JP3421255B2 - 感熱記録システム - Google Patents

感熱記録システム

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JP3421255B2 JP30092498A JP30092498A JP3421255B2 JP 3421255 B2 JP3421255 B2 JP 3421255B2 JP 30092498 A JP30092498 A JP 30092498A JP 30092498 A JP30092498 A JP 30092498A JP 3421255 B2 JP3421255 B2 JP 3421255B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、各種のプリンタ、
プロッタ、ファックス、レコーダ等に記録手段として用
いられる感熱記録を行うためのサーマルヘッドによる感
熱記録システムに関する。 【0002】 【従来の技術】超音波診断画像の記録に、フィルムや紙
等の支持体の片面に感熱記録層を形成した感熱記録材料
(以下、メディアとする)を用いる感熱記録が利用され
ている。感熱記録は湿式の現像処理が不要であり、取り
扱いが簡単である等の利点を有することから、近年で
は、超音波診断のような小型の画像記録のみならず、M
RI診断やX線診断等の大型かつ高画質な画像が要求さ
れる用途において、医療診断のための画像記録への利用
も検討されている。 【0003】感熱記録装置においては、1ライン分の画
素数に相当する個数の発熱素子を主方向に配列したグレ
ーズを有するサーマルヘッドを用い、グレーズをメディ
アの感熱記録層に若干押し当てた状態で、両者を主方向
と略直交する副方向に相対的に移動させながら、記録画
像の画像データに応じて、グレーズの各発熱素子に記録
エネルギを与えて加熱することにより、メディアの感熱
記録層を加熱して画像記録が行われる。 【0004】このようなサーマルヘッドは、その一例の
等価回路を図7に示すように、スイッチ素子64を介し
て電源とグランドとの間に発熱素子62を接続して構成
されている。スイッチ素子64は、例えば、各画素の画
像データをパルス幅変調した制御信号によってそのオン
オフが制御され、発熱素子62は、スイッチ素子64を
介して、制御信号のハイレベルのパルス幅に相当する時
間通電されることにより、画像データに対応する所定の
温度に制御される。 【0005】また、図8に、従来のサーマルヘッドの断
面構造図を示す。図に示すように、サーマルヘッド66
は、物理的に、ベース68上のセラミック基板70の上
に、蒲鉾状(半円または半楕円状)のグレーズ72を配
置し、このグレーズ72の上に発熱素子74および一対
の電極76a、76bを配置し、さらに、これらのセラ
ミック基板70、グレーズ72、発熱素子74および一
対の電極76a、76bの上に、耐摩耗性に優れた材
料、例えば窒化珪素(Si3N4 )からなる絶縁性保護膜
78を積層した構造を有する。グレーズ72は、各々の
発熱素子74が発生する熱を保持する蓄熱部である。 【0006】図9に、図8のサーマルヘッド66の平面
図を示す。図に示すように、発熱素子74は、帯状の発
熱抵抗体であり、グレーズ72の両側のセラミック基板
70上まで延在されている。また、発熱素子74は、画
素密度に応じて各画素毎に所定の間隔pで、1ラインに
相当する画素数分のものが配置されている。 【0007】また、一対の電極76a、76bは、発熱
素子74を通電するための配線の役割を果たすものであ
り、発熱素子74と略同じ幅で発熱素子74の上に被覆
されている。この一対の電極は、例えば、Al等の金属
から成り、一方が共通の電源に接続されたコモン側電極
76aであり、他方が接地されたグランド側電極76b
である。なお、コモン側電極76aとグランド側電極7
6bとの間には、発熱素子74が被覆されずに露出され
ている部分がある。この露出部分は、グレーズ72の頂
上部にあり、その長さLをヒータ長という。このヒータ
長Lの部分は、発熱素子74が発生する熱を絶縁性保護
膜78を介して付与し、メディアを発色させる記録画素
の1ドットに相当する。 【0008】なお、サーマルヘッド66の発熱素子7
4、一対の電極76a、76bおよび絶縁性保護膜78
は、例えばCVD、PVD、スパッタリング、蒸着、フ
ォトリソグラフィ等の半導体装置の製造技術を利用して
製造される。従って、絶縁性保護膜78は、エッチング
等によって形成された電極上に蒸着されるため、絶縁性
保護膜78の頂部にもコモン側電極76a、グランド側
電極76b間の凹部に応じて同様な凹部が形成される。 【0009】ところで,窒化珪素(Si3N4 )膜の場
合、熱伝導率は、8〜40[W/m・K]であるのに対
して、カーボン膜の場合には、熱伝導率は、80〜23
0[W/m・K]であり、窒化珪素膜に比べてカーボン
膜の方が熱伝導率が10倍以上よい。また、カーボン膜
は、耐摩耗性にも優れている。そのため、図10に示す
ように、絶縁性保護膜78の外側にさらにカーボン保護
膜80を積層したものが考えられている。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カーボ
ン膜は熱伝導性がよいため、熱が広がり易く、メディア
は、その記録中心(ヒータ長Lの中心)から(メディア
搬送方向に)離れても加熱され易いため、メディアの冷
める場所が記録中心から遠くなる。図11に示すよう
に、メディアSは、回転するプラテンローラ82によっ
てサーマルヘッド66に押しつけられつつ搬送される
が、このとき記録中心からメディアSの搬送方向への距
離をxとする。また、図12に、メディアSの温度とそ
の搬送トルクの関係を示す。メディアSは、例えばPV
A(ポリビニールアルコール)等のバインダの中に、感
熱で発色する発色材が入った構成をしている。従って、
メディアSが固いうちは、温度上昇とともに搬送トルク
も大きくなって行き、ガラス転移温度Tg付近で極大と
なる。それより高温ではメディアSが柔らかくなると滑
り、搬送トルクは小さくなって行く。例えば、前記PV
Aの場合、ガラス転移温度Tgは65℃〜85℃であ
る。 【0011】図13に、メディアSの記録中心からの距
離xとメディアSの温度との関係を示す。図に示すよう
に、記録中心付近ではメディアSはよく加熱されその温
度は充分高いが、そこから進んで記録中心から離れて行
くとしだいに温度は下がり、あるところ、例えば記録中
心からxmのところでガラス転移温度Tgを通過する。
このxmより記録中心に近いところでは、Tgより高い
ためメディアSは柔らかくなっており、xmより遠いと
ころではTgより低いため固くなっている。従って、x
mの位置より記録中心に近い側では、メディアSは、滑
り易くなっている。 【0012】また、図14に、メディアSの記録中心か
らの距離xと、メディアSのサーマルヘッドへの接触の
安定度との関係を示す。図14からもわかるように、記
録中心付近では良く接触しているが、記録中心から離れ
て行くと接触の安定度は悪く(低く)なる。そして、あ
る程度接触の安定度が低くなると(例えば、図14のK
点)、スティッキングが発生し易くなる。このときの記
録中心からの距離をxsとする。 【0013】従って、前記ガラス転移温度Tgに達する
距離xmが、この距離xsより大きいと(xm>x
s)、接触の安定度の悪い領域で搬送トルクの上がるガ
ラス転移温度Tgとなる。その結果、メディアSは、接
触の安定度が悪いにもかかわらず、それだけの搬送トル
クがないとメディアSをサーマルヘッドに押圧する圧力
やその押圧位置等が最適化されず、サーマルヘッドがメ
ディアSにきちんと接触せず、記録画像がかすれたり、
サーマルヘッドとメディアSが当たったり当たらなかっ
たりして、スティッキングが発生するという問題があ
る。 【0014】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、スティッキングの発生を防止することの
できるサーマルヘッドを用いた感熱記録システムを提供
することを課題とする。 【0015】前記課題を解決するために、本発明の態
は、セラミック基板上に蓄熱部である蒲鉾状のグレーズ
が配置され、その上に発熱素子および一対の電極が配置
され、さらにその上に、これらを保護する保護膜が積層
され、その最外層の保護膜としてカーボン保護膜を有す
サーマルヘッドにより、ポリビニールアルコールの
インダ内に感熱発色材が入ったメディアを記録する感熱
記録システムであって、前記サーマルヘッドは、前記一
対の電極間の距離であるヒータ長が50μm〜150μ
mの範囲となるように構成されたことを特徴とする感熱
記録システムを提供する。 【0016】 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明のサーマルヘッド
よる感熱記録システムについて、添付の図面に示される
好適実施例を基に詳細に説明する。 【0018】図1は、本発明の感熱記録システムとして
サーマルヘッドを用いた感熱記録装置の一実施形態
示す概念構成図である。同図は、記録速度可変の感熱記
録装置10の一例を示すもので、画像記録制御装置(以
下、単に制御装置という)12の制御によって、プラテ
ンローラ14とサーマルヘッド16との間に、シート状
のメディアSを挟持した状態で矢印Y方向に搬送しなが
ら、サーマルヘッド16で1次元方向(矢印X方向)に
階調画像を記録することにより、メディアSに2次元的
階調画像を記録するものである。 【0019】ここで、プラテンローラ14は、制御装置
12の作用の下、ステップモータ18により回転駆動さ
れ、メディアSを所定速度で矢印Y方向に搬送する。ま
た、サーマルヘッド16は、1次元方向(矢印X方向)
に多数の発熱素子20を配列して構成され、各発熱素子
20は、制御装置12から供給される所定電圧の駆動電
流によってメディアSを所定の階調で発色させるべく発
熱する。 【0020】制御装置12は、画像の記録速度に応じ
て、メディアSに対するサーマルヘッド16の押圧力、
あるいはメディアSに対するプラテンローラ14の押圧
力を制御する。また、制御装置12は、サーマルヘッド
16の電源電圧、画像データの補正処理、記録画像の1
画素当たりの発熱分散数等を制御しつつ、感熱記録装置
10全体の動作を制御する。 【0021】図2に、本発明の第一実施形態に係るサー
マルヘッド16の断面図を示す。図に示すように、サー
マルヘッド16は、物理的に、ベース22の上のセラミ
ック基板24の上に、高さH、幅Wの蒲鉾状(半円また
は半楕円状)のグレーズ(部分グレーズ)26を配置
し、このグレーズ26の上に発熱素子20および一対の
電極28a、28bを積層し、さらに、これらの上に保
護膜が積層されている。この保護膜は、内側に例えば窒
化珪素(Si3N4 )等からなる絶縁性保護膜30が、そ
してその外側に耐久性および導電性にすぐれたカーボン
保護膜34が積層されて構成されている。絶縁性保護膜
30は、各電極28a、28bが短絡しないようにする
ために必要とされるものである。 【0022】なお、絶縁性保護膜30とカーボン保護膜
34との間に、これらの密着のための中間層32を設け
ることが好ましい。中間層32の成分としては、Si、
Ge、Ti(チタン)、Ta(タンタル)、Mo(モリ
ブデン)および、これらの混合物等が好適に例示され
る。中でも特に、カーボンとの結合性等の点で、Si、
Moが好ましく、最も好ましくは、Siである。また、
導電性保護膜として用いるカーボン保護膜34は、スパ
ッタリングによって生成するのが好ましい。また、カー
ボン保護膜34は、化学的に非常に安定であるため、そ
の下の中間層や絶縁層の化学腐食を有効に防止し、サー
マルヘッドの耐久性向上に好適である。 【0023】また、図3に、図2のサーマルヘッド16
の平面図を示す。図に示すように、発熱素子20は、幅
(ヒータ幅)sの帯状の発熱抵抗体であり、グレーズ2
6の幅W方向両側のセラミック基板24上まで延在され
ている。また、発熱素子20は、例えば画素密度が30
0dpi(dot /inch)のサーマルヘッドであれば、8
4.7μm間隔というように、各画素毎に所定の間隔p
で、1ラインに相当する画素数分のものが配置されてい
る。 【0024】また、一対の電極28a、28bは、発熱
素子20を通電するための配線の役割を果たすものであ
り、発熱素子20と略同じ幅sで発熱素子20の上に被
覆されている。なお、電極28aと28bとの間は、長
さ(ヒータ長)Lにわたって発熱素子20が被覆されず
に露出されている。この露出部分は、グレーズ26の頂
上部にあり、発熱素子20が発生する熱を保護膜30、
34を介してメディアSに付与し、メディアSを発色さ
せる記録画素の1ドットに相当する。 【0025】本実施形態は、このヒータ長Lを50μm
〜150μmとなるようにしてスティッキングを防止す
るようにしたものである。前述したように、図14に示
す接触の安定度が良い範囲の限界である(記録中心から
の)距離xs以内においてガラス転移温度Tgに達して
も問題ないが、距離xsを越えた範囲でガラス転移温度
Tgになるとスティッキングが発生する。従って、ステ
ィッキング防止のためには、図13に示すガラス転移温
度Tgに達する(記録中心からの)距離xmより、この
距離xsが大きくなるようにすればよいことになる。つ
まり、距離xmを小さくして、距離xsを大きくするこ
とである。本発明の第一実施形態は、ヒータ長Lを短く
することにより、熱を集中させて、前記距離xmを小さ
くしようというものである。 【0026】実際に記録を行い、その画質で判定した結
果を図4に示す。図4において、◎は、スティッキング
の発生は全くなし、○は、流すメディアによって異なる
が活剤等が入っているものではスティッキングの発生は
ほとんどなし、△は、比較的スティッキングの発生は抑
制された。××は、スティッキングが発生し、多数のス
ジが認められた。図4に示すように、スティッキング防
止に効果のあるヒータ長Lの値としては、150μm以
下、好ましくは110μm以下であり、特に50μmが
最も効果があることが分かった。逆に200μmでは、
スティッキングが発生した。 【0027】次に、本発明の第二実施形態について説明
する。図5に、本発明の第二実施形態に係るサーマルヘ
ッド116の断面図を示す。図5に示すように、第二実
施形態のサーマルヘッド116は、グレーズがお供え餅
のように2段になっている、いわゆる2段グレーズであ
る。 【0028】サーマルヘッド116は、ベース122上
のセラミック基板124の上に第一実施形態と同様の蒲
鉾状のグレーズ126aが配置され、さらにその上に小
さな蒲鉾状の第二のグレーズ126bが配置されてい
る。この2段に配置されたグレーズ126a、126b
の上に、発熱素子120および一対の電極128a、1
28bが積層されている。さらにその上に、絶縁性保護
膜130、中間層132およびカーボン保護膜134が
積層されている。従って、図5に示すように、これら絶
縁性保護膜130、中間層132およびカーボン保護膜
134は、前記第二のグレーズ126bの形状にあわせ
て、サーマルヘッド116の頂上付近において上に、小
さく突起状に、盛り上がっている。 【0029】このように、第二のグレーズ126bを設
け2段グレーズとし、サーマルヘッド116の頂上部が
尖るようにしたため、ここに圧力を集中させることがで
き、メディアSに対する押圧力の実効圧を上げることが
できる。すなわち、2段グレーズにすると接触の圧力が
上がり、接触の安定度もよくなる。そのため、図6に示
すように、接触の安定度が良い領域が、それまで記録中
心からの距離xsであったのが、距離xs’まで広が
り、それだけスティッキングを防止することができるよ
うになった。なお、図4に示すように、2段グレーズに
した場合には、ヒータ長Lが110μmのときにも優れ
たスティッキング防止効果を発揮する。 【0030】以上、2つの実施形態では、ヒータ長Lを
短くすること、および2段グレーズを採用することによ
り、それぞれ前記距離xmを小さくすること、および距
離xsを大きくすることを実現してスティッキングを防
止している。前記距離xmを小さくすること、および距
離xsを大きくすることを実現するには、これ以外に、
プラテンの径を大きくすること、あるいはプラテンの硬
度を小さくすることも考えられる。ただし、これらの方
法では、プラテンの径を大きくすると、それに合わせて
サーマルヘッドの方も大きくする必要があるし、プラテ
ンをあまり柔らかくしすぎると、負荷変動にムラを生じ
るという問題もある。これらの問題を考慮して、上記実
施形態およびこれらの方法をいくつか組み合わせること
で、より効果的にスティッキングを防止することができ
る。 【0031】以上、本発明のサーマルヘッドによる感熱
記録システムについて詳細に説明したが、本発明は、上
述の実施形態には限定されず、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、各種の改良や変更等を行ってもよいの
はもちろんである。 【0032】 【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明によ
れば、スティッキングの発生を効果的に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明のサーマルヘッドを用いた感熱記録装
置の一実施例の概略を示す構成図である。 【図2】 本発明の第一実施形態に係るサーマルヘッド
の断面図である。 【図3】 図2のサーマルヘッドの平面図である。 【図4】 本発明の効果を示す説明図である。 【図5】 本発明の第二実施形態に係るサーマルヘッド
の断面図である。 【図6】 第二実施形態の効果を説明するための線図で
ある。 【図7】 サーマルヘッドの一例を示す構成回路図であ
る。 【図8】 従来のサーマルヘッドを示す断面図である。 【図9】 図8のサーマルヘッドの平面図である。 【図10】 従来の他のサーマルヘッドを示す断面図で
ある。 【図11】 サーマルヘッドによりメディアに記録をす
る様子を示す断面図である。 【図12】 感熱記録におけるメディアの温度とメディ
ア搬送トルクとの関係を示す線図である。 【図13】 同じく感熱記録におけるメディアの記録中
心からの距離xとメディアの温度との関係を示す線図で
ある。 【図14】 同じく感熱記録におけるメディアの記録中
心からの距離xと、メディアとサーマルヘッドとの接触
の安定度との関係を示す線図である。 【符号の説明】 10 感熱記録装置 12 画像記録制御装置(制御装置) 14、82 プラテンローラ 16、66、116 サーマルヘッド 18 ステップモータ 20、62、74、120 発熱素子 22、68、122 ベース 24、70、124 セラミック基板 26、72、126a、126b グレーズ 28a、28b、76a、76b、128a、128b
電極 30、78、130 絶縁性保護膜 32、132 中間層 34、80、134 カーボン保護膜 64 スイッチ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−34163(JP,A) 特開 平5−57929(JP,A) 特開 平10−34989(JP,A) 特開 平1−110165(JP,A) 特開 平4−279360(JP,A) 特開 平2−204057(JP,A) 特開 平6−36210(JP,A) 特開 平9−104127(JP,A) 特開 昭62−212170(JP,A) 特開 平8−39849(JP,A) 特開 平7−132628(JP,A) 特開 平2−134254(JP,A) 特開 平1−299060(JP,A) 特開 平10−217522(JP,A) 特開 昭62−170361(JP,A) 特開 平2−137944(JP,A) 特開 平3−193363(JP,A) 実開 平8−1155(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/335

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】セラミック基板上に蓄熱部である蒲鉾状の
    グレーズが配置され、その上に発熱素子および一対の電
    極が配置され、さらにその上に、これらを保護する保護
    膜が積層され、その最外層の保護膜としてカーボン保護
    膜を有するサーマルヘッドにより、ポリビニールアルコ
    ールのバインダ内に感熱発色材が入ったメディアを記録
    する感熱記録システムであって、 前記サーマルヘッドは、前記一対の電極間の距離である
    ヒータ長が50μm〜150μmの範囲となるように構
    成されたことを特徴とする感熱記録システム。
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