JP2735123B2 - 自動露光量補正装置 - Google Patents

自動露光量補正装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動露光量補正装置に係り、LATD(大面積平
均透過濃度)により露光制御を行う写真焼付装置と組み
合わせて用いられる自動露光量補正装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の大型ラボシステムにおいては、LATDを測定して
露光量を求め、これに基づいてプリントを行う写真焼付
装置が用いられている。このようなLATD方式によれば、
人物等の主要被写体の濃度と画面全体の平均濃度とに差
のない一般的なネガの場合に、人物も背景も適切な濃度
のプリント写真を作製することができる。
しかしながら、ユーザーネガには色々な状態のものが
含まれており、上記LATD方式で全てのネガをプリントす
ることは困難である。即ち、例えば「明るい背景におけ
る人物」や「暗い背景における人物」等のような濃度フ
エリアネガや、人物に対し1つの鮮やかな色(R,G,B,C,
M,Yのうち何れか1つ、又はその組み合わせ)が大きな
面積を占めるようなカラーフエリアネガの場合には、画
面全体の平均濃度でプリントすると、人物が濃くなった
り(露光オーバー)、または淡くなったり(露光アンダ
ー)、更には大きな面積を占める色により主要被写体が
影響を受けたりして、適切な濃度・色バランスのプリン
ト写真を得ることができない。
そこで、これらのサブジェクトフエリアに対応するた
めに、予めネガ検定を行い、この検定結果によって、LA
TD方式による露光量を補正するようにしている。また、
最近では、高精度の露光制御を行うために、ネガを多数
の点で測光して、この測光値に基づき統計的なネガのパ
ターンの特徴を判定し、この判定結果及び特定な点また
はエリアの特性値とLATDとを用いて露光量を算出してプ
リントする写真焼付装置も提供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、既設のLATD方式による写真焼付装置で
は、サブジェクトフエリアの発生を防止するための自動
露光量補正機能を備えておらず、プリンタの前処理段階
であるノッチャ・パンチャにおけるネガ検定によって補
正している。このネガ検定は人手により行っているた
め、効率向上に限界があるという問題がある。しかも熟
練を要するため、初心者にとって適切な濃度や色バラン
スの写真を能率よく迅速に作製することは困難であると
いう問題点がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであ
り、自動露光量補正機能のない写真焼付装置に対し簡単
に自動露光量補正機能を付加することができ、しかも初
心者などの非熟練者であっても仕上りの良いプリント写
真を作成することができるようにした自動露光量補正装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、補正情報記録媒
体から補正情報を読み出す補正情報読取り装置を備え、
ロール状に接合された写真フイルムのプリント対象駒を
露光ステージで測光し、この測光により得られたLATD及
び前記補正情報に基づき焼付露光量演算部で焼付露光量
を算出し、この焼付露光量に基づきプリント対象駒を感
光材料に焼付露光する写真焼付装置に取り付けられる自
動露光量補正装置において、前記補正情報は露光補正傾
向を示す簡易補正情報とされ、この簡易補正情報が補正
情報記録媒体に記録されており、測光手段と演算部とを
備え、前記測光手段は、前記露光ステージのフイルム送
り上流側に配置され、写真フイルムのプリント対象駒の
各点を露光して、この測光値を前記演算部に送るように
構成されており、前記演算部は、前記補正情報読取り装
置からの補正情報が前記焼付露光量演算部に入力するこ
とがないように、補正情報読取り装置と焼付露光量演算
部との間でこれらに接続されており、前記測光手段から
得られた測光値、及び前記補正情報読取り装置からの簡
易補正情報に基づき、前記焼付露光量に対する露光補正
データを算出し、この露光補正データを焼付露光量演算
部に送るように構成されているものである。
〔作用〕
ネガは、例えば+補正、−補正、補正なし等の補正傾
向を示す簡易補正情報を決定するために予めネガ検定さ
れ、この結果は、紙テープ等の補正情報記憶媒体に記憶
される。この補正情報記憶媒体はテープリーダー等の読
取り装置で読み取られ、この補正情報が演算部に入力さ
れる。また、測光部例えばイメージセンサによりネガの
各画素が測光され、この測光値が演算部に送られる。演
算部は、測光値及び簡易補正情報に基づき焼付露光量に
対する適正な露光補正データを算出する。算出された露
光補正データは写真焼付装置の焼付露光量演算部、例え
ばコントローラに出力される。コントローラは、LATDと
この露光補正データに基づきネガに対する最も適正な露
光量を演算して、これに基づき露光量を調節する。これ
により、最適な濃度・色バランスとなるように露光量が
調節されるため、濃度・色バランスの良いプリント写真
を容易且つ迅速に作製することができるようになる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図において、1は既設の写真焼付装置を示す。光
源10から放出された白色光は、拡散箱11で拡散されてか
ら、ネガキャリヤ12にセットされたカラー原画例えばカ
ラーネガフイルム13を参照する。カラーネガフイルム13
は、後述する自動露光量補正装置2で3色分解測光され
た後にこのネガキャリア12に移送され、焼付露光終了後
に巻取りリール14に巻き取られる。
ネガキャリア12の上方には、結像レンズ15が配置され
ており、露光位置にセットされたカラーペーパー16にネ
ガ像を結像させる。また、カラーペーパー16と結像レン
ズ15との間の焼付光路には、フイルタ駆動部17により選
択的に挿入される赤色、緑色、青色の各フイルタ18〜20
が配置されている。また、各フイルタ18〜20の上方には
シャッタ21が配置されており、このシャッタ21はシャッ
タ駆動部22により焼付光路に挿入され、露光量が調節さ
れる。
また、ネガキャリア21の斜め上方には、レンズ25A及
び色毎に設けられた受光素子25Bからなる測光部25が配
置されている。この測光部25で測光された各色のLATD
は、光電変換アンプ26で電気信号に変換・増幅された
後、A/D変換器27でデジタル信号に変換され、対数変換
器28で対数圧縮されて測光ゲイン値Di(iは赤色、緑
色、青色の何れか1つを表す)としてコントローラ29に
送られる。コントローラ29は、周知のマイクロコンピュ
ータから構成されており、前記測光ゲイン値Diやネガ検
定結果等に基づき、後述するような露光量演算式によ
り、自動的に3色の露光量を演算し、この演算結果に基
づき各3色フイルタ18〜20の焼付光路への挿入タイミン
グを調節する。即ち、3色の露光量に基づき、順次その
露光量に達した時点で対応する色フイルタ18〜20を焼付
光路に挿入し、所定の露光量に達した色をカットする。
また、ネガキャリア12のフィルム入側には、ネガフイ
ルム13の駒を識別するためのノッチセンサ23が設けられ
ている。このセンサ23からのノッチ検出信号をカウント
することで、ネガキャリア12にセットされている駒と自
動露光量補正装置2からの露光補正データの駒識別デー
タ、即ちノッチカウント数とを対応させ、焼付露光する
駒とこの駒の露光補正データとを正しく組み合わせるよ
うにしている。
この既設の写真焼付装置1のネガフイルム入側に近接
して、自動露光量補正装置2が設置されている。この自
動露光量補正装置2は、予めネガ検定で入力されたおよ
その補正データを写真焼付装置1に付設されている紙テ
ープリーダー45から読み出し、このおよその補正データ
と、写真焼付するネガフイルム13の3色分解測光値とか
ら、写真焼付装置1の露光補正データを算出するもので
ある。紙テープリーダー45は、予めオペレータにより前
検定されたおよその補正データを紙テープ46の穿孔パタ
ーンにより読み取り、これを写真焼付装置1のコントロ
ーラ29に出力するものであり、リール47及びガイドロー
ラ48と、テープ読取り器49とから構成されている。
光源30から放出された白色光は、拡散箱31で拡散され
てから、ネガキャリヤ32にセットされたカラーネガフイ
ルム13を照明する。ネガキャリア32の上方には、結像レ
ンズ35が配置されており、CCD等からなるカラーイメー
ジエリアセンサ36の撮像部にネガ像を結像させる。カラ
ーイメージエリアセンサ36は、各点を3点分解測光して
この測光値を補正データ演算部37に出力する。また、ネ
ガキャリア32に近接して、駒位置を識別するためのノッ
チセンサ38が配置されている。このセンサ38は前記写真
焼付装置1のノッチセンサ23と同様に構成されている。
ノッチセンサ38からの駒識別データ即ちノッチカウント
数は演算部37に出力される。演算部37はマイクロコンピ
ュータから構成されており、前記各点の3色分解測光値
及び紙テープリーダー45からのおよその補正データに基
づき、自動的に3色の露光補正データを演算する。演算
した露光補正データは、その駒識別データであるノッチ
カウント数をアドレスとして内蔵するメモリ部に記憶さ
れる。記憶された露光補正データは、駒順にそのノッチ
カウント数と共に写真焼付装置1のコントローラ29に出
力される。
前記ネガキャリア32にネガフイルム13をセットするた
めに搬送ローラ対40がネガキャリア32のフイルム出側に
配置されている。また、ネガキャリア32のフイルム入側
には、ネガフイルム13を巻き取って収納したリール41
と、このリール41からのネガフイルム13をネガキャリア
32の測光位置に案内するためのガイドローラ42とが配置
されている。前記搬送ローラ対40に対応して同じ高さ
で、写真焼付装置1のネガフイルム入側端部には、自動
露光量補正装置2からのネガフイルム13を案内するため
のガイドローラ43が増設されている。また、写真焼付装
置1のガイドローラ43と自動露光量補正装置2の搬送ロ
ーラ対40との間にフリーループを形成するために、写真
焼付装置1と自動露光量補正装置2との間には所定の隙
間が設けられている。なお、自動露光量補正装置2の側
板には、フリーループ形成時にこのフリーループの底部
を案内するためのガイド板44が取付軸44Aを介し回動自
在に取り付けられている。
次に、本実施例の作用を説明する。カラーネガフイル
ム13は予めネガ検定機で入手により検定され、この検定
結果による露光補正データは紙テープ46に記録される。
検定の内容はおよその補正方向を指示するようなもので
よい。即ち、仕上がり濃度を濃くするか淡くするかの補
正方向を示す程度でよいため、熟練者でなくても、迅速
に指示することができる。この紙テープ46は、紙テープ
リーダー45にセットされ、読み取られたおよその露光補
正データは、その駒識別データと共に演算部37に出力さ
れる。
また、検定済みのネガフイルム13は自動露光量補正装
置2にセットされ、ここで検定によるおよその補正デー
タ及び各点の3色分解測光に基づき露光補正データC
i(iは赤色、緑色、青色の何れか1つを表す)が自動
的に演算される。
この露光補正データCiの演算は次のようにして行われ
る。先ず、イメージエリアセンサ36からの各点の分解測
光値が入力されると、この測光値を内蔵するメモリ部に
記憶する。そして、記憶した各点の分解測光値を、その
特徴を抽出し易くするために前段処理する。次に、前段
処理した測光値に基づき特徴抽出を行い、この抽出結果
によりパターン識別演算を行う。パターン識別演算は、
抽出結果から得られた識別パラメータと各種修正プログ
ラム及び紙テープに記録された補正方向を示す簡易補正
情報により識別処理することで行われる。このパターン
の識別結果及び特定な点またはエリアの特性値とLATDと
を用いて露光補正データCiを算出する。更に、露光補正
データ演算部37は、算出した前記露光補正データCiをそ
の駒識別データであるノッチカウント数をアドレスとし
て内蔵するRAMに記憶する。記憶された露光補正データC
iとその駒識別データは、写真焼付装置1のコントロー
ラ29に出力される。この補正データの形式はステップ数
で表したキー値であり、紙テープリーダー45からの補正
データと同じ形式であるため、コントローラ29を含め写
真焼付装置1.は何らの変更も加えることなく、本発明に
係る自動露光量補正装置2を付設することができる。
写真焼付装置1では、自動露光量補正装置2から送ら
れてきた各点の3色分解測光済みのネガフイルム13を順
次焼付処理する。先ず、光源10が発光して拡散箱11で充
分に拡散された白色光はネガキャリア12のネガフイルム
13を照射する。ネガフイルム13のネガ像は測光部25でLA
TDを測光して、このLATDに基づき測光ゲイン値Diを演算
する。この測光ゲイン値Diと自動露光量補正装置2から
の露光補正データCiに基づき、次式により焼付露光量Ei
を演算する。
log Ei=LMi×CSi×(DNi−Di) +PBi+LBi+MBi+NBi +α×Ci ・・・(1) LM:倍率スロープ係数であり、ネガの種類とプリントサ
イズから決まる引伸倍率に応じて予め設定されている。
CS:ネガの種類毎に用意されたカラースロープ係数であ
り、オーバー用とアンダー用との2種類があり、プリン
トすべき駒の平均濃度がアンダーかオーバーかを判定し
て選択される。
DN:標準ノーマル濃度値。
D :プリント駒のLATDに基づく測光ゲイン値。
PB:標準カラーペーパーに対する補正ペーパーバランス
値であり、カラーペーパーの種類に応じて決められてい
る。
LB:標準焼付レンズに対する補正レンズバランス値であ
り、焼付レンズの種類に応じて決められている。
MB:全てのネガの種類に対して共通に加算されるマスタ
ーバランス値。
NB:ネガバランス(カラーバランス)値であり、ネガの
種類毎に決められている。
α:キー値のステップ幅。
このようにして算出された色毎の露光量Eiに基づき、
フイルタ駆動部17が駆動される。フイルタ駆動部17は、
シャッタ21が開いた当初は全ての色フイルム18〜20を焼
付光路から退避させ、先ず白色光による焼付露光を行
う。次に、前記露光量Eiに達した色から順に対応する色
フイルタ18〜20を焼付光路に挿入して、その色成分をカ
ットする。
このようにして、カラーネガフイルム13に記録された
駒がカラーペーパー16に焼き付けられる。1駒の写真焼
付が終了すると、カラーペーパー16が1駒分移送され、
未露光の部分が露光位置にセットされる。以下同様な手
順で各駒に対して、適正な焼付露光量Eiに基づき写真焼
付を行うことができる。
なお、上記実施例においては、所定の焼付露光量Ei
達した色から順次色フイルム18〜20を挿入してその色成
分をカットする露光方法を採用したが、これに代えて、
焼付光の光質を調節して露光量を制御する写真焼付装置
に対しても、本発明の露光量補正装置を用いることもで
きる。この場合には、露光量の対数値は濃度であるか
ら、コントローラは各フイルタセット位置と濃度値との
関係を示す色フイルタキャリブレーションカーブを参照
して、青色に対してイエロー、緑色に対してはマゼン
タ、、赤色に対してはシアンの色フイルタのセット位置
をそれぞれ求める。そして、各色フイルタの現在位置
(測光位置)と、各色フイルタのセット位置との駆動パ
ルス数の差を算出する。この算出した個数の駆動パルス
を光質調節部に送り、これに基づきパルスモータをそれ
ぞれ駆動して色フイルタを作動させ焼付光の三色光成分
を調節して、適正な露光を行うようにしてもよい。
また、上記実施例では、人手によるネガ検定は補正方
向のみを指示する簡易補正情報としたが、これに代え
て、その指示情報は、カラーフエリアや濃度フエリアの
有無、あるいは人物写真か風景写真か等の、自動露光量
補正装置では苦手な画像を正しく認識させるための補足
情報であれば、他のものでもよい。
また、上記実施例においては、露光補正データCiは濃
度キーのステップ数で出力するようにしたが、これに代
えて、露光補正量(α×Ci)が入力される写真焼付装置
では同じ形式の露光補正量を出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、写真焼付装置
に取り付けるだけで、高精度の露光制御を行うことがで
き、非熟練者であっても熟練者並みに仕上りの良いプリ
ント写真を作成することができる。したがって、従来の
LATD方式だけでは適正な焼付露光を行うことのできない
濃度フエリアネガやカラーフエリアネガに対しても、よ
り一層適正な焼付露光量のプリント写真を容易且つ迅速
に作製することができるようになる。しかも、予め行う
ネガ検定は、補正傾向を指示する簡易補正情報を入力す
るだけでよく、熟練を要することなく初心者でも迅速に
適正露光量のプリントを作成することができる。
すなわち、ネガ検定では補正傾向を示す簡易補正情報
を入力するだけでよく、初心者などの非熟練者にとって
判断が困難であるどの程度の補正を加えるかという定量
的な判断を行う必要がなくなる。したがって、単に補正
傾向を示す情報を入力するだけでよいから、ネガ検定が
極めて容易になる。しかも、演算部では、この簡易補正
情報とプリント対象駒の測光値とに基づきLATDから求め
た焼付露光量に対する露光補正データを算出するから、
自動演算では判断が困難である画像判定は簡易補正情報
から行うことができ、高度のパターン認識力を必要とす
る画像判定を演算装置で行う必要がなく、容易にしかも
精度良く露光補正データを算出することができる。さら
に、ネガ検定において非熟練者が不得意とする定量的な
補正データは、演算装置が得意とする演算によって容易
に求めることができる。このように、オペレータが判断
に迷う定量的な補正量は測光値に基づく自動演算で行
い、自動演算では不得意な画像判定はオペレータの判断
により行うから、非熟練者と測光値による自動演算との
共同作業によって熟練者なみの補正データを得ることが
できるようになる。
また、演算部は、補正情報読取り装置からの補正情報
が前記焼付露光量演算部に入力されることがないよう
に、補正情報読取り装置と焼付露光量演算部との間でこ
れらに接続されており、しかも、演算部は、測光手段か
ら得られた測光値、及び前記補正情報読取り装置からの
簡易補正情報に基づき、前記焼付露光量演算部がLATDか
ら求めた焼付露光量に対する露光補正データを算出し、
この露光補正データは、補正情報読取り装置からの補正
情報と同じ形式にされているので、既設の写真焼付装置
を大改造することなく、本発明の自動露光量補正装置を
取り付けるだけでよく、簡単に既設の写真焼付装置の性
能を向上することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、写真焼付装置に本発明の自動露光量補正装置
を接続した状態を示す概略図である。 1……写真焼付装置 2……自動露光量補正装置 25……測光部 29……コントローラ 36……カラーイメージエリアセンサ 37……演算部 45……紙テープリーダー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補正情報記録媒体から補正情報を読み出す
    補正情報読取り装置を備え、ロール状に接合された写真
    フイルムのプリント対象駒を露光ステージで測光し、こ
    の測光により得られたLATD及び前記補正情報に基づき焼
    付露光量演算部で焼付露光量を算出し、この焼付露光量
    に基づきプリント対象駒を感光材料に焼付露光する写真
    焼付装置に取り付けられる自動露光量補正装置におい
    て、 前記補正情報は露光補正傾向を示す簡易補正情報とさ
    れ、この簡易補正情報が補正情報記録媒体に記録されて
    おり、 測光手段と演算部とを備え、 前記測光手段は、前記露光ステージのフイルム送り上流
    側に配置され、写真フイルムのプリント対象駒の各点を
    測光して、この測光値を前記演算部に送るように構成さ
    れており、 前記演算部は、前記補正情報読取り装置からの補正情報
    が前記焼付露光量演算部に入力されることがないよう
    に、補正情報読取り装置と焼付露光量演算部との間でこ
    れらに接続されており、前記測光手段から得られた測光
    値、及び前記補正情報読取り装置からの簡易補正情報に
    基づき、前記焼付露光量に対する露光補正データを算出
    し、この露光補正データは、補正情報読取り装置からの
    補正情報と同じ形式にされており、この露光補正データ
    を焼付露光量演算部に送るように構成されていることを
    特徴とする自動露光量補正装置。
JP63247527A 1988-10-03 1988-10-03 自動露光量補正装置 Expired - Lifetime JP2735123B2 (ja)

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