JP3435988B2 - 精麦製粉方法 - Google Patents

精麦製粉方法

Info

Publication number
JP3435988B2
JP3435988B2 JP14063596A JP14063596A JP3435988B2 JP 3435988 B2 JP3435988 B2 JP 3435988B2 JP 14063596 A JP14063596 A JP 14063596A JP 14063596 A JP14063596 A JP 14063596A JP 3435988 B2 JP3435988 B2 JP 3435988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
wheat
milling
grinding
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14063596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09271683A (ja
Inventor
覺 佐竹
繁晴 金本
伸宏 松本
昭彦 加藤
圭裕 徳井
悟 高下
香 下寺
裕之 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Corp
Original Assignee
Satake Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Satake Corp filed Critical Satake Corp
Priority to JP14063596A priority Critical patent/JP3435988B2/ja
Priority to TW086101132A priority patent/TW310284B/zh
Priority to CA002196637A priority patent/CA2196637C/en
Priority to ES97300670T priority patent/ES2167677T3/es
Priority to DE69708717T priority patent/DE69708717T2/de
Priority to EP97300670A priority patent/EP0788840B1/en
Priority to KR1019970003489A priority patent/KR100292729B1/ko
Priority to AU12546/97A priority patent/AU706043B2/en
Priority to MYPI97000467A priority patent/MY114042A/en
Priority to US08/795,654 priority patent/US5773066A/en
Priority to CN97101881A priority patent/CN1106220C/zh
Publication of JPH09271683A publication Critical patent/JPH09271683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3435988B2 publication Critical patent/JP3435988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C9/00Other milling methods or mills specially adapted for grain
    • B02C9/04Systems or sequences of operations; Plant
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02BPREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
    • B02B1/00Preparing grain for milling or like processes
    • B02B1/04Wet treatment, e.g. washing, wetting, softening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02BPREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
    • B02B1/00Preparing grain for milling or like processes
    • B02B1/08Conditioning grain with respect to temperature or water content
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02BPREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
    • B02B5/00Grain treatment not otherwise provided for
    • B02B5/02Combined processes

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明小麦等の製粉方法に係
り、特に、前処理として精麦処理を行う精麦製粉方法
関する。 【0002】 【従来の技術】麦粒を挽(ひ)いて最小製品粉(以下
「上がり粉」という)を得る挽(ばん)砕処理の前処理
として、麦粒に水分を添加して調質(テンパリング)
る調質処理が行われている。 【0003】前記調質処理は通常、2回の水分添加
(一次加水及び二次加水)とそれに伴う2回の調質
(一次テンパリング及び二次テンパリング)とが行われ
るが、その目的のつとして、一次加水及び一次テンパ
リングにより大まかに麦粒の含水率を調し、さら
に、二次加水及び二次テンパリングにより麦粒を目標
含水率にして製粉特性を向上させるとともに、挽砕によ
り得られる上がり粉の含水率を、この上がり粉の二次加
工特性に適したものにする、ということがげられる。 【0004】しかしながら、麦粒に十分な調質処理が行
われたとしても、挽砕処理による水分損失雰囲気条件
の変化等により、上がり粉の含水率と目標含水率との間
には差が生じることが多く、そのため、上がり粉の含水
率が目標含水率よりも低い場合には歩留まりが低下する
一方目標含水率よりも高い場合には再び含水率の調整
を行わなければならないという問題があるそこで、上
がり粉の含水率を検出し、この検出値により、挽砕処理
前の麦粒への加水量を調節することができる製粉方法の
開発が望まれている。 【0005】ところで、挽砕処理により得られる上がり
粉の含水率を検出、この検出値によって挽砕処理前の
麦粒への加水量を調節する、いわゆるフィードバック制
御を行うためには、二次加水から上がり粉の含水率が検
出されるまでの時間が短いことが重要となるが、原麦
(原料となる麦粒)を調質処理して直接挽砕する製粉方
法(原麦製粉)においては、表皮における水分の吸収に
時間がかかるため二次テンパリングに10時間程度の
長時間を要し、上記フィードバック制御を行うことが困
難であるという問題点がある。 【0006】上記問題点を解決する方法として、原麦の
表皮を剥(はく)離して胚(はい)乳部を露出させた後
に挽砕する方法(精麦製粉)が考えられる。 【0007】本出願人による特開平6−86943号公
報記載の前記精麦製粉について、図を参照しながら説
明する。 【0008】挽砕装置150の前工程には、精麦装置1
51、洗麦装置151、撹拌装置153及び調質装置と
してのテンパリングタンク154が順に連設されてお
り、そして、前記精麦装置151の前工程に精選装置1
55、加水装置156及びテンパリングタンク157が
配設されている。 【0009】前記精選装置155に投入された原麦は、
その中に混入す藁屑(わらくず)や比較的軽い夾(き
ょう)雑物が粗選機158によって除去されるととも
、金属片や小石が石抜機159で除去された後、加水
装置156に搬送される。加水装置156において
麦粒重量に対して1〜3%の水分が電磁弁160によっ
て調節されて麦粒表面に添加される。こうして水分が添
加された原麦は、直接、精麦装置151に供給される
か、又はテンパリングタンク157で5〜20分間調質
された後、精麦装置151に供給されて搗(とう)精歩
留まりが85〜94%の精白麦となるように搗精され、
洗麦装置152に向けて排出される。洗麦装置152に
おいては、流入する精白麦に対し精白麦重量の5〜1
0%の水分が供給される。そして、スクリュ162等
の回転により、麦粒の縦溝部に入り込んだ麩(ふすま)
粉(=麦粒から剥離された表皮)が洗浄されて除去され
ると同時に、精白麦の含水率が15〜17%となるよう
に加水された後、撹拌装置153としての上送用スクリ
コンベア163に送り込まれる。加水後の精白麦
は、精白麦粒どうしが固着し合うことがないように、上
送用スクリュコンベア163のスクリュ164によ
る撹拌作用を受けながら上送され、続いて、横送りコン
ベア165のスクリュ166による撹拌作用を受けな
がら搬送され、テンパリングタンク154に投入され
る。テンパリングタンク154内の精白麦は、4〜6時
間放置されて調質が行われた後、揚穀機167及び横送
りコンベア168を介して挽砕装置150の調整タンク
169に投入される。そして、挽砕装置150の1番ブ
レーキロール機170において最初の挽砕が行われる
0.5〜2.5時間前に、水分添加ノズル171による
霧状の水が添加された後、1番ブレーキロール機170
へ供給されて挽砕され、上がり粉として回収されること
記載されている。 【0010】このように、前記製粉方法においては、搗
精されて胚乳が露出した精白麦に二次加水を行うことに
より、二次調質にかかる時間を前記原麦製粉のそれより
も短縮しるが、一次加水が麦粒表面にのみ行われてい
るため、搗精後の精白麦の含水率は低く、この精白麦を
目標とする含水率にするためには二次加水を多量に行う
必要があるため、二次調質の時間が少なくとも4時間は
必要となり、前記フィードバック制御を効果的に行うこ
とができないという問題点がある。 【0011】さらに、二次調質が、少なくとも4時間必
要であるため、精白麦の表皮の水分のほとんどが胚乳部
に浸透して表皮が乾燥状態となるた、挽砕処理の直前
に再び精白麦に水分を添加しなければならないという問
題点がある。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
かんがみ、二次調質時間を短縮することができるととも
に、上がり粉の含水率に基づいて二次加水の加水量を調
節することができる精麦製粉方法を提供することを技術
的課題とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
本発明の精麦製粉方法は、原麦に一次加水して含水率1
2〜14%とするとともに、水分を内部に浸透させるた
めに16〜36時間調質した後、これを搗精し、さら
に、搗精後の精白麦粒に二次加水して調質した後に挽砕
する精麦製粉方法において、前記挽砕により得られる粉
体の含水率を測定し、該含水率とあらかじめ設定した目
標含水率とを比較して両者に差があるとき、その差の大
きさに比例して前記二次加水の給水量を調節するという
技術的手段を講じたものである【0014】 挽砕によって得られた粉体の含水率と、あ
らかじめ設定された目標含水率とが比較されるととも
に、両含水率間の差異が求められる。そして、粉体の含
水率が目標含水率よりも高い場合、その差の大きさに比
例して、二次加水の給水量を減らすための信号が出力さ
れ、精白麦への二次加水量が減らされる。逆に、粉体の
含水率が目標含水率よりも低い場合、その差の大きさに
比例して、二次加水の給水量を増やすための信号が出力
され、精白麦への二次加水量が増やされる。【0015】 【実施例】本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明
する。精麦装置6の前工程には、精選装置1、一次加水
装置2、一次調質装置3としてのテンパリングタンク4
及び加水タンク5が順に連設され、精麦装置6の後工程
には、二次加水装置7及び二次調質装置8としてのテン
パリングタンク9が配設され、さらに、テンパリングタ
ンク9の後工程には、挽砕装置116としてのブレーキ
ロール機10、シフター11、ピュリファイアー12、
スムースロール機13及びシフター14が配設されてい
る。そして、二次加水装置7とシフター14との間に
は、シフター14からの上がり粉の含水率により二次加
水装置7への加水量を制御する制御装置15が配設され
ている。【0016】 前記精麦装置1は、原麦を貯蔵するサイロ
(図示せず)等から取り出された麦粒に混入する藁ご
み、草木片、ひも屑、ほこり等の比較的軽い夾雑物を除
去する粗選機並びに金属片や小石を除去する石抜機17
等からなり、製粉工程における最先の工程として配置さ
れる。【0017】 前記精選装置1の次には、搬送経路W1を
介して一次加水装置2が配設される。一次加水装置2
は、一端に原麦の供給口18aを、他端に排出口18b
を、各々有する円筒トラフ18内にスクリューコンベア
19を設けるとともに、この円筒トラフ18上部にシャ
ワーノズル20を臨ませてなり、このシャワーノズル2
0はヒータ21及び電磁弁22を介して水タンク23に
連絡される。【0018】 前記一次加水装置2の排出口18bは、一
次調質装置3としてのテンパリングタンク4の供給口2
4に連結され、供給口24には回転する飛散用羽根25
が垂設され、タンク底には一対のロータリーバルブ26
が横設される。さらに、前記ロータリーバルブ26の下
方には受樋27を設けるとともに、受樋27内には排出
用スクリューコンベア28を設け、該排出用スクリュー
コンベア28の搬送終端部は、水分添加ノズル29を備
えた加水タンク5の供給口に接続される。そして、加水
タンク5の排出口は竪軸型の精麦装置6に接続されてい
る。以下、精麦装置6について図2及び図3を参照しな
がら説明する。 【0019】精麦装置6の全体的な断面図を示す図2に
おいて、符号30は機枠であり、該機枠30内の上下の
軸受31、32により中空状の主軸33を機枠30のほ
ぼ中心部に垂直に、かつ、回転自在に立設する。主軸3
3の下部にプーリ−34を設け、このプーリ−34とモ
ータ35のプーリ−36とはVベルト37により連結さ
れ、主軸33は適宜な速度で回転される。機枠30上部
は、研削転子38を備えた研削精穀部39に、機枠30
下部は、摩擦転子40を備えた摩擦精穀部41に各々形
成されており、以下、研削精穀部29及び摩擦精穀部4
1について順に説明する。【0020】 前記研削精穀部には複数個の研削転子38
が挿通されており、図3を参照して説明すると、ボス部
42に主軸33を挿通する円穴43及びキー溝44を設
け、このボス部42とリング部45とをアーム46によ
り接続し、複数の通風用開口47を設ける。前記リング
部45には研削砥(と)粒を被着した研削部48を固着
し、各研削転子38で形成する間隙(げき)を噴風溝4
9に形成している。【0021】 複数個研削転子38のうち最上層の研削転
子38には、機枠30上端に設けられた第1供給口50
からの麦粒を研削転子38に搬送するための螺旋転子5
1が載設される一方、研削転子38の周囲には除麩筒5
2を立設し、この除麩筒52と研削転子38との間を主
要部とする研削精白室53を形成する。そして、除麩筒
52は、4本の支柱54間に円弧状のカバー55を装着
して麩収集室56を形成し、該麩収集室56は、麩収集
室56下方に形成された環状の集麩室57に連通してい
る。該集麩室57の側部に麩排出口58を開口するとと
もに、麩排出口58は麩ダクト59により図外のバック
フィルタ及び集麩ファンに連絡する。また、前記各支柱
54内に形成した凹部に抵抗バー60を遊嵌(かん)
し、この抵抗バー60を調整ノブボルト61により研削
精白室53に対して出入可能に形成する。【0022】 除麩筒52の下方には、研削精白室53か
ら麦粒を排出するための第1排出口73を設け、この第
1排出口73には、分銅74により第1排出口73に向
けて付勢する抵抗蓋(がい)75を配設し、さらに、前
記摩擦精穀部39と連通するとともに、研削精白室53
での麦粒の搗精具合を見る目的で麦粒を取り出すための
サンプル取出樋76を備えた連通路77を接続してい
る。【0023】 また、前記螺旋転子51には、前記通風用
開口47に空気を供給するための多孔状の開口62を設
ける。【0024】 次に、摩擦精穀部41について説明する。
該摩擦精穀部41は、主軸33に挿通した、撹拌突起6
3及び噴風溝64を備えた摩擦転子40と、この摩擦転
子40上に載設した螺旋転子65とを備えており、摩擦
転子40の周囲には除麩筒66を立設し、この除麩筒6
6と摩擦転子40との間を主要部とする摩擦精白室67
を形成する。そして、除麩筒66と前記機枠30との間
に麩収集室68を形成し、麩収集室68側部に麩排出口
69を形成するとともに、麩排出口69は麩ダクト70
により、前記研削精穀部39と連通するバックフィルタ
とは別のバックフィルタ及び集麩ファンに連絡する。【0025】 なお、麩収集室68は隔壁71により集麩
室57と仕切られている。【0026】 また、螺(ら)旋転子65の上部側方を第
2供給口72となし、この第2供給口72と前記連通路
77とを接続して前記研削精白室53と前記摩擦精白室
67とを連通する。【0027】 除麩筒66の下方には、摩擦精白室67か
らの麦粒を排出するための第2排出口78を設け、この
第2排出口78には、分銅79により第2排出口78に
向けて付勢する抵抗蓋80を配設するとともに、麦粒を
機外へ排出するための排出樋81を接続する。【0028】 また、摩擦精穀部41の主軸33には、前
記噴風溝64に主軸33内腔(こう)の空気を供給する
ための複数の通風口82を穿(せん)設するとともに、
機枠30上端には、主軸33内腔に空気を供給するため
の開口83を設ける。【0029】 前記精麦装置6の後工程には二次加水装置
7が配設されており、以下、図4〜図6を参照しながら
二次加水装置7について説明する。二次加水装置7は加
水洗浄部84と搬送部85とから構成されており、加水
洗浄部84においては、供給樋86からの麦粒を上方か
ら下方へ移送する螺旋転子87がモータ88によって回
転自在に設けられており、螺旋転子87の下部には給水
管89と接続した水供給口90が設けられるとともに、
螺旋転子87下端には、上方に湾曲して螺旋転子87の
周囲を包囲する皿状の回転筒91が固着されている。螺
旋転子87と回転筒91との間には、螺旋転子87側に
下向きの流路を、回転筒91側に上向きの流路93を、
各々形成する固定筒94が螺旋転子87を上方から包囲
するように設けられており、回転筒91の側方には、流
路93から回転筒91の上端縁を介して流出する麦粒を
前記搬送部85に供給するための搬送路95が設けられ
ている。また、回転筒91の一部は多孔壁で形成される
とともに、回転筒91と搬送路95との間の空間を、前
記多孔壁96から漏出する漏出物の回収室97に形成
し、回収室97には前記漏出物を機外に排出するための
排出管98が接続されている。【0030】 搬送部85は、一端に前記搬送路95と接
続する供給口99を、他端に麦粒の排出口100を、各
々設けた円筒形の機枠101内に、支持枠102に固定
された一対の軸受103、104を介して、複数の撹拌
羽根105を植設した主軸106からなる撹拌装置10
7を機枠101のほぼ中央に回転自在に横設するととも
に、適宜な速度で回転される主軸106の一方端にはプ
ーリ−118を設け、このプーリ−118とモータ11
9のプーリ−120とをVベルトで連結する。排出口1
00には、分銅121により排出口100側に付勢する
抵抗蓋122を配設するとともに、麦粒を機外に排出す
るための排出樋123を接続する。また、機枠101
は、該機枠101から突出して設けられた支持片124
及び複数のジョイント125を介して支持枠102に水
平又は排出口100側にやや低く支承されており、機枠
101の下部には、振動発生装置としての、いわゆる振
動モータ126が固設されている。【0031】 また、前記排出管98は一次回収タンク1
27に接続されており、該一次回収タンク127には、
該タンク127上部に設けられた供給口128から流入
する漏出物を、該タンク127下方に流出させるための
移送筒129が内設されるとともに、該タンク127内
の漏出物を上澄み分と沈殿分とに分離するための仕切壁
130が設けられており、沈殿分の漏出物はポンプ13
1を介して前記水分添加ノズル29に供給され、上澄み
分の漏出物はポンプ132を介して二次回収タンク13
3に供給される。【0032】 二次回収タンク133には、一次回収タン
ク127からの漏出物の量を検出するレベル計134
と、漏出物を75〜80℃に加温するヒーター135
と、漏出物を撹拌するための撹拌装置136と、漏出物
の温度を検出して前記ヒーター135のオン・オフ(O
N・OFF)制御を行う温度検出器138とが設けられ
ており、該タンク133内で75〜80℃に加温された
漏出物は、ポンプ137を介して前記二次加水装置7の
給水管89に供給される。なお、ポンプ137は前記制
御装置15に接続されており、制御装置15によって給
水管89への漏出物の供給量が制御される。【0033】 二次加水装置の排出樋123は、二次調質
装置8としてのテンパリングタンク9の供給口108に
連結される。該供給口108には回転する飛散用羽根1
09が垂設され、該テンパリングタンク9の底には一対
のロータリーバルブ110が横設される。さらに、ロー
タリーバルブ110の下方には受樋111を設けるとと
もに、受樋111内には排出用スクリューコンベア11
2を設け、排出用スクリューコンベア112の搬送終端
部は、製粉工程における第一段階の装置であるブレーキ
ロール機10に接続されている。【0034】 ブレーキロール機10以後の製粉装置とし
ては、複数のシフター11、14、ピュリファイアー1
2及びスムースロール機13が適宜設けられる。そし
て、シフター14には、このシフター14から排出され
る上がり粉の含水率を検出する手段としての含水率検出
器113と、上がり粉の目標含水率を設定する手段とし
ての含水率設定器114と、この含水率設定器114に
設定された目標含水率と、含水率検出器113からの検
出値とを比較して含水率の差を算出する手段としての比
較算出器115と、比較算出器115により含水率の差
が算出されたとき、前記ポンプ137に調節信号を出力
する調節手段としての信号発生器117とからなる制御
装置15が接続されている。【0035】 以下、上記構成における作用について説明
する。【0036】 原料タンク等から取り出された原麦は、粗
選機16により夾雑物が除去されるとともに、石抜機1
7により小石や金属片が取り除かれて精選される。こう
して精選処理されて異物が除去された原麦は、最初に一
次加水装置2に供給され、シャワーノズル20による加
水を受ける。加水量は、原麦の含水率が12〜14%と
なるように電磁弁22で調節される(原麦の含水率は、
通常11%程度)。また、冬季など水温が低い場合は、
ヒーター21によって水温を上昇させると水分の浸透が
容易になる。加水を施された原麦はスクリューコンベア
19によって撹拌・搬送される間に、水分が全ての麦粒
内に均等に浸透していく。そして、麦粒は、揚穀機でテ
ンパリングタンク4の供給口24へ搬送された後、飛散
用羽根25によって飛散されながらテンパリングタンク
4内に張り込まれる。該テンパリングタンク4内の麦粒
は、添加された水分のほとんどが麦粒の胚乳部に浸透す
るように、そのままの状態で16〜36時間放置され
る。【0037】 前記テンパリングタンク4内での調質を終
えた麦粒は、ロータリーバルブ26の回転によって受樋
27内に流出し、排出用スクリューコンベア28から加
水タンク5へ送られる。【0038】 前記加水タンク5に送られた麦粒は、再び
水分添加ノズル29により霧状の水分添加を受ける。水
分添加量は、水分が麦粒表皮部に浸透する程度であり、
麦粒重量に対して0.5〜2%でよい。水分添加後の麦
粒は、水分を表皮部に浸透させるため3〜5分間加水タ
ンク5内に保持された後、精麦装置6の第1供給口50
に供給される。【0039】 前記第1供給口50に供給された麦粒は、
螺旋転子51により順次、研削精穀部39の研削精白室
53内に送り込まれる。研削精白室53内の麦粒は、研
削転子38の砥(と)粒により外皮が切削される。麦粒
から剥離された外皮等の麩は、研削精白室53から除麩
筒52を経て直ちに麩収集室56に排除される。つま
り、噴風溝49からは図外の集麩ファンの吸引力によ
り、第1供給口50、開口62、螺旋転子51及び研削
転子38の通風用開口47を通った外気が噴風されるか
らである。そして、麩収集室56内の麩は、集麩室57
及び麩ダクト59を経て図外のバッグフィルタに搬送さ
れる。【0040】 研削精白室53での搗(とう)精を終えた
麦粒は、第1排出口73から連絡路77へ排出されるの
であるが、分銅74により付勢された抵抗蓋75により
押圧作用が働き、麦粒はこの抵抗蓋75に抗して吐出す
るので、研削精白室53内が適度な圧力で保持されるこ
とになる。【0041】 前記連通路77に吐出した麦粒は、該連通
路77を流下して第2供給口72から螺旋転子65によ
って下方へ送られ、摩擦精穀部41の摩擦精穀部41の
摩擦精白室67に流入する。該摩擦精白室67内の麦粒
は摩擦転子40の撹拌突起63により撹拌され、麦粒相
互の自転及び公転により粒々摩擦が行われる。このと
き、麦粒表層が既に研削転子38により切削されて摩擦
係数が増加しており、このため、摩擦転子40により十
分に麦粒外層を剥離することができる。【0042】 摩擦精白室67で剥離された外皮等の麩は
除麩筒66を経て直ちに麩収集室68に排除される。つ
まり、噴風溝64からは図外の集麩ファンの吸引力によ
り、開口83、主軸33内及び通風溝82を通った外気
が噴風されるからである。そして、麩収集室68内の麩
は麩ダクト70を経て、研削精穀部39と連通するバッ
グフィルタとは別のバッグフィルタに搬送される。【0043】 摩擦精穀室67での搗精を終えて精白麦粒
となった麦粒は、第2排出口78から排出樋81を流下
して機外へ排出されるのであるが、分銅79により付勢
された抵抗蓋80によって押圧作用が働き、精白麦粒は
この抵抗蓋80に抗して吐出するので、摩擦精白室67
が適度な圧力で保持される。【0044】 なお、製粉工程において、良好に胚乳部の
回収を行うためには、精麦装置6での搗精歩留まりを8
3〜94とするとよい(ただし、水分を除いた乾物のみ
の歩留まり)。【0045】 精麦装置6から排出された精白麦粒は、次
に、二次加水装置7の供給樋86に供給される。該供給
樋86から加水洗浄部84内に供給された精白麦粒は、
固定筒94の内壁に沿って固定筒94と螺旋転子87と
の間の流路92に達する。流路92において、精白麦粒
は螺旋転子87の回転により下方へ環状に移送され、こ
の間、螺旋転子87に設けられた水供給口90から精白
麦粒に、二次回収タンク133で75〜80℃に加温さ
れた水が放射状に供給される。なお、給水量は、精白麦
粒が製粉に最適な物理的状態となるとともに、挽砕処理
により得られる上がり粉の含水率が、この上がり粉の二
次加工特性に適した含水率となるよう、精白麦粒の含水
率を15〜17%とするようにポンプ137により調節
される。【0046】 そして、水が供給された精白麦粒は流路9
2下部にいったん停滞するものの、螺旋転子87の回転
により流路92を流下する精白麦粒により適度な圧力を
加えられながら、撹拌及び粒々摩擦作用を受けて強制的
に固定筒94と回転筒91との間の流路93へ押し上げ
られ、この間に、精白麦粒に付着する麩及び精白麦粒に
付着した状態の皮部が供給水中に分離される。流路93
においては、回転筒91の遠心力によって水が多孔壁か
ら吹き飛ばされ、漏出物として水とともに精白麦粒から
分離された麩及び皮部が回収室97に回収され、排出管
98を通って一次回収タンク127に送られるととも
に、加水及び洗浄された精白麦粒は回転筒91の上端縁
から搬送路95へ流出して搬送部85へ供給される。な
お、流路92、93内での精白麦粒の滞留時間を調節し
て、洗浄度合及び加水度合を調節することができるが、
この場合は、モータ88の回転数を変えればよい。【0047】 一次回収タンク127において、二次加水
装置7からの漏出物は仕切壁130ににより、麩及び皮
部を含む沈殿水と麩および皮部を含まない上澄み水とに
分離される。そして、沈殿水はポンプ131を介して加
水タンク5の水分添加ノズル29に供給され、上澄み水
はポンプ132を介して二次回収タンク133に供給さ
れる。二次回収タンク133内の上澄み水は、温度検出
器138により温度が検出されるとともに、ヒーター1
35により75〜80℃となるように加温される。ま
た、撹拌装置136によりタンク内の水温が均一にされ
るとともに、レベル計134により水量が監視され、水
量が少ない場合には、図外の水供給装置から二次回収タ
ンク133へ水が供給される。そして、二次回収タンク
133で75〜80℃になった水は、ポンプ137を介
して二次加水装置7の給水管89に供給される。【0048】 搬送部85内に流入した精白麦は、撹拌羽
根105による撹拌作用を受けることにより、精白麦粒
どうし固着することなく水分が精白麦内部に浸透すると
ともに、振動モータ126の振動により、機枠101内
壁面に停滞している水が機枠101内壁面から離れて精
白麦粒に接し、確実に良好な加水が行われる。このと
き、精白麦は、その表皮のほとんどが剥離されて胚乳部
が露出しているため、精白麦内部への水分の浸透が急速
に行われる。【0049】 また、振動モータ126は、精白麦粒を供
給口99から排出口100側へ移動させるように振動し
ているため、精白麦は撹拌及び振動作用を受けて、徐々
に機枠101内壁面を振動しながら排出口100側へ移
動する。そして、排出口100へ達した精白麦粒は、精
白麦粒どうしが固着しない程度に表面の水分が内部に浸
透しており、分銅121により排出口100に向けて付
勢する抵抗蓋122に抗して排出樋123から機外へ排
出される。【0050】 なお、精白麦粒どうしが固着しない程度に
精白麦粒表面の水分を内部に浸透させるためには、少な
くとも3分間の撹拌及び振動を与えるのがよく、そのた
め、二次加水装置7への精白麦粒の供給量や精白麦粒へ
の給水量に応じて、分銅121による抵抗蓋122の付
勢力並びに振動モータ126の振動数及び振動幅は適宜
調節される。【0051】 二次加水装置7の排出樋123から排出さ
れた精白麦粒は、二次調質装置8としてのテンパリング
タンク9へ搬送され、該テンパリングタンク9の飛散用
羽根109により飛散されながら張り込まれ、0.5〜
2時間放置されて短時間の調質が行われる。【0052】 前記テンパリングタンク9での調質が終了
した精白麦粒は、ロータリーバルブ110の回転により
受樋111内に流出し、排出用スクリューコンベア11
2により機外に排出された後、挽砕装置116のブレー
キロール10に供給されて挽砕が行われる。【0053】 挽砕装置116におけるその後の具体的な
作用は省略するが、各種のブレーキロール機10で逐
次、段階的に精白麦を挽(ひ)き割って粗粒としての胚
乳部を取り出すとともに、シフター11によって分級
し、さらに、ピュリファイア12によって精選・純化し
た後、スムースロール機13により粉砕するとともに、
シフター14により分級し、精白麦粒の胚乳部を最終製
品の上がり粉として回収するとともに、該上がり粉の含
水率が制御装置15の含水率検出器113により検出さ
れる。【0054】 含水率検出器113により検出された検出
値と、該含水率検出器113にあらかじめ設定された目
標値とは比較演算器において比較されるとともに、その
差が算出される。そして、比較演算器115により、上
がり粉の含水率が目標含水率よりも高いと算出されたと
き、その差の大きさに比例して、信号発生器117から
ポンプ137に二次加水装置7の給水管89への給水量
を減らすための信号が出力され、二次加水装置7におけ
る精白麦粒への給水量が減らされる。また、比較算出器
115により、上がり粉の含水率が目標含水率よりも低
いと算出されたとき、その差の大きさに比例して信号発
生器117からポンプ137に給水量を増やすための信
号が出力され、二次加水装置7における精白麦粒への給
水量が増やされる。【0055】 なお、上記実施例においては、二次調質装
置8としてのテンパリングタンク9で二次加水装置から
の精白麦を放置して調質しているが、テンパリングタン
ク9のロータリーバルブ110上方に、空気の入出によ
り膨張又は収縮自在なゴム状の袋体を複数個設け、袋体
を連続して膨張及び収縮させながら精白麦粒を調質して
もよく、この場合は、袋体の膨張および収縮により常に
精白麦粒が流動するため、テンパリングタンク9内全体
の精白麦粒を均等に調質することができるとともに、二
次調質装置7から搬送された精白麦粒の表層部水分が高
い場合でも精白麦粒どうしが固着することがない。【0056】 上記実施例においては、二次加水装置7に
おける供給水を75〜80℃としているが、供給水を7
5〜80℃とした場合には、排出管98から排出される
排水中の一般生菌数を大幅に減少させることができる。【0057】 以下に、供給水の温度をそれぞれ変えた場
合の排水中の一般生菌数の個数を表1に示す。 【0058】 【表1】この表は、20℃、60℃、70℃、75℃及び80℃
の供給水を用いて精白麦粒を洗浄したときの排水中の一
般生菌数の個数を示す表であって、その試験方法は、次
のとおりである。 (1)各温度の供給水で同量の精白麦粒を洗浄する。 (2)精白麦粒洗浄後の排水を1ml採取する。 (3)採取した排水を寒天培地上で24時間、37℃で
放置する。 (4)培地上に発生したコロニー数を計測する。 表1から明らかにように、75〜80℃の供給水を用い
て精白麦粒を洗浄した場合の排水中には一般生菌は存在
していないため、この排水を上記実施例のように再び供
給水として用いることができる。 【0059】また、供給水を75℃にした場合には洗浄
後の精白麦粒中の一般生菌数を減少させることができ、
以下に75℃及び20℃の供給水を用いて精白麦粒を洗
浄したときの、精白麦粒中の一般生菌数の個数を表2に
示す。【0060】 【表2】 この表は、20℃の供給水を用いて精白麦粒を洗浄した
場合を対象区としており、試験方法は次のとおりであ
る。 (1)75℃及び20℃の供給水を用いて精白麦粒を洗
浄する。 (2)洗浄後の精白麦粒1に対して9の水を加えてミキ
シングする。 (3)ミキシングの結果得られた溶液を10倍に希釈し
た後、1ml採取する。 (4)採取した希釈溶液を寒天培地上で24時間、37
℃で放置する。 (5)培地上に発生したコロニー数を計測する。 表2から明らかなように、75℃の供給水で洗浄した精
白麦中の一般生菌数は、20℃の供給水を用いて洗浄し
た精白麦粒中の一般生菌数に比べ50分の1となってお
り、このため、75℃の供給水を用いて洗浄した精白麦
粒を製粉して得られる上がり粉の一般生菌数は非常に少
ないものとなる。【0061】 【発明の効果】本発明は、原麦に一次加水して含水率1
2〜14%とするとともに、水分を内部に浸透させるた
めに16〜36時間調質した後、これを搗精し、さら
に、搗精後の精白麦粒に二次加水して調質した後に挽砕
する精麦製粉方法において、前記挽砕により得られる粉
体の含水率を測定し、該含水率とあらかじめ設定した目
標含水率とを比較して両者に差があるとき、その差の大
きさに比例して前記二次加水の給水量を調節する、とい
う技術的手段を講じたため、一次調質において、十分な
水分を原麦の胚乳部に浸透させることができるため、二
次加水における加水量を少量とすることができるととも
に、二次調質にかかる時間を0.5〜2時間と短くする
ことができ、そのため、挽砕処理前の精白麦粒の表皮は
乾燥状態とならず、挽砕処理前に直前加水を行う必要が
ない。【0062】 しかも、挽砕により得られる粉体の含水率
を測定し、該含水率と目標含水率とを比較して両者の間
に差があるとき、二次加水の給水量を調節することによ
り、その差の大きさに比例して直ちに二次加水の加水量
を調節することができるため、常に、目標とする含水率
の上がり粉を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す概略正面図である。 【図2】図1における精麦装置の縦断面図である。 【図3】図2における精麦装置の研削精穀部を示す横断
面図である。 【図4】図1における二次加水装置の縦断面図である。 【図5】図1における二次加水装置の正面図である。 【図6】二次加水装置の加水洗浄部の断面図である。 【図7】従来の実施例を示す概略正面図である。 【符号の説明】 1 精選装置 2 一次加水装置 3 一次調質装置 4 テンパリングタンク 5 加水タンク 6 精麦装置 7 二次加水装置 8 二次調質装置 9 テンパリングタンク 10 ブレーキロール 11 シフター 12 ピュリファイアー 13 スムースロール機 14 シフター 15 制御装置 16 粗選機 17 石抜機 18 供給口 19 スクリュコンベア 20 シャワーノズル 21 ヒーター 22 電磁弁 23 水タンク 24 供給口 25 飛散用羽根 26 ロータリーバルブ 27 受樋 28 排出用スクリューコンベア 29 水分添加ノズル 30 機枠 31 軸受 32 軸受 33 主軸 34 プーリ 35 モータ 36 プーリ 37 Vベルト 38 研削転子 39 研削精穀部 40 摩擦転子 41 摩擦精穀部 42 ボス部 43 円穴 44 キー溝 45 リング部 46 アーム 47 通風用開口 48 研削部 49 噴風溝 50 第1供給口 51 螺旋転子 52 除麩筒 53 研削精白室 54 支柱 55 カバー 56 麩収集室 57 集麩室 58 麩排出口 59 麩ダクト 60 抵抗バー 61 調製ノブボルト 62 開口 63 撹拌突起 64 噴風溝 65 螺旋転子 66 除麩筒 67 摩擦精白室 68 麩収集室 69 麩排出口 70 麩ダクト 71 隔壁 72 第2供給口 73 第1排出口 74 分銅 75 抵抗蓋 76 サンプル取出樋 77 連通路 78 第2排出口 79 分銅 80 抵抗蓋 81 排出樋 82 通風溝 83 開口 84 加水洗浄部 85 搬送部 86 供給樋 87 螺旋転子 88 モータ 89 給水管 90 水供給口 91 回転筒 92 流路 93 流路 94 固定筒 95 搬送路 96 多孔壁 97 回収室 98 排出管 99 供給口 100 排出口 101 機枠 102 支持枠 103 軸受 104 軸受 105 撹拌羽根 106 主軸 107 撹拌装置 108 供給口 109 飛散用羽根 110 ロータリーバルブ 111 受樋 112 排出用スクリューコンベア 113 含水率検出器 114 含水率設定器 115 比較演算器 116 挽砕装置 117 信号発生器 118 プーリ 119 モータ 120 プーリ 121 分銅 122 抵抗蓋 123 排出樋 124 支持片 125 ジョイント 126 振動モータ 127 一次回収タンク 128 供給口 129 移送筒 130 仕切壁 131 ポンプ 132 ポンプ 133 二次回収タンク 134 レベル計 135 ヒーター 136 撹拌装置 137 ポンプ 138 温度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳井 圭裕 広島県東広島市西条西本町2番30号 株 式会社佐竹製作所内 (72)発明者 高下 悟 広島県東広島市西条西本町2番30号 株 式会社佐竹製作所内 (72)発明者 下寺 香 広島県東広島市西条西本町2番30号 株 式会社佐竹製作所内 (72)発明者 前原 裕之 広島県東広島市西条西本町2番30号 株 式会社佐竹製作所内 (56)参考文献 特開 平6−86943(JP,A) 特開 平7−100396(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 9/04 B02C 21/00 B02C 25/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】 原麦に一次加水して含水率12〜14%と
    するとともに、水分を内部に浸透させるために16〜3
    6時間調質した後、これを搗精し、さらに、搗精後の精
    白麦粒に二次加水して調質した後に挽砕する精麦製粉方
    法において、前記挽砕により得られる粉体の含水率を測
    定し、該含水率とあらかじめ設定した目標含水率とを比
    較して両者に差があるとき、その差の大きさに比例して
    前記二次加水の給水量を調節することを特徴とする精麦
    製粉方法。
JP14063596A 1996-02-09 1996-05-10 精麦製粉方法 Expired - Fee Related JP3435988B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14063596A JP3435988B2 (ja) 1996-02-09 1996-05-10 精麦製粉方法
TW086101132A TW310284B (en) 1996-02-09 1997-01-31 Method and apparatus for producing wheat flour
ES97300670T ES2167677T3 (es) 1996-02-09 1997-02-03 Procedimiento y aparato para realizar el pretratamiento de granos de trigo para el molido de harinas.
DE69708717T DE69708717T2 (de) 1996-02-09 1997-02-03 Verfahren zur Vorbehandlung von Weizenkörnern zum Mahlen von Mehl
EP97300670A EP0788840B1 (en) 1996-02-09 1997-02-03 Method for carrying out pre-treatment of wheat grains for flour milling
CA002196637A CA2196637C (en) 1996-02-09 1997-02-03 Method and apparatus for carrying out pre-treatment of wheat grains for flour milling
KR1019970003489A KR100292729B1 (ko) 1996-02-09 1997-02-05 제분방법및장치
AU12546/97A AU706043B2 (en) 1996-02-09 1997-02-05 Method and apparatus for carrying out pre-treatment of wheat grains for flour milling
MYPI97000467A MY114042A (en) 1996-02-09 1997-02-06 Method and apparatus for carrying out pre-treatment of wheat grains for flour milling
US08/795,654 US5773066A (en) 1996-02-09 1997-02-07 Method and apparatus for carrying out pre-treatment of wheat grains for flour milling
CN97101881A CN1106220C (zh) 1996-02-09 1997-02-09 对制粉小麦进行预处理的方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4806996 1996-02-09
JP8-48069 1996-02-09
JP14063596A JP3435988B2 (ja) 1996-02-09 1996-05-10 精麦製粉方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09271683A JPH09271683A (ja) 1997-10-21
JP3435988B2 true JP3435988B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=26388286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14063596A Expired - Fee Related JP3435988B2 (ja) 1996-02-09 1996-05-10 精麦製粉方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5773066A (ja)
EP (1) EP0788840B1 (ja)
JP (1) JP3435988B2 (ja)
KR (1) KR100292729B1 (ja)
CN (1) CN1106220C (ja)
AU (1) AU706043B2 (ja)
CA (1) CA2196637C (ja)
DE (1) DE69708717T2 (ja)
ES (1) ES2167677T3 (ja)
MY (1) MY114042A (ja)
TW (1) TW310284B (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3743599B2 (ja) * 1998-05-15 2006-02-08 株式会社サタケ 製粉方法及び該製粉方法による製粉システム
NL1011901C2 (nl) * 1999-04-27 2000-10-30 Cargill Bv Werkwijze voor de verwijdering van vezelhoudende mantels van graankorrels.
US6409105B1 (en) 1999-08-19 2002-06-25 The Quaker Oats Company Corn milling and separating device and method
CO5300421A1 (es) * 2000-03-15 2003-07-31 Satake Eng Co Ltd Metodo de y aparto para fabricar cereal que no contiene salvado
RU2177831C1 (ru) * 2000-09-04 2002-01-10 Калниш Григорий Изеславович Способ производства зерновой массы, комплект оборудования для еe производства и измельчитель зерна
US6899907B1 (en) 2000-09-18 2005-05-31 General Mills, Inc. Bleach bran and bran products
US6616957B1 (en) 2000-11-28 2003-09-09 Kraft Foods Holdings, Inc. Method of stabilizing graham flour, and cracker produced from said flour
JP2003251204A (ja) * 2002-03-07 2003-09-09 Satake Corp 精白米加工方法及びその装置
US6887509B2 (en) * 2002-05-03 2005-05-03 General Mills, Inc. Process for tempering and milling grain
CN100335175C (zh) * 2005-05-13 2007-09-05 王定文 改进的小麦制粉工艺中使用的小麦的水分调节方法
US8133527B2 (en) 2006-06-16 2012-03-13 Kraft Foods Global Brands Llc Production of stabilized whole grain wheat flour and products thereof
US20080131582A1 (en) * 2006-12-05 2008-06-05 Jan Karwowski Production of whole grain hot cereal products
CA2762424C (en) * 2009-05-21 2018-06-19 Emil Kolb Method of and system for wheat milling
US20100297332A1 (en) * 2009-05-22 2010-11-25 Grain Processing Corporation Process For Preparation Of High-Fiber Product
JP6124192B2 (ja) * 2012-06-04 2017-05-10 株式会社サタケ 精穀機
CN102989541B (zh) * 2012-12-18 2015-06-10 滨州中裕食品有限公司 提取谷朊粉用小麦二次动态润麦方法
CN103316732B (zh) * 2013-06-04 2016-06-22 王铭 一种玉米脱皮制糁机组
US9427740B2 (en) 2014-01-21 2016-08-30 Satake Usa, Inc. Vertical top-fed grain mill
CN104689878B (zh) * 2015-03-27 2017-04-26 天津恒瑞源食品科技有限公司 面粉生产系统
JP2017006838A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 大陽製粉株式会社 大麦の製粉方法及び大麦粉
CN105381834B (zh) * 2015-10-23 2018-06-12 山东冠峰机械股份有限公司 一种推进式螺旋调质机
CN106179559A (zh) * 2016-07-25 2016-12-07 高广雨 一种全营养小麦面粉的剥皮加工方法
CN110876971B (zh) * 2018-09-06 2021-04-16 航天信息股份有限公司 一种小麦着水控制方法及装置
CN110420679B (zh) * 2019-08-07 2020-05-05 蚌埠学院 一种小麦胚芽加工辊轮碾碎机
CN110773251A (zh) * 2019-09-23 2020-02-11 河南工业大学 小麦剥皮及分层取粉的制粉工艺
CN112340257B (zh) * 2020-10-15 2022-03-25 安徽省正宇粮食机械有限公司 一种农业粮食颗粒打散机
CN112718040B (zh) * 2020-11-12 2022-05-13 安徽徽雪食品有限公司 一种面粉加工用小麦润麦着水装置
CN112317010B (zh) * 2020-11-20 2021-06-08 北京中仪智控科技有限公司 一种小麦智慧制粉-电子粉师系统
CN113600260A (zh) * 2021-08-18 2021-11-05 发达面粉集团股份有限公司 小麦无害化表面杀菌着水润麦方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4133899A (en) * 1976-03-16 1979-01-09 Nabisco, Inc. Farina milling process
CN85101502B (zh) * 1985-04-01 1986-09-24 商业部科学研究院 小麦籽实皮层分离方法
CA1251428A (en) * 1985-09-30 1989-03-21 Toshihiko Satake Wheat flouring pretreatment system and wheat flouring process and system therefor
JPH0783834B2 (ja) * 1987-06-12 1995-09-13 株式会社佐竹製作所 米粒の加湿方法及びその装置
JP3506441B2 (ja) * 1991-08-29 2004-03-15 株式会社サタケ 精麦製粉装置
JPH0686943A (ja) * 1991-12-03 1994-03-29 Satake Eng Co Ltd 製粉方法及び装置
FR2685222A1 (fr) * 1991-12-23 1993-06-25 Framatome Sa Procede de traitement de grains vegetaux ou de graines vegetales et produits obtenus par ce procede.
JP3180934B2 (ja) * 1993-02-01 2001-07-03 株式会社サタケ 小麦粉の生産方法
CN1050072C (zh) * 1996-01-30 2000-03-08 北京民天粮食工程技术公司 适用于剥皮制粉工艺的小麦剥皮方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5773066A (en) 1998-06-30
KR100292729B1 (ko) 2001-07-12
AU1254697A (en) 1997-08-14
AU706043B2 (en) 1999-06-10
JPH09271683A (ja) 1997-10-21
EP0788840B1 (en) 2001-12-05
CN1106220C (zh) 2003-04-23
CN1159962A (zh) 1997-09-24
CA2196637C (en) 2001-12-25
ES2167677T3 (es) 2002-05-16
MY114042A (en) 2002-07-31
TW310284B (en) 1997-07-11
EP0788840A1 (en) 1997-08-13
DE69708717T2 (de) 2002-05-08
KR970073726A (ko) 1997-12-10
CA2196637A1 (en) 1997-08-10
DE69708717D1 (de) 2002-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3435988B2 (ja) 精麦製粉方法
JP3506441B2 (ja) 精麦製粉装置
KR900006494B1 (ko) 소맥 제분방법
AU706869B2 (en) Pretreatment process in flour milling method
JP3344504B2 (ja) 竪型研削式精穀装置
CN111545270A (zh) 一种有机大米精加工工艺及加工设备
CN105876499A (zh) 一种生产白果全粉的成套设备
CN107497523A (zh) 用于大米精加工的粉尘集中沉降装置
JP2008220221A (ja) パーボイル米の製造方法及びその製造方法によって製造されたパーボイル米
JP2788050B2 (ja) 製粉方法及びその装置
CN113754229B (zh) 一种海水养殖固废用调质搅拌釜及调质方法
JP3206752B1 (ja) 無洗穀類の製造方法及びその装置
JPH0686943A (ja) 製粉方法及び装置
JPH06226117A (ja) 小麦粉の生産方法
JP3180929B2 (ja) 小麦粉の生産方法
JPH06142530A (ja) 連続精米装置
JPH1142056A (ja) 無洗米製造方法及び無洗米製造装置
JP3498494B2 (ja) 製粉前処理方法
JP3385847B2 (ja) 洗麦装置
JPH05104004A (ja) 連続洗米装置
CN116673210A (zh) 一种玉米淀粉的生产装置及生产工艺
JPH07114974B2 (ja) 麦の製粉装置
JPH1199336A (ja) 麦糠の回収方法
JPH02237650A (ja) 製粉方法
JPH02169045A (ja) 麦粒の加水精麦方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees