JP3048842B2 - 断熱パネル用フック装置 - Google Patents
断熱パネル用フック装置Info
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Description
どの断熱プレハブ構造物を構成する断熱パネル同士を結
合させるために、断熱パネル内部に組み込まれている断
熱パネル用フック装置に関する。
の断熱パネルに組み込まれたピンとによりロータリーロ
ックを構成しており、ロータリーロックはたとえば特公
昭60−2528号公報(F16B5/07)などに記
載されている。
するようなプレハブ冷凍冷蔵庫01を構成する断熱パネ
ル02を組み立てるのに用いられる。このプレハブ冷凍
冷蔵庫01の内部には庫内を冷却する冷却装置が備えら
れており、また、プレハブ冷凍冷蔵庫01の正面には開
口部が形成されて、この開口部に取扱者用の扉が開閉自
在に設けられている。
ネル02にはフック装置Fが、他方の断熱パネル02に
はピン装置Pが組み込まれ、フック装置Fのフックをピ
ン装置Pのピンに係合させて引き寄せることにより断熱
パネル02同士が結合される。
8ないし図10に図示されている。図9において、フッ
ク装置Fのフック収納ケース03はフック収納凹部04
が形成された一対の鉄板05を突き合わせて、スポット
溶接して形成されている。この鉄板05には空気抜き穴
06が複数個穿たれ、空気抜き穴06にはウレタンの侵
入を阻止するシールが施されている。そして、フック収
納ケース03の内部には、断面円形の胴部を具備する鉄
製のローター07がその偏心軸08を軸として回動可能
に支持され、ローター07の外周部には突出部09が形
成されている。一方、このローター07の胴部に鉄製の
フック010が回動可能に支持されている。このフック
010には引込み側ストッパー012および緩み側スト
ッパー013が形成されている。
軸として時計方向に回動させて突出部09を引込み側ス
トッパー012と当接させると、フック010のフック
部が偏心軸08に近づき、逆にローター07を反時計方
向に回動させて突出部09を緩み側ストッパー013と
当接させると、フック010のフック部が偏心軸08か
ら遠のく。
まれる断熱パネルには、図8に図示するウレタンがむき
出しの規格品の断熱パネルと、図10に図示する塩ビ枠
を用いた特注品の断熱パネルとの2種類がある。そし
て、図10において、フック装置Fを塩ビ枠015に固
定するためには、フック収納ケース03にビス止め用金
具016をスポット溶接し、ビス018で塩ビ枠015
に固定する。
示すように両面をステンレス板、鋼板などの面材019
で構成し、側面にフック装置Fを組み込むとともに、型
枠で覆い、その内部にウレタンを注入して発泡させて製
作している。そして、断熱パネル内部の空気およびウレ
タン発泡時に発生するガスは、前記フック収納ケース0
3の空気抜き穴06などから外に抜かれる。この空気抜
きが十分に行われないと、空気溜まりができて、断熱パ
ネルとしては不良品となる。この空気抜き穴06からウ
レタンが、フック収納ケース03のフック収納凹部04
に侵入しないように、前述のようにシールが施されてい
るが、シールが不十分でウレタンが侵入してくる場合が
ある。また、フック収納ケース03の鉄板05の合わせ
目に隙間が生じており、そこからウレタンが侵入してく
る場合がある。
が侵入し、そこで発泡すると、ローター07がウレタン
により回動できなくなる場合が発生する。また、フック
収納ケース03を製作時には、鉄板05に空気抜き穴0
6を穿つ作業と、この空気抜き穴06をシールで覆う作
業が必要となり、部品点数および製作工程が多い。フッ
ク収納ケース03は一対の鉄板05をスポット溶接やカ
シメで製作されており、その製造に手数が掛かるととも
に、前述のように合わせ目に隙間が発生し、ウレタンが
侵入する場合がある。さらに、フック収納ケース03を
塩ビ枠015に取り付ける場合には、フックに方向性が
あるので、フック収納ケース03の向きを所定方向にし
て取り付ける必要があり、フック収納ケース03に収納
されたフックの方向を確認した上で取り付けなければな
らなかった。
めのもので、合成樹脂の侵入を阻止するとともに、部品
点数が少ない空気抜き構造を具備する断熱パネル用フッ
ク装置を提供することを目的とし、また、組み立てが簡
単な断熱パネル用フック装置を提供することを二次的目
的とする。さらに、取付け方向が限定された断熱パネル
用フック装置を提供することを目的とする。
に、本発明の断熱パネル用フック装置は、一方の支持板
(2)の内面には、第一突出部(16)が支持板の端部
に沿って一体に形成され、他方の支持板(3)の内面に
は前記第一突出部よりも内側に第二突出部(19)が一
体に形成されて、樹脂の侵入を防止する堰が構成されて
いるフック収納ケース(1)を備えている。このフック
収納ケースは、前記一対の対向する支持板およびこの支
持板の端部同士を連結する連結部を具備している。そし
て、この支持板に支持されたフック部材(51)は、支
持板間に収納される収納位置と前記支持板間に形成され
た開口(25)からフック部(53)が突出する突出位
置とを往復動する。また、前記第一突出部および第二突
出部は、前記連結部が形成された端部および前記開口側
の端部を除く前記支持板の端部に形成されている。
記開口は前記連結部に対向する位置に配置されるととも
に、一方の支持板の開口部側端部には係止部(7,8)
が、また他方の支持板の開口部側端部には前記係止部に
係合される係合部(10,11)が設けられている場合
がある。
置にあるフック部材よりも開口部側に飛び出し防止用ス
トッパー(23)が一体に形成されている場合もある。
さらに、前記支持板の開口部側端部には、支持板に対し
て垂直な壁面(6)が形成され、かつ、この壁面にはフ
ック収納ケースの取付け方向を規制する規制部(28)
が形成されている場合がある。
ル用フック装置を一対の面材間に組み込んで、ウレタン
などの断熱材料を注入発泡させると、発泡時に発生した
ガスおよび内部の空気は、第一突出部および第二突出部
間の隙間を通過して、フック収納ケースの開口から外に
放出される。また、第一突出部および第二突出部で構成
されている堰は、断熱材料がフック収納ケース内部に侵
入してくることを阻止する。
は、一対の支持板を開いた形状で合成樹脂で一体成形
し、この連結部で折り畳み、係合部を係止部に係合して
簡単にフック収納ケースを製作する事が可能となる。
納位置にあるフック部材がフック収納ケースから飛び出
すことを防止する。さらに、フック収納ケースを塩ビ枠
などの枠に取り付ける際に、取付け方向を間違うと、壁
面に形成された規制部が枠に当接して、フック収納ケー
スを枠に取り付けることを阻止する。
ク装置の一実施例について図1ないし図5を用いて説明
する。図1は本発明に係る断熱パネル用フック装置の一
実施例において用いられるフック収納ケースの組み立て
前の状態を説明するための図で、(ア)が平面図で、
(イ)が正面図である。図2は同断熱パネル用フック装
置の一部切欠き正面図である。図3は断熱パネルが結合
された状態の正面図である。図4はフック用の開口の図
で、(ア)が塩ビ枠の開口の図で、(イ)がフック装置
の開口側の側面図である。図5はフック装置の開口側の
側面図の要部拡大図である。
ース1は弾性を有するABS樹脂などの合成樹脂材料で
一体成形されており、一対の長方形の支持板2,3およ
びこの支持板2,3の一端部を連結する可撓性の連結部
5から成っている。この連結部5は細長い帯状をしてお
り、支持板2,3の一辺をその辺全長に渡って連続して
接続している。左側の支持板2の左端部における上部お
よび下部には、支持板2に対して垂直な壁面6が各々形
成されている。この壁面6には、係止部である係止孔
7,8が設けられている出っ張り部が外側(図において
は左側)に突出して形成されている。一方、右側の支持
板3の右端部における上部および下部には、係合部であ
る係合爪10,11が各々形成されている。また、支持
板2には軸受け孔13が、支持板3には軸受け凹部14
が形成され、その周囲には補強リブ15が設けられてい
る。
沿って細長い第一突出部としての垂直板16が各々2枚
形成されている。この垂直板16間には、やや短い突条
18が一対形成されている。同様に、支持板3の上下端
部には、第二突出部としての垂直板19が各々3枚形成
されており、一番外側の垂直板19の高さは他の垂直板
19の半分程度である。なお、前記係合爪10,11は
一番内側の垂直板19と一体に形成されている。さら
に、支持板3には、収納用ストッパー21および飛び出
し防止用ストッパー23が突出して形成されている。こ
の飛び出し防止用ストッパー23は一番内側の垂直板1
9と結合した状態で一体に形成されて、相互に補強して
いる構造となっている。
れ目として折り曲げて、図2および図4(イ)に示すよ
うに、支持板2と支持板3とを対向させ、一対の係合爪
10,11を係止孔7,8に係合させて使用される。こ
のフック収納ケース1の連結部5と対向する端部には、
支持板2の壁面6間にフック用開口25が形成される。
また、上側の壁面6にはビス穴27が、下側の壁面6に
はビス穴27および位置決め用の突起28が形成されて
いる。
パネル)に組み込まれるが、その断熱パネルの製作時に
ウレタン(合成樹脂材料)などの断熱材料がフック収納
ケース1内部に侵入しないように、図5に示すようにフ
ック収納ケース1が折り曲げられた状態では、垂直板1
6,19が小さな隙間を有して互いに重なった状態とな
る。この垂直板16の端面と支持板3の内面との間隔、
および垂直板19の端面と支持板2の内面との間隔は
0.5mmと小さいので断熱材料であるウレタンの侵入
を阻止する。この間隔は空気を流通させるには十分な大
きさであるので、この垂直板16,19間の隙間を介し
てフック用開口25およびビス穴27から空気抜きが行
われる。また、一対の突条18が垂直板16を挟む状態
になり、垂直板16とともにウレタンの侵入を阻止す
る。そして、万一、ウレタンが一番外側の垂直板16か
ら侵入しても、垂直板16,19間の空間内で膨張し、
フック収納ケース1内部空間には侵入しない。なお、支
持板2,3は断熱材料の侵入を防止する遮蔽板の機能を
有している。
1は弾性を有したポリアセタールなどの合成樹脂で成形
され、その偏心軸33は軸受け孔13および軸受け凹部
14に回動可能に支持されるとともに、ハンドルレバー
が着脱自在に挿入される六角形の孔34が形成されてい
る。また、ローター31の外周部には、フック挟持用の
フランジ36および係合部38が外側に突出して形成さ
れている。
金属製であり、ローター31の断面円形の胴部に回動可
能に支持されている。また、フック部材51の表面には
係合部38に当接する引き寄せ側ストッパー61および
緩み側ストッパー62が突設されている。
って、開いた状態のフック収納ケース1に取付け、その
後連結部5を折れ目として折り曲げて、係合爪10,1
1を係止孔7,8に係合させて、フック装置Fは製造さ
れる。そして、このフック装置Fは、図3および図4に
示すように、その張り出している係止孔7,8を合成樹
脂枠である塩ビ枠71の固定孔である角孔73,74に
挿入し、係止孔7,8の突出した先端部を溶融して拡大
することにより塩ビ枠71に取り付けられる。なお、各
塩ビ枠71には、一個でもよいが、一般的には複数個の
フック装置Fが取り付けられる。さらに、フック装置F
が塩ビ枠71に取り付けられた状態では、フック収納ケ
ース1の開口側壁面6が塩ビ枠71の表面に点接触では
なく面接触しているので強度を向上させることができ
る。
のビス穴27に対応する位置に取付け穴75が穿たれ、
作業途中などにおいて落下、衝撃等により前記溶融部分
による塩ビ枠71との結合が外れた場合に、ビスにより
固定し直すことができる。さらに、塩ビ枠71には、フ
ック収納ケース1の開口側壁面6の突起28に対応する
位置に位置決め穴77が穿たれている。この位置決め用
の突起28および位置決め穴77により、フック装置F
を塩ビ枠71に取り付ける際に、フック部材51のフッ
クの方向を確認しないでも、フック装置Fの取付け方向
を間違わないで塩ビ枠71に取り付けることができる。
また、塩ビ枠71には、フック収納ケース1のフック用
開口25に対応する位置に、開口78が形成されてい
る。そして、ピン装置Pのピン81は合成樹脂製ブロッ
ク82に設けられ、このブロック82は塩ビ枠85にビ
ス止めされている。
を取り付けた塩ビ枠71,85が準備できると、ステン
レス板、鋼板などの長方形の面材91を一対間隔を開け
て対向させて空洞のパネルを構成し、その空洞のパネル
の各辺の間隙を、フック装置Fやピン装置Pが取り付け
られた塩ビ枠71,85で塞ぎ、その内部空間にウレタ
ンなどの断熱材料を注入、発泡させて断熱パネルを製作
している。
ック装置の作動について説明する。図2において、実線
で図示された突出位置のフック部材51をフック収納ケ
ース1内に収納するために、ローター31の偏心軸33
の孔34にハンドルレバーを挿入して、ローター31を
反時計方向に回動させる。フック部材51はローター3
1の胴部に回動可能に設けられているが、摩擦抵抗によ
りフック部材51はローター31と一緒に反時計方向に
回動する。そして、フック部材51は収納用ストッパー
21に当接し、その回動を停止する。
させると、その係合部38がフック部材51の引き寄せ
側ストッパー61から外れ、緩み側ストッパー62に当
接する。このローター31の回動により、ローター31
の胴部の中心O1は偏心軸33の中心O2よりも、回動
前はフック部53から遠い位置に在ったが、回動後はフ
ック部53に近い位置に来る。ロータ31の中心O1と
フック部53との距離は一定なので、偏心軸33の中心
O2とフック部53との距離は段々と長くなり、フック
部材51の先端は飛び出し防止用ストッパー23に向か
って移動し、二点鎖線で図示された収納位置になる。
どの外力により外に移動しようとしても、飛び出し防止
用ストッパー23により阻止される。また、図3に示す
ようにこのフック装置Fによりピン81を引き寄せる際
には、図2の二点鎖線で図示された状態から偏心軸33
を時計方向に回動させる。その時、フック部材51は、
その先端が飛び出し防止用ストッパー23に当接してお
り、回動できないので、ローター31がフック部材51
に対して時計方向に回動し、前述のようにフック部53
が段々と偏心軸33の中心O2に近づく。すなわち、フ
ック部材51が下側に移動し、フック部材51の先端が
飛び出し防止用ストッパー23から離脱する。
1と一緒に時計方向に回動し、フック部53はフック用
開口25から突出して、ピン81に係合する。係合する
と、フック部材51は回動不可能となるので、ローター
31がフック部材51に対して時計方向に回動し、フッ
ク部53が段々と偏心軸33の中心O2に近づく。言い
換えると、フック部53に係合しているピン81がロー
ター31側に引き寄せられることになる。
て説明する。図6はフック収納ケースの右側端部の要部
平面拡大図である。この変形例の説明において、前記実
施例の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。垂直板19は前記実施
例と同様に複数枚設けられており、外側垂直板19aが
この図において手前側に、また、内側垂直板19bが奥
側に設けられている。
例のL字状の係合爪10に代えて、直三角形状の係合爪
10aが内側垂直板19bと一体に形成されている。係
合爪10aの左側(フック収納ケース1の内側)には切
り込み部10bが形成されており、係合爪10aが係止
孔7と係合する際に、係合爪10aが左側に撓んで、ス
ムーズに係合することができる。
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変
更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記
に例示する。 (1)実施例においては、フック収納ケースの取付け方
向を規制する規制部は、凸部である突起28であるが、
穴や凹部で構成することも可能である。この場合には塩
ビ枠には突起などの凸部が形成される。また、上下の係
止孔7,8が形成されている出っ張り部の大きさや形状
を相互に異ならしめるとともに、塩ビ枠71の上下の角
孔73,74の穴の大きさや形状を同様に異ならしめ
て、フック収納ケースを逆に取り付けると、出っ張り部
が角孔73,74に挿入不可能に構成して、規制部とす
ることも可能である。
長方形であるが、その形状は適宜変更可能である。な
お、連結部5はフック収納ケース1の折れ目であるの
で、直線的な形状である事が望ましい。また、連結部が
支持板の端部同士をその端部に沿って連続的に接続する
場合には、支持板の接続部が、従来の鉄板を突き合わせ
てスポット溶接した場合のように開くことがなく、断熱
材料がこの連結部からフック収納ケース内部に侵入して
くることはない。 (3)実施例においては、フック収納ケースが取り付け
られる枠には塩ビ枠が採用されているが、その材料は適
宜変更可能で、他の合成樹脂枠や金属枠などを採用する
ことが可能である。
る垂直板16は外側と内側の二段に、また第二突出部で
ある垂直板19は3枚すなわち三段に設けられている
が、その枚数は適宜変更可能で、一枚でも、複数枚でも
可能である。なお、第一突出部を外側と内側の二段に設
け、かつこの第一突出部間の空間と外部空間とを連通さ
せるビス穴27を設けると、断熱材料が第一突出部間の
空間で発泡し、ビス穴27からガスが抜けるので、フッ
ク収納ケース1内部に断熱材料が侵入する場合が少なく
なる。また第一突出部を二段もしくは複数段に設ける場
合には、第二突出部は第一突出部間に設けることも、内
側の第一突出部よりもさらに内側に設けることも可能で
ある。
部内面には第一突出部および第二突出部が形成されてい
るので、この第一突出部および第二突出部が断熱材料の
侵入を阻止するとともに、断熱パネル内部に注入された
ウレタンなどの断熱材料が発泡時に発生するガスおよび
断熱パネルの内部の空気は、この第一突出部および第二
突出部間の隙間を介して、フック収納ケースの開口から
外に放出され、空気抜きが行われる。また、その結果、
フック収納ケースに空気抜き穴を穿つ必要や、空気抜き
穴にシールをする必要がない。
は、一対の支持板を開いた形状で合成樹脂で一体成形
し、この連結部で折り畳み、係合部を係止部に係合して
フック収納ケースを製作する事が可能となる。その結
果、鉄板を2枚突き合わせてスポット溶接したりする必
要がなく、フック収納ケースの製造が簡単になる。
されている場合には、収納位置にあるフック部材を確実
にフック収納ケースに保持しておくことが可能である。
さらに、壁面に規制部が形成されている場合には、フッ
ク収納ケースを塩ビ枠などの枠に取り付ける際に、その
取付け方向の間違いを防止できる。
例において用いられるフック収納ケースの組み立て前の
状態を説明するための図で、(ア)が平面図で、(イ)
が正面図である。
である。
の図で、(イ)がフック装置の開口側の側面図である。
要部平面拡大図である。
る。
面図である。
合状態を説明するための一部切欠き正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 一対の対向する支持板およびこの支持板
の端部同士を連結する連結部を具備する合成樹脂製フッ
ク収納ケースと、 前記支持板間に収納される収納位置と前記支持板間に形
成された開口からフック部が突出する突出位置とを往復
動するとともに、前記支持板に支持されたフック部材と
を備え、 前記連結部が形成された端部および前記開口側の端部を
除く前記支持板の端部において、一方の支持板の内面に
は、第一突出部が前記端部に沿って一体に形成され、他
方の支持板の内面には前記第一突出部よりも内側に第二
突出部が一体に形成されて、樹脂の侵入を防止する堰が
構成されていることを特徴とする断熱パネル用フック装
置。 - 【請求項2】 一対の対向する支持板およびこの支持板
の端部同士を連結する連結部を具備する合成樹脂製フッ
ク収納ケースと、 前記支持板間に収納される収納位置と前記支持板間に形
成された開口からフック部が突出する突出位置とを往復
動するとともに、前記支持板に支持されたフック部材と
を備え、 前記連結部は可撓性であり、かつ前記開口は前記連結部
に対向する位置に配置され、 一方の支持板の開口部側端部には係止部が、また他方の
支持板の開口部側端部には前記係止部に係合される係合
部が設けられていることを特徴とする断熱パネル用フッ
ク装置。 - 【請求項3】 前記支持板の内面には前記収納位置にあ
るフック部材よりも開口部側に飛び出し防止用ストッパ
ーが一体に形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の断熱パネル用フック装置。 - 【請求項4】 前記支持板の開口部側端部には、支持板
に対して垂直な壁面が形成され、かつ、この壁面にはフ
ック収納ケースの取付け方向を規制する規制部が形成さ
れていることを特徴とする請求項1,2または3記載の
断熱パネル用フック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6116785A JP3048842B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 断熱パネル用フック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6116785A JP3048842B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 断熱パネル用フック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07317724A JPH07317724A (ja) | 1995-12-08 |
JP3048842B2 true JP3048842B2 (ja) | 2000-06-05 |
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ID=14695650
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JP6116785A Expired - Fee Related JP3048842B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 断熱パネル用フック装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3048842B2 (ja) |
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-
1994
- 1994-05-30 JP JP6116785A patent/JP3048842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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