JP2002132987A - インターネットを利用した集中保守管理システム及び方法 - Google Patents

インターネットを利用した集中保守管理システム及び方法

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JP2002132987A
JP2002132987A JP2000319749A JP2000319749A JP2002132987A JP 2002132987 A JP2002132987 A JP 2002132987A JP 2000319749 A JP2000319749 A JP 2000319749A JP 2000319749 A JP2000319749 A JP 2000319749A JP 2002132987 A JP2002132987 A JP 2002132987A
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Tominari Nomura
富成 野村
Jiyouji Oka
上二 岡
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NEC Engineering Ltd
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NEC Corp
NEC Engineering Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements

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Abstract

(57)【要約】 保守卓に保守情報を提供し障害復旧を効率化するシステ
ム及び方法の提供。 【課題】 【解決手段】携帯電話システムの保守を行うための遠隔
保守卓30から、インターネット1を介て携帯電話システ
ム集中保守管理システムのWebサーバー303にアクセスし
障害データ、診断辞書を保管するデータベースサーバー
304を検索し、障害診断、障害復旧に必要なデータを取
得し、さらに、遠隔保守卓30から、メーカーの保守者及
び開発担当者の端末に接続され、オンラインで遠隔から
保守作業の支援を受けることができる。また遠隔保守卓
30から修理依頼、メーカー側からの修理受付、修理完了
報告書の発行と、修理進捗状況報告が、前記情報提供サ
ーバを介して、オンラインで行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話システム
の保守管理技術に関し、特に、インターネットを利用し
た、携帯電話システムの集中保守管理システム及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話システムに障害が発生し
た時、通信事業者及び保守会社の保守者が、障害切り分
けを行うにあたり、遠隔保守卓を使用して、経験則(保
守者の知識、経験等)に基づき、障害の切り分けが行わ
れている。
【0003】修理の依頼方法については、通信事業者及
び保守会社から書面による修理依頼書を発行し、郵送に
より、この修理依頼書をメーカーまで送付している。
【0004】修理完了報告の方法については、メーカー
で修理完了後に、通信事業者及び保守会社に、修理報告
書を、郵送で送付している。
【0005】また保全については、障害が発生してから
行なう事後保全と定期保守(時間計画予防保全)が用い
られている。障害に備えて準備しておく、予備パネルの
在庫管理については、修理件数を基に、経験則に従っ
て、予備パネルの補充が行われている。
【0006】なお、携帯電話システムの保守に関する刊
行物として、例えば特許公報(特許第2616673
号)には、障害データを保持するデータベースを備え、
基地局と移動体通信交換機を介して接続された集中運用
保守センターを設け、基地局が、無線回線を介して端末
装置のデータセーブ・メモリ回路に保持されたデータを
読み出してデータベースに転送し、移動体通信システム
における通信サービス異常時に、移動体端末からの操作
入力により、異常に関する正確な情報を得ることができ
るようにしたシステムの構成が提案されている。また特
開平10−173774号公報には、保守作業の工程を
管理する保守作業工程管理手段と、保守員と保守作業工
程管理手段の情報交換を実現する携帯端末と、無線通信
機能をもつ固定端末を備え、通信ネットワーク設備の保
守作業の支援を行う保守支援システムが提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の保守管理方法に
おいて、携帯電話システムに障害が発生した場合、経験
則で診断が行われているため、専ら保守者のスキルに依
存している。
【0008】また修理依頼書及び修理完了報告書が郵送
によって送付されており、配信に時間を要している。
【0009】また、修理依頼した装置、パネルの修理進
捗状況は、その都度、電話等による問合わせにより取得
しており、利便性が悪かった。
【0010】さらに、従来のシステムの保守方法では、
事後に修理する事後保全体制を取っているため、システ
ムの障害復旧に時間が必要であり、また、法定で定めて
いる以外の項目も含めて定期保守を行なっているため、
システムのアベライビリティーを向上させることが容易
でなかった。
【0011】障害に備えて予め準備しておく予備パネル
の補充は、経験則に基づいて行われており、最適な在庫
管理が行なえず、過不足が生じやすい、という問題点も
有している。
【0012】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、第1の目的は、保守卓に保守支
援情報を提供することで、障害復旧を容易化するシステ
ム及び方法を提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、修理依頼書及び修
理完了報告書の発送のオンライン化を行い、さらに修理
品の修理進捗状況をオンラインで閲覧可能とするシステ
ム及び方法を提供することにある。
【0014】本発明の第3の目的は、システムのアベラ
イビリティーを向上する、システム及び方法を提供する
ことにある。
【0015】本発明の第4の目的は、適正な在庫管理を
実現可能とするシステム及び方法を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、携帯電話システムの保守を行うための保守端末か
ら、インターネットを介して、該システムの製造メーカ
ー側の携帯電話システム集中保守管理センターの情報提
供サーバーにアクセスし、前記情報提供サーバーを介し
て、障害データ、診断辞書を保管するデータベースサー
バーを検索し、前記保守端末で障害診断、障害復旧に必
要なデータを取得する。本発明においては、前記保守端
末から、前記システムメーカーの保守者及び開発担当者
の端末に接続され、オンラインで遠隔から保守作業の支
援を受けることができるようにしている。
【0017】本発明は、前記保守端末からの修理依頼、
メーカー側からの修理受付、修理完了報告書の発行と、
修理進捗状況報告が、前記情報提供サーバを介して、オ
ンラインで行われる。
【0018】本発明は、前記保守端末で、携帯電話シス
テムの状態監視データをオンラインで収集し、前記情報
提供サーバを介してデータベースサーバーに状態監視デ
ータを記録し、メーカー側の端末では、前記データベー
スサーバーの状態監視データと修理データを基に、予防
保全計画書を作成し発行を行い、前記保守端末では前記
情報提供サーバーを介して前記予防保全計画書が閲覧で
きるようにしている。状態監視データを基に作成した予
防保全計画書に従って携帯電話システムの予防保全業務
が行われる。
【0019】本発明は、前記予防保全計画書を基に、装
置及びパネルの適正在庫管理情報を算出し、前記適正在
庫管理情報が前記情報提供サーバから、前記保守端末に
提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、携帯電話システムにおける無線基地局
及び移動交換局の保守業務を行なう通信事業者または保
守業務を委託された保守会社が行う保守業務と、通信業
者及び保守会社からの保守業務委託及び保守業務支援要
請があった時に、製造メーカーに設置した携帯電話シス
テム集中保守管理センターを、インターネットを介し
て、通信事業者側の遠隔保守卓に接続し、オンライン
で、保守業務の遂行と通信業者及び保守会社の保守業務
を支援する各種サービスを提供するものである。
【0021】そのサービスの品目には、下記の4項目が
ある。
【0022】1.障害発生時の障害切分け支援サービ
ス。
【0023】このサービスは、通信事業者の遠隔保守卓
から、携帯電話システム集中保守管理システムに設置さ
れているデータベースサーバー(「DBサーバー」とい
う)に保管、維持管理されている障害修理データ(障害
事例)を基に作成し、診断辞書として、オンラインで公
開して、障害切分けを支援する。
【0024】2.修理依頼、修理完了報告書のオンライ
ン受付及び発行サービスと修理進捗公開サービス。
【0025】このサービスは、不具合が発生した装置パ
ネルを、オンラインで修理依頼伝票を受付し、修理完了
時に発行する修理完了報告書のオンライン発行と、修理
進捗状況を修理依頼元へ公開して利便性を提供する。
【0026】3.予防保全計画書作成サービス及び予防
保全業務サービス。
【0027】このサービスは、携帯電話システムの遠隔
保守卓によって収集されている状態監視データと、携帯
電話システム集中保守管理センターのDBサーバーにあ
る修理データとを分析して、予防保全計画書を作成する
サービスと、予防保守計画書に基づいて、予防保全業務
を行い、システムの稼動率(「アベライビリティー」と
いう)を高める。
【0028】4.装置、予備パネルの適正在庫管理サー
ビス。
【0029】このサービスは、修理データから障害発生
予測と、状態監視データを基に、予備パネルの在庫適正
化を行ない、通信事業者及び保守会社に代わり、予備パ
ネルの在庫を適正に管理する。
【0030】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、図1を参照すると、携帯電話システムの障害診断作
業を行うための遠隔保守卓(30)から、携帯電話シス
テムの障害の類似データの問い合わせを、インターネッ
ト(1)を介して接続される携帯電話システム集中保守
管理センター(300)の情報提供サーバー(303)
を介して、データベースサーバー(304)に送信し、
この問い合わせを受けたデータベースサーバー(30
4)では、診断辞書を検索し、前記障害と類似した障害
データが検索された場合、類似した障害データを抽出し
て、情報提供サーバー(303)を介して、遠隔保守卓
(30)に、障害問い合わせ結果として送信する。障害
問い合わせ結果を受け取った遠隔保守卓(30)で保守
者が障害診断作業を行い、障害が復旧した場合、障害復
旧データをインターネットを通して接続される情報提供
サーバー(303)を介してデータベースサーバー(3
04)に対して送信し、データベースサーバー(30
4)に保管蓄積されている障害データと診断辞書の更新
を行う。
【0031】一方、データベースサーバー(304)で
診断辞書を検索した結果、障害に類似した障害データが
診断辞書に存在しない場合には、遠隔保守卓(30)か
ら、携帯電話システム集中保守管理センター(300)
に通信接続される製造メーカー側の保守者の保守支援卓
(302)、又は開発担当者の開発拠点端末(312)
に、保守作業支援を要請し、前記製造メーカー側の保守
者又は開発担当者の保守支援を受けて、遠隔保守卓(3
0)で、携帯電話システムの障害診断作業を行う。障害
が復旧した場合、障害復旧データを製造メーカー側の保
守支援卓/又は開発拠点端末に送信し、前記障害復旧デ
ータを、前記製造メーカー側の保守者又は開発担当者が
確認し、前記保守者又は開発担当者によって前記保守支
援卓(302)/又は開発拠点端末(312)で確認さ
れた障害復旧データを情報提供サーバー(303)を介
して前記データベースサーバー(304)に対して送信
し、データベースサーバー(304)で蓄積されている
障害データ及び診断辞書の更新を行う。
【0032】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、携帯電話システムに障害発生時、製品、部品(「修
理品」という)の修理依頼を行う際に、遠隔保守卓(3
0)から、インターネット(1)を介して情報提供サー
バー(303)にアクセスし、情報提供サーバー(30
3)の提供する修理依頼入力フォームにそって修理依頼
内容を入力して、修理依頼情報を、情報提供サーバー
(303)に送信し、情報提供サーバー(303)で受
け取った修理依頼情報は、データベースサーバー(30
4)に渡され、データベースサーバー(304)におい
て修理依頼データとして保管、蓄積する。携帯電話シス
テム集中保守管理センター(300)の保守支援者が、
情報提供サーバー(303)が提供する修理受付入力フ
ォームに従って、修理返却日を、前記データサーバーの
修理依頼データへ登録し、情報提供サーバーから修理受
付票を発行し、修理依頼先の前記遠隔保守卓(30)と
リペアセンター端末(33i)へ送信し、修理品に付け
る修理タグカードの印刷指示を、リペアセンター端末か
ら、前記情報提供サーバーが提供する修理タグ印刷フォ
ームに従い設定し、修理タグを印刷し、修理品に付加し
て、リペアセンターに送ることで、オンラインによる修
理受付サービスを完了する。
【0033】修理品の修理が完了した場合、前記修理タ
グカードに記録されている修理内容、及び修理完了日
を、情報提供サーバー(303)が提供する修理完了日
入力フォームに従って入力することで、修理データを前
記データベースサーバー(304)に保存し、リペアセ
ンター端末(33i)から、修理完了報告書の発行指示
を行い、保管された修理データを参照して、情報提供サ
ーバー(303)が修理完了報告書を発行し、インター
ネットを介して修理依頼先の遠隔保守卓、及び、前記遠
隔保守卓と物流配送端末へ送られて、オンラインによる
修理完了報告書の発行サービスを完了する。
【0034】遠隔保守卓(30)から修理進捗公開要求
を、情報提供サーバー(303)の修理進捗公開要求フ
ォームに従って、修理進捗の修理品の識別情報を入力
し、データベースサーバー(304)に保存、蓄積され
ている修理データから、該当する修理依頼の識別情報を
抽出し、抽出したデータを前記情報提供サーバーの出力
フォームにしたがって遠隔保守卓(30)へ送信する。
【0035】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、遠隔保守卓(30)から、インターネット(1)を
介して、携帯電話システム集中保守管理センター(30
0)の情報提供サーバー(303)にアクセスし、予防
保全計画書作成依頼を前記情報提供サーバーの予防保全
計画書作成入力フォームに従って入力し、前記携帯電話
システム集中保守管理センターの遠隔保守支援卓(30
2)から、状態監視データ転送要求を、前記情報提供サ
ーバー(303)を介して、前記遠隔保守卓(30)へ
送信し、前記遠隔保守卓(30)は、携帯電話システム
の無線基地局及び移動交換局の状態監視データを収集
し、インターネットを介して、データベースサーバーに
状態監視データを保存する。遠隔保守支援卓(302)
から修理データ及び状態監視データの分析要求を、情報
提供サーバー(303)に送り、前記情報提供サーバー
を介して、データベースサ-バー(304)に保存した
状態監視データと、予備装置、パネルの在庫管理データ
と、修理データとを分析し、障害発生予測を行うととも
に故障率を求め、予備装置、パネル数の必要数を算出
し、予防保全計画データとして、データベースサーバー
(304)へ保存する。データベースサーバー(30
4)に保存された予防保全計画データを基に、前記遠隔
保守支援卓において、予防保全計画書を作成し、情報提
供サーバー(303)を介して、前記データベースサー
バーへ保存し、情報提供サーバーの予防保全計画書出力
フォームから、遠隔保守卓(30)へ予防保全計画書を
送信する。
【0036】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、遠隔保守卓(30)から、インターネット(1)を
介して、携帯電話システム集中保守管理センター(30
0)の情報提供サーバー(303)にアクセスし、装
置、パネル適正在庫管理のサービス依頼を、情報提供サ
ーバー(303)の適正在庫管理サービス依頼入力フォ
ームに従って入力し、携帯電話システム集中保守管理セ
ンターの遠隔保守支援卓(302)へ送る。遠隔保守支
援卓(302)において、要求を受け取った保守支援者
は、在庫適正化データ処理要求を予防保全計画書作成サ
ービスに行い、予防保全計画書作成サービスを実行し、
予防保全計画書作成サービスで得られた予防保全計画書
を基に、前記遠隔保守支援卓から情報提供サーバーを介
して生産拠点端末へ装置及びパネルの生産指示行う。生
産完了後、不足分の装置及びパネルを物流配送センター
に納入されて在庫管理を行う。
【0037】物流配送センター端末から適正在庫管理が
整った通知を、情報提供サーバー(303)を介して遠
隔保守支援卓(302)で受け、遠隔保守支援卓(30
2)は、適正在庫管理処理完了報告を、情報提供サーバ
ーの出力フォームを使用して要求先の遠隔保守卓(3
0)へ送る。
【0038】携帯電話システム集中保守管理センター
(300)は、衛星地上局(305)を備え、衛星通信
により、携帯電話システム集中保守管理センター側の保
守者が所持する携帯情報端末(32i)、サービスカー
(31i)と通信接続する構成としてもよい。なお、携
帯電話システムとしては、簡易携帯電話システム(PH
S;Personal Handyphone System)であってもよい。
【0039】
【実施例】上記した実施の形態についてさらに詳細に説
明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。
【0040】図1は、本発明の一実施例のシステム構成
の一例を示す図である。A通信事業者の携帯電話システ
ム2A,jの無線基地局2n(nは>=1の整数)、及び、
A通信事業者以外のX通信事業者の携帯電話システム2
X,j(jは>=1の整数)の無線基地局2n(nは>=1の整
数)は、それぞれ、上位装置になる移動交換局10に接
続され、携帯電話システム2A,j、2X,jは、固定電
話網4によって、それぞれの移動交換局10に接続さ
れ、移動交換局10には、それぞれ遠隔保守卓30が接
続されている。なお、図1には、A通信事業者の携帯電
話システム、X通信事業者の携帯電話システムが図示さ
れているが、本発明において、二つの通信事業者の携帯
電話システムのシステム構成に限定されるものでないこ
とは勿論である。
【0041】上記携帯電話システムに対して、各種サー
ビスを提供するための構成について以下に説明する。
【0042】遠隔保守卓30を、インターネット1を介
して携帯電話システム集中保守管理システム3に接続
し、携帯電話システム集中保守管理システム3は、静止
衛星30と、携帯電話システム集中保守管理センター3
00と、サービスカー31iと、保守者用携帯情報端末
(「保守者用PDA」という)32iと、リペアセンタ
ー端末33iと、物流配送センター端末34i(ここで、
iは>=1の整数を示す)と、製造メーカー310の端末に
接続されている。
【0043】製造メーカー310の端末は、生産拠点端
末311と開発拠点端末312とからなり、それぞれ、
イントラネット306に接続されている。
【0044】携帯電話システム集中保守管理センター3
00は、ファイヤーウォール(FW)301と、遠隔保
守支援卓302と、情報公開用サーバー(「Webサー
バー」という)303と、データベースサーバー(「D
Bサーバー」という)304と、衛星地上局305とを
備えており、これらは、いずれもイントラネット306
に接続されている。
【0045】衛星地上局305と、静止衛星35と、保
守者用PDA32iと、サービスカー31iは、マイクロ
波回線36によって接続され、保守者用PDA32i及
びサービスカー31iは、携帯電話システム集中保守管
理センター300と、広範囲にカバーができる、静止衛
星35を介して通信を行う。サービスカー31iには、
予備パネル、装置及び部品を搭載しており、緊急障害対
応に備えている。
【0046】携帯電話システム2A,j、2X,jの遠隔
操作卓30と携帯電話システム集中保守管理センター3
00にある遠隔保守支援卓302とがファイヤーウォー
ル301を介してインターネット1で接続される。
【0047】本実施例の動作について、各サービス(ビ
ジネスモデル)毎に説明する。
【0048】本発明の第1の実施例である、障害発生時
の障害切分け支援サービスについて、図1乃至図3、図
8乃至図11を参照して説明する。図2及び図3は、本
発明の第1の実施例の処理を説明するための流れ図であ
り、図8乃至図11は、端末(遠隔操作卓30)に転送
され表示される画面情報を示す図である。
【0049】まず、携帯電話システム2A,jまたは携
帯電話システム2X,jに障害が発生した場合(図2の
ステップ2-1)、通信事業者及び保守会社の保守者が、
遠隔操作卓30を使用して障害診断作業を行う(図2の
ステップ2-2)。
【0050】次に、通信事業者の保守者が障害診断する
過程で、遠隔操作卓30を使用し、インターネット1を
介して携帯電話システム集中保守管理センター300の
Webサーバー303を経由し、DBサーバー304へ
障害類似データの問合せ(図2のステップ2-3)を、遠
隔操作卓30に表示される「障害類似データ問合せ」入
力フォーム(図8参照)に従って、障害類似データの問
合わせを行う(ステップ2-4)。障害類似データ問合せ
入力フォームは、図8に示すような画面の入力フォーム
が、Webサーバー303をアクセスする遠隔操作卓3
0の表示装置に表示され、通信事業者の保守者は、画面
から、ID、問い合わせ年月日、障害装置名、局名、障
害内容、問い合わせ者を入力し、「送信ボタン」を押
す。
【0051】次に、障害類似データを問合せた結果、類
似障害データが有った場合を以下に説明する。
【0052】障害類似データの問合せに対して、DBサ
ーバー304に蓄積されている診断辞書を検索し(図2
のステップ2-5)、障害原因と思われる類似障害データ
を抽出し(図2のステップ2-6)、DBサーバー304
から類似障害データを受け取ったWebサーバー303
は、「障害類似データ問合せ結果」出力フォーム(図9
参照)にそったデータを、インターネット1を介して、
保守者が操作する遠隔保守卓30へ転送される(図2の
ステップ2-7)。図9を参照すると、障害類似データ問
合せ結果として、障害内容に対して障害処理内容とその
累積(障害処理内容の過去の累積結果)が表示される。
【0053】遠隔保守卓30へ転送された障害類似デー
タに基づいて、障害診断作業を行い(図2のステップ2-
8)、障害復旧したら、障害復旧データを遠隔操作卓3
0から入力する(図2のステップ2-9、ステップ2-1
0)。その際、インターネット1を介し、携帯電話シス
テム集中保守管理センター300のWebサーバー30
3にアクセスし「障害処理結果入力」フォーム(図10
参照)に従って入力し(図2のステップ2-11)、DBサ
ーバー304に保管蓄積されている障害データと診断辞
書を更新する(図2のステップ2-12、2-13)。図10を
参照すると、障害処理結果入力として、ID、障害発生
日、障害処理完了日、障害装置名、障害内容、障害処理
内容、障害処理担当者の情報が入力される。
【0054】DBサーバー304において障害データと
診断辞書の更新が完了したら、Webサーバー303か
ら障害データ完了登録通知を発行し(図2のステップ2-
14)、このサービスにおける診断辞書に類似データがあ
る場合の障害切分け支援サービスを完了する。
【0055】次に、類似障害データの問合せに対して、
診断辞書に障害類似データが無い場合を以下に説明す
る。
【0056】保守者から遠隔保守卓30を使用して、保
守作業支援要請を受けた場合(図3のステップ2-20)、
メーカーの保守者は遠隔保守卓302から、インターネ
ット1を介して遠隔保守卓30を操作して障害診断作業
を支援する(図3のステップ2-21、ステップ2-22)。
【0057】また、保守支援要請を受けたメーカーの保
守者が対応できない場合に、開発拠点の開発担当者がイ
ンターネット1に接続されている開発拠点端末312を
操作して、遠隔保守支援卓302を介して障害診断作業
を支援する(図3のステップ2-22、ステップ2-23)。
【0058】次に、メーカーの保守者及び開発担当者が
支援して障害復旧した場合(図3のステップ2-24)、障
害復旧データを、Webサーバー303を介し、メーカ
ー保守者及び開発担当者によって、障害復旧データを確
認し(図3のステップ2-25、2-26)、その後に、「障害
復旧データ入力」フォーム(図11参照)に従って入力
し(図3のステップ2-27)、DBサーバー304に蓄積
している障害データを更新し、診断辞書の更新し(図3
のステップ2-28、ステップ2-29)、診断辞書に類似デー
タが無い場合の障害切分け支援サービスを完了する。図
11を参照すると、遠隔保守支援卓302又は開発拠点
端末312に表示される障害復旧データ入力画面から、
障害復旧年月日、障害装置名、障害内容、障害処理内
容、診断辞書登録、保守者、保守支援者、開発担当者、
備考に必要な情報が入力される。
【0059】障害が発生した装置及びパネルは、修理依
頼元から物流配送センター経由でリペアセンターに送付
され、修理される。障害が発生した装置及びパネルは、
リペアセンターで修理が完了したら、物流配送センター
経由で修理依頼元へ修理返却される。
【0060】本実施例によれば、携帯電話システムの保
守をメーカーに設置した携帯電話システム集中保守管理
システムとインターネットを介して連携できるように
し、システムメーカーの保守者及び開発担当者からオン
ラインによる保守支援を可能とし、障害復旧を効率化す
る、ということである。
【0061】障害データを基に、診断辞書を整備して、
オンラインで保守者に公開して行なう障害切り分け支援
サービスを可能としている、ということである。
【0062】次に、本発明の第2の実施例として、修理
依頼、修理完了報告書のオンライン受付及び発行サービ
スと修理進捗公開サービスについて、図1、図4と図
5、図12乃至図19を参照して説明する。図4及び図
5は、本発明の第2の実施例の処理手順を示す流れ図で
ある。図12乃至図19は、画面表示(フォーム)の一
例を示す図である。
【0063】まず、遠隔保守卓30から、不具合が発生
した装置及びパネルの修理依頼を行う際に(図4のステ
ップ3-1)、インターネット1を介して、携帯電話シス
テム集中保守管理センター300のWebサーバー30
3の「装置、パネル修理依頼入力」フォーム(図12参
照)にそって修理依頼内容を入力し(図4のステップ3-
2)、入力を完了したら、送信する。図12を参照する
と、装置、パネル修理依頼入力は、ID、修理依頼年月
日、装置名、パネル名、製造番号、修理依頼内容、納入
先、機能納期、修理依頼者、修理依頼区分、備考に必要
な情報を入力し、送信ボタンを押下することで、装置、
パネル修理依頼入力(電子修理依頼書)が、Webサー
バー303に送信される。
【0064】次に、Webサーバー303で受け取った
電子修理依頼書は、DBサーバー304に、修理依頼デ
ータとして保管・蓄積される(図4のステップ3-3)。
【0065】次に、携帯電話システム集中保守管理セン
ター300の保守支援者は、修理返却予定日を検討し
(図4のステップ3-4)、「装置、パネル修理受付入
力」フォーム(図13参照)に従って、修理返却日を、
DBサーバー304の修理依頼データへ書き込み(図4
のステップ3-5、3ー6)、装置、パネル修理受付票出力
(電子修理受付票)(図14参照)を、Webサーバー
303から発行し(図4のステップ3-7)、修理依頼先
の遠隔保守卓30とリペアセンター端末33iへ送信す
る。図14を参照すると、装置、パネル修理受付票出力
には、ID、修理依頼年月日、装置名、パネル名、修理
依頼内容、納入先、希望期限、修理依頼者、修理依頼区
分、修理返却日、修理受付者、備考欄を含む。
【0066】次に、リペアセンター端末33iから、修
理依頼された装置及びパネルに付ける修理タグカード印
刷指示を、Webサーバー303の修理タグ印刷フォー
ム(図15参照)に従い、修理タグを印刷して修理品に
付けて、リペアセンターに送り(図4のステップ3-9、
ステップ3-10)、オンラインによる修理受付サービスを
完了する。図15を参照すると、装置、パネル修理タグ
印刷フォームは、ID、修理依頼年月日、装置名、パネ
ル名、修理依頼内容、納入先、希望期限、修理依頼者、
修理依頼区分、修理返却日、修理受付者、診断内容、不
良部品、処理内容、備考欄を含む。
【0067】次に、修理完了報告書のオンライン発行サ
ービスは、修理依頼された装置及びパネルの修理が完了
したら、修理タグカードに書かれている修理内容、及び
修理完了日をWebサーバー303の「装置、パネル修
理完了日入力」フォーム(図16参照に従って入力し
(図5のステップ3-20〜ステップ3-22)、修理データを
DBサーバー304に保存する(図5のステップ3-2
3)。図16を参照すると、装置、パネル修理完了日入
力フォームは、ID、修理依頼年月日、装置名、パネル
名、修理依頼内容、納入先、希望期限、修理依頼者、修
理依頼区分、修理返却日、修理受付者、診断内容、不具
合部品、処理、修理完了日、備考欄を含む。
【0068】次に、リペアセンター端末33iから修理
完了報告書の発行指示を行い(図5のステップ3-24)、
保管された修理データを参照して(図5のステップ3-2
5)、Webサーバー303の「修理完了報告書」フォ
ーム(図17参照)によって発行され(図5のステップ
3-26)、インターネット1を介して修理依頼先にある遠
隔保守卓30と物流配送端末34jへ送られて(図5のス
テップ3-27)、オンラインによる修理完了報告書の発行
サービスを完了する。図17を参照すると、修理完了報
告書装置フォームは、ID、修理依頼年月日、装置名、
パネル名、修理依頼内容、納入先、希望期限、修理依頼
者、修理依頼区分、修理返却日、修理受付者、診断内
容、不具合部品、処理、修理完了日、有償・無償、請求
費用、備考欄を含む。
【0069】次に、修理進捗公開サービスは、遠隔保守
卓30から、修理進捗公開要求を、Webサーバー30
3の「装置パネル修理進捗公開要求」フォーム(図18
参照)に従って、知りたい修理進捗の装置名又はパネル
名の製造番号を入力し(図5のステップ3-28、ステップ
3-29)、DBサーバー304に保存、蓄積されている修
理データから、該当する修理依頼のID番号を抽出し
(図5のステップ3-30、ステップ3-31)、抽出したデー
タをWebサーバー303の出力フォーム(図19参照)
に沿って、遠隔保守卓30へ送られて(図5のステップ3-
32)、オンラインによる修理進捗公開サービスを完了す
る。図18を参照すると、装置パネル修理進捗公開要求
フォームは、ID、修理依頼年月日、装置名、パネル
名、修理依頼内容、納入先、希望期限、修理依頼者、修
理依頼区分、修理返却日、備考欄を含む。図19を参照
すると、装置パネル修理進捗公開フォームは、ID、修
理依頼年月日、装置名、パネル名、修理依頼内容、納入
先、希望期限、修理依頼者、修理依頼区分、修理返却
日、修理受付者、診断内容、不具合部品、部品入庫、処
理作業日、処理、修理完了予定日、備考欄を含む。
【0070】本実施例によれば、携帯電話システムの保
守をメーカーに設置した携帯電話システム集中保守管理
システムとインターネットを介して連携できるように
し、遠隔保守支援卓からオンラインによる修理受付と修
理完了報告書の発行を可能としている。
【0071】本実施例によれば、遠隔保守卓から、障害
装置及びパネルの修理進捗状況をオンラインで保守者に
公開することによって利便性を向上させる事ができる。
【0072】次に、本発明の第3の実施例として、予防
保全計画書作成サービス及び予防保全業務サービスにつ
いて、図1、図6、図20、及び図21を参照して説明
する。図6は、本発明の第3の実施例の処理手順を示す
流れ図であり、図20、及び図21は、画面表示(フォ
ーム)の一例を示す図である。
【0073】まず、遠隔保守卓30から予防保全計画書
作成依頼をWebサーバー303の「システム予防保全
計画書作成入力」フォーム(図20参照)に従って入力
する(図6のステップ4-1、4-2)。図20を参照する
と、システム予防保全計画書作成入力」フォームは、I
Dと、作成年月日と、システム名と、装置名と、局名
と、納期と、依頼者と、備考欄を含む。
【0074】次に、遠隔保守支援卓302から状態監視
データ転送要求をWebサーバー303を介して遠隔保
守卓30へ送る(図6のステップ4-3)。
【0075】次に、遠隔保守卓30は、無線基地局2n
及び移動交換局10の状態監視データを収集し(図6の
ステップ4-4)、インターネット1を介してDBサーバ
ー304に状態監視データを保存する(図6のステップ
4-5)。
【0076】次に、遠隔保守支援卓302から修理デー
タ及び状態監視データの分析要求をWebサーバー30
3に送り(図6のステップ4-6)、Webサーバー30
3を介してDBサ-バー304に保存した状態監視デー
タと、予備装置、パネル在庫管理データと、修理データ
とを分析して(図6のステップ4-7、4-8)、障害発生予
測及び故障率の市場実績を求めて障害の前兆を捕らえ、
予備装置、パネル数の算出を行い(図6のステップ4-9、
4-10)、予防保全計画データとして、DBサーバー30
4へ保存する(図6のステップ4-11)。
【0077】次に、予備装置、パネル在庫管理データを
更新し(図6のステップ4-12)、保存した予防保全計画
データを基に、遠隔保守支援卓302の端末で予防保全
計画書を作成し(図6のステップ4-13)、作成完了後
に、Webサーバー303を介して、DBサーバー30
4へ保存し(図6のステップ4-14)、Webサーバー3
03の「システム予防保全計画書出力」フォーム(図2
1参照)から、遠隔保守卓30へ予防保全計画書を送っ
て予防保全計画書作成サービスを完了する。図21を参
照すると、システム予防保全計画書出力フォームは、I
Dと、作成年月日と、システム名と、装置名と、局名
と、納期と、依頼者と、予備装置名、予備装置台数、予
備装置交換時間、予備パネル名、予備パネル数、予備パ
ネル交換時間、備考欄を含む。
【0078】次に、予防保全業務サービスは、前記の予
防保全計画書を基に、通信事業者又は保守会社に代わっ
て予防保全業務を行なう。
【0079】本実施例によれば、携帯電話システムの保
守を、メーカーに設置した携帯電話システム集中保守管
理システムとインターネットを介して連携できるように
し、携帯電話システムの状態監視データと修理データを
基に、障害発生予測及び故障率(市場実績値)を求め、
予防保全計画書の作成サービスを可能にし稼働率の向上
が期待できる。
【0080】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。装置、予備パネル適正在庫管理サービスについ
て、図1、図7、図22、及び図23を参照して説明す
る。図7は、本発明の第4の実施例の処理手順を示す流
れ図であり、図22、及び図23は、画面表示(フォー
ム)の一例を示す図である。
【0081】まず、遠隔保守卓30から、装置、パネル
適正在庫管理のサービス依頼をWebサーバー303の
「予備装置、適正在庫管理サービス依頼」入力フォーム
(図22参照)に従って入力し、遠隔保守支援卓302
へ送る(図7のステップ5-1、5-2)。図22を参照する
と、予備装置、適正在庫管理サービス依頼フォームは、
ID、作成依頼日、システム名、局名、依頼者、装置
名、予備装置納入日(物流配送センター)、適正在庫パ
ネル名、適正パネル納入日(物流配送センター)、備考
欄を含む。
【0082】要求を受け取った保守支援者は、在庫適正
化データ処理要求を予防保全計画書作成サービスを行い
(図7のステップ5-3)、図6の状態監視データ転送要
求ステップ4-3に移行して、予防保全計画書作成サービ
スを実行し、予防保全計画書作成サービスで得られた予
防保全計画書を基に、遠隔保守支援卓302からWeb
サーバー303を介して生産拠点端末311へ装置及び
パネルの生産指示行い(図7のステップ5-4)、生産完
了後(図7のステップ5-5)、不足分の装置及びパネル
を物流配送センターに納入されて在庫管理を行う(図7
のステップ5-6)。
【0083】物流配送センター端末34jから適正在庫
管理が整った通知を、Webサーバー303を介して遠
隔保守支援卓302で受け、遠隔保守支援卓302は、
適正在庫管理処理完了報告を、Webサーバー303の
出力フォーム(図23参照)を使用して要求先の遠隔保
守卓30へ送信し(ステップ5-7、5-8)、装置、予備パ
ネル適正在庫管理サービスを完了する。図23を参照す
ると、予備装置、適正在庫管理出力フォームは、ID、
作成依頼日、システム名、装置名、局名、納期、依頼
者、予備装置名、予備装置台数、予備装置生産数、予備
装置納入日(物流配送センター)、予備装置在庫数、予
備パネル名、予備パネル数、予備パネル納入日(物流配
送センター)、予備パネル在庫数、備考欄を含む。
【0084】本実施例によれば、携帯電話システムの保
守をメーカーに設置した携帯電話システム集中保守管理
システムとインターネットを介して連携できるように
し、予防保全計画書作成サービスで得られた予防保全計
画データを基に、予備装置、パネルの適正在庫管理を可
能にしている。
【0085】なお、上記各実施例において図面に例示し
た画面フォーム等は、本発明を説明するためのものであ
り、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるもの
でなく、本発明は、本願特許請求の範囲の請求項の発明
の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正を含
むことは、勿論である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0087】本発明の第1の効果は、携帯電話システム
の保守をメーカーに設置した携帯電話システム集中保守
管理システムとインターネットを介して連携できるよう
にし、システムメーカーの保守者及び開発担当者からオ
ンラインによる保守支援を可能とし、障害復旧を効率化
する、ということである。
【0088】本発明の第2の効果は、障害データを基
に、診断辞書を整備して、オンラインで保守者に公開し
て行なう障害切り分け支援サービスを可能としている、
ということである。
【0089】本発明の第3の効果は、携帯電話システム
の保守をメーカーに設置した携帯電話システム集中保守
管理システムとインターネットを介して連携できるよう
にし、遠隔保守支援卓からオンラインによる修理受付と
修理完了報告書の発行を可能としている、ということで
ある。
【0090】本発明の第4の効果は、遠隔保守卓から、
障害装置及びパネルの修理進捗状況をオンラインで保守
者に公開することによって利便性を向上させる事ができ
る、ということである。
【0091】本発明の第5の効果は、携帯電話システム
の保守を、メーカーに設置した携帯電話システム集中保
守管理システムとインターネットを介して連携できるよ
うにし、携帯電話システムの状態監視データと修理デー
タを基に、障害発生予測及び故障率(市場実績値)を求
め、予防保全計画書の作成サービスを可能にし稼働率の
向上が期待できる、ということである。
【0092】本発明の第6の効果は、携帯電話システム
の保守をメーカーに設置した携帯電話システム集中保守
管理システムとインターネットを介して連携できるよう
にし、予防保全計画書作成サービスで得られた予防保全
計画データを基に、予備装置、パネルの適正在庫管理を
可能にしている、ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
【図3】本発明の第1の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
【図4】本発明の第2の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
【図5】本発明の第2の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
【図6】本発明の第2の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
【図7】本発明の第2の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
【図8】本発明の実施例の障害類似データ問合せ入力フ
ォーマットの画面表示の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施例の障害類似データ問合せ結果の
画面表示の一例を示す図である。
【図10】本発明の実施例の障害処理結果入力フォーマ
ットの画面表示の一例を示す図である。
【図11】本発明の実施例の障害復旧データ入力フォー
マットの画面表示の一例を示す図である。
【図12】本発明の実施例の装置パネル修理依頼入力フ
ォーマットの画面表示の一例を示す図である。
【図13】本発明の実施例の装置パネル修理受付票の入
力フォーマットの画面表示の一例を示す図である。
【図14】本発明の実施例の装置パネル修理受付票の出
力の画面表示の一例を示す図である。
【図15】本発明の実施例の装置パネル修理タグ印刷の
画面表示の一例を示す図である。
【図16】本発明の実施例の装置パネル修理完了日の入
力画面表示の一例を示す図である。
【図17】本発明の実施例の装置パネル修理費用報告書
の画面表示の一例を示す図である。
【図18】本発明の実施例の装置パネル修理進捗公開要
求の入力フォーマットの画面表示の一例を示す図であ
る。
【図19】本発明の実施例の装置パネル修理進捗公開の
画面表示の一例を示す図である。
【図20】本発明の実施例のシステム予防保全計画書作
成の入力フォーマットの画面表示の一例を示す図であ
る。
【図21】本発明の実施例のシステム予防保全計画書出
力の画面表示の一例を示す図である。
【図22】本発明の実施例の予備装置、適正在庫サービ
ス依頼の入力フォーマットの画面表示の一例を示す図で
ある。
【図23】本発明の実施例の予備装置、適正在庫サービ
ス出力画面表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 無線基地局 3 携帯電話システム集中保守管理システム 4 固定電話網 10 移動交換局 30 遠隔保守卓 31 サービスカー 32 保守者用PDA 33 リペアセンター端末 34 物流配送センター端末 35 静止衛星 36 マイクロ波回線 300 携帯電話システム集中保守管理センター 301 ファイヤーウオール 302 遠隔保守支援卓 303 Webサーバー 304 DBサーバー 305 衛星地上局 306 イントラネット 310 製造メーカー 311 生産拠点端末 312 開発拠点端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 上二 東京都港区芝浦三丁目18番21号 日本電気 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB07 CC05 CC21 CC27 CC32 EE05 EE56 FF02 FF03 GG06 GG07 5K019 AA02 DA03 DB05 DC03

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯電話システムの障害診断、復旧作業を
    行う保守担当者が保守端末から、インターネットを介し
    て携帯電話システム集中保守管理センターの情報提供サ
    ーバーにアクセスし、前記情報提供サーバーを介して、
    障害データ及び診断辞書を保管するデータベースサーバ
    ーを検索し、前記保守端末で、障害診断、障害復旧に必
    要なデータを取得する、ことを特徴とするインターネッ
    トを利用した集中保守管理方法。
  2. 【請求項2】前記保守端末から、前記携帯電話システム
    集中保守管理センターに接続される前記携帯電話システ
    ムのメーカー側の保守者及び開発担当者の端末に通信接
    続され、前記保守端末において、オンラインで、遠隔か
    ら保守作業の支援を受けることができるようにした、こ
    とを特徴とする請求項1記載のインターネットを利用し
    た集中保守管理方法。
  3. 【請求項3】前記データベースサーバーで保管される前
    記診断辞書の内容が、前記情報提供サーバーを介して公
    開される、ことを特徴とする請求項1又は2記載のイン
    ターネットを利用した集中保守管理方法。
  4. 【請求項4】前記保守端末からの修理依頼の発行、前記
    メーカー側からの修理受付、修理完了報告書の発行と、
    修理進捗状況報告書の発行が、前記情報提供サーバを介
    してオンラインで行われる、ことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか一に記載のインターネットを利用した
    集中保守管理方法。
  5. 【請求項5】前記保守端末で前記携帯電話システムの状
    態監視データを収集し、前記保守端末で収集された状態
    監視データは、前記情報提供サーバを介して、前記デー
    タベースサーバーに転送されて記録され、 前記携帯電話システムのメーカー側の端末では、前記デ
    ータベースサーバーの状態監視データと、修理データを
    基に、予防保全計画書を作成して発行を行い、 前記保守端末では、前記情報提供サーバーを介して前記
    予防保全計画書が閲覧できるようにした、ことを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか一に記載のインターネッ
    トを利用した集中保守管理方法。
  6. 【請求項6】前記状態監視データを基に作成された予防
    保全計画書に従って、前記携帯電話システムの予防保全
    業務を行われる、ことを特徴とする請求項5記載のイン
    ターネットを利用した集中保守管理方法。
  7. 【請求項7】前記予防保全計画書を基に、装置及びパネ
    ルの適正在庫管理情報を算出し、前記適正在庫管理情報
    が前記情報提供サーバから、前記保守端末に提供され
    る、ことを特徴とする請求項5又は6記載のインターネ
    ットを利用した集中保守管理方法。
  8. 【請求項8】携帯電話システムの障害診断作業を行うた
    めの遠隔保守卓から、前記携帯電話システムの障害の類
    似データの問い合わせを、前記遠隔保守卓がインターネ
    ットを介して接続される携帯電話システム集中保守管理
    センターの情報提供サーバーを通して、データベースサ
    ーバーに送信するステップと、 前記問い合わせを受けた前記データベースサーバーでは
    診断辞書を検索し、前記障害と類似した障害データが検
    索された場合、前記類似した障害データを抽出して、前
    記情報提供サーバーを介して、前記遠隔保守卓に、障害
    問い合わせ結果として送信するステップと、 を含む、ことを特徴とするインターネットを利用した集
    中保守管理方法。
  9. 【請求項9】前記遠隔保守卓で、障害診断作業を行い、
    障害が復旧した場合、障害復旧データをインターネット
    を介して接続される前記情報提供サーバーを通して前記
    データベースサーバーに対して送信するステップと、 前記データベースサーバーでは前記障害復旧データを受
    け取り、保管蓄積している障害データと診断辞書の更新
    を行うステップと、 を含む、ことを特徴とする請求項8記載のインターネッ
    トを利用した集中保守管理方法。
  10. 【請求項10】前記データベースサーバーで診断辞書を
    検索した結果、類似した障害のデータが診断辞書に存在
    しない場合に、前記遠隔保守端末から、前記情報提供サ
    ーバを介して製造メーカー側の保守者の保守支援卓又は
    開発担当者の開発拠点端末に、保守作業支援を要請する
    ステップと、 前記製造メーカー側の保守者又は開発担当者の保守支援
    情報を受け、前記遠隔保守卓側で、前記携帯電話システ
    ムの障害診断作業を行うステップと、 を含む、ことを特徴とする請求項8記載のインターネッ
    トを利用した集中保守管理方法。
  11. 【請求項11】障害が復旧した場合、前記遠隔保守卓か
    ら、障害復旧データを、前記製造メーカー側の保守支援
    卓/又は開発拠点端末に送信し、前記障害復旧データ
    を、前記製造メーカー側の保守者又は開発担当者が確認
    するステップと、 前記保守者又は開発担当者によって前記保守支援卓/又
    は開発拠点端末で確認された障害復旧データを、前記情
    報提供サーバーを介して前記データベースサーバーに対
    して送信するステップと、 前記データベースサーバーでは、前記障害復旧データを
    受け取り、保管蓄積している障害データ及び診断辞書の
    更新を行うステップと、 を含む、ことを特徴とする請求項10記載のインターネ
    ットを利用した集中保守管理方法。
  12. 【請求項12】携帯電話システムに障害発生時、障害製
    品、部品(「修理品」という)の修理依頼を行う際に、
    前記携帯電話システムの障害診断作業を行うための遠隔
    保守卓から、インターネットを介して、携帯電話システ
    ム集中保守管理センターの情報提供サーバーにアクセス
    し、前記情報提供サーバーの提供する修理依頼入力フォ
    ームにそって修理依頼内容を入力し、修理依頼情報を、
    前記情報提供サーバーに送信するステップと、 前記情報提供サーバーで受け取った修理依頼情報は、デ
    ータベースサーバーに渡され、前記データベースサーバ
    ーにおいて修理依頼データとして保管、蓄積するステッ
    プと、 前記携帯電話システム集中保守管理センターの保守支援
    者が、前記携帯電話システム集中保守管理センターの遠
    隔保守支援卓から、前記情報提供サーバが提供する修理
    受付入力フォームに従って、修理返却日を、前記データ
    サーバーの修理依頼データへ登録するステップと、 前記情報提供サーバーから修理受付票を発行し、修理依
    頼先の前記遠隔保守卓と、修理を行うリペアセンター端
    末へ送信するステップと、 修理品に付ける修理タグカードの印刷指示を、前記リペ
    アセンター端末から、前記情報提供サーバーが提供する
    修理タグ印刷フォームに従い入力して、修理タグを印刷
    し、前記修理品に付加して、前記リペアセンターに送る
    ことで、オンラインによる修理受付サービスを完了する
    ステップと、 を含む、ことを特徴とするインターネットを利用した集
    中保守管理方法。
  13. 【請求項13】前記修理品の修理が完了した場合、前記
    修理タグカードに記録されている修理内容、及び修理完
    了日を、前記情報提供サーバーが提供する修理完了日入
    力フォームに従って入力することで、修理データを前記
    データベースサーバーに転送して保存するステップと、 前記リペアセンター端末から、修理完了報告書の発行指
    示を行い、保管された修理データを参照して、前記情報
    提供サーバーが修理完了報告書を発行し、インターネッ
    トを介して、修理依頼先の前記遠隔保守卓、及び物流配
    送センターの端末へ送られて、オンラインによる修理完
    了報告書の発行サービスを完了するステップと、 を含む、ことを特徴とする請求項12記載のインターネ
    ットを利用した集中保守管理方法。
  14. 【請求項14】前記遠隔保守卓から、修理進捗公開要求
    を、前記情報提供サーバーの修理進捗公開要求フォーム
    に従って入力するステップと、 前記情報提供サーバーからの前記修理進捗公開要求を受
    けた前記データベースサーバーでは、前記データベース
    サーバーに保存、蓄積されている修理データから、該当
    する修理依頼品の識別情報を抽出し、抽出したデータ
    を、前記情報提供サーバーの出力フォームに従って前記
    遠隔保守卓へ送信するステップと、 を含む、ことを特徴とする請求項12記載のインターネ
    ットを利用した集中保守管理方法。
  15. 【請求項15】携帯電話システムの障害診断作業を行う
    ための遠隔保守卓から、インターネットを介して、前記
    携帯電話システム集中保守管理センターの情報提供サー
    バーにアクセスし、予防保全計画書作成依頼を、前記情
    報提供サーバーの予防保全計画書作成入力フォームに従
    って入力する第1のステップと、 前記携帯電話システム集中保守管理センターの遠隔保守
    支援卓から、状態監視データ転送要求を、前記情報提供
    サーバーを介して、前記遠隔保守卓へ送信する第2のス
    テップと、 前記遠隔保守卓は、携帯電話システムの無線基地局及び
    移動交換局の状態監視データを収集し、インターネット
    を介して、前記携帯電話システム集中保守管理センター
    のデータベースサーバーに転送して前記データベースサ
    ーバーに状態監視データを保存する第3のステップと、 前記遠隔保守支援卓から、修理データ及び状態監視デー
    タの分析要求を、前記情報提供サーバーに送り、前記情
    報提供サーバーを介して、前記データベースサ-バーに
    保存した状態監視データと、予備装置、パネルの在庫管
    理データと、修理データとを分析し、障害発生予測を行
    うとともに故障率を求め、予備装置、パネル数の必要数
    を算出し、予防保全計画データとして、前記データベー
    スサーバーへ保存する第4のステップと、 前記データベースサーバーに保存された予防保全計画デ
    ータを基に、前記遠隔保守支援卓において、予防保全計
    画書を作成し、前記情報提供サーバーを介して、前記デ
    ータベースサーバーへ保存し、前記情報提供サーバーの
    予防保全計画書出力フォームから、前記遠隔保守卓へ予
    防保全計画書を送信する第5のステップと、 を含む、ことを特徴とするインターネットを利用した集
    中保守管理方法。
  16. 【請求項16】携帯電話システムの障害診断作業を行う
    ための遠隔保守卓から、インターネットを介して、携帯
    電話システム集中保守管理センターの情報提供サーバー
    にアクセスし、装置、パネル適正在庫管理のサービス依
    頼を、前記情報提供サーバーの適正在庫管理サービス依
    頼入力フォームに従って入力し、前記携帯電話システム
    集中保守管理センターの前記遠隔保守支援卓へ送るステ
    ップと、 前記遠隔保守支援卓で要求を受け取った保守支援者は、
    在庫適正化データ処理要求を行い、請求項15の第2の
    ステップ乃至第5のステップからなる予防保全計画書作
    成サービスに行うステップと、 前記予防保全計画書作成サービスを実行し、予防保全計
    画書作成サービスで得られた予防保全計画書を基に、前
    記遠隔保守支援卓から情報提供サーバーを介して生産拠
    点端末へ装置及びパネルの生産指示行うステップと、 生産完了後、不足分の装置及びパネルを物流配送センタ
    ーに納入されて在庫管理を行うステップと、 物流配送センター端末から適正在庫管理が整った通知
    を、前記情報提供サーバーを介して前記遠隔保守支援卓
    で受け、適正在庫管理処理完了報告を、前記情報提供サ
    ーバーの出力フォームを使用して要求先の前記遠隔保守
    卓へ送信するステップと、 を含む、ことを特徴とするインターネットを利用した集
    中保守管理方法。
  17. 【請求項17】無線基地局と、移動交換局と、前記移動
    交換局に接続され携帯電話システムの障害診断作業を行
    うための遠隔保守卓と、をそれぞれ備えた、1又は複数
    の通信事業者の携帯電話システムを有し、 複数の通信事業者の携帯電話システム同士は固定電話網
    で互いに接続されており、 前記遠隔保守卓は、インターネットを介して、携帯電話
    システム集中保守管理センターに接続され、 前記携帯電話システム集中保守管理センターは、互いに
    通信接続される、情報提供サーバーとデータベースサー
    バーと、を少なくとも備え、 前記遠隔保守卓が、前記携帯電話システムの障害の類似
    データの問い合わせを、インターネットを介して接続さ
    れる前記携帯電話システム集中保守管理センターの情報
    提供サーバーを介して、データベースサーバーに送信す
    る手段を備え、 前記データベースサーバーでは、前記問い合わせを受け
    て、診断辞書を検索し、前記障害と類似した障害データ
    が検索された場合、前記類似した障害データを抽出し
    て、前記情報提供サーバーを介して、前記遠隔保守卓
    に、障害問い合わせ結果として送信する手段を備えた、
    ことを特徴とするインターネットを利用した集中保守管
    理システム。
  18. 【請求項18】前記遠隔保守卓で、障害診断作業を行
    い、障害が復旧した場合、障害復旧データをインターネ
    ットを通して接続される前記情報提供サーバーを介して
    前記データベースサーバーに対して送信し、 前記データベースサーバーは、前記障害復旧データを受
    けて、保管蓄積されている障害データと診断辞書の更新
    を行う手段を備えた、ことを特徴とする請求項17記載
    のインターネットを利用した集中保守管理システム。
  19. 【請求項19】製造メーカー側の保守者の保守支援卓、
    又は開発担当者の開発拠点端末が、前記携帯電話システ
    ム集中保守管理センターに通信接続され、 前記データベースサーバーで診断辞書を検索した結果、
    類似した障害のデータが診断辞書に存在しない場合に
    は、前記遠隔保守卓から、前記保守支援卓、又は前記開
    発拠点端末に通信接続して、保守作業支援を要請し、 前記製造メーカー側の保守者又は開発担当者の保守支援
    を受けて、前記遠隔保守卓側で、前記携帯電話システム
    の障害診断作業を行う、ことを特徴とする請求項17記
    載のインターネットを利用した集中保守管理システム。
  20. 【請求項20】前記遠隔保守卓は、障害が復旧した場
    合、障害復旧データを、前記製造メーカー側の保守支援
    卓/又は開発拠点端末に送信する手段を備え、 前記障害復旧データを、前記製造メーカー側の保守者又
    は開発担当者が確認し、前記保守者又は開発担当者によ
    って前記保守支援卓/又は開発拠点端末で確認された障
    害復旧データを、前記情報提供サーバーを介して前記デ
    ータベースサーバーに対して送信し、 前記データベースサーバーでは、障害復旧データを受け
    て、蓄積されている障害データ及び診断辞書の更新を行
    う手段を備えた、ことを特徴とする請求項19記載のイ
    ンターネットを利用した集中保守管理システム。
  21. 【請求項21】リペアセンターの端末と物流配送センタ
    ーの端末が前記携帯電話システム集中保守管理センター
    に通信接続され、 前記携帯電話システムの修理対象の製品、部品(「修理
    品」という)の修理依頼を行う際に、前記遠隔保守卓か
    ら、前記情報提供サーバーにアクセスし、前記情報提供
    サーバーの提供する修理依頼入力フォームにそって修理
    依頼内容を入力し、修理依頼情報を前記情報提供サーバ
    ーに送信し、前記情報提供サーバーで受け取った修理依
    頼情報はデータベースサーバーに渡され、 前記データベースサーバーにおいて修理依頼データとし
    て保管、蓄積し、 前記携帯電話システム集中保守管理センターの保守支援
    者が、前記情報提供サーバが提供する修理受付入力フォ
    ームに従って、修理返却日を、前記データサーバーの修
    理依頼データへ登録し、 前記情報提供サーバーが、修理受付票を電子的に発行
    し、修理依頼先の前記遠隔保守卓とリペアセンター端末
    へ送信する手段を備えた、ことを特徴とする請求項17
    記載のインターネットを利用した集中保守管理システ
    ム。
  22. 【請求項22】前記修理品に付ける修理タグカードの印
    刷指示を、前記リペアセンター端末から、前記情報提供
    サーバーが提供する修理タグ印刷フォームに従い設定し
    て修理タグがプリンタから印刷され、 前記修理品が前記修理品に付加して前記リペアセンター
    に送られる、ことを特徴とする請求項21記載のインタ
    ーネットを利用した集中保守管理システム。
  23. 【請求項23】前記修理品の修理が完了した場合、前記
    修理タグカードに記録されている修理内容、及び修理完
    了日を、前記情報提供サーバーが提供する修理完了日入
    力フォームに従って入力することで、修理データを前記
    データベースサーバーに転送して保存し、 前記リペアセンター端末から、修理完了報告書の発行指
    示を行い、 前記情報提供サーバーが前記データベースサーバーに保
    管された修理データを参照して、修理完了報告書を電子
    的に発行する手段を備え、 前記情報提供サーバーは、修理完了報告書をインターネ
    ットを介して修理依頼先の前記遠隔保守卓と物流配送セ
    ンターの端末へ送信する、ことを特徴とする請求項21
    記載のインターネットを利用した集中保守管理システ
    ム。
  24. 【請求項24】前記遠隔保守卓が、修理進捗公開要求
    を、前記情報提供サーバーの修理進捗公開要求フォーム
    に従って入力し、 前記データベースサーバーでは、前記情報提供サーバー
    からの修理進捗公開要求を受けて、前記データベースサ
    ーバーに保存、蓄積されている修理データから、該当す
    る修理依頼の識別情報を抽出し、抽出したデータを前記
    情報提供サーバーの出力フォームにしたがって前記遠隔
    保守卓へ送信する手段を備えた、ことを特徴とする請求
    項21記載のインターネットを利用した集中保守管理シ
    ステム。
  25. 【請求項25】前記遠隔保守卓から、前記情報提供サー
    バーにアクセスし、予防保全計画書作成依頼を前記情報
    提供サーバーの予防保全計画書作成入力フォームに従っ
    て入力し、 前記携帯電話システム集中保守管理センターの遠隔保守
    支援卓から、状態監視データ転送要求を、前記情報提供
    サーバーを介して、前記遠隔保守卓へ送信し、 前記遠隔保守卓は、携帯電話システムの無線基地局及び
    移動交換局の状態監視データを収集し、インターネット
    を介して、前記データベースサーバーに送信し、 前記データベースサーバーが、受け取った状態監視デー
    タを保存する手段を備え、 前記遠隔保守支援卓から修理データ及び状態監視データ
    の分析要求を前記情報提供サーバーに送り、前記情報提
    供サーバーを介して、前記データベースサ-バーに保存
    した状態監視データと、予備装置、パネルの在庫管理デ
    ータと、修理データとを分析し、障害発生予測を行うと
    ともに故障率を求め、予備装置、パネル数の必要数を算
    出し、予防保全計画データとして、前記データベースサ
    ーバーへ保存するという予防保全計画書作成サービスを
    実行する手段を備え、 前記データベースサーバーに保存された予防保全計画デ
    ータを基に、前記遠隔保守支援卓において、予防保全計
    画書を作成し、前記情報提供サーバーを介して、前記デ
    ータベースサーバーへ保存し、情報提供サーバーの予防
    保全計画書出力フォームから、前記遠隔保守卓へ予防保
    全計画書を送信する手段を備えた、ことを特徴とする請
    求項21記載のインターネットを利用した集中保守管理
    システム。
  26. 【請求項26】前記遠隔保守卓から、前記情報提供サー
    バーにアクセスし、装置、パネル適正在庫管理のサービ
    ス依頼を、前記情報提供サーバーの適正在庫管理サービ
    ス依頼入力フォームに従って入力し、前記携帯電話シス
    テム集中保守管理センターの遠隔保守支援卓へ送り、 前記遠隔保守支援卓では、前記予防保全計画書作成サー
    ビスを実行し、予防保全計画書作成サービスで得られた
    予防保全計画書を基に、前記遠隔保守支援卓から、前記
    情報提供サーバーを介して生産拠点端末へ装置及びパネ
    ルの生産指示行い、 生産完了後、不足分の装置及びパネルを物流配送センタ
    ーに納入されて在庫管理を行い、 前記物流配送センター端末から適正在庫管理が整った通
    知を、前記情報提供サーバーを介して受け取った遠隔保
    守支援卓は、適正在庫管理処理完了報告を、前記情報提
    供サーバーの出力フォームを使用して要求先の遠隔保守
    卓へ送信する、ことを特徴とする請求項25記載のイン
    ターネットを利用した集中保守管理システム。
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