JPH01159580A - 冷蔵庫の扉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷蔵庫の扉に係り、特に扉におけるハンドル
構造に関するものである。

〔従来の技術〕

第１９図および第２０図は例えば実公昭６１−１９４２
０　号公報に示された従来の冷蔵庫の扉を示す斜視図お
よび断面図であ９９図において、（５）は扉で、板金層
の扉外板（１）と、その外周面に断面コ字状の塩ビ製の
扉周囲枠（２）が嵌着され、その内部空間に断熱材であ
るポリウレタンフォーム（３）が充填されている。（４
）はこの扉の内面を覆う扉内板で、その周縁にはガスケ
ット（６）が装着されている。

（７）はハンドル、（８）はこのハンドルの取付部分の
補強用タップ板で、上記罪刑囲枠（２）の内面に沿うよ
うに設けられている。そしてハンドル（７）はネジ（９
）により罪刑囲枠（２）を介して上記タップ板（８）に
ねじ締固定させ、罪刑囲枠（２）をタップ板（８）とと
もに挟着することにより罪刑囲枠に固定されている。

またこのハンドル（７）は合成樹脂製で、断面り字状に
形成され、かつ手掛用の貫通口を有している。

なおαＧは冷蔵庫本体である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の冷蔵庫の扉は以上のように構成されているので、
ハンドルへ手を掛ける必要性から、ノ・ンドルが扉外板
より前方に飛び出して装着されている。そのため外形寸
法が大きくなるとともに据付場所の自由度が低下する。

ｔた合成樹脂製のノ・ンドルの手掛は用穴の強度を確保
するため運用化を図る必要があり、その成形時にヒケ等
の問題を有し、その上ハンドル取付けねじの頭が出るた
め外観意匠を損う等の問題があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ノ九ンドルの手掛は部の扉外板からの飛び出
しを極力低くするとともにノーンドルの扉への結合にね
じ等を使用し、ないようにして見栄えのよい冷蔵庫の扉
を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る冷蔵庫の扉は扉外板、この扉外板の一側
端に嵌着されたハンドル本体、このノーンドル本体に嵌
着され、該ノーンドル本体と共に袋状部を形成するハン
ドルカバーを備えたものである。

ま念扉外板、この扉外板の一側端に嵌着され。

該扉外板と共に袋状部を形成し、側面壁より内側に延出
した突状片に適宜の切欠部を有するノ１ンドルを備えた
ものである。

そして扉外板、この扉外板の上、下端に取り付けられた
キャップ、前記扉外板の一側端に嵌着され、該扉外板と
共に袋状部を形成し、前記キャップと係合固定されるハ
ンドルを備えたものである。

〔作用〕

この発明における冷蔵庫の扉は上記の構成により、扉外
板から飛び出しの少ない外観意匠の優れたハンドルを有
する冷蔵庫の扉となる。

またハンドルの側面壁より一体に内側に延出した突状片
に適宜の間隔を有して切欠部を設けることによりハンド
ルの強度メンバである扉枠の広い範囲に渡り発泡断熱材
と接しノ・／ドルの強度アップが図れる。

そして扉外板の上、下端に嵌着されたキャップ。

前記扉外板め一側端に嵌着され、前記キャップと係合す
るハンドルにより強度の優れたものとなる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。図に
おいて、（１）は板金製の扉外板で、上下端縁を内側に
コ字に折曲げてフランジ部（１ａ）を形成している。（
４）は扉内板、（７）は上記扉外板（！］の左辺に装着
された合成樹脂製のハンドル、ａＤは扉外板（１１の右
辺に装着された合成樹脂製のキャップ、α２は上下扉枠
で、上記扉外板（１）のフランジ部（１ａ）と係合する
溝（１２ａ’）　、　ガスケット（６）の装着溝（１２
ｂ）および上記扉内板（４１の取付部（１２ｃ）を一体
成形している。

ａ３は上記ハンドル（７）およびキャップαＤにそれぞ
れ装着される左右扉枠で、上記上下扉枠α２と同様にガ
スケット（６）の装着溝（１３ｂ）と扉内板（４）の取
付部（１３ｃ）を一体に成形している。そしてこの左右
扉枠と上記上下扉枠ａ’ｂは第４図および第７図に示す
ように両端部を４５度に切断して突合せ略額縁状に組立
てられる。なお（３）は各部材の組立てにより形成され
る内部空間に発泡充填される断熱材であるポリウレタン
フォームである。

そして上記ハンドル（７）はハンドル本体αＯとカバー
０９で構成され、このノーンドル本体は一端に上記扉外
板（１）の挿入溝（１４ｄ）と扉全長にわたって上記扉
外板（１）前面より内方へ凹まして凹部（１４ａ）を形
成している。（１４ｂ）は扉の手掛は部で、第８図に示
すように上記ハンドル本体の凹部（１４ａ）の反挿入溝
（１４ｄ）の一部を横方向へ延出して平坦部（１４ｃ）
を形成している。

また上記カバー０５は略断面り字状に形成され。

扉本体の側面を形成するとともに上記ノーンドル本体α
Ｑの表面側と重合嵌合している。（１５ａ）は上記扉枠
（１１の部枠載置片で上記扉外板のフランジ部（１ａ）
と同一面になるように設けられ、かつこの載置片とリプ
（１５ｂ）間に扉枠α３の一側が係合支持されている。

ＯＦ３はこのカバーの内方に一体形成した爪部で。

ハンドル本体α４に開口した角穴鰭に係合固定し。

カバーがノ・ンドル本体αりから浮上るのを防止すると
ともに結合力を強化している。なお（１５ｃ）（１５ａ
）はカバーの内面側に設けたノ・ンドル本体Ｉの位置決
め用リプである。

さらにキャップ（Ｉｆ）の内側には扉枠載置片（１１ａ
）。

リプ（１１ｂ）および扉外板（！１の挿入溝（１１Ｃ）
を一体に設けている。

＋１（Ｉは上記手掛部（１４ｂ）にノ・ｙドル本体の平
坦部（１４ｃ）とカバーａ９とで形成された袋状部であ
る。

この考案は以上のように構成され１組立手順は先ず扉外
板（１）の上下に上下扉枠（３を装着し、予め左右扉枠
０を装着した）・ンドル（７）およびキャップαＤを上
記扉外板１１＋の両側端に装着し、これら部材で組立て
られた内部空間に断熱材であるポリウレタンフォーム（
３）を充填１発泡して扉体を形成する。

そしてガスケット（６）は上記扉体の内側４辺に装着さ
れた扉枠α３ａ１のガスケット挿入溝（１２ｂＸ１５ｂ
）に装着固定するとともに扉内板（４）を扉枠の取付部
（１２ｃＸ１５Ｃ）にねじ線固定される。

ハンドル（７）は略断面り字状のカバーαりとノ・ンド
ル本体の凹部の平坦部（１４ｃ）が嵌合して袋状部ａｌ
を形成し、この袋状部に指を掛めて冷蔵庫の扉を開閉で
きる。

また、ハンドル本体α４とカバーａｃＪ間の空間にはポ
リウレタンフォーム（３）が充填され両者は固定される
が、ハンドル本体の角穴ａηにカバーの爪部ａ１１が係
合した状態では、この角穴の周囲の隙間に上記ポリウレ
タンフォーム（３）の一部が漏洩し発泡されるので、よ
シ強固に固定される。

なお、第７図に示すようにハンドルカバーαりの側面に
全長にわたって凹溝■を形成することによシ、扉開閉時
にハンドルの袋状部０に指を掛ける動作を順手とすれば
、凹溝ｃｌＩＫは逆手で指を掛けて扉の開閉が可能とな
る。

この発明の第２の実施例を第１０図〜第１２図によって
説明する。

（１ｂ）は扉外板（１１の端部近傍に、該扉外板（１）
に−体に設けられた平坦部（１ａ）および傾斜部（１ｃ
）とによシ構成された折曲部で該折曲部（１ｂ）とハン
ドル（７）を構成している把手部（７ｄ）との手掛部８
寸法は扉の開閉時のハンドル（７）操作性を従来と同様
に行なうことができる寸法に確保されている。第１０図
中り寸法のハンドル（７）把手部（７麿沙扉外板（１）
よりの突出寸法は前記扉外板１１）に折曲部（１ｂ）を
設けたことにより従来の冷蔵庫の扉におけるＣ寸法よシ
も大巾に小さく改善することができるとともにハンドル
（７）自体も小形化することができ、目立ちに＜＜、シ
ンプルなデザインとなり時代のニーズにマツチした外観
意匠を呈している。（７Ｃ）は扉外板（３）の端部を係
合係止する為のノ・ｙドル（７）の側面壁（７ｅ）に一
体に設けられた係合片、　　（７ｈ）は前記係合片（７
ｃ）とともに係合溝（７ｊ）を形成しているノ１ンドル
（））の側面壁（７ｅ）に適宜の間隔を有して配設され
た扉外板（りを挿入ガイドおよび載置するための突状リ
プである。（７ｇ）はノ・ンドル（７）の側面壁（７Ｃ
）より一体に内側に延出した突状片（７ｂ）に適宜の間
隔を有して設置された切欠部で該切欠部（７ｇ）は根元
部分（７１）が扉枠α３底面部（１＋ｅ）　Ａ寸法の少
なくとも半分以上の８寸法となるよう（ＨＡ＜Ｂ　）外
方向に位置している。更に前述突状リブ（１Ｓｂ）は前
記切欠部（７ｇ）よりも延出して設けられている。

なおこの実施例の上述した以外の構成は第１図〜第９図
に示すものと同様である。

以上のように構成された冷蔵庫の扉のノ・ンドルは扉外
板（１１て一体に折曲部（１ｂ）を形成すると同時にハ
ンドルカバーを廃止したことにより、ハンドル自体の小
形化を実現することができ１把手部（７ｄ）が扉外板（
１）よシ突出代の少ない意匠上優れた冷蔵庫の扉を提供
するとともに、ハンドルの側面壁（７Ｃ）より一体に内
側に延出した突状片（７ｂ）に適宜の間隔を有して切欠
部（７ｇ）を設置したことにより、該切欠部（７ｇ）よ
り発泡断熱材が侵入しハンドルの強度メンバーである扉
枠ａ３の底面部（１３ｅ）の広範囲に渡シ発泡断熱材ａ
３と接し、該発泡断熱材Ｉのサンドウィッチ構造によシ
ハンドル強度アップが図れる。更に扉外板を挿入ガイド
および載置する為のハンドルの側面壁（７ｅ）に適宜の
間隔を有して配設された突状リプ（７ｈ）が前記切欠部
（７ｇ）より延出して設置され発泡断熱材（３）の中に
埋設されアンカー構造を成し、ひいては強固な冷蔵庫の
扉を提供するものである。

第１３図は第３の実施例を示すもので図中（７ｋ）はハ
ンドル（７）の側面壁（７ｅ）よシ一体に内側に延出し
た突状片（７ｂ）に適宜の間隔を有して配設された小穴
で、該小穴（７ｋ）よシ発泡断熱材（３）が侵入し上記
実施例で説明したものと同様の目的、効果を達成できる
ものである。

この発明の第４の実施例を第１４図〜第１Ｔ図について
説明する。板金製の扉外板（１）の右辺を内側にコ字状
に折曲げ、左辺は、凹部（１ｄ）を形成するよう折曲げ
である。扉外板（１）左辺に合成樹脂製のハンドル（７
）を嵌着し、扉外板（１）の上、下辺に合成樹脂製のキ
ャップ（１１ＨＩ２が取）付けられている。

上記ハンドル（７）には扉枠ａ３で、ガスケット（６）
の装着溝（１３ｂ）および罪円板（４）の堆付部（１３
Ｃ）を一体成形しである。

そして上記ハンドル（７）は側面（７ｅ邊りら、扉表面
と略同−面に内方に曲折形成し、上記戸外板（りの凹部
を覆う手掛部（７ａ）を上記扉外板（１１の端部を挟持
する挿入溝（７」）および手掛部（７ａ）の両端を覆う
端板（７１Ｘ７ｍ）を有する。さらにハンドル（））の
両端部近傍には戸外板（１）の裏側でキャップｃｌＤの
内側７ランジ（２１ａ）に接して内方に延出した弾性係
合爪（７ｎ）があシ、上記キャップＱυの内側フランジ
（２１ａ）には、係合穴（２１ｂ）が設けである。また
、ノ・ンドルの端板（７１）の端面から挿入片（７ｐ）
が延出している。一方キャップＱＤの外側面端の段部に
は、上記挿入片（７ｐ）が入る挿入穴（２１ｃ）が設け
である。

次に組立て方法を説明する。戸外板（１）の上、下にキ
ャップａｏａａを嵌着した後にハンドル（７）を卿Ｔ図
の矢印Ａの方向から押し込むと扉外板ｔ１＋の端部が挿
入溝に入シ、同時に係合爪（７ｎ）が係合穴（２ｔｂ）
に掛シ抜は止めとなる。さらに挿入片（７ｐ）が挿入穴
（２１ｃ）にλυ扉開閉時にかかる第１Ｔ図の矢印Ｂ方
向の力に対して挿入片（７ｐ）が挿入穴（２ｉｃ）の側
面に当接して対抗するた′めに、接合部のゆるみがでる
ことなく、また接合部表面の段差を防ぐことができる。

なお、上記実施例では係合爪（７ｎ）をハンドル（７）
に設けたが、第１８図のようにキャップ（２υに係合爪
（２１ｄ）のように設けてもよい。また引出し式扉の上
辺ハンドル、側辺キャップの形にも適用することができ
る。

〔発明の効果〕

この発明によれば扉外板、この戸外板の一側端に嵌着さ
れたハンドル本体、とのノ・ンドル本体に嵌着され、咳
ハン゛ドル本体と共に袋状部を形成するハンドルカバー
を備えた構成により扉前面から飛び出しの少ない外観意
匠の優れた冷蔵庫の扉を提供できる効果を奏する。

また戸外板、この戸外板の一側端に嵌着され。

該戸外板と共に袋状部を形成し、側面壁より内側に延出
した突状片に適宜の切欠部を有するノ・ンドルを備えた
構成によりハンドルの強度を高める効果を奏する。

さらに扉外板、この扉外板の上、下端に取り付けられた
キャップ、前記戸外板の一側端に嵌着され、該戸外板と
共に袋状部を形成し、前記キャップと係合固定されるハ
ンドルを備えた構成によシ同様の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による冷厳庫の扉の斜視図
、第２図、第３図は第１図のｎ−ｍ線およびｍ−ｍ線の
断面図、第４図は第１図の裏面の分解斜視図、第５図は
第１図のＶ　−Ｖ線の断面図。 第６図は第５図のキャップの裏面斜視図、第７図は第４
図の扉枠の要部正面図、第８図は第７図の上下扉枠の断
面図、第９図は第１図の左右扉枠の断面図、第１０図は
この発明の第２の実施例の要部拡大断面図、第１１図は
同説明図、第１２図は同ハンドルの要部斜視図、第１３
図はこの発明の第３の実施例の要部拡大断面図、第１４
図はこの発明の第４の実施例の斜視図、第１５図は第１
４図のＸＶ−Ｗ線断面図、第１６図は第１４図の頂−肩
線断面図、第１７図は第１４図の満−層線断面図、第１
８図は第５の実施例の要部断面図、第１９図は従来の冷
蔵庫の斜視図、第２０図は第１９図の豆−立線断面図で
ある。 図において、（１）は戸外板、（７）は７１ンドル、　
　（７ｂ）は突状片、　　（７ｅ）は側面壁、　　（７
ｈ）は切欠部、α９は袋状部、　　（１０１）は扉本体
である。 なお２図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）扉外板、この扉外板の一側端に嵌着されたハンド
   ル本体、このハンドル本体に嵌着され、該ハンドル本体
   と共に手掛け可能な袋状部を形成するハンドルカバーを
   備えた冷蔵庫の扉。
2. （２）扉外板、この扉外板の一側端に嵌着され、該扉外
   板と共に手掛け可能な袋状部を形成し、側面壁より内側
   に延出した突状片に適宜の切欠部を有するハンドルを備
   えた冷蔵庫の扉。
3. （３）扉外板、この扉外板の上、下端に取り付けられた
   キャップ、前記扉外板の一側端に嵌着され、該扉外板と
   共に手掛け可能な袋状部を形成し、前記キャップと係合
   固定されるハンドルを備えた冷蔵庫の扉。