JP3442431B2 - 巻回装置の繊維糸速度測定装置 - Google Patents

巻回装置の繊維糸速度測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻回装置の繊維糸速度
測定装置に関する。この場合、2つのセンサが、固定的
な間隔Lで繊維糸の移動方向に互いに前後に配置されて
おり、走行時間相関器により測定値が評価され、該走行
時間相関器の閉ループ制御回路は、モデルむだ時間τの
むだ時間最大値を平衡調整し、ここにおいてτ=Tは、
両センサ間の実際の走行時間であり、速度vはLとτの
商である。
【0002】
【従来の技術】繊維糸がその長手方向に移動し、これに
続いて巻回される繊維機械は、多くの事例の場合、搬送
されて巻回される繊維糸の速度ないし長さを監視する装
置も必要とする。監視結果はたとえば、速度偏差を補正
するために用いられ、あるいは巻回される繊維の長さに
関するできる限り適正な情報を得るために用いられる。
【0003】たとえばあや巻きボビンを形成する糸巻機
においては、完成されたすべてのあや巻ボビンができる
かぎり正確に同じ繊維長を有するべきであるという要求
のなされることが多い。このことは、それらのあや巻ボ
ビンが後でクリールへ差し込まれ、いっしょに引き出さ
れ、整経される場合に、とりわけ必要とされる。このよ
うな場合に繊維長がそれぞれ異なると、種々異なる長さ
の残留繊維があや巻ボビンケースに残されてしまう。高
価な繊維材料の場合にはこのことにより、甘受できない
損失が生じてしまう。
【0004】この種のあや巻ボビン巻回機において繊維
長を測定するために広く普及しているのは、あや巻ボビ
ンの回転数を計数したり、あるいはあや巻ボビン駆動ロ
ーラの回転数も計数し、あや巻ボビンないし駆動ローラ
の周囲長により、巻回された繊維長を求めることであ
る。駆動ローラの周囲長は一定であるので、周速度算出
は問題ないが、駆動ローラとあや巻ボビンの間に生じる
スリップは重大な誤差量である。この誤差量は補正係数
の導入により低減できるものの、依然として残される誤
差はなお著しく大きい。
【0005】ボビン回転数の測定も同様に問題ない。し
かし問題であるのは、ボビン走行中に変化する直径の精
確な測定であり、つまりあや巻ボビンの周囲長の精確な
測定である。ボビン半径の基準尺度としてボビンフレー
ムの回転角度を用いても、ボビンが駆動ローラに接触す
る係合圧力の偏差により、この場合にも著しい誤差が生
じる。
【0006】繊維との接触により繊維速度を求めるよう
にした手法も多数知られている。しかしこの形式の手法
により糸張力が高められ、さらにこのような手法は、連
動する部材の慣性のために、著しく高い巻回速度には適
していない。
【0007】前述の欠点を回避するためにヨーロッパ特
許出願第0000721号公報で提案されているのは、
互いに固定的な間隔で配置され無接触で作動する2つの
センサにより繊維速度を求めることである。このために
はたとえば光学式または容量式で作動するセンサが用い
られる。これらのセンサは、アナログのノイズ信号の形
式の統計確率的繊維信号を検出する。それらノイズ信号
は、繊維の長手方向における繊維表面または繊維質量の
不規則性から生じる。繊維走行方向の上流で検出された
統計確率的信号は、この信号が下流に配置されたセンサ
により検出された統計確率的信号と最大の類似性を有す
るまで、時間的にずらされる。その際に算出される第1
の信号の遅延は、繊維が第1のセンサから第2のセンサ
まで到達するのに要する期間に相応する。両方のセンサ
の間隔は既知であるので、このようにしてそのまま繊維
速度を算出できる。しかし、一般的に相関法と称される
数学的な演算は、所定の時間消費につながる。繊維が全
くあるいは著しくわずかにしか加速されなければ、この
ことは問題ない。しかし巻回過程においてたとえば繊維
破損またはコップ交換後に生じるような急速な速度変化
により、このような手法ではもはや精確な測定が行えな
いようになる。
【0008】しかも相互相関関数は、主最大点のほかに
もいくつかの最大点も有している。十分な評価時間を用
いることができなければ、副次的最大点へのロックイン
により、時間遅延のための値として誤った値の求められ
るおそれがある。このことは、比較的長い評価時間を利
用できるならば回避できるが、このことは上述のように
繊維速度が変化するときにはあてはまらない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、繊維速度が変化しても高い測定精度が維持される
ように、この種の手法を改善することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、繊維速度にほぼ比例する信号を送出する信号発生器
が設けられており、該信号は、走行時間相関器の閉ルー
プ制御回路をモデルむだ時間τの適正なむだ時間最大値
へロックインさせる領域設定のために走行時間相関器へ
供給され、走行時間相関器の閉ループ制御回路に除算素
子が接続されており、該除算素子は、両センサ間の固定
的な間隔Lをモデルむだ時間τのそのつどの瞬時値で除
算することにより解決される。
【0011】
【発明の利点】本発明により、たとえば繊維糸の速度を
求めるための2つの異なる手法の利点が統合されてお
り、その際、それらの手法の欠点は実質的に除去されて
いる。繊維速度にほぼ比例する信号を送出し、たとえば
駆動ドラムまたはあや巻ボビンの回転数を検出する信号
発生器を使用することは、冒頭ですでに述べたように測
定精度が不十分であるという欠点を有し、他方、相関法
は、速度変化に対しフレキシブルな応答ができずつまり
とりわけ、十分な速度の応答できない、という欠点を有
する。したがって本発明は、相関法の測定精度を走行時
間相関器を用いることによりすっかり利用している。信
号発生器から到来する信号を用いてモデル走行時間を領
域設定することにより、走行時間相関器の閉ループ制御
回路は著しく迅速に、相関関数の正しいむだ時間最大値
にロックインされる。したがって、相関関数の正しい最
大値を、つまりは実際の走行時間Tに相応するモデル走
行時間を求めるために、高い計算コストおよびそれに伴
う多く計算時間が不要である。巻回中断の際に、または
すでにいわゆるリボンブレーキングの範囲内でも生じる
速度偏差により、モデル走行時間またはいわゆるモデル
むだ時間τの迅速かつ精確な追従調整が行われ、したが
ってあらゆる時点において瞬時速度の精確な検出が行わ
れる。この場合、速度算出は、両センサ間の固定的な間
隔Lが記憶ないし格納された除算器を用いて行われる。
【0012】請求項2〜10には、本発明の有利な実施
形態が記載されている。
【0013】繊維速度にほぼ比例する信号を発生する信
号発生器として、一般的にたとえば最新のあや巻ボビン
機械に設けられているパルス検出器を用いることができ
る。このパルス検出器は、駆動ドラムと固定的に結合さ
れた磁極回転子のパルスを検出する。また、あや巻ボビ
ンに直接設けられた相応の3パルス検出器も考えられ
る。この検出器のパルスはたとえば、あや巻ボビンの周
速度をその回転数に作用するボビン直径と対比して考慮
できるようにするために、ボビンフレームの角度位置と
結合される。両方の事例において、ボビン速度の変化に
測定結果をフレキシブルに適合させることができる。走
行時間相関器へ供給される信号は、既述のように領域設
定に用いられるだけであるので、不十分な測定精度であ
ってもいかなる悪影響も伴わない。
【0014】有利には、パルス検出器の出力側は周波数
/電圧変換器と接続されており、この変換器の出力信号
により、走行時間相関器の閉ループ制御回路のロックイ
ンのための領域設定が行われる。この目的で周波数/電
圧変換器は、走行時間相関器の閉ループ制御回路の帰還
結合積分器と接続されている。
【0015】アナログ信号処理の代わりにディジタル信
号処理を行うこともできる。ディジタル信号処理は、わ
ずかなコストおよび高い精度で実現できる。この目的で
センサにトリガ装置が後置接続されており、モデルむだ
時間τの時間遅延のためのアナログ遅延素子がシフトレ
ジスタに置き換えられている。
【0016】信号利得を改善するために、トリガ装置に
微分器を前置接続できる。このようにして、信号のゼロ
点通過だけでなく、すべての極値が検出される。
【0017】繊維糸の走行長を求めるために、繊維速度
の瞬時値を算出する除算素子に積分器が後置接続されて
おり、この積分器は、繊維糸の繊維長を累積的に算出す
る。そしてその結果を表示することができ、限界値に達
した場合、たとえばあや巻ボビンの目標繊維長に達した
場合、あや巻ボビン交換のために巻回部を停止させるこ
とができる。これにより、目標繊維長に精確に到達させ
ることができるようになる。
【0018】走行時間相関器の閉ループ制御回路は様々
に構成できる。遅延素子ないしシフトレジスタを調節す
る帰還結合積分器の入力側に、乗算器または位相検出器
を接続できる。両方の事例において帰還結合積分器へ、
閉ループ制御回路の平衡点からの偏差に比例する信号が
供給される。位相検出器を使用すれば、この回路は著し
く簡単な手段により実現でき、この場合、これにより得
られる走行相関器の測定精度は同じである。
【0019】次に、実施例に基づき本発明を詳細に説明
する。
【0020】
【実施例の説明】まずはじめにここでもう1度確認して
おくと、本発明による手法は第1に、相関計算に基づく
繊維糸の速度検出に関する。このために使用される走行
時間相関器7(図1)ないし18(図2)は、実質的な
特徴の知られている閉ループ相関器である。この相関器
の場合、閉ループ制御回路を用いることにより、遅延さ
れた第1のセンサ6ないし17の第1の信号と第2のセ
ンサ6′ないし17′の信号との最大相関が得られるよ
うに、第1のセンサ6ないし17の信号遅延時間が設定
調整される。このため閉ループ制御回路は、微分された
相互相関関数のゼロ通過点においてロックインしなけれ
ばならない。適正なロックインのために、帰還結合積分
器11ないし25に対し、モデルむだ時間τの適切な最
大値のある領域が設定される。
【0021】図1との関連で、それ自体周知の数学的関
係についても手短に説明する。
【0022】繊維糸1は、巻回ボビンとして用いられる
あや巻ボビン2に巻回され、これは回転可能にボビンホ
ルダ3に支承されている。このあや巻ボビン2は、駆動
ローラ4によりその周囲部分で駆動され、他方、糸はそ
の際、駆動ローラ4に設けられたねじ切れ込みによりあ
や振りされる。糸巻機のその他の詳細については、公知
であり本発明の枠内ではこれ以上は意味をもたないので
省略する。
【0023】測定ヘッド5には、互いに対向する間隔L
で2つのセンサ6および6′が糸走行方向に前後に配置
されている。これらのセンサ6ないし6′には、たとえ
ば光学的または容量的なものを基礎として作動するよう
な、無接触で作動するセンサが用いられる。これらのセ
ンサは、繊維糸1の質量ないし体積変動により形成され
る、繊維糸1の統計確率的関数を捕捉検出する。
【0024】繊維糸1の既述の特性は、無接触で作動す
る両方のセンサ6、6′の間では変化しないことを前提
とすることができるので、センサ6により求められた特
性は、走行時間Tだけ遅延してセンサ6′においても測
定可能であると考えることができる。これにより両方の
信号の著しく良好な相関が得られる。概略的にいえば、
モデルむだ時間τは、最大相関が得られるまで変化する
はずである。この場合、モデルむだ時間τは実際の走行
時間Tと等しい。
【0025】センサ6により検出された信号を関数x
(t)と称し、センサ6′により検出された信号を関数
y(t)と称するならば、理想の場合にはy(t)=x
(t−T)と表すことができる。そしてTを求めるため
には偏差e(t)の2乗が最小になるまで、x(t)を
人為的にモデルむだ時間τだけ遅延させる必要がある。
つまり数学的な期待値Eはゼロに向かう。このことから
期待値Eに対して以下の条件が生じる。
【0026】
【数1】
【0027】平均値であるこの期待値Eは、平衡点τ=
Tの左右でそれぞれ異なる極性符号を有しているので、
通常の閉ループ制御回路の制御偏差が生じる。この場合
には数学的にはグラジエント手法を用いる。
【0028】この制御機能を実現するために、つまり上
記の式を満たすために、図1の走行時間相関器7が極め
て適している。信号列x(t)は遅延素子12へ供給さ
れ、遅延素子はこの信号列をモデルむだ時間τだけずら
す。これによりモデルの信号列yM =x(t−τ)が得
られ、これは一方では微分器13へ供給され、他方では
平衡調整点12′へ供給される。しかしこの平衡調整点
12′には、センサ6′からの遅延されていない信号列
y(t)も供給される。したがって差y(t)−x(t
−τ)に相応する偏差e(t)が、係数として乗算器1
4へ供給される。上述の式による別の係数は、時間遅延
された信号列x(t−τ)の微分により微分器13にお
いて形成される。次に、乗算器14において形成された
積は帰還結合積分器11へ供給される。この積分器自体
は遅延素子12と接続されており、τとTの偏差が生じ
たときにそこにおいてモデルむだ時間を追従調整する。
【0029】偏差e(t)がゼロのとき−これはシステ
ムの安定状態に相応する−には、帰還結合積分器11も
パルスを遅延素子12へ送出しない。したがってこのモ
デルにおいて、つまりモデルむだ時間τの調整におい
て、変更は行われない。したがってモデルむだ時間τは
センサにおける糸走行時間と等しく、このことは最大相
関であることに相応する。
【0030】すでに説明したようにこの手法では、まず
はじめに走行時間相関器が副次的最大点で、つまり誤っ
た平衡点でロックインされるという危険がある。このこ
とにより、正しい最大点でロックインされるまでの期間
に応じて、所定の時間にわたり実際の走行時間Tとは異
なる量が速度検出の基礎とされてしまう。
【0031】このことを回避するために、センサつまり
パルス検出器8により、たとえばホールセンサにより、
駆動ドラム4と結合された磁極回転子からの磁気パルス
が検出される。この場合、パルス列の密度は、直径が既
知である駆動ドラムの周速度の尺度基準であり、つまり
は走行する繊維糸1の速度にも近似している。したがっ
てパルス検出器8は、本発明によれば繊維糸速度に比例
する信号の信号発生器として用いられる。矩形信号の信
号列は、図1では開かれているスイッチ9を介して周波
数/電圧変換器10へ供給される。この周波数/電圧変
換器10の出力側は帰還結合積分器11と接続されてい
る。繊維糸速度に比例する電圧信号により、モデルむだ
時間τの適切なむだ時間最大値のある領域が、帰還結合
積分器11に対して設定される。この場合、副次的最大
点がこの領域外にあるようにこの領域を狭く選定するこ
とだけが重要である。領域幅は、図1において矢印1
0′で示されているオフセットを介して固定に設定され
る。したがって幅の固定された領域は、周波数/電圧変
換器の出力側の電圧信号によりずらされるだけである。
【0032】帰還結合積分器11はさらに−これについ
ては詳細には示されていないが−領域比較器を有してお
り、この比較器へは周波数/電圧変換器の信号に基づき
供給される領域幅と位置のほかに、本来の積分器の出力
側における調整信号も供給される。この領域比較器は、
積分器の出力側において領域境界を上回るか下回ったと
きに、積分器の平衡点を修正する。このことにより極端
な速度変動に応動するようになり、これと同時に、閉ル
ープ制御回路が補正されることなく場合によっては著し
く長い期間ロックインするおそれのある副次的最大点の
方向へ、主最大点が移動してしまうことが回避される。
【0033】このような極端な速度変動は通常、巻回過
程中断後、著しく短期間の間、繊維速度がゼロから動作
速度まで移行するときにしか発生しない。しかし通常の
巻回過程中、領域境界を越えたことに基づく補正が必要
であるので、このことは動作障害を意味する。このよう
な動作障害の可能性としてたとえば、駆動ドラムとあや
巻ボビンの間で極端に大きいスリップが発生することが
ある。つまり通常の繊維走行中にこのような補正が行わ
れると−このことは巻回部コンピュータにより記録され
る−たとえば操作員をそこへ呼び出すために、相応の障
害信号を送出するように構成できる。
【0034】このような付加的な通報を得るために、巻
回装置が”始動しはじめている”期間は、障害通報のた
めの回路をブロックする必要がある。
【0035】通常動作中、つまり僅かな速度変動しか伴
わない巻回過程中、領域限界はむだ時間最大値とほぼ同
じぐらいシフトするので、障害の発生しないこの期間中
は補正は不要になる。
【0036】帰還積分器11の出力側は、既述のように
遅延素子12と接続されているほかに、除算器15とも
接続されている。この除算器15には、センサ6と6′
の間の固定的な間隔Lが記憶されており、この間隔L
は、速度のその都度の瞬時値を形成するために、帰還結
合積分器11から送出された、実際の走行時間Tに相応
するτの値によって除算される。この速度は表示したり
記録したり、および/または後続処理のために積分器1
6へ供給することができる。積分器16において、あや
巻ボビンの巻回の開始時点から累積的に、ボビンケース
に巻回される繊維長が求められる。
【0037】図2に示された本発明の実施形態では、デ
ィジタル信号処理が行われる。繊維糸1の繊維走行経路
は図1の場合に相応する。さらにこの場合には、センサ
17および17′が同様に間隔Lで測定ヘッド5′内部
に取り付けられており、信号列x(t)およびy(t)
を発生する。
【0038】走行時間相関器18中に配置されたトリガ
装置21および30において、連続関数(信号列x
(t)およびy(t))を1ビットで量子化(極性符号
評価)することにより、それぞれ極性符号関数が形成さ
れる。
【0039】図3には、走行する繊維糸1の連続関数x
(t)が実例として示されている。図4にはこれに相応
する極性符号関数FS1が示されており、これは直接的に
後置接続されたトリガ装置において生じる。全く明かな
ことに、この極性符号関数は連続関数よりも著しく僅か
な情報内容しか有していない。この結果、トリガ装置は
それぞれ限界値の通過点だけを検出すればよく、この場
合にはゼロ点通過を検出すればよい。
【0040】この理由から、センサ17および17′と
トリガ装置21および30との間に、微分器19および
20が接続されている。連続関数(図3)の微分によ
り、すべての極値点(最小値と最大値)はゼロ点通過と
して表される。このゼロ点通過は後置接続されたトリガ
装置により検出され、実質的に論理演算可能な極性符号
関数FS2が得られる。図5にはこの関数が示されてい
る。
【0041】図1による走行時間相関器7の構成とは異
なり、付加的に相関器18内には微分器22の出力側に
ディジタル化のために別のトリガ装置23が後置接続さ
れている。乗算器24および帰還結合積分器25は、ア
ナログベースではなくディジタルベースで動作する。図
1中の遅延素子12はここではシフトレジスタ29に置
き換えられている。このシフトレジスタは一定の長さn
を有しており、可変の周波数fでクロック制御される。
クロック周波数の設定は、発振器33またはマイクロコ
ンピュータにより行われる。モデルむだ時間は、長さn
を有するシフトレジスタ29により表すことができ、こ
の場合、その走行遅延時間はクロック周波数fに依存し
ており、つまりτ=n/fである。
【0042】パルス検出器8の信号列は比較的高いクロ
ック周波数で走査検出され、コンピュータ26により捕
捉収集される。この場合、矩形波信号の周期長は計数に
より捕捉収集され、その際、クロック周波数に依存して
高い精度が得られる。周期長に相応するクロック数は、
線路26′を介してディジタル形式の領域比較器27へ
供給される。矢印29で表されたオフセットにより、こ
こでも領域幅が固定的に設定される。参照番号28によ
り、帰還結合積分器25の出力側からディジタル形式の
領域比較器27への帰還結合が示されている。図1との
関連で既に説明したように、しかしここではデジタルベ
ースであるが、線路27′を介して帰還結合積分器25
において平衡点の補正が行われる。このことは、平衡点
の位置すべき領域のシフトに相応する。帰還結合積分器
25の出力側から送出された信号は、線路25′を介し
て発振器33へ供給され、この発振器はシフトレジスタ
29のクロック周波数を制御する。このようにしてシフ
トレジスタにおいてモデルむだ時間が変更され、ひいて
は閉ループ制御回路も連続的に平衡調整される。
【0043】繊維速度の瞬時値と累積的に算出される走
行長を求めるために、帰還結合積分器25の出力側に
は、ここでもディジタルベースで作動する除算素子31
と積分器32が後置接続されている。
【0044】図6には、本発明の別の変形実施例が示さ
れている。ここでもやはり、駆動ドラム4によりあや巻
ボビンに巻回される走行する繊維1の統計確率的信号を
検出するために、測定ヘッド5′内に固定的な間隔Lで
2つのセンサ17および17′が配置されている。他
方、走行時間相関器18′の閉ループ制御回路は、図2
に示されたものとは変えられている。
【0045】センサ17および17′により検出された
アナログ形式の信号関数x(t)およびy(t)は、デ
ィジタル化のためにトリガ装置34および35へ供給さ
れる。トリガ装置35の出力側に加わる極性符号関数は
直接、位相検出器37へ供給される。トリガ装置34の
出力側に加わる極性符号関数は、シフトレジスタ36を
介して案内され、このことにより、モデルむだ時間τだ
け既述の遅延が行われる。遅延された信号も位相比較器
37へ供給される。そしてこの位相比較器37は、入力
信号の位相位置に依存する出力信号ei を供給する。必
要な場合にはモデルむだ時間τを追従調整するために、
この信号ei は帰還結合積分器38へ供給される。位相
検出器において入力電圧の位相位置が最大に一致してい
る場合、信号ei はゼロであり、モデルの遅延はそれ以
上行われない。したがってモデル走行時間は、測定ヘッ
ド中の繊維走行時間と等しい。
【0046】領域設定は、図2で既に説明した実施例と
実質的に同じように行われる。したがってパルス検出器
8にはカウンタ39が後置接続されており、このカウン
タはディジタル形式の領域比較器40と接続されてい
る。ここでもやはり矢印41は領域幅のオフセット入力
を表している。参照番号40′は平衡点の補正を表して
おり、したがってこの平衡点の位置する所定の領域の位
置を表している。参照番号42′は帰還結合積分器38
の出力側の信号の帰還結合のために設けられており、こ
の信号はディジタル形式の領域比較器40において、カ
ウンタ39から供給された情報と比較される。
【0047】図6に示された走行時間相関器18′の回
路は、図2に示された走行時間相関器18の回路よりも
簡単にされている。しかもここでは前述の実施例とは異
なり、トリガ装置34および35に前置接続可能な微分
器が省略されている。このことによって示しそうとした
のは単に、このようにしても走行時間相関器の機能が得
られる、ということである。したがってもちろんこの実
施例の場合にも、微分器を前置接続することもできる。
【0048】
【発明の効果】本発明により、繊維速度が変化しても高
い測定精度が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】アナログ構成素子により繊維速度ないし走行長
を求める回路の概略図である。
【図2】図1に相応する回路であるがディジタル信号処
理による回路を示す図である。
【図3】統計確率的繊維信号の時間経過特性のアナログ
表示図である。
【図4】図3に対する極性符号関数を示す図である。
【図5】信号の先行の微分後の極性符号関数を示す図で
ある。
【図6】実質的に図2の回路に相応するが走行時間相関
器の閉ループ制御回路に位相検出器の組み込まれた回路
を示す図である。
【符号の説明】
1 繊維糸 2 あや巻ボビン 3 あや巻ボビンホルダ 4 駆動ドラム 5,5′ 測定ヘッド 6,6′,17,17′ センサ 7,18 走行時間相関器 8 パルス検出器 10 周波数/電圧変換器 11,25,38 帰還結合積分器 12 遅延素子 13,19,20,22 微分器 14,24 乗算器 15,31 除算器 16,32 積分器 21,23,30,34,35 トリガ装置 26 コンピュータ 27,40 領域比較器 33 発振器 36 シフトレジスタ 37 位相検出器 39 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−33339(JP,A) 特開 平1−92177(JP,A) 特開 平3−65655(JP,A) 米国特許3824015(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/64 - 3/80 D01H 13/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のセンサ(6,6′;1
    7,17′)が、固定的な間隔Lで繊維糸の移動方向で
    互いに前後に配置されており、前記第1のセンサ(6)からの信号(x(t))が走行
    時間相関器(7;18)へ供給され、該走行時間相関器
    (7;18)内で前記信号(x(t))が モデルむだ時
    間(τ)だけ遅延され、該走行時間相関器(7;18)
    前記の両方のセンサ(6,6′;17,17′)の信
    号(x(t),y(t))から相互相関関数を形成し、 該走行時間相関器(7:18)の閉ループ制御回路は、
    前記モデルむだ時間(τ)と、両方のセンサ(6,
    6′;17,17′)間の繊維糸の実際の走行時間
    (T)とが等しくなるむだ時間最大値を求め、 付加的なセンサ(8)が設けられており、該付加的な
    ンサの測定値から初期条件が形成され、該初期条件は前
    記走行相関器(7:18)の閉ループ制御回路へまえも
    って与えられて、相互相関関数の誤った最大値に合わせ
    て該制御回路が調整されるのを回避する、 巻回装置の繊維糸(1)速度測定装置において、 前記付加的なセンサ()は糸の巻回速度を求めるため
    に巻回装置(2〜4)に配置されており、 該付加的なセンサ(8)から送出された信号は走行時間
    相関器(7;18)へ供給され、該走行時間相関器の制
    御回路をモデルむだ時間τの適正なむだ時間最大値にロ
    ックインさせて該最大値のところで安定させるための領
    域が設定され 走行時間相関器の閉ループ制御回路に除算素子(15;
    31)が接続されており、該除算素子は、前記の第1お
    よび第2のセンサ(6,6′)間の固定的な間隔(L)
    をモデルむだ時間(τ)のそのつどの瞬時値で除算する
    ことを特徴とする、 巻回装置の繊維糸測定装置。
  2. 【請求項2】 前記付加的なセンサ(8)は巻回ボビン
    (2)のための駆動ドラム(4)の周速度を検出する
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記付加的なセンサ(8)は、駆動ドラ
    ム(4)と固定的に結合された磁極回転子(ポールホイ
    ール)の磁気パルスに対するパルス検出器である、請求
    項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記付加的なセンサ(8)の出力側は、
    周波数/電圧変換器(10;26)と接続されている、
    請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記付加的なセンサ(8)は、走行時間
    相関器(7;18)の閉ループ制御回路の帰還結合積分
    器(11;25)と接続されている、請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 ディジタル信号処理のために、センサ
    (17,17′)にトリガ装置(21,30)が後置接
    続されており、閉ループ制御回路の遅延素子はシフトレ
    ジスタ(29)として構成されている、請求項1〜5の
    いずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記のセンサとトリガ装置の間に微分器
    (19,20)が接続されている、請求項6記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記除算素子(15,31)に積分器
    (16,32)が後置接続されており、該積分器は、繊
    維糸(1)の走行長を累積的に算出する、請求項1〜7
    のいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 走行相関器(7;18)の閉ループ制御
    回路内に、帰還結合積分器(11;25)への入力供給
    のために乗算器(14;24)が設けられており、積を
    形成するために、モデルむだ時間だけずらされ微分され
    た第1のセンサ(6;17)の信号と、モデルむだ時間
    τだけずらされた第1のセンサの信号と第2のセンサの
    信号の差信号とが、前記乗算器へ供給される、請求項1
    〜8のいずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 走行時間相関器(18′)の閉ループ
    制御回路内に、帰還結合積分器(38)への入力供給の
    ために位相検出器(37)が設けられており、該位相検
    出器へ、モデルむだ時間τだけずらされた第1のセンサ
    (6;17)の信号と、第2のセンサ(6′;17′)
    の信号が供給され比較され、入力信号の種々異なる位相
    差により形成される差信号が送出される、請求項1〜8
    のいずれか1項記載の装置。
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