JP3437922B2 - プリンタコントロール用ピクトリアルツール - Google Patents

プリンタコントロール用ピクトリアルツール

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JP3437922B2
JP3437922B2 JP02621298A JP2621298A JP3437922B2 JP 3437922 B2 JP3437922 B2 JP 3437922B2 JP 02621298 A JP02621298 A JP 02621298A JP 2621298 A JP2621298 A JP 2621298A JP 3437922 B2 JP3437922 B2 JP 3437922B2
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    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
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    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタコントロー
ル用ピクトリアルツールに関し、さらに詳しくは、各種
写真プリンタのプリント条件を設定するためのプリンタ
コントロール用ピクトリアルツールに関する。
【0002】
【従来の技術】写真プリンタでは、プリント対象コマの
濃度を測定し、この濃度に応じて焼付露光量を自動制御
するようにしている。このため、作業始め等に基準とな
る濃度を有するネガフイルム(プリンタコントロールネ
ガフイルム)とリファレンスプリントとを用いて、写真
プリンタの焼付露光量を決定するプリント条件の設定な
どを行っている。リファレンスプリントは、メーカー側
でプリンタコントロールネガフイルムを用いて理想状態
のプリント条件で作製される。このリファレンスプリン
トとプリンタコントロールネガフイルムとを対にして、
写真プリンタのユーザーに提供している。このリファレ
ンスプリントとプリンタコントロールネガフイルムとを
一般的にプリンタコントロール用ピクトリアルツールと
呼んでいる。
【0003】写真プリンタのプリント条件の設定では、
先ずプリンタコントロールネガフイルムを用いて、サン
プルプリントを作成する。そして、このサンプルプリン
トと、リファレンスプリントとの濃度などを比較するこ
とにより、プリント条件の補正値などを求める。
【0004】上記プリンタコントロールネガフイルム
は、通称目玉ネガと呼ばれるもので、中央部に配置した
1個の円形グレーパターンと背景とからなり、これら
は、ノーマル、アンダー、オーバー、超オーバーの4種
類のものが記録されている。ノーマル露光コマは標準露
光のものであり、アンダー露光コマは露光を不足させた
ものであり、オーバー露光コマは露光を過度にしたもの
ある。また、超オーバー露光コマは、露光を更に過度に
したものである。更に、このプリンタコントロールネガ
フイルムには、各基準コマの他に、濃度部を有せずフイ
ルムベース濃度となっている素現部が形成されている。
【0005】このプリンタコントロールネガフイルムの
ノーマル露光コマは、写真プリントを依頼された顧客ネ
ガフイルムを代表するものとして作成されている。一般
的に大多数の顧客ネガは、午前10時頃から午後2時頃
までの日昼光またはそれに相当する光で撮影されてお
り、フイルム感度に基づいた適正露光ネガフイルム濃度
となっている。また、コマの1/3程度の面積を人物が
占め、残りは木の緑・空・建物・道路などで占められて
いる。これらの適正露光ネガフイルムのコマを透過混合
した光は理論上グレーとなっている。そこで、このグレ
ーを円形模様で表現したプリンタコントロールネガフイ
ルムを作成している。
【0006】また、上記目玉ネガに代えて、サンプルプ
リントの色調や濃度を視覚により簡便に判定することが
できるように、人物等の画像を用いた絵入りのプリンタ
コントロールネガフイルムも用いられている。また、目
玉部と人物等の画像を混在させたものも、例えば特開平
9−26633号公報等で提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絵入り
のプリンタコントロールネガフイルムなどのピクトリア
ルツールは、人物等の画像を単に配置しただけであるの
で、用いる写真プリンタの測光部の測光エリアの相違、
露光量演算アルゴニズムの相違などによって、得られる
写真の濃度や色バランスが同じにはならないという問題
がある。
【0008】本発明は、機種が異なる写真プリンタにお
いて、ピクトリアルツールを用いても、ほぼ同じ調節結
果が得られるようにしたプリンタコントロール用ピクト
リアルツールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、グレーパターンと、人物画像と、グレー
により構成された背景部とを備え、写真プリンタの調節
の際に測光部により測光して用いられるプリンタコント
ロール用ピクトリアルツールにおいて、前記測光部の測
光エリアに、前記グレーパターンと人物画像とを配置
し、この測光エリアを測光した際の測光値が、測光エリ
アから人物画像を無くした状態で測光した際の測光値と
ほぼ同じになるように、前記人物画像の面積、色、及び
濃度を規定し、前記背景部を前記グレーパターンのグレ
ーから構成し、前記測光エリア内に、前記人物画像の
画像エリアの肌色の補色からなる肌色補色エリアを配置
したものである。
【0010】また、前記測光部の測光エリアよりも小さ
い基準測光エリアを規定し、この基準測光エリアに前記
グレーパターンと人物画像とを配置し、この基準測光エ
リアを測光した際の測光値が、基準測光エリアから人物
画像を無くした状態で測光した際の測光値とほぼ同じに
なるように、前記人物画像の面積、色、及び濃度を規定
し、前記背景部を前記グレーパターンのグレーから構成
し、前記基準測光エリア内に、前記人物画像の顔画像エ
リアの肌色の補色からなる肌色補色エリアを配置しても
よい。なお、前記人物画像を顔画像エリアと服装画像エ
リアとから構成し、服装画像エリアに前記肌色補色エリ
アを配置することが好ましい。
【0011】前記人物画像を顔画像エリアと服装画像エ
リアとから構成し、服装画像エリアを白、黒、グレーの
いずれかにより構成することが好ましい。また、前記人
物画像を2個配置し、一方の人物画像の顔画像エリアの
肌色濃度を標準のものよりも濃くし、他方の人物画像の
顔画像エリアの肌色濃度を標準のものよりも薄くし、人
物画像の一方の服装画像エリアを白とし、他方の服装画
像エリアを黒とすることが好ましい。前記人物画像を3
個配置し、これら人物画像の顔画像エリアを、その肌色
濃度が標準のもの、肌色濃度が標準のものより濃いも
の、薄いものの3種類から構成し、人物画像の服装画像
エリアを、白、黒、グレーの3種類から構成することが
好ましい。
【0012】また、本発明は、写真プリンタの測光部の
測光エリアにグレーパターンと人物画像とを配置し、こ
の測光エリアを測光した際の測光値が、測光エリアをグ
レーパターンのグレーで構成したときの測光値とほぼ同
じになるように、人物画像の面積、色、及び濃度を規定
するとともに、測光エリア内の背景部を、顔画像エリア
の肌色の補色からなる肌色補色を加味したグレーから構
成したものである。
【0013】本発明は、写真プリンタの測光部の測光エ
リアよりも小さい基準測光エリアを規定し、この基準測
光エリアに前記グレーパターンと人物画像とを配置し、
この基準測光エリアを測光した際の測光値が、測光エリ
アを前記グレーパターンのグレーで構成したときの測光
値とほぼ同じになるように、前記人物画像の面積、色、
及び濃度を規定するとともに、基準測光エリア内の背景
部を、顔画像エリアの肌色の補色からなる肌色補色を加
味したグレーから構成したものである。なお、前記基準
測光エリアの周囲の背景部を前記グレーパターンのグレ
ーから構成することが好ましい。
【0014】また、前記グレーパターンを測光エリア又
は基準測光エリアの中心線上に配置することが好まし
い。更には、前記グレーパターンを測光エリア又は基準
測光エリアの中央部に配置するとともに、人物画像をグ
レーパターンの周囲に配置することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明を実施したプリンタ
コントロールネガフイルムを示す平面図である。プリン
タコントロールネガフイルム10は、フイルムベース濃
度だけのエリアからなる素現部11と、アンダー露光コ
マ12と、ノーマル露光コマ13と、オーバー露光コマ
14と、超オーバー露光コマ15とを備えており、各フ
イルム種類毎に作製されている。
【0016】プリンタコントロールネガフイルム10の
各コマ12〜15はネガ像で記録されているが、このネ
ガ像を図示することは容易ではなく、またネガ像での表
示はわかりづらいため、図1には主要な構成部の線画
と、各コマの全体的な濃度のみを図示してある。このよ
うな理由から、ノーマル露光コマ13から得られるプリ
ント18に表示されるポジ像に基づき、以下ノーマル露
光コマ13の各構成を説明する。
【0017】図1はノーマル露光コマ13から得られた
プリント18を示す平面図である。ノーマル露光コマ1
3を最適プリント条件で焼付露光すると、リファレンス
プリントと同一かこれに限りなく近いものが得られ、ま
たプリント条件を設定するために基準プリント条件で焼
付露光する場合にはサンプルプリントが得られる。した
がって、ノーマル露光コマ13の各構成を説明するに際
し、濃度値という場合には、リファレンスプリント上で
の濃度値を示しており、このような濃度値となるように
ノーマル露光コマ13の各部が構成されている。また、
濃度が濃い淡いなども、ノーマル露光コマ13から得ら
れたプリント18を基準にしており、当然のことなが
ら、ノーマル露光コマ13上ではネガ像のため逆の関係
になっている。周知のように、ネガフイルムはフイルム
種類によってベース濃度が異なっているため、各種類毎
に設けられたプリンタコントロールネガフイルム10の
各構成における濃度も、フイルム種別に応じて変化す
る。
【0018】ノーマル露光コマ13の中央部には、図2
のプリント18に示すように、リファレンスプリント上
においてグレーの均一濃度を有する目玉部(グレーパタ
ーン)20が配置されている。目玉部20は、従来のプ
リンタコントロールネガフイルムの目玉部と同じように
円形とされており、その濃度はリファレンスプリント上
において、シアン(C)濃度=0.7,マゼンタ(M)
濃度=0.7,イエロー(Y)濃度=0.7となるよう
に、ネガフイルム10上での濃度が決定されている。こ
の目玉部20は目視判定の他に、濃度計を用いてサンプ
ルプリントやリファレンスプリントの濃度を測定する際
に用いられる。なお、目玉部20のリファレンスプリン
ト上における濃度は、写真プリンタの機種によって、例
えば0.6〜0.8の範囲で変化する。
【0019】従来の目玉部の縁には、これの境界を示す
帯状エリアを設けることがあったが、この帯状エリアの
面積が広く且つ高濃度または低濃度で構成されると、測
光の際にこれの影響が多大となる。したがって、縁は省
略するか、または設けても極力幅が狭く且つ目玉部の濃
度差が大きくならないようにするとよい。
【0020】目玉部20の周囲には、人物画像21,2
2,23が配置されている。目玉部20の左上方に配置
された人物画像21の顔画像エリアは、標準肌色濃度で
作成されている。また、目玉部20に対して左下方に配
置された人物画像22の顔画像エリアは、その肌色濃度
がプリント18上において濃くなるようにされており、
ダークスキン顔画像とされている。また、目玉部20に
対して右下方に配置された人物画像23の顔画像エリア
は、その肌色濃度がプリント18上において淡くなるよ
うにされており、ライトスキン顔画像とされている。こ
れら肌色濃度は標準肌色濃度に対して±10%ステップ
させた濃度にされているが、このステップ量は適宜変更
してよい。これら3個の人物画像21〜23の仕上り濃
度を目視することにより、適正濃度でかつ色バランス良
く仕上がっているかを簡易に判定することができる。
【0021】各人物画像21〜23の服装画像エリア2
1CA〜23CAは、黒、白、グレーの無彩色から構成
されている。人物画像21の服装画像エリア21CAは
グレーから構成されている。人物画像22の服装画像エ
リア22CAは黒から構成されている。人物画像23の
服装画像エリア23CAは白から構成されている。な
お、これらの無彩色の配置は図示のものに限定されるこ
となく、適宜位置を変更してよい。
【0022】各人物画像21〜23の髪画像エリア21
HA〜23HAは、写真プリンタを用いる地域の人種な
どに合わせて、もっとも一般的な髪の色が用いられる。
この髪の色は、黒、茶、赤毛、金髪などがある。
【0023】目玉部20及び人物画像21〜23は、プ
リントの全画面エリア枠F1よりも小さい、例えば基準
測光エリア枠F2を定め、その内側に配置されている。
この基準測光エリア枠F2は、本実施形態では全画面エ
リア枠F1に対して線倍率で0.65に構成されてい
る。したがって、プリンタコントロール用ネガフイルム
を用いるほとんどの写真プリンタの測光部の測光エリア
よりも小さくされている。なお、枠F3,F4,F5
は、各種プリンタにおける測光エリアを示している。
【0024】基準測光エリア枠F2内には人物画像21
〜23の顔画像エリア21FA〜23FAの肌色の補色
である淡いシアン色の肌色補色エリア25が配置され
る。そして、人物画像21と肌色補色エリア25との面
積、色、濃度を規定することにより、基準測光エリア枠
F2全体の測光値である画面平均透過濃度が、従来の目
玉部と背景部とからなる目玉部の透過濃度とほぼ同じに
なるようにされる。これは、実験により試行錯誤的に作
成する他に、面積と濃度と色との関係から算術的に求め
てもよい。なお、黒やグレー以外の髪の色を用いる場合
には、これらの髪画像エリアも顔画像エリアと同じよう
に、色味を有するエリアであるから、これらの髪画像エ
リアの補色を基準測光エリア枠F2内に配置する。この
肌色補色エリアを配置することにより、顔画像エリア2
1FA〜23FAの色味を相殺して全体的にグレーとし
て測光されるようになる。なお、肌色の補色として淡い
シアン色を用いたが、人種の違いによって肌色が異なる
場合には当然のことながらこれに応じて肌色の補色も変
化する。
【0025】前記目玉部20、人物画像21〜23、肌
色補正エリア25を除く背景部26は、目玉部20のグ
レーとほぼ同じ濃度のグレーで均一に構成されている。
したがって、基準測光エリア枠F2よりも大きなサイズ
の測光エリア、例えば枠F3(線倍率0.9),F4
(線倍率0.8),F5(線倍率0.7)を有する各種
プリンタの測光部により測光しても、基準測光エリア枠
F2とこれの周囲の背景部26とを全体的に見ると、常
にほぼ同じグレーとなるので、常に同じ測光結果が得ら
れることになる。したがって、目玉部20の周囲に人物
画像21〜23を配置しても、測光の際にこれの影響が
現れることがなく、各種プリンタで仕上がりをほぼ同じ
にすることができる。
【0026】なお、近年は、ストロボ付きカメラの普及
により屋内写真比率が全体の30〜50%を占めてい
る。従来、エバンスの理論で知られる多数のシーンの平
均的色味は、屋外の写真が中心であった時のイエローグ
リーン味のグレーから、現在は色味のないグレーに近づ
いてきている。このため、グレーを基調としたピクトリ
アルシーンを持つ上記のようなコントロールツールの使
用が可能になってきている。
【0027】プリンタコントロールネガフイルム10
は、通常はカメラによる被写体撮影により作成される。
この場合に、目玉部20は反射率が約18%の均一グレ
ー板で、分光反射率がカラーネガフイルムの分光感度領
域に対し十分フラットなものを用いる。また、背景部2
6は目玉部20のグレーとほぼ同一のグレーになるよう
にライティングを含めて決定される。さらに、背景部2
6に、白と黒とのパターンによる部分的なコントラスト
部分や色彩色部分(特に高彩度のもの)を配置すると、
プリンタの測光部の依存性を高め、これらの影響を受け
るようになるので、これらは背景部26に配置すること
なく、ほぼ均一にする。また、目玉部20と人物画像2
1〜23の被写体輝度を一致させる。
【0028】なお、カメラによる被写体撮影による作成
の代わりに、マスターポジの複写によってプリントコン
トロールネガフイルム10を作成してしもよい。更に
は、スキャナにより撮像した画像をシミュレート表示す
るモニタを備えているプリンタにおいては、デジタルデ
ータからの書き込みによって目的画像をモニタに表示し
てモニターの条件出しや色や濃度などの管理を行うよう
にしてもよい。
【0029】図3は、本発明のピクトリアルツールを用
いてセットアップを行うプリンタプロセサを示す概略図
である。プリンタプロセサ50は、フイルムキャリア5
1にセットされたネガフイルム52のプリント対象コマ
を光源部53により照明し、これの透過光をシャッタ5
4が開いている間に、焼付レンズ55によりカラーペー
パー56に結像させて、プリント対象コマの画像を焼付
露光する。焼付露光されたカラーペーパー56はリザー
バー57で一時的に貯留された後、ペーパープロセサ5
8に送られて現像処理され、この現像済みのカラーペー
パー56はカッタにより1コマ毎に切り離されてプリン
ト写真59とされ、トレイ60に排出される。
【0030】光源部53は周知のように、ランプ61と
光質調節部62とミキシングボックス63とから構成さ
れている。光質調節部62は、シアン,マゼンタ,イエ
ローの各色フイルタ64,65,66をフイルタ駆動部
67により焼付光路68に挿入して、焼付光を焼付露光
量に合わせた光質及び光強度に調節する。
【0031】また、フイルムキャリア51のプリント位
置にセットされたプリント対象コマを臨む位置に、レン
ズ70及びカラーイメージエリアセンサ71からなるス
キャナ72が配置されている。スキャナ72は、プリン
ト対象コマの各点を三色分解測光する。この測光値は特
性値算出部73に送られ、ここで大画面平均透過濃度
(LATD)や、最小値,最大値などの特性値を抽出す
る。また、プリント対象コマの各点の三色分解濃度によ
り、特性値算出部73は周知のようにシーン分類し、こ
のシーン分類結果により予め統計的手法により決定され
た露光補正値を算出する。前記LATD,最小値,最大
値,露光補正値は、焼付露光量演算部74に送られ、こ
こで周知の露光量演算式を用いて焼付露光量が算出され
る。この焼付露光量はコントローラ75に送られる。
【0032】コントローラ75は、周知のマイクロコン
ピュータから構成されており、各部をシーケンス制御す
る他に、焼付露光量に基づき各色フイルタ64〜66の
セット位置を算出し、このセット位置データを光質調節
部62のフイルタ駆動部67に送る。フイルタ駆動部6
7はこのセット位置データに基づき各色フイルタ64〜
66を所定量だけ焼付光路68に挿入する。コントロー
ラ75は、シャッタ駆動部76を制御してシャッタ54
を開き、色フイルタ64〜66により光質調節された焼
付光で照明されたプリント対象コマの透過光を焼付レン
ズ55を介してプリント位置にあるカラーペーパー56
に結像させ、適正焼付露光量で焼付露光する。なお、コ
ントローラ75には、キーボード77及びディスプレィ
78が接続されており、各種モードの切り換えや指令の
入力が行えるようになっている。
【0033】次に、上記プリンタコントロールネガフイ
ルム10を用いて行う写真プリンタ50のプリント条件
の設定について説明する。この場合には、キーボード7
7を操作して、コントローラ75をプリント条件設定モ
ードにする。このプリント条件設定モードでは、コント
ローラ75は図4に示すような処理手順にしたがい、プ
リント条件、例えばマスターバランス値の点検を行う。
【0034】先ず、プリンタコントロールネガフイルム
10をフイルムキャリア51にセットして、ノーマル露
光コマをプリント位置にセットする。次に、前記スキャ
ナ72によるシーン判別による露光補正機能を作動させ
ることなく、スキャナ72により画面透過濃度を測定す
る。図1に示すように、スキャナ72による測光エリア
は基準測光エリア枠F2よりも大きくされており、例え
ば測光エリア枠F4が用いられるので、人物画像を含む
基準測光エリア枠F2内及び背景エリア26を測光して
も、この測光値は、従来の均一グレー露光コマとほぼ同
じ値が得られる。したがって、測光の際にピクトリアル
シーンの影響を受けることがないため、ほぼ同じ仕上が
りのプリントが得られることになる。
【0035】プリンタコントロールネガフイルム10の
ノーマル露光コマ13の画面透過濃度は特性値算出部7
3で算出され、これが焼付露光量演算部74に送られ
る。焼付露光量演算部74は、得られた画面透過濃度に
より焼付露光量を算出して、これをコントローラ75に
送る。コントローラ75は、この焼付露光量に基づき色
フイルタ64,65,66のセット位置を求め、これに
基づき光質調節部62を制御する。この場合に、焼付露
光量の算出に対しては、スキャナ72によるシーン判別
による露光補正は行われない。この後、シャッタ54を
一定時間開いて、ノーマル露光コマ13をカラーペーパ
ー56に焼付露光する。焼付露光されたカラーペーパー
56はリザーバー57を介してペーパープロセサ58に
送られて、ここで現像処理された後に、カッタで1コマ
に切断され、サンプルプリントがトレイ60に排出され
る。
【0036】次に濃度測定がディスプレイ78に指示さ
れる。この指示にしたがい、まず、リファレンスプリン
トを濃度計にセットして、測定キーを操作する。これに
より、濃度測定が行われ、リファレンスプリントの目玉
部20の三色濃度が測定される。濃度計は、プリンタプ
ロセサに付属しており、スリットにプリントをセットす
ると、中央部の三色濃度が自動的に測定されるようにな
っている。この三色濃度値は、ディスプレィ78に表示
されるとともに、コントローラ75のメモリ79に記憶
される。次に、濃度計によりサンプルプリントの中央部
の濃度を測定する指示がディスプレィ78に表示され、
サンプルプリントの三色濃度が測定される。この三色濃
度値も、ディスプレイ78に表示されるとともに、コン
トローラ75のメモリ79に記憶される。なお、リファ
レンスプリントに基づく三色濃度値が予め記憶されてい
る機種ではリファレンスプリントの濃度測定が省略され
る。次に、リファレンスプリントとサンプルプリントと
の濃度比較が自動的に行なわれ、この濃度比較値に基づ
き補正値が決定される。
【0037】また、得られたサンプルプリントの各人物
画像21〜23の顔画像エリア21FA〜23FAの肌
色濃度に注目し、これらがリファレンスプリントの対応
する肌色濃度と同じように仕上がっているか否かを判定
する。例えば、ダークスキン人物画像21がリファレン
スプリントの同じものに比較して濃く仕上がっている場
合にはそれを修正する方向に濃度補正値を決定してキー
ボード77によりこれを入力する。また、ライトスキン
人物画像22がリファレンスプリントの同じものに比較
して淡く仕上がっている場合には、それを修正する濃度
補正値を入力する。
【0038】このように、ダークスキンとライトスキン
との2つの人物画像22,23の仕上り濃度を参照する
ので、簡単に且つ精度よく仕上り濃度を判定することが
できる。また、これら2つの人物画像22,23の肌色
部分の色バランスに注目することで、色バランスの補正
方向及び補正値を知ることができる。これら色補正値も
キーボードを介して入力される。さらに、ノーマルスキ
ンの人物画像21の仕上がり濃度や色もチェックするこ
とにより、目視による判定精度がより一層向上する。な
お、リファレンスプリントとの対比観察のほかに、単に
サンプルプリントのみを用いて上記判定を行ってもよ
い。
【0039】入力された濃度補正値や色補正値に基づき
周知のように露光補正量が修正される。そして、この露
光修正量を用いて、通常のプリントを行うことにより、
適正な仕上がりのプリント写真が得られるようになる。
【0040】なお、上記実施形態では、各種プリンタの
測光部における測光エリアよりもサイズの小さい基準測
定エリア枠F2を規定して、この基準測定エリア枠F2
内に目玉部20及び人物画像21〜23を配置したが、
この他に、各種プリンタ毎に、その測光エリアに合わせ
て、測光エリア内に目玉部20及び人物画像21〜23
を配置してもよい。この場合にも、この測光エリアを測
光した際の測光値が、測光エリアから人物画像を無くし
た状態で測光した際の測光値とほぼ同じになるように、
人物画像の面積、色、及び濃度を規定する。また、背景
部をグレーパターンのグレーから構成する。図5は、全
画面エリア枠F1に対して線倍率0.75の測光エリア
枠F6を有する写真プリンタ用のピクトリアルツールを
用いて得られたプリント40を示している。なお、図5
のものは、図1に示す基準測光エリア枠F2内の画像を
測光エリア枠F6に合わせて拡大したものであり、同一
構成部材については同じ符号が付してある。この他に、
目玉部20や人物画像21〜23の形状、サイズ、配置
等を変更したものを用いてもよい。
【0041】また、上記実施形態では、肌色補色エリア
25を基準測光エリア枠F2内に個別に配置したが、こ
れに変えて、図6に示すプリント45のように、人物画
像31〜33のうち、例えばノーマルスキンの人物画像
31の服装画像エリア31CA1,31CA2の内の下
側31CA2に、肌色の補色を配置してもよい。また、
上側の服装画像エリア31CA1にはグレーを配置す
る。なお、人物画像32はダークスキンとされており、
人物画像33はライトスキンとされており、図1の人物
画像22,23とほぼ対応している。
【0042】この実施形態の場合には、肌色の補色パタ
ーンが別個に形成されることがないので、ピクトリアル
ツールを自然な感じにさせることができる。なお、図6
に示すように、服装画像エリア31CA1,31CA2
の一方31CA2に肌色補色を配置する他に、服装画像
エリアの全体に肌色補色を配置してもよい。更には、肌
色の補色により測光基準エリア内の背景を構成したり、
グレーにこの肌色の補色を加味したものを測光基準エリ
ア内の背景として用いてもよい。
【0043】上記実施形態では、人物画像を3個配置し
たが、これは1個、2個、更には4個以上であってもよ
い。ただし、3個が最も好ましく、4個以上では、人物
画像の顔画像エリアが小さくなって目視判定が困難にな
る。また、2個以下の場合には、比較する人物画像が少
なくなることから、やはり目視の判定がやや困難にな
る。
【0044】上記実施形態では、目玉部20を画面の中
央部に配置したが、この他に、画面の縦方向中心線又は
横方向中心線の線上で偏心させて配置してもよい。ま
た、目玉部20は円形としたが、三角形、矩形、その他
の多角形、楕円などから構成してもよい。
【0045】上記実施形態では、縦長のピクトリアルシ
ーンにしたが、これは図5に示すように、横長のシーン
としてもよい。この場合には、3個の人物画像31〜3
3のうちの2個の人物画像32,33を目玉部の両側に
配置することにより、フルサイズコマの他に、パノラマ
コマやワイドビジョンコマなどのように横長のコマに対
しても適用が可能になる他に、中央部のみを横に長く帯
状にテストプリントするラウンド露光で用いることもで
きるようになる。
【0046】上記実施形態では、プリンタコントロール
ネガフイルムとリファレンスプリントとを対にしてピク
トリアルツールを構成したが、この他に、プリンタの形
態に応じて、ポジフイルムやリファレンスプリントをプ
リンタコントロール用のピクトリアルツールとして用い
てもよい。また、リファレンスプリントを単体としたピ
クトリアルツールとしてもよく、この場合にはデジタル
露光方式のプリンタなどで用いられる。
【0047】上記実施形態では、ピクトリアルツールを
用いて補正値を修正したが、この他に、プリンタの初期
条件設定であるプリンタキャリブレーションや、プリン
タ条件の管理用に、ピクトリアルツールを用いてもよ
い。更には、このプリンタコントロールネガフイルムを
撮像して、これをモニタCRT等のディスプレィに表示
することで、モニタの輝度調整、色バランス調整などに
利用してもよい。さらに、デジタル露光によるカラープ
リンタの画像再現に関する設定や確認用にも使用するこ
とができる。また、濃度の異なる目玉部を複数個設けて
もよく、この場合にはデジタル露光の階調の設定に使用
することができる。モニタの調節やデジタル露光方式の
プリンタの調整の際には、ピクトリアルツールを撮像し
て得られた画像データを基準画像としてメモリに記憶し
ておき、これを読みだして調整等に用いることができ
る。
【0048】上記実施例では、135タイプのネガフイ
ルムに実施したものであるが、その他のIX240タイ
プや110タイプ、120タイプなどのネガフイルムに
実施してもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、写真プリンタの測光部
の測光エリアにグレーパターンと人物画像とを配置し、
この測光エリアの全体を測光した際の測光値が、測光エ
リアから人物画像を無くした状態で全体を測光した際の
測光値とほぼ同じになるように、前記人物画像の面積、
色、及び濃度を規定し、背景部を前記グレーパターンの
グレーから構成したから、測光エリアの異なる各種プリ
ンタに対応したピクトリアルツールが得られる。したが
って、ピクトリアルシーンを有していても、有していな
いものとほぼ同じ測光結果が得られ、各種プリンタにお
けるプリント条件の設定などを従来のものと同じに行う
ことができる。
【0050】人物画像を備えているので、肌色の仕上が
り具合を観察することにより、目視によりプリントの濃
度ずれや色ずれを容易に判定することができる。また、
人物画像の服装画像エリアを黒、白、グレーなどの無彩
色から構成することにより、明るい白、暗い黒を含むこ
とで、仕上がり濃度の目視判定が容易に行える。特に、
人物画像を3個配置し、これら人物画像の顔画像エリア
を、その肌色濃度が標準のもの、肌色濃度が標準のもの
より濃いもの、薄いものの3種類から構成することによ
り、肌色の仕上がりの目視判定をより一層簡単に行うこ
とができる。
【0051】測光エリア内に、前記顔画像エリアの肌色
の補色からなる肌色補色エリアを配置することにより、
グレーパターンの周りに人物画像を配置しても、測光の
際の肌色エリアの影響をなくすことができる。特に、肌
色補色エリアを服装画像エリア内に配置することによ
り、より自然なピクトリアルシーンを有するツールを作
成することができる。
【0052】測光部の測光エリアよりも小さい基準測光
エリアを規定し、この基準測光エリアにグレーパターン
と人物画像とを配置し、この基準測光エリアを測光した
際の測光値が、基準測光エリアから人物画像を無くした
状態で測光した際の測光値とほぼ同じになるように、前
記人物画像の面積、色、及び濃度を規定したから、基準
測光エリアよりも大きな測光エリアを有する写真プリン
タでは、これを共通に用いることができる。したがっ
て、測光エリアの異なる各種プリンタ毎に専用のツール
を作成する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をネガフイルムに実施したプリンタコン
トロール用ピクトリアルツールを示す平面図である。
【図2】本発明のピクトリアルツールを用いて得られた
プリントの一例を示す平面図である。
【図3】プリンタプロセサを示す概略図である。
【図4】プリンタコントロールネガフイルムを用いた露
光値の補正処理を示すフローチャートである。
【図5】他の実施形態におけるピクトリアルツールを用
いて得られたプリントの一例を示す平面図である。
【図6】他の実施形態におけるピクトリアルツールを用
いて得られたプリントの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 プリンタコントロールネガフイルム 18,40,45 プリント 20 目玉部 21〜23,31〜33 人物画像 21FA〜23FA 顔画像エリア 21CA〜23CA 服装画像エリア 25 肌色補色エリア F1 全画面エリア枠 F2 基準測光エリア枠 F3,F4,F5,F6 測光エリア

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレーパターンと、人物画像と、グレー
    により構成された背景部とを備え、写真プリンタの調節
    の際に測光部により測光して用いられるプリンタコント
    ロール用ピクトリアルツールにおいて、 前記測光部の測光エリアに、前記グレーパターンと人物
    画像とを配置し、 この測光エリアを測光した際の測光値が、測光エリアか
    ら人物画像を無くした状態で測光した際の測光値とほぼ
    同じになるように、前記人物画像の面積、色、及び濃度
    を規定し、前記背景部を前記グレーパターンのグレーか
    ら構成し、 前記測光エリア内に、前記人物画像の顔画像エリアの肌
    色の補色からなる肌色補色エリアを配置し たことを特徴
    とするプリンタコントロール用ピクトリアルツール。
  2. 【請求項2】 グレーパターンと、人物画像と、グレー
    により構成された背景部とを備え、写真プリンタの調節
    の際に測光部により測光して用いられるプリンタコント
    ロール用ピクトリアルツールにおいて、 前記測光部の測光エリアよりも小さい基準測光エリアを
    規定し、この基準測光エリアに前記グレーパターンと人
    物画像とを配置し、この基準測光エリアを測光した際の
    測光値が、基準測光エリアから人物画像を無くした状態
    で測光した際の測光値とほぼ同じになるように、前記人
    物画像の面積、色、及び濃度を規定し、前記背景部を前
    記グレーパターンのグレーから構成し、 前記基準測光エリア内に、前記人物画像の顔画像エリア
    の肌色の補色からなる肌色補色エリアを配置し たことを
    特徴とするプリンタコントロール用ピクトリアルツー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記人物画像を顔画像エリアと服装画像
    エリアとから構成し、服装画像エリアに前記肌色補色エ
    リアを配置したことを特徴とする請求項1または2記載
    のプリンタコントロール用ピクトリアルツール。
  4. 【請求項4】 前記人物画像を顔画像エリアと服装画像
    エリアとから構成し、服装画像エリアを白、黒、グレー
    のいずれかにより構成したことを特徴とする請求項1
    たは2記載のプリンタコントロール用ピクトリアルツー
    ル。
  5. 【請求項5】 前記人物画像を2個配置し、一方の人物
    画像の顔画像エリアの肌色濃度を標準のものよりも濃く
    し、他方の人物画像の顔画像エリアの肌色濃度を標準の
    ものよりも薄くし、人物画像の一方の服装画像エリアを
    白とし、他方の服装画像エリアを黒としたことを特徴と
    する請求項1または2記載のプリンタコントロール用ピ
    クトリアルツール。
  6. 【請求項6】 前記人物画像を3個配置し、これら人物
    画像の顔画像エリアを、その肌色濃度が標準のもの、肌
    色濃度が標準のものより濃いもの、薄いものの3種類か
    ら構成し、人物画像の服装画像エリアを、白、黒、グレ
    ーの3種類から構成したことを特徴とする請求項1また
    は2記載のプリンタコントロール用ピクトリアルツー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記服装画像エリア内に、前記顔画像エ
    リアの肌色の補色からなる肌色補色エリアを配置したこ
    とを特徴とする請求項4ないし6いずれか1つ記載のプ
    リンタコントロール用ピクトリアルツール。
  8. 【請求項8】 グレーパターンと、人物画像と、グレー
    により構成された背景部とを備え、写真プリンタの調節
    の際に測光部により測光して用いられるプリンタコント
    ロール用ピクトリアルツールにおいて、 前記測光部の測光エリアに前記グレーパターンと人物画
    像とを配置し、この測光エリアを測光した際の測光値
    が、測光エリアを前記グレーパターンのグレーで構成し
    たときの測光値とほぼ同じになるように、前記人物画像
    の面積、色、及び濃度を規定するとともに、測光エリア
    内の背景部を、顔画像エリアの肌色の補色からなる肌色
    補色を加味したグレーから構成したことを特徴とするプ
    リンタコントロール用ピクトリアルツール。
  9. 【請求項9】 グレーパターンと、人物画像と、グレー
    により構成された背景部とを備え、写真プリンタの調節
    の際に測光部により測光して用いられるプリンタコント
    ロール用ピクトリアルツールにおいて、 前記測光部の測光エリアよりも小さい基準測光エリアを
    規定し、この基準測光エリアに前記グレーパターンと人
    物画像とを配置し、この基準測光エリアを測光した際の
    測光値が、測光エリアを前記グレーパターンのグレーで
    構成したときの測光値とほぼ同じになるように、前記人
    物画像の面積、色、及び濃度を規定するとともに、基準
    測光エリア内の背景部を、顔画像エリアの肌色の補色か
    らなる肌色補色を加味したグレーから構成したことを特
    徴とするプリンタコントロール用ピクトリアルツール。
  10. 【請求項10】 前記基準測光エリアの周囲の背景部を
    前記グレーパターンのグレーから構成したことを特徴と
    する請求項記載のプリンタコントロール用ピクトリア
    ルツール。
  11. 【請求項11】 前記グレーパターンを測光エリア又は
    基準測光エリアの中心線上に配置したことを特徴とする
    請求項1ないし10いずれか1つ記載のプリンタコント
    ロール用ピクトリアルツール。
  12. 【請求項12】 前記グレーパターンを測光エリア又は
    基準測光エリアの中央部に配置するとともに、人物画像
    をグレーパターンの周囲に配置したことを特徴とする請
    求項1ないし10いずれか1つ記載のプリンタコントロ
    ール用ピクトリアルツール。
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