JP2014051861A - 鋼製床パネル及び鋼製床パネル製造方法 - Google Patents

鋼製床パネル及び鋼製床パネル製造方法 Download PDF

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Takashi Oshima
貴 大嶋
Yasuyuki Kawashima
泰之 川島
Tsukasa Matsuzaki
司 松崎
Yuichi Nakayasu
裕一 中保
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ISHI PRESS KOGYO CO Ltd
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Abstract

【課題】プレスによりボトムシートに生じるひずみを解消し、ボトムシートとパーティクルボードが十分に接着され、接着強度が十分なパーティクルボードを内部空間に収納した床パネル、並びに、床パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】 板状のパーティクルボードに接着剤を塗布し、トップシートとボトムシートを貼り合わせ、トップシートとボトムシートの結合部同士を結合する前に、ボトムシートにスパイク加工を施した。
【選択図】図1

Description

本発明は、フリーアクセスフロアを構成する床パネルのうち、パーティクルボードなどの芯材を内部空間に収納した鋼製床パネルに関するものである。
フリーアクセスフロアは、コンクリートスラブ上に一定間隔で支持脚を設置し、床パネルの四隅がそれぞれ支持脚に固定されることにより構成される二重床である。
フリーアクセスフロアに用いられる床パネルの一つであるパーティクルボードを使用した鋼製床パネル60は、トップシート70とボトムシート80の二枚の鋼板と、トップシート70とボトムシート80で挟まれる内部空間に収納される木質系の板状の芯材であるパーティクルボード90からなる。
トップシート70とボトムシート80とパーティクルボード90は共にプレスで成形される。
トップシート70は、四隅に調整台に載置する取付け部72と、トップシート70とボトムシート80を一体化するためのボトムシート80の端部と結合する結合部74以外は略平板に形成されている。
ボトムシート80は、トップシート70と結合する結合部82が形成されるとともに、パーティクルボード90を収納すべく、箱型に形成される。
また、パーティクルボード90も、トップシート70とボトムシート80で囲まれる内部空間に収納するのに適当な大きさの板状にプレスで形成される。
そして、両面に接着剤を塗布したパーティクルボード90を、トップシート70とボトムシート80で挟み、トップシート70とボトムシート80の結合部74,82同士をプレスで巻く等して結合することにより、トップシート70とボトムシート80とパーティクルボード90が一体化して、鋼製床パネル60は完成する。
特開2008-180020号公報
トップシートは略平板であるから、ひずみは生じず、パーティクルボードとの接着に問題はほとんど生じない。しかしながら、ボトムシートは箱型に形成されることから、加工部位が多く、プレスによりひずみが生じやすい。ひずみが生じる、とは、プレスにより、シートに平らな部分と平らでない部分が混在する状態になることをいう。このように、ボトムシートにひずみが生じると、ボトムシートとパーティクルボードとの間に隙間ができることになる。この場合、ボトムシートとパーティクルボードとが十分に接着されず、パネルの強度が弱くなるという問題が発生する。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて、プレスによりボトムシートに生じたひずみを解消し、ボトムシートとパーティクルボードが十分に接着され、パネル強度が十分な、パーティクルボードを内部空間に収納した床パネル、並びに床パネルの製造方法を提供することを課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、
板状のパーティクルボードと、
前記パーティクルボードの一方の板面に接着されるトップシートと、
前記パーティクルボードの他方の板面に接着されるボトムシートとからなる鋼製床パネルにおいて、
前記ボトムシートにスパイク加工を施すことを特徴とするものである。
また、本発明の鋼製床パネルの製造方法は、
パーティクルボードとトップシート並びにパーティクルボードとボトムシートを接着剤で貼り合わせる工程と、
ボトムシートをスパイク加工する工程と、
トップシートの端部とボトムシートの端部を結合することにより、トップシートとボトムシートを一体化する工程からなるものである。
このような本発明によれば、
板状のパーティクルボードと、前記パーティクルボードの一方の板面に接着されるトップシートと、前記パーティクルボードの他方の板面に接着されるボトムシートとからなる鋼製床パネルにおいて、前記ボトムシートにスパイク加工を施すことにより、プレスによりボトムシートに生じたひずみを解消し、ボトムシートとパーティクルボードが十分に接着されパネル強度が十分な、パーティクルボードを内部空間に収納した鋼製床パネルを提供することができる。
本発明の実施の形態における鋼製床パネルの全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が背面図である。 従来の鋼製床パネルの全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が背面図である。 スパイク加工について説明するための図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、パネルの全体図である。
本実施例においても、トップシート10とボトムシート20とパーティクルボード40は共にプレスで成形される。
トップシート10は、四隅に調整台に載せる部分である取付け部12、トップシート10とボトムシート20を一体化するためのボトムシート20の端部と結合する結合部14以外は略平板に形成されている。
ボトムシート20は、トップシート10と結合する結合部14が形成されるとともに、パーティクルボード40を収納すべく、箱型に形成される。
また、パーティクルボード40も、トップシート10とボトムシート20で囲まれる内部空間に収納するのに適当な大きさの板状にプレスで形成される。
そして、両面に接着剤を塗布したパーティクルボード40に、トップシート10とボトムシート20を貼り合わせた状態で、図3のように、先端が尖った多数の突起52を有するスパイク用治具50の上にボトムシート20が接するように載せプレスをする、いわゆるスパイク加工を施す。このスパイク加工により、ボトムシート20には多数の小さな窪み24が形成される。その後、トップシート10とボトムシート20の端部をプレスで巻く等して結合することにより、トップシート10とボトムシート20とパーティクルボード40を一体化して、鋼製床パネル2を完成させる。
このように、両面に接着剤を塗布したパーティクルボード40を、トップシート10とボトムシート20で貼り合わせた状態で、トップシート10とボトムシート20の結合部14,22同士を結合する前に、ボトムシート20にスパイク加工を施すことにより、ボトムシート20のひずみが解消され、ボトムシートがほぼ平らな面になり、パーティクルボード40とボトムシート20の隙間が少なくなって密着がよくなることにより、ボトムシート20とパーティクルボード40が十分接着され、パネル強度が十分なパーティクルボード40を内部空間に収納した鋼製床パネル2を提供することができる。
また、パーティクルボード40とボトムシート20の密着がよくなり、ボトムシート20とパーティクルボード40が十分接着されることにより、鋼製床パネル2の養生に必要な期間も短くなるので、生産性も向上する。
本実施の形態では、パーティクルボードを芯材とする鋼製床パネルについて説明したが、パーティクルボード以外の芯材を用いてもかまわない。また、鋼板以外の金属板をトップシート,ボトムシートに用いるパネルにも、本発明を適用しうるのは言うまでもない。
2 鋼製床パネル
10 トップシート
12 取付け部
14 結合部
20 ボトムシート
22 結合部
24 窪み
40 パーティクルボード
50 スパイク用治具
52 突起
60 鋼製床パネル
70 トップシート
72 取付け部
74 結合部
80 ボトムシート
82 結合部
90 パーティクルボード

Claims (4)

  1. 板状の芯材と、
    前記芯材の一方の板面に接着されるトップシートと、
    前記芯材の他方の板面に接着されるボトムシートからなる鋼製床パネルにおいて、
    前記ボトムシートにスパイク加工を施すことを特徴とする鋼製床パネル。
  2. 前記芯材がパーティクルボードであることを特徴とする請求項1記載の鋼製床パネル。
  3. 板状の芯材とトップシート並びに前記芯材とボトムシートを接着剤で貼り合わせる工程と、
    前記ボトムシートをスパイク加工する工程と、
    前記トップシートの端部と前記ボトムシートの端部を接合することにより、前記トップシートとボトムシートを一体化する工程からなる
    鋼製床パネル製造方法。
  4. 前記芯材がパーティクルボードであることを特徴とする請求項3記載の鋼製床パネル製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1181628A (ja) * 1997-09-08 1999-03-26 Matsushita Electric Works Ltd 床パネル及び床パネルの製造方法
JP2010095960A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Om Kiki Corp 床パネルの貼付き防止構造

Patent Citations (2)

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