JP3385847B2 - 洗麦装置 - Google Patents

洗麦装置

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JP3385847B2 JP12912296A JP12912296A JP3385847B2 JP 3385847 B2 JP3385847 B2 JP 3385847B2 JP 12912296 A JP12912296 A JP 12912296A JP 12912296 A JP12912296 A JP 12912296A JP 3385847 B2 JP3385847 B2 JP 3385847B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀粒に水を供給して洗
浄する装置に関し、特に、製粉工程において精白麦粒の
洗浄処理を行う洗麦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原料となる麦粒(原麦)を搗精して精白
麦とした後、この精白麦を挽いて最終製品粉を得る、い
わゆる精麦製粉においては、搗精により剥離された表皮
(麩=ふすま)を除去して製粉特性を向上させる目的
で、精麦装置の直後に洗麦装置が配置されている。
【0003】洗麦装置としては、特開平6−15462
5号公報に開示された洗麦装置がある。この装置は、一
端に供給樋を他端に排出樋を有する円筒形の機枠内に、
内筒を回転自在に横設してあり、供給樋には精白麦粒を
内筒内へ流下させるための供給シュートが接続されると
ともに、水管が臨ませてある。そして、内筒の供給樋側
を浸漬部に形成し、排出樋側を多孔壁からなる水切り部
に形成してある。また、内筒内全長にわたってスクリュ
ー羽根を有するスクリューが、内筒と同方向であって異
なる速さで回転するように横設されている。
【0004】上記洗麦装置において精白麦粒は、供給樋
を落下して供給シュートを流下する間に水管から水の供
給を受けた後、内筒の浸漬部に供給される。浸漬部で
は、内筒とスクリューとの回転によって緩やかな撹拌作
用を受けることにより、精白麦粒に付着した麩が水とと
もに分離される。そして、水切り部において、麩を含ん
だ水は多孔壁から漏出することにより精白麦粒から分離
され、洗浄された精白麦は排出樋から排出される、と記
載してある。
【0005】しかしながら、上記洗麦装置においては、
単に精白麦粒を水と混合して撹拌することにより麩を除
去しているため、精麦装置により完全に麦粒から剥離さ
れた後、精白麦粒に付着している麩を洗い流すことはで
きるものの、完全に麦粒から剥離されておらず、精白麦
粒に一部くっついた状態の皮部を除去することができな
いという問題点があるとともに、機枠内に内筒を回転可
能に横設し、更に、この内筒内には、スクリューを内筒
と異なる回転数で回転自在に横設しており、構成が複雑
であるという問題点がある。
【0006】また、洗麦装置から排出される精白麦粒表
面は、表面に付着した水分が十分内部に浸透しておら
ず、グルテン及びデンプンの働きによってべとついた状
態になっているため、洗麦装置に連続して撹拌装置を設
けなければならず、また、撹拌装置においては、単に撹
拌しながら搬送しているために、精白麦粒どうしの固着
は防げるものの撹拌装置内部に精白麦粒が固着し、精白
麦粒の残留による腐敗が生じるという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
かんがみ、構成が複雑でなく、精白麦粒に付着している
麩及び精白麦粒に一部くっついた状態の皮部を完全に除
去することができるとともに、加水後の精白麦粒を搬送
する搬送部を一体に形成し、この搬送部内に精白麦粒を
残留させることのない洗麦装置を提供することを技術的
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】水を供給して精白麦粒を
洗浄する洗浄部と、洗浄された精白麦粒を搬送する搬送
部とからなる洗麦装置において、洗浄部が、精白麦粒を
上方から下方へ移送する螺旋転子と、螺旋転子下部に設
けられ、給水管に接続した水供給口と、螺旋転子下端に
固設されるとともに上方に湾曲して螺旋転子を下方から
包囲する、一部多孔壁で形成された皿状の回転筒と、回
転筒と螺旋転子との間に設けられ、螺旋転子を上方から
包囲して、螺旋転子側に下向きの流路を形成するととも
に、回転筒側に上向きの流路を形成する固定筒と、固定
筒と回転筒との間から流出する精白麦粒を搬送部に供給
する搬送路と、多孔壁からの漏出物を回収する回収室
と、回収室に接続され、漏出物を機外に排出するための
排出管とから構成する。
【0009】搬送部を、一端に搬送路と接続する供給口
を、他端に排出口を設けた円筒形の機枠と、機枠を振動
可能に支承する複数のジョイントと、複数の撹拌羽根を
植設した主軸からなる、機枠内に回転自在に横設した撹
拌装置と、機枠に固設した振動発生装置とから構成す
る。
【0010】搬送部を、通風性の移送路の一端に搬送路
からの精白麦粒を受ける受樋を、他端に排出樋を設けた
振動枠と、振動枠を振動可能に支承する複数のジョイン
トと、振動枠に固着して設けられた振動発生装置と、移
送路の下方に設けられ、移送路に空気を通風するための
間隙と、移送路の上方に設けられ、間隙から空気を吸引
するための吸引装置に接続された吸引ダクトとから構成
する。
【0011】
【作用】洗浄部内に供給された精白麦は、固定筒と螺旋
転子との間の流路へ達する。流路において、螺旋転子の
回転に伴って下方へ環状に移送され、この間、螺旋転子
に設けられた水供給口から水が放射状に供給される。そ
して、水が供給された精白麦は、流路下部に僅かな時間
停滞するものの、螺旋転子の回転により流下する精白麦
粒によって適度な圧力を加えられながら、撹拌及び粒々
摩擦作用を受けて強制的に固定筒と回転筒との間の流路
へ押し上げられる。この流路において、回転筒の遠心力
によって、水が多孔壁から吹き飛ばされ、この水ととも
に精白麦粒から除去された麩及び皮部が回収室に回収さ
れ、排出管を通って機外に排出される。また、洗浄され
た精白麦粒は回転筒の上端縁から搬送路へ流出する。
【0012】搬送部へ供給された精白麦粒は、撹拌羽根
による撹拌作用を受けるとともに、振動モータによる振
動作用を受けながら供給口側から排出口側へ搬送され、
この間に、精白麦粒表面に付着した水は精白麦粒内部に
浸透する。
【0013】搬送部へ供給された精白麦粒は、受樋上を
振動しながら流下して移送路に供給される。移送路では
振動モータによる振動作用を受けるとともに、吸引装置
により間隙から吸引されて移送路を上向きに通過する空
気流による通風作用を受けながら排出樋側へ搬送され、
排出樋から排出される。
【0014】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1、図2及び図4
を参照して説明する。符号1は洗麦装置であり、洗浄部
2と搬送部3とから構成されている。洗浄部2は、供給
樋4からの精白麦を上方から下方へ移送する螺旋転子5
がモータ6によって回転自在に設けられており、螺旋転
子5の下部には給水管7と接続した水供給口8が設けら
れるとともに、螺旋転子5下端には、上方に湾曲して螺
旋転子5の周囲を包囲する皿状の回転筒9が固着されて
いる。螺旋転子5と回転筒9との間には、螺旋転子5側
に下向きの流路10を、回転筒9側に上向きの流路11
を形成する固定筒12が螺旋転子5を上方から包囲する
ように設けられており、回転筒9の側方には、流路11
から回転筒9の上端縁を介して流出する精白麦を搬送部
3に供給するための搬送路13が設けられている。ま
た、回転筒9の一部は多孔壁14で形成されるととも
に、回転筒9と搬送路13との間の空間を、前記多孔壁
14から漏出する漏出物の回収室15に形成し、回収室
15には前記漏出物を機外へ排出するための排出管16
が接続されている。
【0015】搬送部3は、一端に前記搬送路13と接続
する供給口17を、他端に精白麦の排出口18を各々設
けた円筒形の機枠19内に、支持枠20に固定された一
対の軸受21、22を介して、複数の撹拌羽根23を植
設した主軸24からなる撹拌装置25を機枠19のほぼ
中央に回転自在に横設するとともに、主軸24の一方端
にはプーリー26を設け、このプーリー26とモータ2
7のプーリ28とをVベルトに連結して主軸24は適宜
な速度で回転される。排出口18には、分銅29により
排出口18側に向けて付勢する抵抗蓋30を配設すると
ともに、精白麦を機外に排出するための排出樋31を接
続する。また、機枠19は、機枠19から突出して設け
られた支持片32及び複数のジョイント33を介して支
持枠20に水平又は排出口18側にやや低く支承されて
おり、機枠19の下部には、振動発生装置としての、い
わゆる振動モータ34が固設されている。
【0016】以下、上記構成における作用について説明
する。供給樋4から洗浄部2内に供給された精白麦は、
固定筒12の内壁に沿って固定筒12と螺旋転子5との
間の流路10へ達する。流路10において、精白麦は螺
旋転子5の回転により下方へ環状に移送され、この間、
螺旋転子5に設けられた水供給口8から精白麦に水が放
射状に供給される。そして、水が供給された精白麦は、
流路10下部で一旦停滞するものの、螺旋転子5の回転
により流下する精白麦によって適度な圧力を加えられな
がら、撹拌及び粒々摩擦作用を受けて強制的に固定筒1
2と回転筒9との間の流路11へ押し上げられる。この
間に、精白麦に付着する麩及び精白麦にくっついた状態
の皮部が洗浄水中に分離される。流路11において、回
転筒9の遠心力によって、水が多孔壁14から吹き飛ば
され、この水とともに精白麦から分離された麩及び皮部
が回収室15に回収され、排出管16を通って機外に排
出される。また、洗浄された精白麦は回転筒9の上端縁
から搬送路13へ流出して搬送部3へ供給される。
【0017】搬送部3へ供給された精白麦は、撹拌羽根
23による撹拌作用を受けることにより精白麦粒どうし
固着することがないように、また、振動モータ34によ
る振動作用を受けることにより機枠19内部に停滞する
ことがないように、供給口17側から排出口18側へ搬
送される。この間に、精白麦粒表面に付着した水は精白
麦粒内部に浸透する。そして、排出口18へ達した精白
麦粒は、精白麦粒どうし固着することがない程度に表面
の水分が内部に浸透しており、分銅29により排出口1
8に向けて付勢する抵抗蓋30に抗して、排出口18か
ら排出樋31へ排出される。
【0018】なお、精白麦粒どうしが固着しない程度に
精白麦粒表面の水分を内部に浸透させるためには、少な
くとも3分間振動及び撹拌を与えるのがよく、そのた
め、洗麦装置1への精白麦の供給量や精白麦への水の供
給量に応じて、分銅29による抵抗蓋30の付勢力及
び、振動モータ34の振動数及び振動幅は適宜調節され
る。
【0019】次に、本発明の第二の実施例について図3
及び図4を参照して説明する。この洗麦装置35は洗浄
部2と搬送部36とから構成されており、洗浄部2につ
いては上述した洗麦装置1と同一であるため説明を省略
する。
【0020】搬送部36は、通風性の移送路37の一端
に洗浄部2の搬送路13からの精白麦を受けるための受
樋38を、他端に排出樋39を各々設けた振動枠40
と、前記移送路37上方に設けられ、移送路37を通過
する空気を整流するための空気整流枠41とから構成さ
れている。
【0021】なお、上記移送路37は、精白麦粒の整粒
の径よりも小さい孔を有する多孔板又は、篩網等で形成
されている。
【0022】振動枠40は排出樋39側がやや低くなる
ように、複数のジョイント42を介して支持台43に振
動可能に支承されるとともに、連結体44を介して振動
発生装置としての振動モータ45が固着されている。ま
た、移送路37の下方には、この移送路37からの落下
物を回収して機外に排出するための回収ホッパ46が設
けられており、この回収ホッパ46と移送路37との間
には、移送路37に空気を通風するための間隙47が形
成されている。
【0023】空気整流枠41は、複数の整流板48によ
り複数の整流室49に区画されており、各整流室49の
上部には風量を調節するための風量調節板50が回動自
在に配設されている。また、空気整流枠41には、間隙
47から空気を吸引して移送路37に空気を通風するた
めの吸引装置(図示せず)に連結した吸引ダクト51が
接続されている。
【0024】上記洗麦装置35の作用について説明す
る。洗浄部2の搬送路13からの精白麦は、受樋38上
を振動しながら流下して移送路37上に供給される。移
送路37に供給された精白麦は、振動モータ45による
振動作用を受けるとともに、間隙47から吸引されて移
送路37を上向きに通過する空気流による通風作用を受
けながら排出樋39側へ搬送される。この間、精白麦粒
表面に付着している水のほとんどは精白麦粒内部に浸透
するとともに、通風作用により精白麦粒表面は十分に乾
いた状態となる。また、移送路37に供給された精白麦
に含まれる砕粒等は移送路37から回収ホッパ46に落
下して機外に排出される。そして、精白麦粒が排出樋3
9に達したときには、精白麦粒の表面は精白麦粒どうし
固着することがない程度に乾燥しており、排出樋39か
ら排出される。
【0025】なお、整流室49の風量調節板50を回動
して、各整流室49を通過する空気量を調節することに
より、精白麦粒表面の乾燥度合を容易に調節することが
できる。
【0026】
【発明の効果】水を供給して精白麦粒を洗浄する洗浄部
と、洗浄された精白麦粒を搬送する搬送部とからなる洗
麦装置において、洗浄部を、精白麦粒を上方から下方へ
移送する螺旋転子と、螺旋転子下部に設けられ、給水管
に接続した水供給口と、螺旋転子下端に固設されるとと
もに上方に湾曲して螺旋転子を下方から包囲する、一部
多孔壁で形成された皿状の回転筒と、回転筒と螺旋転子
との間に設けられ、螺旋転子を上方から包囲して、螺旋
転子側に下向きの流路を形成するとともに、回転筒側に
上向きの流路を形成する固定筒と、固定筒と回転筒との
間から流出する精白麦粒を搬送部に供給する搬送路と、
多孔壁からの漏出物を回収する回収室と、回収室に接続
され、漏出物を機外に排出するための排出管とから構成
したことにより、水が供給された精白麦粒は、下向きの
流路下部に僅かな時間停滞した後、螺旋転子の回転によ
り流下する精白麦粒によって適度な圧力を加えられなが
ら、撹拌及び粒々摩擦作用を受けて強制的に固定筒と回
転筒との間の流路へ押し上げられるため、精白麦粒に付
着している麩を撹拌作用により除去することができると
ともに、精白麦粒に一部くっついた状態の皮部も粒々摩
擦作用によって完全に除去することができる。また、洗
浄部では、モータによって螺旋転子を回転させることに
より、螺旋転子の下端に固着した回転筒を螺旋転子と同
じ回転数で回転させており、構成が非常に簡単である。
【0027】搬送部を、一端に搬送路と接続する供給口
を、他端に排出口を設けた円筒形の機枠と、機枠を振動
可能に支承する複数のジョイントと、複数の撹拌羽根を
植設した主軸からなる、機枠内に回転自在に横設した撹
拌装置と、機枠に固設した振動発生装置とから構成した
ことにより、搬送部へ供給された精白麦粒は、その表面
がべとついた状態であるにも関わらず、撹拌羽根による
撹拌作用を受けることにより米粒どうし固着することな
く、また、振動モータによる振動作用を受けることによ
り、機枠内壁面を振動しながら供給口側から排出口側へ
搬送されるため、精白麦粒表面に付着した水を十分に精
白麦粒内部に浸透させることができ、機枠内に精白米が
残留することがない。
【0028】搬送部を、通風性の移送路の一端に搬送路
からの精白麦粒を受ける受樋を、他端に排出樋を設けた
振動枠と、振動枠を振動可能に支承する複数のジョイン
トと、振動枠に固着して設けられた振動発生装置と、移
送路の下方に設けられ、移送路に空気を通風するための
間隙と、移送路の上方に設けられ、間隙から空気を吸引
するための吸引装置に接続された吸引ダクトとから構成
したことにより、搬送部へ供給された精白麦粒は、受樋
を介して移送路に供給され、移送路において振動モータ
による振動作用を受けると同時に、吸引装置により間隙
から吸引されて移送路を上向きに通過する空気流による
通風作用を受けることにより、精白麦粒表面が急速に乾
燥状態となるため、精白麦粒が搬送部内に付着して残留
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の洗麦装置の縦断面図である。
【図2】第一実施例の洗麦装置の正面図である。
【図3】第二実施例の洗麦装置の縦断面図である。
【図4】洗浄部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 洗麦装置 2 洗浄部 3 搬送部 4 供給樋 5 螺旋転子 6 モータ 7 給水管 8 水供給口 9 回転筒 10 流路 11 流路 12 固定筒 13 搬送路 14 多孔壁 15 回収室 16 排出管 17 供給口 18 排出口 19 機枠 20 支持枠 21 軸受 22 軸受 23 撹拌羽根 24 主軸 25 撹拌装置 26 プーリー 27 モータ 28 プーリ 29 分銅 30 抵抗蓋 31 排出樋 32 支持片 33 ジョイント 34 振動モータ 35 洗麦装置 36 搬送部 37 移送路 38 受樋 39 排出樋 40 振動枠 41 空気整流枠 42 ジョイント 43 支持台 44 連結体 45 振動モータ 46 回収ホッパ 47 間隙 48 整流板 49 整流室 50 風量調節板 51 吸引ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 1/00 - 3/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を供給して精白麦粒を洗浄する洗浄部
    と、洗浄された精白麦粒を搬送する搬送部とからなる洗
    麦装置において、前記洗浄部が、精白麦粒を上方から下
    方へ移送する螺旋転子と、該螺旋転子下部に設けられ、
    給水管に接続した水供給口と、前記螺旋転子下端に固設
    されるとともに上方に湾曲して前記螺旋転子を下方から
    包囲する、一部多孔壁で形成された皿状の回転筒と、該
    回転筒と前記螺旋転子との間に設けられ、前記螺旋転子
    を上方から包囲して、前記螺旋転子側に下向きの流路を
    形成するとともに、前記回転筒側に上向きの流路を形成
    する固定筒と、該固定筒と前記回転筒との間から流出す
    る精白麦粒を前記搬送部に供給する搬送路と、前記多孔
    壁からの漏出物を回収する回収室と、該回収室に接続さ
    れ、前記漏出物を機外に排出するための排出管とからな
    ることを特徴とする洗麦装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送部が、一端に前記搬送路と接続
    する供給口を、他端に排出口を設けた円筒形の機枠と、
    該機枠を振動可能に支承する複数のジョイントと、複数
    の撹拌羽根を植設した主軸からなる、前記機枠内に回転
    自在に横設した撹拌装置と、前記機枠に固設した振動発
    生装置とからなる請求項1記載の洗麦装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送部が、通風性の移送路の一端に
    前記搬送路からの精白麦粒を受ける受樋を、他端に排出
    樋を設けた振動枠と、該振動枠を振動可能に支承する複
    数のジョイントと、該振動枠に固着して設けられた振動
    発生装置と、前記移送路の下方に設けられ、前記移送路
    に空気を通風するための間隙と、前記移送路の上方に設
    けられ、前記間隙から空気を吸引するための吸引装置に
    接続された吸引ダクトとからなる請求項1記載の洗麦装
    置。
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