JPH07136527A - 籾摺精米装置 - Google Patents
籾摺精米装置Info
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- JPH07136527A JPH07136527A JP30965593A JP30965593A JPH07136527A JP H07136527 A JPH07136527 A JP H07136527A JP 30965593 A JP30965593 A JP 30965593A JP 30965593 A JP30965593 A JP 30965593A JP H07136527 A JPH07136527 A JP H07136527A
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- roll
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 籾摺部及び精米部を上下方向に同軸上に連結
することにより装置を小形化すると共に簡略化し、安価
に製造できる籾摺精米装置を提供すること。 【構成】 上下方向に延びる回転軸3の上方に、籾摺部
4と精米部5とを上下に装着し、籾摺部4及び精米部5
の側方に撰別室6を設け、籾摺部4は、籾投入口7と、
回転軸3に装着した風送りファン8及び籾摺ロール9
と、籾投入口7に連通して籾摺ロール9の周囲を覆いそ
の外部を風送りファン8の吸込口に連通した多孔壁より
なる籾摺筒10と、籾摺筒10と撰別室6とを連通する
玄米・籾殻排出口11とを備え、精米部5は、撰別室6
に連通する玄米取入口12と、回転軸3に装着した糠排
出用ファン13及び精米ロール14と、玄米投入口12
に連通して精米ロール14の周囲を覆う多孔壁よりなる
精白筒15と、精白筒15に連通する精米排出口18と
を備える。
することにより装置を小形化すると共に簡略化し、安価
に製造できる籾摺精米装置を提供すること。 【構成】 上下方向に延びる回転軸3の上方に、籾摺部
4と精米部5とを上下に装着し、籾摺部4及び精米部5
の側方に撰別室6を設け、籾摺部4は、籾投入口7と、
回転軸3に装着した風送りファン8及び籾摺ロール9
と、籾投入口7に連通して籾摺ロール9の周囲を覆いそ
の外部を風送りファン8の吸込口に連通した多孔壁より
なる籾摺筒10と、籾摺筒10と撰別室6とを連通する
玄米・籾殻排出口11とを備え、精米部5は、撰別室6
に連通する玄米取入口12と、回転軸3に装着した糠排
出用ファン13及び精米ロール14と、玄米投入口12
に連通して精米ロール14の周囲を覆う多孔壁よりなる
精白筒15と、精白筒15に連通する精米排出口18と
を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、籾摺、撰別及
び精米の各作業を1つの装置で行う縦形籾摺精米装置に
関する。
び精米の各作業を1つの装置で行う縦形籾摺精米装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】籾摺または脱ぷ、撰別及び精米の各作業
を1つの装置で行う籾摺精米装置として、例えば、実公
昭61−10755号に記載の脱ぷ精米機は、機体の上
部に籾ホッパを備え、籾ホッパの下方に脱ぷ装置と脱ぷ
装置の出口に連結した撰別機が設けられ、撰別機の下方
に精米機が設けられ、精米機の下方に駆動用モータが設
けられており、また、特公昭63−20175号に記載
の脱ぷ精米機は、機体内部の一側に精米装置が配設さ
れ、他側には脱ぷ装置と撰別装置が前後に配設され、さ
らにこの下方に駆動用モータが配設されている。
を1つの装置で行う籾摺精米装置として、例えば、実公
昭61−10755号に記載の脱ぷ精米機は、機体の上
部に籾ホッパを備え、籾ホッパの下方に脱ぷ装置と脱ぷ
装置の出口に連結した撰別機が設けられ、撰別機の下方
に精米機が設けられ、精米機の下方に駆動用モータが設
けられており、また、特公昭63−20175号に記載
の脱ぷ精米機は、機体内部の一側に精米装置が配設さ
れ、他側には脱ぷ装置と撰別装置が前後に配設され、さ
らにこの下方に駆動用モータが配設されている。
【0003】これら従来の籾摺精米装置においては、脱
ぷ装置及び精米装置がいずれも水平方向に横設されてお
り、脱ぷ装置の駆動軸及び精米装置の駆動軸は、水平方
向に別個に配設され、これらの駆動軸及び駆動用モータ
のモータ軸に各々プーリを設け、各プーリにタイミング
ベルトを装架することにより駆動モータの回転を伝達し
ている。このため、脱ぷ装置、精米装置及び駆動用モー
タの配設スペースを要し、脱ぷ装置及び精米装置に連通
される撰別機の形状が複雑となったり、撰別機に送風す
るための送風路や籾殻排出のための排出路を屈曲させて
長くする必要があった。また、脱ぷ装置、精米装置及び
駆動用モータの各プーリとタイミングベルトとを配設す
るスペースも考慮しなければならず、装置が大型化する
だけでなく複雑化し、製造コストがかかるものであっ
た。
ぷ装置及び精米装置がいずれも水平方向に横設されてお
り、脱ぷ装置の駆動軸及び精米装置の駆動軸は、水平方
向に別個に配設され、これらの駆動軸及び駆動用モータ
のモータ軸に各々プーリを設け、各プーリにタイミング
ベルトを装架することにより駆動モータの回転を伝達し
ている。このため、脱ぷ装置、精米装置及び駆動用モー
タの配設スペースを要し、脱ぷ装置及び精米装置に連通
される撰別機の形状が複雑となったり、撰別機に送風す
るための送風路や籾殻排出のための排出路を屈曲させて
長くする必要があった。また、脱ぷ装置、精米装置及び
駆動用モータの各プーリとタイミングベルトとを配設す
るスペースも考慮しなければならず、装置が大型化する
だけでなく複雑化し、製造コストがかかるものであっ
た。
【0004】これとは別に、垂直の回転軸に逆載頭円錐
型の第1の精米ロールを上部に、第2の精米ロールを下
部となるように複数の精米ロールを同軸上に固着し、精
米ロール群の外周に上下連通する精白室を形成した竪型
複数段式精米機が特開昭60−41547号として知ら
れている。
型の第1の精米ロールを上部に、第2の精米ロールを下
部となるように複数の精米ロールを同軸上に固着し、精
米ロール群の外周に上下連通する精白室を形成した竪型
複数段式精米機が特開昭60−41547号として知ら
れている。
【0005】このものは、回転軸の下端にプーリが固着
され、また駆動モータのモータ軸にプーリが固着され、
各プーリにタイミングベルトが装架されており、駆動モ
ータを駆動させて回転軸を回転させ、第1の精米ロール
及び第2の精米ロールを共に回転させ、機体上部の供給
ホッパより玄米を供給すると、玄米は、精白室内に入
り、第1の精米ロールによって攪拌されて搗精され、自
重により降下して下方の精白室に入り、第2の精米ロー
ルによりさらに攪拌されて搗精され、下方の取出樋に流
入した後取出されるものである。このものは、2つの精
米機を並設したものに比べて、2つの精米機を駆動する
駆動モータのそれぞれよりも出力が大きいが、2つの駆
動モータの出力の総和よりも小さい出力の駆動モータで
回転軸を回転することができるものである。
され、また駆動モータのモータ軸にプーリが固着され、
各プーリにタイミングベルトが装架されており、駆動モ
ータを駆動させて回転軸を回転させ、第1の精米ロール
及び第2の精米ロールを共に回転させ、機体上部の供給
ホッパより玄米を供給すると、玄米は、精白室内に入
り、第1の精米ロールによって攪拌されて搗精され、自
重により降下して下方の精白室に入り、第2の精米ロー
ルによりさらに攪拌されて搗精され、下方の取出樋に流
入した後取出されるものである。このものは、2つの精
米機を並設したものに比べて、2つの精米機を駆動する
駆動モータのそれぞれよりも出力が大きいが、2つの駆
動モータの出力の総和よりも小さい出力の駆動モータで
回転軸を回転することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、籾摺
部及び精米部を上下方向に同軸上に連結することにより
装置を小形化すると共に簡略化し、安価に製造できる籾
摺精米装置を提供することにある。
部及び精米部を上下方向に同軸上に連結することにより
装置を小形化すると共に簡略化し、安価に製造できる籾
摺精米装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の籾摺精米装置
は、上記課題を解決するために、上下方向に延びる回転
軸の上方に、籾摺部と精米部とを上下に装着し、これら
籾摺部及び精米部の側方に撰別室を設け、前記籾摺部
は、籾投入口と、前記回転軸に装着した風送りファン及
び籾摺ロールと、前記籾投入口に連通して前記籾摺ロー
ルの周囲を覆いその外部を前記風送りファンの吸込口に
連通した多孔壁よりなる籾摺筒と、この籾摺筒と前記撰
別室とを連通する玄米・籾殻排出口とを備え、前記精米
部は、前記撰別室に連通する玄米取入口と、前記回転軸
に装着した糠排出用ファン及び精米ロールと、前記玄米
投入口に連通して前記精米ロールの周囲を覆う多孔壁よ
りなる精白筒と、この精白筒に連通する精米排出口とを
備えたことを特徴とする。
は、上記課題を解決するために、上下方向に延びる回転
軸の上方に、籾摺部と精米部とを上下に装着し、これら
籾摺部及び精米部の側方に撰別室を設け、前記籾摺部
は、籾投入口と、前記回転軸に装着した風送りファン及
び籾摺ロールと、前記籾投入口に連通して前記籾摺ロー
ルの周囲を覆いその外部を前記風送りファンの吸込口に
連通した多孔壁よりなる籾摺筒と、この籾摺筒と前記撰
別室とを連通する玄米・籾殻排出口とを備え、前記精米
部は、前記撰別室に連通する玄米取入口と、前記回転軸
に装着した糠排出用ファン及び精米ロールと、前記玄米
投入口に連通して前記精米ロールの周囲を覆う多孔壁よ
りなる精白筒と、この精白筒に連通する精米排出口とを
備えたことを特徴とする。
【0008】また、撰別室は、その内部の上部に前記玄
米・籾殻排出口が連通され、前記風送りファンの回転に
より生ずる送風を噴出する送風口を一側に備え、前記送
風口に対向する他側に籾殻排出口を備え、下部には、送
風口側に玄米ホッパを備えると共に籾殻排出口側に未熟
米ホッパを備える。
米・籾殻排出口が連通され、前記風送りファンの回転に
より生ずる送風を噴出する送風口を一側に備え、前記送
風口に対向する他側に籾殻排出口を備え、下部には、送
風口側に玄米ホッパを備えると共に籾殻排出口側に未熟
米ホッパを備える。
【0009】
【作用】回転軸が回転駆動されると、籾摺ロール、風送
りファン、精米ロール及び糠排出用ファンが同期して回
転される。籾投入口より籾が投入されると、籾は籾摺部
に流入し、籾摺ロールと籾摺ロールの周囲を覆う籾摺筒
との間で、籾摺ロールの回転により籾が摩擦されて籾殻
が剥離されて玄米と籾殻の混合物となり、剥離された籾
の一部は、小さく砕けて籾摺筒の多数の孔を通過して風
送りファンの吸込口から風送りファンによって吸込まれ
た後、送風口より排出される。また、玄米と籾殻の混合
物は、籾摺筒と連通する撰別室へ送られる。
りファン、精米ロール及び糠排出用ファンが同期して回
転される。籾投入口より籾が投入されると、籾は籾摺部
に流入し、籾摺ロールと籾摺ロールの周囲を覆う籾摺筒
との間で、籾摺ロールの回転により籾が摩擦されて籾殻
が剥離されて玄米と籾殻の混合物となり、剥離された籾
の一部は、小さく砕けて籾摺筒の多数の孔を通過して風
送りファンの吸込口から風送りファンによって吸込まれ
た後、送風口より排出される。また、玄米と籾殻の混合
物は、籾摺筒と連通する撰別室へ送られる。
【0010】撰別室において、撰別された玄米は、撰別
室と連通する玄米取入口より精米部に流入し、精米ロー
ルと精米ロールの周囲を覆う精白筒との間で、精米ロー
ルの回転により玄米が擦離力を受けて精白され、糠と精
米の混合物となり、糠の大半は、精白筒の多数の孔を通
過して糠排出用ファンの回転により排出される。また、
糠と精米の混合物は、精米・糠排出口より排出され、除
糠網によって精米と糠とが分離される。
室と連通する玄米取入口より精米部に流入し、精米ロー
ルと精米ロールの周囲を覆う精白筒との間で、精米ロー
ルの回転により玄米が擦離力を受けて精白され、糠と精
米の混合物となり、糠の大半は、精白筒の多数の孔を通
過して糠排出用ファンの回転により排出される。また、
糠と精米の混合物は、精米・糠排出口より排出され、除
糠網によって精米と糠とが分離される。
【0011】撰別室の内部上方に連通された玄米・籾殻
排出口より籾と玄米の混合物が排出されると、玄米と籾
の混合物は、落下途中で撰別室の一側の送風口よりの風
送りファンの回転による水平方向の送風により、比重の
小さい籾殻は、そのまま吹き飛ばされて送風口に対向す
る他側の籾殻排出口より外部に排出され、比重が籾殻よ
り大きく玄米より小さい未熟米は少し吹き飛ばされて落
下し、籾殻排出口側の未熟米ホッパ内に落入し、比重の
大きい玄米は風の影響をあまり受けず、送風口側の玄米
ホッパ内に落入し、玄米取入口より精白室内に流入す
る。
排出口より籾と玄米の混合物が排出されると、玄米と籾
の混合物は、落下途中で撰別室の一側の送風口よりの風
送りファンの回転による水平方向の送風により、比重の
小さい籾殻は、そのまま吹き飛ばされて送風口に対向す
る他側の籾殻排出口より外部に排出され、比重が籾殻よ
り大きく玄米より小さい未熟米は少し吹き飛ばされて落
下し、籾殻排出口側の未熟米ホッパ内に落入し、比重の
大きい玄米は風の影響をあまり受けず、送風口側の玄米
ホッパ内に落入し、玄米取入口より精白室内に流入す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0013】図1は、本発明の籾摺精米装置を示す縦断
面図であり、図2は図1の要部拡大図である。籾摺精米
装置1は、概略として、基台30の上部に機枠2を支持
し、基台30から機枠2の内部に上下方向に延びる回転
軸3を設け、同軸3には、籾摺部4とその下方に精米部
5とを設け、機枠2の外側部に撰別室6を設けた構造と
なっている。
面図であり、図2は図1の要部拡大図である。籾摺精米
装置1は、概略として、基台30の上部に機枠2を支持
し、基台30から機枠2の内部に上下方向に延びる回転
軸3を設け、同軸3には、籾摺部4とその下方に精米部
5とを設け、機枠2の外側部に撰別室6を設けた構造と
なっている。
【0014】籾摺部4は、機枠2の内部上方に位置し、
その下方の精米部5とは仕切板24で仕切られ、機枠2
の外部に開口する籾投入口7と、回転軸3に装着した風
送りファン8及び籾摺ロール9と、籾投入口7に連通し
て籾摺ロール9の周囲を覆い、その外部を風送りファン
8の吸込口21に連通した多孔壁よりなる籾摺筒10
と、これと撰別室6とを連通する玄米・籾殻排出口11
とを備える。
その下方の精米部5とは仕切板24で仕切られ、機枠2
の外部に開口する籾投入口7と、回転軸3に装着した風
送りファン8及び籾摺ロール9と、籾投入口7に連通し
て籾摺ロール9の周囲を覆い、その外部を風送りファン
8の吸込口21に連通した多孔壁よりなる籾摺筒10
と、これと撰別室6とを連通する玄米・籾殻排出口11
とを備える。
【0015】図2に示すように、籾摺ロール9は、回転
軸3の上部に装着され、その下側には籾送りロール22
が固着され、籾送りロール22の下方には、中板23が
回転軸3に貫通されて設けられ、さらにその下方には、
風送りファン8が仕切板24に対し間隔をおいて回転軸
3に装着されている。
軸3の上部に装着され、その下側には籾送りロール22
が固着され、籾送りロール22の下方には、中板23が
回転軸3に貫通されて設けられ、さらにその下方には、
風送りファン8が仕切板24に対し間隔をおいて回転軸
3に装着されている。
【0016】籾摺筒10は、機枠2の上面を形成する天
板25と中板23との間で籾摺ロール7及び籾送りロー
ル22の周囲を覆うように設けられ、籾摺ロール7及び
籾送りロール22と籾摺筒10との間に籾摺室26が形
成される。
板25と中板23との間で籾摺ロール7及び籾送りロー
ル22の周囲を覆うように設けられ、籾摺ロール7及び
籾送りロール22と籾摺筒10との間に籾摺室26が形
成される。
【0017】また、籾摺筒10と機枠2との間には籾殻
落下室27が形成され、風送りファン8の吸込口21の
一部が、籾殻落下室27に連通して中板23に設けられ
ている。風送りファン8の吸込口21の他の一部は、風
送りファン8より下方の位置で機体2の両側部に開口し
て設けられ、風送りファン8の回転により生ずる風を送
る送風口17は、風送りファン8の一側方で機体2に開
口して設けられ、撰別室6内に連通している。
落下室27が形成され、風送りファン8の吸込口21の
一部が、籾殻落下室27に連通して中板23に設けられ
ている。風送りファン8の吸込口21の他の一部は、風
送りファン8より下方の位置で機体2の両側部に開口し
て設けられ、風送りファン8の回転により生ずる風を送
る送風口17は、風送りファン8の一側方で機体2に開
口して設けられ、撰別室6内に連通している。
【0018】籾摺筒10の上部一側には、送風口17の
上方位置で撰別室6内に臨ませた玄米・籾殻排出口11
が設けられ、その先端には、錘28を備えた抵抗板29
が開閉自在に設けられている。籾摺筒10の下部の一側
には籾取入口49が設けられ、籾取入口49は機体2の
上部寄りの外側に突出して設けられた籾投入口7と連通
される。
上方位置で撰別室6内に臨ませた玄米・籾殻排出口11
が設けられ、その先端には、錘28を備えた抵抗板29
が開閉自在に設けられている。籾摺筒10の下部の一側
には籾取入口49が設けられ、籾取入口49は機体2の
上部寄りの外側に突出して設けられた籾投入口7と連通
される。
【0019】図1及び図2に示すように、精米部5は、
機枠2の内部下方で仕切板24と機体2の底板31とで
区切られた部分に位置し、撰別室6に連通する玄米取入
口12と、回転軸3に装着した糠排出用ファン13及び
精米ロール14と、玄米投入口12に連通して精米ロー
ル14の周囲を覆う多孔壁よりなる精白筒15と、これ
に連通する精米・糠排出口16とを備える。
機枠2の内部下方で仕切板24と機体2の底板31とで
区切られた部分に位置し、撰別室6に連通する玄米取入
口12と、回転軸3に装着した糠排出用ファン13及び
精米ロール14と、玄米投入口12に連通して精米ロー
ル14の周囲を覆う多孔壁よりなる精白筒15と、これ
に連通する精米・糠排出口16とを備える。
【0020】図2に示すように、精米ロール14は、精
米部5において、回転軸3の上部側に装着されている。
精米ロール14の下側には玄米送りロール32が装着さ
れ、玄米送りロール32の下方には中板33が回転軸3
に貫通されて設けられ、中板33の下方には糠排出用フ
ァン13が回転軸3に装着されている。
米部5において、回転軸3の上部側に装着されている。
精米ロール14の下側には玄米送りロール32が装着さ
れ、玄米送りロール32の下方には中板33が回転軸3
に貫通されて設けられ、中板33の下方には糠排出用フ
ァン13が回転軸3に装着されている。
【0021】精白筒15は、仕切板24と底板31との
間で精米ロール14及び玄米送りロール32の周囲を覆
うように設けられ、精米ロール14及び玄米送りロール
32と精白筒15との間に精白室34が形成される。
間で精米ロール14及び玄米送りロール32の周囲を覆
うように設けられ、精米ロール14及び玄米送りロール
32と精白筒15との間に精白室34が形成される。
【0022】また、精白筒15と機体2の内側との間に
は糠落下室35が形成され、糠排出用ファン13の糠吸
入口48が糠落下室35に連通して中板33に設けられ
ている。図3は糠排出用ファン13の平面図であるが、
糠排出用ファン13の周囲には、渦巻状に糠排風路36
が設けられ、その終端には糠排風口37が設けられてい
る。
は糠落下室35が形成され、糠排出用ファン13の糠吸
入口48が糠落下室35に連通して中板33に設けられ
ている。図3は糠排出用ファン13の平面図であるが、
糠排出用ファン13の周囲には、渦巻状に糠排風路36
が設けられ、その終端には糠排風口37が設けられてい
る。
【0023】玄米取入口12は、精白筒15の下部の一
側で撰別室6に連通して設けられる。精白筒15の上部
の一側には精米排出口16が機体2の外部側方に延長さ
れて設けられ、その先端には錘38を備えた抵抗板39
が開閉自在に設けられ、さらに精米排出口16の先端に
は除糠網40を備えた誘導樋41が延長して設けられて
いる。
側で撰別室6に連通して設けられる。精白筒15の上部
の一側には精米排出口16が機体2の外部側方に延長さ
れて設けられ、その先端には錘38を備えた抵抗板39
が開閉自在に設けられ、さらに精米排出口16の先端に
は除糠網40を備えた誘導樋41が延長して設けられて
いる。
【0024】回転軸3は、図1に示すように、上下方向
の下方より順に基台30,精米部5,籾摺部4を貫通
し、機体2を支持する基台30の上枠43及び機体2の
天板25の上面において、ベアリング44,44を介し
て回転自在に軸支されている。基台30の内部において
回転軸3には、略円柱状の従動プーリ45が固着されて
おり、従動プーリ45と図示していない駆動モータのモ
ータ軸に固着された駆動プーリ46とにタイミングベル
ト47が装架されている。
の下方より順に基台30,精米部5,籾摺部4を貫通
し、機体2を支持する基台30の上枠43及び機体2の
天板25の上面において、ベアリング44,44を介し
て回転自在に軸支されている。基台30の内部において
回転軸3には、略円柱状の従動プーリ45が固着されて
おり、従動プーリ45と図示していない駆動モータのモ
ータ軸に固着された駆動プーリ46とにタイミングベル
ト47が装架されている。
【0025】撰別室6は、図1に示すように、機枠2の
外部の籾摺部4及び精米部5の側方に位置する。撰別室
6は、その内部上方に籾摺部4の玄米・籾殻排出口11
が導入され、上下方向の中程に、風送りファン8の回転
により生ずる送風を噴出する送風口17が開口され、送
風口17に対向する他側に籾殻排出口18を備え、撰別
室6下部には、送風口17側に玄米ホッパ19を備える
と共に籾殻排出口18側に未熟米ホッパ20を備える。
外部の籾摺部4及び精米部5の側方に位置する。撰別室
6は、その内部上方に籾摺部4の玄米・籾殻排出口11
が導入され、上下方向の中程に、風送りファン8の回転
により生ずる送風を噴出する送風口17が開口され、送
風口17に対向する他側に籾殻排出口18を備え、撰別
室6下部には、送風口17側に玄米ホッパ19を備える
と共に籾殻排出口18側に未熟米ホッパ20を備える。
【0026】玄米ホッパ19の下端は、機体2の内側に
延長されて精白筒15の下部の玄米取入口12に連続す
る。未熟米ホッパ20の下端は、開口よりなる未熟米出
口46を備える。
延長されて精白筒15の下部の玄米取入口12に連続す
る。未熟米ホッパ20の下端は、開口よりなる未熟米出
口46を備える。
【0027】次に、籾摺精米装置1の作動について説明
する。図示しない駆動モータが駆動されると駆動プーリ
46,タイミングベルト47,従動プーリ45を介して
回転軸が回転され、籾摺ロール9、籾送りロール22,
風送りファン8,精米ロール14,玄米送りロール32
及び糠排出用ファン13が同期して回転される。
する。図示しない駆動モータが駆動されると駆動プーリ
46,タイミングベルト47,従動プーリ45を介して
回転軸が回転され、籾摺ロール9、籾送りロール22,
風送りファン8,精米ロール14,玄米送りロール32
及び糠排出用ファン13が同期して回転される。
【0028】籾投入口7より籾を投入すると、籾は籾取
入口49より籾摺室26内に流入し、籾送りロール22
の回転により籾摺室26上方へ順次移送され、籾摺ロー
ル9と籾摺筒10との間、及び籾摺ロール9の上面と天
板25の下面との間を経る過程で、籾摺作用を受け、玄
米と籾殻との混合物となり、玄米・籾殻排出口11より
撰別室6へ排出される。この時、玄米・籾殻排出口11
の抵抗板29の錘28を適宜移動調節しておき、玄米・
籾殻排出口11及び籾摺室26内に圧力抵抗を与えなが
ら籾摺を行う。
入口49より籾摺室26内に流入し、籾送りロール22
の回転により籾摺室26上方へ順次移送され、籾摺ロー
ル9と籾摺筒10との間、及び籾摺ロール9の上面と天
板25の下面との間を経る過程で、籾摺作用を受け、玄
米と籾殻との混合物となり、玄米・籾殻排出口11より
撰別室6へ排出される。この時、玄米・籾殻排出口11
の抵抗板29の錘28を適宜移動調節しておき、玄米・
籾殻排出口11及び籾摺室26内に圧力抵抗を与えなが
ら籾摺を行う。
【0029】籾摺室26内の籾は、籾摺ロール9と籾摺
筒10との間及び籾摺ロール9上面において攪拌され、
籾摺ロール9の周面及び上面によって摩擦されるため、
籾殻が籾より剥離され、玄米と籾殻との混合物となって
玄米・籾殻排出口11より撰別室6内の上部より下方へ
排出される。また、籾摺ロール9と籾摺筒10との間に
おいて剥離し砕けた籾殻の一部は、籾摺筒10の多数の
孔50より籾殻落下室27へ落下し、吸込口21より風
送りファン8によって吸込まれ、送風口17より風と共
に撰別室6の籾柄排出口18に向けて吹き飛ばされる。
筒10との間及び籾摺ロール9上面において攪拌され、
籾摺ロール9の周面及び上面によって摩擦されるため、
籾殻が籾より剥離され、玄米と籾殻との混合物となって
玄米・籾殻排出口11より撰別室6内の上部より下方へ
排出される。また、籾摺ロール9と籾摺筒10との間に
おいて剥離し砕けた籾殻の一部は、籾摺筒10の多数の
孔50より籾殻落下室27へ落下し、吸込口21より風
送りファン8によって吸込まれ、送風口17より風と共
に撰別室6の籾柄排出口18に向けて吹き飛ばされる。
【0030】撰別室6内の上部より排出された玄米と籾
殻の混合物は、落下途中で送風口17から籾殻排出口1
8へ噴出する水平方向の送風により、比重の小さい籾殻
は、そのまま吹き飛ばされて籾殻排出口18より外部に
排出され、比重が籾殻より大きく玄米より小さい未熟米
は少し吹き飛ばされて落下し、未熟米ホッパ20内に落
入し、未熟米出口46より排出されて回収される。比重
の大きい玄米は風の影響をあまり受けず、送風口17側
の玄米ホッパ19内に落入し、玄米取入口12より精白
室34内に流入する。
殻の混合物は、落下途中で送風口17から籾殻排出口1
8へ噴出する水平方向の送風により、比重の小さい籾殻
は、そのまま吹き飛ばされて籾殻排出口18より外部に
排出され、比重が籾殻より大きく玄米より小さい未熟米
は少し吹き飛ばされて落下し、未熟米ホッパ20内に落
入し、未熟米出口46より排出されて回収される。比重
の大きい玄米は風の影響をあまり受けず、送風口17側
の玄米ホッパ19内に落入し、玄米取入口12より精白
室34内に流入する。
【0031】なお、籾摺部4での籾摺作用が不完全な場
合には、籾殻の付着した玄米や籾が玄米・籾殻排出口1
1から撰別室6内に排出されることもあるが、これらは
玄米と共に玄米ホッパ19内に落入する。
合には、籾殻の付着した玄米や籾が玄米・籾殻排出口1
1から撰別室6内に排出されることもあるが、これらは
玄米と共に玄米ホッパ19内に落入する。
【0032】精白室34内に流入した玄米は、玄米送り
ロール32の回転により精白室34上方へ順次移送さ
れ、精米ロール14と精白筒15との間、及び精米ロー
ル14の上面と仕切板24の下面との間を経る過程で、
精白され、精米排出口16より排出される。この時、精
米排出口16の抵抗板39の錘38を適宜移動調節して
おき、精米排出口16及び精白室34内に圧力抵抗を与
えながら精白を行う。
ロール32の回転により精白室34上方へ順次移送さ
れ、精米ロール14と精白筒15との間、及び精米ロー
ル14の上面と仕切板24の下面との間を経る過程で、
精白され、精米排出口16より排出される。この時、精
米排出口16の抵抗板39の錘38を適宜移動調節して
おき、精米排出口16及び精白室34内に圧力抵抗を与
えながら精白を行う。
【0033】精白室34の玄米は、精米ロール14と精
白筒15との間及び精米ロール14上面において攪拌さ
れ、精米ロール14の周面及び上面によって擦離力が加
えられるため、玄米の表層が剥離されて精米と糠との混
合物となり、精米排出口16より除糠網40上へ徐々に
排出される。なお、精米ロール14と精白筒15との間
において剥離した糠は、その粒子の大きさが小さいから
大半が精白筒15の多数の孔51より糠落下室35へ落
下し、糠吸込口48より糠排出用ファン13によって吸
込まれ、図3に示すように、糠排出用ファン13の羽根
42の回転により風と共に糠排風路36に向けて吹き飛
ばされ、糠排風口37より外部に排出される。
白筒15との間及び精米ロール14上面において攪拌さ
れ、精米ロール14の周面及び上面によって擦離力が加
えられるため、玄米の表層が剥離されて精米と糠との混
合物となり、精米排出口16より除糠網40上へ徐々に
排出される。なお、精米ロール14と精白筒15との間
において剥離した糠は、その粒子の大きさが小さいから
大半が精白筒15の多数の孔51より糠落下室35へ落
下し、糠吸込口48より糠排出用ファン13によって吸
込まれ、図3に示すように、糠排出用ファン13の羽根
42の回転により風と共に糠排風路36に向けて吹き飛
ばされ、糠排風口37より外部に排出される。
【0034】除糠網40上へ排出された精米及び一部の
糠の混合物の内、小さく砕けた米粒や糠は除糠網40を
通り抜けて誘導樋41上に落下し、誘導樋41上を下方
に移動して排出され、精米は、除糠網40を通過せずに
除糠網40に沿って下方に移動し、回収される。
糠の混合物の内、小さく砕けた米粒や糠は除糠網40を
通り抜けて誘導樋41上に落下し、誘導樋41上を下方
に移動して排出され、精米は、除糠網40を通過せずに
除糠網40に沿って下方に移動し、回収される。
【0035】以上は一実施例であって、本発明は図示さ
れた具体的な構成に限定されない。例えば、実施例にお
いては、籾摺部4及び精米部5における籾及び玄米の移
送はいずれも上送式であるが、籾摺部4を上送式とし、
精米部5を下送式としてもよいし、籾摺部4を下送式と
し、精米部5を上送式としてもよいし、籾摺部4及び精
米部5を共に下送式としてもよい。
れた具体的な構成に限定されない。例えば、実施例にお
いては、籾摺部4及び精米部5における籾及び玄米の移
送はいずれも上送式であるが、籾摺部4を上送式とし、
精米部5を下送式としてもよいし、籾摺部4を下送式と
し、精米部5を上送式としてもよいし、籾摺部4及び精
米部5を共に下送式としてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明の籾摺精米装置は、上下方向に延
びる回転軸の上方に、籾摺部と精米部とを上下に装着
し、これら籾摺部及び精米部の側方に撰別室を設け、前
記籾摺部は、籾投入口と、前記回転軸に装着した風送り
ファン及び籾摺ロールと、前記籾投入口に連通して前記
籾摺ロールの周囲を覆いその外部を前記風送りファンの
吸込口に連通した多孔壁よりなる籾摺筒と、この籾摺筒
と前記撰別室とを連通する玄米・籾殻排出口とを備え、
前記精米部は、前記撰別室に連通する玄米取入口と、前
記回転軸に装着した糠排出用ファン及び精米ロールと、
前記玄米投入口に連通して前記精米ロールの周囲を覆う
多孔壁よりなる精白筒と、この精白筒に連通する精米排
出口とを備えたことにより、籾摺装置及び精米装置がい
ずれも水平方向に横設されたものに比べ、籾摺ロール、
風送りファン、精米ロール及び糠排出用ファンを1本の
回転軸で同時に回転駆動させることができるため、籾摺
部及び精米部の配設スペースを小さくすることができ、
撰別機に送風するための送風路や籾殻排出のための排出
路を屈曲させて長くする必要がなくなり、籾摺部及び精
米部と駆動用モータとの伝動機構が上下方向の回転軸と
駆動用モータとを連結させるだけでよいため配設するス
ペースを小さくすることができ、装置が小形化されると
共に簡略化され、安価に製造でき、籾摺部の風送りファ
ンは多孔壁の籾摺筒の外部に微細塵埃を吸引排出して籾
摺筒を清掃すると共にその送風によって玄米と籾殻とを
風選する。
びる回転軸の上方に、籾摺部と精米部とを上下に装着
し、これら籾摺部及び精米部の側方に撰別室を設け、前
記籾摺部は、籾投入口と、前記回転軸に装着した風送り
ファン及び籾摺ロールと、前記籾投入口に連通して前記
籾摺ロールの周囲を覆いその外部を前記風送りファンの
吸込口に連通した多孔壁よりなる籾摺筒と、この籾摺筒
と前記撰別室とを連通する玄米・籾殻排出口とを備え、
前記精米部は、前記撰別室に連通する玄米取入口と、前
記回転軸に装着した糠排出用ファン及び精米ロールと、
前記玄米投入口に連通して前記精米ロールの周囲を覆う
多孔壁よりなる精白筒と、この精白筒に連通する精米排
出口とを備えたことにより、籾摺装置及び精米装置がい
ずれも水平方向に横設されたものに比べ、籾摺ロール、
風送りファン、精米ロール及び糠排出用ファンを1本の
回転軸で同時に回転駆動させることができるため、籾摺
部及び精米部の配設スペースを小さくすることができ、
撰別機に送風するための送風路や籾殻排出のための排出
路を屈曲させて長くする必要がなくなり、籾摺部及び精
米部と駆動用モータとの伝動機構が上下方向の回転軸と
駆動用モータとを連結させるだけでよいため配設するス
ペースを小さくすることができ、装置が小形化されると
共に簡略化され、安価に製造でき、籾摺部の風送りファ
ンは多孔壁の籾摺筒の外部に微細塵埃を吸引排出して籾
摺筒を清掃すると共にその送風によって玄米と籾殻とを
風選する。
【0037】また、籾摺部及び精米部の側方に撰別室を
設け、撰別室は、その内部上方に玄米・籾殻排出口が連
通され、風送りファンの回転により生ずる送風が噴出す
る送風口を一側に備え、送風口に対向する他側に籾殻排
出口を備え、下部には、送風口側に玄米ホッパを備える
と共に籾殻排出口側に未熟米ホッパを備えるため、撰別
室は、風送りファンの回転による水平方向の送風が吹き
抜けるだけであるため、簡単な構造で形成できる。
設け、撰別室は、その内部上方に玄米・籾殻排出口が連
通され、風送りファンの回転により生ずる送風が噴出す
る送風口を一側に備え、送風口に対向する他側に籾殻排
出口を備え、下部には、送風口側に玄米ホッパを備える
と共に籾殻排出口側に未熟米ホッパを備えるため、撰別
室は、風送りファンの回転による水平方向の送風が吹き
抜けるだけであるため、簡単な構造で形成できる。
【図1】本発明の実施例に係る籾摺精米装置の縦断面図
【図2】図1の要部拡大断面図
【図3】糠排出用ファンの平面図
1 籾摺精米装置 2 機体 3 回転軸 4 籾摺部 5 精米部 6 撰別室 7 籾投入口 8 風送りファン 9 籾摺ロール 10 籾摺筒 11 玄米・籾殻排出口 12 玄米取入口 13 糠排出用ファン 14 精米ロール 15 精白筒 16 精米排出口 17 送風口 18 籾殻排出口 19 玄米ホッパ 20 未熟米ホッパ 21 吸込口 22 籾送りロール 23 中板 24 仕切板 25 天板 26 籾摺室 27 籾殻落下室 28 錘 29 抵抗板 30 基台 31 底板 32 玄米送りロール 33 中板 34 精白室 35 糠落下室 36 糠排風路 37 糠排風口 38 錘 39 抵抗板 40 除糠網 41 誘導樋 42 羽根 43 上枠 44 ベアリング 45 従動プーリ 46 駆動プーリ 47 タイミングベルト 48 糠吸込口 49 籾取入口 50 孔 51 孔
Claims (2)
- 【請求項1】 上下方向に延びる回転軸の上方に、籾摺
部と精米部とを上下に装着し、これら籾摺部及び精米部
の側方に撰別室を設け、前記籾摺部は、籾投入口と、前
記回転軸に装着した風送りファン及び籾摺ロールと、前
記籾投入口に連通して前記籾摺ロールの周囲を覆いその
外部を前記風送りファンの吸込口に連通した多孔壁より
なる籾摺筒と、この籾摺筒と前記撰別室とを連通する玄
米・籾殻排出口とを備え、前記精米部は、前記撰別室に
連通する玄米取入口と、前記回転軸に装着した糠排出用
ファン及び精米ロールと、前記玄米投入口に連通して前
記精米ロールの周囲を覆う多孔壁よりなる精白筒と、こ
の精白筒に連通する精米排出口とを備えたことを特徴と
する籾摺精米装置。 - 【請求項2】 前記撰別室は、その内部の上部に前記玄
米・籾殻排出口が連通され、前記風送りファンの回転に
より生ずる送風を噴出する送風口を一側に備え、前記送
風口に対向する他側に籾殻排出口を備え、下部には、送
風口側に玄米ホッパを備えると共に籾殻排出口側に未熟
米ホッパを備えたことを特徴とする請求項1記載の籾摺
精米装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30965593A JPH07136527A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 籾摺精米装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30965593A JPH07136527A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 籾摺精米装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07136527A true JPH07136527A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17995671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30965593A Pending JPH07136527A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 籾摺精米装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07136527A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007260597A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Iseki & Co Ltd | 竪型精米装置 |
CN101780424A (zh) * | 2010-03-05 | 2010-07-21 | 李海焦 | 双层谷物脱皮机 |
JP2012061453A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Satake Corp | 研削式竪型精穀機 |
CN104334276A (zh) * | 2012-07-17 | 2015-02-04 | 株式会社佐竹 | 低等级糙米的精磨方法及其装置 |
CN106391176A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-02-15 | 贵州省湄潭县富通米业有限公司 | 一种大米精加工工艺 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP30965593A patent/JPH07136527A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007260597A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Iseki & Co Ltd | 竪型精米装置 |
JP4572855B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2010-11-04 | 井関農機株式会社 | 竪型精米装置 |
CN101780424A (zh) * | 2010-03-05 | 2010-07-21 | 李海焦 | 双层谷物脱皮机 |
JP2012061453A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Satake Corp | 研削式竪型精穀機 |
CN102407174A (zh) * | 2010-09-17 | 2012-04-11 | 株式会社佐竹 | 研磨式立式碾谷机 |
US9114400B2 (en) | 2010-09-17 | 2015-08-25 | Satake Corporation | Grinding type vertical grain milling machine |
CN104334276A (zh) * | 2012-07-17 | 2015-02-04 | 株式会社佐竹 | 低等级糙米的精磨方法及其装置 |
CN106391176A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-02-15 | 贵州省湄潭县富通米业有限公司 | 一种大米精加工工艺 |
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