JPH05280858A - 冷蔵庫の扉 - Google Patents

冷蔵庫の扉

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JPH05280858A
JPH05280858A JP4076825A JP7682592A JPH05280858A JP H05280858 A JPH05280858 A JP H05280858A JP 4076825 A JP4076825 A JP 4076825A JP 7682592 A JP7682592 A JP 7682592A JP H05280858 A JPH05280858 A JP H05280858A
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JP
Japan
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door
gasket
sash
locking groove
gasket mounting
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JP4076825A
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Shigenori Kitagawa
重典 北川
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドル、キャップドアの長尺状のガスケッ
ト取付用サッシュの端部を段付カットまたは45°傾斜
カットすることにより、挿入する凹部をできる限り少な
くし美かん性を上げると共にガスケットの取付位置の変
動にかかわらずサッシュ端部を挿入する凹部を一定に保
つことを目的としたものである。 【構成】 両端部に段付カット部31を有する長尺状の
ガスケット取付用サッシュ12とキャップドア18とハ
ンドル23と扉表板8からなる扉枠24のガスケット取
付用係止溝枠27に挿入されたくさび状取付部28を有
したガスケット29で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫,冷凍庫の扉構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫の扉のガスケットは、組立
性向上及びサービス性向上を図るために、扉本体に設け
られたガスケット取付用係止溝枠に挿入されるくさび状
取付部を有したガスケットが主流となってきている。ま
た、冷蔵庫等の奥行寸法はシステムキッチンの奥行寸法
に合わせる目的で短かくしてあり、その要素の一つとし
て、冷蔵庫扉のハンドルの前方への飛び出しを少しでも
少なくするために、扉の前面に手を引っ掛ける窪みを設
けた扉構造が主流になってきている。また、上記のよう
な扉構造は、松下冷機が昭和64年に販売したNR−4
0V1型冷蔵庫等で公知である。
【0003】以下、松下冷機(株)が昭和64年に販売
したNR−F40V1型冷蔵庫に基づいた従来例につき
図6〜図10に従い説明する。図において、1は冷蔵庫
本体でありその前面開口部に冷凍室扉2,冷蔵室扉3,
パーシャル室扉4,野菜室扉5(以下扉と示す)が設け
られている。
【0004】扉5は左右辺6を折り曲げU字部7を形成
した扉表板8と、前記U字部7に挿入した扉枠溝9、扉
裏板設置リブ10及び第1のガスケット取付用係止溝1
1を設けた長尺状のガスケット取付用サッシュ12と、
前記扉表板8の扉表板下面端部13に挿入した第2ガス
ケット取付用係止溝14及び扉裏板設置リブ15を設け
ている。また、前記長尺状のガスケット取付用サッシュ
12のサッシュ端部16を挿入する凹部17を有した射
出成形品のキャップドア18と、前記扉表板8の扉表板
上面端部19に挿入した第3のガスケット係止溝20及
び扉裏板設置リブ21を設けている。さらに、前記長尺
状のガスケット取付用サッシュ12のサッシュ端部16
を挿入する凹部22を有したハンドル23と、前記長尺
状のガスケット取付用サッシュ12と前記キャップドア
18及び前記ハンドル23により形成された扉枠24の
前記扉裏板設置リブ10,15,21に設置した扉裏板
25と、前記扉裏板8と前記扉裏板25と前記ハンドル
23と前記キャップドア18及び前記長尺状のガスケッ
ト取付用サッシュ12間に注入発泡させた発泡断熱材2
6と、前記ガスケット取付用係止溝A11,B14,C
20により構成したガスケット取付用係止溝枠27に挿
入されたくさび状取付部28を有したガスケット29よ
りなり、冷蔵庫本体1と扉5がガスケット29を介して
当接している。
【0005】かかる構成において、サービス性の良いく
さび状取付部を有するガスケットの使用ができると共
に、冷蔵庫の扉のハンドル部の前方への飛び出しを少し
でも少なくできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成であると、キャップドア18及びハンドル23
において長尺状のガスケット取付用サッシュ12のサッ
シュ端部16を挿入する凹部17,22がガスケット2
9の取付位置30により決まってしまい、美かん性も良
くなく、ガスケット29の取付位置30を変えることに
より、長尺状のガスケット取付用サッシュ12のサッシ
ュ端部16を挿入する凹部17,22の大きさを変えな
ければならず寸法規制が自由にできない等の欠点を有し
ていた。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、ハンドル、キャ
ップドアの長尺状のガスケット取付用サッシュのサッシ
ュ端部を挿入する凹部をできる限り少なくし美かん性を
上げると共にガスケットの取付位置の変動にかかわらず
サッシュ端部を挿入する凹部を一定に保つことを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、長尺状のガスケット取付用サッシュのサッ
シュ両端部を段付カットして、前記長尺状のガスケット
取付用サッシュの段付カットした端部を挿入する凹部を
有した射出成形品のキャップドア及びハンドルを前記長
尺状のガスケット取付用サッシュの端部に挿入して扉枠
としたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によりハンドル及びキャ
ップドアの長尺状のガスケット取付用サッシュの端部を
挿入する凹部を少なくすることができ、ガスケットの取
付位置の変動により前記凹部の寸法を変えることなく美
かん性にもすぐれたものになる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図5に従い説
明する。なお、従来と同一構成については同一符号を付
し、その詳細な説明を省略し、異なる部分についてのみ
述べる。
【0011】図において5は扉で左右辺6を折り曲げU
字部7を形成した扉表板8と、前記U字部7に挿入した
扉枠溝9、扉裏板設置リブ10及び第1のガスケット取
付用係止溝11さらに両端部に段付カット部31を設け
た長尺状のガスケット取付用サッシュ12と、前記扉表
板8の扉表板下面端部13に挿入した第2のガスケット
取付用係止溝14及び扉裏板設置リブ15を設けると共
に、前記長尺状のガスケット取付用サッシュ12の段付
カット部31を挿入する凹部33を有した射出成形品の
キャップドア18と、前記扉表板8の扉表板上面端部1
9に挿入した第3のガスケット係止溝20及び扉裏板設
置リブ21を設けている。
【0012】前記長尺状のガスケット取付用サッシュ1
2の段付カット部31を挿入する凹部34を有した射出
成形品のハンドル23と、前記長尺状のガスケット取付
用サッシュ12と前記キャップドア18及びハンドル2
3により形成された扉枠24の前記扉裏板設置リブ1
0,15,21に設置した扉裏板25と、前記扉裏板8
と前記扉裏板25と前記ハンドル23と前記キャップド
ア18及び前記長尺状のガスケット取付用サッシュ12
間に注入発泡させた発泡断熱材26と、前記ガスケット
取付用係止溝枠27に挿入された、くさび状取付部28
を有したガスケット29よりなり、冷蔵庫本体1と扉5
がガスケットを介して当接している。
【0013】かかる構成において、長尺状のガスケット
取付用サッシュ12の端部に段付カット31を設けるこ
とにより、前記射出成形品のキャップドア18、及び射
出成形品のハンドル23の長尺状のガスケット取付用サ
ッシュ12の段付部31を挿入する凹部33,34を極
力少なくすることができ、美かん性にすぐれたものとな
り、また、組立作業性も簡単になる。
【0014】前記第2,第3のガスケット係止溝14,
20の取付位置30が変動しても、前記長尺状のガスケ
ット取付用サッシュ12の端部に設けた段付カット部3
1寸法35,36を変えることにより、前記長尺状のガ
スケット取付用サッシュ12の段付カット31を挿入す
る凹部33,34の形状も変える必要がない。
【0015】なお、本発明は長尺状ガスケット取付用サ
ッシュ12の両端部を45°傾斜カット等にしても同等
の効果を有する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、長尺状
のガスケット取付用サッシュの両端部に段付カット部を
設けることにより、キャップドア及びハンドルの長尺状
のガスケット取付用サッシュの段付カット部を挿入する
凹部を極力少なくすることができ、美かん性にすぐれた
ものとなり、また、組立作業性も簡単にできる。
【0017】さらにガスケット係止溝の取付位置が変動
しても長尺状のガスケット取付用サッシュの端部を挿入
する凹部の形状を変えることなく扉の大きさ,意匠等を
低コストで簡単に変更できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫等の扉の断面図
【図2】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の斜視図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】長尺状のガスケット取付用サッシュの斜視図
【図5】キャップドアの凹部に挿入した長尺状のガスケ
ット取付用サッシュを示す扉裏面図
【図6】従来例を示す冷蔵庫の斜視図
【図7】図6のB−B断面図
【図8】図6のC−C断面図
【図9】従来の長尺状のガスケット取付用サッシュの斜
視図
【図10】従来のキャップドアの凹部に挿入した長尺状
のガスケット取付用サッシュを示す扉裏面図
【符号の説明】
5 扉 6 折り曲げ辺 8 扉表板 11 第1のガスケット係止溝 12 長尺状のガスケット取付用サッシュ 14 第2のガスケット係止溝 18 キャップドア 20 第3のガスケット係止溝 23 ハンドル 24 扉枠 28 くさび状取付部 29 ガスケット 31 段付カットA’ 33 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉表板と、断熱材として発泡断熱材と、
    前記扉表板の折り曲げ辺の二辺に挿入された押出成形品
    で第1のガスケット取付用係止溝を設け、両端部に段付
    けカット部を有する長尺状のガスケット取付用サッシュ
    と、扉表板他二辺に、前記長尺状のガスケット取付用サ
    ッシュの両端部段付けカット部を挿入する凹部を有し、
    第2のガスケット取付用係止溝を設けた射出成形品のキ
    ャップドアと、第3のガスケット取付用係止溝を設けた
    射出成形品のハンドルとからなり、前記長尺状のガスケ
    ット取付用サッシュとキャップドア及びハンドルにより
    形成された扉枠に、前記第1のガスケット係止溝と第2
    のガスケット係止溝及び第3のガスケット係止溝にガス
    ケットに設けられたくさび状取付部を挿入したことを特
    徴とする冷蔵庫の扉。
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