に信号線を増設する必要もない。
尚住宅情報盤1の上記以外の構成は参考例1と同じであるので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。またロビーインターホン装置3及び分岐器6の構成は参考例1と同じであるので、ここでは図示しない。またインターホン通話、火災発生時の動作は参考例1と同じであるので、それに対応する動作説明は省略する。
(実施形態
上記参考例1或いは2では、火災発生時の動作は商用電源が供給されているときのみが有効であるが、本実施形態では、停電時においても火災発生時の動作が行えるようにしたものである。
つまり図5に示すように停電時に住宅情報盤1及び警報監視盤2へ電源線L0を介して例えばDC24Vの直流を供給する非常電源装置43を集合住宅の共用設備として備えるとともに、各住宅情報盤1(警報監視盤2)には図6に示すように商用電源の停電検出時に非常電源装置43からの直流を取り込み、停電時の動作に必要な火災感知器インターフェース部37、CPU部32、コーデック回路28、アンプ29に電源を供給する停電時電源部44と、電源部38の電力で動作し、リレー接点rを通常時には通常(NO)側に接続し、停電時には停電(NC)側に復帰接続するリレー(図示せず)と、電源部38から電源供給を受け、通常時にリレー接点rを通じてペア線L1を介して分岐器6へリレー駆動用の直流電圧を供給するリレー駆動電源部45と、停電時は後述する伝送ユニット(図示せず)から伝送されてくる複極のベースバンド信号からなる伝送信号を整流して動作電源を得て動作する停電時制御通信送受信回路46とを設け、更に各分岐器6には図7()に示すようにペア線L1を介して供給される直流電圧を分離する電源分離部61を設けるとともに、この分離した直流電圧で駆動され、映像分岐器60の入力端側と、出力端側とに挿入しているリレー接点r10,r11を通常(NO)側に接続してペア線L10を入力端に、ペア線L1を出力端にそれぞれ接続し、直流電圧が無くなる停電時には停電(NC)側にリレー接点r10,r11を復帰させるリレー(図示せず)を設け、また制御盤5には、図7()に示すように電源部51からの電源により動作し、映像分配増幅回路50の各出力端と各出力端に接続されるペア線L1との間をリレー接点r21…の通常(NO)側を介して接続するとともに、映像分配増幅回路50の入力端とこの入力端に接続されるペア線L1との間をリレー接点r3の通常(NO)側を介して接続するリレー(図示せず)を備えている。尚各リレー接点r21…及びr3の停電(NC)側は共通接続され、停電時にはNC側に復帰したリレー接点r21…及びr3を介して各ペア線L1同士接続されるようになっている。
尚警報監視盤2では停電時制御通信送受信回路46の代わりに後述する伝送ユニット(図示せず)が設けられている。
而して、停電が発生すると各住宅情報盤1及び警報監視盤2には非常用電源装置43から電源が供給された状態となる。また停電によりロビーインターホン装置3、制御盤5のリレー(図示せず)及び映像分配増幅回路50、分岐器6のリレー(図示せず)が動作しなくなる。そのためペア線L1は映像分配増幅回路50や映像分岐器60を介さずにペア線L1同士が直接接続されることになる。
そして警報監視盤2の伝送ユニット(図示せず)は複極のベースバンド信号からなる伝送信号をペア線L1上に伝送する動作を開始する。この伝送信号は各住宅情報盤1に予め設定してある固有アドレスに対応したアドレスデータを含むもので、伝送ユニット(図示せず)は順次且つサイクリックに各固有アドレスに対応する伝送信号をペア線L1上に送信するのである。
この伝送信号はペア線L1を介して、各住宅情報盤1の停電時制御通信送受信回路46に受信されることになる。ここで停電時制御通信送受信回路46は伝送信号を内蔵せる信号処理回路(図示せず)へ取り込むとともに、整流回路(図示せず)で伝送信号を整流して動作電源を得る。信号処理回路は自己アドレス宛の伝送信号と判断した場合、CPU部32に対して火災感知器インターフェース部37の入力状態を示すデータ、つまり火災感知器36の感知信号の入力の有無を示す監視データを要求し、CPU部32から送られくる監視データを伝送信号に設けられた返送信号を送るためのタイムスロットにおいて返送する。これにより警報監視盤2の伝送ユニット(図示せず)では各住宅情報盤1からの返送信号の内容から火災発生の有無をチェックすることができ、火災発生があった場合には当該住戸の直上階の住戸の住宅情報盤1の固有アドレスをアクセスするときに警報を発するための制御信号を送る。これに対応して当該住宅情報盤1では、CPU部32の制御の下でコーデック回路28を制御して警報音信号をアンプ29を介してスピーカ26へ送らせ、スピーカ26から警報音を発鳴させる。また警報監視盤2では火災階の警報報知器を駆動して火災発生を報知させる。
このように本実施形態では、停電時にあっても火災発生に対処することができるのである。
尚上述の停電用の回路構成以外は参考例1と同じであり、同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。また非停電時の動作も参考例1と同じであるので動作説明も省略する。
(実施形態
本実施形態は、図8に示すようにロビーインターホン装置3を2箇所設けた場合に対処するものであって、図9(a)に示すように制御盤5から集合住宅内への配線を3組のL1〜L3のペア線からなる3ペア線4’を用い、ペア線L1,L3をロビーインターホン装置3,3のアナログ映像信号の伝送路として用い、制御信号や音声信号はパケットによる多重化伝送により残りのペア線L2を共用する。尚各ロビーインターホン装置3,3から制御盤5への接続はL1又はL3とL2のペア線からなる2ペア線4を用いる。
本実施形態で使用する制御盤5は図9(a)に示すように各映像信号の伝送路に対応して2つの映像分配回路501,502を設けてある。また分岐器6においても図9(b)に示すように各映像信号伝送路に対応して2つの映像分岐器601,602を設けてある。
また住宅情報盤1では図10に示すように2系統のアナログ映像信号に対応して、呼び出しがあったロビーインターホン装置3からの制御信号に基づいてCPU部32の制御の下で取り込むアナログ映像信号を切り替える切り替えスイッチ部39を備えている。
而して本実施形態では、ロビーインターホン装置3が2箇所設けられていても、3ペア線4’で対処できるため、制御系、映像系、インターホン系に3ペア線の各ペア線を用いた配線を既にしている集合住宅のリニューアルにも簡単に対応できる。
尚インターホン通話時、火災発生時の動作は参考例1に準ずるものであるので、説明は省略する。また上記構成以外は参考例1と同じであるので、同じ構成要素には同じ符号を付して、構成の説明は省略する。
(実施形態
上記参考例1,2及び実施形態1,2の何れもロビーインターホン装置3からアナログ映像信号を送信する構成であったため、各住宅情報盤1へアナログ映像信号を取り込むためには分岐器6を必要としたが、本実施形態では、ロビーインターホン装置3から送信される映像信号をデジタル化して伝送するようにし、図11に示すように分岐器6を無くしたものである。
つまり図12(a)に示すようにロビーインターホン装置3では、撮影カメラ7で撮影して得られカラー映像信号を例えばRGBのデジタル映像信号として取り出してデジタル変調回路8’でデジタル変調し、送信回路9で送信する。
一方制御盤5内にはデジタル映像信号に対応してデジタル映像分配増幅回路50’を設け、更に住宅情報盤1では図13に示すように受信回路22で受信したデジタル映像信号をアナログの映像信号に復調するデジタル復調回路23’を設けてある。
而して、本実施形態では、デジタル映像信号を伝送することによって分岐器6を不要とし、コストの低減が図れる。
尚インターホン通話時、火災発生時の動作は参考例1に準ずるものであるので、説明は省略する。また上記構成以外は参考例1と同じであるため、同じ構成要素には同じ符号を付して構成の説明は省略する。
(実施形態
ところで各住戸にはドアホン子器が設けられるのが通常で、このドアホン子器にも来訪者を撮影する撮影カメラが設けられ、住宅情報盤1のモニタ装置24でモニタできるようなっている。
本実施形態は図14に示すように住宅情報盤1にカメラ付きドアホン子器70を設けたシステムにおいて対応したものである。つまりカメラ付きドアホン子器70と住宅情報盤1との間を音声信号、映像信号、制御信号を周波数多重によってペア線L4を介して住宅情報盤1との間で送受信する。
これに対応して住宅情報盤1内には図15に示すように音声信号、映像信号、制御信号を分離するとともに音声信号をドアホン子器70側へ送るための多重化を図る多重分離回路71と、多重分離回路71で分離した制御信号から子器呼び出し検出を行う子器呼出検出回路72と、分離したドアホン子器70からの受話音声信号をアンプ29へ送るとともに、アンプ27からの送話音声信号を多重分離回路71を介してドアホン子器70へ送り出すための通話回路73と、ドアホン子器70へペア線L4を介して供給する子器給電部74と、ペア線L1からのアナログ映像信号と、多重分離回路71からのアナログ映像信号とを切り替える切り替えスイッチ部75とを備え、ドアホン子器70からの呼び出し検出があるとCPU部32が切り替えスイッチ部75をペア線L1側から多重分離回路71側に切り替えて、ドアホン子器70側からの映像信号を受信回路22に取り込ませるとともにモニタ装置24を起動させ、モニタ装置24で来訪者の映像をモニタできるようにし、且つコーデック回路28を制御して呼び出し音信号をアンプ29からスピーカ26へ送り、スピーカ26から呼び出し音を報知させる制御を行うようになっている。
そして操作部30で通話釦が押し下げられると、CPU部32の制御の下で、ロビーインターホン装置3との間のインターホン通話と同様にスピーカ26及びマイク25を使用してドアホン子器70との通話ができるようになる。
このように本実施形態では、居住者はドアホン子器70の撮影カメラで撮影した来訪者をモニタ装置24でモニタしながら来訪者との通話ができるのである。
尚分岐器6、制御盤5及び警報監視盤2の構成は参考例1と同じであるので、構成及びその動作は省略する。また住宅情報盤1においてドアホン子器70の関係以外の構成は参考例1の住宅情報盤1と同じであるので、同じ構成要素には同じ符号を付して説明は省略する。
尚実施形態のように分岐器6を無くすために、ロビーインターホン装置3からデジタル映像信号を送信させるシステムにあっては、ドアホン子器70の映像信号もデジタル変調して住宅情報盤1へ送ることで、図16に示すようにデジタル復調回路23’が共用できることになる。
(a)は本発明の参考例1に用いるロビーインターホン装置の構成図、(b)は同上に用いる住宅情報盤の構成図である。 同上のシステム図である。 (a)は同上に用いる制御盤の構成図、(b)は同上に用いる分岐器の構成図である。 (a)は本発明の参考例2に用いる制御盤の構成図、(b)は同上に用いる住宅情報盤の構成図である。 本発明の実施形態のシステム構成図である。 同上に用いる住宅情報盤の構成図である。 (a)は同上に用いる制御盤の構成図、(b)は同上に用いる分岐器の構成図である。 実施形態のシステム構成図である。 (a)は同上に用いる制御盤の構成図、(b)は同上に用いる分岐器の構成図である。 同上に用いる住宅情報盤の構成図である。 は実施形態のシステム構成図である。 (a)は同上に用いるロビーインターホン装置の構成図、(b)は同上に用いる制御盤の構成図である。 同上に用いる住宅情報盤の構成図である。 実施形態4のシステム構成図である。 同上に用いる住宅情報盤の構成図である。 デジタル映像信号を送るドアホン子器に対応する住宅情報盤の構成図である。
符号の説明
1 住宅情報盤
3 ロビーインターホン装置
4 2ペア線
7 撮影カメラ
8 アナログ変調回路
9 送信回路
10,25 マイク
11,26 スピーカ
12,27 アンプ
13,28 コーデック回路
14,26 スピーカ
15,30 操作部
16,31 表示部
17,32 CPU部
18,33 多重分離回路
19,34 デジタル変復調回路
20,35 送受信回路
21,38 電源部
22 受信回路
23 アナログ復調回路
24 モニタ装置
36 火災感知器
37 火災感知器インターフェース部
L1,L2 ペア線

Claims (5)

  1. インターホンの送話手段及び受話手段と、前記送話手段から入力される音声信号及び制御系の制御信号をそれぞれデジタル変換して、このデジタル変換した音声信号及び制御信号を所定のプロトコルにより第1の伝送路を介して多重伝送する送信手段と、前記第1の伝送路を介して伝送されくる音声信号及び制御信号を受信復調する受信手段と、復調した音声信号を前記受話手段で音声として再生させる手段と、復調した制御信号に基づいて制御処理を行う手段とを共用設備の端末及び各住戸の端末にそれぞれ備え、
    共用設備として設けられるロビーインターホン用の端末には、来訪者撮影用撮像カメラの映像信号を第2の伝送路を介して通話先の端末へ伝送する映像送信手段を備え、
    ロビーインターホン用の端末から伝送される映像信号を増幅し且つ複数の第2の伝送路に分配する映像増幅回路を具備した制御盤が第1並びに第2の伝送路を介してロビーインターホン用の端末並びに各住戸の端末と接続され、第1の伝送路を分岐して住戸の端末に音声信号及び制御信号を伝送するとともに制御盤で分配された映像信号を分岐する映像分岐器を具備し第2の伝送路を介して住戸の端末に映像信号を伝送する分岐器が第2の伝送路を介して制御盤と接続され、
    前記ロビーインターホン用の端末との通話先対象となる共用設備の端末及び各住戸の端末には前記映像信号を受信再生して映像をモニタ装置に映し出す映像処理手段を備え、前記各端末はそれぞれを識別する固有アドレスを持ち、各端末間で授受される音声信号及び制御信号は送信先を指定する固有アドレスデータを含んだパケットデータからなり、この音声信号及び制御信号のパケットデータを前記第1の伝送路上に多重伝送してなり、前記住戸の端末は防災感知器の感知信号を一種の制御信号として取り込むインターフェースと、該インターフェースを介して前記防災感知器からの感知信号が入力すると該感知信号を一種の制御信号としてパケットデータにより前記送信手段から前記第1又は第2の伝送路上へ伝送させる手段とを具備し、
    共用設備の端末の一種でありロビーインターホン用の端末とは異なる端末である警報監視用の端末が、前記制御盤と前記分岐器とを介して各住戸の端末と接続可能とされてあり、当該警報監視用の端末の受信手段は、前記感知信号からなる一種の制御信号をパケットデータから復調すると該制御信号に基づいて発報処理を行う警報監視手段を具備してなり、
    前記住戸の端末と前記ロビーインターホン用の端末と前記警報監視用の端末とに対して停電時に電源供給を行う非常電源装置を備え、
    各住戸の端末には、非停電時に前記インターフェースを介して前記防災感知器からの感知信号の入力があると、感知信号を前記第1の伝送路を介して前記警報監視用の端末へ制御信号として送信する、前記第1の伝送路経由の送信手段と、停電時においては前記非常電源装置からの電源供給中に前記インターフェースを介して前記防災感知器からの感知信号の入力があると、感知信号を前記第2の伝送路を介して前記警報監視用の端末へ制御信号として送信する、前記第2の伝送路経由の送信手段とを備え、
    前記警報監視用の端末の警報監視手段には前記第2の伝送路を介して前記制御信号を受信すると警報を発する停電処理機能を備え、
    前記制御盤並びに分岐器は、停電時に映像増幅回路及び映像分岐器を介さずに第2の伝送路を介して感知信号を伝送させる手段を備えていることを特徴とする集合住宅用監視・通話システム。
  2. 共用場所に設置され、共用場所を監視用撮影カメラで撮影する監視装置を1乃至複数設け、該監視装置には監視用撮影カメラで捉えた映像信号を静止画像の圧縮データに変換するとともに、該圧縮データをパケットデータとして前記送信手段により前記第1の伝送路に伝送させる手段を備え、
    共用設備として設けられる警報監視用の端末及び各住戸の端末の前記受信手段には、前記監視装置から伝送されてくるパケットデータから復調した前記圧縮データを伸張して前記モニタ装置に静止画像を表示させる伸張手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の集合住宅用監視・通話システム。
  3. 前記映像送信手段は来訪者撮影用撮像カメラの映像信号をデジタル映像データに変換して前記第2の伝送路上に送信させることを特徴とする請求項1又は2記載の集合住宅用監視・通話システム。
  4. 前記住戸の端末は、非停電時には感知信号を一種の制御信号としてパケットデータにより前記送信手段から前記第1の伝送路上へ伝送させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の集合住宅用監視・通話システム。
  5. 一斉放送用の音声信号をパケットデータとして警報監視用の端末から送る際に、全住戸の端末宛を示す一斉放送チャンネル用固有アドレスデータをパケットデータに含めることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の集合住宅用監視・通話システム
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