JPH06278295A - サーマルヘッドおよび記録装置 - Google Patents

サーマルヘッドおよび記録装置

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JPH06278295A
JPH06278295A JP6799093A JP6799093A JPH06278295A JP H06278295 A JPH06278295 A JP H06278295A JP 6799093 A JP6799093 A JP 6799093A JP 6799093 A JP6799093 A JP 6799093A JP H06278295 A JPH06278295 A JP H06278295A
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erasing
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JP6799093A
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Inventor
Shinichi Ito
進一 伊藤
Tadayoshi Ono
忠義 大野
Takashi Yamaguchi
隆 山口
Hisatoshi Tanaka
久年 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来よりも小形で、記録時間も短く、常に安定
した可視像の記録および消去が行なえ、高画質が得られ
るサーマルヘッドを提供する。 【構成】記録媒体に対して可視像の記録/消去を行なう
サーマルヘッド1は、記録用発熱抵抗体列2および消去
用発熱抵抗体3をお互いに平行でない基板上に設けて構
成される。即ち、記録用発熱抵抗体列2は、第1の基板
10上にグレーズ膜、発熱抵抗体膜、給電電極、保護膜
の順で8ドット/mmの解像度で設けて構成されてい
る。消去用発熱抵抗体3は、第1の基板10に対し約3
0°の傾きを持たせた同様の材料からなる第2の基板1
5を設け、その第2の基板15上に記録用発熱抵抗体列
2と同様の材料、層構成でグレーズ膜、発熱抵抗体膜、
給電電極18、保護膜を設けて構成されている。発熱抵
抗体膜は幅が約2mmの1本の帯状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、熱エネルギ
の制御によって白濁化あるいは透明化することにより、
可視像の記録あるいは消去が繰返し可能な記録媒体に対
して可視像の記録あるいは消去を行なうサーマルヘッ
ド、および、そのサーマルヘッドを用いた記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のハードコピーは、紙などの記録媒
体に外部からインクあるいはトナーなどの顕像材により
画像形成を行なうか、あるいは、感熱記録紙のように、
紙などの基材上に記録層を設け、この記録層に可視像を
形成するなど、永久画像を記録するものであった。
【0003】しかし、最近、各種のネットワーク網の構
築、ファクシミリ、複写機の普及に伴い、これらの記録
媒体の消費量の急激な増加は、森林破壊などの自然破壊
問題、ごみ処理などの社会問題を引き起こしている。こ
れらの問題に対応するために記録紙の再生など、記録媒
体の消費量の削減が強く要求されている。この課題に対
して、最近、記録/消去を繰返し行なえる記録媒体が注
目されている。
【0004】そこで、このような特性を持つ記録媒体と
して、記録材料に与えられる温度により透明と白濁の両
状態を可逆的に変化できる記録媒体が提案されている
(たとえば、特開昭55−154198号公報参照)。
【0005】この記録媒体は、たとえば、図10に示す
ように、透明状態において、その温度をT1 からT4 〜
T5 に上昇させたとき、透明状態から白濁状態になり、
その温度がT1 に戻っても、そのまま白濁状態を保持す
る。そして、記録媒体の温度をT1 からT2 〜T3 に上
昇させ、再びT1 に戻すと、白濁状態から透明状態とな
り、そのまま透明状態を保持する。この変化は繰返し再
現可能である。
【0006】このような記録媒体を用いてサーマルヘッ
ドで繰返し記録したときの分解能の劣化についての検討
が報告されている(たとえば、第4回ノンイクパクトプ
リンティング技術シンポジウム論文集、3−2、p57
(昭和62年)参照)。
【0007】また、熱可逆性記録材料を有する表示体の
表示、および、消去を行なう表示変更装置が提案されて
いる(たとえば、実開平2−19568号公報参照)。
この装置では、表示体の表示を熱的に消去する消去手段
と、熱的に印字する印字手段とを備えている。具体例と
して、熱可逆性記録層を有する情報記録カードに、ヒー
トローラ(熱消去手段)とサーマルヘッド(熱記録手
段)を用いて表示の消去、記録を行なう装置が開示され
ている(たとえば、実開平2−3876号公報参照)。
【0008】また、熱エネルギの制御のみで可逆的な色
調変化を与えるロイコ染料を発色源とした記録材料も発
表されている(たとえば、Japan Hardcop
y’90、NIP−2、p147(1990年)参
照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の熱消去
手段にヒートローラを用いたような場合、ヒートローラ
を最適な温度に維持する必要があり、ヒートローラの熱
容量を大きくして、恒温状態を維持させていたため、ロ
ーラサイズを大きくしなければならず、全体として大き
な装置になっしまうという問題があった。
【0010】また、熱容量が大きいために、電源投入時
から使用可能状態になるまでの立上がり時間が非常に長
くなるといったことや、記録あるいは消去が行なわれな
いときでも保温させておく必要がり、無駄な電力を消費
するという欠点があった。
【0011】また、サーマルヘッドで可視像の記録と消
去の両方を行なう提案も行なわれている(たとえば、特
開平4−448877号公報参照)。しかし、サーマル
ヘッドのように、急激に微小領域を高温加熱するような
場合、記録層内にかなりの温度勾配が生じ、可視像の消
去を行なうときに、記録層の上層部は過熱状態、下層部
は加熱不足になってしまい、記録層の全体を消去温度域
に納めることが難しくなり、記録速度を非常に遅くし
て、温度勾配を抑えるなどの処置をしないと、画像の消
え残りなどが発生し、画質が劣化してしまうなどの問題
が発生していた。
【0012】さらに、消去用発熱体列と記録用発熱体列
を同一基板平面上に一体化したサーマルヘッドの提案も
行なわれている(たとえば、特開平4−107190号
公報参照)。しかし、実際には、構造が複雑なことから
歩留まりが悪い。表面の凹凸が増えるため、記録媒体の
搬送性を著しく阻害し、正確な画像形成ができなくな
る。繰返し使用する記録媒体の表面を傷つけてしまう。
記録媒体との接触が非常に難しく、安定した記録および
消去が行なえないという問題があった。
【0013】そこで、本発明は、従来よりも小形で、記
録時間も短く、常に安定した可視像の記録および消去が
行なえ、高画質が得られるサーマルヘッドおよび記録装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
は、異なる温度の熱履歴により記録と消去の2つの状態
を示し、かつ、搬送される記録媒体に対して可視像の記
録あるいは消去を行なうサーマルヘッドであって、第1
の形成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視像の
記録を行なう複数の発熱体を配列してなる記録用発熱体
列と、前記第1の形成面上で、前記記録用発熱体列の前
記記録媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の形
成面とは平行でない第2の形成面を有する消去用発熱体
支持部材と、この消去用発熱体支持部材の前記第2の形
成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視像の消去
を行なう消去用発熱体とを具備している。
【0015】また、本発明のサーマルヘッドは、異なる
温度の熱履歴により記録と消去の2つの状態を示し、か
つ、搬送される記録媒体に対して可視像の記録あるいは
消去を行なうサーマルヘッドであって、第1の形成面上
に形成され、前記記録媒体に対して可視像の記録を行な
う複数の発熱体を配列してなる記録用発熱体列と、前記
第1の形成面上で、前記記録用発熱体列の前記記録媒体
の搬送方向上流側に弾性体を介して設けられ、前記第1
の形成面とは平行でない第2の形成面を有する消去用発
熱体支持部材と、この消去用発熱体支持部材の前記第2
の形成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視像の
消去を行なう消去用発熱体とを具備している。
【0016】また、本発明のサーマルヘッドは、異なる
温度の熱履歴により記録と消去の2つの状態を示し、か
つ、搬送される記録媒体に対して可視像の記録あるいは
消去を行なうサーマルヘッドであって、第1の形成面上
に形成され、前記記録媒体に対して可視像の記録を行な
う複数の発熱体を配列してなる記録用発熱体列と、前記
第1の形成面上で、前記記録用発熱体列の前記記録媒体
の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の形成面とは平
行でない第2の形成面を有する消去用発熱体支持部材
と、この消去用発熱体支持部材の前記第2の形成面上に
前記記録用発熱体列よりも前記記録媒体の搬送方向の幅
が広く形成され、前記記録媒体に対して可視像の消去を
行なう消去用発熱体とを具備している。
【0017】さらに、本発明の記録装置は、異なる温度
の熱履歴により記録と消去の2つの状態を示す記録媒体
を搬送する搬送手段と、第1の形成面上に形成され、前
記記録媒体に対して可視像の記録を行なう複数の発熱体
を配列してなる記録用発熱体列、前記第1の形成面上
で、前記記録用発熱体列の前記記録媒体の搬送方向上流
側に設けられ、前記第1の形成面とは平行でない第2の
形成面を有する消去用発熱体支持部材、および、この消
去用発熱体支持部材の前記第2の形成面上に形成され、
前記記録媒体に対して可視像の消去を行なう消去用発熱
体を有するサーマルヘッドと、このサーマルヘッドの前
記消去用発熱体で前記記録媒体の可視像を消去しなが
ら、前記記録用発熱体列で可視像の記録を行なうよう、
前記消去用発熱体および前記記録用発熱体列を制御する
制御手段とを具備している。
【0018】
【作用】本発明のサーマルヘッドによれば、記録用発熱
体列が設けられている第1の形成面と、消去用発熱体が
設けられている第2の形成面とが平行でない形状とする
ことにより、記録媒体は第2の形成面上の消去用発熱体
で可視像が消去されながら搬送されるとともに、第1の
形成面に突き当たる。さらに、第1の形成面にガイドさ
れて記録用発熱体列に送られるため、確実な搬送が可能
になり、正確な可視像の書換え記録が行なえる。
【0019】また、本発明のサーマルヘッドによれば、
第1の形成面と第2の形成面をお互いに弾性体で支持す
ることにより、搬送される記録媒体が第2の形成面に衝
突したときに、消去用発熱体が記録媒体に追従する方向
に向いて接触するとともに、衝撃が吸収されるので、記
録用発熱体列が設けられた第1の形成面が逃げることな
く記録媒体に接触し、安定した可視像の記録および消去
と、正確な可視像の書換え記録が行なえる。
【0020】また、本発明のサーマルヘッドによれば、
記録用発熱体列よりも消去用発熱体の搬送方向の幅を広
くすることにより、可視像を消去するときに加熱接触時
間を長くすることができるため、搬送速度を遅くしなく
とも消し残しのない消去が実現できる。
【0021】さらに、本発明の記録装置によれば、上記
したようなサーマルヘッドを用いることにより、熱記録
手段と熱消去手段を別個に配置する必要がなくなるた
め、コンパクトなレイアウトが可能となり、記録装置全
体が小形化される。また、熱記録手段と熱消去手段とが
近接配置されるため、パスラインを短くすることができ
るので、記録時間を短縮することが可能になる。さら
に、熱記録手段と熱消去手段との相対的な位置関係が完
全に固定されるので、消去領域にマージンをとらなくて
も、位置ずれなどによる消し残しをなくすことができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施例に係るサー
マルヘッドが適用される記録装置の構成を概略的に示す
ものである。図において、1はサーマルヘッドであり、
記録用発熱抵抗体列2、帯状の消去用発熱抵抗体3が、
お互いに平行でない基板上に設けられている。なお、サ
ーマルヘッド1については後で詳細に説明する。
【0024】Pは熱により繰返し可視像の記録あるいは
消去が可能な記録媒体であり、記録あるいは消去が行な
われる記録面側がサーマルヘッド1に接触する向きで搬
送される。記録媒体Pは、図示しないモータによって回
転される搬送ローラ7の駆動力と、搬送ガイド8のガイ
ドによってサーマルヘッド1へと搬送され、上述したモ
ータによって回転されているプラテンローラ6の駆動力
で搬送されながら、加圧ばね5によってプラテンローラ
6に押し付けられているサーマルヘッド1と接触し、位
置検出センサ9の検出信号に基づいたタイミングで、消
去用発熱抵抗体3で既画像が消去され、記録用発熱抵抗
体列2で新画像が記録される。
【0025】ここで、記録用発熱抵抗体列2と消去用発
熱抵抗体3とは共通のサーマルヘッド1に配置されてい
るので、お互いに相対的な位置が完全に固定される。し
たがって、熱記録手段と熱消去手段を個別に設けた場合
に比べ、位置ずれなどがなくなり、消去領域にマージン
をとらなくても、消し残しをなくすことができる。
【0026】図2は、サーマルヘッド1の模式的な斜視
図、図3は、記録用発熱抵抗体列2、消去用発熱抵抗体
3の周辺を拡大して示す断面図である。記録用発熱抵抗
体列2は、たとえば、Al2 O2 などのセラミックから
なる第1の基板10上に、表面を平滑にするためと基板
側に熱を逃がさないためのSiO2 などからなるグレー
ズ膜11、通電により発熱するタンタル窒化物などから
なる発熱抵抗体膜12、Au、Cuなどからなる導電性
の給電電極13、発熱抵抗体膜12を摩耗、酸化などか
ら守る結晶化ガラスからなる保護膜14の順で、8ドッ
ト/mmの解像度で設けられている。
【0027】消去用発熱抵抗体3は、第1の基板10に
対し約30°の傾きを持たせた同様の材料からなる第2
の基板15を設け、その上に記録用発熱抵抗体列2と同
様の材料、層構成でグレーズ膜16、発熱抵抗体膜1
7、給電電極18、保護膜19を設けるが、発熱抵抗体
膜17は幅が約2mmの1本の帯状で形成され、給電電
極18,18は発熱抵抗体膜17の両端に接続されてい
る。
【0028】さらに、ヘッド全体の強度を保つためと、
放熱を良くするためにアルミニウムなどのブロック20
に固定されている。また、記録用の給電電極13と消去
用の給電電極18は、それぞれヘッド内に設けている個
別のドライバ回路に接続され、コントローラからの駆動
信号に基づき発熱駆動が行なわれる。
【0029】次に、本実施例で使用する記録媒体Pにつ
いて図10を用いて説明する。記録媒体Pは、加熱する
温度により透明状態と白濁状態とに変化し、繰返し使用
が可能な記録材料を基材に塗布したシート材料である。
図10におけるT2 〜T3 が透明化温度、T4 〜T5 が
白濁化温度である。このような状態変化を起こす記録材
料については学会などでも、その特性に関する研究報告
がされている(たとえば、第4回ノンインパクトプリン
ティング技術シンポジウム論文集、3−2、p57(昭
和62年))。
【0030】したがって、この記録層に部分的な領域に
選択的に白濁加熱と透明加熱を与えることにより、白濁
部分と透明部分を作り出すことが可能になり、下地の色
が見える透明部分と、白濁部分のコントラストによって
可視像が形成される。さらに、白濁加熱と透明加熱を与
えることによって、繰返し任意の可視像に書換えること
が可能になる。
【0031】このような記録材料は、主に高分子マトリ
ックス中に低級脂肪酸を分散させた高分子/低分子複合
膜材料で構成され、透明状態および白濁状態に変化する
温度は、材料の成分比や添加剤の種類によって変えるこ
とが可能である。本実施例では、熱板を2秒間押し付け
たときの条件で、透明化が約70〜100℃(T2 〜T
3 )、白濁化が約110〜180℃(T4 〜T5 )の特
性を示す材料を使用している。
【0032】なお、基材には様々な材料が使用可能であ
るが、本実施例では繰返し使用することや、耐熱性およ
びコスト的なことを考慮し、厚さが約188μmのPE
T(ポリエチレンテレフタレート)を用いている。
【0033】次に、本実施例における記録装置の記録/
消去時の搬送動作を図4を用いて説明する。前述した搬
送ローラ7と搬送ガイド8とによって、約40mm/s
で搬送された記録媒体Pは、第2の基板15に斜めに突
き当たり、消去用発熱抵抗体3の方向へガイドされる。
さらに、プラテンローラ6の駆動により挟み込まれ、消
去用発熱抵抗体3に均一に接触し、消去加熱が与えられ
る。
【0034】ここで、前述したように、本実施例で使用
する記録材料の透明化温度幅(T2〜T3 )は約30℃
である。記録用発熱抵抗体列2のようなサイズ(8ドッ
ト/mm)で、急激に発熱させると、記録媒体Pの記録
層内に大きな温度勾配が生じ、この透明化範囲内に納め
ることは非常に困難である。消去用発熱抵抗体3は、2
mmの幅を持たせているので、記録媒体Pが接触してい
る時間を相対的に長くすることができる。したがって、
搬送速度を遅くしなくとも、記録層内の温度勾配を抑え
ることができ、透明化範囲内に納めることが可能にな
る。
【0035】第1の基板10と第2の基板15はお互い
に傾きを持っているので、記録媒体Pの先端部は消去用
発熱抵抗体3に接触しながら、途中で引っかかることな
く第1の基板10に斜めに突き当たり、記録用発熱抵抗
体列2の方向へとガイドされる。さらに、プラテンロー
ラ6の駆動により挟み込まれ、記録用発熱抵抗体列2に
均一に接触し、記録加熱が与えられる。ここで、記録媒
体Pは、既に消去用発熱抵抗体3の加熱により均一に可
視像が消去されているので、記録用発熱抵抗体列2で記
録層が白濁し得る加熱を任意の画素単位で与えられ、新
画像が形成される。
【0036】以上のように、本実施例による記録装置で
は、可視像の記録/消去時にスムーズに搬送が行なわれ
るため、接触むらが起こることもなく、サーマルヘッド
表面の凹凸により記録媒体Pの表面を傷つけることなく
可視像の書換えを行なうことができる。
【0037】次に、図5を用いて消去用発熱抵抗体3に
よる可視像の消去加熱について説明する。既画像の消去
を行なうために、位置検出センサ9の検出信号を基準に
したタイミングに合わせ、消去用発熱抵抗体3により可
視像を透明化し得る熱エネルギが与えられる。消去加熱
は、たとえば、24Vの直流電圧のパルス通電により行
なわれる。通電周期Cを10ms一定で、通電時間Pn
をサイクル数nに応じて変化させることによって、既画
像を消去し得る温度にする。図5に通電パルスと、その
ときの記録媒体Pの記録層内の温度変化の様子を示す。
【0038】位置検出センサ9の検出信号を基準にした
記録タイミングに合わせ、記録媒体Pの消去したい領域
に到達する直前に急速に消去温度に昇温する。記録速度
が40mm/sの場合、記録開始時は10ms周期
(C)に対し、ほぼフル通電となる通電時間P0 (9.
9ms)を10〜12サイクル繰返し通電して昇温し、
後は消去温度を維持するための通電を行なう。
【0039】消去温度を維持するための通電時間(P1
〜)は蓄熱などの影響があるために、随時補正をかける
必要がある。そのときの補正係数をαとして、下記式
(1)に基づき、周期Cの繰返しサイクル数nに応じて
Pを変えている。 Pn=α・P0 ……… (1) また、補正係数αは、消去加熱時の繰返しサイクル数を
nとしたときに、下記式(2)のような関係で表わせ
る。 α=−(1/5)ln(n)+1 ……… (2)
【0040】このように、補正した通電を行なうことに
より、図5に示すように、消去温度に維持することがで
き、記録媒体Pの消去すべき領域が通過したところで通
電を終了させることにより、消去したい領域を均一に消
去することができた。
【0041】また、上記式(2)は、本実施例のような
直流電圧のパルス通電でなくとも、たとえば、交流電圧
を位相制御して通電するような場合でも周期をnとし、
定数を変えることによって適応することができる。その
ときの関係は、下記式(3)のような一般式で表せる。 α=−(1/a)ln(n)+1 ……… (3) ここで、aはそのときのサーマルヘッドの消費電力、通
電方式などによって変わる定数である。
【0042】なお、本実施例では、補正を行なうのに、
あらかじめデータとしてROMなどに格納しておき、呼
び出す方式を用いているが、通電周期ごとに記録装置内
の回路で論理演算させる方式を用いても同様な消去加熱
が行なえる。
【0043】図6は、上記したように構成された記録装
置の電気回路を概略的に示すものである。すなわち、搬
送制御部21、消去制御部22、記録制御部23、RO
M(リード・オンリ・メモリ)24、RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)25、位置検出センサ9は、それ
ぞれ全体的な制御を司るCPU(セントラル・プロセッ
シング・ユニット)26に接続されている。
【0044】搬送制御部21は、指定の搬送速度になる
よう、CPU26の命令によってROM24、RAM2
5内に設定されているデータに基づいた信号をモータド
ライバ回路27に与え、モータ28を回転駆動する。モ
ータ28は、前記プラテンローラ6、および、搬送ロー
ラ7などを回転駆動するためのものである。
【0045】消去制御部22は、CPU26に取込まれ
た位置検出センサ9の検出信号を基に、あらかじめ設定
されたタイミングで、ROM24およびRAM25内に
設定されているデータに基づき、消去加熱パターン信号
を作成して、消去用ドライバ回路29に与える。消去加
熱パターン信号が与えられた消去用ドライバ回路29
は、前述した可視像を消去するパルス通電を消去用発熱
抵抗体3に与えて発熱させ、記録媒体Pの既画像を消去
する。
【0046】記録制御部23は、消去制御部22と同様
に、CPU26に取込まれた位置検出センサ9の検出信
号を基に、あらかじめ設定されたタイミングで、ROM
24およびRAM25内に設定されている画像データに
基づき、画像記録加熱パターン信号を作成して、記録用
ドライバ回路30に与える。画像記録加熱パターン信号
が与えられた記録用ドライバ回路30は、1画素単位で
白濁し得る温度になるようなパルス通電を記録用発熱抵
抗体列2に与え、新画像を記録する。なお、消去用ドラ
イバ回路29と記録用ドライバ回路30は、サーマルヘ
ッド1内に設けられている。
【0047】以上のように、各制御をROM24および
RAM25内に設定したデータに基づき、CPU26で
一元管理することによって、可視像の記録および消去を
行なう制御を実現することができる。
【0048】次に、本発明の第2の実施例について図7
を用いて説明する。図7は、本実施例に係るサーマルヘ
ッド31の断面模式図である。ここで、記録装置の構
成、電気回路の構成、動作方式などは第1の実施例と同
様である。第1の基板10と第2の基板15をお互いに
傾きを持たせて構成しているのは、第1の実施例と同様
であるが、本実施例では、第1の基板10と第2の基板
15との間にシリコンゴムなどの耐熱性の弾性体32を
設けている。
【0049】したがって、搬送される記録媒体Pが第2
の基板15に衝突したときに、消去用発熱抵抗体3が記
録媒体Pに追従する方向に向いて接触するとともに、衝
撃が吸収されるので、記録用発熱抵抗体列2が設けられ
た第1の基板10が逃げることなく記録媒体Pに接触
し、安定した可視像の記録および消去と、正確な可視像
の書換え記録が行なえるようになる。
【0050】次に、本発明の第3の実施例について図8
を用いて説明する。図8は、本実施例に係るサーマルヘ
ッド33の断面模式図である。ここでも、記録装置の構
成、電気回路の構成、動作方式などは第1の実施例と同
様である。記録用発熱抵抗体列2が設けられた基板34
の搬送方向上流側に、シリコンゴムなどの傾きを持たせ
た耐熱性の弾性体35を設け、その上に厚さが約20μ
m程度でポリイミドなどの耐熱性フィルム36を形成す
る。
【0051】さらに、耐熱性フィルム36の上に消去用
発熱抵抗体3を設ける。ここでは、消去用発熱抵抗体3
に柔軟性を持たせるため、シリコンゴム中にニッケル系
の金属粒子を分散させた抵抗体材料を用いている。さら
に、表面には、酸化および摩耗を防ぐためにフッ素樹脂
のコーティング膜37を設けている。
【0052】したがって、搬送される記録媒体Pが耐熱
性フィルム36に衝突したときに、記録媒体P表面の凹
凸、うねりに追従して変形するため、消去用発熱抵抗体
3が逃げることなく記録媒体Pに接触するとともに、衝
撃が吸収されるので、記録用発熱抵抗体列2が設けられ
た形成面が逃げることなく記録媒体Pに接触することが
できる。これにより、より一層の安定した可視像の記録
および消去と、正確な可視像の書換え記録が行なえる。
【0053】次に、本発明の第4の実施例について図9
を用いて説明する。図9は、本実施例に係るサーマルヘ
ッド38の断面模式図である。ここでも、記録装置の構
成、電気回路の構成、動作方式などは第1の実施例と同
様である。基板39に形成された、V字型の溝の互いに
向かい合う2平面の搬送方向下流側の平面40上に記録
用発熱抵抗体列2を設け、上流側の平面41上に消去用
発熱抵抗体3を設けている。
【0054】したがって、記録媒体Pは上流側の平面4
1上の消去用発熱抵抗体3で消去されながら搬送される
とともに、下流側平面40に突き当たる。さらに、下流
側平面にガイドされて記録用発熱抵抗体列2に送られる
ため、確実な搬送が可能になり、正確な可視像の書換え
記録が行なえる。
【0055】このように、上記実施例の記録装置によれ
ば、前述したようなサーマルヘッドを用いることによ
り、熱記録手段と熱消去手段を別個に配置する必要がな
くなるため、コンパクトなレイアウトが可能となり、装
置全体が小形化される。また、熱記録手段と熱消去手段
とが近接配置されるため、パスラインを短くすることが
できるので、記録時間を短縮することが可能になる。ま
た、熱記録手段と熱消去手段との相対的な位置関係が完
全に固定されるので、消去領域にマージンをとらなくて
も、位置ずれなどによる消し残しをなくすことができ
る。
【0056】また、記録用発熱抵抗体列が設けられてい
る第1の基板(第1の形成面)と、消去用発熱抵抗体が
設けられている第2の基板(第2の形成面)が平行でな
いサーマルヘッドを用いることにより、記録媒体は第2
の基板上の消去用発熱抵抗体で可視像が消去されながら
搬送されるとともに、第1の基板に突き当たる。さら
に、第1の基板にガイドされて記録用発熱抵抗体列に送
られるため、確実な搬送が可能になり、正確な可視像の
書換え記録が行なえる。
【0057】また、第1の基板と第2の基板をお互いに
弾性体で支持することにより、搬送される記録媒体が第
2の基板に衝突したときに、消去用発熱抵抗体が記録媒
体に追従する方向に向いて接触するとともに、衝撃が吸
収されるので、記録用発熱抵抗体列が設けられた第1の
基板が逃げることなく記録媒体に接触し、安定した可視
像の記録および消去と、正確な可視像の書換え記録が行
なえる。
【0058】また、記録用発熱抵抗体列に対し搬送方向
上流側に、搬送方向に傾斜を持たせた弾性体上に消去用
発熱抵抗体を設けた耐熱フィルムを形成することによ
り、搬送される記録媒体が耐熱性フィルムに衝突したと
きに、記録媒体表面の凹凸、うねりに追従して変形する
ため、消去用発熱抵抗体が逃げることなく記録媒体に接
触するとともに、衝撃が吸収されるので、記録用発熱抵
抗体列が設けられた第1の基板が逃げることなく記録媒
体に接触することができる。したがって、より一層の安
定した可視像の記録および消去と、正確な可視像の書換
え記録が行なえる。
【0059】また、基板上に形成された、V字型の溝の
互いに向かい合う2平面の搬送方向下流側の平面上に記
録用発熱抵抗体列を設け、上流側の平面に消去用発熱抵
抗体を設けることにより、記録媒体は上流側平面上の消
去用発熱抵抗体で可視像を消去されながら搬送されると
ともに、下流側平面に突き当たる。さらに、下流側平面
にガイドされて記録用発熱抵抗体列に送られるため、確
実な搬送が可能になり、正確な可視像の書換え記録が行
なえる。
【0060】さらに、記録用発熱抵抗体列よりも、消去
用発熱抵抗体の搬送方向の幅を広くすることにより、可
視像を消去するときに加熱接触時間を長くすることがで
きるため、搬送速度を遅くしなくとも消し残しのない消
去が実現できる。
【0061】なお、前記実施例では付加していないが、
記録媒体に磁気記録層を設け、記録装置に磁気情報の記
録/消去ヘッドを配備すれば、画像情報、その他の情報
を磁気記録層に書込むことができ、記録媒体および記録
装置の用途を広げることができ、付加価値を増すことが
可能となる。
【0062】また、前記実施例では、記録媒体の白濁状
態を記録画像としたが、白濁状態を消去状態とし、消去
時に記録媒体が白濁温度範囲になるように制御し、記録
時に記録媒体が透明化温度範囲に入るように制御すれ
ば、透明状態を記録画像とすることも可能である。
【0063】また、本発明を適応できる記録材料として
は、前記実施例の材料に限定されず、たとえば、熱エネ
ルギの制御のみで可逆的な色調変化をするロイコ染料を
発色源とした記録材料にも適応できる。
【0064】さらに、前記実施例では、サーマルヘッド
の記録用発熱抵抗体列と消去用発熱抵抗体は薄膜抵抗体
を用いたが、それぞれ、厚膜抵抗体を用いても同様に可
視像の書換え記録を行なうことができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、従
来よりも小形で、記録時間も短く、常に安定した可視像
の記録および消去が行なえ、高画質が得られるサーマル
ヘッドおよび記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る記録装置の構成を
概略的に示す側面図。
【図2】同実施例におけるサーマルヘッドを模式的に示
す斜視図。
【図3】同実施例におけるサーマルヘッドの発熱抵抗体
周辺を拡大して示す断面図。
【図4】同実施例における記録装置の記録/消去時の搬
送動作を説明するための図。
【図5】同実施例におけるサーマルヘッドに対する通電
パルスと記録媒体の記録層内の温度変化の様子を示す
図。
【図6】同実施例における記録装置の電気回路の構成を
示すブロック図。
【図7】本発明の第2の実施例に係るサーマルヘッドを
模式的に示す断面図。
【図8】本発明の第3の実施例に係るサーマルヘッドを
模式的に示す断面図。
【図9】本発明の第4の実施例に係るサーマルヘッドを
模式的に示す断面図。
【図10】履歴温度により白濁と透明の両状態に変化可
能な記録材料の状態を説明するための図。
【符号の説明】
P……記録媒体、1…サーマルヘッド、2……記録用発
熱抵抗体列(記録用発熱体列)、3……消去用発熱抵抗
体(消去用発熱体)、5……加圧ばね、6……プラテン
ローラ、7……搬送ローラ、10……第1の基板(第1
の形成面)、15……第2の基板(第2の形成面)、2
1……搬送制御部、22……消去制御部、23……記録
制御部、24……ROM、25……RAM、26……C
PU、29……消去用ドライバ回路、30……記録用ド
ライバ回路、31……サーマルヘッド、32……耐熱性
弾性体、33……サーマルヘッド、34……基板、35
……耐熱性弾性体、36……耐熱性フィルム、38……
サーマルヘッド、39……基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26 8305−2H B41M 5/26 P 6956−2H 5/18 101 A (72)発明者 田中 久年 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イン テリジェントテクノロジ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる温度の熱履歴により記録と消去の
    2つの状態を示し、かつ、搬送される記録媒体に対して
    可視像の記録あるいは消去を行なうサーマルヘッドであ
    って、 第1の形成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視
    像の記録を行なう複数の発熱体を配列してなる記録用発
    熱体列と、 前記第1の形成面上で、前記記録用発熱体列の前記記録
    媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の形成面と
    は平行でない第2の形成面を有する消去用発熱体支持部
    材と、 この消去用発熱体支持部材の前記第2の形成面上に形成
    され、前記記録媒体に対して可視像の消去を行なう消去
    用発熱体とを具備したことを特徴とするサーマルヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 異なる温度の熱履歴により記録と消去の
    2つの状態を示し、かつ、搬送される記録媒体に対して
    可視像の記録あるいは消去を行なうサーマルヘッドであ
    って、 第1の形成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視
    像の記録を行なう複数の発熱体を配列してなる記録用発
    熱体列と、 前記第1の形成面上で、前記記録用発熱体列の前記記録
    媒体の搬送方向上流側に弾性体を介して設けられ、前記
    第1の形成面とは平行でない第2の形成面を有する消去
    用発熱体支持部材と、 この消去用発熱体支持部材の前記第2の形成面上に形成
    され、前記記録媒体に対して可視像の消去を行なう消去
    用発熱体とを具備したことを特徴とするサーマルヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 異なる温度の熱履歴により記録と消去の
    2つの状態を示し、かつ、搬送される記録媒体に対して
    可視像の記録あるいは消去を行なうサーマルヘッドであ
    って、 第1の形成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視
    像の記録を行なう複数の発熱体を配列してなる記録用発
    熱体列と、 前記第1の形成面上で、前記記録用発熱体列の前記記録
    媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の形成面と
    は平行でない第2の形成面を有する消去用発熱体支持部
    材と、 この消去用発熱体支持部材の前記第2の形成面上に前記
    記録用発熱体列よりも前記記録媒体の搬送方向の幅が広
    く形成され、前記記録媒体に対して可視像の消去を行な
    う消去用発熱体とを具備したことを特徴とするサーマル
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 異なる温度の熱履歴により記録と消去の
    2つの状態を示す記録媒体を搬送する搬送手段と、 第1の形成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視
    像の記録を行なう複数の発熱体を配列してなる記録用発
    熱体列、前記第1の形成面上で、前記記録用発熱体列の
    前記記録媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記第1の
    形成面とは平行でない第2の形成面を有する消去用発熱
    体支持部材、および、この消去用発熱体支持部材の前記
    第2の形成面上に形成され、前記記録媒体に対して可視
    像の消去を行なう消去用発熱体を有するサーマルヘッド
    と、 このサーマルヘッドの前記消去用発熱体で前記記録媒体
    の可視像を消去しながら、前記記録用発熱体列で可視像
    の記録を行なうよう、前記消去用発熱体および前記記録
    用発熱体列を制御する制御手段とを具備したことを特徴
    とする記録装置。
JP6799093A 1993-03-26 1993-03-26 サーマルヘッドおよび記録装置 Pending JPH06278295A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042532A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Nidec Sankyo Corp 印字消去装置および印字消去装置の制御方法
JP2013000972A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Toshiba Tec Corp プリンタ及び印字方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042532A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Nidec Sankyo Corp 印字消去装置および印字消去装置の制御方法
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