JP2506179B2 - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JP2506179B2
JP2506179B2 JP1049659A JP4965989A JP2506179B2 JP 2506179 B2 JP2506179 B2 JP 2506179B2 JP 1049659 A JP1049659 A JP 1049659A JP 4965989 A JP4965989 A JP 4965989A JP 2506179 B2 JP2506179 B2 JP 2506179B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付装置に関し、更に詳しくはスキャナ
ー補正量の学習機能を備えた写真焼付装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
写真焼付では、原画の大面積平均透過濃度(LATDと称
されている)に応じて露光量を制御しているが、このLA
TD方式では、濃度又は色が偏ったシーンではサブジェク
トフェリアが発生するという問題がある。このサブジェ
クトフェリアに対処し、露光制御を精度よく行うため
に、イメージセンサーで原画の各点を測光し、この各点
の測光値から画面の上半分,下半分、中央部等の各エリ
アの平均透過濃度を求め、これらの特性値からスキャナ
ー補正量を算出し、LATDに基づいた露光量をスキャナー
補正量で補正する写真焼付装置が知られている。
また、NGプリントをなくすために、原画を撮像手段で
撮像して、仕上がりプリント写真のシミュレート画像を
モニタに表示するシミュレータ付き写真焼付装置も知ら
れている。このシミュレータ付き写真焼付装置では、シ
ミュレート画像のカラーバランス及び濃度が露光量に応
じて調節されている。仕上がりが不適正の場合に、補正
キーを操作してマニュアル修正量を入力すれば、これに
応じてシミュレート画像の濃度又はカラーバランスが変
化する。
更に、このシミュレータ付き写真焼付装置にスキャナ
ーを取り付け、スキャナー補正量を考慮したシミュレー
ト画像をモニタに表示するものも知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したスキャナーは、補正キーで補正する原画の個
数を少なくして、オペレータの負担を軽減させるための
ものであり、実験によって適正なスキャナー補正量が得
られるように演算式を決めている。この実験には、多数
の原画が使用され、スキャナー補正量演算式の適合性が
検討される。しかし、実験に使用される原画の数や種類
には限度があるから、最適なスキャナー補正量演算式を
決定することは困難である。また、プリント依頼される
原画は季節によって特徴があり、例えば冬では雪のシー
ンが多く、夏では海のシーンが多いが、従来のスキャナ
ーでは季節に応じたスキャナー補正量を求めることがで
きなかった。また、現像所によって仕上がりの好みが違
うため、個々の現像所に合ったスキャナー補正量演算式
を用いるのが望ましい。
本発明は、原画の検定毎に新しい知識データを蓄積す
ることで、スキャナー補正量演算式を最適なものに修正
してゆくことができる写真焼付装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、シミュレート
画像を観察して良好な仕上がりプリント写真となるよう
に決定したマニュアル修正量を目標値として入力するた
めの手段と、目標値と特性値とを知識データとして蓄積
するメモリと、このメモリから複数の知識データを読み
出し、スキャナーの補正量を求めるアルゴリズムを新た
に作成する手段とを設けたものである。
前記アルゴリズムの作成は、1枚の原画の検定が終了
する毎に、又は一定数の原画の検定が終了する毎に行わ
れる。この際に、スキャナー補正量演算式そのものを作
成してもよく、あるいはスキャナー補正量演算式は予め
決めておき、回帰分析(最小二乗法)によってスキャナ
ー補正量演算式の係数だけを修正してもよい。また、原
画の検定時にスキャナーを使用してスキャナー補正量を
求め、このスキャナー補正量を考慮してシミュレートを
行ってもよい。この場合には、スキャナー補正量とマニ
ュアル修正量を加算した値が目標値として用いられる。
〔作用〕
原画の検定時に、モニタに表示されたシミュレート画
像を観察し、仕上がりが良好でないと認められるものに
対しては、補正キーを操作してマニュアル修正量を入力
する。原画の検定が終了すると、目標値としてのマニュ
アル修正量及び特性値とを知識データとしてメモリに記
憶する。1つの原画の検定が終了する毎に、又は一定数
の原画の検定が終了する毎に、蓄積された複数の知識デ
ータをメモリから読み出し、スキャナー補正量を求める
ためのアルゴリズムを作成する。
〔実施例〕
第1図において、光源10から放出された白色光は、拡
散箱11で拡散されてから、フイルムキャリヤ12にセット
された原画例えばカラーネガフイルム13のコマを照明す
る。この拡散箱11と光源10との間には、照明光の赤色成
分を調節するためのシアンフイルタ16と、緑色成分を調
節するためのマゼンタフィルタ17と、青色成分を調節す
るためのイエローフイルタ18とが配置されている。フイ
ルタ調節部19は、各色フイルタ16〜18を駆動するための
3個のパルスモータを備え、各色の露光量に応じて色フ
イルタ16〜18の焼付光路20への挿入量をそれぞれ調節す
る。
前記カラーネガフイルタ13の下方には、モータ21で回
転されるターレット22が配置されている。このターレッ
ト22には、複数の焼付レンズ例えば2個の焼付レンズ23
a,23bが取り付けられており、カラーネガフイルム13や
カラーペーパー24の画面サイズによって決まる引伸倍率
に応じて、いずれか1つが選択されて焼付光路20にセッ
トされる。また、ターレット22には、撮像及び測光用の
開口22aが形成されており、モニタ時に開口22aが焼付光
路20にセットされる。
前記ターレット22を通った光は、ミラー25を介して横
方向に反射され、ズームレンズ26に入射する。このミラ
ー25は、写真焼付時に焼付光路20から退避する。また、
ズームレンズ26は、カラーネガフイルム13の画面サイズ
に応じて焦点距離が調節され、モニタ表示されるシミュ
レート画像のサイズを全て同じ大きさに調節する。この
ズームレンズ26の背後には、光路を二分するためのハー
フミラー27が配置されている。このハーフミラー27で反
射した光は、赤色,緑色,青色のエリアを所定のピッチ
で形成した色フイルタ28を介して撮像用イメージセンサ
ーユニット29に入射する。他方、ハーフミラー27を透過
した光は、色フイルタ30を介して測光用イメージセンサ
ーユニット31に入射する。
前記撮像用イメージセンサーユニット29から出力され
たビデオ信号は画像処理部33に送られ、カラーペーパー
24の特性をシミュレートする。画像処理部33から出力さ
れたビデオ信号は、カラーモニタ34に送られ、作製され
るべきプリント写真に対応したシミュレート画像が表示
される。なお、撮像用イメージセンサーユニット29から
出力された同期信号は、画像処理部33とカラーモニタ34
とに送られる。
前記測光用イメージセンサーユニット31は、第4図に
示すように、画面13aを複数のエリアに分割し、各エリ
アを三色分解測光する。この実施例では、縦「14」,横
「18」に分割し、「252」の測定点で三色分解測光を行
ない、全部で「756」のスポットデータを求めている。
測光用イメージセンサーユニット31は、各測定点の赤
色,緑色,青色の色信号を読み出し、時系列信号として
A/D変換器35を介して対数変換器36に送り、ここで対数
変換されて濃度(厳密には濃度に比例した対数変換値)
信号となる。この濃度信号は、マイクロコンピュータか
ら構成された演算ユニット37に送られ、ここで大面積平
均透過濃度(LATD)と、スキャナー濃度補正量とが算出
される。なお、これらの各回路によってスキャナーが構
成される。
スキャナーで求めた大面積平均透過濃度,スキャナー
濃度補正量のデータは、バスライン38を介してRAM39に
書き込まれる。この書込み後に、データがCPU51に取り
込まれ、露光量演算式に代入されて、赤色,緑色,青色
露光量がそれぞれ算出される。なお、露光量の算出を早
く行うために、各色の大面積平均透過濃度を測光する専
用の測光センサーを別個に設けてもよい。
キーボード42は、写真焼付系のマニュアル色修正量を
入力するためのカラー補正キー43,写真焼付系のマニュ
アル濃度修正量を入力するための濃度補正キー44,特定
なシーンに対してマニュアル濃度修正量とマニュアル色
修正量とを同時に入力するためのファンクションキー4
5,操作支持を入力するための操作キー47,ペーパー種,
ネガ種,プリントサイズ種等のチャンネルデータ等を入
力するためのデータ入力キー48,プリントキー49が設け
られている。このキーボード42から入力された指令やデ
ータは、I/Oポート50を介してCPU51に送られる。なお、
符号52は、シミュレート手順のプログラムや写真焼付手
順のプログラム等を格納したROMである。
シャッタ54は、写真焼付時にシャッタ駆動部55によっ
て駆動され、焼付光路20を一定時間だけ開いてカラーペ
ーパー24を露光させる。このカラーペーパー24は、1コ
マの写真焼付が終了すると、未露光の部分が供給リール
56から引き出され、ペーパーマスク57の背後の露光位置
にセットされる。そして、露光済みの部分は、周知の写
真現像部58に送られて写真処理され、その後カッター59
で1コマに切断されてトレイ60に排出される。なお、符
号61は、カラーペーパー24をニップして搬送するための
送りローラであり、また符号62は露光済みのカラーペー
パーの後端を切り離すためのカッターである。
第2図はシミュレータ系の一例を示すものである。撮
像用イメージセンサーユニット29から出力されたビデオ
信号は、アンプ65で増幅されてから、クランプ回路66に
送られて基準電位が設定される。このクランプ回路66か
ら出力されたビデオ信号はγ回路67に送られ、γ補正と
ネガ・ポジ反転とが行われる。このγ補正されたビデオ
信号は、色信号抽出回路68に送られ、赤色信号,緑色信
号,青色信号とが抽出される。これらの色信号は、3×
3マトリックス演算回路69に送られ、ここで電気的なマ
スキング処理が施され、カラーモニタ34の発光特性と、
カラーペーパー24の発色特性の違いが補正されてから、
カラーモニタ34に送られる。コントローラ70は、撮像用
イメージセンサーユニット29の同期信号に応じて各部を
制御する。なお、カラーペーパーの種類を変更する場合
は、これのペーパーチャンネルを指定すれば、CPU51に
よってマトリックス演算の係数が新しいカラーペーパー
に対応したものに書き替えられる。
第3図は演算ユニットとCPUの機能を示すブロック図
である。一色に対して252個の測定データは、対数変換
部36で濃度に変換されてから、演算ユニット37に送られ
る。演算ユニット37の演算部73は、大面積平均透過濃
度,特定エリア(例えば画面の上半分,下半分,中央部
等)の平均透過濃度,最大濃度等の特性値を算出する。
大面積平均透過濃度は露光量演算部74に送られ、そして
特定エリアの平均透過濃度,最大濃度は演算部75とメモ
リ76とに送られる。演算部75は、スキャナー濃度補正量
演算式を実行して、濃度キーのステップ数で表したスキ
ャナー濃度補正量を算出する。
濃度補正キー44の操作で入力され、補正キーのステッ
プ値で表されたマニュアル濃度修正量は、露光量演算部
74と加算部77に送られる。この加算部77は、マニュアル
濃度修正量とスキャナー濃度補正量とを加算して、キー
ステップで表された目標値を算出する。この目標値は、
LATDによって決まる露光量の過不足を補正するためのも
のであり、この目標値を算出可能なスキャナー濃度補正
量演算式が最適なものである。加算部77から出力された
目標値はメモリ76に送られ、スキャナー濃度補正量演算
式に用いられる特性値とともに、知識データとして記憶
される。
演算部78は、1コマの検定が終了する毎に、メモリ76
に蓄積されている多数の知識データからスキャナー濃度
補正量演算式を修正し、これを演算部75に書き込み、次
のコマに対しては修正された新しいスキャナー濃度補正
量演算式が用いられる。このように、1コマの検定毎に
新しい知識データを学習し、マニュアル修正が殆ど不要
となるように、スキャナー濃度補正量演算式が修正され
る。
次に、スキャナー濃度補正量演算式の修正について説
明する。スキャナー濃度補正量演算式として一次式を用
いる場合には、各特性値をXj(jは1,2,3・・nのいず
れか1つを表す)とし、係数をCjとし、目標値をYとす
ると、次式で表される。
Y=C1X1+C2X2+C3X3+C4X4+C5 ・・・・(1) これらの特性値Xjとしては、例えば次のようなものが
用いられる。
X1:画面の上半分の平均透過濃度 X2:画面の下半分の平均透過濃度 X3:画面の中央部の平均透過濃度 X4:最大濃度 大多数のコマに対し、そのスキャナーは濃度補正量が
目標値にうまく合うようにするには、蓄積した多数の知
識データを利用して、最適な係数Cjを決めればよく、こ
れは周知の最小二乗法を用いて決めることができる。こ
の新しい係数Cjを決めることで、スキャナー濃度補正量
演算式が修正される。
前記露光量演算部74では、次式から各色の露光量E
i(iは赤色,緑色,青色のいずれか1つを表す)を算
出する。
logEi=LMi×CSi×(Di−DNi) +α1×KD+α2×KA+α3×KCi+β ・・・・
(2) LM :ネガフイルムの種類毎に用意された倍率スロープ 値であり、ネガの画面サイズとプリントサイズか ら決まる引伸倍率に応じて予め設定されている。
CS :ネガフイルムの種類毎に用意されたスロープ値で あり、オーバー用とアンダー用との2種類があり 、プリントすべきコマの大面積平均透過濃度がア ンダーかオーバーかを判定して選択される。
DN :ノーマルコントロールネガの濃度 D :プリントコマの大面積平均透過濃度 α1:マニュアル濃度修正量であり、濃度補正キーのス テップ数で表される。
KD :濃度補正キーのステップ幅 α2:スキャナー濃度補正量であり、濃度補正キーのス テップ数で表される。
KA :濃度キーのステップ幅 α3:マニュアル色修正量であり、カラー補正キーのス テップ数で表される。
KC :カラー補正キーのステップ幅 β :ネガフイルムとカラーペーパーの種類によって決 まる定数 次に、上記実施例の作用について第5図を参照して説
明する。まず、キーボード42を操作してペーパーチャン
ネル,ネガチャンネル,プリントサイズチャンネルを選
択してから、カラーネガフイルム13をフイルムキャリア
12にセットする。モニタ開始時には、色フイルタ16〜18
が測光位置にセットされ、またターレット22の開口22a
及びミラー25が焼付光路20にセットされている。更に、
ズームレンズ26はカラーネガフィルム13の画面サイズに
応じた倍率に自動設定される。
測光用イメージセンサーユニット31は、プリントすべ
きコマの各点を三色分解測光し、測光データを演算ユニ
ット37に送る。この演算ユニット37は、大面積平均透過
濃度Di,画面上半分の平均透過濃度X1,画面の下半分の平
均透過濃度X2,画面中央部の平均透過濃度X3,最大透過濃
度X4をそれぞれ求める。演算ユニット37の演算部75は、
スキャナー濃度補正量演算式(1)を用いてスキャナー
濃度補正量α2を算出する。このスキャナー濃度補正量
α2は、大面積平均透過濃度DiとともにCPU51に送られ
る。
CPU51の演算部74は、チャンネル選択でRAM39から読み
出した係数や定数,スキャナー濃度補正量α2,大面積平
均透過濃度Diとを用い、露光量演算式(2)を実行し
て、各色の露光量Eiを算出する。この露光量の対数値は
濃度であるから、CPU40は各フイルタセット位置と濃度
との関係を示す色フイルタキャリブレーションカーブを
参照して、青色に対してはイエロー、緑色に対してはマ
ゼンタ、赤色に対してはシアンの色フィルタ16〜18のセ
ット位置をそれぞれ求める。そして、各色フイルタ16〜
18の現在位置(測光位置)と、各色フイルタ16〜18のセ
ット位置との駆動パルス数の左を算出する。この算出し
た個数の駆動パルスがフイルタ調節部19に送られ、パル
スモータをそれぞれ駆動して色フイルタ16〜18を作動さ
せて焼付光の三色光成分を調節する。
また、モニタ時には、仕上がりプリント写真をシミュ
レートした画像がカラーモニタ34に表示される。このカ
ラーモニタ34を観察してプリント写真の仕上がりが適正
であるかどうかについて判定する。もし、濃度が不適正
であると認められる場合には、写真焼付系の濃度補正キ
ー44を操作してマニュアル濃度修正量α1を入力すれ
ば、演算部74はマニュアル濃度修正量α1に応じて露光
量が増減される。同様にカラーバランスが不適正の場合
には、カラー補正キー43を操作してマニュアル色修正量
α3を入力すれば、露光量が増減される。この修正され
た露光量に応じて色フイルタ16〜18のセット位置が調節
されてコマの照明状態が変化するから、カラーモニタ34
に表示されたシミュレータ画像は濃度又はカラーバラン
スが修正される。なお、ファンクションキー45は、濃度
補正と色補正とを同時に行うものであるから、これが操
作されたときにも露光量が増減される。
仕上がりが良好であると認められる場合には、キーボ
ード42のプリントキー49を操作する。このプリントキー
49が操作されると、ターレット22が回転して、焼付レン
ズ23a,23bの中から、引伸倍率に応じたものを選択して
焼付光路20にセットし、またミラー25が焼付光路20から
退避する。この直後にシャッタ54が作動し、色フィルタ
16〜18で光質が調節された焼付光により、カラーネガフ
イルム13のコマがカラーペーパー24に焼き付けられる。
1コマの写真焼付が終了すると、カラーペーパー24が
1コマ分移送され、未露光の部分が露光位置にセットさ
れる。これとともに、ターレット22の開口22aとミラー2
5とを焼付光路20にセットし、また色フィルタ16〜18を
測光位置にセットする。更に、加算部77は、マニュアル
濃度修正量α1とスキャナー濃度補正量α2を加算して
目標値を算出する。この目標値と、特性値(X1,X2,X3,X
4)は、RAM39の一部であるメモリ76に書き込まれ、新し
い知識データとして蓄積される。このデータ書込み後
に、メモリ76が蓄積されている多数の知識データが演算
部78に読み出され、最小二乗法によってスキャナー濃度
補正量演算式(2)の係数(C1,C2,C3,C4)が決定され
る。この新しい係数で修正されたスキャナー濃度補正量
演算式(1)が演算部74に書き込まれる。
次のコマをプリントする場合には、前述したようにこ
れをプリント位置にセットすればよい。このコマに対し
ては、最新のスキャナー濃度補正量演算式によってスキ
ャナー濃度補正量α2が算出される。また、このコマの
特性値と目標値とがメモリ76に書き込まれ、この新しい
知識データも考慮してスキャナー補正量演算式が再度修
正される。
前記実施例では、1コマ毎にスキャナー濃度補正量演
算式を修正しているが、一定コマ数(例えば数100〜数
万コマ)のデータが集まったときに修正を行ってもよい
また、メモリ76の容量には限界があるため、新しい知識
データが追加されたときに最も古い知識データを消去し
てゆくのがよい。更にまた、スキャナーは、濃度差に乗
算されるスキャナー色補正係数を算出することが可能で
あり、これを算出するための演算式に対して本発明を利
用することができる。
また、スキャナー濃度補正量演算式は一次式である
が、折れ線の式,二次式等であってもよい。更に、係数
の修正の代わりに、スキャナー補正量演算式そのものを
作成してもよい。また、学習時にはスキャー補正量を使
用しないで、LATDだけで露光量を算出し、この露光量で
シミュレートしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コマを検定するたびに、特性値を要
因とし、それに対する対策を目標値として学習し、得ら
れた複数の知識データからスキャナー補正量演算式を作
成又は修正するものであるから、目標値に近いスキャナ
ー補正量が算出されるように、スキャナー補正量演算式
の精度を高めてゆくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する写真焼付装置を示す概略図で
ある。 第2図はシミュレータの一例を示すブロック図である。 第3図は演算ユニットとCPUの機能の一部を示すブロッ
ク図である。 第4図はスキャナーの分割測光の状態を示す説明図であ
る。 第5図は焼付露光時の手順を示すフローチャートであ
る。 10……光源 13……カラーネガフイルム 16……シアンフイルタ 17……マゼンタフイルタ 18……イエローフイルタ 23a,23b……焼付レンズ 24……カラーペーパー 29……撮像用イメージセンサーユニット 31……測光用イメージセンサーユニット 34……カラーモニタ 43……カラー補正キー 44……濃度補正キー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画の各点を測光し、得られた各点の測光
    値から特性値を求めるスキャナーと、仕上がりプリント
    写真のシミュレート画像を表示するシミュレータとを備
    えた写真焼付装置において、 前記シミュレート画像を観察して良好な仕上がりプリン
    ト写真となるように決定したマニュアル修正量を目標値
    として力するための手段と、この目標値と特性値とを知
    識データとして記憶するメモリと、このメモリから複数
    の知識データを読み出し、スキャナーの補正量を求める
    アルゴリズムを新たに作成する手段とを設けたことを特
    徴とする写真焼付装置。
  2. 【請求項2】前記アルゴリズム作成手段は、回帰分析に
    よりスキャナー補正量の演算式の係数を新たに求めるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の写真焼付装
    置。
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