JP2586863Y2 - 抽斗の開閉用滑子 - Google Patents
抽斗の開閉用滑子Info
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- JP2586863Y2 JP2586863Y2 JP4002693U JP4002693U JP2586863Y2 JP 2586863 Y2 JP2586863 Y2 JP 2586863Y2 JP 4002693 U JP4002693 U JP 4002693U JP 4002693 U JP4002693 U JP 4002693U JP 2586863 Y2 JP2586863 Y2 JP 2586863Y2
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- Japan
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- drawer
- synthetic resin
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、抽斗の開閉を円滑に行
うための合成樹脂製滑子に関するもので、合成樹脂製滑
子の取り付けが簡易かつ確実にできると共に、抽斗の凸
条両側板との間にほとんど間隙を生じないように合成樹
脂製滑子の後部係止突起を設けたことにより、抽斗の円
滑な開閉が得られ、結果として、抽斗の耐用年数を長く
する抽斗の開閉用滑子に関するものである。
うための合成樹脂製滑子に関するもので、合成樹脂製滑
子の取り付けが簡易かつ確実にできると共に、抽斗の凸
条両側板との間にほとんど間隙を生じないように合成樹
脂製滑子の後部係止突起を設けたことにより、抽斗の円
滑な開閉が得られ、結果として、抽斗の耐用年数を長く
する抽斗の開閉用滑子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の抽斗の開閉装置として
は、上下に摺動面を有し、内側面の前部に前方に突出す
るかぎ状の係止突起およびその後方に連設する係合孔を
設け、同内側面の後部には上下に係合溝を有する係止突
起を突設したほぼ長方形の合成樹脂製滑子を抽斗側板の
凸条部の後端部に、該凸条部の外側面に穿設した長孔の
前縁内側に上記前部係止突起の基部を係止すると共に上
記係合孔を貫通する係止ピンを上記長孔の後端部に嵌合
して上記前部係止突起の後退を抑止し、上記後部係止突
起上下の係合溝を上記側板凸条部後縁の切欠溝の上下縁
にそれぞれ係合して取付け、該滑子を抽斗容器本体内側
の支持壁に固設した断面コ字状の固定レールに摺動自在
に嵌装すると共に、上記側板の凸条部を該固定レールの
下部レール板の前端部に取付けた滑子に摺動自在に支持
せしめ、上記固定レールの前後部には、抽斗開閉時、上
記後部滑子の前後面をそれぞれ係止すべき係止片を突設
してなる抽斗の開閉装置(実公昭60−15461号公
報参照)が存在している。
は、上下に摺動面を有し、内側面の前部に前方に突出す
るかぎ状の係止突起およびその後方に連設する係合孔を
設け、同内側面の後部には上下に係合溝を有する係止突
起を突設したほぼ長方形の合成樹脂製滑子を抽斗側板の
凸条部の後端部に、該凸条部の外側面に穿設した長孔の
前縁内側に上記前部係止突起の基部を係止すると共に上
記係合孔を貫通する係止ピンを上記長孔の後端部に嵌合
して上記前部係止突起の後退を抑止し、上記後部係止突
起上下の係合溝を上記側板凸条部後縁の切欠溝の上下縁
にそれぞれ係合して取付け、該滑子を抽斗容器本体内側
の支持壁に固設した断面コ字状の固定レールに摺動自在
に嵌装すると共に、上記側板の凸条部を該固定レールの
下部レール板の前端部に取付けた滑子に摺動自在に支持
せしめ、上記固定レールの前後部には、抽斗開閉時、上
記後部滑子の前後面をそれぞれ係止すべき係止片を突設
してなる抽斗の開閉装置(実公昭60−15461号公
報参照)が存在している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来技術においては、抽斗の凸条両側板の空間部に挿入す
る合成樹脂製滑子の後部係止突起が、間隙を生じるよう
な薄い突起のために、長期使用による抽斗の開閉で側板
の凸条部だけで滑子を支持しているのでガタが生じ、へ
こんでしまったりして耐用年数を短くするという問題点
があった。本考案は、この点に鑑み、簡単な改良で、側
板の凸条部に挿入する合成樹脂製滑子の後部係止突起の
厚さを厚くして、抽斗側板の内側板と凸条部間の間隙と
略同一の厚さにすることにより、ガタをなくし、凸条部
の変形を防止するようにして抽斗容器本体内側と抽斗の
開閉を円滑にした抽斗の開閉用滑子を提供することを目
的とするものである。
来技術においては、抽斗の凸条両側板の空間部に挿入す
る合成樹脂製滑子の後部係止突起が、間隙を生じるよう
な薄い突起のために、長期使用による抽斗の開閉で側板
の凸条部だけで滑子を支持しているのでガタが生じ、へ
こんでしまったりして耐用年数を短くするという問題点
があった。本考案は、この点に鑑み、簡単な改良で、側
板の凸条部に挿入する合成樹脂製滑子の後部係止突起の
厚さを厚くして、抽斗側板の内側板と凸条部間の間隙と
略同一の厚さにすることにより、ガタをなくし、凸条部
の変形を防止するようにして抽斗容器本体内側と抽斗の
開閉を円滑にした抽斗の開閉用滑子を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記の課題の
解決を図ったもので、抽斗の凸条両側板の後端部に係止
する合成樹脂製滑子において、上下に摺動面を有し、内
側面の前部に前方に突出するかぎ状の前部係止突起、及
びその後方に連設する係合孔を設け、同内側面の後方に
は上下に係合溝を有する抽斗の凸条両側板の凸条部間隙
と略同一厚さの後部係止突起を突設した、ほぼ長方形の
合成樹脂製滑子を抽斗の凸条両側板の凸条部の後端部
に、該凸条部の外側面穿設した長孔の前縁内側に前記前
部係止突起の基部を係止すると共に、前記係合孔を貫通
する係止ピンを前記長孔の後端部に嵌合して前記前部係
止突起の後退を抑止し、前記後部係止突起上下の係合溝
を前記抽斗の凸条両側板の凸条部後縁の切欠溝の上下縁
にそれぞれ係合して取付け、該合成樹脂製滑子を抽斗容
器本体内側の支持壁に固設した断面略コ字状の固定レー
ルに摺動自在に嵌装すると共に、前記抽斗の凸条両側板
の凸条部を該固定レールの下部レール板の前端部に取り
付けたスライダーに摺動自在に支持せしめ、前記固定レ
ールの前後部には、抽斗開閉時、前記後部に設けた合成
樹脂製滑子の前端部をそれぞれ係止すべき係止片を突設
してなる抽斗の開閉用滑子という構成を採用した。
解決を図ったもので、抽斗の凸条両側板の後端部に係止
する合成樹脂製滑子において、上下に摺動面を有し、内
側面の前部に前方に突出するかぎ状の前部係止突起、及
びその後方に連設する係合孔を設け、同内側面の後方に
は上下に係合溝を有する抽斗の凸条両側板の凸条部間隙
と略同一厚さの後部係止突起を突設した、ほぼ長方形の
合成樹脂製滑子を抽斗の凸条両側板の凸条部の後端部
に、該凸条部の外側面穿設した長孔の前縁内側に前記前
部係止突起の基部を係止すると共に、前記係合孔を貫通
する係止ピンを前記長孔の後端部に嵌合して前記前部係
止突起の後退を抑止し、前記後部係止突起上下の係合溝
を前記抽斗の凸条両側板の凸条部後縁の切欠溝の上下縁
にそれぞれ係合して取付け、該合成樹脂製滑子を抽斗容
器本体内側の支持壁に固設した断面略コ字状の固定レー
ルに摺動自在に嵌装すると共に、前記抽斗の凸条両側板
の凸条部を該固定レールの下部レール板の前端部に取り
付けたスライダーに摺動自在に支持せしめ、前記固定レ
ールの前後部には、抽斗開閉時、前記後部に設けた合成
樹脂製滑子の前端部をそれぞれ係止すべき係止片を突設
してなる抽斗の開閉用滑子という構成を採用した。
【0005】
【作用】本考案は、以上の構成を採用することにより、
簡単な構成で、合成樹脂製滑子が抽斗の側板になじんで
ピッタリと挿入された状態になっているので、ガタを生
じず、円滑に抽斗の開閉を可能にしたものである。
簡単な構成で、合成樹脂製滑子が抽斗の側板になじんで
ピッタリと挿入された状態になっているので、ガタを生
じず、円滑に抽斗の開閉を可能にしたものである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面で詳細に説
明する。先ず、本考案の抽斗の開閉用滑子を使用する机
について、図1に基づいて全体像を概略説明する。片袖
机で、袖に設けた抽斗1の奥部に合成樹脂製滑子を取り
付けて、滑子の取付けが簡易かつ確実にできると共に、
抽斗の円滑な開閉が得られるようにしたものである。次
にその詳細を図2に基づいて説明すると、1は抽斗、2
はレール兼用の抽斗の凸条両側板、3は抽斗側板の凸条
部4の後端部に取付けた合成樹脂製滑子で、合成樹脂製
滑子3は図3および図4に示すように、ほぼ長方形で上
下にそれぞれ摺動面5,5を有し、内側面の前部には前
方に突出するかぎ状の前部係止突起6、及びその後方に
連接するピン係合孔7を有し、また後部には上下に係合
溝8,8を有し、抽斗側板2の凸条部4の間隙を埋設で
きるように、その間隙に略合致する厚みを備えた突出片
19(間隙をなくすことができればよいので片にしない
で一体のものでもよい)を備えた後部係止突起9が設け
られている。而して合成樹脂製滑子3の前部において
は、前部係止突起6の基部が抽斗側板の凸条部4に穿設
した長孔10(図6参照)の前縁内側に係止され、長孔
10の後端部には前記ピン係合孔7が嵌装した係止ピン
11が嵌合して合成樹脂製滑子3の後退を抑止してい
る。この係止ピン11は頭部と長孔10の孔縁内側に係
止する係止突起により合成樹脂製滑子3に弾発固定され
る。また後部においては、後部係止突起9の係合溝8,
8が側板凸条部4の後縁に設けた切欠溝12の上下縁に
それぞれ係合保持されている。従ってこの合成樹脂製滑
子3はその前部係止突起6の側板凸条部4の長孔10か
ら内方に突出させ、前方にずらせて長孔10の前縁内側
に係止すると共に、後部係止突起9の係合溝8,8に凸
条部後縁の切欠溝12の上下縁を係合させ、係止ピン1
1をピン係合孔7と長孔10を通して差し込み、係止ピ
ン11の係止突起により固定するだけの極めて簡単な操
作で、確実に抽斗側板に取付けることができる。このよ
うな構成により合成樹脂製滑子3と抽斗側板の凸条部4
との間に間隙が生じないので、変形を起こさず、円滑に
開閉できるものである。この抽斗1は図5〜図7に示す
ように、合成樹脂製滑子3が抽斗容器本体内側の支持壁
13に固定した断面コ字状の固定レール14における上
下のレール板15,15間に嵌合して摺動し、また側板
凸条部4が下部レール板15が前端部に取付けたスライ
ダー16に支持されて移動し、円滑に開閉することがで
きる。また抽斗1を引出した際には合成樹脂製滑子3の
前端部17が下部レール板15に設けた前部係止片18
に係止されて止まり、また閉じた際には合成樹脂製滑子
3の後端部20が固定レール14の内側に設けた適宜の
後部係止片に係止されて止まるので、合成樹脂製滑子3
のストッパーを兼ねることができる。本考案の抽斗の開
閉用滑子は前記の如き構造で、前述の如く抽斗の凸条両
側板2の凸条部4の後端部に取付けた合成樹脂製滑子3
を、抽斗容器本体の支持壁13に固設した断面コ字状の
固定レール14に摺動自在に嵌装すると共に、抽斗側板
の凸条部4を固定レール14の下部レール15の前端部
に取付けたスライダー16に摺動自在に支持せしめたか
ら、前記後部合成樹脂製滑子3と前部スライダー16に
より抽斗を円滑に開閉することができ、かつ前述の如く
後部合成樹脂製滑子3を断面コ字状の固定レール14に
摺動自在に嵌装したから、抽斗1を引出して前部に重量
が掛っても、前記固定レールの上部レール板15により
抽斗後部の上方への回動が抑えられるので前傾すること
なく、確実に水平状態を保つことができる。さらに固定
レール14の前後部には、抽斗開閉時、前記後部合成樹
脂製滑子3の前、後端面17,20をそれぞれ係止すべ
き係止片18等を突設したから、1個の合成樹脂製滑子
3で前述の如く抽斗開閉時のストッパーを兼ねることが
でき、その際、上述のように後部合成樹脂製滑子3は前
後部の係止突起6,9により強固に抽斗側板凸条部4に
取付けられ、また長孔10に嵌合する係止ピン11によ
り後退が抑止され、また長孔10、切欠溝12の前縁に
より合成樹脂製滑子3の前方への移動が阻止されるの
で、抽斗開閉時の衝撃等によって合成樹脂製滑子3が外
れたり、移動するようなことがなく、充分にストッパー
としての役目を果すことができ、また前述の如く抽斗側
板凸条部4に対する合成樹脂製滑子3の取付けも極めて
簡単かつ確実に行い得る。
明する。先ず、本考案の抽斗の開閉用滑子を使用する机
について、図1に基づいて全体像を概略説明する。片袖
机で、袖に設けた抽斗1の奥部に合成樹脂製滑子を取り
付けて、滑子の取付けが簡易かつ確実にできると共に、
抽斗の円滑な開閉が得られるようにしたものである。次
にその詳細を図2に基づいて説明すると、1は抽斗、2
はレール兼用の抽斗の凸条両側板、3は抽斗側板の凸条
部4の後端部に取付けた合成樹脂製滑子で、合成樹脂製
滑子3は図3および図4に示すように、ほぼ長方形で上
下にそれぞれ摺動面5,5を有し、内側面の前部には前
方に突出するかぎ状の前部係止突起6、及びその後方に
連接するピン係合孔7を有し、また後部には上下に係合
溝8,8を有し、抽斗側板2の凸条部4の間隙を埋設で
きるように、その間隙に略合致する厚みを備えた突出片
19(間隙をなくすことができればよいので片にしない
で一体のものでもよい)を備えた後部係止突起9が設け
られている。而して合成樹脂製滑子3の前部において
は、前部係止突起6の基部が抽斗側板の凸条部4に穿設
した長孔10(図6参照)の前縁内側に係止され、長孔
10の後端部には前記ピン係合孔7が嵌装した係止ピン
11が嵌合して合成樹脂製滑子3の後退を抑止してい
る。この係止ピン11は頭部と長孔10の孔縁内側に係
止する係止突起により合成樹脂製滑子3に弾発固定され
る。また後部においては、後部係止突起9の係合溝8,
8が側板凸条部4の後縁に設けた切欠溝12の上下縁に
それぞれ係合保持されている。従ってこの合成樹脂製滑
子3はその前部係止突起6の側板凸条部4の長孔10か
ら内方に突出させ、前方にずらせて長孔10の前縁内側
に係止すると共に、後部係止突起9の係合溝8,8に凸
条部後縁の切欠溝12の上下縁を係合させ、係止ピン1
1をピン係合孔7と長孔10を通して差し込み、係止ピ
ン11の係止突起により固定するだけの極めて簡単な操
作で、確実に抽斗側板に取付けることができる。このよ
うな構成により合成樹脂製滑子3と抽斗側板の凸条部4
との間に間隙が生じないので、変形を起こさず、円滑に
開閉できるものである。この抽斗1は図5〜図7に示す
ように、合成樹脂製滑子3が抽斗容器本体内側の支持壁
13に固定した断面コ字状の固定レール14における上
下のレール板15,15間に嵌合して摺動し、また側板
凸条部4が下部レール板15が前端部に取付けたスライ
ダー16に支持されて移動し、円滑に開閉することがで
きる。また抽斗1を引出した際には合成樹脂製滑子3の
前端部17が下部レール板15に設けた前部係止片18
に係止されて止まり、また閉じた際には合成樹脂製滑子
3の後端部20が固定レール14の内側に設けた適宜の
後部係止片に係止されて止まるので、合成樹脂製滑子3
のストッパーを兼ねることができる。本考案の抽斗の開
閉用滑子は前記の如き構造で、前述の如く抽斗の凸条両
側板2の凸条部4の後端部に取付けた合成樹脂製滑子3
を、抽斗容器本体の支持壁13に固設した断面コ字状の
固定レール14に摺動自在に嵌装すると共に、抽斗側板
の凸条部4を固定レール14の下部レール15の前端部
に取付けたスライダー16に摺動自在に支持せしめたか
ら、前記後部合成樹脂製滑子3と前部スライダー16に
より抽斗を円滑に開閉することができ、かつ前述の如く
後部合成樹脂製滑子3を断面コ字状の固定レール14に
摺動自在に嵌装したから、抽斗1を引出して前部に重量
が掛っても、前記固定レールの上部レール板15により
抽斗後部の上方への回動が抑えられるので前傾すること
なく、確実に水平状態を保つことができる。さらに固定
レール14の前後部には、抽斗開閉時、前記後部合成樹
脂製滑子3の前、後端面17,20をそれぞれ係止すべ
き係止片18等を突設したから、1個の合成樹脂製滑子
3で前述の如く抽斗開閉時のストッパーを兼ねることが
でき、その際、上述のように後部合成樹脂製滑子3は前
後部の係止突起6,9により強固に抽斗側板凸条部4に
取付けられ、また長孔10に嵌合する係止ピン11によ
り後退が抑止され、また長孔10、切欠溝12の前縁に
より合成樹脂製滑子3の前方への移動が阻止されるの
で、抽斗開閉時の衝撃等によって合成樹脂製滑子3が外
れたり、移動するようなことがなく、充分にストッパー
としての役目を果すことができ、また前述の如く抽斗側
板凸条部4に対する合成樹脂製滑子3の取付けも極めて
簡単かつ確実に行い得る。
【0007】
【考案の効果】本考案は、以上の構成に基づき次の効果
を得ることができる。 (1)抽斗の繰り返し開閉に際して、合成樹脂製滑子と
抽斗側板の凸条部との間は間隙がほとんどなく、抽斗側
板の凸条部の変形が防止でき、円滑な開閉が可能にな
る。したがって耐用年数を伸ばすことができる。
を得ることができる。 (1)抽斗の繰り返し開閉に際して、合成樹脂製滑子と
抽斗側板の凸条部との間は間隙がほとんどなく、抽斗側
板の凸条部の変形が防止でき、円滑な開閉が可能にな
る。したがって耐用年数を伸ばすことができる。
【図1】本考案の抽斗を備えた一実施例を示す片袖机を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図2】前記実施例の抽斗に本発明の滑子を取り付けた
関連構成を示す斜視図である。
関連構成を示す斜視図である。
【図3】前記実施例における、滑子および係止ピンの外
側面を示す斜視図である。
側面を示す斜視図である。
【図4】前記実施例における、滑子の内側面を示す斜視
図である。
図である。
【図5】前記実施例における、抽斗の横断面図である。
【図6】前記実施例における、滑子を抽斗の後部に取り
付けた一部拡大断面図である。
付けた一部拡大断面図である。
【図7】前記実施例における、固定レールの斜視図であ
る。
る。
1‥‥抽斗 2‥‥抽斗の
凸条両側板 3‥‥合成樹脂製滑子 4‥‥凸条部 5‥‥摺動面 6‥‥前部係
止突起 7‥‥係合孔 8‥‥係合溝 9‥‥後部係止突起 10‥‥長孔 11・・・・係止ピン 12・・・・切欠
溝 13‥‥支持壁 14‥‥固定
レール 15‥‥下部レール板 16‥‥スラ
イダー 17‥‥前端部 18‥‥係止
片 19‥‥突出片 20‥‥後端
部
凸条両側板 3‥‥合成樹脂製滑子 4‥‥凸条部 5‥‥摺動面 6‥‥前部係
止突起 7‥‥係合孔 8‥‥係合溝 9‥‥後部係止突起 10‥‥長孔 11・・・・係止ピン 12・・・・切欠
溝 13‥‥支持壁 14‥‥固定
レール 15‥‥下部レール板 16‥‥スラ
イダー 17‥‥前端部 18‥‥係止
片 19‥‥突出片 20‥‥後端
部
Claims (1)
- 【請求項1】 抽斗の凸条両側板2の後端部に係止する
合成樹脂製滑子3において、上下に摺動面5を有し、内
側面の前部に前方に突出するかぎ状の前部係止突起6、
及びその後方に連設する係合孔7を設け、同内側面の後
方には上下に係合溝8を有する抽斗の凸条両側板2の凸
条部4間隙と略同一厚さの後部係止突起9を突設した、
ほぼ長方形の合成樹脂製滑子3を抽斗の凸条両側板2の
凸条部4の後端部に、該凸条部4の外側面に穿設した長
孔10の前縁内側に前記前部係止突起6の基部を係止す
ると共に、前記係合孔7を貫通する係止ピン11を前記
長孔10の後端部に嵌合して前記前部係止突起6の後退
を抑止し、前記後部係止突起9上下の係合溝8を、前記
抽斗の凸条両側板2の凸条部4後縁の切欠溝12の上下
縁にそれぞれ係合して取付け、該合成樹脂製滑子3を抽
斗容器本体内側の支持壁13に固設した断面略コ字状の
固定レール14に摺動自在に嵌装すると共に、前記抽斗
の凸条両側板2の凸条部4を該固定レール14の下部レ
ール板15の前端部に取り付けたスライダー16に摺動
自在に支持せしめ、前記固定レール14の前後部には、
抽斗開閉時、前記後部に設けた合成樹脂製滑子3の前端
部17をそれぞれ係止すべき係止片18を突設してなる
抽斗の開閉用滑子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002693U JP2586863Y2 (ja) | 1993-06-26 | 1993-06-26 | 抽斗の開閉用滑子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002693U JP2586863Y2 (ja) | 1993-06-26 | 1993-06-26 | 抽斗の開閉用滑子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073383U JPH073383U (ja) | 1995-01-20 |
JP2586863Y2 true JP2586863Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=12569398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002693U Expired - Fee Related JP2586863Y2 (ja) | 1993-06-26 | 1993-06-26 | 抽斗の開閉用滑子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586863Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015085024A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社岡村製作所 | 引出し |
EP3260528B1 (en) * | 2015-03-31 | 2020-06-10 | PHC Holdings Corporation | Cell culture apparatus |
-
1993
- 1993-06-26 JP JP4002693U patent/JP2586863Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073383U (ja) | 1995-01-20 |
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