JPH0330850B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330850B2 JPH0330850B2 JP56042010A JP4201081A JPH0330850B2 JP H0330850 B2 JPH0330850 B2 JP H0330850B2 JP 56042010 A JP56042010 A JP 56042010A JP 4201081 A JP4201081 A JP 4201081A JP H0330850 B2 JPH0330850 B2 JP H0330850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- density
- mask
- negatives
- hue
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
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- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
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- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/72—Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
- G03B27/80—Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus in dependence upon automatic analysis of the original
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/72—Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
- G03B27/73—Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は経時あるいは不適当な保存状態により
変質を受けた経緯をもつカラーネガを焼付に供す
る際の写真焼付条件制御方法に関する。
変質を受けた経緯をもつカラーネガを焼付に供す
る際の写真焼付条件制御方法に関する。
感光材料は、その保存期間が著しく長い場合や
保存状態が適当でない場合には、感光層の少なく
とも１つが減感あるいは増感し、その特性曲線が
変化する。このような変化を受けたカラーネガを
変化を受けない正常なカラーネガと同じような露
光条件でカラーペーパーへ焼付けると、特性曲線
の変化量が大きかつたものでは著しく色バランス
の崩れたプリントに仕上ることになる。
保存状態が適当でない場合には、感光層の少なく
とも１つが減感あるいは増感し、その特性曲線が
変化する。このような変化を受けたカラーネガを
変化を受けない正常なカラーネガと同じような露
光条件でカラーペーパーへ焼付けると、特性曲線
の変化量が大きかつたものでは著しく色バランス
の崩れたプリントに仕上ることになる。
従来、写真焼付装置の通常の自動補正では、ア
マチユアが撮影したカラーネガフイルムには種々
の光源（昼光、タングステン光、螢光灯等）下で
撮影されたものや、画面の中の被写体の色相の偏
りが様々なものがあることから、概略次のような
露光量の補正がなされている。
マチユアが撮影したカラーネガフイルムには種々
の光源（昼光、タングステン光、螢光灯等）下で
撮影されたものや、画面の中の被写体の色相の偏
りが様々なものがあることから、概略次のような
露光量の補正がなされている。
光源の違いによるカラーバランスの偏りの補正
は、基本的にはエバンスの原理（例えば米国特許
第2571697号公報参照）に基づいている。すなわ
ち一般的な被写体を撮影した場合、被写体の青
色、緑色、赤色の３成分の割合が全体としてほぼ
等しいため、カラーネガの透過光を画面全体につ
いて積分混合したものは、撮影時の光源に対応し
てほぼ一定の色バランスになる。プリントではも
との被写体の色バランス、すなわち青色・緑色・
の３成分の割合が画面全体としてほぼ等しくなる
ように補正するのが望ましいから、ネガフイルム
の画面全体の平均透過濃度すなわち大面積平均濃
度（LATDと称する）をDi（ｉは青色・緑色・赤
色のいずれか１つを表わす）とすると、各色の露
光時間Tiは次式で与えられるようにすればよい。
は、基本的にはエバンスの原理（例えば米国特許
第2571697号公報参照）に基づいている。すなわ
ち一般的な被写体を撮影した場合、被写体の青
色、緑色、赤色の３成分の割合が全体としてほぼ
等しいため、カラーネガの透過光を画面全体につ
いて積分混合したものは、撮影時の光源に対応し
てほぼ一定の色バランスになる。プリントではも
との被写体の色バランス、すなわち青色・緑色・
の３成分の割合が画面全体としてほぼ等しくなる
ように補正するのが望ましいから、ネガフイルム
の画面全体の平均透過濃度すなわち大面積平均濃
度（LATDと称する）をDi（ｉは青色・緑色・赤
色のいずれか１つを表わす）とすると、各色の露
光時間Tiは次式で与えられるようにすればよい。
logTi＝αiDi＋βi（α、βは定数）
したがつて、各色の大面積平均濃度値Diが小
さければ対応する露光時間を短かくし、これとは
逆に大きければ対応する露光時間を長くするよう
に調節して濃度およびカラーバランスの補正が行
なわれる。
さければ対応する露光時間を短かくし、これとは
逆に大きければ対応する露光時間を長くするよう
に調節して濃度およびカラーバランスの補正が行
なわれる。
一方、撮影時の光源が同じでも、被写体によつ
ては色相に大きな偏りのあることがある。たとえ
ば緑の芝生をバツクにした人物とか、赤い壁をバ
ツクにした人物などといつた被写体の場合、被写
体の青色・緑色・赤色の３成分の割合が全体とし
て大きく偏つてしまうことになる。（カラーフエ
リアと称する）このような被写体を写したカラー
ネガに上記エバンズの原理に基づいた色補正を行
なうと、緑バツクの場合は人物の顔色がマゼンタ
気味になり、赤バツクの場合には人物の顔色がシ
アン気味になり、もとの被写体の色に対応しない
プリントに仕上ることになる。このような被写体
で昼光で撮影された場合は、前記露光時間Tiの
計算式のDiを、３色のDiの平均値にすること
によつて被写体の色相の偏りに影響されずに適正
な色バランスのプリントが得られることになる。
したがつて昼光下の一般的な被写体の露光時間が
３色共同じで適正なカラーバランスが得られるな
ら、被写体によらず３色の露光時間を同じにする
（但し平均濃度により全体として短かくしたり長
くしたりする）ことによつて緑バツクや赤バツク
の被写体に対しても適正な色バランスのプリント
が得られることになる。
ては色相に大きな偏りのあることがある。たとえ
ば緑の芝生をバツクにした人物とか、赤い壁をバ
ツクにした人物などといつた被写体の場合、被写
体の青色・緑色・赤色の３成分の割合が全体とし
て大きく偏つてしまうことになる。（カラーフエ
リアと称する）このような被写体を写したカラー
ネガに上記エバンズの原理に基づいた色補正を行
なうと、緑バツクの場合は人物の顔色がマゼンタ
気味になり、赤バツクの場合には人物の顔色がシ
アン気味になり、もとの被写体の色に対応しない
プリントに仕上ることになる。このような被写体
で昼光で撮影された場合は、前記露光時間Tiの
計算式のDiを、３色のDiの平均値にすること
によつて被写体の色相の偏りに影響されずに適正
な色バランスのプリントが得られることになる。
したがつて昼光下の一般的な被写体の露光時間が
３色共同じで適正なカラーバランスが得られるな
ら、被写体によらず３色の露光時間を同じにする
（但し平均濃度により全体として短かくしたり長
くしたりする）ことによつて緑バツクや赤バツク
の被写体に対しても適正な色バランスのプリント
が得られることになる。
このようにカラーバランスの補正の方法には大
きく分けて２通りの方向があり、それぞれハイコ
レクシヨン、ロワードコレクシヨンと呼ばれる。
ハイコレクシヨンは前記説明のように光源の違い
を補正するのに有効であり、ロワードコレクシヨ
ンはカラーフエリアを補正するのに有効である。
ハイコレクシヨンとロワードコレクシヨンは互い
に矛盾するものであり実際に現像所で扱われるネ
ガフイルムには種々の光源や様々なカラーフエリ
アの被写体が含まれるので、写真焼付装置の補正
は通常ハイコレクシヨンとロワードコレクシヨン
の中間に設定され、カラーネガの画面内容（撮影
時の光源、被写体の色相の偏り）によつてハイコ
レクシヨン又はロワードコレクシヨンの選択を行
なうか、または適切な補正キーを選択することに
より３色の露光時間のバランスを独立に変化させ
て、通常の設定では補正しきれないネガの色補正
が行なわれている。
きく分けて２通りの方向があり、それぞれハイコ
レクシヨン、ロワードコレクシヨンと呼ばれる。
ハイコレクシヨンは前記説明のように光源の違い
を補正するのに有効であり、ロワードコレクシヨ
ンはカラーフエリアを補正するのに有効である。
ハイコレクシヨンとロワードコレクシヨンは互い
に矛盾するものであり実際に現像所で扱われるネ
ガフイルムには種々の光源や様々なカラーフエリ
アの被写体が含まれるので、写真焼付装置の補正
は通常ハイコレクシヨンとロワードコレクシヨン
の中間に設定され、カラーネガの画面内容（撮影
時の光源、被写体の色相の偏り）によつてハイコ
レクシヨン又はロワードコレクシヨンの選択を行
なうか、または適切な補正キーを選択することに
より３色の露光時間のバランスを独立に変化させ
て、通常の設定では補正しきれないネガの色補正
が行なわれている。
このような通常の設定では補正しきれないネガ
には経時・変質ネガや螢光灯・タングステン光で
撮影されたネガとか強いカラーフエリアのネガが
ある。これらを自動的に判定するにはカラーネガ
の画面をＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の３色分解走
査して画面の中の局部的な色相情報を測定して、
その色相情報をもとに演算することが行なわれて
いる。
には経時・変質ネガや螢光灯・タングステン光で
撮影されたネガとか強いカラーフエリアのネガが
ある。これらを自動的に判定するにはカラーネガ
の画面をＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の３色分解走
査して画面の中の局部的な色相情報を測定して、
その色相情報をもとに演算することが行なわれて
いる。
しかし経時あるいは不適当な保存状態により変
質を受けた経緯をもつカラーネガでは、カラーネ
ガの画面をＲ・Ｇ・Ｂの３色分解走査して画面の
局部的な色相情報を測定しただけでは変質の程度
を十分知ることが困難である。これはカラーネガ
の変質の程度が様々であり、しかもそれが被写体
自身の色相と混り合うためである。
質を受けた経緯をもつカラーネガでは、カラーネ
ガの画面をＲ・Ｇ・Ｂの３色分解走査して画面の
局部的な色相情報を測定しただけでは変質の程度
を十分知ることが困難である。これはカラーネガ
の変質の程度が様々であり、しかもそれが被写体
自身の色相と混り合うためである。
本発明の目的は、経時あるいは不適当な保存状
態により変質を受けた経緯をもつカラーネガ（経
時・変質ネガ）を検出し、その変質の特性に応じ
て修正された露光がなされる写真焼付条件制御方
法を提供することである。
態により変質を受けた経緯をもつカラーネガ（経
時・変質ネガ）を検出し、その変質の特性に応じ
て修正された露光がなされる写真焼付条件制御方
法を提供することである。
本発明は上記目的を達成するためになされたも
ので、写真焼付に供するカラーネガフイルムのマ
スク（素抜けな未露光部）のＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青）の３色分解濃度を測定し、前記測定した３
色分解濃度を前記カラーネガフイルムと同種の正
常なカラーネガフイルムの平均的なマスクのＲ、
Ｇ、Ｂの３色分解濃度と比較することによつて違
いの程度を判別し、前記判別した違いの程度に応
じて露光条件の修正を行なうことを特徴とする写
真焼付条件制御方法である。
ので、写真焼付に供するカラーネガフイルムのマ
スク（素抜けな未露光部）のＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青）の３色分解濃度を測定し、前記測定した３
色分解濃度を前記カラーネガフイルムと同種の正
常なカラーネガフイルムの平均的なマスクのＲ、
Ｇ、Ｂの３色分解濃度と比較することによつて違
いの程度を判別し、前記判別した違いの程度に応
じて露光条件の修正を行なうことを特徴とする写
真焼付条件制御方法である。
すなわち、本発明はカラーネガの画面のＲ、
Ｇ、Ｂの３色分解濃度情報に加えて、画面以外の
マスクの３色分解濃度情報をも用いて写真焼付条
件を制御する方法である。一般にプリント品質上
問題になる程に特性曲線が変化したカラーネガで
は、マスクの３色分解濃度も変化していることが
多い。
Ｇ、Ｂの３色分解濃度情報に加えて、画面以外の
マスクの３色分解濃度情報をも用いて写真焼付条
件を制御する方法である。一般にプリント品質上
問題になる程に特性曲線が変化したカラーネガで
は、マスクの３色分解濃度も変化していることが
多い。
正常に保存され、有効期間内に現像されたカラ
ーネガのマスク濃度は、略一定の濃度と色バラン
スを有し、Ｒ、Ｇ、Ｂの３色分解濃度のバランス
は、例えば第１図に示す座標のＡのような範囲に
集中する。しかし、有効期限を過ぎて現像された
とか、撮影の前後に極端に高い温湿度条件や有毒
ガスにさらされたようなカラーネガ（経時・変質
ネガ）では、マスク濃度の色バランスはＡの範囲
をはみ出し第１図に示した座標のＢの位置とか極
端な場合にはＣの位置に示す色相になる。
ーネガのマスク濃度は、略一定の濃度と色バラン
スを有し、Ｒ、Ｇ、Ｂの３色分解濃度のバランス
は、例えば第１図に示す座標のＡのような範囲に
集中する。しかし、有効期限を過ぎて現像された
とか、撮影の前後に極端に高い温湿度条件や有毒
ガスにさらされたようなカラーネガ（経時・変質
ネガ）では、マスク濃度の色バランスはＡの範囲
をはみ出し第１図に示した座標のＢの位置とか極
端な場合にはＣの位置に示す色相になる。
このようにマスク濃度の色バランスの崩れた経
時・変質ネガを正常なカラーネガと同じような露
光条件で焼付けると色バランスの崩れたプリント
に仕上るので、写真焼付条件修正として、例えば
コレクシヨンを高くするとか、３色の露光時間の
バランスを変化させるとかしてやることにより露
光し、色バランスのとれたプリントに仕上げるこ
とが必要になる。
時・変質ネガを正常なカラーネガと同じような露
光条件で焼付けると色バランスの崩れたプリント
に仕上るので、写真焼付条件修正として、例えば
コレクシヨンを高くするとか、３色の露光時間の
バランスを変化させるとかしてやることにより露
光し、色バランスのとれたプリントに仕上げるこ
とが必要になる。
すなわち、１件のカラーネガの中で素抜け部分
の三色分解濃度を測定し、この測定値が予め測定
して決められている当該種類のカラーネガにおけ
る正常なマスクの３色分解濃度の色相の平均値と
どの程度離れているかを判定することによつて経
時・変質ネガの検出ができる。そして、その１件
のカラーネガの中の写真焼付条件は、マスク濃度
の変化の度合によつて決まる１件毎の補正値を各
画像駒毎から得られた色相情報によつて決められ
る各画像駒毎の補正値に併せ用いることによつて
写真焼付条件を修正して露光すれば、十分な品質
のプリントに仕上げることができる。
の三色分解濃度を測定し、この測定値が予め測定
して決められている当該種類のカラーネガにおけ
る正常なマスクの３色分解濃度の色相の平均値と
どの程度離れているかを判定することによつて経
時・変質ネガの検出ができる。そして、その１件
のカラーネガの中の写真焼付条件は、マスク濃度
の変化の度合によつて決まる１件毎の補正値を各
画像駒毎から得られた色相情報によつて決められ
る各画像駒毎の補正値に併せ用いることによつて
写真焼付条件を修正して露光すれば、十分な品質
のプリントに仕上げることができる。
次に、カラーネガを走査して、写真焼付条件を
決める際、どのように経時・変質ネガを検出して
ゆくかを135サイズの場合を例にして第２図に示
し説明する。カラーネガフイルム１が画像駒濃度
走査測光部６およびマスク濃度測光部７を左から
右へ送られるようになされている。画像駒濃度走
査測光部６にはカラーネガ１件の始めでまずスプ
ライス部分２が通過し、次にカラーネガによつて
はかぶり部分３が通過する。かぶり部分３の通過
後に素抜け部分４が通り、その後に１駒目の画像
駒５が画像駒濃度走査測光部６に到達する。画像
駒５の走査を開始する前にマスク濃度測光部７で
カラーネガフイルム１の縁部素抜け部分（マス
ク）のＲ、Ｇ、Ｂの３色分解濃度を測光し、これ
を記憶する。この記憶はスプライス部２の通過後
のマスク濃度測光部７の出力の最小濃度について
行なえばよい。画像駒毎のＲ、Ｇ、Ｂの３色分解
濃度は画像駒の全面を順次走査して測定する画像
駒濃度測光部６により行なわれ、平均濃度、最高
濃度、最低濃度、およびそれらの色相、肌色色相
等の濃度的特徴が記憶される。そして、これら記
憶された濃度的特徴に加えて、記憶されたマスク
濃度を用いて写真焼付条件が演算される。記憶さ
れたマスク濃度を写真焼付条件を修正するために
用いられる情報としては、Ｒ、Ｇ、Ｂの３色分解
濃度をＲ−Ｇ、Ｇ−ＢをＸ、Ｙ座標とするマスク
の色相で調べてもよいし、Ｒ、Ｇ、Ｂの３次元座
標でマスクの色相、濃度を調べてもよい。
決める際、どのように経時・変質ネガを検出して
ゆくかを135サイズの場合を例にして第２図に示
し説明する。カラーネガフイルム１が画像駒濃度
走査測光部６およびマスク濃度測光部７を左から
右へ送られるようになされている。画像駒濃度走
査測光部６にはカラーネガ１件の始めでまずスプ
ライス部分２が通過し、次にカラーネガによつて
はかぶり部分３が通過する。かぶり部分３の通過
後に素抜け部分４が通り、その後に１駒目の画像
駒５が画像駒濃度走査測光部６に到達する。画像
駒５の走査を開始する前にマスク濃度測光部７で
カラーネガフイルム１の縁部素抜け部分（マス
ク）のＲ、Ｇ、Ｂの３色分解濃度を測光し、これ
を記憶する。この記憶はスプライス部２の通過後
のマスク濃度測光部７の出力の最小濃度について
行なえばよい。画像駒毎のＲ、Ｇ、Ｂの３色分解
濃度は画像駒の全面を順次走査して測定する画像
駒濃度測光部６により行なわれ、平均濃度、最高
濃度、最低濃度、およびそれらの色相、肌色色相
等の濃度的特徴が記憶される。そして、これら記
憶された濃度的特徴に加えて、記憶されたマスク
濃度を用いて写真焼付条件が演算される。記憶さ
れたマスク濃度を写真焼付条件を修正するために
用いられる情報としては、Ｒ、Ｇ、Ｂの３色分解
濃度をＲ−Ｇ、Ｇ−ＢをＸ、Ｙ座標とするマスク
の色相で調べてもよいし、Ｒ、Ｇ、Ｂの３次元座
標でマスクの色相、濃度を調べてもよい。
経時・変質ネガのマスク情報を写真焼付条件を
修正するのに用いるに際しては、Ｒ、Ｇ、B3色
のマスク濃度の正常カラーネガからの偏りを、経
時・変質ネガの平均的な偏りに対応させて分類
し、その分類に応じて写真焼付条件を修正しても
よい。
修正するのに用いるに際しては、Ｒ、Ｇ、B3色
のマスク濃度の正常カラーネガからの偏りを、経
時・変質ネガの平均的な偏りに対応させて分類
し、その分類に応じて写真焼付条件を修正しても
よい。
110サイズや126サイズの場合は、画像駒および
プレ・エキスポーズドエリア（PRE−EXP
SED AREA）以外の素抜け部を135サイズの場
合の縁部素抜け部の代りに測定することによつ
て、マスク濃度の情報を知ることができるので、
同様の処理をすればよい。
プレ・エキスポーズドエリア（PRE−EXP
SED AREA）以外の素抜け部を135サイズの場
合の縁部素抜け部の代りに測定することによつ
て、マスク濃度の情報を知ることができるので、
同様の処理をすればよい。
尚、第１図に示したマスク濃度Ａはフジカラー
Ｆ−が正常に保存され現像された平均的なマス
クの色相、マスク濃度Ｂは高温条件（80℃で保存
された）後に現像されたマスクの色相、マスク濃
度Ｃは高温・多湿条件（80℃・60％で保存され
た）後に現像されたマスクの色相である。
Ｆ−が正常に保存され現像された平均的なマス
クの色相、マスク濃度Ｂは高温条件（80℃で保存
された）後に現像されたマスクの色相、マスク濃
度Ｃは高温・多湿条件（80℃・60％で保存され
た）後に現像されたマスクの色相である。
上記説明においては現像前に経時・変質したカ
ラーネガを主にして述べたが、本発明は現像され
たカラーネガの保存状態が不適当で変質した場合
の写真焼付条件の修正にも実施することができ
る。
ラーネガを主にして述べたが、本発明は現像され
たカラーネガの保存状態が不適当で変質した場合
の写真焼付条件の修正にも実施することができ
る。
本発明は上記したごとき写真焼付条件制御方法
であるから、経時・変質ネガの変質の特性に応じ
た修正された露光がなされプリントの仕上り品質
が向上する。
であるから、経時・変質ネガの変質の特性に応じ
た修正された露光がなされプリントの仕上り品質
が向上する。
第１図はカラーネガのマスク濃度の色相を示す
Ｘ−Ｙ座標で第２図は本発明におけるカラーネガ
の濃度情報測定の様子を示す説明図である。 １……カラーネガフイルム、５……画像駒、６
……画像駒濃度走査測光部、７……マスク濃度測
光部。
Ｘ−Ｙ座標で第２図は本発明におけるカラーネガ
の濃度情報測定の様子を示す説明図である。 １……カラーネガフイルム、５……画像駒、６
……画像駒濃度走査測光部、７……マスク濃度測
光部。
Claims (1)
- １ 写真焼付に供するカラーネガフイルムの素抜
け部分に得られるマスクのＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青）の３色分解濃度を測定し、前記測定した３
色分解濃度を前記カラーネガフイルムと同種の正
常なカラーネガフイルムの平均的なマスクのＲ、
Ｇ、Ｂの３色分解濃度と比較することによつて違
いの程度を判別し、前記判別した違いの程度に応
じて露光条件の修正を行なうことを特徴とする写
真焼付条件制御方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56042010A JPS57157235A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Control method for condition of photographic printing |
| US06/360,537 US4448521A (en) | 1981-03-23 | 1982-03-22 | Color film printing control method |
| DE3210615A DE3210615C2 (de) | 1981-03-23 | 1982-03-23 | Verfahren zur Belichtungssteuerung in einer Vorrichtung zur Herstellung von Kopien von einem Farbnegativfilm |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56042010A JPS57157235A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Control method for condition of photographic printing |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57157235A JPS57157235A (en) | 1982-09-28 |
| JPH0330850B2 true JPH0330850B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=12624207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56042010A Granted JPS57157235A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Control method for condition of photographic printing |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4448521A (ja) |
| JP (1) | JPS57157235A (ja) |
| DE (1) | DE3210615C2 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848054A (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-19 | Kotobuki Seihan Insatsu Kk | オフセツト印刷用ｐｓ版の種類識別方式 |
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