JP2522096Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2522096Y2
JP2522096Y2 JP7593991U JP7593991U JP2522096Y2 JP 2522096 Y2 JP2522096 Y2 JP 2522096Y2 JP 7593991 U JP7593991 U JP 7593991U JP 7593991 U JP7593991 U JP 7593991U JP 2522096 Y2 JP2522096 Y2 JP 2522096Y2
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JP
Japan
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inner box
rail
fitting
refrigerator
insulating material
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JP7593991U
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桂子 土屋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、内箱に取り付けられ
る可動棚等のレールの取付け構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3、図4は例えば実開昭58−576
90号公報に示された従来の冷蔵庫を示す図であり、図
において、1は鋼板より成る冷蔵庫の外箱、2は合成樹
脂シートを真空成形にて形成された内箱、3は外箱1と
内箱2との間に充填されたポリウレタン等の断熱材、4
は可動棚(図示せず)を支持するレールで、内箱2の左
右側壁面に取り付けている。5はネジ板、6はネジ穴7
を有するネジ板5の凸部、8はレール4に設けたレール
ネジ穴、9はレール4と内箱2を固定するために、レー
ル4をネジ板5に固定するネジ、10は内箱2に設けた
嵌合穴、11は嵌合穴10を塞ぐ断熱材3のシール用テ
ープ、12はネジ板5を内箱2に固定するための固定用
テープである。
【0003】次に動作について説明する。内箱2の外側
から嵌合穴10を塞ぐように、シール用テープ11を貼
り付ける。ネジ板5の凸部6を嵌合穴10に嵌合させた
状態で、ネジ板5を内箱2に固定用テープ12で貼り付
け固定する。そして外箱1と内箱2との間にポリウレタ
ン等の断熱材3を注入し発泡させる。その後、レールネ
ジ穴8とネジ板5のネジ穴7を合わせて、ネジ9にてレ
ール4とネジ板5を固定し、レール4を内箱2に取り付
けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は以上の
ように構成されているので、レールを取り付けるために
断熱材発泡前の組立て時に、ネジ板を内箱に固定用テー
プで貼り付けて固定しなければならず、固定用テープの
貼り方のばらつきにより、テープが剥がれてネジ板が落
ちてしまったり、断熱材シール用テープを嵌合穴に貼り
付けているが、完全に嵌合穴を塞ぐように貼り付けなけ
れば、発泡時に断熱材が嵌合穴から内箱内面の庫内側に
洩れてしまうなどの問題点があった。また、庫内側から
レールとネジ板をネジにて固定しているので、庫内側か
らネジが見えてしまい、意匠性が悪いという問題点があ
つた。
【0005】この考案は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、レールを取り付けるためのシ
ール用テープ及びネジ板の固定用テープの貼り付け作業
をなくすことができるとともに、作業ばらつきにより、
ネジ板が落ちてしまったり、庫内に断熱材が洩れたりす
ることをなくすことができ、さらにネジ締め作業をなく
すことができる冷蔵庫を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係る冷蔵庫
は、レールの裏面に内箱の壁面を挟持する係止爪を有す
る嵌合突起部と、内箱に嵌合突起部が嵌合するように、
嵌合突起部の嵌合部外周より微小寸法だけ広く穿設した
嵌合穴とを設けるとともに、レールの嵌合突起部の周囲
に嵌合穴を囲む環状リブを設けたものである。
【0007】
【作用】この考案における冷蔵庫は、レールの取付けを
係止爪を有する嵌合突起部を嵌合穴にはめ込んだことに
より、断熱材発泡前の組み立て作業時にもレールが内箱
から抜け落ちず、発泡後も断熱材が嵌合突起部周辺に回
り込み、レールは内箱へしっかりと固着される。また嵌
合突起部の周囲の環状リブにより、嵌合突起部と嵌合穴
とのわずかな隙間から断熱材が洩れた場合でも、断熱材
が環状リブの内側でせき止められる。
【0008】
【実施例】実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図
1、図2において、図中、1ないし4は図3、図4で説
明した従来例のものと相当する部分であるため、説明は
省略する。13はレール4の裏面に一体に形成した内箱
2壁面に垂直に延びた嵌合突起部で、前後2箇所に設け
ている。14はこの嵌合突起部13に形成した内箱2の
壁面水平で一方向に延びる係止爪で、この係止爪14
とレール4の裏面の間で内箱2の壁面を挟持している。
15は嵌合突起部13の嵌合部外周より微小寸法だけ
く穿設され、嵌合突起部13が嵌合する内箱2に設
けた嵌合穴である。16は嵌合突起部13の周囲に形成
された内箱2の壁面に当接する環状リブで、レール4の
裏面に一体に形成され、嵌合穴15の回りを囲んでい
る。
【0009】次に組立て動作について説明する。内箱2
の嵌合穴15に係止爪14を差し込み、内箱2の壁面を
塑性変形させて嵌合突起部13を嵌合穴15に無理に押
し込み嵌入させると、係止爪14と、レール4の内箱2
への当接面との間で内箱2の壁面をはさみ込み、嵌合突
起部13と嵌合穴15はお互いの隙間が微小なため、ほ
ぴったり嵌合し、レール4は動きが規正されて内箱2
に係止される。次いで、外箱1と内箱2の間に断熱材3
を注入し、充填発砲させると断熱材3は嵌合突起部の周
辺にまわり込み、嵌合突起部13は断熱材3で内箱2に
確実に固定される。また、嵌合穴15と嵌合突起部13
との隙間から断熱材3が洩れても、断熱材3が環状リブ
16の内側でせき止められるため、レール4の外側へ漏
れ出すことがなく、かつレール4と内箱2の取付けが、
がたつくこともない。さらにまた、嵌合穴15と嵌合突
起部13との隙間は微小なため断熱材3が漏れたとして
もわずかな量であり、環状リブ16の内側で確実にせき
止められる。
【0010】なお、上記実施例では、レール4を内箱2
に取り付ける場合の構成について説明したが、例えば庫
内に架設する棚(図示せず)の内箱2に取り付けるスト
ッパー(図示せず)など、内箱2壁面に取り付ける他の
部品に、同様にこの嵌合突起部13、嵌合穴15と環状
リブ16を設けて内箱2に取り付ける構成としてもよ
く、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0011】
【考案の効果】以上のように、この考案によればレール
の裏面の内箱の壁面を挟持する係止爪を有する嵌合突起
部と、内箱に嵌合突起部と嵌合するように、嵌合突起部
の嵌合部外周より微小寸法だけ広く穿設した嵌合穴を設
け、かつレールの嵌合突起部の周囲に嵌合穴を囲む環状
リブを設けて構成したので、レールを内箱に取り付ける
ために、固定用テープや断熱材シール用テープ及びネジ
などの部品が不要で、安価にでき、かつ取付け作業を容
易にでき、また、ネジがなくなるため、意匠性のよいも
のが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例による冷蔵庫を示す上方よ
り見る要部断面図である。
【図2】図1の冷蔵庫のレールを示す斜視図である。
【図3】従来の冷蔵庫を示す前方より見る要部断面図で
ある。
【図4】図3の冷蔵庫のレールを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 内箱 4 レール 13 嵌合突起部 14 係止爪 15 嵌合穴 16 環状リブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、内箱と、この外箱と内箱間に充
    填する断熱材とにより形成され、かつ内箱の内壁面に取
    り付けられるレールを備えた冷蔵庫において、上記レー
    ルの裏面に上記内箱の壁面を挟持する係止爪を備えた嵌
    合突起部と、内箱にこの嵌合突起部が嵌合するように、
    嵌合突起部の嵌合部外周より微小寸法だけ広く穿設した
    嵌合穴とを設け、かつレールの嵌合突起部の周囲に嵌合
    穴を囲む環状リブを設けたことを特徴とする冷蔵庫。
JP7593991U 1991-09-20 1991-09-20 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2522096Y2 (ja)

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JPH0527588U JPH0527588U (ja) 1993-04-09
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JP2006177656A (ja) * 2004-11-26 2006-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
KR100906877B1 (ko) * 2007-11-05 2009-07-08 엘지전자 주식회사 냉장고의 선반 어셈블리
KR102447914B1 (ko) * 2015-12-04 2022-09-28 삼성전자주식회사 냉장고
JP6637128B2 (ja) * 2018-08-07 2020-01-29 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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