JP3473308B2 - 床 材 - Google Patents

床 材

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JP3473308B2
JP3473308B2 JP01622097A JP1622097A JP3473308B2 JP 3473308 B2 JP3473308 B2 JP 3473308B2 JP 01622097 A JP01622097 A JP 01622097A JP 1622097 A JP1622097 A JP 1622097A JP 3473308 B2 JP3473308 B2 JP 3473308B2
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JP
Japan
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adhesive tape
flooring
adhesive
floor
floor material
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守男 林
章 今井
治久 稲川
英樹 金井
藤一郎 能登
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床材関し、詳し
くは複数の床材ピースを接合して構成される床材関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の床材ピースを側方に接
合して所定サイズにした構成を有する床材が使用されて
いる。この種の床材においては、各床材ピースの側面外
周部に本実加工が施され、それらの側面同士が突き合わ
せ実接合された構成となっているもので、その接合部は
ホットメルトなどの接着剤によりズレたり外れたりしな
いように固定されていた。その後、さらに裏面にクッシ
ョン材などの防音シートを貼り付けて防音機能を向上さ
せるなどしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
床材においては上記のように接着剤により床材ピース同
士の接合部を固定しているために、接着剤が固まるまで
例えば裏面に防音シートを貼り付けるなどの次工程に進
むことができず、この点で生産性が悪いものであった。
また、床材ピース同士の接合位置がズレた場合には、再
分離しての接合し直しが行い難いものであった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、粘着テープがズレたり外れたりすることがなく生産
性を向上させることができる床材提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る床材は、外周側面部に本実
加工された床材ピース同士を、その側面を突き合わせて
実接合するとともに、その接続部裏面側に粘着テープを
貼着して固定した構成を有することを特徴とするもので
ある。
【0006】本発明の請求項2に係る床材は、請求項1
記載の床材において、実接合し、その接続部裏面側に粘
着テープを貼着して固定した上記床材ピースの裏面に、
防音材を貼着した構成を有することを特徴とするもので
ある。
【0007】本発明の請求項1記載の床材において、上
記粘着テープの長手方向が上記接続部に沿っており、そ
の接続部裏面側に貼着した粘着テープに複数本の線状の
補強材を短幅方向に沿って平行に設けたことを特徴とす
るものである。
【0008】本発明の請求項3に係る床材は、請求項
又2記載の床材において、上記補強材が上記粘着テープ
と同材質からなり、粘着テープ表面に突設されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態に係る床材を示
すもので、(a)は上面図であって、(b)は(a)の
A−A断面図であり、(c)はB−B断面図であり、
(d)はクッション材を除いた裏面図である。また、図
2は該実施形態に係る床材における粘着テープを示す平
面図である。
【0013】図示の如く、該実施形態に係る床材は、外
周側面部に本実加工された2つの床材ピース1、1同士
がその側面を突き合わせて実接合されている。なお、本
発明にあっては、さらに多数の床材ピース1から構成さ
れたものであっても構わない。
【0014】この床材ピース1は、合板やパーティクル
ボードなどからの木質材からなる矩形の基材3の上面に
化粧単板2が接合されて構成されている。基材3の外周
側面部には本実加工が施されていて、すなわち基材3外
周の四辺のうち隣接する一方の2辺の側面部には雄実5
aが形成され、且つ隣接する他の2辺の側面部には上記
雄実5aと嵌合する雌実5bが形成されている。また、
基材3の裏面には短幅方向に複数の溝6が平行に並設さ
れている。化粧単板2の上面には塗装や印刷などにより
化粧模様が付与されている。なお、本発明においては、
床材ピース1として上記のものに限らず、例えば無垢材
からなるものを用いても構わないものである。
【0015】該実施形態に係る床材は、床材ピース1、
1が長手方向に段差をつけて長辺側の側面部を突き合わ
せて実接合されており、その接合部の裏面側には該接合
部の左右両側に跨り、且つ、長手方向が接続部に沿うよ
うにして粘着テープ7が貼着されている。この粘着テー
プ7はその表面に複数本の線状の補強材7aを短幅方向
に沿って平行に突設されており、補強材7aを突設する
ことにより、短幅方向の強度を向上させるとともに、粘
着テープ7の基材を薄くして粘着テープ7の長手方向の
柔軟性を高めている。また、該実施形態において、粘着
テープ7は、ポリプロピレン製の樹脂シートを基材とし
て、これにアクリル系接着剤を粘着剤として塗布したも
のを使用し、基材に対する粘着剤の塗布量は厚みで10
0μm程度である。また、線状の補強材7aを粘着テー
プ7の基材と同材質のポリプロピレン製にしている。線
状の補強材7aを粘着テープ7の基材と同材質にしてい
るので、粘着テープ7の基材と補強材の膨張係数が同一
となり、熱等によって粘着テープ7の基材と補強材が膨
張収縮しても、補強材7aと粘着テープ7の基材とが同
じように膨張収縮するようになり、補強材7aと粘着テ
ープ7の基材とが分離しないようになる。なお、該実施
形態では粘着テープ7にポリプロピレンを用いているが
これに限定されることはなく、実接合した床材ピース
1、1がズレたり外れたりするのを防止するのに十分な
強度及び粘着力を有するものであればよく、基材及び補
強材7aが同材質となるようにクラフト紙等の紙基材や
ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂シートを適宜選
択し、これにアクリル系やゴム系接着剤を粘着剤として
塗布したものが使用できる。この場合、基材に対する粘
着剤の塗布量は厚みで20〜200μm(望ましくは1
00μm程度)であると好ましい。
【0016】該実施形態に係る床材では、さらにその裏
面に防音材としてクッション材4が貼着されている。こ
のクッション材4により、該床材は防音効果に優れたも
のとなるものである。特に、このクッション材4を貼着
する床材に上記補強材7aを有した粘着テープ7を用い
ておくと、クッション材4の弾力性によって床材が変形
しても、粘着テープ7は柔軟性が高いので、粘着テープ
7がズレたり外れたりするのを防止するのに効果が高い
ものとなる。
【0017】該実施形態に係る床材は、次のようにして
製造できる。すなわち、まず上記床材ピース1、1の長
辺側の側面部を長手方向に段差をつけて突き合わせ、そ
れぞれの長辺側の側面部に形成された雄実5aと雌実5
bとを嵌合させる。次に、床材ピース1、1の接合部の
裏面側に、該接合部の左右両側に跨るようにして粘着テ
ープ7を貼着する。そして、さらに接合一体化した床材
ピース1、1の裏面にクッション材4を貼着する。
【0018】ここで、床材ピース1、1を接合するにあ
たっては、その接合側面部には接着剤の塗布を省略する
ことができる。すなわち、床材ピース1、1同士は実接
合されていることから粘着テープ7による固定力だけで
も十分に強固な接合状態とすることができるからであ
り、その結果、接着剤を塗布する手間が省けるものであ
る。また接着剤を用いていないことから床材ピース1、
1の接合位置が誤って所定位置からズレても床材ピース
1、1の分離が容易に行えるので、実接合をやり直して
位置補正が簡単に行えるものである。
【0019】なお、本発明にあっては床材ピース1の接
合側面部には接着剤の塗布を行っても構わないものであ
る。この場合、床材ピース1、1は粘着テープ7により
その接合状態が固定されているので、接着剤が固まるの
を待つことなく次の工程であるクッション材4の貼り付
け工程に進むことができるもので、接着剤が固まった後
には粘着テープ7との相乗効果によって、より強固な接
合状態とすることができる。
【0020】上述したように、本発明においては床材ピ
ース1の接合側面部への接着剤の塗布の有無にかかわら
ず、いずれの場合にあっても、従来のように床材ピース
1、1を接合する際に接着剤が固まるのを待つ時間を省
いて製造に要する時間を短縮する事ができることから、
該実施形態に係る床材は生産性に優れたものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る床材によると、側面を突き合わせて実接合された
床材ピース同士が、その接続部裏面側に打擲された粘着
テープにより固定されているので、製造過程において従
来の如く床材ピース同士を接合した後に接着剤が固まる
のを待つ必要がなく、生産性が向上したものとなる。
【0022】特に、請求項2に係る床材のように、上記
床材ピースの裏面に、防音材を貼着した構成を有する場
合には、床材ピース同士を実接合し、その接合部を裏面
側から粘着テープにより固定した後、速やかに防音材の
貼着が行える。
【0023】また、請求項1に係る床材によると、上記
効果に加えて、粘着テープの長手方向が上記接続部に沿
っており、その接続部裏面側に貼着した粘着テープに複
数本の線状の補強材を短幅方向に沿って平行に設けてい
るので、短幅方向の強度が向上するとともに、粘着テー
プの基材を薄くして粘着テープの長手方向の柔軟性が高
くなるようにすることができ、特に、請求項2に係る床
材にこの粘着テープを用いると、クッション材の弾力性
によって床材が変形しても、粘着テープは柔軟性が高い
ので、粘着テープがズレたり外れたりするのを防止する
のに効果が高いものとなる。
【0024】また、請求項3に係る床材によると、上記
効果に加えて、補強材が上記粘着テープと同材質からな
り、粘着テープ表面に突設されているので、粘着テープ
の基材と補強材の膨張係数が同一となり、熱等によって
粘着テープの基材と補強材が膨張収縮しても、補強材と
粘着テープの基材とが同じように膨張収縮するようにな
り、補強材と粘着テープの基材とが分離しないようにな
る。
【0025】
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る床材を示すもので、
(a)は上面図であって、(b)は(a)のA−A断面
図であり、(c)はB−B断面図であり、(d)はクッ
ション材を除いた裏面図である。
【図2】該実施形態に係る床材における粘着テープを示
す平面図である。
【符号の説明】
1 床材ピース 2 化粧単板 3 基板 5a 雄実 5b 雌実 7 粘着テープ 7a 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 英樹 群馬県沼田市井土上町135番地ナショナ ル建材工業株式会社内 (72)発明者 能登 藤一郎 群馬県沼田市井土上町135番地ナショナ ル建材工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−20583(JP,A) 実開 平5−24778(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/00 - 15/22 C09J 7/00 - 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周側面部に本実加工された床材ピース
    同士を、その側面を突き合わせて実接合するとともに、
    その接続部裏面側に粘着テープを貼着して固定した床材
    において、該粘着テープの長手方向が上記接続部に沿っ
    ており、その接続部裏面側に貼着した粘着テープに複数
    本の線状の補強材を短幅方向に沿って平行に設けたこと
    を特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 実接合し、その接続部裏面側に粘着テー
    プを貼着して固定した上記床材ピースの裏面に、防音材
    を貼着した構成を有することを特徴とする請求項1記載
    の床材。
  3. 【請求項3】 上記補強材が上記粘着テープと同材質か
    らなり、粘着テープ表面に突設されていることを特徴と
    する請求項1又2記載の床材。
JP01622097A 1996-10-16 1997-01-30 床 材 Expired - Lifetime JP3473308B2 (ja)

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JP27338296 1996-10-16
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JPH10176409A JPH10176409A (ja) 1998-06-30
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