JP3411944B2 - 冷蔵庫の扉 - Google Patents

冷蔵庫の扉

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JP3411944B2
JP3411944B2 JP00422395A JP422395A JP3411944B2 JP 3411944 B2 JP3411944 B2 JP 3411944B2 JP 00422395 A JP00422395 A JP 00422395A JP 422395 A JP422395 A JP 422395A JP 3411944 B2 JP3411944 B2 JP 3411944B2
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door
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sash
door sash
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明弘 佐々木
熟 大坪
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンドルの付いた冷
蔵庫の扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16〜19は例えば実開平3−679
80号公報に示された従来の冷蔵庫を示す図である。図
において、51は冷蔵庫60の扉61を構成する外板、
52は外板51のコーナー部62の側面から正面にかけ
てU字状の切欠き部53を設けることにより形成される
舌片、54は合成樹脂製のハンドル、55は前記外板5
1の切欠き部53の内縁部、56はこの内縁部55に取
付け時嵌合する溝部、57はハンドル54に設けられた
舌片52に係止する係止部、58は舌片52のコーナー
部に設けられた穴、59はハンドル54の内側のコーナ
ー部の側面に設けられ、穴58に嵌合する突起である。
【0003】ハンドル54は、扉61の切欠き部53に
嵌合して取付けられるが、ハンドル54の内側の周縁に
設けられた溝部56を扉61の外板51の内縁部55に
嵌合させると共に、ハンドル54の内側の係止部57で
外板51の舌片52を係止させる。その場合、突起59
と穴58に嵌合させることにより、ハンドル54の外板
51への取付けの位置決めを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫の扉は以
上のように構成されているので、外板51の切欠き部5
3にハンドル54が嵌合し、切欠き部53とハンドル5
4の隙間からウレタン断熱材が洩れる恐れがあるため、
ウレタン注入前に外板51の内側の切欠き部にシールテ
ープを貼ってウレタンの洩れを防止する必要があった。
また、ハンドル54を外板51に取付ける作業に時間が
かかるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、冷蔵庫の扉組立時に、ウレタン
シール作業を廃止でき、ハンドル取り付け作業が容易な
冷蔵庫の扉を提供すること。また意匠が良く、ハンドル
とサッシの嵌合の精度の良い冷蔵庫の扉を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の冷蔵庫の扉
は、鋼板を折り曲げ形成した外板と、熱可塑性樹脂で成
形され、冷気を遮断するガスケットが取り付けられるド
アサッシと、合成樹脂製の内板と、同じく合成樹脂製の
ドアキャップとで形成される空間に断熱材が充填され、
ハンドルが取り付けられる冷蔵庫の扉において、ドアサ
ッシはガスケットより庫外側にハンドルを取り付けるハ
ンドル取り付け部を備え、ドアサッシのハンドル取り付
け部は、ドアサッシの長さ方向に設けられ、外部に開口
するスリットを有する中空部を有し、ハンドル裏面には
中空部とスリットに係合する係合部が形成されたもので
ある。
【0007】
【0008】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドル裏面の係合部はガイド部の先端
に、ドアサッシのハンドル取り付け部上面に載置される
当て板を有するものである。
【0009】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ドアサッシのハンドル取り付け部のスリ
ットの長さは、ハンドルのガイド部の当て板までの全長
よりも長いものである。
【0010】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ドアキャップは、ハンドルの当て板側に
当接し、ハンドルと横断面が略同一形状の当接部を有す
るものである。
【0011】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドル裏面の係合部は、ハンドルのフ
ック部と共にドアサッシを挟持する係合面とは反対側の
面と、ドアサッシの中空部及びスリットとの間に間隙を
有するものである。
【0012】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドル裏面の係合部は、ハンドルのフ
ック部と共にドアサッシを挟持する係合面のドアサッシ
との接触面積を少なくしたものである。るものである。
【0013】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドルは当て板側の端面に上方に突出
して設けられ、ドアキャップの当接部内面を案内係合す
る係止板を有するものである。
【0014】
【作用】請求項1の冷蔵庫の扉は、ハンドルがドアガス
ケットのハンドル取り付け部に取り付けられるので、断
熱材がハンドル取り付け部から洩れることがない。
た、ハンドル裏面の係合部が、ドアサッシの中空部とス
リットに嵌合する。
【0015】
【0016】請求項の冷蔵庫の扉は、ハンドル裏面の
係合部はガイド部の先端に、ドアサッシのハンドル取り
付け部上面に載置される当て板を有するものである。
【0017】請求項の冷蔵庫の扉は、ハンドルガイド
部の当て板は確実にドアサッシのハンドル取り付け部上
面に載置される。
【0018】請求項の冷蔵庫の扉は、ドアキャップの
当接部が、ハンドルの抜け止めになると共に、ハンドル
と同一面を成してハンドル部を形成する。
【0019】請求項の冷蔵庫の扉は、ハンドル裏面の
係合部はスムーズにドアサッシの中空部及びスリットに
挿入される。
【0020】請求項の冷蔵庫の扉は、ハンドル裏面の
係合部はさらにスムーズにドアサッシの中空部及びスリ
ットに挿入される。
【0021】請求項の冷蔵庫の扉は、ドアキャップの
当接部は内面がハンドルの係止板に案内されてハンドル
と嵌合する。
【0022】
【実施例】実施例1. (実施例1の概要) 従来の冷蔵庫の扉は、扉の外板を切り欠いて、この切り
欠き部にハンドルを取り付けていたので、ウレタン洩れ
を防止するシールが必要であったが、この問題を解決す
るために、冷気が庫外に洩れるのを防止するガスケット
を装着するドアサッシが従来から使用されているが、こ
のドアサッシにハンドルを取り付けることにより、扉の
外板にはハンドルを取り付けるための切り欠きが不要に
なり、ウレタンの洩れを防止するものである。そしてキ
ャップにハンドルと略同一断面形状のハンドルへの当接
部を設け、ハンドルの固定を確実にし、さらに意匠面で
も優れた冷蔵庫の扉とする。
【0023】以下、この発明の実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1による冷蔵庫の扉の下
から見た要部断面図、図2は同冷蔵庫の扉の部分斜視
図、図3は同冷蔵庫の扉のハンドルの斜視図、図4は同
冷蔵庫の扉のドアサッシの要部斜視図、図5は同冷蔵庫
の扉のドアサッシの要部断面図とハンドルの裏面図、図
6は同冷蔵庫の扉のハンドルとドアキャップのハンドル
との当接部の部分斜視図である。
【0024】図において、1は鋼板を折曲げて形成され
た扉16の外板、2はこの外板1に取り付けられ、熱可
塑性樹脂の押し出し成形により成形されたドアサッシ、
3は扉16の裏面を形成する合成樹脂からなる内板、4
は扉16の上、下端開口部を塞ぐキャップ、5は外板
1、ドアサッシ2、内板3及びキャップ4で形成される
内部空間に充填されるウレタンである。
【0025】図1及び図4に示すように、ドアサッシ2
は、外板1のコーナー部の庫内側が挿入されて取り付け
られる外板取り付け部2bと、冷気を庫内から外部に逃
がさないために使用されるガスケット15を取り付ける
ガスケット取り付け部2aが設けられている。また、ド
アサッシ2の庫外側の部分には、ハンドル6を取り付け
るための中空部2cがあり、この中空部2cにハンドル
6が挿入される。
【0026】図1、図3及び図5に示すように、ハンド
ル6の裏側には断面T字状のガイド6aが形成されてお
り、ドアサッシの中空部2cとスリット2dにガイド6
aが挿入される。6bはガイド6aのドアサッシ2のス
リット2dに挿入されるガイド片で、ハンドルの上面6
dよりさらに上に延設されその先端に当て板6cが設け
られている。
【0027】図2に示すように、ドアキャップ4には、
略ハンドルと同一形状をしたハンドルとの当接部9が形
成され、図6に示すようにハンドル6と当接部9が外観
上同一面となって結合している。
【0028】次に動作について説明する。ドアサッシ2
の外板取り付け部2bに外板1が挿入され、またガスケ
ット取り付け部2aでドアサッシ2とガスケット15が
結合している。さらに、ドアサッシ2の中空部2cとス
リット2dにハンドル6のガイド6aが挿入されてドア
サッシ2とハンドル6が結合している。
【0029】ここで、中空部2cは本来ガスケット15
をできるだけ庫内側に持っていくために設けられたもの
である。ガスケット15は中に磁石が入っていて、扉1
6と冷蔵庫本体の間に入って冷気を遮断する為のもの
で、このガスケット15を意匠や機能的な問題で、でき
るだけ庫内側に設置したい。その為に中空部2cはドア
サッシ2に設けられているのである。この中空部2c
と、ガスケット取り付け部2aと、外板取り付け部2b
とが分離させてある為、外板1とドアサッシ2との間に
充填されているウレタン5は、外板1とドアサッシ2の
外板取り付け部2bとの嵌合部からは洩れることはあっ
ても、ウレタン5と無関係な中空部2c、及びスリット
2dとハンドル6との結合部から洩れることはない。
【0030】図5にドアサッシ2とハンドル6の関係を
示す。ハンドル6のガイド6aをドアサッシ2のスリッ
ト2dを含む中空部2cに挿入された時、当て板6cは
中空部2cより大きいため当て板6cは中空部2cがあ
るドアサッシ2の上面2eで止まり、ハンドル6のドア
サッシ2への挿入時の上下方向の位置が決まる。スリッ
ト2dの長さがガイド6aより長ければ、スリット2d
の加工精度に拘わらず、常にハンドル6をドアサッシ2
に挿入した時の位置は一定となり、ハンドル6とドアサ
ッシ2の嵌合精度は良好となる。また、スリット2dの
長さよりハンドル6の当て板6cからカバー部6eまで
の長さを長くすることにより、ドアサッシ2とハンドル
6の結合時にスリット2dをカバー部6eが隠れて意匠
面で向上する。
【0031】図6にドアキャップ4の当接部9とハンド
ル6の結合の関係を示す。ハンドル6が当接部9と結合
する際に、ガイド6a、当て板6c、ガイド片6bは当
接部9の当接面10より内側に挿入されるので、ガイド
6a、当て板6c、ガイド片6bは外から見えない。ま
た、ハンドル6は当接部9によって押さえられ、固定す
るので、ハンドル6がドアサッシから抜けることがな
く、又ハンドル6と当接部9は同一面を成しているの
で、意匠的に優れている。
【0032】この実施例によれば、ハンドル6をドアサ
ッシ2の庫外側に取り付けることにより、扉の外板には
ハンドルを取り付けるための切り欠きが不要となり、ウ
レタンの洩れが防止できる。また、キャップ4にハンド
ル6と略同一断面形状のハンドルへの当接部9を設け、
外観上同一面を成すように結合させたので、ハンドルの
抜けを防止できると共に意匠面でも優れた冷蔵庫の扉が
得られる。
【0033】実施例2. (実施例2の概要) 実施例1でキャップにハンドルと同一形状をしたハンド
ルとの当接部を設けて、同一面になるようにハンドルに
当接結合させてハンドル部の意匠性の優れた冷蔵庫の扉
について説明したが、冷蔵庫にその扉を使用する場合
に、上下の室の扉のハンドルを鏡面対称に、かつ接近し
て取り付けることにより、意匠面、機能面で優れた冷蔵
庫について説明する。
【0034】以下、この発明の実施例2を図について説
明する。図7はこの発明の実施例2による冷蔵庫の斜視
図である。図において、14は上下の2室で構成された
冷蔵庫本体、16aは下室に設けられた下側扉、16b
は上室に設けられた上側扉である。冷蔵庫本体14に冷
気が外に逃げないように設けられたガスケット15を介
して、下側扉16a、上側扉16bが取り付けられてい
る。下側扉16a、上側扉16bはそれぞれ、上下部に
ドアキャップ4が取り付けられているが、下側扉16a
では、ドアサッシ2の上部にハンドル6が挿入され、下
側扉16aの上のドアキャップ4に略ハンドル形状をし
たハンドルとの当接部9がハンドル6と同一面をなして
結合している。また、上側扉16bでは、ドアサッシ2
の下部にハンドル6が挿入されると共に、上側扉16b
の下部に取り付けられるドアキャップ4に略ハンドル形
状をしたハンドルとの当接部9がハンドル6と同一面を
なして結合している。下側扉16aと上側扉16bは当
接部9を含むハンドル6が鏡面対称で、かつ両ハンドル
が接近しているので、意匠性に優れ、機能的にも開けや
すいという効果を奏する。
【0035】実施例3. (実施例3の概要) 実施例1では、ハンドルのT字状のガイドは、ドアサッ
シの中空部及びスリットに間隙のない状態で挿入されて
いたが、組立作業を容易にするために、ハンドルのT字
状ガイドとドアサッシの中空部及びスリットとの間に間
隙を設けたものである。
【0036】以下、この発明の実施例3を図について説
明する。図8はこの発明の実施例3による冷蔵庫の扉を
下から見た要部断面図、図9は同冷蔵庫の扉のドアサッ
シの要部断面図とハンドルの裏面図である。図におい
て、6gはハンドル6のフック部で、ガイド6aと共に
ドアサッシ2を挟持して縦横方向の位置を決定する。図
9に示すように、ハンドル6のガイド6aとガイド片6
bは反フック部側の幅が短くなっており、ガイド6aと
ガイド片6bをドアサッシ2の中空部2cとスリット2
dに挿入する際、図8に示す如く、片側に間隙が存在す
る状態で挿入されるため抵抗が少なく挿入しやすい。ハ
ンドル6の位置決めは、フック部6gとガイド6aがド
アサッシ2を挟持して固定されることにより行なわれ
る。
【0037】実施例4. (実施例4の概要) 実施例3ではハンドルとドアサッシの嵌合を間隙を設け
て行うことにより、組立作業性を改善したが、この実施
例はそれを更に改善するもので、ハンドルのガイドのド
アサッシに接する面を切欠いて、部分的に接触させるこ
とにより挿入時の摩擦が少なくなって組立がさらに容易
になる。
【0038】以下、この発明の実施例4を図について説
明する。図10はこの発明の実施例4による冷蔵庫の扉
のドアサッシの要部断面図とハンドルの裏面図である。
図において、6fはガイド6aのドアサッシ2と接触す
る部分を切欠いて複数個形成された係止部である。ハン
ドル6をドアサッシに挿入する場合、ハンドル6のフッ
ク部6gとガイド6aの係止部6fがドアサッシ2を挟
持する形で、係止部6fの側面がドアサッシ2と摩擦し
ながら挿入される。しかしドアサッシ2と接触する面は
係止部6fだけなので、摩擦力は弱くスムーズにハンド
ル6をドアサッシ2に挿入することができる。
【0039】この実施例によれば、ハンドル6のガイド
6aのドアサッシ2への挿入時ドアサッシを挟持する面
を切欠いて係止部6fを残す形にしたので、ハンドル6
のドアサッシ2への挿入作業性が向上すると共に、中空
部2cやガイド6aの加工精度が多少悪い場合でも、ハ
ンドル6とドアサッシ2は確実に結合される。
【0040】実施例5. (実施例5の概要) ハンドルへドアキャップのハンドルとの当接部を装着す
る場合の作業を容易にすると共に、ハンドルとキャップ
の当接部が同一面を成して意匠面でも優れた扉とするた
めに、ハンドル側にドアキャップの当接部の内面を案内
する係止板を設けた。
【0041】以下、この発明の実施例5を図について説
明する。図11はこの発明の実施例5による冷蔵庫の扉
のドアサッシの要部断面図とハンドルの裏面図、図12
は同冷蔵庫扉のハンドルとドアキャップのハンドルとの
当接部の要部斜視図である。図において、6iはハンド
ル6の上面6dに上方に突出させて設けた係止板であ
る。
【0042】ハンドル6にドアキップ4の当接部9を装
着する場合、ガイド片6b、当て板6cは図12に示す
ように当接部9の当接面10より内側に挿入され、ま
た、係止板6iは当接部9の当接面10の内面10aに
ハンドル6の係止板6iが当接案内されて挿入するの
で、ハンドル6と当接部9を容易に同一面を成すように
結合することができる。
【0043】この実施例によれば、ハンドル6にドアキ
ャップ4の当接部9の内面10aを案内する係止板6i
を設けたので、ハンドル6と当接部9が正確に同一面を
成すように結合されるので、意匠性の優れた冷蔵庫の扉
が得られる。
【0044】実施例6. (実施例6の概要) 冷蔵庫の使い勝手を改善するために、ハンドルに人の指
をかけることができる切欠き部を設けて使用者が扉を開
けやすくした。
【0045】以下、この発明の実施例6を図について説
明する。図13はこの発明の実施例6による冷蔵庫の扉
を下から見た要部断面図、図14は同冷蔵庫の扉のハン
ドルドアキャップとの当接部の部分斜視図である。図に
おいて、6hはハンドル6の切欠き部、9hはドアキャ
ップ4の当接部9側の切欠き部6hに相当する切欠き部
である。ハンドル6にキャップ4の当接部9を挿入する
場合、切欠き部6h、9hは同一面を成して結合する。
冷蔵庫の使用時、この切欠き部6h、9hに指をかけて
扉16を開けることができ容易に扉16を開けることが
できる。
【0046】この実施例によれば、ハンドル6及びこれ
に結合するキャップ4の当接部9に指をかける切欠き部
6h、9hを設けたので使い勝手が良く意匠性の優れた
冷蔵庫の扉が得られる。
【0047】実施例7. (実施例7の概要) 実施例1〜6では、ドアサッシに別部品のハンドルを取
り付けたものを示したが、ドアサッシにハンドルに相当
する部分を一体に設けることにより、ハンドルをドアサ
ッシに挿入する手間を省くものである。
【0048】以下、この発明の実施例7を図について説
明する。図15はこの発明による冷蔵庫の扉のドアサッ
シの断面図である。図において、2fはドアサッシ2の
庫外側の先端部でハンドルの形状にしたハンドル形状部
である。ドアサッシ2は押し出し加工で成形されている
ので、ドアサッシ2の長さだけハンドル形状部が形成さ
れ、ドアサッシ2のある一辺全長に渡ってハンドルの機
能を持たせることができる。また、中空部2cはやや大
きめにしてハンドル形状部2cの肉厚が余り厚くならな
いようにしている。
【0049】ドアサッシ2が直接ハンドルとなるので、
別部品のハンドルをドアサッシに挿入する必要がなく、
組立時間が短縮でき、安価な冷蔵庫の扉が得られる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の冷蔵庫の扉は、鋼板を折り曲
げ形成した外板と、熱可塑性樹脂で成形され、冷気を遮
断するガスケットが取り付けられるドアサッシと、合成
樹脂製の内板と、同じく合成樹脂製のドアキャップとで
形成される空間に断熱材が充填され、ハンドルが取り付
けられる冷蔵庫の扉において、ドアサッシはガスケット
より庫外側にハンドルを取り付けるハンドル取り付け部
を備え、ドアサッシのハンドル取り付け部は、ドアサッ
シの長さ方向に設けられ、外部に開口するスリットを有
する中空部を有し、ハンドル裏面には中空部とスリット
に係合する係合部が形成された構成にしたので、ドアサ
ッシのハンドル取り付け部から断熱材が洩れることがな
く、かつハンドルの取り付けが容易に、かつ確実になさ
れる。
【0051】
【0052】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドル裏面の係合部はガイド部の先端
に、ドアサッシのハンドル取り付け部上面に載置される
当て板を有するので、ハンドルをドアサッシに挿入する
場合の上下方向の位置決めが自動的になされる。
【0053】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ドアサッシのハンドル取り付け部のスリ
ットの長さは、ハンドルのガイド部の当て板までの全長
よりも長くしたので、スリットの加工精度に拘らずハン
ドルのドアサッシとの位置関係は常に一定にできる。
【0054】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ドアキャップは、ハンドルの当て板側に
当接し、ハンドルと横断面が略同一形状の当接部を有す
る構成にしたので、ハンドルの抜けを防止でき、かつ意
匠面で優れた冷蔵庫の扉が得られる。
【0055】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドル裏面の係合部は、ハンドルのフ
ック部と共にドアサッシを挟持する係合面とは反対側の
面と、ドアサッシの中空部及びスリットとの間に間隙を
有する構成にしたので、組み立て作業が容易になる。
【0056】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドル裏面の係合部は、ハンドルのフ
ック部と共にドアサッシを挟持する係合面のドアサッシ
との接触面積を少なくしたので、組み立て作業がさらに
容易になる。
【0057】請求項の冷蔵庫の扉は、請求項記載の
ものにおいて、ハンドルは当て板側の端面に上方に突出
して設けられ、ドアキャップの当接部内面を案内係合す
る係止板を有する構成にしたので、ハンドルとドアキャ
ップの当接部が同一面を成して結合され意匠面で優れた
扉となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による冷蔵庫の扉の要部
断面図である。
【図2】 この発明の実施例1による冷蔵庫の扉の要部
斜視図である。
【図3】 この発明の実施例1による冷蔵庫の扉のハン
ドルを示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施例1による冷蔵庫の扉のドア
サッシを示す要部斜視図である。
【図5】 この発明の実施例1による冷蔵庫の扉のドア
サッシの要部断面図とハンドルの裏面図である。
【図6】 この発明の実施例1による冷蔵庫の扉のハン
ドルとドアキャップのハンドルとの当接部の部分斜視図
である。
【図7】 この発明の実施例2による冷蔵庫の斜視図で
ある。
【図8】 この発明の実施例3による冷蔵庫の扉の要部
断面図である。
【図9】 この発明の実施例3による冷蔵庫の扉のドア
サッシの要部断面図とハンドルの裏面図である。
【図10】 この発明の実施例4による冷蔵庫の扉のド
アサッシの要部断面図とハンドルの裏面図である。
【図11】 この発明の実施例5による冷蔵庫の扉のド
アサッシの要部断面図とハンドルの裏面図である。
【図12】 この発明の実施例5による冷蔵庫の扉のハ
ンドルとドアキャップのハンドルとの当接部の部分斜視
図である。
【図13】 この発明の実施例6による冷蔵庫の扉の要
部断面図である。
【図14】 この発明の実施例6による冷蔵庫の扉のハ
ンドルとドアキャップのハンドルとの当接部の部分斜視
図である。
【図15】 この発明の実施例7による冷蔵庫の扉のド
アサッシの断面図である。
【図16】 従来の冷蔵庫の斜視図である。
【図17】 従来の冷蔵庫の扉のハンドル取り付け構造
を示す要部斜視図である。
【図18】 従来の冷蔵庫の扉の要部を裏から見た斜視
図である。
【図19】 従来の冷蔵庫の図17のA−A線断面図で
ある。
【符号の説明】
1 外板、2 ドアサッシ、2a ガスケット取り付け
部、2c 中空部、2d、スリット、2e ドアサッシ
の上面、2f ハンドル形状部、4 ドアキャップ、3
内板、5 ウレタン、6 ハンドル、6a ガイド、
6b ガイド片、6c 当て板、6d ハンドルの上
面、6e カバー部、6f 係止部、6gフック部、6
i 係止板、6h 切り欠き部、9 ハンドルとの当接
部、9h切り欠き部、10 当接面、14 冷蔵庫本
体、16 扉、16a 下側扉、16b 上側扉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外岡 秀一 静岡県藤枝市田沼1丁目19番10号 ヒュ ーマムチャート株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−159916(JP,A) 実開 昭57−144381(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板を折り曲げ形成した外板と、熱可塑
    性樹脂で成形され、冷気を遮断するガスケットが取り付
    けられるドアサッシと、合成樹脂製の内板と、同じく合
    成樹脂製のドアキャップとで形成される空間に断熱材が
    充填され、ハンドルが取り付けられる冷蔵庫の扉におい
    て、前記ドアサッシは、前記ガスケットより庫外側に前
    記ハンドルを取り付けるハンドル取り付け部を備え、ド
    アサッシのハンドル取り付け部は、該ドアサッシの長さ
    方向に設けられ、外部に開口するスリットを有する中空
    部を有し、ハンドル裏面には該中空部とスリットに係合
    する係合部が形成されたことを特徴とする冷蔵庫の扉。
  2. 【請求項2】 ハンドルの係合部はガイド部の先端に、
    ドアサッシのハンドル取り付け部上面に載置される当て
    板を有することを特徴とする請求項記載の冷蔵庫の
    扉。
  3. 【請求項3】 ドアサッシのハンドル取り付け部のスリ
    ットの長さは、ハンドルのガイド部の当て板までの全長
    よりも長いことを特徴とする請求項記載の冷蔵庫の
    扉。
  4. 【請求項4】 ドアキャップは、ハンドルの当て板側に
    当接し、該ハンドルと横断面が略同一形状の当接部を有
    することを特徴とする請求項記載の冷蔵庫の扉。
  5. 【請求項5】 ハンドル裏面の係合部は、該ハンドルの
    フック部と共にドアサッシを挟持する係合面とは反対側
    の面と、前記ドアサッシの中空部及びスリットとの間に
    間隙を有することを特徴とする請求項記載の冷蔵庫の
    扉。
  6. 【請求項6】 ハンドル裏面の係合部は、該ハンドルの
    フック部と共にドアサッシを挟持する係合面の該ドアサ
    ッシとの接触面積を少なくしたことを特徴とする請求項
    記載の冷蔵庫の扉。
  7. 【請求項7】 ハンドルは当て板側の端面に上方に突出
    して設けられ、ドアキャップの当接部内面を案内係合す
    る係止板を有することを特徴とする請求項記載の冷蔵
    庫の扉。
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