JP3363358B2 - 床パネル - Google Patents

床パネル

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JP3363358B2
JP3363358B2 JP24285997A JP24285997A JP3363358B2 JP 3363358 B2 JP3363358 B2 JP 3363358B2 JP 24285997 A JP24285997 A JP 24285997A JP 24285997 A JP24285997 A JP 24285997A JP 3363358 B2 JP3363358 B2 JP 3363358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板製のトッププ
レートと鋼板製のボトムプレートとの間にコアー材を介
在させて周囲を機械的に結合させて構成する床パネル
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鋼板製の床パネルは、鋼板製のト
ッププレートと鋼板製のボトムプレートとの周囲を機械
的に結合させると共に鋼板製のトッププレートと鋼板製
のボトムプレートとの間に軽量コンクリートを注入した
ものや、あるいは、特開昭3ー28453号公報や特開
昭3ー33361号公報に示されるように鋼板製のトッ
ププレートと鋼板製のボトムプレートの間に波状断面を
した(つまり多数の溝を有する)鋼板製のコアー部片を
重合接着したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記内部に軽量コンク
リートを注入するタイプの鋼板製の床パネルにあって
は、工場での生産工程が湿式であるため、工程管理が煩
雑になると共に、床パネル内に充填させる軽量コンクリ
ートの品質を安定させることが容易ではなく、床パネル
としての安定した強度確保が困難である。更に、床パネ
ルの重量が1枚当たり8.0〜9.0kgと重いため、
施工に手間取り、建物への荷重負担が大きいという問題
がある。
【0004】また、鋼板製のトッププレートと鋼板製の
ボトムプレートの間に波状断面をした(つまり多数の溝
を有する)鋼板製のコアー部片を重合接着したものは、
接着が波状断面の山頂と谷底とにおいてのみ線状に接着
されるだけであるため、接着剥離が生じやすく、床パネ
ルとしての強度確保が困難である。本発明は上記の従来
例の問題点に鑑みて発明したものであって、パネル製造
が容易で、接着強度が強く、安定した強度が確保でき、
また、不燃性を有し、軽量な床パネルを提供することを
課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の床パネルは、平面状で周囲が略四角形状を
した鋼板製のトッププレート1と、凹部2bを備え周囲
が略四角状をした鋼板製のボトムプレート2との間に、
前記ボトムプレート2の凹部2bに位置される所定の板
厚で略平板状をしたコアー材3を介在させ、少なくとも
コアー材3の下面とこの下面に対向する前記ボトムプレ
ート2の底面とを接着剤により接着し、前記略平板状を
したコアー材3の下面が接着剤により接着されるボトム
プレート2の底面の中央部を底面の端部に比べて上方と
なるように湾曲させた形状とし、トッププレート1の一
部を下方に向けて突曲してコアー材3の位置ずれ防止手
段30となる突曲部31を形成し、ボトムプレート2の
上記突曲部31に対向する位置に床パネルA同士を重ね
た際に突曲部31の上面側の窪みと嵌まり合うスタッキ
ング用突出部39を形成し、前記トッププレート1と前
記ボトムプレート2との周囲を機械的に結合させて成る
ことを特徴とするものである。このような構成とするこ
とで、従来のように軽量コンクリートを注入して養生す
るというようなことが必要でなく、コアー材3を接着に
より鋼板製のボトムプレート2の底面に接着すればよい
ものであり、しかも、コアー材3をボトムプレート2
接着するに当たって、トッププレート1とボトムプレー
ト2との間に介在した平板状のコアー材3の下面を面的
にボトムプレート2に接着することができて、接着剥離
のない構造とできるものである。しかも、通常だと、ボ
トムプレート2は若干外側に湾曲するものであり、した
がって、コアー材3が下面中央の接着が充分でない場合
が発生するが、凹部2bを備え周囲が略四角形状をした
鋼板製のボトムプレート2の底面の中央部を底面の端部
に比べて上方となるように湾曲させた形状としてあるか
ら、コアー材3の下面中央がボトムプレート2の底面中
央部に確実に接着されることになる。そして、床パネル
Aには上面から下方へ荷重がかかるので、下面の中央部
が一番引っ張り荷重がかかる部分であるが、上記のよう
にコアー材3の下面中央がボトムプレート2の底面中央
部に確実に接着されることで、一番引っ張り荷重のかか
る部分の強度が増加するのである。また、トッププレー
ト1の一部を下方に向けて突曲してコアー材3の位置ず
れ防止手段30となる突曲部31を形成し、ボトムプレ
ート2の上記突曲部31に対向する位置に床パネルA同
士を重ねた際に突曲部31の上面側の窪みと嵌まり合う
スタッキング用突出部39を形成することで、トッププ
レート1の所定位置にコアー材3を位置決めさせること
ができると共に、床パネルA同士を複数積み重ねて保管
したり、搬送したりする際、上下段の床パネルA同士が
スタッキング用突出部39と突曲部31の上面側の窪み
とが嵌まり合って横ずれを防止するものである。
【0006】また、コアー材3の上面が前記トッププレ
ート1に、前記コアー材3の下面が前記ボトムプレート
2に接着剤4により接着されていることが好ましい。こ
のような構成とすることで、コアー材3をトッププレー
ト1とボトムプレート2とに接着するに当たって、トッ
ププレート1とボトムプレート2との間に介在した平板
状のコアー材3の上下面をそれぞれ面的にトッププレー
ト1とボトムプレート2とに接着することができて、接
着剥離のない構造とできるものである。
【0007】
【0008】また、コアー材3の下面の全面と上面の全
面とをそれぞれ接着剤4を介してボトムプレート2とト
ッププレート1とに圧接状態で固着するようにコアー材
3の厚みと両面の接着剤4層の厚みの合計長さをボトム
プレート2の凹部2bの深さと同じ長さか又は僅かに長
くすることが好ましい。このように、コアー材3の下面
の全面と上面の全面とをそれぞれ接着剤4を介してボト
ムプレート2とトッププレート1とに圧接状態で固着す
るようにコアー材3の厚みと両面の接着剤層の厚みの合
計長さをボトムプレート2の凹部2bの深さと同じ長さ
か又は僅かに長くすることで、床パネルAの強度が強固
となり、この場合、コアー材3の平坦性でトッププレー
ト1の平坦性が確保でき、また、コアー材3に多少のう
ねりがあっても、コアー材3の厚みと両面の接着剤層の
厚みの合計長さをボトムプレート2の凹部2bの深さと
同じ長さか又は僅かに長くし、圧接状態(つまりプレス
により圧を加えた状態)で固定されるため、コアー材3
の平坦性を確保できるものである。また、コアー材3の
厚みと両面の接着剤層の厚みの合計長さをボトムプレー
ト2の凹部2bの深さと同じ長さか又は僅かに長くして
あることで、トッププレート1とボトムプレート2との
周囲を機械的に結合させる際、トッププレート1の外端
部をボトムプレート2の外端部の下面側に折り返す場
合、機械的結合部分が下向きに下り傾斜するような傾向
となり、表面仕上げ材側に突出することがない。
【0009】また、接着剤4が仮接着用のホットメルト
系接着剤4aと本接着用のウレタン系接着剤4bの2種
類の接着剤4であって、この2種類の接着剤4で接着す
ることが好ましい。このような構成とすることで、仮接
着用のホットメルト系接着剤4aによる接着力で、本接
着用のウレタン系接着剤が硬化するまでの間の加圧状態
を維持できるものである。
【0010】また、接着剤4として、2液性のウレタン
系又はエポキシ系の接着剤4を用いたり、あるいは、1
液性のウレタン系又はエポキシ系の接着剤4を用いたり
するのが好ましい。また、コアー材3の側端面と両プレ
ートとの間に接着剤溜まりとしての空間9が設けられて
いることが好ましい。このような構成とすることで、は
み出した接着剤4が外部に出てしまう事態を排除するこ
とができる。
【0011】また、本接着用のウレタン系接着剤4によ
る接着部は接着面全体に一定の間隔で設けられ、仮接着
用のホットメルト系の接着剤4は接着面の複数箇所にス
ポット的に設けられていることが好ましい。このような
構成とすることで、接着剤4の塗布工程を簡便なものと
することができる。また、トッププレート1及びボトム
プレート2の同じ辺で少なくとも一辺に電線引出し用の
切欠を設けると共に、コアー材3の少なくとも一辺でト
ッププレート1の切欠と一致する箇所に切欠を設けて、
床パネルの少なくとも一辺に電線引出し用の切欠部33
を設けることが好ましい。このような構成とすること
で、床パネルAに設けた切欠部33を利用して床パネル
Aの下方から電線や信号線等の配線を引き出すことがで
きる。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。図1、図2、図3には本発明
の一実施形態が示してある。床パネルAは厚みが24m
m程度で且つ外形寸法が500mm角程度である。この
床パネルAは鋼板製のトッププレート1と凹部2aを備
えた鋼板製のボトムプレート2との間に所定の板厚の略
平板状のコアー材3を介在させ、トッププレート1とボ
トムプレート2との周囲を機械的に結合させて構成して
ある。そして、本発明においては、上記所定の板厚の略
平板状のコアー材3の上面の全面をトッププレート1
に、下面の全面をボトムプレート2にそれぞれ接着して
ある。
【0014】所定の板厚の略平板状のコアー材3は平面
視略四角形状をしており、例えばパーティクルボードが
用いられるものであり、このパーティクルボードは、建
築材料で一般によく用いられている日本工業規格のA5
908パーティクルボードの規格を満たす13M(曲げ
強さが縦方向・横方向とも13.0N/mm2 以上で、
ユリア・メラミン共縮合樹脂系またはこれと性能が同等
以上のもの)あるいは18M(曲げ強さが縦方向及び横
方向ともに18.0N/mm2 で、ユリア・メラミン共
縮合樹脂系またはこれと性能が同等以上のもの)で、厚
みが22mm〜23mm程度、外形寸法が450mm角
程度のものを用いる。
【0015】トッププレート1とコアー材3、ボトムプ
レート2とコアー材3とを接着するための接着剤4の一
例を以下に示す。本実施形態においてはコアー材3の上
面をトッププレート1に、下面をボトムプレート2に接
着するための接着剤4が2液性のウレタン系又はエポキ
シ系の接着剤4、又は1液性のウレタン系又はエポキシ
系の接着剤4を用いる例である。ここで、例えば2液性
ウレタン系の接着剤としては住友ベークライト社製のG
Aー700A、GAー732Hを採用することができ、
また、2液性のエポキシ系の接着剤としては住友ベーク
ライト社製のEAー110ー12を採用することがで
き、また、1液性のウレタン系の接着剤としてはコニシ
ボンド社製のボンドKu850を採用することができ
る。下記の表1に上記例示した接着剤4の仕様を示す。
【0016】
【表1】
【0017】上記のように所定の板厚の略平板状のコア
ー材3の上面の全面をトッププレート1に、下面の全面
をボトムプレート2にそれぞれ接着した状態で、トップ
プレート1とボトムプレート2との周囲をそれぞれ折り
曲げ加工(クリンチ加工)して機械的に結合させるもの
である。図1中1a、2aはそれぞれ折り曲げ加工部で
あって、両折り曲げ加工部1a、2aが機械的に結合し
てある。この折り曲げ加工部1a、2aは図1のように
床パネルAを複数枚並列に敷設した場合、床パネルA間
の境界において折り曲げ加工部1aの垂直面同士が面状
態で当接するようになっている。そして、上記のような
クリンチ加工による折り曲げ加工でトッププレート1と
ボトムプレート2との周囲を機械的に結合することで、
トッププレート1の表面の端部における撓みを防止し、
図1に示すように床パネルAを複数枚並列に敷設した場
合に上面を面一にできて、床パネルA同士の乗り上げを
防止できるものである。
【0018】上記のようにして得られた実施例1、実施
例2、実施例3の床パネルAと、軽量コンクリートを充
填した比較例の床パネルとの強度試験結果を下記の表2
に示す。ここで、各実施例において床パネルAを構成す
るトッププレート1及びボトムプレート2はいずれも
0.8mm厚の亜鉛メッキ鋼板を用い、床パネルAの厚
みを24mmとし且つ外形寸法は500mm角とした。
また、コアー材3としては日本工業規格のA5908パ
ーティクルボードの規格を満たす13M(曲げ強さが縦
方向・横方向とも13.0N/mm2 以上で、ユリア・
メラミン共縮合樹脂系またはこれと性能が同等以上のも
の)で、厚みが22mm、外形寸法が450mm角のパ
ーティクルボードを用いた。また、コアー材3の上面を
トッププレート1に、下面をボトムプレート2に接着す
るための接着剤4としては、実施例1は表1に示す1液
性のウレタン接着剤を用い、また、実施例2は表1に示
す2液性のウレタン接着剤を用い、実施例3としては表
1に示す2液性のエポキシ接着剤を用いた。
【0019】一方、軽量コンクリートを用いた従来の床
パネルは、トッププレート1及びボトムプレート2はい
ずれも0.8mm厚の亜鉛メッキ鋼板を用い、床パネル
Aの厚みを24mmとし且つ外形寸法は500mm角と
し、内部に軽量コンクリートを充填したものである。試
験に当たっては床パネルAの中央部に中央集中荷重をか
けて試験をした。表2において、比例限度とは、応力が
一定の値を超過しない間は、応力と、それによって生じ
る歪みとの間には比例関係が成立し、この関係の成立す
る限度を言う。また、音発生時の荷重とは、異音(パキ
パキ、バリバリ等)が発生しはじめたときの荷重を示
す。また、破壊時の荷重とは材料や構造物が破断した
り、壊れたりして、外力に抵抗できなくなったときの荷
重を示す。
【0020】
【表2】
【0021】上記表2から判るように、ウレタン系、エ
ポキシ系の接着剤4とも従来品に比べて、比例限度、音
発生時の荷重、破壊時の荷重において著しく高い強度を
示している。300kg重荷重時の床パネルAの中心の
たわみ量はいずれもフリーアクセスフロアー工業会の規
格値を満たしている。なお表1に示すように、1液性の
ウレタン系の接着剤としてコニシボンド社製のボンドK
u850を用いた場合と、2液性ウレタン系の接着剤と
しては住友ベークライト社製のGAー700AやGAー
732Hを用いたり、あるいは、2液性のエポキシ系の
接着剤として住友ベークライト社製のEAー110ー1
2を用いた場合は、1液性タイプの場合が2液性タイプ
の場合よりも粘度が高く、硬化時間が短いため、本発明
の生産工程においては、表1に例示したような2液タイ
プのものが適すると考えられる。
【0022】次に、トッププレート1とコアー材3、ボ
トムプレート2とコアー材3とを接着するための接着剤
4の他例を以下に示す。本実施形態においては接着剤4
として、仮接着用のホットメルト系接着剤4aと本接着
用のウレタン系接着剤4bの2種類の接着剤4を用いて
ある。本接着用のウレタン系接着剤4bは図4に示すよ
うに接着面全体に一定の間隔で設けているのに対して、
仮接着用のホットメルト系接着剤4aは接着面の複数箇
所にスポット的に設けただけとなっている。
【0023】本接着用のウレタン系接着剤4bは通常6
〜7時間の圧着状態が最低限必要となっているが、仮接
着用のホットメルト系接着剤4aは短時間、例えば30
秒ほどで硬化して接着力を発揮するを利用して、ホット
メルト系接着剤4aによる接着力がウレタン系接着剤4
bが硬化して接着力を発揮するまでの圧着力を保つよう
にしている。このため、ウレタン系接着剤4bだけであ
ればプレスなどによる加圧状態を上記のように長時間保
たなければならないのに対し、ホットメルト系接着剤4
aが硬化するまでの短時間だけプレスなどで加圧してお
けば、後はストックさせているだけで、その間にウレタ
ン系接着剤4bの硬化による強固な接着状態が得られる
ものである。
【0024】図5は上記接着剤4a、4bの塗布工程の
一例を示しており、複数本の接着剤塗布ノズル43を例
えば30mm間隔で並べて、これらのうちの一部をホッ
トメルト系接着剤4aの塗布用、残る複数本をウレタン
系接着剤4bの塗布用として、ボトムプレート2の凹部
2aの底面及びコアー剤3の上面に塗布し、ボトムプレ
ート2、コアー材3、トッププレート1の順に重ねて加
圧することで上記接着を行う。なお、接着剤塗布ノズル
43を可動させるのであれば、ホットメルト系接着剤4
aの塗布用とウレタン系接着剤4bの塗布用とについて
各1本のノズル43であってもよい。また、接着剤4
a、4bの塗布パターンは図4に示すものに限定され
ず、ウレタン系接着剤4bは接着面のほぼ全面にわたる
ように、ホットメルト系接着剤4aは接着面に散在する
状態で(四隅と中央を含むことが好ましい)塗布されれ
ばよいものである。なお、接着剤4a、4bの使用量は
床パネルAの大きさにもよるが、ウレタン系接着剤4b
を100g/枚程度とすると、ホットメルト系接着剤4
aは8g/枚程度とする。
【0025】コアー材3として用いられるパーティクル
ボードは、建築材料で一般によく用いられている日本工
業規格のA5908パーティクルボードの規格を満たす
13M(曲げ強さが縦方向・横方向とも13.0N/m
2 以上で、ユリア・メラミン共縮合樹脂系またはこれ
と性能が同等以上のもの)あるいは18M(曲げ強さが
縦方向及び横方向ともに18.0N/mm2 で、ユリア
・メラミン共縮合樹脂系またはこれと性能が同等以上の
もの)で、厚みが22mm〜23mm程度、外形寸法が
450mm角程度のものを用いる。また、ホットメルト
系接着剤4aとしては硬化するまでの時間が30秒程度
の強接粘着タイプ(エイ・シー・アイ・ジャパン・リミ
テッド社製エバーグリップPS−948あるいはPS−
712)を用い、ウレタン系接着剤4bとして2液性タ
イプ(住友ベークライト(株)社製GA−700A)ま
たは1液性タイプ(コニシ(株)社製KU−850)を
用いて、厚みが24mm程度、外形寸法が500mm角
程度の床パネルAを製造するに当たり、図5に示すよう
な接着剤塗布機を用いてコンベア上を流れるボトムプレ
ート2及びコアー材3への接着剤4a、4bの塗布を行
うとともに、10tプレスによって4〜5kg/cm2
の圧力を床パネルA全面に加えて接着したところ、接着
剤34a、4bの塗布に2秒ほど、プレスによる加圧時
間は10秒ほどで、加圧時間はハンドリングタイムも含
めて1枚当たり15秒ほどしか要しなかったにもかかわ
らず、ウレタン系接着剤4bの硬化に要する時間が経過
した後の床パネルAは、高強度で且つ7.4kg程度の
軽量のものを得ることができた。
【0026】上記においてはボトムプレート2の凹部2
aの底とコアー材3の上面とに接着剤4a、4bを塗布
する例につき説明したが、トッププレート2の下面とコ
アー材3の下面とに塗布してもよく(この場合にはトッ
ププレート2は上下逆にして塗布する)、いずれにして
も接着剤塗布機を2台用意することで2つの接着面への
接着剤4a、4bの塗布を同時に簡便に行うことができ
る。
【0027】また、トッププレート2の下面、ボトムプ
レート2の凹部2aの底面、コアー剤3の上下両面に接
着剤4a、4bを塗布してもよい。この場合には、例え
ば、トッププレート2を上下逆にしてトッププレート1
の下面(上下逆にしたので上側に位置する面)に接着剤
4a、4bを塗布し、また、コアー材3の片面に接着剤
4a、4bを塗布し、コアー材3を上下逆にして接着剤
4a、4bを塗布した面をトッププレート1の接着剤4
a、4bを塗布した面に重ね、更に、コアー材3の他の
片面である上面に接着剤4a、4bを塗布し、また、ボ
トムプレート2の凹部2aの底に接着剤4a、4bを塗
布し、このボトムプレート2を上下逆にしてコアー材3
に被せてコアー材3の接着剤4a、4bを塗布した面
と、ボトムプレート2の凹部2aの接着剤4a、4bを
塗布した底面とを重ねてプレスして接着するようにして
もよいものである。
【0028】ところで、トッププレート1とボトムプレ
ート2との機械的結合を行った周縁部とコアー材3の側
端面との間には図1、図6、図7に示すような、空間9
が生じるようにしてある。この空間9は、上記の加圧時
に接着面からはみ出した接着剤4が溜まる接着剤溜まり
として機能することで、トッププレート1、ボトムプレ
ート2との機械的結合部を通じて外部に接着剤4がはみ
出してしまうことを防ぐものとなっている。なお、空間
9は床パネルAの周辺部の強度確保の点から5mm程度
の幅をもつものとするのが好ましい。なお、トッププレ
ート1とボトムプレート2との周囲を機械的に結合させ
るに当たっては、図1のものにのみ限定されず、図6、
図7のように結合させるものであってもよい。
【0029】上記したいずれの実施形態においても、コ
アー材3の厚みと両面の接着剤層の厚みの合計長さがボ
トムプレート2の凹部2bの深さと同じ長さか又は僅か
に長く設定してあり、これにより、ボトムプレート2の
凹部2b内にコアー材3が配置された状態でボトムプレ
ート2の凹部2aの底面とトッププレート1の下面とに
コアー材3の下面の全面と上面の全面とがそれぞれ接着
剤4を介して圧接状態で固着されるものである。この場
合、コアー材3の厚みをボトムプレート2の凹部2bの
深さと同じ長さか又は僅かに長くすると、接着剤4の厚
みを考えれば、必ず、コアー材3の厚みと両面の接着剤
層の厚みの合計長さをボトムプレート2の凹部2bの深
さより僅かに長くすることができるものであって、プレ
スにより加圧状態で接着することで、必ずコアー材3の
下面の全面と上面の全面とをそれぞれ接着剤4を介して
ボトムプレート2とトッププレート1とに圧接状態で固
着することができるものである。
【0030】なお、ここで、コアー材3の厚みと両面の
接着剤層の厚みの合計長さがボトムプレート2の凹部2
bの深さ以下の場合、図9(b)に示す比較例のよう
に、コアー材3の上下面を接着剤4によりボトムプレー
ト2とトッププレート1とに接着しようとすると、未接
着部分40ができて、強度の面においても、床パネルA
の上面の平坦性の面においても好ましくない事態が生じ
るおそれがあるが、本発明においては、上記のように、
コアー材3の下面の全面と上面の全面とをそれぞれ接着
剤4を介してボトムプレート2とトッププレート1とに
圧接状態で固着するようにコアー材3の厚みと両面の接
着剤層の厚みの合計長さをボトムプレート2の凹部2b
の深さと同じ長さか又は僅かに長くしてあることで、図
9(a)のように、必ず、コアー材3の下面及び上面を
ボトムプレート2とトッププレート1とに全面で接着で
きて、図9(b)の比較例のような未接着部分ができる
ということがなく、また、コアー材3の平坦性能を生か
し、床パネルAの上面(つまりトッププレート1)の平
坦性が確保できるものである。
【0031】また、コアー材3の上下面を接着剤4によ
りボトムプレート2とトッププレート1とに接着する接
着工程の後、トッププレート1の外端部をボトムプレー
ト2の外端部の下面側に折り返すいわゆるヘミング工程
を行って機械的結合をして床パネルAを形成するのであ
るが、図9(b)に示す比較例の場合には機械的結合部
が図9(d)のように斜め上向きに傾斜する傾向とな
り、施工時に床パネルA上面にタイルカーペットのよう
な表面仕上げ材を敷いた際、上記機械的結合部の斜め上
方に突出した部分により表面仕上げ材が上方に持ち上げ
られ、表面仕上げ状態が悪くなり、また歩行性能が悪く
なる。ところが、本発明においては、上記のように、コ
アー材3の下面の全面と上面の全面とをそれぞれ接着剤
4を介してボトムプレート2とトッププレート1とに圧
接状態で固着するようにコアー材3の厚みと両面の接着
剤層の厚みの合計長さをボトムプレート2の凹部2bの
深さと同じ長さか又は僅かに長くしてあることで、図9
(a)の接着工程の後、トッププレート1の外端部をボ
トムプレート2の外端部の下面側に折り返すいわゆるヘ
ミング工程を行って機械的結合をすると、機械的結合部
が図9(c)のように若干斜め下向きに傾斜する傾向と
なり、施工時に床パネルA上面にタイルカーペットのよ
うな表面仕上げ材を敷いた際に、図9(d)の比較例の
ように表面仕上げ材が上方に持ち上げられるというよう
なことがないものである。
【0032】また、コアー材3が多少うねりがあって
も、コアー材3の下面の全面と上面の全面とをそれぞれ
接着剤4を介してボトムプレート2とトッププレート1
とに圧接状態で固着するようにコアー材3の厚みと両面
の接着剤層の厚みの合計長さをボトムプレート2の凹部
2bの深さと同じ長さか又は僅かに長くしてあるので、
接着時に、図9(a)のようにコアー材3がボトムプレ
ート2側とトッププレート1側とからプレスされて圧接
状態で固着され、これにより、形成される床パネルAの
平坦性が確保されるものである。
【0033】ここで、本発明において、トッププレート
1と凹部2bを有するボトムプレート2との間に略平板
状のコアー材3を介在させてコアー材3の下面と上面と
をそれぞれ全面においてボトムプレート2とトッププレ
ート1とに接着するに当たり、図7、図8に示すように
コアー材3の位置ずれ防止手段30をトッププレート1
乃至ボトムプレート2の少なくとも一方に設けるのが好
ましい。
【0034】すなわち、コアー材3は鋼板製のボトムプ
レート2の凹部2bへの嵌め込みをスムーズにし、材料
の違いによる伸縮の差を吸収し、製造誤差を吸収し、更
に、前述のように接着剤溜まりとなる空間を形成する等
の理由により、コアー材3を凹部2bより少し小さいサ
イズとし、凹部2bの内周面とコアー材3の外周面との
間にギャップ(空間9)を形成する必要があるが、コア
ー材3のセンターと形成される床パネルAのセンターと
を一致させなければ、コアー材3の外周面と凹部2bの
内周面との間のギャップが均一にならず、床パネルAを
所定の強度とすることができないが、上記のように、コ
アー材3の位置ずれ防止手段30をトッププレート1乃
至ボトムプレート2の少なくとも一方に設けることで、
接着時にコアー材3を正確な位置に位置させることがで
きることになる。そして、コアー材3の外周面と凹部2
bの内周面との間のギャップが均一になることで、形成
される床パネルAの4辺でギャップが均一となり、四隅
を図19に示すように支持脚7により支持するに当たっ
て、支持脚7の床パネルAを受ける部分を小さくでき
て、コストダウンが図れるものである。つまり、支持脚
7により床パネルAを受けるに当たっては支持強度の確
保のためにコアー材1の接着部分を支持脚7により支持
する必要があるが、床パネルAの4辺でギャップを均一
にすることで、支持脚7の床パネルAを受ける部分を小
さくしても床パネルAの四隅において確実に支持でき
る。
【0035】ところで本発明においては、上記において
は説明を省略しているが、図7、図8乃至図17に示す
ように、トッププレート1の一部を下方に向けて突曲し
て突曲部31を形成し(突曲部31は例えば図20に示
すように円錐台形状をしていたり、あるいは図21に示
すように四角錐台形状をしている)、この突曲部31を
位置ずれ防止手段30としてあり、コアー材3には上記
突曲部31が嵌まり込む凹所32が設けてある。そして
コアー材3の凹所32をトッププレート1の突曲部31
にはめ込むことで、トッププレート1の所定位置にコア
ー材3を位置決めさせることができるようにしてある。
【0036】この場合、図8のようにトッププレート1
の外周端部をトッププレート1に対して直角に折曲して
垂直片41とし、垂直片41が上方に向けて突出するよ
うにトッププレート1を上下逆にして位置させ、トップ
プレート1に接着剤4を塗布し、この状態で、上面(又
は上下両面)に接着剤4を塗布したコアー材3をトップ
プレート1上に載置すると共に凹所32を突曲部31に
はめ込んで位置決めし、次に、凹部2bの底に接着剤を
塗布し又は塗布していないボトムプレート2を上下逆に
した状態でコアー材3に被せて、ボトムプレート2の外
周端部をトッププレート1の垂直片の突出基部に位置合
わせすることで、ボトムプレート2とトッププレート1
とコアー材3との3者を位置合わせし、この状態で、プ
レスしてコアー材3の下面の全面と上面の全面とをそれ
ぞれ接着剤4を介してボトムプレート2とトッププレー
ト1とに圧接状態で固着するものであり、その後、垂直
片41をボトムプレート2の外周端部に重複するように
折り返して床パネルAを形成するのである。
【0037】ボトムプレート2には突曲部31に対向す
る位置にスタッキング用突出部39が形成してあり、床
パネルA同士を複数積み重ねて保管したり、搬送したり
する際、上下段の床パネルA同士がスタッキング用突出
部39と突曲部31の上面側の窪みとが嵌まり合って横
ずれを防止するようになっている。なお、図12、図1
6に示す実施形態においては、トッププレート1の4箇
所に突曲部31を形成し、この4箇所の突曲部31はト
ッププレート1のセンターを中心にして均等な位置関係
となるように振り分けて配設してある。もちろん、上記
実施形態にのみ限定されず、例えば、2個の突曲部31
をトッププレート1のセンターを中心にして180°回
転対象の位置に配置してもよいものである。
【0038】また、突曲部31と凹所32の寸法関係
は、図8に示す突曲部31の突出基部の幅寸法をxと
し、突曲部31の突出長さをyとし、凹所32の溝幅を
Xとし、凹所32の溝深さをYとした場合、x≦X、y
≦Yとなっていて、コアー材3の凹所32にトッププレ
ート1の突曲部31が確実にはまり込むようになってお
り、これによりトッププレート1とコアー材3とが突曲
部31と凹所32とで嵌合して位置決めされると共にコ
アー材3とトッププレート1とが確実に接着できて平坦
性を確保でき、また強度を確保できるものである。
【0039】上記のようにして形成される床パネルAと
しては図14に示すように外端部にコ字状をした切欠部
33を形成したものと、図10に示すような切欠部33
を有しないものとがある。切欠部33を形成するには図
15、図16に示すようにトッププレート1及びボトム
プレート2の同じ辺で少なくとも一辺に電線引出し用の
切欠33a、33bを設けると共に、図17に示すよう
にコアー材3の少なくとも一辺でトッププレート1の切
欠33aと一致する箇所に切欠33cを設けて、床パネ
ルAの少なくとも一辺に電線引出し用の切欠部33を形
成するのである。切欠部33を形成した床パネルAは切
欠部33の内周部に段突片34が設けてあり、この段突
片34に図18に示すような蓋35が着脱自在に載設さ
れるようになっている。蓋35には係止脚36が垂設し
てあって、蓋35を上方から段突片34に載置した際に
係止脚36の先端の係止爪36aが段突片34の下面側
に係止するようになっている。この係止爪36aの係止
を解除するには、蓋35に形成した操作孔35aからド
ライバーのような治具を挿入して係止脚36を押圧する
ことで係止爪36aの係止を解除して蓋35を取り外す
ことができるものである。蓋35には除去可能部37が
設けてあり、除去可能部37の周囲が薄肉等のノックア
ウト溝38となっている。したがって、除去可能部37
を切取り除去することで、この部分から配線を引き出す
ことができるようにしてある。この除去可能部37は開
閉自在な扉となっていてもよい。また、蓋35に代え
て、フロアコンセントを切欠部33にはめ込んで段突片
34に取付けるようにしてもよいものである。
【0040】次に、図22、図23に基づいて本発明の
他の実施形態につき説明する。本実施形態においては、
前述の各実施形態で示す構成の床パネルAにおいて、パ
ーティクルボードよりなるコアー材3の強度をさらに強
化するため、複数本のボルト14をトッププレート1と
ボトムプレート2に貫通させてナット15で固定した例
である。鋼板製のトッププレート1の上面部にはボルト
14の頭部14aがトッププレート1の上面部より上方
に突出しないように凹所16が複数設けてあり、該凹所
16の底の中心にはボルト14を挿通するための貫通孔
17が設けてある。コアー材3には、トッププレート1
とコアー材3を接着した際にトッププレート1に設けた
貫通孔17と一致して互いに連通するように所定の数だ
け所定の位置に貫通孔18が設けてある。コアー材3の
貫通孔18には図23に示すように鬼目ナット19が埋
め込んであり、ボルトの抜け落ち防止に役立てている。
ボトムプレート2にはコアー材3をボトムプレート2に
接着した際にコアー材3の貫通孔18と一致して互いに
連通するように所定の数だけ所定の位置に貫通孔20が
設けてある。そして、ボルト14をトッププレート1に
設けた貫通孔17から挿入し、コアー材3に設けた貫通
孔18に埋め込んだ鬼目ナット19に通し、ボトムプレ
ート2の貫通孔20を貫通させて、ナット15を螺合し
てトッププレート1、コアー材3、ボトムプレート2を
固着してある。また、本実施形態においてもトッププレ
ート1とボトムプレート2との周囲の折り曲げ加工部1
a、2aは機械的に結合してある。
【0041】上記の構成により前述の各実施形態におい
て示すコアー材3の上下面をそれぞれトッププレート1
とボトムプレート2に接着し、周囲を機械的に結合した
床パネルAの強度を更に上回る強度の床パネルAが得ら
れるものである。次に、図24、図25に基づいて本発
明の更に他の実施形態を説明する。図24、図25に示
す実施形態の床パネルAは前述の図22、図23に示す
実施形態の床パネルAと同様、パーティクルボードより
なるコアー材3の強度を更に強化するための例である。
すなわち、本実施形態においては、トッププレート1の
コアー材3と接する面側に複数本のボルト状の突起21
を設け、コアー材3とボトムプレート2とのそれぞれ上
記突起21に対応した位置にそれぞれ突起21が貫通す
るための貫通孔18、20を設け、コアー材3の上面と
トッププレート1とを接着すると共にコアー材3の下面
とボトムプレート2とを接着するのであるが、この際、
トッププレート1に設けた突起21をコアー材3に貫通
孔18とボトムプレート2の貫通孔20とに貫挿し、上
記突起21の下端部にナット15を螺合してトッププレ
ート1、コアー材3、ボトムプレート2を固着してあ
る。また、本実施形態においてもトッププレート1とボ
トムプレート2との周囲の折り曲げ加工部1a、2aは
機械的に結合してある。
【0042】上記の構成により前述の各実施形態におい
て示すコアー材3の上下面をそれぞれトッププレート1
とボトムプレート2に接着し、周囲を機械的に結合した
床パネルAの強度を更に上回る強度の床パネルAが得ら
れるものである。ところで、上記したいずれの実施形態
においても、鋼板製のボトムプレート2は底面と側面か
らなる箱状となっている。そして、この箱状をした鋼板
製のボトムプレート2内にコアー材3が入れられて、コ
アー材3の下面が鋼板製のボトムプレート2の底面に接
着剤4により接着されるのであるが、この場合、上記し
た各実施形態において、ボトムプレート2の底面の形状
を内側(つまり上方)に湾曲する形状としてある。ここ
で、ボトムプレート2の底面の横巾を例えば500mm
とした場合、ボトムプレート2の底面の中央部が底面の
端部に比べて1〜2mm程度上方となるように底面を内
側(つまり上方)に湾曲させる。
【0043】上記のように、ボトムプレート2の底面の
形状を内側に湾曲する形状としたのは以下の理由による
ものである。すなわち、通常だと、ボトムプレート2は
若干外側に湾曲するものであり、したがって、コアー材
3の下面中央の接着が充分でない場合が発生するが、ボ
トムプレート2の底面の形状を内側に湾曲する形状とす
ることで、コアー材3の下面中央がボトムプレート2の
底面中央部に確実に接着されることになるのである。そ
して、床パネルAには上面から下方へ荷重がかかるの
で、下面の中央部が一番引っ張り荷重がかかる部分であ
るが、上記のようにコアー材3の下面中央がボトムプレ
ート2の底面中央部に確実に接着されることで、一番引
っ張り荷重のかかる部分の強度が増加するのである。
【0044】また、コアー材3としては既に述べた実施
形態においてはパティクルボードにより構成した例を示
したが、上記したいずれの実施形態においても、図26
に示すように中間部3cが上下層部3a、3bに比較し
て粗の材料により構成してもよいものである。例えば、
メラミン樹脂をバインダーとして木片を結合成型した粗
な中間部3cの上下面部に、中間部3cよりも薄いメラ
ミン樹脂のみの密の層を形成したもの、あるいは、フェ
ノール樹脂をバインダーとして軽石を結合成型した粗な
中間部3cの上下面部に、中間部3cよりも肉厚が薄い
フェノール樹脂のみの密の層を形成したものである。
【0045】このような構成とすると、重量を軽減して
軽量化が図れるものであり、例えば、500mm角で、
厚さが24mmのコアー材3の重量を7Kgから4Kg
に軽量化できるものである。また、コアー材3の表面は
樹脂の場合には密で凹凸がすくないものであって、接着
面が少ないので、接着強度が増さないという問題があ
る。そこで、表面をサンダーで粗面にする加工を施して
凹凸面とすることで、コアー材3の上面とトッププレー
ト1、コアー材3の下面とボトムプレート2との接着強
度が増すものである。
【0046】また、上記いずれの実施形態においても、
鋼板製のトッププレート1とボトムプレート2は表面に
亜鉛メッキが施してあってもよい。このようにトッププ
レート1とボトムプレート2は表面に亜鉛メッキを施し
てあることで、表面防錆効果があるのはもちろん、表面
の凹凸を塗装等に比べて大きくすることができて、コア
ー材3との接着強度が増すことができるものである。
【0047】なお、上記各実施形態ではコアー材3の上
下両面をトッププレート1とボトムプレート2とにそれ
ぞれ接着剤4で接着した例を示したが、コアー材3の下
面のみをボトムプレート2にのみ接着剤4で接着するよ
うにしてもよいものである。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、平面状で周囲が略四角形状をした鋼
板製のトッププレートと、凹部を備え周囲が略四角状を
した鋼板製のボトムプレートとの間に、前記ボトムプレ
ートの凹部に位置される所定の板厚で略平板状をしたコ
アー材を介在させ、少なくともコアー材の下面とこの下
面に対向する前記ボトムプレートの底面とを接着剤によ
り接着し、前記略平板状をしたコアー材の下面が接着剤
により接着されるボトムプレートの底面の中央部を底面
の端部に比べて上方となるように湾曲させた形状とし、
トッププレートの一部を下方に向けて突曲してコアー材
の位置ずれ防止手段となる突曲部を形成し、ボトムプレ
ートの上記突曲部に対向する位置に床パネル同士を重ね
た際に突曲部の上面側の窪みと嵌まり合うスタッキング
用突出部を形成し、前記トッププレートと前記ボトムプ
レートとの周囲を機械的に結合させているので、従来の
軽量コンクリートを流し込んで製造するものに比べて製
造が容易であり、また、コアー材をボトムプレートに接
着するに当たって、トッププレートとボトムプレートと
の間に介在した平板状のコアー材の下面を面的にボトム
プレートに接着することができて、接着剥離のない構造
にできて、強度が強いものであり、しかも、凹部を備え
周囲が略四角形状をした鋼板製のボトムプレートの底面
の中央部を底面の端部に比べて上方となるように湾曲さ
せた形状としたので、コアー材の下面中央をボトムプレ
ートの底面中央部に確実に接着できるものであり、この
結果、上方から荷重がかかった場合における最も引っ張
り荷重のかかる部分である床パネルの下面の中央部にお
ける接着剥離等がなくて高強度とすることができるもの
であり、また、トッププレートとボトムプレートとが鋼
板製であるため、不燃性を有した床パネルを提供できる
ものである。しかも、トッププレートの一部を下方に向
けて突曲してコアー材の位置ずれ防止手段となる突曲部
を形成し、ボトムプレートの上記突曲部に対向する位置
に床パネル同士を重ねた際に突曲部の上面側の窪みと嵌
まり合うスタッキング用突出部を形成することで、トッ
ププレートの所定位置にコアー材を位置決めさせること
ができ、これにより床パネルの中心位置にコアー材を正
確に位置させることができて強度の確保ができるもので
あり、また、床パネルの4辺におけるコアー材が無い部
分であるギャップが均一になり、支持脚により床パネル
の四隅を支持するに当たって、支持脚の床パネルを受け
る部分を小さくしても床パネルの四隅において確実に支
持できるものであり、また、製造時に接着の際に簡単に
位置決めできるので、製造時間が短縮化できて、コスト
ダウンが図れるものであり、しかも、床パネル同士を複
数積み重ねて保管したり、搬送したりする際、上下段の
床パネル同士がスタッキング用突出部と突曲部の上面側
の窪みとが嵌まり合って横ずれを防止するものである。
【0049】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、コアー材の上面
が前記トッププレートに、前記コアー材の下面が前記ボ
トムプレートに接着剤により接着されているので、コア
ー材をトッププレートとボトムプレートとに接着するに
当たって、トッププレートとボトムプレートとの間に介
在した平板状のコアー材の上下面をそれぞれ面的にトッ
ププレートとボトムプレートとに接着することができ
て、接着剥離のない構造とできるものである。
【0050】
【0051】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、コ
アー材の下面の全面と上面の全面とをそれぞれ接着剤を
介してボトムプレートとトッププレートとに圧接状態で
固着するようにコアー材の厚みと両面の接着剤層の厚み
の合計長さをボトムプレートの凹部の深さと同じ長さか
又は僅かに長くしてあるので、床パネルの強度が強固と
なり、また、コアー材の平坦性でトッププレートの平坦
性が確保できるものであり、また、コアー材に多少のう
ねりがあっても、コアー材の厚みと両面の接着剤層の厚
みの合計長さをボトムプレートの凹部の深さと同じ長さ
か又は僅かに長くし、圧接状態で固定されるため、コア
ー材の平坦性を確保できるものであり、また、コアー材
の厚みと両面の接着剤層の厚みの合計長さをボトムプレ
ートの凹部の深さと同じ長さか又は僅かに長くしてある
ことで、トッププレートとボトムプレートとの周囲を機
械的に結合させる際、トッププレートの外端部をボトム
プレートの外端部の下面側に折り返す場合、機械的結合
部分が下向きに下り傾斜するような傾向となり、表面仕
上げ材側に突出することがなく、床パネルの表面に表面
仕上げ材を敷設した際、表面仕上げ材が部分的に上方に
突き上げられて、床の表面の仕上がりが悪くなったり、
歩行性が悪くなったりすることがないものである。
【0052】
【0053】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、接着剤が仮接着用のホットメルト系接着剤と
本接着用のウレタン系接着剤の2種類の接着剤であっ
て、この2種類の接着剤で接着するので、プレスによる
加圧時間はホットメルト系接着剤を硬化させるのに要す
る短時間でよく、しかも上記ウレタン系接着剤の硬化後
は十分な接着力を得ることができて、コスト及び接着強
度の両面において優れたものとなっている。
【0054】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、接着剤が2液性のウレタン系又はエポキシ系
の接着剤であるので、強固に平板状のコアー材を面的に
トッププレート乃至ボトムプレートに接着することがで
きるものである。また、請求項6記載の発明にあって
は、上記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明
の効果に加えて、接着剤が1液性のウレタン系又はエポ
キシ系の接着剤であるので、強固に平板状のコアー材を
面的にトッププレート乃至ボトムプレートに接着するこ
とができるものである。
【0055】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、コアー材の側端面と両プレートとの間に接着
剤溜まりとしての空間が設けられているので、接着剤の
外部へのはみ出しがないものを得ることができ、また、
コアー材の寸法変化への対応や歩行音の吸収が可能とな
るものである。
【0056】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、本接着用のウレ
タン系接着剤による接着部は接着面全体に一定の間隔で
設けられ、仮接着用のホットメルト系の接着剤は接着面
の複数箇所にスポット的に設けられているので、接着剤
の塗布設備を簡便なものとすることができるものであ
る。
【0057】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、トッププレート及びボトムプレートの同じ辺
で少なくとも一辺に電線引出し用の切欠を設けると共
に、コアー材の少なくとも一辺でトッププレートの切欠
と一致する箇所に切欠を設けて、床パネルの少なくとも
一辺に電線引出し用の切欠部を設けてあるので、床パネ
ルに設けた切欠部を利用して床パネルの下方から電線や
信号線等の配線を引き出すことができるものであり、ま
た、コアー材にもトッププレートの切欠と一致する箇所
に切欠を設けることで、切欠部を設けたにもかかわら
ず、切欠部を囲むようにコアー材を内装できて、切欠部
の周囲の強度を確保できるものである。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の床パネルを並設した状態の説明図であ
る。
【図4】本発明の他の実施形態の分解斜視図である。
【図5】同上の製造に際しての接着剤塗布設備の概略斜
視図である。
【図6】同上の床パネルの断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態の断面図である。
【図8】同上の接着前の分解断面図である。
【図9】(a)(b)は本発明と比較例との接着状態を
示す説明図であり、(c)(d)はトッププレートの外
端部をボトムプレートの外端部に折り返して機械的に結
合する状態の説明図である。
【図10】同上の床パネルの一例の下面図である。
【図11】同上に用いるボトムプレートの一例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)
は側面図である。
【図12】同上に用いるトッププレートの一例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)
は側面図である。
【図13】同上に用いるコアー材の一例を示し、(a)
は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面
図である。
【図14】同上の床パネルの他例の下面図である。
【図15】同上に用いるボトムプレートの他例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)
は側面図である。
【図16】同上に用いるトッププレートの一例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
【図17】同上に用いるコアー材の一例を示し、(a)
は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面
図である。
【図18】同上に用いる蓋を示し、(a)は斜視図であ
り、(b)は平面図であり、(c)は正面図であり、
(d)は側面図である。
【図19】床パネルの四隅を支持脚で支持する状態を説
明するもので、(a)は平面図であり、(b)は断面図
である。
【図20】同上の突曲部の一例を示し、(a)は平面図
であり、(b)は断面図である。
【図21】同上の突曲部の他例を示し、(a)は平面図
であり、(b)は断面図である。
【図22】本発明の他の実施形態の断面図である。
【図23】同上の要部拡大断面図である。
【図24】本発明の更に他の実施形態の断面図である。
【図25】同上の要部拡大断面図である。
【図26】同上に用いるコアー材の他の実施形態の断面
図である。
【符号の説明】
1 トッププレート 2 ボトムプレート 3 コアー材 4 接着剤 A 床パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 洋治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−268461(JP,A) 特開 平7−259306(JP,A) 特開 平7−252458(JP,A) 実開 平4−87957(JP,U) 実公 平7−46668(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/024 601 B23P 19/00 - 21/00 307

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状で周囲が略四角形状をした鋼板製
    のトッププレートと、凹部を備え周囲が略四角状をした
    鋼板製のボトムプレートとの間に、前記ボトムプレート
    の凹部に位置される所定の板厚で略平板状をしたコアー
    材を介在させ、少なくともコアー材の下面とこの下面に
    対向する前記ボトムプレートの底面とを接着剤により接
    着し、前記略平板状をしたコアー材の下面が接着剤によ
    り接着されるボトムプレートの底面の中央部を底面の端
    部に比べて上方となるように湾曲させた形状とし、トッ
    ププレートの一部を下方に向けて突曲してコアー材の位
    置ずれ防止手段となる突曲部を形成し、ボトムプレート
    の上記突曲部に対向する位置に床パネル同士を重ねた際
    に突曲部の上面側の窪みと嵌まり合うスタッキング用突
    出部を形成し、前記トッププレートと前記ボトムプレー
    トとの周囲を機械的に結合させて成ることを特徴とする
    床パネル。
  2. 【請求項2】 コアー材の上面が前記トッププレート
    に、前記コアー材の下面が前記ボトムプレートに接着剤
    により接着されていることを特徴とする請求項1記載の
    床パネル。
  3. 【請求項3】 コアー材の下面の全面と上面の全面とを
    それぞれ接着剤を介してボトムプレートとトッププレー
    トとに圧接状態で固着するようにコアー材の厚みと両面
    の接着剤層の厚みの合計長さをボトムプレートの凹部の
    深さと同じ長さか又は僅かに長くして成ることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の床パネル。
  4. 【請求項4】 接着剤が仮接着用のホットメルト系接着
    剤と本接着用のウレタン系接着剤の2種類の接着剤であ
    って、この2種類の接着剤で接着することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の床パネル。
  5. 【請求項5】 接着剤が2液性のウレタン系又はエポキ
    シ系の接着剤であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の床パネル。
  6. 【請求項6】 接着剤が1液性のウレタン系又はエポキ
    シ系の接着剤であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の床パネル。
  7. 【請求項7】 コアー材の側端面と両プレートとの間に
    接着剤溜まりとしての空間が設けられていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記 載の床パネ
    ル。
  8. 【請求項8】 本接着用のウレタン系接着剤による接着
    部は接着面全体に一定の間隔で設けられ、仮接着用のホ
    ットメルト系の接着剤は接着面の複数箇所にスポット的
    に設けられていることを特徴とする請求項4記載の床パ
    ネル。
  9. 【請求項9】 トッププレート及びボトムプレートの同
    じ辺で少なくとも一辺に電線引出し用の切欠を設けると
    共に、コアー材の少なくとも一辺でトッププレートの切
    欠と一致する箇所に切欠を設けて、床パネルの少なくと
    も一辺に電線引出し用の切欠部を設けて成ることを特徴
    とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の床パネ
    ル。
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