JP3327029B2 - 引出し用レール装置 - Google Patents

引出し用レール装置

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JP3327029B2
JP3327029B2 JP02781295A JP2781295A JP3327029B2 JP 3327029 B2 JP3327029 B2 JP 3327029B2 JP 02781295 A JP02781295 A JP 02781295A JP 2781295 A JP2781295 A JP 2781295A JP 3327029 B2 JP3327029 B2 JP 3327029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷蔵庫の引出し式扉
等の開閉動作の案内機構として使用される引出し用レー
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は、例えば実開平4−100
590号公報に示された従来の引出し用レール装置を示
す図で、図6は引出し用レール装置を分解して示す斜視
図、図7は図6の引出し用レール装置が設けられた冷蔵
庫の引出し式扉の要部縦断面図、図8は図6の引出し用
レール装置の組立状況を説明した図7相当図である。
【0003】図において、(1) は鋼板製の冷蔵庫の外
箱、(2) は合成樹脂板が真空成形加工によって製作され
た内箱からなる箱体(3) を形成する板体である。(4) は
外箱(1) と箱体(3) の間に充填されたポリウレタン樹脂
等の断熱材、(5) は横断面が溝型をなす合成樹脂製のレ
ールで、板体(2) の箱体(3) 内側に設けられた凹部(6)
に埋設状態に装着されている。(7) は凹部(6) の箱体
(3) 外側に嵌合状態に装備されたガセットである。
【0004】(8) は板体(2) 及びガセット(7) の前端部
に挿通されて挿通端がガセット(7)に固定されたナット
(9) に締結され箱体(3) 内に装着された段付き軸、(10)
は段付き軸(8) に枢持されて箱体(3) 内に配置された支
持ローラ、(11)は庫内ケース(12)の両側をそれぞれ支持
するフレーム、(13)はフレーム(11)の後端部に突出軸を
介して枢着されてレール(5) の溝内に配置されたフレー
ムローラである。
【0005】(14)はポップリベット等からなりレール
(5) を板体(2) に締結するレール締結具、(15)は板体
(2) に挿通されてガセット(7) を板体(2) に締結するガ
セット締結具、(16)は板体(2) とガセット(7) の間に配
置された断熱材用シール、(17)はナット(9) の外側面に
配置されたナット側断熱材用シール、(18)は断熱材(4)
の充填時に使用される治具である。
【0006】従来の引出し用レール装置は上記のように
構成され、断熱材(4) 内に埋設状態に配置されたガセッ
ト(7) によって板体(2) が補強され、この補強箇所に支
持ローラ(10)が装着される。また、ガセット(7) は凹部
(6) の箱体(3) 外側に嵌合状態に装備されてレール(5)
を補強している。
【0007】そして、次に述べるようにしてレール(5)
等が組立てられる。すなわち、箱体(3) を開口部を上に
背面を下にした状態で、レール(5) が板体(2) の凹部
(6) に嵌合される。次いで、レール(5) がレール締結具
(14)により板体(2) に締結される。また、ガセット(7)
には板体(2) との間に断熱材(4) が回り込んで、板体
(2) の段付き軸(8) 挿通孔から箱体(3) 内側へ漏出する
のを防ぐため、断熱材用シール(16)が貼りつけられる。
【0008】そして、ガセット(7) にはナット(9) の孔
から断熱材(4) が回り込んで、箱体(3) 内側へ漏出する
のを防ぐため、ナット(9) の外側面にナット側断熱材用
シール(17)が貼りつけられる。次いで、ガセット(7) が
ガセット締結具(15)によって板体(2) に固定されて、外
箱(1) と箱体(3) の間に断熱材(4) が充填される。
【0009】断熱材(4) の充填時に発泡圧力によりレー
ル(5) に変形、割れ等が生じないように、箱体(3) 内側
から治具(18)が予めレール(5) の溝に嵌合される。次
に、段付き軸(8) が箱体(3) 内側から板体(2) 及びガセ
ット(7) に挿通されてナット(9) に締結されて、支持ロ
ーラ(10)が箱体(3) 内に装着される。
【0010】そして、フレーム(11)の後端部からフレー
ムローラ(13)がレール(5) の溝に嵌合される。次いで、
フレーム(11)を支持ローラ(10)の上に配置して、配置さ
れた両側のフレーム(11)に庫内ケース(12)が装着され
る。これにより、図7に示すように庫内ケース(12)がフ
レーム(11)及びフレームローラ(13)を介して支持ローラ
(10)及びレール(5) に支持される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の引
出し用レール装置では、レール締結具(14)によりレール
(5) と板体(2) とが1箇所で締結される。このため、レ
ール(5) の箱体(3) 奥側寄りが箱体(3) 内方向へ変位す
ることがある。このときに移動するフレームローラ(13)
の側面とレール(5) が接触して引出し式扉(図示しな
い)の開閉動作が阻害される。また、長年の使用中に板
体(2) と断熱材(4) の接着剥がれが発生してレール(5)
が浮き上がることになる。なお、レール(5) の箱体(3)
奥側寄りをさらに板体(2) に締結した場合には、製造費
が嵩むことになる。
【0012】また、レール(5) と板体(2) が1箇所で締
結されているので、ナット(9) の位置に差異があると支
持ローラ(10)が所定位置に装着されず、引出し式扉に傾
きが生じたり、引出し式扉の開閉動作が阻害されたりす
る。また、断熱材(4) の充填後に支持ローラ(10)が取付
けられるので、断熱材(4)の漏出防止用の断熱材用シー
ル(16)及びナット側断熱材用シール(17)の貼りつけが必
要となる。
【0013】このため、シールの部品費及び貼りつけ作
業のために製造費が嵩むことになる。また、シールの部
品の貼りつけ位置の不良のために断熱材(4) の漏出が発
生する不具合がある。また、引出し式扉を引出したとき
に、両側のフレーム(11)の開閉方向に直交した水平方向
の振れが大きくなることがある。このときに、フレーム
(11)が支持ローラ(10)から逸脱して引出し式扉の外れが
発生するという問題点があった。
【0014】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、簡易な装置構成であって円滑な
案内機能を有する引出し用レール装置を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る引出し用
レール装置においては、箱体を形成する板体の箱体外側
に配置されたガセットと、板体の箱体内側に配置された
レールと、このレールの板体との対向面に設けられて突
出しガセット及び板体に設けられた貫通孔に貫通して配
置される突出部、この突出部の先端がレールの長手に沿
って延長された係止部並びにこの係止部の先端に配置さ
れて板体と対面して設けられガセットの係止穴に嵌合す
る係止凸部によって形成されて、ガセット、板体及びレ
ールを密接状態に結合する係止機構と、レールの箱体開
口部寄り端部に設けられて箱体内側に突出しレールによ
って案内される物体の側面に対向する凸部とが設けられ
る。
【0016】また、この発明に係る引出し用レール装置
においては、箱体を形成する板体の箱体外側に配置され
たガセットと、板体の箱体内側に配置されたレールと、
このレールの板体との対向面に設けられて突出しガセッ
ト及び板体に設けられた貫通孔に貫通して配置される突
出部、この突出部の先端がレールの長手に沿って延長さ
れた係止部並びにこの係止部の先端に配置されて板体と
対面して設けられガセットの係止穴に嵌合する係止凸部
によって形成されて、ガセット、板体及びレールを密接
状態に結合する係止機構と、レールの箱体開口部寄り端
部に設けられて箱体内側に突出しレールによって案内さ
れる物体の側面に対向する凸部と、レールの板体との対
向面に設けられて突出し突出部から離れて廻りを囲んで
配置されて板体に密接する環状凸部とが設けられる。
【0017】また、この発明に係る引出し用レール装置
においては、箱体を形成する板体の箱体外側に配置され
たガセットと、板体の箱体内側に配置されたレールと、
このレールの板体との対向面に設けられて突出しガセッ
ト及び板体に設けられた貫通孔に貫通して配置される突
出部、この突出部の先端がレールの長手に沿って延長さ
れた係止部並びにこの係止部の先端に配置されて板体と
対面して設けられガセットの係止穴に嵌合する係止凸部
によって形成されて、ガセット、板体及びレールを密接
状態に結合する係止機構と、レールの箱体開口部寄り端
部に設けられて箱体内側に突出しレールによって案内さ
れる物体の側面に対向する凸部と、横断面溝形をなすレ
ールの溝型の側壁開口縁部に設けられて板体の箱体内側
に重合して配置された上方フランジ及び下方フランジと
が設けられる
【0018】た、この発明に係る引出し用レール装置
においては、箱体を形成する板体の箱体外側に配置され
たガセットと、板体の箱体内側に配置されたレールと、
このレールの板体との対向面に設けられて突出しガセッ
ト及び板体に設けられた貫通孔に貫通して配置される突
出部、この突出部の先端がレールの長手に沿って延長さ
れた係止部並びにこの係止部の先端に配置されて板体と
対面して設けられガセットの係止穴に嵌合する係止凸部
によって形成されて、ガセット、板体及びレールを密接
状態に結合する係止機構と、レールの箱体開口部寄り端
部に設けられて箱体内側に突出しレールによって案内さ
れる物体の側面に対向する凸部と、板体から箱体外に突
設されてガセットの箱体の奥寄り端面に接する位置に配
置された突子とが設けられる。
【0019】
【作用】上記のように構成された引出し用レール装置で
は、板体、ガセット及びレールが係止機構によって密接
状態に結合され、レールの箱体開口部寄り端部に設けら
れた凸部により、レールによって案内される物体の案内
方向に直交した横変位が規制される。
【0020】また、上記のように構成された引出し用レ
ール装置では、板体、ガセット及びレールが係止機構に
よって密接状態に結合され、レールの箱体開口部寄り端
部に設けられた凸部により、レールによって案内される
物体の案内方向に直交した横変位が規制される。また、
環状凸部が板体に設けられた貫通孔の外側に配置されて
板体の箱体内側に密接する。
【0021】また、上記のように構成された引出し用レ
ール装置では、板体、ガセット及びレールが係止機構に
よって密接状態に結合され、レールの箱体開口部寄り端
部に設けられた凸部により、レールによって案内される
物体の案内方向に直交した横 変位が規制される。また、
上方フランジ及び下方フランジが板体の箱体内側に重合
して配置されて板体が補強される
【0022】た、上記のように構成された引出し用レ
ール装置では、板体、ガセット及びレールが係止機構に
よって密接状態に結合され、レールの箱体開口部寄り端
部に設けられた凸部により、レールによって案内される
物体の案内方向に直交した横変位が規制される。また、
板体から箱体外に突設された突子によって、ガセットの
箱体の奥寄り端が板体面の所定位置に保持される。
【0023】
【実施例】実施例1. 図1〜図5は、この発明の一実施例を示す図で、図1は
引出し用レール装置を分解して示す斜視図、図2は図1
の引出し用レール装置が設けられた冷蔵庫の引出し式扉
の要部縦断面図、図3は図2のレール後端部の水平断面
図、図4は図2のレール前端部の水平断面図、図5は図
1の引出し用レール装置の組立状況を説明した図2相当
図である。
【0024】図において、(1) は鋼板製の冷蔵庫の外
箱、(2) は合成樹脂板が真空成形加工によって製作され
た内箱からなる箱体(3) を形成する板体、(4) は外箱
(1) と箱体(3) の間に充填されたポリウレタン樹脂等の
断熱材である。(5) は横断面が溝型をなす合成樹脂製の
レールで、板体(2) の箱体(3) 内側に設けられた凹部
(6) に埋設状態に装着され、溝型の開口縁部に上方フラ
ンジ(19)及び下方フランジ(20)が設けられている。
【0025】(7) は凹部(6) の箱体(3) 外側に嵌合状態
に装備されたガセット、(8) はレール(5) 前端部、板体
(2) 及びガセット(7) に挿通されて、挿通端がガセット
(7)に固定されたナット(9) に締結されて箱体(3) 内に
配置された段付き軸、(10)は段付き軸(8) に枢持されて
箱体(3) 内に配置された支持ローラ、(11)は庫内ケース
(12)の両側をそれぞれ支持するフレーム、(13)はフレー
ム(11)の後端部に突出軸を介して枢着されてレール(5)
の溝内に配置されたフレームローラ、(21)はレール(5)
に突設されて段付き軸(8) 挿通用の貫通孔(22)の上方に
配置された凸部である。
【0026】(23)はレール(5) の前端寄りに設けられた
第1係止機構で、レール(5) の板体(2) との対向面に設
けられて突出し板体(2) に設けられた板体貫通孔(24)に
空隙を形成して挿通される共に、ガセット(7) に設けら
れて板体貫通孔(24)よりもレール(5) の長手方向に長い
ガセット貫通孔(25)に空隙を形成して挿通される突出部
(26)、突出部(26)の先端が箱体(3) の奥側へレール(5)
の長手に沿って延長された係止部(27)、係止部(27)の先
端に配置されて板体(2) と対面して設けられガセット
(7) の係止穴(28)に嵌合する係止凸部(29)及び係止部(2
7)の先端に設けられて先端がレール(5) から離れる方向
に傾斜した斜面(30)によって構成されている。
【0027】(31)はレール(5) の板体(2) との対向面に
設けられて突出し、突出部(26)から離れて廻りを囲んで
配置された環状凸部、(32)は板体(2) から箱体(3) 外に
突設された突子で、ガセット(7) の後部寄り端面に接す
る位置に配置されている。(18)はレール(5) の断熱材
(4) 注入時の治具である。
【0028】(33)はレール(5) の後端寄りに設けられた
第2係止機構で、第1係止機構(23)とほぼ同様に構成さ
れている。すなわち、レール(5) の板体(2) との対向面
に設けられて突出し板体(2) に設けられた板体貫通孔(2
4)に空隙を形成して挿通される突出部(26)、突出部(26)
の先端が箱体(3) の奥側へレール(5) の長手に沿って延
長された係止部(27)及び係止部(27)の先端に設けられて
先端がレール(5) から離れる方向に傾斜した斜面(30)が
設けられている。
【0029】上記のように構成された引出し用レール装
置では、次に述べるようにしてレール(5) 等が組立てら
れる。すなわち、箱体(3) を開口部を上に背面を下にし
た状態で、板体(2) の板体貫通孔(24)にレール(5) に設
けられた第1係止機構(23)及び第2係止機構(33)の係止
部(27)先端が斜面(30)を介して挿入される。次いで、板
体(2) を弾性変形させて、板体貫通孔(24)に係止機構の
突出部(26)が圧入されて嵌合される。
【0030】そして、ガセット(7) を板体(2) に当てて
第1係止機構(23)の係止部(27)先端が斜面(30)を介して
ガセット貫通孔(25)に挿入される。この状態で、ガセッ
ト(7) をレール(5) の前端方向へ摺動して、第1係止機
構(23)の係止凸部(29)をガセット(7) の係止穴(28)に嵌
合させる。また、係止凸部(29)が係止穴(28)に嵌合する
ことと、このときにガセット(7) の後端が板体(2) の突
子(32)に対向することによりガセット(7) が板体(2) 面
の所定位置に保持される。
【0031】このようにして、レール(5) が係止機構及
びガセット(7) によって板体(2) に装着される。またこ
れによって環状凸部(31)が板体(2) の箱体(3) 内面に密
着する。このため、注入される断熱材(4) が突出部(26)
と板体貫通孔(24)の隙間から箱体(3) 内面に漏出する不
具合が防止される。したがって、シールの部品等の余計
な部材及び余計な部材の装着の手数を省くことができ、
しかも断熱材(4) が漏出する不具合のない引出し用レー
ル装置が得られる。
【0032】次に、段付き軸(8) がレール(5) 、板体
(2) 及びガセット(7) に挿通されてナット(9) に締結さ
れて、支持ローラ(10)が箱体(3) 内に装着される。な
お、断熱材(4) の注入前に支持ローラ(10)を箱体(3) 内
に取付けると、断熱材(4) の注入時に支持ローラ(10)の
側面に対向した板体(2) 箇所を治具(18)によって支える
ことができなくなる。
【0033】このため、断熱材(4) の注入時に治具(18)
によって支えられない箇所の板体(2) が変形する。これ
に対して、レール(5) に上方フランジ(19)及び下方フラ
ンジ(20)を設けて、これらのフランジを介して断熱材
(4) の注入時に治具(18)により板体(2) が支えられる。
したがって、断熱材(4) の注入時における支持ローラ(1
0)側面対向箇所の板体(2) に生じる変形をフランジの剛
性によって防止することができる。
【0034】次いで、外箱(1) と箱体(3) の間に断熱材
(4) が注入されて発泡し、係止機構の突出部(26)及びガ
セット(7) が断熱材(4) 中に埋蔵される。これにより、
長期間にわたって引出し式扉の開閉を繰り返しても、レ
ール(5) が箱体(3) 内の所定位置に保持される。したが
って、引出し式扉の開閉に支障が生じる不具合を防ぐこ
とができる。このように、簡易な構成であって少ない費
用により容易に製造できる引出し用レール装置を得るこ
とができる。
【0035】また、レール(5) の段付き軸(8) 挿通用の
貫通孔(22)の上方に凸部(21)が設けられているので、引
出した引出し式扉が引出し方向と直交した水平方向に押
圧されてフレーム(11)が横変位したときに凸部(21)に当
たる。これによって、フレーム(11)の横変位時の過変位
が阻止されて、フレーム(11)等の関連部材に変形や損傷
の発生を未然に防止でき、引出し式扉の正常な案内機能
を維持することができる。
【0036】また、ガセット(7) の係止穴(28)に第1係
止機構(23)の係止凸部(29)が嵌合されているものの、少
しの隙間によってガセット(7) のナット(9) と、レール
(5)の段付き軸(8) 挿通用の貫通孔(22)との間にずれが
生じる。しかし、ガセット(7) の後端が板体(2) の突子
(32)に対向することによりガセット(7) が板体(2) 面の
所定位置に保持されているので、ナット(9) と貫通孔(2
2)の間のずれの発生を防ぐことができる。したがって、
支持ローラ(10)を容易に所定位置に装着することができ
る。
【0037】実施例2. 図1〜図5の実施例を次に述べるように構成する。すな
わち、図1〜図5ではガセット(7) の係止穴(28)に第1
係止機構(23)の係止凸部(29)を嵌合させることによりガ
セット(7) を板体(2) に装着する構成である。これに対
し、ガセット(7) に係止凸部を形成して、この係止凸部
を第1係止機構(23)に形成されたガセットの係止穴(28)
に嵌合させることによりガセット(7) を板体(2) に装着
する構成とする。
【0038】このような構成においても、レール(5) が
係止機構及びガセット(7) によって板体(2) に装着され
る。したがって、詳細な説明を省略するがこのような実
施例においても図1〜図5の実施例と同様な作用が得ら
れることは明白である。
【0039】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、箱体を
形成する板体の箱体外側にガセットを配置して、板体の
箱体内側にレールを設け、レールの板体との対向面に設
けられて突出しガセット及び板体に設けられた貫通孔に
貫通して配置される突出部、この突出部の先端がレール
の長手に沿って延長された係止部並びにこの係止部の先
端に配置されて板体と対面して設けられガセットの係止
穴に嵌合する係止凸部によって形成されて、ガセット、
板体及びレールを密接状態に結合する係止機構と、レー
ルの箱体開口部寄り端部に設けられて箱体内側に突出し
レールによって案内される物体の側面に対向する凸部と
を設けたものである。
【0040】これによって、板体、ガセット及びレール
が係止機構によって密接状態に結合され、また板体の貫
通孔に係止機構の突出部が圧入されることと係止機構の
係止凸部がガセットの係止穴に嵌合することによって板
体面の所定位置にガセット及びレールが保持される。し
たがって、注入される断熱材が係止機構の突出部と板体
貫通孔の隙間から箱体内面に漏出することを防止でき
る。そして、シールの部品等の余計な部材及び余計な部
材の装着の手数を要せず、簡易な構成であって少ない費
用により容易に製造できる引出し用レール装置を得る効
果がある。
【0041】また、レールの箱体開口部寄り端部に設け
られた凸部により、レールによって案内される物体の案
内方向に直交した横変位が規制される。これにより、レ
ールによって案内される物体等の関連部材に変形や損傷
の発生を未然に防止することができる。したがって、引
出し用レール装置の案内機能を正常状態に保つことが
き、案内機能を円滑化する効果がある。
【0042】また、この発明は以上説明したように、箱
体を形成する板体の箱体外側にガセットを配置して、板
体の箱体内側にレールを設け、レールの板体との対向面
に設けられて突出しガセット及び板体に設けられた貫通
孔に貫通して配置される突出部、この突出部の先端がレ
ールの長手に沿って延長された係止部並びにこの係止部
の先端に配置されて板体と対面して設けられガセットの
係止穴に嵌合する係止凸部によって形成されて、ガセッ
ト、板体及びレールを密接状態に結合する係止機構と
レールの箱体開口部寄り端部に設けられて箱体内側に突
出しレールによって案内される物体の側面に対向する凸
部と、レールの板体との対向面に設けられて突出し突出
部から離れて廻りを囲んで配置されて板体に密接する環
状凸部とを設けたものである。
【0043】これによって、板体、ガセット及びレール
が係止機構によって密接状態に結合され、また板体の貫
通孔に係止機構の突出部が圧入されることと係止機構の
係止凸部がガセットの係止穴に嵌合することによって板
体面の所定位置にガセット及びレールが保持される。し
たがって、注入される断熱材が係止機構の突出部と板体
貫通孔の隙間から箱体内面に漏出することを防止でき
る。そして、シールの部品等の余計な部材及び余計な部
材の装着の手数を要せず、簡易な構成であって少ない費
用により容易に製造できる引出し用レール装置を得る効
果がある。
【0044】また、レールの箱体開口部寄り端部に設け
られた凸部により、レールによって案内される物体の案
内方向に直交した横変位が規制される。これにより、レ
ールによって案内される物体等の関連部材に変形や損傷
の発生を未然に防止することができる。したがって、引
出し用レール装置の案内機能を正常状態に保つことがで
き、案内機能を円滑化する効果がある。
【0045】また、環状凸部が板体に設けられた貫通孔
の外側に配置されて板体の箱体内側に密接するので、注
入される断熱材が係止機構の突出部と板体貫通孔の隙間
から箱体内面へ漏出する不具合を一層効果的に防止する
ことができる。これにより、シールの部品等の余計な部
材及び余計な部材の装着の手数を省くことができて、少
ない費用で断熱材が漏出する不具合のない引出し用レー
ル装置を得る効果がある。
【0046】また、この発明は以上説明したように、箱
体を形成する板体の箱体外側にガセットを配置して、板
体の箱体内側にレールを設け、このレールの板体との対
向面に設けられて突出しガセット及び板体に設けられた
貫通孔に貫通して配置される突出部、この突出部の先端
がレールの長手に沿って延長された係止部並びにこの係
止部の先端に配置されて板体と対面して設けられガセッ
トの係止穴に嵌合する係止凸部によって形成されて、ガ
セット、板体及びレールを密接状態に結合する係止機構
、レールの箱体開口部寄り端部に設けられて箱体内側
に突出しレールによって案内される物体の側面に対向す
る凸部と、横断面溝形をなすレールの溝型の側壁開口縁
部に設けられて板体の箱体内側に重合して配置された上
方フランジ及び下方フランジとを設けたものである。
【0047】これによって、板体、ガセット及びレール
が係止機構によって密接状態に結合され、また板体の貫
通孔に係止機構の突出部が圧入されることと係止機構の
係止凸部がガセットの係止穴に嵌合することによって板
体面の所定位置にガセット及びレールが保持される。し
たがって、注入される断熱材が係止機構の突出部と板体
貫通孔の隙間から箱体内面に漏出することを防止でき
る。そして、シールの部品等の余計な部材及び余計な部
材の装着の手数を要せず、簡易な構成であって少ない費
用により容易に製造できる引出し用レール装置を得る効
果がある。
【0048】また、レールの箱体開口部寄り端部に設け
られた凸部により、レールによって案内される物体の案
内方向に直交した横変位が規制される。これにより、レ
ールによって案内される物体等の関連部材に変形や損傷
の発生を未然に防止することができる。したがって、引
出し用レール装置の案内機能を正常状態に保つことがで
き、案内機能を円滑化する効果がある。
【0049】また、上方フランジ及び下方フランジが板
体の箱体内側に重合して配置されて板体が補強され、上
方フランジ及び下方フランジの縁部が断熱材の注入時に
治具によって支持される。このため、断熱材の注入時に
治具による支持が不能な箇所の板体の変形を防止するこ
とができる。したがって、断熱材の注入時に治具による
支持不能箇所の板体を正常に保つことができ、引出し用
レール装置の案内機能を円滑化する効果がある
【0050】た、この発明は以上説明したように、箱
体を形成する板体の箱体外側にガセットを配置して、板
体の箱体内側にレールを設け、このレールの板体との対
向面に設けられて突出しガセット及び板体に設けられた
貫通孔に貫通して配置される突出部、この突出部の先端
がレールの長手に沿って延長された係止部並びにこの係
止部の先端に配置されて板体と対面して設けられガセッ
トの係止穴に嵌合する係止凸部によって形成されて、ガ
セット、板体及びレールを密接状態に結合する係止機構
、レールの箱体開口部寄り端部に設けられて箱体内側
に突出しレールによって案内される物体の側面に対向す
る凸部と、板体から箱体外に突設されてガセットの箱体
の奥寄り端面に接する位置に配置された突子とを設けた
ものである。
【0051】これによって、板体、ガセット及びレール
が係止機構によって密接状態に結合され、また板体の貫
通孔に係止機構の突出部が圧入されることと係止機構の
係止凸部がガセットの係止穴に嵌合することによって板
体面の所定位置にガセット及びレールが保持される。し
たがって、注入される断熱材が係止機構の突出部と板体
貫通孔の隙間から箱体内面に漏出することを防止でき
る。そして、シールの部品等の余計な部材及び余計な部
材の装着の手数を要せず、簡易な構成であって少ない費
用により容易に製造できる引出し用レール装置を得る効
果がある。
【0052】また、レールの箱体開口部寄り端部に設け
られた凸部により、レールによって案内される物体の案
内方向に直交した横変位が規制される。これにより、レ
ール によって案内される物体等の関連部材に変形や損傷
の発生を未然に防止することができる。したがって、引
出し用レール装置の案内機能を正常状態に保つことがで
き、案内機能を円滑化する効果がある。
【0053】また、板体から箱体外に突設された突子に
よって、ガセットの箱体の奥寄り端が板体面の所定位置
に保持される。これにより、ガセットとレールがずれる
ことなく正常位置に保持され、支持ローラの装着等の引
出し用レール装置の組立を容易化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図で、引出し用レー
ル装置を分解した斜視図。
【図2】図1の引出し用レール装置を設けた冷蔵庫の引
出し式扉の要部縦断面図。
【図3】図2のレール後端部の水平断面図。
【図4】図2のレール前端部の水平断面図。
【図5】図1の引出し用レール装置の組立状況を説明し
た図2相当図。
【図6】従来の引出し用レール装置を示す図で、引出し
用レール装置を分解して示す斜視図。
【図7】図6の引出し用レール装置を設けた冷蔵庫の引
出し式扉の要部縦断面図。
【図8】図6の引出し用レール装置の組立状況を説明し
た図7相当図。
【符号の説明】
2 板体、3 箱体、5 レール、7 ガセット、19
上方フランジ、20下方フランジ、21 凸部、23
第1係止機構(係止機構)、24 板体貫通孔、25
ガセット貫通孔、26 突出部、27 係止部、28
係止穴、29 係止凸部、31 環状凸部、32 突
子。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体を形成する板体の上記箱体外側に配
    置されたガセットと、上記板体の上記箱体内側に配置さ
    れたレールと、このレールの上記板体との対向面に設け
    られて突出し上記ガセット及び板体に設けられた貫通孔
    に貫通して配置される突出部、この突出部の先端が上記
    レールの長手に沿って延長された係止部並びにこの係止
    部の先端に配置されて上記板体と対面して設けられ上記
    ガセットの係止穴に嵌合する係止凸部によって形成され
    て、上記ガセット、板体及びレールを密接状態に結合す
    る係止機構と、上記レールの上記箱体開口部寄り端部に
    設けられて上記箱体内側に突出し上記レールによって案
    内される物体の側面に対向する凸部とを備えた引出し用
    レール装置。
  2. 【請求項2】 箱体を形成する板体の上記箱体外側に配
    置されたガセットと、上記板体の上記箱体内側に配置さ
    れたレールと、このレールの上記板体との対向面に設け
    られて突出し上記ガセット及び板体に設けられた貫通孔
    に貫通して配置される突出部、この突出部の先端が上記
    レールの長手に沿って延長された係止部並びにこの係止
    部の先端に配置されて上記板体と対面して設けられ上記
    ガセットの係止穴に嵌合する係止凸部によって形成され
    て、上記ガセット、板体及びレールを密接状態に結合す
    る係止機構と、上記レールの上記箱体開口部寄り端部に
    設けられて上記箱体内側に突出し上記レールによって案
    内される物体の側面に対向する凸部と、上記レールの上
    記板体との対向面に設けられて突出し上記突出部から離
    れて廻りを囲んで配置されて上記板体に密接する環状凸
    部とを備えた引出し用レール装置。
  3. 【請求項3】 箱体を形成する板体の上記箱体外側に配
    置されたガセットと、上記板体の上記箱体内側に配置さ
    れたレールと、このレールの上記板体との対向面に設け
    られて突出し上記ガセット及び板体に設けられた貫通孔
    に貫通して配置される突出部、この突出部の先端が上記
    レールの長手に沿って延長された係止部並びにこの係止
    部の先端に配置されて上記板体と対面して設けられ上記
    ガセットの係止穴に嵌合する係止凸部によって形成され
    て、上記ガセット、板体及びレールを密接状態に結合す
    る係止機構と、上記レールの上記箱体開口部寄り端部に
    設けられて上記箱体内側に突出し上記レールによって案
    内される物体の側面に対 向する凸部と、横断面溝形をな
    す上記レールの上記溝型の側壁開口縁部に設けられて上
    記板体の上記箱体内側に重合して配置された上方フラン
    ジ及び下方フランジとを備えた引出し用レール装置
  4. 【請求項4】 箱体を形成する板体の上記箱体外側に配
    置されたガセットと、上記板体の上記箱体内側に配置さ
    れたレールと、このレールの上記板体との対向面に設け
    られて突出し上記ガセット及び板体に設けられた貫通孔
    に貫通して配置される突出部、この突出部の先端が上記
    レールの長手に沿って延長された係止部並びにこの係止
    部の先端に配置されて上記板体と対面して設けられ上記
    ガセットの係止穴に嵌合する係止凸部によって形成され
    て、上記ガセット、板体及びレールを密接状態に結合す
    る係止機構と、上記レールの上記箱体開口部寄り端部に
    設けられて上記箱体内側に突出し上記レールによって案
    内される物体の側面に対向する凸部と、上記板体から上
    記箱体外に突設されて上記ガセットの上記箱体の奥寄り
    端面に接する位置に配置された突子とを備えた引出し用
    レール装置。
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