JP2008527576A - 設定可能な掲示の無線メッシュネットワークのためのシステムおよび方法 - Google Patents

設定可能な掲示の無線メッシュネットワークのためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 アクセスノードに通信可能に接続するトランシーバまたは無線ノードにそれぞれ接続する1以上の電子看板は、アクセスノードにより指示されると、その表示を変更することができる。アクセスノードは1以上の電子看板に表示する情報の調整に関係するデータを受信するように構成する。アクセスノードは、アクセスノードの周りに論理的に分散する幾つかの無線ノードに外向きの通達を無線により送信する。1以上の無線ノードは電子看板を持つことなく構成し得るが、その代わり外向きの通達を中継するように構成することができる。受信無線ノードは外向きの通達メッセージを受信し、外向きの通達メッセージに含む命令を実行し、その電子看板が価格などの情報の表示を変更するようにする。

Description

本発明は、一般に無線通信に関係し、より詳細には無線看板および情報表示ネットワークのメッシュ化のためのシステム、方法およびデバイスに関係する。
中央地点から遠隔に位置するデバイスの監視および制御は、これまで多くの課題を提供してきた。遠隔に位置する場所の状態を検出するか、または中央地点から(デバイスをオンおよびオフするか、またはそれ以外に状態に変化をもたらすなどの)システムへの制御を実行する能力は、監視するか、または制御するデバイスからの中央制御地点の距離により時に制限された。例えば、製造設備または電力プラント内のデバイスの監視および制御は、数百フィート離れているだけでありうる中央制御室におけるモニタおよびコントローラとセンサおよびコントローラを結線することにより行うことができる。しかしながら、遠隔に位置するセンサおよびコントローラが中央制御エリアから離れて位置するエリアにあるデバイスを結線して行うモニタおよび制御は、中央制御室と遠隔に位置するセンサまたは被制御デバイスとの間で電気制御信号を通達することができないために実行不可能となる。
ネットワークから中央地点へのデータ収集に関係する困難性に加えて、中央地点からネットワーク全体を通じて種々の地理的地点へ情報を出力しようとすることにもまた困難性が存在した。ネットワークを通じた情報の分配には多くの時間、エネルギーおよびリソースを要することがありうる。
非限定的な例として多くの小売業者は、小売業者の店舗ネットワーク全体を通じて割引する商品の看板を印刷し、配布することにより種々の商品の割引価格の宣伝に一般に関わる。非限定的な例として木材を販売し、全国に種々の小売店舗を有する金物店舗は、小売業者がセールを行うか、またはそれ以外に価格を変更するたびに、新しい掲示を一般に印刷しなければならない。例えば木材の日用品価格が価格変更に値するほど浮動すれば、小売業者は掲示を変更し、以前の価格より高いか、または安いことのある新しい価格を反映しなければならない。小売業者は、一箇所においてそのような掲示を印刷し、小売業者のネットワーク全体を通じてそのような情報を配布し、店舗ネットワーク全体を通じて一定の値付けを行うことがよくある。このように各価格変更またはその他の特別販売促進または特売により、小売業者はその値付けおよび販売情報の更新にリソースを消費し、購入顧客をより多く惹きつけるようにしなければならない。これは、小売店舗ネットワークなどのネットワークを通じたデータ出力に関連する問題の1つの非限定的実施例に過ぎない。
同様な手法で、競争相手が個々の商品または日用品により低い価格を提示すればいつでも、小売業者は個々の競争相手または地区市場に対応すべく地区レベルに反して、恐らくより地域的なレベルで価格を率先して調整することもありうる。にもかかわらずこの場合においても、小売業者はやはり新しい掲示および販売促進情報を生成し、有力顧客が競争力のある価格変更を知りうるようにしなければならない。全国的な小売業者にとって、これは特別提供および販売促進のための掲示を創り、店舗ネットワーク全体を通じてその後配布するか、または出力しなければならない本質的に終わりのない状態を作り出す可能性がある。従って販売および販売促進情報を創り、店舗ネットワーク全体を通じて配布することがその目的であるこのような小売業者の中で、間接経費が大きくなり、これが小売業者の利益マージンを実際上減らすことになる。
さらに新しい掲示を創り、その配布に伴う時間のため、そのような小売業者が短期ベースで日用品タイプの商品ならびにその他の小売商品市場の浮動に対応するのは困難になる。掲示の創作にはかなりの時間を伴い、従って比較的大きな小売業者はリアルタイムに市場調整を行うことに適さないことがありうる。
結果として以上に記述した欠陥および欠点を克服するためにこれまで明らかにされていない必要なものが存在する。
本発明の多くの態様は以下の図面を参照することによりよく理解することができる。図面の構成要素は必ずしも規模に則していないが、その代わり力点を本発明の原理を明確に図示することに置いている。さらに図面では、同じ参照番号は幾つかの図面全体を通じて対応する部分を示す。
以下で説明する図面に加えて、最良の実施形態では以下で参照する図面において示すように1以上の実施形態を記載する。しかしながら最良の実施形態における開示を、本明細書において開示する単一または複数の実施形態に限定するようには考えていない。逆に考え方としては、この開示の精神および範囲に含み、添付する特許請求の範囲により規定するように、全ての代替、変更および同等物を包含することである。
アクセスノードに通信可能に接続するトランシーバまたは無線ノードにそれぞれ接続する1以上の電子看板は、アクセスノードが指示するように、その表示を変更することができる。アクセスノードは、1以上の電子看板に表示する情報の調整に関するデータを受信するように構成する。アクセスノードは、アクセスノードの周りに論理的に分散する幾つかの無線ノードに外向きの通達を無線により送信する。1以上の無線ノードは電子看板を持つことなく構成し、その代わりに外向きの通達を中継するように構成することができる。受信無線ノードは外向きの通達メッセージを受信し、外向きの通達メッセージに含む命令を実行し、その電子看板が価格などの情報の表示を変更するようにする。
図1は、アクセスノード12および無線ノード14などの幾つかの無線ノードを含むメッシュネットワーク10の図である。無線ノードはランダムに位置することができるが、論理的にはアクセスノード12の周りにグループ化することができ、アクセスノードはグループのコントローラとして、かつまたバックエンドシステムへのゲートウエイとしても動作する(図18参照)。アクセスノード12を、インターネットなどの広域ネットワーク359(図18)によりバックエンドシステム360に接続することができ、バックエンドシステム360はさらに中央データ監視、収集および/または制御エリア(図18のユニット362および364など)に接続することができる。
各無線ノード(無線ノード14など)は直接か、または他の無線ノードを通じて間接的にアクセスノード12と通信することができる。この非限定的実施例では、無線ノードはアクセスノード12と通信するリンク数に応じて複数のレイヤに論理的にグループ化される。従って図1におけるこの非限定的実施例では無線ノード14、16、18および19はレイヤ0にあるが、これはこれら無線ノードがアクセスノード12と双方向直接リンクを有するからである。
当業者であれば知るように、無線ノード14、16、18および19のそれぞれは、RFリンクを介して双方向に通信するように構成するRFモデム(または当技術において知られる他の通信手段)を介して無線により通信することができる。さらに各無線ノードは、RFモデムおよび以下の;データ取得、情報表示、電力増強などの非限定的実施例などの機能を実行する、1以上のアプリケーションに依存するデバイス、を含むことができる。従って非限定的実施例として無線ノード14などの無線ノードは、電気メータ、ガスメータ、水道メータ、またはその他の監視デバイスに接続することができ、監視し、収集するデータを、バックエンドシステムへの通達のために無線ノードによりアクセスノード12に通達することができる。同様に無線ノードはポンプなどの被制御デバイス、または看板などの表示デバイスに接続することができ、非制御デバイスはアクセスノード12が通達する命令に応じて無線ノードによりオン、オフすることができる。
以上に示したように無線ノード14、16、18および19は、論理レイヤ0に位置し、アクセスノード12と直接通信することができる。図1に示すように少なくともこの非限定的実施例ではこれら無線ノード14、16、18および19だけが、アクセスノード12と直接通信することができる、図1における無線ノードであるが、これはアクセスノード12が、無線ノード14、16、18および19それぞれの通信範囲内にあるからである。
メッシュネットワーク10における残りの無線ノードは、そのそれぞれの送信がアクセスノード12により受信できないような位置にある。同様にアクセスノード12からの送信は残りの無線ノードにより受信することができない。それ故無線ノード14、16、18および19は、その論理的地点において収集する情報を転送するためのデバイスとしての役割を果たすばかりでなく、これら無線ノードは、またメッシュネットワーク10におけるその他の無線ノードから受信する無線送信を中継する。
この非限定的実施例ではメッシュネットワーク10は、レイヤ0、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3、およびレイヤ4を含む、5つの論理レイヤを含む。種々の無線ノードはこれら5つのレイヤのそれぞれに論理的に位置する。しかし以上に示すように、無線ノード14、16、18および19は論理レイヤ0に所在するので、正しく以上のノードがアクセスノード12と双方向の直接リンクを有する。
その他の無線ノードは、アクセスノード12と通信するためにアクセスノード12により近い論理レイヤにある近傍の無線ノードを使用する。論理レイヤ1の無線ノードは、アクセスノード12と通信するために、論理レイヤ0の無線ノードと通信する。論理レイヤ2の無線ノードは、アクセスノード12と通信するために、論理レイヤ1の無線ノードと通信する。論理レイヤ3の無線ノードは、論理レイヤ2の無線ノードと通信し、論理レイヤ4の無線ノードは、論理レイヤ3の無線ノードと通信する。
非限定的実施例として論理レイヤ1の無線ノード22は、アクセスノード12と無線ノード22との間の通信のためのリピータとしての役割を果たす、無線ノード19を介してアクセスノード12と通信する。通信するために、無線ノード22および19は互いの通信範囲内に位置する。
類似する手法で論理レイヤ1の1以上の無線ノードは、論理レイヤ2の無線ノードに対するリピータとしての役割を果たすことができる。さらに論理レイヤ2の無線ノードは、論理レイヤ3の無線ノードに対するリピータとしての役割を果たすことができる。論理レイヤ3の無線ノードは、論理レイヤ4の1以上の無線ノードに対するリピータとしての役割を果たすことができる。
注意すべきは、メッシュネットワーク10の種々のレイヤは、アクセスノード12またはその他の無線ノードからの個々のノードの距離に必ずしも対応しないことである。それよりレイヤは論理的空間として示され、必ずしも無線ノードの物理的グループ化するものではない。非限定的実施例として同じレイヤの無線ノードは、実際にはアクセスノードから異なる物理的距離に位置することがあり、必ずしも共にグループ化されえないが、アクセスノード12へは依然同じホップまたは中継数を有することができる。とはいえ双方向通信リンクは、メッシュネットワーク10の任意の無線ノードとアクセスノード12との間に確立することができる。
非限定的実施例として、論理レイヤ4にある無線ノード17からアクセスノード12へ通信経路20を確立することができる。この非限定的実施例では無線ノード17は、論理レイヤ3の無線ノード27と通信し、論理レイヤ3の無線ノード27は、また論理レイヤ2の無線ノード24と通信する。論理レイヤ2の無線ノード24は、論理レイヤ1の無線ノード22と通信し、論理レイヤ1の無線ノード22自身は、論理レイヤ0の無線ノード19と通信する。以上に説明したように無線ノード19は、アクセスノード12と直接通信し、双方向リンク20は無線ノード19、22、24および27を通じた中継ホップまたは伝送により確立することができる。この双方向リンク20は、無線ノード17とアクセスノード12との間のデータ通信を可能にする。
以下により詳細に説明するように、長い経路より短い経路を優先することにより、無線ノードはその距離数の最小化を試行し、それによりアクセスノード12との通信のための中継またはホップ数に関してアクセスノード12に可能な限り論理的に近く位置する。このように、メッシュネットワーク10の各無線ノードは、論理的により低いレベルに位置する無線ノードを通じてアクセスノード12と双方向にリンクを設けることができ、それにより図1のメッシュネットワーク10を創る。
図2は、図示するこのメッシュネットワークにおける全ての無線ノードに対する双方向リンクを有する図1のメッシュネットワークの図である。以上で記載したようにアクセスノード12に論理的により近く位置するリピータを検索することにより、比較的高い論理レイヤの各無線ノードは、アクセスノード12へのその距離の最短化を試行する。無線ノード19に焦点を当てればこの非限定的実施例では無線ノード19は、その他の11の無線ノードに対するリピータとしての役割を果たす。通信リンク20に関しては既に以上に記載したが、レイヤ3の無線ノード33は無線ノード24と通信し、無線ノード24は無線ノード19との通信のためのリピータとしてレイヤ1の無線ノード22を使用する。同様にレイヤ3の無線ノード38は、レイヤ2の無線ノード36と通信し、レイヤ2の無線ノード36自身は無線ノード22と通信する。そしてさらに以上で説明したように無線ノード22は、以上に記載したように無線ノード19と通信する。
無線ノード19は、レイヤ1の無線ノード39、レイヤ2の無線ノード43およびレイヤ3の無線ノード44を通じてレイヤ4の無線ノード46へ分岐する追加双方向リンクをサポートする。従って、十分な数の無線ノードが論理的に低い番号のレイヤに位置するノードに対するリピータとしての役割を果たすことができれば、アクセスノード12は、アクセスノード12の周りに論理的にグループ化される理論的に無限の数の無線ノードとの双方向リンクを維持することができる。
特定の同じレイヤ番号を共有する全ての無線ノードの中で、幾つかは論理的に高い番号のレイヤの無線ノードに対するリピータとしての役割を果たすのに他よりより適することがある。リピータとしての役割を果たす能力の程度に基づく無線ノード間の相違に関して、メッシュネットワーク10における各無線ノードはその能力数を計算するか、または決定する。少なくとも1つの非限定的実施例では高い能力数値を有する無線ノードは、より低い能力数値を有する無線ノードよりリピータとしてより適していると一般的に思われる。以下でより詳細に説明するように各無線ノードは、それ自身の能力数を計算し、隣接する無線ノードにその決定した能力数を周期的に通知する。
非限定的実施例として能力数は0から1の範囲にありえ、以下の式に基づいて計算することができる。
PN=Xbattery*Xbuffer
この非限定的実施例ではXbatteryは、電池の状態に対応する0から1の範囲の係数である。0の値は放電した電池に対応し、一方1の値は十分に充電した電池、または一定の電源に対応する。
同様にXbufferはメッセージバッファの状態、または利用可能なメモリに対応する0から1の範囲の係数である。0の値は、無線ノードのバッファメモリが一杯であるとの概念に対応する。この状態ではそのメモリが一杯であるため、無線ノードはリピータとしての役割を果たすことができない。リピータとしての役割を果たすには、無線ノードがより高いレイヤのノードから受信するメッセージを格納し、それにより無線ノードにおいて一定量のメモリを利用するような場合が起こりうる。従って無線ノードにそのようなメッセージを格納するのに利用可能なメモリがなければ、無線ノードはリピータとして動作することができない。同様にバッファ状態に対する1の値は、メッセージバッファメモリが空であり、中継メッセージを格納することができることを意味する。
メッシュネットワーク10の無線ノードのそれぞれは、ネットワークトポロジーにおいてビジビリティーおよび通信の可能性に限界がある。別の言い方をすれば各無線ノードは、直接的な通信を確立し、維持することができるその最も近い隣接ノードを論理的に認知する。以上に記載したように無線ノードがアクセスノード12へのメッセージの送信を準備する場合、無線ノードは、アクセスノード12へのメッセージを中継するためのリピータとして使用する最も近い隣接ノードに関して瞬間的決定を下す。同様にリピータとして選択される無線ノードは、次に同じ処理に従い、アクセスノード12に達するリピータとしての役割を果たすためのより低い番号のレイヤにあるその最も近い隣接ノードの1つを選択する。このようにしてアクセスノード12と直接的に通信できないノード間に、図1のリンク20などの双方向通信リンクが確立する。だがしかし、メッシュネットワーク10の無線ノードのそれぞれは、リピータとして使用する無線ノードに関するそれ自身の決定を下し、その決定を以下に記載するように能力数およびその他の基準に基づいて周期的に変更することができる。
図3は、以上に記載したようにリピータ選択処理を図示するために強調したレイヤ3の無線ノード33を有する図1のメッシュネットワーク10の図である。無線ノード33は通信範囲49を有するが、これは無線ノード17、27、38、42、24および36が無線ノード33からの直接的双方向通信の範囲内にあることを意味する。同様にこの非限定的実施例では無線ノード17、27、38、42、24および36のそれぞれは、重複し、無線ノード33を含む伝送範囲を有する。(これらそれぞれのノードの伝送範囲は明確さのために図示しないが、この非限定的実施例ではそれらの伝送範囲はそれぞれ、無線ノード33を取り囲む。)図3のメッシュネットワーク10のこの非限定的実施例では、無線ノード33はアクセスノード12と通信するためのリピータとして選択するノードを無線ノード17、27、38、42、24および36の中から決定しなければならない。
図4は、無線ノード33(またはメッシュネットワーク10の任意のその他の無線ノード)が、アクセスノード12と通信するためのリピータを選択するために実行する、処理のフローチャート図の51である。リピータを選択するための処理を開始するに当って無線ノード33は、ステップ54に示すようにその他の近傍の無線ノードによる通信を監視する。この監視処理は無線ノードが周期的に実行し、少なくとも1つの非限定的実施例ではこの監視処理は定常的に実行する。無線ノード33がこの聴取モードに関わるのは、その他の近傍の無線ノードが規則的RF伝送にレイヤ番号および能力数の双方を含むことができるからである。これらの送信を定常的に受信する一方、ステップ57に示すように無線ノード33は、監視する通信から近傍ノードリストを確立する。少なくとも1つの非限定的実施例では、このリストは定常的に調整するが、当業者であれば知るようにリストはまた任意の所定の周期に従い調整することができる。
一度リストが確立すると、無線ノード33はステップ58に取り掛かり、ステップ58はレイヤ番号に基づいて第1の基準として昇順、および能力数に基づいて第2の基準として降順の近傍無線ノードリストの順序付けを行う。以下の表は通信範囲49(図3)内のその周辺近隣ノードに基づく無線ノード33(図3)に対する順序付け近傍ノードリストを表す。
Figure 2008527576
無線ノード33はステップ61に進み、ステップ61は無線ノード33が設定可能な閾より小さい能力数を有する全ての無線ノードをそのリストの最低順位に移すことを指示する。非限定的実施例として、0.5より小さい任意の能力数はリピータとして使用できないと思われるように無線ノード33が構成されれば、比較的小さいレイヤ番号2にあっても、無線ノード42はステップ61に従いリストの最低順位に移されるであろう。以上で説明したように、無線ノード42はその低い電池またはメモリ状態により0.2の能力数を有するであろう。従ってこの低い数のために、無線ノード42はリピータとして好ましくなく、従ってリピータとして以降の考慮から除かれる。
無線ノードリストの再編成後、無線ノード33はその後リストの最上位にある無線ノードの能力数が設定可能な閾を上回るかの判断を行う。上回らなければ−この非限定的実施例では能力数が0.5を下回ることを意味する−、無線ノード33はステップ54に戻り、リピータとしての役割を果たすことができる別の無線ノードを検出するために、近傍ノードによる通信の監視を再び始める。
この非限定的実施例において、かつ表1に示すように、無線ノード24は0.5より大きな能力数を実際に持つ。表1は、また無線ノード24が2のレイヤ番号を有することを示す。この非限定的実施例では無線ノード36もまた2のレイヤ番号を有するが、その能力数は0.75であり、これは無線ノード24の能力数より低い。従って、無線ノード36は無線ノード33に対する有力なリピータとして無線ノード24の下位に評価される。
無線ノード27は3のレイヤ番号を有し、これは無線ノード24および36双方のレイヤ番号より大きい。従って、無線ノード27は無線ノード36より大きな能力数を有するが、その大きな値のレイヤ番号の故に有力リピータノードリストにおいて第3位に位置づけられる。
同様に、レイヤ3にあり、0.5の能力数を有することから最低閾にあることにより、無線ノード38は有力リピータノードリストにおいて無線ノード24、36および27の後の第4位に位置づけられる。最後に無線ノード17は論理レイヤ4に所在することにより、リピータとして使用されうるノードリストの最後に(資格のないノード42は別として)位置づけられる。
無線ノード33が図4のステップ54、57、58および61を実行後、無線ノード33はリストの最上位にあるノードを選択するが、このノードはこの非限定的実施例では無線ノード24である。無線ノード33はアクセスノード12との通信のためのリピータとして無線ノード24を選択し、それにより図2に示すような双方向リンクを形成する。メッシュネットワーク10の各無線ノードが独立にこの連続するステップを実行するので、中継ルートは現場の実際の状態に基づいてメッシュネットワーク10自体により動的にかつ連続的に構築され、修正される。
この非限定的実施例に従えば、図2のメッシュネットワーク10に示すようにアクセスノード12は中継ルートのプログラム、または制御に入力を持たない。時にメッシュネットワーク10の無線ノードはネットワークにおける位置を変更することがあり(非限定的実施例として、他の種々の無線ノードの通信範囲の内外に移動するブイなどの浮動デバイス上に無線ノードが位置する場合など)、それによるアクセスノード12への新しい中継ルートの選択のためにこれら連続するステップの再実行を周期的に行うことになる。従って表1に示すようなノードリストは周期的に変更することがあり、それにより個々の無線ノードは確実にそれぞれアクセスノード12への通信のためにリピータとしての役割を果たす有力な候補リストを有する。
追加の非限定的実施例として、図3の無線ノード33はメッシュネットワーク10に新規に導入するノード、または最近の電力障害などにより再び現れた無線ノードでありうる。この場合無線ノード33は初期電源投入後、または全ての既知近隣ノードとの通信ができなくなった後、未登録状態から登録状態に移行するためにアクセスノード12との登録処理を実行するように構成する。
図5Aは、図1のアクセスノードへの無線ノードの登録処理のフローチャート図の68である。以上に示すように、ノードが初めて電源投入するか、またはその前に全ての既知近隣無線ノードとの通信ができなくなった場合、無線ノードはメッシュネットワーク10との再登録に進む。
図4に関して以上で記載したように、図5Aでステップ54、57、58および61を実行する。図3においてこの非限定的実施例では無線ノード33に対して無線ノード24である、リストの最上位にあるノードの能力数が、ステップ62の設定可能な閾を上回ることを判断した後、図5Aのステップ69に示すように無線ノード33はその後アクセスノード12に登録要求メッセージを送信する。より明確には無線ノード33は登録要求メッセージを無線により無線ノード24に通達するが、図5Bのステップ72および74に示すように無線ノード24は、無線ノード22および19、次いでアクセスノード12へメッセージを通達するためのリピータとしての役割を果たす。無線ノード24、22および19が図5Bのステップ72および74を実行すると、ステップ74において示すようにこれらノードのそれぞれは無線ノード33から通達するメッセージのデータセクションにそれ自体のアドレスを挿入する。
最終的にはメッセージはアクセスノード12に到達し、メッセージはメッセージが辿った中継ルートをそのデータセクションに有する。より明確には登録要求メッセージはリピータ24、22および19のシーケンスをそのデータセクションに含むことができる。その後アクセスノード12はこのルートを保存し、無線ノード33へのその後のメッセージの通達にそのルートを逆向きに使用する。
図5Bでステップ77は、アクセスノード12が要求ノード33のDNA数に基づいて無線ノード33からの登録要求メッセージを受理するか、または拒否するかを選択できるようにする。DNA数は、非限定的実施例としてバージョン、ハードウエアの能力、アプリケーションID、所有者IDなどのデバイスに特定の情報を示す識別子である。
アクセスノード12はDNA数のクラスを受理するか、または拒否するように構成することができる。非限定的実施例として、アクセスノード12は同じインフラストラクチャにおける幾つかの異なるタイプのアプリケーションをサポートするように構成することができるか、または同様に1または少数の選択するアプリケーションに使用を制限するように構成することができる。さらに非限定的実施例としてアクセスノード12は、電気メータアプリケーション、ガスメータアプリケーション、水道メータアプリケーション、または幾つかの更なるその組み合わせに対応するDNA数を受理するように構成することができる。
アクセスノード12はステップ77において無線ノード33からの登録要求をそのDNA数に基づいて受理するか、または拒否するかを判断する。アクセスノード12が無線ノード33からの登録要求を拒否すれば、無線ノード33はステップ54に戻り(図5A)、かつ通信を確立するために別のアクセスノードを見つけることを試行して、近傍ノードによる通信の監視を再び始める。一方アクセスノード12が無線ノード33からの登録要求を受理すれば、ステップ79に示すようにアクセスノード12は(ノード24、22および19を介する)中継ルートを格納する。さらにアクセスノード12は同じではあるが逆のルートを介して無線ノード33に受理を返信する。より明確には受理の通達は、アクセスノード12から無線ノード19、無線ノード22、無線ノード24を経て最後に宛先の無線ノード33に辿りつく。
非限定的実施例として、新規に設備する無線ノードが近傍の隣接無線ノードから通信を検出する監視モードに最初に頼る代わりに、無線ノードが別途その隣接無線ノードへ初期設定信号の送信を開始することができる。新規設備無線ノードの送信エリア内の隣接無線ノードは、その後応答の送信により初期設定信号に応答するように構成することができる。各応答の送信は能力数データならびに時間同期情報を含むことができる。新規設備無線ノードは、その後以上に記載したように中継無線ノードを選択し、かつメッシュネットワークにおけるアクセスノードに登録することができる。
さらに図3に示し、かつ図5Aおよび図5Bで記載したように、無線ノード33の登録は、その他の無線ノードが既に登録し、メッシュネットワーク10が運用ネットワークである、メッシュネットワーク10において生じることがある。一方メッシュネットワーク10がアクセスノード12の周りに100%未登録無線ノードを構成上含む状況が生じることがある。この状態ではいずれの無線ノードも登録要求を送信しない、というのは各無線ノードがその他の無線ノードからの通信を監視する無限ループに留まることにより、無線ノードは図5Aのステップ54を越えて進まないからである。別の言い方をすれば、無線ノードのそれぞれは互が通信を開始するのを聴取するが、無線ノードのいずれも登録していないので、いずれの無線ノードからも通信は開始されない。従って図6A乃至図6Eは、全ての無線ノードが少なくとも最初は未登録状態にあるように構成する、図1のメッシュネットワークの一部の図である。
図6Aのメッシュネットワーク80において無線ノードの登録処理を開始するために、アクセスノード12は一斉通報範囲81に及ぶ同期メッセージを一斉通報する。一斉通報範囲81はレベル0の無線ノード82、85および87を包含する。無線ノード82、85および87はアクセスノード12から同期メッセージを受信する。これら無線ノードのそれぞれは、それぞれがアクセスノード12と直接通信することができると判断するので、これらのノードは自体をメッシュネットワーク80におけるレイヤ0に論理的に適合させる。アクセスノード12は全ての無線ノードを未登録状態に戻す停電を関知しえないので、アクセスノード12は同期メッセージを周期的に一斉通報する。
にもかかわらず同期メッセージの一斉通報の際に、図6Bにおけるメッシュネットワーク80に示すように無線ノード82、85および87はアクセスノード12に登録する。より明確にはこれらの無線ノードは自体をレイヤ0に論理的に適合させ、アクセスノード12との双方向直接リンクを確立する。
一度これらノード82、85および87が登録すると、図6Cに示すようにアクセスノード12とのそのそれぞれの伝送は、無線ノード82、85および87の通信範囲内にある無線ノード91、93、95および97により検出する。これら無線ノード91、93、95および97はアクセスノード12の一斉通報範囲を越えて位置するが、レイヤ0のノードの通信範囲を越えない。従って無線ノード91、93、95および97のそれぞれは自体を論理レイヤ1にあるノードとして確立し、図6Dに示すようにアクセスノード12との通信にはレイヤ0にあるノード82、85および87を頼る。
さらに図6Dに示すように、論理レイヤ1にある無線ノード91、93、95および97の無線通信範囲は無線ノード101、103、105および107により検出する。同様に以上で説明したようにこれら無線ノード101、103、105および107は自体をレイヤ2に論理的に適合させ、アクセスノード12との通信のためのリピータとしてレイヤ1およびレイヤ0の無線ノードを利用する。メッシュネットワークにおける全てのノードが登録し、アクセスノード12との双方向リンクが確立するので、従って図6Eのメッシュネットワーク80が再確立する。
アクセスノード12により受信する各登録要求メッセージは中継ルートを含む。例えば図6Eで、無線ノード105により送信する登録要求メッセージは、メッセージのデータセクションに無線ノード95および無線ノード85に関するシーケンスを含む。アクセスノード12はこのルートをテーブルに格納し、アクセスノード12が無線ノード105にメッセージを返送する場合にそれを使用する。
無線ノード105がメッセージを送信するために異なるリピータの使用を選択するたびに(非限定的実施例としてノード95の代わりに、図6Eに図示しないあるノードがレベル1に現れると仮定して)、新規リピータはそのアドレスをメッセージに挿入し、それによりアクセスノード12に変更を通報する。この規則は無線ノード105とアクセスノード12との間の経路にある全てのリピータにより繰り返し、その結果ルートにおける全ての変更がメッセージに捉えられ、それによりアクセスノード12に無線ノード105への最近の中継ルートを通報する。従って非限定的実施例として無線ノード105がレイヤ1の無線ノード97を通じる代替ルートを持つとすれば、無線ノード105はその時点で利用可能であり、かつ最適であるどのようなルートにも応じて、無線ノード97を通じるルート、または無線ノード95を通じるルートをアクセスノード12との通信のために使用することができよう。一方ルートの1つが障害になるか、または無線ノード105に最早利用可能でないならば、無線ノード105は、即ち他がなおその時点で利用可能であると仮定して、他を選択するであろう。いずれにしてもアクセスノード12は最近のルートの通報を受け、その後無線ノード105へのその後の返信のために無線ノード105に関する経路情報を更新する。以前のルートは廃棄せず、好ましいルートまたは最近のルートが最終的に動作しない場合に代替として単に使用する。
メッシュネットワーク10の無線ノードにおける位置の変化をアクセスノード12に通報するための代替実施形態として、通信ルートが変更になるたびに特有のルート変更メッセージを無線ノードにより出すことができる。非限定的実施例として無線ノード105は、アクセスノード12との通信のためのリピータとして無線ノード97などの新規無線ノードを選択したことをアクセスノード12に知らせるように構成しようとすればできる。このメッセージを受信して以上に記載したのと同じ方法で、アクセスノード12をこの新規経路指定情報を保存するように構成しようとすればできる。
この点についての説明には、メッシュネットワーク10の図1におけるアクセスノード12などの1つのアクセスノードの周りに論理的に位置する無線ノードを有する1つのアクセスノードを含んだ。一方、多数のアクセスノードが互に地理的に接近して存在し、無線ノードが利用可能なアクセスノードに対して達成することができる相対的、論理的階層化位置に応じて、1以上の無線ノードが1つのアクセスノードから他へ動的に組み替えるような状況が存在しうる。非限定的実施例として、複数の異なるネットワークのアクセスノードが互に接近して存在することがあり、各アクセスノードに関連するアプリケーションが異なりえても無線ノードは、多くのアクセスノードと通信することができることがありうる。にもかかわらずこの状況においても、アクセスノードがメッシュネットワーク10において分散する種々の無線ノードへの登録を拒否しない限り、この場合種々の無線ノードは異なる時点に各ネットワークにおいて登録することができる。
図7は2つのメッシュネットワークの図であり、アクセスノードは、選択する無線ノードが本明細書に示すメッシュネットワークのいずれかでの登録を可能にする。図7で、メッシュネットワーク110はアクセスノード116の周りに第1のネットワーク114およびアクセスノード119に基づく第2のメッシュネットワーク118を構成上含む。この非限定的実施例ではメッシュネットワーク114は、レイヤL0、L1、L2およびL3に亘って分散する複数の無線ノードを含み、メッシュネットワーク118は、レイヤL0、L1、L2を含む3つのレベルに亘って分散する複数の無線ノードを含む。非限定的実施例として、無線ノード123および124は、最初はメッシュネットワーク114の一部であり、レベルL3に所在する。より明確には、無線ノード123は無線ノード126、128および129を含む中継ルートを介してアクセスノード116と通信する。同様に、無線ノード124は無線ノード125、128および129を含む中継ルートを介してメッシュネットワーク114におけるアクセスノード116と双方向に通信する。
この非限定的実施例では、メッシュネットワーク118がアクセスノード119の周りに導入され、無線ノード134および136がアクセスノード119への通信リンクを創る状況が起こりうる。導入されると、2つのメッシュネットワーク114,118はそのそれぞれの負荷の平衡を開始する。
図8は、ネットワークの動的再構成を示す、図7の対のメッシュネットワークの図である。この例では無線ノード136との通信を含むことができる、無線ノード134からの送信は、またメッシュネットワーク114の無線ノード123および124により監視し、検出する。以上で説明したように、無線ノードは、上の表1に示すようにアクセスノードへの最短経路を決定するために、そのリピータテーブルを周期的に調整する。
非限定的実施例として、無線ノード123は無線ノード126と通信するレイヤ3ノードとして確立され、無線ノード126はアクセスノード116と最終的に通信するためのレイヤ2ノードである。同様に無線ノード124はレイヤ3ノードであり、無線ノード125との双方向通信を維持し、無線ノード125はレイヤ2ノードである。
メッシュネットワーク118の無線ノード134から通信を検出すると、無線ノード134はレイヤ1ノードであり、それ故に無線ノード125または126のいずれよりもアクセスノードに近いことが分かる。この非限定的実施例において無線ノード134の能力数が、以上で説明したように受け入れ可能な能力数の最小閾を上回ると仮定すると、無線ノード134は無線ノード124および123それぞれに対して無線ノード125および126を上回るリピータテーブルにおけるより高い位置に配置されるであろう。無線ノード134の能力数が無線ノード125および126の能力数より小さくても、無線ノード123および124は、アクセスノードへのそのより近い位置によりリピータとして無線オード134をなお好むであろう。にもかかわらず異なるアクセスノードのネットワークへの移行前に、以上に記載したように登録処理が実行されるであろう。
図9は、図7のメッシュネットワーク110の図であるが、動的に調整し、負荷を平衡させた無線ノードを有する。無線ノード134を、リピータ126を上回る好ましいリピータと認識して、無線ノード123は無線ノード134との双方向リンクを確立し、無線ノード134はアクセスノード119への通信のために無線ノード136へリンクする。同様に、無線ノード124はメッシュネットワーク114の無線ノード125の代わりに無線ノード134との双方向リンクを確立する。各場合において無線ノード123および124は、次にメッシュネットワーク114のアクセスノード116の代わりにメッシュネットワーク118のアクセスノード119と通信する。この動的調整を行い、それぞれの場合において無線ノード123および124はそのそれぞれのレイヤ番号をレイヤ3からレイヤ2に改善する。
さらなる非限定的実施例として、無線ノード144、145および129を含むれリピータルートを介してアクセスノード116と通信することができる無線ノード141は、無線ノード123を介してアクセスノード116からアクセスノード119へそのリピータルートを同様に動的に調整することができる。非限定的実施例として無線ノード123の能力数が無線ノード144より高ければ、無線ノード141はそのリピータルートを調整し、アクセスノード119と通信するために無線ノード123との双方向リンクを確立することができる。この場合、無線ノード141はレイヤ2である−無線ノード123より1レイヤ高いであろうため、レイヤ3ノードに留まる。従ってこれは、リピータルートの動的調整が能力数に基づく1例であり、能力数はそれぞれ無線ノード123および144における電池の状態、メモリの可用性、またはその他の要因に関するものでありうる。これらノードのそれぞれの能力数は何度も調整するので、無線ノード141はメッシュネットワーク114および118における前述のリピータルート間を往復して振動することがある。
以上に示すように、メッシュネットワーク114および118は関係のないアプリケーションのために実際にネットワーク化することがあるが、一方アクセスノードがそれらそれぞれの登録要求を受理すれば、各ネットワークのメッシュプロトコルの類似性のために、無線ノード123および124はメッシュネットワーク114または118のいずれかを通じる通信ルートを選択することができる。非限定的実施例として、無線ノード123は電力利用メータに接続することができ、中央地点へ電気消費を通達するために構成することができる。同様にメッシュネットワーク114は、また電気消費のためのアプリケーション関連データを通達するために電気メータに接続する無線ノードを含むことができる。
メッシュネットワーク118は、ガスの消費をアクセスノード119に通達するためにガスメータに接続する無線ノードを含むことができ(非限定的実施例として)、ガスの消費をアクセスノード116と同じか、または別のいずれかの中央地点に転送する。これらネットワークは異なるアプリケーションのための情報を中継する無線ノードを含むにもかかわらず、ネットワークの類似する構築および通信の可能性により、ネットワークが含む個々の無線ノードの特定のアプリケーションに関わらず、無線ノード123および124がメッシュネットワーク114または118のいずれかを経る通信を可能にする。また当然のことながら、無線ノードが追加され、ネットワークから削除され、それぞれのノードの能力数が変わるので、メッシュネットワーク114および118のそれぞれは周期的、自動的に自ら再配置する。
異なるメッシュネットワークへの無線ノードのこの再配置または再組み換えは、またアクセスノードが障害になれば生じることがある。非限定的実施例として、メッシュネットワーク114の無線ノードはアクセスノード116が障害になれば、メッシュネットワーク118に組み替えることができる。この非限定的実施例では以上に記載したように、メッシュネットワーク118の無線ノードは、メッシュネットワーク118などの他の近傍のメッシュネットワークに向けて移行するであろう。この自己修復機能はアクセスノード障害の場合のネットワーク冗長性をもたらす。
図2に戻りタイミングの視点から、通信は種々の無線ノードおよびアクセスノード12の間で周期的サイクルにおいて組織され、各サイクルは外向きおよび内向きの周期を有する。外向きの周期はアクセスノード12からレイヤ4にある無線ノード17などの種々の無線ノードへ送信するメッセージの流れを示すのに使用する。内向きの周期は無線ノード17などの無線ノードからアクセスノード12へのメッセージの流れを示すのに使用する。メッシュネットワーク10の各レイヤはサイクルの内向きおよび外向き両周期中のそれ自身の通信時間周期および休眠期間により構成する。
図10は、メッシュネットワーク10のアクセスノード12と種々の無線ノードとの間の通信に対する時間スロットの配分を表すチャート151である。以上で説明したように、通信サイクルは外向きの時間153および内向きの時間155に分割される。外向きおよび内向きの時間153、155それぞれの中に、アクセスノードおよび各レイヤの無線ノードは指定された通信時間を有する。アクセスノード12に対する通信時間157内において、第1の部分はレイヤ0のノードからの通信の受信に供され(図10でTRECとして示す)、第2の部分はレイヤ0のノードへの出力メッセージの送信に指定する(図10でTXMTとして示す)。通信時間157の送信部分では、全てのレイヤ0ノードはそのそれぞれの通信時間159の受信部分にある。そのようにしてアクセスノード12はレイヤ0ノードに出力メッセージを送信し、レイヤ0ノードはその後レイヤ1ノードへの通信送信時間159の後の部分でレイヤ1ノードへメッセージを送信する、などである。Nがメッシュネットワークの最高位レイヤである(図2のメッシュネットワーク10ではNはレイヤ4であろう)レイヤN−1のノードに対して、このレイヤのノードに対する通信時間162は次に低位レイヤのノードからメッセージを受信する第1の受信部分および次にメッシュネットワークの最外部レイヤのノードへメッセージを送信する送信部分を含むであろう。
第2から最終レイヤのノードに対する通信時間162の送信部分TXMTでは、外部レイヤのノードはその通信時間165の受信部分にある。従って通信時間165の受信時間の最後には、全ての出力メッセージは図2のメッシュネットワーク10全体を通じて伝播する。
通信時間165の後の部分では、以上に記載したように最外部レイヤのノードは、逆のやり方で逆向きにアクセスノード12に向けて内向きの送信を開始する。レイヤN−1のノードに対する通信時間164は、レイヤNのノードに対する通信時間165の送信部分TXMTと一致する受信部分TRECを含む。従って外部レイヤはアクセスノード12に向けて送信を続け、レイヤ0のノードは受信および送信部分を含む通信時間167を有し、送信部分はアクセスノード12に対する通信時間169と重複する。
各無線ノードにはTCOMM/TCOMM+TSLEEPと表しうるデューティサイクルがある。デューティサイクルを削減することにより、平均電力消費は減少し、電池により給電する無線ノードの寿命を延長することが可能になる。デューティサイクルを削減するためには、互に独立に通信時間TCOMMを削減することができ、休眠時間TSLEEPを増加させることができる。削減することができる通信時間の長さは受信するメッセージを中継する無線ノードの受容可能な最短時間に関係する。別の言い方をすれば、各無線ノードには、意図するノードがメッセージを受信する最高レベルの確率を保証するようにメッセージの送信が可能な所定の最短送信時間長がある。メッセージの長さを増すと、より長く通信時間TCOMMを利用する。さらに通信速度、または例えばモデムの帯域幅は、また種々の無線ノードおよびメッシュネットワーク10の通信時間を決定することができる。
にもかかわらず、種々の無線ノードおよびアクセスノード12の休眠時間TSLEEPは制限なく増加することができる。そうすると平均電力消費は減少することができ、それにより電池により給電する無線ノードの電池の寿命を延長する。一方、メッシュネットワーク10の無線ノードおよびアクセスノードの休眠時間TSLEEPを増加させることにより、ネットワークの総体的速度を下げる副次的効果が実現する。従ってメッシュネットワーク10のそれぞれの実用的なアプリケーションにとって、妥当な折り合いが電池の寿命と受容可能なネットワーク速度との間で一般に達成される。以上に説明したように、通信時間は構成上2つの構成要素である、送信および受信時間を含む。送信時間の間の無線ノードの主機能はメッセージを送信することである。同様に、受信時間の間の無線ノードの主機能はアクセスノード、または他の無線ノードの1つのいずれかからメッセージを受信することである。
非限定的実施例として無線ノードとアクセスノードとの間の通信はそれぞれACK(承認)およびNACK(非承認)応答を含むことができる。送信期間中にも、無線ノードは送信に対する応答としてACK/NACKメッセージを受信することがある。同様に受信通信期間中にも、無線ノードはまた受信メッセージに対する応答としてACK/NACKメッセージを送信することがある。
より明確には、無線ノードから別の無線ノードまたはアクセスノードへの送信はそれぞれ受信側により送信側へ通達するACK/NACKタイプのメッセージを伴う。このリンクするACK/NACKメッセージは、メッセージをさらに再送信および/または処理することに対して責任を取ることの受信者の同意または非同意を表す。以上に記載したように、このACK/NACKメッセージは能力数を含むことができる。従って帯域幅を消費しかねない無線ノード間でこの情報を定期的に一斉通報するのに反して、この実装は隣接無線ノードへ能力数情報を周期的に通達するための少なくとも1つの非限定的実施例である。いずれの場合においても、隣接無線ノードは通信トラフィックを連続して監視し、従ってACK/NACKメッセージの受信により、以上で説明したように無線ノードがその近傍無線ノードリストを調整することが可能になる。
隣接レベルの無線ノード間の種々のTXMTおよびTREC周期が同期するので、少なくとも1つの非限定的実施例は、リンクするACK/NACKメッセージにアクセスノードと同期する日時および時間データを含む。より明確には、低位論理レイヤの無線ノードから高位論理レイヤの無線ノードへ送信するACK/NACKメッセージは低位レイヤ無線ノードの日時および時間値を含むことができ、低位レイヤ無線ノードは別の低位論理レイヤ無線ノードまたはアクセスノードのいずれかに自ら同期する。従って正規RFトラフィック、この非限定的実施例では外向き経路において送信する特にリンクするACK/NACKメッセージを定期的に使用して、アクセスノードの日時および時間値はネットワーク全体を通じて伝播する。それ故ネットワークにおける全無線ノードはアクセスノードに同期する日時および時間値を有する。
以上で説明し、かつ図10に示すように、出向きの送信期間中に、無線ノードは高位順位レイヤの無線ノードと通信するように構成する。同様に内向きの送信期間155中に、無線ノードは低順位レイヤの無線ノードと通信する。従って通信はアクセスノードから最外部レイヤの無線ノードへ流れ、次いでアクセスノードに逆流する。
別の非限定的実施例として、送信時間対受信時間の比は調整し、外向きのトラフィックに比較して内向きのトラフィックに帯域幅を多くまたは少なく割り当てることができる。従って非限定的実施例として、データ取得を実行するアプリケーションは1に満たない送信体受信比を持つことができ、一方デバイス制御向けのアプリケーションは1より大きな送信体受信比を有することができる。同様に内向きと外向きトラフィックに関して等しく平衡するネットワークは、送信対受信比が正確に1であるように構成することができ、これを図10に示す。
RFトラフィックを最少化し、メッシュネットワークの種々の無線ノード間の衝突を削減するために、無線ノードは内向きおよび外向き両トラフィックのメッセージを統合するように構成することができる。内向きトラフィックの場合図10に示すように、無線ノードはその通信時間の受信時間中に高位レベルレイヤの無線ノードからのメッセージを1つの統合メッセージに共にグループ化するであろう。このメッセージはそのノードの送信時間中に低位レイヤ中継ノードへ中継される。
図11は、統合内向きおよび外向きメッセージを示すメッシュネットワーク175の図である。アクセスノード176はレイヤ0からレイヤ4に亘る種々の無線ノードと通信する。
外部レイヤ4および3のノードから内部レイヤ2、1および0を過ぎってアクセスノード176へメッセージを通達するので、メッセージはアクセスノード176へのルートにおける種々のノードにより統合される。従って無線ノード178からアクセスノード176へ通達するメッセージについて、メッセージは無線ノード181、182および184へ通達する。一方同時に無線ノード186が内向きメッセージも通達中であれば、内向きメッセージは無線ノード188、次に無線ノード184に通達する。この接続点で、無線ノード184はメッセージの内容を1つの単一のメッセージに統合することができ、その後統合メッセージを無線ノード191に通達する。
同時にこの非限定的実施例では、無線ノード194および196は内向きメッセージを無線ノード199に通達し、無線ノード199は2つの個別に受信するメッセージを単一のメッセージに統合し、統合メッセージを無線ノード201および204へ通達し、これらノードにより中継して無線ノード191に到達する。無線ノード191は無線ノード204および無線ノード184からのメッセージを1つの単一メッセージに統合し、これをその後アクセスノード176に通達する。メッセージを統合することにより、各無線ノードはより少ないメッセージを送信し、その指定された送信時間内にその有料負荷を完全に通達することができる、というのは統合メッセージの長さは単一メッセージよりそれほど長くないからである。各メッセージはヘッダ部分とデータ部分を有する。nメッセージを統合することにより得られるメッセージは、1つのヘッダ部分とnデータ部分を有する。またACK/NACK対応応答は統合メッセージの場合1度送信する。
図12は、図11に示すようなメッセージ統合処理のフローチャート図である。ステップ209で、各無線ノードはその受信時間中にメッセージが高位レイヤノードから受信したものかを判断する。そうでなければ、無線ノードはステップ211を実行し、メッセージを実際に送信するのであれば、次の低位レイヤノードおよび/またはアクセスノードへメッセージを送信する。一方メッセージをその受信時間中に特定の無線ノードにより受信すれば、ステップ214に示すように高位レベルノードから受信するメッセージを、全て含む統合メッセージを構築する。一度メッセージを構築すると、ステップ216に示すように無線ノードはその統合メッセージを次レイヤノードおよび/またはアクセスノードへ通達する。最後にステップ218で、統合メッセージはアクセスノードに到達する。従って無線ノード184(図11)がその受信時間中に無線ノード188および182(共に図11の)からメッセージを受信すれば、無線ノード184はこれらのメッセージを統合し、次いで統合メッセージを無線ノード191へ転送し、無線ノード191は自らその通信時間において無線ノード204から受信するメッセージをアクセスノード176当てに統合することができる。
メッセージ統合の結果、1レイヤ離れた無線ノード間の通信開始時間はかなり削減されるが、これは高位レイヤ無線ノードが受信する各メッセージのパケットプリアンブルの代わりに単一パケットのプリアンブルを送信するだけであるためである。開始時間はメッセージサイズに関わらず無線ノード間で送信するメッセージに対して一定であるので、メッセージ統合により得られる送信メッセージ数の削減は、さらに無線周波数トラフィック全体の削減になる。従ってメッセージ衝突の見込みはかなり削減される
メッセージ統合は、またメッシュネットワーク175のアクセスノード176から外向きのトラフィックにも実装することができる。外向きのトラフィックの場合、アクセスノード176は、それぞれのルートの初期部分における共通シーケンスを共有する、外向きのメッセージを共にグループ化することができる。
図13は、同じく図11に示す外向きメッセージを統合するための処理の図220である。ステップ222で、アクセスノードは外向きメッセージが共通ルートを含むか判断する。従って非限定的実施例としてアクセスノード176は、自身が無線ノード261、266および258へのメッセージを有することを判断することができる。この非限定的実施例では、無線ノード258、261および266間に共通するメッセージルートは無線ノード241、246および259を含む。アクセスノード176により共通ルートが決定されなければ、アクセスノードはステップ225に進み、非統合メッセージをその宛先ルートに送信する。しかしながらこの非限定的実施例では、宛先ノード258、261および266の間に共通ルートが存在することが確定する。
アクセスノード176はステップ226を実行し、ステップ226は各メッセージのルートの残りの部分と共に共通ルートを辿るメッセージの全てを含む統合メッセージの構築を含む。この非限定的実施例で、アクセスノード176は以上に記載した共通ルートおよび個々のメッセージおよび個々の無線ノードのそれぞれに対する残りルートを含む無線ノード258、251および266への単一メッセージを構築する。
次のステップ229として、アクセスノード176は共通ルートに沿い統合メッセージを通達し、この非限定的実施例によれば共通ルートはただ無線ノード241を含む。ステップ231におけるようにメッセージが共通ルートの終りに到達すると、ステップ233におけるように共通ルートの終りのノードは統合メッセージをその元のメッセージに分離する。従って無線ノード241は無線ノード261および266宛ての残りの統合メッセージから無線ノード258宛てのメッセージ構成要素を分離する。従ってステップ235に従い、無線ノード241は元のメッセージを無線ノード258へ、およびなお統合するメッセージを共通経路に沿い無線ノード261および266へ個別に通達する。
この非限定的実施例で、無線ノード261および266へ通達するメッセージは統合されて残るが、それはルートが無線ノード261および266それぞれに対して共通であるからである。従ってステップ229で要求されるように、統合メッセージはこの共通ルートに沿って通達され、ステップ231で無線ノード259に到達する。この点で無線ノード259はステップ233に従い統合メッセージを2つの個別メッセージに分割し、2つの個別メッセージをその後レイヤ3の無線ノード261、かつ次いで無線ノード264に通達する。無線ノード264は、図13のステップ235および237で要求されるように、レイヤ4の無線ノード266にメッセージを転送する。別途アクセスノード176が共通ルートを有する無線ノードへ1度に1つのメッセージを通達するように構成する場合に反して、このように外向きのメッセージを統合することによりボトルネックを削減するか、また排除さえすることができる。
無線ノードが、その無線ノードをリピータとしてか、または最終受信ノードとして特定するメッセージを検出し、傍受することができるように、メッシュネットワーク10を構成することができる。無線ノードがアクセスノードに2レイヤ以上近い無線ノードから通信を検出し、受信することができ、メッセージがリピータまたは受信ノードとして傍受する無線ノードを含めば、その場合傍受する無線ノードに、以前のルートに従うメッセージの受信を待つよりむしろ直ちにメッセージを受信し、実行することを認めることができる。
非限定的実施例として図11で、アクセスノード176がレイヤ3の無線ノード255を宛先とする外向きのメッセージを送信すれば、以前のルートは、メッセージをアクセスノード176から無線ノード241、無線ノード247、無線ノード253、および次いで最後に宛先無線ノード253へ通達することを禁止することができる。一方無線ノード255が論理レイヤ3の無線ノード247から送信を検出し、受信することができれば、無線ノード255は通達を無線ノード247から受信するであろうが、この通達はその他の場合無線ノード253宛と考えられる。無線ノード247から送信を受信すると、無線ノード255は、自身が通達の受信ノードと考えられていることを認識する。従って中継無線ノード253から通達を2度目に受信するのを待つよりむしろ、それに代わって無線ノード255は通達実体の実行に進む。従って無線ノード255はその論理的位置を論理レイヤ2に本質的に高める。
同様な手法で無線ノード255が無線ノード247からの通信を傍受するが、代わって別の非限定的実施例として、意図する受信ノードがレイヤ4の無線ノード258であることを認識しても、無線ノード255は依然通信を傍受することができる。この場合無線ノード255は通信を傍受し、以前の通信経路に従う、無線ノード253からの送信の受信を待つよりむしろ、意図する受信ノードへメッセージを転送することができる。この処理はアクセスノードから最終宛先への送信通信時間を短縮する。従ってこのような方法で全ての通信を監視することにより、無線ノードはメッシュネットワークの効率を改善することができる。
図1におけるメッシュネットワーク10の無線ノードは、停電、火災警報などの種々の警告状態を認識し、通報するように構成することができる。警告状態が直ちに幾つかの無線ノードまたは無線ノードに接続するデバイスに影響を与える場合、無線ノードまたは無線ノードに接続するデバイスはそれぞれ状態を示す警報メッセージの送信を試行することができる。警告状態は各無線ノードにとり同時に、または十分同時に近く生じることがあるので、無線ノードはそれぞれ警報メッセージを同時に送信しようとする。しかしながら実際には同じ警告状態メッセージの大量通達はボトルネックおよび一般の無線ノードとアクセスノードとの間のメッセージの衝突を生むことがある。
従って図14Aおよび図14Bにおける大規模警告処理240は、無線ノードが図1のアクセスノード12へ警告状態を通達する場合のステップを示す。処理240において示すように、図1のメッシュネットワーク10の各無線ノードはアクセスノード12へ警報メッセージを送信する前に以下の組のステップを実行する。ステップ241で、無線ノードはまず警告状態を評価し、ステップ244で無線ノードはその後警告符号および報告しようとする無線ノードのノードアドレスを含む警報メッセージを準備する。
ステップ246で無線ノードは、その特定の無線ノードと通信する高位レイヤ無線ノードから受信する可能性のある警報メッセージのためにその通信時間TCOMMのその次の受信時間TREC(図11)を待つ。ステップ249で無線ノードは、高位レイヤノードからこのような警報メッセージを受信する(この非限定的実施例では)。一度全ての警報メッセージを受信すると、ステップ251で無線ノードはステップ241で準備したメッセージと同じ警告符号および同じ時間スタンプを持つ受信警報メッセージの全てを篩いに掛ける。注意すべきは、図1のメッシュネットワーク10の種々の無線ノード間のクロック同期における相違に適応するために、設定可能な時間偏差が許されることである。ステップ254で無線ノードは、ステップ251で篩いに掛けた全ての受信メッセージから送信側アドレスを抽出し、次いでステップ244で無線ノードが構築した準備警報メッセージに抽出アドレスを含める。
一度全てのアドレスをステップ254の準備警報メッセージに含めると、ステップ259(図14B)は、高イレイヤノードデバイスからの受信警報メッセージを廃棄することを指示する。ステップ261で指示したように、その後無線ノードはその無線ノードに対する次送信通信機関TXMT(図11)を待ち、ステップ264で無線ノードが同じ警告状態を有する高位レイヤノードの各アドレスを持つ統合警報メッセージをその後送信することができるようにする。
この処理240の結果、全ての送信が同時に生じないように、送信タイミングに順序を導入する。この統合により、さもなければ無線ノードに同時に通達しようとさせうる、大規模警告の場合にさもなければ生じうる衝突を排除する。さらに各無線ノードに高位順位レイヤの無線ノードが送信する全ての類似するメッセージを警告状態ごとに1つの単一またはほんの少数のメッセージに統合させることにより、無線ノードがアクセスノード12に送信するメッセージ数はかなり削減される。処理240は、また大規模警告の場合にアクセスノード12に情報を送信することができる無線ノードの総合的割合を増大させることになる。
図15は、アクセスノード276および組をなすレイヤ0から4の無線ノードを構成上含むメッシュネットワーク275の図である。この非限定的実施例では、無線ノード278、279、283、285、287、289、291、295、296、298、299および301は実質的に同じ時間の期間(以上に記載した所定の時間偏差内)に警告状態を経験する。この場合無線ノード298および299は警報メッセージを無線ノード296に送信する。無線ノード296はそれ自らの警報メッセージを生成し、その中に同じく警報メッセージを送信する無線ノード298および299からの情報を含める。その点で無線ノード296は無線ノード298および299から受信するメッセージを廃棄し、警報メッセージを無線ノード285に送信する。無線ノード285は警報メッセージを受信し、その通信受信時間中にその他の警報メッセージを聴取する。他の警報メッセージを受信しなければ、それ自らの情報を含めた後に無線ノード285はその警報メッセージを無線ノード279に通達し、無線ノード279はそれ自らの情報を含めた後に警報メッセージを無線ノード278に通達する。
同時にこの非限定的実施例では、無線ノード301は無線ノード295に警報メッセージを通達し、この警報メッセージは無線ノード287を介して無線ノード283に転送される。無線ノード283がその通信受信時間中にその他の警報メッセージを監視する場合、無線ノード283は無線ノード291に対する警告状態を含む警報メッセージを無線ノード289から受信する。このように無線ノード283は、無線ノード279が無線ノード278にその警報メッセージを通達するのと同じ期間中に無線ノード278にこの警告状態を通達する。
無線ノード279および283から警報メッセージを受信すると、無線ノード278はそれ自らの警報メッセージを生成し、その中にその後無線ノード276に通達するメッセージにおける以上に記載した全ての無線ノードアドレスを含める。その点で無線ノード278は、無線ノード279および283から受信するメッセージを廃棄し、アクセスノード276に単一の警報メッセージを送信する。無線ノード278から警告状態メッセージを受信するとアクセスノード276は、警告状態が無線ノード278、279、283、285、287、289、291、295、296、298、299および301のそれぞれにおいてセンスするか、または検出する大規模警告であることを認識する。
ここに開示するアクセスノードはメッシュネットワークの全無線ノードに大きなサイズのデータブロックを効率的に一斉通報するように構成することができる。従ってアクセスノードは各無線ノードのファームウエアまたは幾つかの通信パラメータテーブルを遠隔から改良することができる。大きなサイズのデータブロックは無線ノードが次いで再組み立てすることができる最大許容サイズの幾つかのメッセージに分割することができる。以上に記載した階層化方式および通信タイミング方式はこれらのメッセージの一斉通報に使用することができる。
図16Aおよび図16Bは、図11に示すメッシュネットワーク全体を通じた大規模一斉通報を通達するための処理のフローチャート図を含む。ステップ307で、アクセスノード175(図11)は固有に特定し、一斉通報タイプを有するメッセージのリストを生成するように構成することができる。その後ステップ309で、アクセスノード175はレイヤ0の無線ノード(図11における無線ノード241など)と通信するためのその送信通信時間まで待機する。その点でステップ312におけるように、アクセスノード175はメッセージヘッダにおける一斉通報タイプを特定して、このリストにおける第1のメッセージを送信する。レイヤ0の無線ノード241は一斉通報を受信し、無線ノード241がメッセージを受信済みでなければそれぞれのメッセージが駆動するアプリケーション特定のタスクを実行する。従ってステップ314で、レイヤ0の無線ノード241はメッセージ受信の是非を判断する。受信していればステップ316で、無線ノード241はメッセージを廃棄し、さらに動作を起こさない。メッセージを受信していなければステップ318で、レイヤ0の無線ノード241はタスクを実行する。
ステップ318の後、即ちメッセージが指示する動作が実行されれば、レイヤ0の無線ノード241はステップ319におけるように、レイヤ1の無線ノード(図11の無線ノード246および247など)と通信するために送信時間TXMTが到来するまで待機する。送信時間TXMTが到来するとステップ321に示すように(図16B)、メッセージを受信し、過去X時間(Xが設定可能な)においてリピータとして使用されたレイヤ0の無線ノード241は一斉通報としてメッセージを送信する。
ステップ321の終了後ステップ324におけるように、レイヤ0の無線ノード241はアクセスノード176との次送信TXMT期間が始まるまで待機する。ステップ326で一度アクセスノード176の送信TXMT時間が始まると、レイヤ0の無線ノード241は、メッセージ特定情報を示す無線ノードへのACKメッセージである、メッセージをアクセスノード176へ返信する。アクセスノード176へ通達するACKメッセージは、一斉通報メッセージをレイヤ0の特定の無線ノード(図11の241)が受信し、その後高位番号レイヤの無線ノードへ一斉通報したことを示す。
ステップ329および331で、レイヤ1より高いレイヤのノードのために処理を繰り返し、一斉通報メッセージは最外部レイヤの無線ノードへメッシュネットワーク全体を通じて伝播する。メッセージがメッシュネットワーク全体を通じて伝播すると、各無線ノードはACKメッセージをアクセスノードへ返送するが、このACKメッセージは一斉通報メッセージをその特定無線ノードにより受信したことをアクセスノードに示す。アクセスノード176がそのメッシュネットワーク175における各無線ノードからACKメッセージを受信するまで、この処理を再度繰り返す。
以上に示すように、個々の無線ノードの能力数に影響を与える要因の1つは、電池の状態である。以上に説明したように、放電した電池は0の能力数となり、一方完全に充電した電池または一定の電源は少なくとも1の電池係数になる。
にもかかわらず電池給電デバイスがAC給電の無線ノードと共に使用される場合、電池給電デバイスの寿命を延ばすことが可能である。図17は、図1のメッシュネットワークの代替実施形態であるメッシュネットワーク340の図である。メッシュネットワーク340でアクセスノード342は、レイヤL0、L1およびL2の種々のAC給電無線ノードに接続する。この代替実施形態では、無線ノード344などの暗色ノードとして示すAC給電無線ノードだけがリピータとして機能することができる。AC給電無線ノード(無線ノード344など)は自らをレイヤに配置し、以上に記載したようにアクセスノード342への中継ルートを構築する。
この代替実施形態で、無線ノード346(および全ての暗色でないノード)などの電池給電ノードはリピータとしての役割を果たすことを禁じられる。少なくとも1つの非限定的実施例で、無線ノード346などの各電池給電無線ノードの能力数は0に設定することができる。この場合以上に記載したように、無線ノード346はリピータとしての役割を果たす資格がない。0の能力数を有する場合、無線ノードはリピータとしての役割を果たすことができず、無線ノード344などのAC給電ノードのように自らをレイヤに配置しない。
無線ノード346などの各電池給電無線ノードは、無線ノード344などの少なくとも1つのAC給電無線ノードと直接通信するように構成する。従って、かつこの代替実施形態で、電池給電無線ノード346、347および348は論理レイヤ2のAC給電ノード344と通信する。従って無線ノード346はリピータとしての役割を果たさないが、無線ノード344、349および351を含むリピータルートを介してアクセスノード342と依然通信することができる。このように電池給電無線ノード346、347および348はAC給電無線ノード344のサテライトとして動作する。
またこの非限定的実施例で、AC給電無線ノードは、以上に記載し、図10に示すように、休眠中にもモードの受信を維持することができる、というのは、電力消費はこれらのノードにとって問題ではないからである。従って無線ノード346などの電池給電無線ノードは周期的に目覚め、この場合無線ノード344である、そのそれぞれのAC給電無線ノードリピータとの通信を開始する。以上に記載したように、無線ノードリピータ344は電池給電無線ノード344から送信するメッセージを受信し、そのメッセージをアクセスノード342に転送する。
図17に示すようにこの代替実施形態では、無線ノード346などの電池給電ノードの電池寿命は大いに伸ばすことができる。従ってこの実施形態により電池取替えの時間を延ばすことができ、これは大きなメッシュネットワークでは高価でありうる。
図18は、広域ネットワークを介してバックエンドシステムに接続する図1のメッシュネットワーク10に類似する多元メッシュネットワークの図である。メッシュネットワーク352、354および357は3つの個別メッシュネットワークを表すことができ、これらの個別メッシュネットワークは互に地理的に分離することがありうるが、なおインターネットなどの広域ネットワーク359を経てサーバ360へ返信する同じネットワークの一部でありうる。より明確にはメッシュネットワーク352はアクセスノードおよび非限定的実施例として電力利用メータにそれぞれ接続する複数の無線ノードを含むことができる。従って電力利用メータは電力消費をセンスし、メッシュネットワーク352におけるアクセスノードにそのデータを通達する。各無線ノードは周期的にメッシュネットワーク352のアクセスノードに電力消費データを通達し、当該者であれば知るようにデータは、次いで幾つかの通信リンクの1つにより広域ネットワーク359に転送する。同様にサーバ360は広域ネットワーク359に接続し、メッシュネットワーク352におけるアクセスノードにより通達するデータを受信することができる。
図18で以上に記載したように、メッシュネットワーク352は電力利用メータに接続する無線ノードと接続することができる。同様にメッシュネットワーク354は異なる地理的エリアにおいてガスメータに接続する複数の無線ノードを持つアクセスノードを含むことができる。さらに、メッシュネットワーク357は複数の無線ノードを持つアクセスノードを含むことができ、幾つかの無線ノードはガスメータに接続し、幾つかは電気メータに接続し、その他は水道メータに接続するが、依然としてその全てはメッシュネットワーク357の一部である。
図18の無線ノードは、それ故任意のタイプのセンサまたはその他のデバイスに接続することができ、任意のタイプのセンサまたはその他のデバイスは広域ネットワーク359を過ぎってサーバ360へ最終的に送信するデータをアクセスノードへ返信する信号を無線ノードに提供する。代替実施形態として図18に示すように、1以上の無線ノードは、また非制御対象のポンプまたはその他のデバイスなどのアクチュエータに接続することができる。従ってメッシュネットワーク352における1以上の無線ノードを制御するために、コンピュータサーバ360から、広域ネットワーク359を過ぎって通達する信号を、メッシュネットワーク352におけるようなアクセスノードに通達することができる。
非限定的実施例としてメッシュネットワーク354は、タワー366による無線手段により広域ネットワーク359に接続することができ、当業者であれば知るように、無線手段は1以上の無線規格に従い構成することができる。非限定的実施例として広域ネットワーク359への有線通信リンクが利用できないエリアでは、タワー366により実装するような無線通信方式がメッシュネットワーク354のアクセスノードへの無線通信経路を提供することができる。
サーバ360に加えて、1以上のコンピュータ362、364は、またデータ収集分析および制御アプリケーションにおける支援のためにサーバ360に接続することができる。
本明細書の開示において示し、記載するように、図19は例示的無線ノードの図370である。無線ノードの多元構成および実装は満足できるものでありえ、本実施例は1つのそのような実装の単に非限定的実施例であることを、当業者であれば知るであろう。従って非限定的実施例として無線ノード370は、ローカルインタフェース373によりメモリ375と通信するプロセッサ371を構成上含むことができる。オペレーティングシステム376およびアプリケーション専用ソフトウエア378をメモリ375に含むことができる。アプリケーション専用ソフトウエア378は、以上に記載し、図に示す1以上の処理を含むことができる。
以上に示すように無線ノードは、電気、ガス、または水道メータなどの別のデバイスから信号入力を受信することができるか、または図19のデバイス379として表すことができるアクチュエータに制御信号を送信することができる。従ってデバイス379からインタフェース380へ信号を通達し、信号をプロセッサ371により処理する。無線ノード370は、またRFトランシーバ382を含み、RFトランシーバ382はメッシュネットワークの他の無線ノードおよび/またはアクセスノードとの通信をアンテナ384を介して送受信することができる。
本明細書の開示において示し、記載するように、図20はアクセスノード12の非限定的実施例示図である。アクセスノード12は、ローカルインタフェース397によりメモリ398と通信するプロセッサ395を構成上含み、メモリ398はオペレーティングシステム401およびアプリケーション専用ソフトウエア403を含むことができる。図19に示すように、アクセスノード12は1以上の無線ノードとアンテナ391を介して通信するRFトランシーバ393を含む。図18に示すように、アクセスノード12は、また広域ネットワーク359を経てサーバ360などの1以上のデバイスと通信するためのインタフェース404を含む。
以上に記載するメッシュネットワークは利用メータからのデータ収集に加えて種々の実装において使用することができる。より明確にはネットワークにおける種々の地理的に分散するメータからの単にデータ収集に代って、以上に記載するメッシュネットワークは中央地点からアクセスノードを介して種々の無線ノードへデータを出力するために実装することができる。
代替実施形態として、小売店舗の掲示における価格および関連情報の更新に関係する少なくとも1つの状況が生じる。以上に記載するように、小売店舗およびその他の商業企業は、種々の商品および日用品の販売に関連する値付けおよび関連販売情報の印刷に関わることがよくある。
非限定的実施例として図21は、店舗内に種々の売り場を有する小売デパートメントストア401の図である。図22は、小売店舗401全体を通じた種々の販売およびその他の消費者関連の看板405の位置取りを示す図21の小売店舗401の図である。図22に示すように看板405は、そのような商品の販売に適合する原理および方法論に従い、小売店舗401の種々の売り場全体を通じて分散する。当業者であれば知るように小売業者が品目を販売に出す選択をする場合、非限定的実施例として小売業者は販売に出す品目の近くに設置する紙または厚紙片で構成することができる掲示を普通創る。従って図22に示すように看板405は、看板が情報を表示する種々の商品に関連して分散する。非限定的実施例として男性用靴売り場における看板405は、男子用靴の販売に対応する値付けおよび関連する情報を含むであろう。同様に図22における小売店舗401のその他の売り場に置く看板405は、それぞれの売り場における商品、製品および日用品に関連する特別価格またはその他の販売促進の機会を知らせる。
以上に記載したように、時宜を得て、経済的手法でそのような販売および販売促進掲示を更新し、変更する場合に共通する問題が存在する。同じく以上に示したように、より大きな地区ベースおよび/または国内に亘る店舗にとり、そのような掲示は1箇所で作成し、小売店舗ネットワーク全体を通じて分配する。従ってその製品提供市場が浮動する場合、小売店舗は時宜を得た手法でそのような掲示の変更ができないことに苦しむ。従って以上に示すメッシュネットワークを図21の小売店舗401において実装し、より時宜を得た手法で変更することができる看板メッシュネットワークを創ることができる。
図23は、小売店舗401の種々の売り場全体を通じて分散する複数の無線看板ノード410を有する図である。この非限定的実施例では無線看板ノード410は電池給電無線看板ノードとして構成し、電池給電無線看板ノードは無線ノード346などの図17の電池給電無線ノードに類似することがある。以下でより詳細に説明するように電池給電無線看板ノード410はリピータとしての役割を果たさないように構成する。非限定的実施例として電池給電無線看板ノード410は、電気出力端子またはその他の電源の到達範囲を越えることがありうる、女性用アパレル売り場における衣類棚の上に置くことができる。さらに以上に記載したように、中継ノードトラフィックの需要と共にノード電池の電力需要は看板ノードの電池寿命に望ましくない。このように電池給電無線看板ノード410は、運用者の介在なく期間を延長して動作することができる。従って電池給電無線看板ノード411は、電池またはその他の携帯可能な電源で動作するように構成し、小売店舗401全体を通じてそのような看板410の携帯性を増し、電池の寿命期間を延ばすようにする。
この非限定的実施例ではAC給電無線看板ノードを、小売店舗401全体を通じて半暗色の円411として示す。この非限定的実施例では、AC給電無線看板ノード411はAC給電出力端子などの連続電源に接続できる看板として構成する。無線ノードに給電するための電力ソケットまたはその他の類似する一定電源の到達範囲内に販売品目がありうる小売店舗401の地点において、そのようなAC給電無線看板ノード411を実装することができる。そのためAC給電無線看板ノード411ならびにその他の給電を受ける無線看板ノード(半暗色として示す)は小売店舗401のメッシュネットワーク内の論理レイヤに配置する。かつこれらのノードはAC給電であるので、以上で記載したようにこれらのノードは店舗401におけるメッシュネットワークにおいてリピータとして構成することができる。
電池給電無線ノード看板がAC給電無線ノード看板411の範囲内にありえず、電池給電ノード看板がその場合アクセスノード415と通信することができない場合が生じうる。そのためリピータノードを小売店舗401全体に設置することがあり、リピータノードは看板に接続しないが、看板に接続するのではなく電池給電無線看板ノード410のための単にリピータとしての役割のみを果たすように構成する。非限定的実施例として全暗色のリピータノード412はACリピータノードとして構成し、その場合ACリピータノードはAC電力ソケットなどの連続電源に接続する。ACリピータノード412は小売店舗401のメッシュネットワークにおいてトラフィックを受信し、再送信するように構成する。ACリピータノード412はその場合販売およびその他の販売促進データの通達のためにディスプレイに接続しない。このように小売店舗401は複数の電池給電無線看板ノード410(暗色でない円として示す)、AC給電無線看板ノード411(半暗色の円として示す)およびACリピータノード412(全暗色の円として示す)を含む。
図24は、メッシュネットワークの種々のノード間の通信接続を示す図23の小売店舗401のメッシュネットワークの図である。より明確にはアクセスノード415は、種々の電池給電無線看板ノード(ノード410など)、AC給電無線看板ノード(ノード411など)、およびACリピータノード(ノード412など)のそれぞれに通信可能に接続する。
非限定的実施例として、電池給電無線看板ノード421および422は、販売または家庭用品売り場における商品および日用品に対する販売または値付け情報のその他の場合の通信に関して小売店舗401の家庭用品売り場内に地理的に配置されうる。以上に説明したように電池給電無線看板ノード421および422はAC給電ではないので、図17に関して同様に記載したように、これらのノードは論理レイヤに配置されない。その結果ACリピータノード412が、電池給電無線看板ノード421および422とアクセスノード415との間のデータ通信のために論理レイヤ3に配置される。
ACリピータノード412は論理レイヤ2のAC給電無線看板ノード425と通信することができる。以上に説明したように、ACリピータノード412は看板ディスプレイを含まず、電池給電無線看板ノード421および422とAC給電無線看板ノード425との間のメッセージトラフィックを単に通達するように構成する。ACリピータノード412が電池給電無線看板ノード421および422と通信するのと同じように、AC給電無線看板ノード425自体は電池給電無線看板ノード428および429と通信する。
図24に示すように、AC給電無線看板ノード425はACリピータノード432を含む通信リンクを通じてアクセスノード415と通信し、ACリピータノード432自体は、また4つのその他の電池給電無線看板ノードと通信する。ACリピータノード432は、論理レイヤ0にあるACリピータノード433に通達を転送する。ACリピータノード433はアクセスノード415と直接通信するが、これはACリピータノード433が論理レイヤ0に所在するためである。従ってアクセスノード415が、論理レイヤ上にない電池給電無線ノード421と通信するために、アクセスノード415はACリピータノード433を通じてACリピータノード432へ、AC給電無線看板ノード425へ、ACリピータノード412へ、そして最後に電池給電無線看板ノード421へメッセージを経路指定しなければならない。電池給電看板ノード421とアクセスノード415との間の通信のための処理はより詳細に以上に記載しているが、記載には種々のACリピータノード、AC給電無線看板ノードおよび電池給電無線看板ノードの方針と構成を含む。
図25は、3つの小売店舗401,402および403の非限定的実施例の図である。より明確にはこの非限定的実施例では、小売店舗401はニューヨークにおける小売店舗であり、一方小売店舗402はシカゴに位置し、小売店舗403はロサンジェルスに位置する。小売店舗401,402および403のそれぞれは図24に示し、記載し、かつ本明細書の開示において記載するようにメッシュネットワークを実装する。小売店舗401のためのアクセスノード415は広域ネットワーク440により本店442のサーバ444に通信可能に接続し、本店はこの非限定的実施例ではアトランタに位置する。同様に、シカゴの小売店舗402における無線ノード416は広域ネットワーク440を介してアトランタ本店地点442のサーバ444に通信可能に接続することができる。最後にロサンジェルスの小売店舗403におけるアクセスノード417は広域ネットワーク440を介してサーバ444に通信可能に接続する。この構成は図18の多元メッシュネットワークに類似し、小売業者が広域ネットワーク440を介してその店舗における全ての看板を中央地点としてネットワーク化することができることを図示する。
図24に示すように、アクセスノード415は店舗401全体の電池給電およびAC給電無線看板ノードのそれぞれに情報を通達することができる。電池給電無線看板ノード421に関連する製品が販売されれば、以上に記載したのと逆の手法で通信を経路指定することができ、看板ディスプレイはその製品に対する新規価格を反映するように変更される。
非限定的実施例として、アトランタ本店442におけるワークステーション447または448のユーザは、衣類、アパレルまたはその他の商品などの個々の日用品に対する価格変更を制定することができる。以上に記載したように、変更はサーバ444に通達することができ、サーバ444は個別の小売地点401、402および403におけるアクセスノード415、416および417に価格変更を通達するために広域ネットワーク440を実装する。(図25が示すように、小売店舗の地点415、416および417はメッシュネットワーク内における唯一の小売店舗でなくとも良いことを、当業者であれば理解するであろう。)
サーバ444から価格変更メッセージを受信すると、各アクセスノード415、416および417はその後そのそれぞれのメッシュネットワーク全体を通じて適する無線看板ノードに価格変更情報を通達する。個々の商品に対して、選択する数の無線看板ノードが個々の価格変更の通達により影響を受けることができ、アクセスノードは限定数の無線看板ノードの情報を変更する。
図26は、図24の2つの無線看板ノード411および421を含む。この非限定的実施例では、図24に示すように看板411はAC給電無線看板ノードであり、一方ディスプレイ421は電池給電無線看板ノードである。以上で説明したように、価格変更が小売店舗のメッシュネットワーク全体を通じて通達されると、ユーザは値付けおよび関連する情報を通達するためにディスプレイを構成することができる。図26に示すこの非限定的実施例では、AC給電無線看板ノード411のディスプレイは4.95ドルの販売価格を表示し、また販売が土曜日までに亘ることを表示する。以上に記載したように更新メッセージをAC給電無線看板ノード411に通達することにより、4.95ドルの価格は本明細書の開示するメッシュネットワークにより本質的にリアルタイムに変更することができる。そのような変更はディスプレイ451に反映することができ、これを有力な購買者に通達することができる。
非限定的実施例として小売店舗401の競争相手が個々の商品に対してより安い販売価格を提示すれば、以上に記載したようにディスプレイ451が販売に供する個々の日用品に対するより安い価格を示すように、本店442における職員は価格変更を制定することができる。追加の非限定的実施例として、小売業者が指定する日時を越えて販売を延ばすことを選べば、新しく指定する日時まで販売を延ばすための追加メッセージをそれぞれの小売店舗のアクセスノード415、416および417にサーバ444から通達する。
当業者であれば知るように、販売に供する個々の品目に対応する英数字テキストを通達するために、ディスプレイ451は任意のタイプの設定可能なディスプレイでありうる。他のタイプのディスプレイもまた使用することができ、販売価格に対応する数字データを示すことができ、これによりAC給電無線看板ノード411に関連する製造コストを削減することができる。より明確には図26に示すように、追加テキスト情報の代わりに4.95ドルの販売価格を生成するように選択する数のディジットに対するディスプレイとして、ディスプレイ451を構成することができる。従って、当業者であれば知るように、この実施例は個々の商品の販売に関する情報を通達するための種々のディスプレイの非限定的実施例に過ぎない。
図26のこの非限定的実施例では、電池給電ノード421はディスプレイ453を含み、ディスプレイ453は木材の販売に関連する情報を表示するために構成する。この非限定的実施例では、木材は常に浮動することがある日用品であり、市場において最も競争力のある位置を得るために、小売業者は日用品の価格を頻繁に変更することを望む。従って以上に記載したように価格変更ごとに掲示を再印刷する必要があるよりむしろ、電池給電無線看板ノード421を実装して、2x4x8の木材の販売に関連する情報を表示する。価格調整ごとに電池給電無線ノード421などのノードにそのような更新販売情報を通達するために、小売店舗401、402および403の種々のアクセスノードにサーバ444からメッセージを通達する。
図27は、電池給電無線ノード421の例示図であり、この非限定的実施例では、構成において図19における無線ノード370に類似する。より明確には電池給電無線ノード421はRFトランシーバ459に接続するアンテナ457を含む。ローカルインタフェース460はRFトランシーバ459をメモリ461と電気的に接続し、従ってアンテナ457およびRFトランシーバ459により受信する通達はメモリ461に格納することができ、メモリ461はプロセッサ468におけるメモリ制御モジュールによるなど、プロセッサ468により指令することができる。オペレーティングシステム464および1以上のアプリケーション465もまたメモリ461に含む。メモリ461に格納する通達はプロセッサ468がアクセスし、処理し、ディスプレイ453に表示することができる。従ってディスプレイ453における木材販売情報(図26)はアクセスノード415から受信する通達の結果であり、通達は小売店舗401のメッシュネットワークを通じて通信する。この日用品の販売価格が変化すると、追加の通達が小売店舗401のメッシュネットワークを通じて経路指定され、プロセッサ468が処理し、ディスプレイ453に提示することができる。
以上に説明したように、ノード421は電池給電である。従って図示し、当業者であれば知るような方法で、電池電源469は電池給電無線看板ノード421における構成要素のそれぞれに電気的に接続する。
図28はAC中継ノード412の図であり、このようなAC中継ノードの概要図の少なくとも1つの非限定的実施例を示す。AC中継ノード412のこの非限定的実施例における多くの構成要素は図27の電池給電ノード421に関して以上に記載したものに類似する。しかしながらこの非限定的実施例では、AC中継ノード412はディスプレイ453を欠くが、それはAC中継ノードが通達を単に中継し、販売情報を表示しないからである。
さらに図27における電池電源469の代わりに、AC中継ノード412は電力コンバータ473を含み、電力コンバータ473はAC電力ソケット478などの連続電源に電気的に接続することができる。当業者であれば知るような方法で、電力コンバータ473はAC中継ノード412のメモリ461、プロセッサ468およびRFトランシーバ459に給電する。
個別の図に示さないが、AC中継ノード412の電力コンバータ473を電池給電構成要素469の代わりに図27において利用し、図23のAC給電無線看板ノード411を創ることができることを、当業者であれば知るであろう。別の言い方をすれば、少なくとも1つの非限定的実施例では、AC中継ノード412と電池給電ノード421との間の相違に電池電源469およびディスプレイ453のために電力コンバータ473を含むことはない。
以上に示したように、本明細書において開示する看板ノードのメッシュネットワークの少なくとも1つの実装には、デパートメントストアまたは自動車販売権者などの小売環境、ならびに情報通信と共に掲示を実装することができるその他の環境における販売価格情報のリアルタイム更新が含まれる。図25のワークステーション447および448により制御するのと同じく以上に示したように、本明細書の開示により種々の地理的エリアにおける値付け情報の本質的リアルタイム更新が可能になる。
特定日用品の市場価格を絶えず監視し、その後小売店舗401、402および403における種々のメッシュネットワーク全体を通じて更新値付け情報を通達するようにワークステーション447を構成することができる追加の事態が生じうる。非限定的実施例として個々のタイプの木材価格が所与の期間全体を通じて浮動することがあり、従って小売業者が価格を調整し、市場における競争優位を維持することを望む。従ってワークステーション447はその品目の市場の日用品価格を受信し、その後所定の基準に基づいて希望販売価格を計算することができる。以上に記載したように、計算した販売価格は種々のメッシュネットワーク全体を通じて通達することができ、メッシュネットワークにおける種々の無線看板ノードは現在価格を表示する。この実施形態では、このような小売業者は価格変更毎に、追加の時間、金銭およびエネルギーを要することがあり、結果として競争優位を失うこととなりうる新規掲示の再印刷の必要を避けることが可能になる。
図29は、一連のステップ481の非限定的実施例の図であり、一連のステップ481は浮動する市場日用品価格に関するリアルタイムな価格変更の実施のために実装することができる。ステップ483で、ワークステーション447は、非限定的実施例における木材など個々の日用品のリアルタイムな価格に関するデータを受信するように構成することができる。木材価格が浮動すると、ワークステーション447はこのような価格浮動を小売業者に対するこのような日用品のコストに関係するものとして受信することができる。
ステップ485で、小売業者のコストおよびその他の変数に関係する希望利益の増加およびその他の価格調整を含む、木材またはその他の日用品の販売価格を地理的市場に従い調整するように、ワークステーション447を構成することができる。種々の要因により、個々の日用品は種々の地理的市場において異なって値付けされることがありえ、従ってこれらの変数に関係する種々の価格調整を考慮して、各小売店舗401、402および403に対する最終販売価格を算出するように、ワークステーション447を構成することができる。
その後ステップ487でワークステーション447は、この非限定的実施例では木材である日用品に対する新規価格を含む外向きのメッセージを作成し、このメッセージを小売地点に通達することができる。外向きのメッセージはサーバ444(図25)、広域ネットワーク440および次いで各小売店舗401、402および403に通達する。
小売店舗401の場合、アクセスノード415はメッセージを、広域ネットワーク440を経て通達され、サーバ444から受信する。ステップ491で、アクセスノード415は個々の無線看板ノードが宛先を指定されるか、またはそうではなくステップ489で通達する価格調整メッセージにより影響を受けるかを定める。本店442から種々の小売店舗へ通達するメッセージが種々の品目に対する価格調整に関係するメッセージを含み、それにより幾つかの無線看板ノードに影響を与えることを、当業者であれば知るであろう。
メッシュネットワークのアクセスノードと種々の無線ノードとの間の通信のための処理を以上に記載した。しかしステップ493で、アクセスノード415は外向きのメッセージを個々の無線看板ノードへ通達するが、個々の無線看板ノードはこの場合小売店舗401における電池給電無線看板ノード421でありうる。ステップ495で、電池給電無線看板ノード421は自体宛のメッセージを受信するが、メッセージはこの場合ノード433、432、425および412により中継する。
ステップ497で、電池給電無線看板ノード421は、アクセスノード415から受信する価格変更命令を含むメッセージを実行し、図26に示すように木材日用品に対する新規価格をディスプレイ453に表示する。従ってその特定日用品に対して小売業者が提示する最近の価格は、本店442から小売地点へ速やかに通達し、その個々の製品の販売に対する小売業者の競争優位を維持することができる。
以下でさらに説明するが、ステップ499で記載するように電池給電無線看板ノード421は、価格表示変更に関する確認を通達することができる。この確認はアクセスノード415に返信することができ、ステップ500におけるようにこの確認はさらにサーバ444に返信することができ、ワークステーション447は、各小売店舗地点が新規価格命令を実行し、実装したことを確認することができる。
新規製品を販売に供するか、または新規製品を特価販売すると、以上に記載したのと同様な手法で、追加の電池給電およびAC給電無線看板ノードを種々の店舗のメッシュネットワークに追加することができ、種々の店舗のメッシュネットワークが動作すると、追加の電池給電およびAC給電無線看板ノードはそれぞれの店舗におけるメッシュネットワークに自らを組織する。このように、小売業者は追加して紙ベースの掲示を作成しなくてすむようにしてリソースを節約し、また従業員および社員が新規看板を随所に持参し、小売環境内の古く、期限の過ぎた看板を収集する必要がないことからマンアワーを節約することができる。
強調すべきは、上記の実施形態および非限定的実施例が単に可能な実装例であり、本明細書において開示する原理の明確な理解のために単に提示すものであることである。本明細書において開示する精神および原理から本質的に逸脱することなく、上記の実施形態および非限定的実施例に対して、多くの変形および修正をなしうる。全てのこのような修正および変形は本明細書の開示する範囲内において本明細書に含まれ、添付の特許請求の範囲により保護されると考えられる。
本発明の一実施形態に係るアクセスノードおよび複数の無線ノードを有するメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る、図示する全ての無線ノードに対する双方向リンクを有する図1のメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る無線ノードが実装するリピータ選択処理を図示するために強調したレイヤ3の単一の無線ノードを有する図1のメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る図1の無線ノードが、図1のアクセスノードと通信するためにリピータを選択するために実装する処理のフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る図1の無線ノードが実装する登録処理のフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る全ての無線ノードが未登録状態にある図1のネットワークのようなメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る選択無線ノードがいずれかのメッシュネットワークと登録することができる2つのメッシュネットワーク(両者が図1のメッシュネットワークに類似の)の概略図である。 本発明の一実施形態に係るネットワークの動的再構成を示す図7のメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る動的調整および負荷平衡を行った無線ノードを有する図7のメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る図1のメッシュネットワークのアクセスノードと種々の無線ノードとの間の通信に対するタイムスロットの分配を表す概略図である。 本発明の一実施形態に係るメッセージ統合を図示する図1のメッシュネットワークに類似するメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る図11に示すようなメッセージ統合処理のフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る同じく図11に示す外向きのメッセージを統合するための処理のフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る無線ノードが図1のアクセスノードへ警告状態を通達するために実行するステップのフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る図14Aおよび図14Bの警告通報処理を図示する図1のメッシュネットワークに類似するメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る図1のメッシュネットワーク全体を通じた大規模一斉通報を通達するための処理のフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る図1のメッシュネットワークの代替実施形態であるメッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係るワイドエンドネットワークを介してバックエンドコンピュータに接続する図1のメッシュネットワークに類似する多元メッシュネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係る無線ノードのブロック図である。 本発明の一実施形態に係るアクセスノードの非限定的例示のブロック図である。 本発明の代替実施形態に係る種々の売り場を有する小売店舗の非限定的実施例の概略図である。 本発明の一実施形態に係る小売店舗全体に分散する看板の場所を示す図21の小売店舗の概略図である。 本発明の一実施形態に係る図21の小売店舗の内部全体に分散する看板のメッシュネットワークを有する図21の小売店舗の概略図である。 本発明の一実施形態に係るメッシュネットワークの種々の看板ノードとリピータノードとの間の通信の相互接続を示す図23の小売店舗の概略図である。 本発明の一実施形態に係る図21の種々の小売店舗と通信するように構成する本店に、広域ネットワークを介して通信可能に接続する小売店舗のネットワークの概略図である。 本発明の2つの非限定的実施例に係る図24に示すような看板ノードの概略図である。 本発明の一実施形態に係る電池給電実装における看板ノードを含む構成要素を示す図26の看板ノードのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る回線給電実装における図26の看板ノードのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る図25の小売ネットワーク全体を通じて価格変更を通達するための少なくとも1つの方法を示すフローチャート図である。
符号の説明
10,80,110,114,118,275,340,352,354,357…メッシュネットワーク
12,116,119,175,176,276,342,415,417…アクセスノード
14,17,19,22,24,27,33,36,38,39,42,43,44,46,82,85,91,95,97,101,105,123,124,125,126,134,136,141,144,178,181,184,186,188,191,194,199,201,204,241,246,247,253,255,258,259,261,264,266,276,278,279,283,285,287,289,291,295,296,298,299,301,344,346,370,416…無線ノード
20…リンク
49…通信範囲
81…一斉通報範囲
359,440…広域ネットワーク
444…サーバ
360…バックエンドシステム
362…コンピュータ
366…タワー
371,395,468…プロセッサ
373,397,460…ローカルインタフェース
375,398,461…メモリ
376…オペレーティングシステム
378,403…アプリケーション専用ソフトウエア
379…デバイス
380,404…インタフェース
382,393,459…RFトランシーバ
384,391,457…アンテナ
401,402,403…小売店舗
405…看板
410,421,425,428,429…電池給電無線看板ノード
411,425…AC給電無線看板ノード
412,432,433…ACリピータノード
421,451,453…ディスプレイ
442…本店
447,448…ワークステーション
376,464…オペレーティングシステム
465…アプリケーション
469…電池電源
473…電力コンバータ
478…AC電力ソケット

Claims (31)

  1. 複数の電子看板に表示する情報を無線により調整するための方法であって、
    それぞれの電子看板がサテライトトランシーバノードに接続し、かつアクセスノードに通信可能に接続し、前記複数の電子看板の1以上に表示する販売情報の調整に関する情報を含むデータを受信するステップと、
    前記アクセスノードから前記アクセスノードの周りに論理的に分散する複数のサテライトノードの1以上に外向きの通達メッセージを無線により送信するステップであって、1以上の前記サテライトトランシーバノードを電子看板を持って構成し、かつ1以上の前記サテライトトランシーバノードを電子看板を持つことなく構成し得る、メッセージを送信するステップと、
    前記アクセスノードから電子看板を持って構成する意図する受信サテライトトランシーバノードにおいて前記外向きの通達メッセージを受信するステップと、
    前記外向きの通達メッセージに含む命令を実行するステップであって、前記意図する受信サテライトトランシーバノードに接続する前記電子看板が該電子看板に表示する前記販売情報を調整する命令を実行するステップ
    とを含むことを特徴とする方法。
  2. 中央コンピュータから広域ネットワークを経て1以上のアクセスノードへメッセージを通達するステップであって、
    前記メッセージが1以上の前記電子看板に表示する販売情報の調整に関する情報を含むメッセージを通達するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 製品に対する市場価格情報を受信するステップと、
    前記製品に対する1以上の所定の変数に基づいて該製品に対する販売価格を決定するステップであって、前記メッセージが前記決定する販売価格に対応するデータを含む販売価格を決定するステップ
    とをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記調整する販売情報が、前記電子看板の配置に対応する製品に関連する表示価格の変更を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記調整する販売情報が、前記電子看板の配置に対応する製品に関連する販売促進情報の変更を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記意図する受信サテライトトランシーバノードに接続する前記電子看板に表示する前記販売情報の調整に際して、前記意図する受信サテライトトランシーバノードから前記アクセスノードへ承認メッセージを通達するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記アクセスノードから広域ネットワークを経て中央コンピュータへ前記承認メッセージに対応するデータを含む応答を通達するステップであって、
    前記中央コンピュータが、前記意図する受信サテライトトランシーバノードに接続する前記電子看板が前記電子看板に表示する販売情報を調整したことを確認することができる応答通達ステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記無線により送信する外向きの通達メッセージが、前記意図する受信サテライトトランシーバノードが受信する前に、1以上のサテライトトランシーバノードにより中継されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記無線により送信する外向きの通達メッセージが、前記意図する受信サテライトトランシーバノードが受信する前に、電子看板を持つことなく構成する1以上のリピータサテライトノードにより中継されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記1以上のリピータサテライトトランシーバノードがAC電源により給電を受けることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 電子看板を持って構成する前記1以上の前記サテライトトランシーバノードが電池により給電を受けることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 電子看板を持って構成する前記1以上の前記サテライトトランシーバノードがAC電源により給電を受けることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 複数の電子看板へ無線により情報を通達するためにコンピュータへ接続するアクセスノードのためのシステムであって、
    前記アクセスノードの通信範囲内にあり、かつ該アクセスノードと直接通信するように構成する1以上のリピータノードの第1の論理レイヤと、
    それぞれの論理レイヤが前記アクセスノードの通信範囲外にあり、かつ前記アクセスノードへの無線通達を再送信するために前記アクセスノードに論理的により近い論理レイヤの1以上のリピータノードを使用することにより前記アクセスノードと間接的に通信するように構成する1以上のリピータノードを有する1以上の論理レイヤと、
    それぞれの無線ノードが電子看板に接続し、かつ1以上の前記リピータノードの通信範囲内に位置し、かつ前記論理レイヤの1以上の前記リピータノードにより前記アクセスノードから通達を受信するように構成し、1以上の前記リピータノードが中継して前記変更する電子看板に接続する前記無線ノードへ、前記アクセスノードから送信する通達に従い、1以上の前記電子看板において販売データを変更することができる複数の無線ノード
    とを備えることを特徴とするシステム。
  14. 電子看板に接続する各無線ノードが行うリピータノードの選択が、電子看板に接続する前記選択する無線ノードの通信範囲内にある各リピータノードの前記論理レイヤ番号および能力数に従い決定することを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 前記アクセスノードとリピータノードの前記論理レイヤに位置する各リピータノードとの間の通信のために、送信時間と受信時間を同期させるための前記アクセスノードおよび各リピータノードにおける論理隣接するレイヤにある前記無線ノード間の通信のために前記送信時間と前記受信時間を同期させるための各リピータノードにおける論理と、
    前記アクセスノードとの通信のために電子看板に接続する前記無線ノードが選択する前記リピータノードとの通信のために前記送信時間と前記受信時間を同期させるように構成する電子看板に接続する各リピータノードにおける論理
    とをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  16. 各リピータノードがAC電源により給電を受けることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  17. 電子看板に接続する1以上の無線ノードが電池により給電を受けることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  18. 電子看板に接続する1以上の無線ノードが、AC電源により給電を受け、かつその他のノードから受信する伝送を中継し、前記中継伝送を前記アクセスノードに通達することができるように構成されることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  19. 小売環境における販売促進情報掲示を更新するためのシステムであって、
    前記小売環境に位置し、かつ無線通信を送受信するように構成するアクセスノードと、
    前記アクセスノードとの無線通信の送受信のためにトランシーバに接続する1以上の電子看板と、
    表示する販売促進更新情報に対応する無線送信を前記アクセスノードから受信するように構成する前記1以上の電子看板における論理と、
    前記アクセスノードから受信する前記無線送信に含む命令を実行し、前記電子看板が前記販売促進更新情報に関連してその表示情報を更新するように構成する前記1以上の電子看板における論理
    を含むことを特徴とするシステム。
  20. 前記無線送信が宛て先指定する電子看板による受信に先立って、前記アクセスノードから前記受信する無線送信を1以上のリピータにより再送信することを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  21. 1以上のリピータが電気的に電子看板に接続することを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  22. 1以上のリピータが電子看板に接続しないことを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  23. 電子看板に接続しない前記1以上のリピータがAC給電を受けることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  24. 前記アクセスノードの前記双方向通信可能範囲を越える各電子看板が前記アクセスノードに無線通信を再送信するためのリピータを選択することを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  25. 前記選択するリピータが前記アクセスノードに最も近い論理的関係にある前記リピータであることを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  26. 広域ネットワークに接続する複数のアクセスノードと前記広域ネットワークを経て通信するように構成し、かつ地理的に分散する小売環境に位置する中央コンピュータであって、
    前記中央コンピュータが前記アクセスノードのそれぞれに販売促進更新情報を通達し、各小売地点における1以上の電子看板を更新するように構成する中央コンピュータをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  27. 前記中央コンピュータを、製品市場における浮動に関連した周期で販売促進更新情報を再通達するように構成し、前記製品に関連する電子看板を前記浮動に対応して更新することができることを特徴とする請求項26に記載のシステム。
  28. 電子看板に表示する販売促進情報を更新するように構成する前記電子看板であって、
    1以上の実行可能な命令を格納するように構成するメモリと、
    前記メモリに格納する前記命令を実行するように構成するプロセッサと、
    前記電子看板による受信に先立って、1以上の中継デバイスが中継する販売促進更新情報をハブ通信装置から受信するように構成するトランシーバであって、
    前記販売促進更新情報を前記メモリに格納するトランシーバと、
    前記プロセッサに前記プロセッサに電気的に接続するディスプレイに前記受信販売促進更新情報に関連する情報を表示させるように構成する前記メモリに含まれる論理
    とを備えることを特徴とする電子看板。
  29. 1以上の前記中継デバイスが販売促進情報を表示するためのディスプレイを有する別の電子看板であることを特徴とする請求項28に記載の電子看板。
  30. 1以上の前記中継デバイスがAC給電デバイスであることを特徴とする請求項28に記載の電子看板。
  31. 1以上の前記中継デバイスが電池給電デバイスであることを特徴とする請求項28に記載の電子看板。
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