JPS59162539A - 焼付露光量修正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、目視判定に基づく適当な露光データを焼付
露光量決定装置に入力することによって、その装置の決
定露光量を修正するための焼付露光量修正方法に関する
。

従来、第１図に示すようにフィルム画面をスキャニング
（１）シ、その測光値ＤＳを演算部で解析して露光量Ｂ
Ｑを決定し、プリント（３）する方法では、露光量ＥＱ
を決楚するための演算式が一般にオールシーズン用とし
て固定されている。しかし、冬の北国と夏の南国とでは
明らかに被写体の種類が異なり、これに応じて演算式を
変更することが必要となる。同様に、季節の変化による
被写体の変化、現像処理の変化、現像所の好み、ネガの
種類等によっても演算式を修正することが望ましい。

このため、従来の露光量決定装置の中にも、演算式の係
数を多数のプリントの傾向を見て外部から変更すること
が可能な銭貨がある。しかし、このような装置では、多
数のプリントの傾向を目で見て判断するのが困難であり
、傾向が判断できてもその傾向を正しく修正するには試
行錯誤が必要であると共に、係数変更も極く限られたも
のであるというような欠点がある。

また、別の方法としては第２図に示すように、演算部２
の演算結果に対して露光量ＥＱを階調的に修正するもの
がある。しかしながら、この方法においても、修正用の
階調設定を多数のプリントを見て試行錯誤的に行なわな
ければならず、その修正範囲も限られたものになるとい
った欠点がある。

よって、この発明の目的は、上述のような欠点のない焼
料露光量修正方法を提供することにある。

以下にこの発明を駅明する。

この発明の方法は、第１図に対応させて第３図に示すよ
うにフィルム画面をスキャニング（１）シ、その測光値
Ｄ８を演算部２で解析して求ｙ）だ結果Ｘを下記（１）
式で示す修正式４によって修正露光量Ｚに修正し、これ
によりプリント（３）するものである。

Ｚ＝に０＋に、・Ｘ　　　　　　・・・・・・・・・・
・・　（１）ここで、係数Ｋ。及びに、は、その傾向が
充分に認められる程度のｎ枚のフィルム画面を解析して
得られる個々の演算結果ｘｉ（ｉ＝１〜ｎ）と、目視判
姶によって決定される個々のフィルム画面に対する最適
値ｙ　（ｉ＝１〜ｎ）とから、それぞれ次菫 式のように決められる。

Ｋ、　”（ｎ　’　Ｔ、−Ｔｘ−Ｔρ／　（ｎ　−Ｔｘ
ｘ−Ｔｘ）−・・（３）ただし、Ｔｘ＝、ＸＸ　ｉ＊　
Ｔｙ　＝、：、）’　Ｉ　　Ｔ１＝１ ２ Ｔ　＝　Σｘ、、　　Ｉｆ　　＝、ＸＸ・・ｙ・である
。

ＸＸ　　１＝＝ｌ　ｌ　　　　Ｘ）’　　ｌ＝ｌ　”こ
のような修正方法においては、個々のフィルム画面に対
して最適値を与えるだけでフィルム画面の傾向を把握し
、演算部２の演算結果Ｘを自動的に修正して、修正露光
量Ｚを得ることかできる。

ここにおいて、修正量を決めるＴｘ　＋　Ｔｙ　＃　Ｔ
ｘｘ＋Ｔ　及びｎを予め記憶しておき、１コマ毎に係数
ｙ Ｋｏ及びに１を求めるようにすることもできる。この場
合、個々のコマのデータを記憶してお（ことなく、適当
な数で修正式４（（１）式）の決定を中断して後日続行
することが可能であり、データ数を逐次増加できるので
精度を向上していくことか可能である。さらに、各フィ
ルム画面に対してきめ細かい修正を行なうためには、ネ
ガフィルムを全画面平均透過濃度（ＬＡ、ＴＤ　）　、
コントラスト情報、肌濃度情報等により分類しておき、
この分類されたネガフィルム群のそれぞれに対して係数
Ｋ。

及びに１　を求めればよい。ネガ分類の基準の例として
は、１）　ＬＡＴＤ）０．６　、０．６＜：ＬＡＴＤ＜
１．２０　。

１．２０　（ＬＡＴＤ　、　２　）コントラスト（１，
００、コントラスト〉１．００．３）肌色の有無等があ
る。

一方、第４図は第１図に対応させてこの発明の他の方法
を示すものであり、焼付露光量決定装置の演算部２の演
算結果Ｘを、メモリ５及び下記（４）式で示す修正式４
Ａを介して修正露光量Ｚに修正するようにしている。

Ｚ＝Ｋｏ十に、−ｘ＋、ΣＫｉ＋ｘ・ｙｉ　　＋＋・・
＋＋・＋＋　　（４）１＝＝１ ここで）’ｉ　（ｉ　＝　１〜ｍ　）は、ＬＡＴＤ　、
画面の最大濃度、最小濃度２画面の各位置情報、肌濃度
情報、コントラスト情報９画面の色情報等の修正用特性
値であり、予め定めておいても、オペレータによ“つて
選択されるようにしてもよい。また、係数に、　、　Ｋ
１及びＫｉ＋１（ｊ　＝　１〜ｍ）は、その傾向が充分
に認められる程度の数のフィルム画面に対する最適値、
演算結果Ｘ、修正特性値ｙＨ（ｉ＝１〜ｍ）をメモリ５
にデータとして蓄積した後、最小自乗法を用いた重回帰
分析によって求められるものであり、修正式決定前はに
１＝　１．０で、他の係数は全て０．０となっている。

このため、焼付露光量決定装置の中には、重回帰分析を
行なうためのプログラムが内蔵されている。

この方法では、係数Ｉぐ。、に１及びに４＋１（ｉ＝１
〜ｍ）を求めるために、予め適当な量のデータをメモリ
５に蓄積する必要があるが、これら係数を得た後は、メ
モリ５に予め定められた又はオペレータによって入力さ
れるその修正特性値３Ｊ（１＝１〜ｍ）に応じて係数Ｋ
。、に、及びに１＋□が読出され、修正式４Ａで前記（
４）式を用いて修正されるので、きめ細か（適正な露光
量修正を行なうことができる。

なお、この方法の場合、個々の有用な修正特性値Ｙｉ　
　を大量忙メモリ５に記憶させておき、これら特性値を
用いて自動的に試行錯誤を行なわせることにより、最も
適した分類条件を探すようにすることも可能である。

以上では、スキャニングタイプの焼付露光量について説
明したが、この発明方法はプリント条件の設定等にも応
用することができる。たとえば、Ｚ’＝Ｋｏ＋に、　−
ｘ＋に２（ＬＡ’ｌ’Ｄ　−ＬＡ′ｌ’Ｄ　）　・・・
−（５）なる露光量Ｚ′　を考え、Ｋｏ＝ａ　、　Ｋ１
＝１　、　Ｋ、　＝ｂとすれば、プリンターの中心設定
条件に対する修正量ａ及びスロープ値の修正ｉｂによっ
て決定される露光量を示すこと（なる。但し、ＬＡ’ｌ
’Ｊ）は多数個のフィルムの平均ＬＡＴＤである。この
他にも、色補正、不要ネガの除去レベル、特殊なパター
ンの焼付露光量、フィルムの測光条件２色座標における
肌の存在領域等を長期の学習によって決定することも応
用できる。

また、演算式の係数の割算を、現像所の好みについては
１，２年に１回、季節変動については年２゛〜４回、現
像、フィルムロットの変化については変化の大きい時点
で行なうことにより、それぞれの変化に対処すればよい
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の露光量決定方法を示すブロック図、第２
図は従来の露光量修正の一方法を示す図、第３図はこの
発明の一方法を示すブロック図、第４図はこの発明の他
の方法を示すブロック図である。 １・・・画面のスキャニング、２・・・演算部、３・・
・プリント、４，４Ａ・・・修正式、５・・・メモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　フィルム画面をスキャニングして得られた測光値
   から焼付露光量Ｘを演算すると共に、Ｚ冨Ｋ。十に１・
   Ｘ なる式で露光量Ｘを修正するようにしたことを特徴とす
   る焼付露光量修正方法。 ただし、ｘｉ（ｉ＝１〜ｎ）を１枚のフィルム画面を解
   析して得られる個りの演算結果とし、Ｙｉ　を個々のフ
   ィルム画面に対する最適値とした場合、 Ｔ＝、りＸ・　、　Ｔ＝、りｙ・　。 ”　　１＝＝ｌ　　’　　　　　３’　　１＝＝ｌ　　
   １２ Ｔ　　＝＝、Σ　Ｘ　、Ｊ　　Ｔ−ｐｒｙ　＝ｉＡ　□
   Ｘ　ｉ　”　’Ｊ　ｉ　　である。 ｘｘ　　　回　１ ２、フィルム画面をスキャニングして得られた測光値か
   ら焼付露光量Ｘを演算し、ＬＡＴＤ　、画面の最大濃度
   １色情報等の修正用特性値をｙ　ｉ（２＝１〜ｍ）とし
   、所足の傾向が充分に認められる程度の数のフィルム画
   面に対して重回帰分析を行なって係数に０．に１及びＫ
   ｉ　＋ｔ　（ｉ＝　１〜ｍ　）を求め、 Ｚ＝ＫＯ−ＦＫｌ・ｘ＋、工Ｋｉ＋１・ｙｉ−１ なる式で前記ｇ光量Ｘを修正するようにしたことを特徴
   とする焼付露光量修正方法。