JP3334901B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

Info

Publication number
JP3334901B2
JP3334901B2 JP28018591A JP28018591A JP3334901B2 JP 3334901 B2 JP3334901 B2 JP 3334901B2 JP 28018591 A JP28018591 A JP 28018591A JP 28018591 A JP28018591 A JP 28018591A JP 3334901 B2 JP3334901 B2 JP 3334901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
input
value
sampling timing
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28018591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05119811A (ja
Inventor
大 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP28018591A priority Critical patent/JP3334901B2/ja
Publication of JPH05119811A publication Critical patent/JPH05119811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3334901B2 publication Critical patent/JP3334901B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力インターフェースから外部入
力信号を入力する時にノイズの除去を目的として設けら
れるプログラマブルコントローラの入力フィルタ手段は
CPUをプログラムにより動作させて得られる構成であ
り、CR時定数を用いた信号発生手段からの割り込み信
号で起動して外部入力信号を取り込むようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は入力フィルタ手段の起動はCR時定数で決まるただ一
つの値に決定されていたので、ノイズ状況が悪くて、フ
ィルタ定数を大きくしたい場合はハードウェアの変更が
必要であった。本発明は、上述の点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは入力フィルタ手段の定数
を容易に変換することができるプログラマブルコントロ
ーラを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、CPUと、ROMと、R
AMと、入、出力インターフェースとを基本的に備え、
CPUによりユーザプログラムに沿った制御処理を行な
うプログラマブルコントローラにおいてクロックをカウ
ントしてカウント値が一定値に達するとサンプリングタ
イミングの信号を発生するサンプリングタイミング発生
手段と、上記サンプリングタイミング発生手段が発生す
る信号によって起動され、上記入力インターフェースを
介して入力する外部入力信号をサンプリングする入力サ
ンプリング処理手段と、上記入力サンプリング処理手段
でサンプリングされる上記外部入力信号の入力値が複数
回連続して同じ値であれば採用して入力イメージメモリ
に記録する入力フィルタ手段と、上記サンプリングタイ
ミング発生手段がカウントする上記一定値を設定変更す
るフィルタ定数変更手段とを備え、上記サンプリングタ
イミング発生手段は、上記サンプリングタイミングを決
める上記一定値に対応するクロック数を記憶するサンプ
リングタイミング記憶手段、及びサンプリングタイミン
グ記憶手段に記憶されているクロック数がセットされ、
システムクロックが発生する度にセット値から1ずつ減
算された値が更新記憶されるサンプリング計算用記憶手
段を成すRAMと、上記減算を行ないサンプリング計算
用記憶手段の記憶値が0になる と、上記入力サンプリン
グ処理手段を起動させるとともに上記サンプリング計算
用記憶手段にサンプリングタイミング記憶手段に記憶さ
れているクロック数を転送してセットする手段を成すC
PUとで構成されたものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明の構成によれば、CR時定
数を用いた場合のようにハードウェアを変更することな
く、入力フィルタ手段のフィルタ定数を簡単に変更する
ことが可能となり、このフィルタ定数を簡単に変更する
ことができるので、使用環境によってフィルタ定数を容
易に対応させることができ、しかもハードウェアの変更
を伴わないのでコストも易く、さらにカウンタを外部に
設けることなく、CPUと、RAMとを利用してサンプ
リングタイミング発生手段を構成することができ、より
構成が簡単になる。
【0006】
【実施例】図1は本実施例のプログラブルコントローラ
の全体の基本構成を示しており、プログラマブルコント
ローラの全体的の処理、制御を行なうCPU1と、プロ
グラマブルコントローラの動作プログラムを格納したR
OM2と、ユーザプログラムのロードや、ワークエリ
ア、更にはCPU1の演算処理のデータの一時格納等に
用いられるRAM3と、外部入力信号を取り込んだり、
外部へ出力信号を出力するための入/出力インターフェ
ース5とからなる。
【0007】CPU1はユーザプログラムにより制御処
理を行なう等各種機能手段を、ROM2に格納した動作
プログラムにより構成するもので、本発明にかかる入力
サンプリング処理手段、更に入力フィルタ手段、フィル
タ定数設定変更手段、サンプリングタイミング発生手段
もプログラムによって動作する機能である。
【0008】ここで、サンプリングタイミング手段はC
PU1及びRAM3を利用して構成しており、さらにR
AM3を利用して、サンプリングタイミング手段のため
のサンプリングタイミング記憶用メモリ〔a〕、サンプ
リングタイミング計算用メモ リ〔a〕’、入力状態記憶
メモリ〔b〕、入力イメージメモリ〔c〕を構成する。
【0009】一方、CPU1ではシステムの基本クロッ
クを用いてサンプリングタイミング計算と、上記メモリ
〔a〕,〔a〕’のデータの転送や、更新の処理を行な
う手段を動作プログラムにより構成する。
【0010】而して本実施例ではCPU1により図2に
示すようにでサンプリングタイミング計算用メモリ
〔a〕’にセットした一定値を、システム基本クロック
発生の度に1減算して更新し、でその更新値が0にな
ったかどうかを判定し、0でなければに飛んでシステ
ムクロックを作成する処理を行い、に戻る。そしてサ
ンプリングタイミング計算用メモリ〔a〕’の値が減算
により0になると、CPU1はサンプリングタイミング
記憶用メモリ〔a〕に予めセットしている一定値をサン
プリングタイミング計算用メモリ〔a〕’に転送してセ
ットし、このセット後、CPU1は入力ポートより外部
入力信号のデータを読み出し、で内部レジスタAにセ
ットするとともに、内部レジスタAにセットされたデー
タを更に内部レジスタXにセットする。
【0011】この後、でRAM3で構成される入力状
態記憶メモリ〔b〕に記憶されている前回サンプリング
した値との不一致を検出し、その不一致ビットのみを内
部レジスタAに不一致データとして設定する。またその
内部レジスタAの一致ビットの反転値を内部レジスタB
に設定して一致データとする。次のでは、上記不一致
データと、RAM3で構成される入力イメージメモリ
〔c〕に記憶している前回採用した外部入力信号のデー
タとの論理積〔AND〕演算を行なって、内部レジスタ
Aにセットする。
【0012】一方、上記一致検出データと、今回読み出
して内部レジスタXにセットしたデータとの論理積〔A
ND〕演算を行なって、内部レジスタBにセットする。
この論理積演算を行なった後、では、で内部レジスタ
Aにセットされた一致データ と、内部レジスタBにセッ
トされた不一致データとの論理和〔OR〕演算を行なっ
て、その演算値を今回の外部入力信号のデータとして採
用し、入力イメージメモリ〔c〕に記憶する。同時に入
出力リフレッシュを行なうとともに今回サンプリングし
て内部レジスタXにセットしているデータを入力状態記
憶メモリ〔b〕に記憶する。
【0013】上記図2の〜の手順で、外部入力信号
の入力サンプリング処理と、入力フィルタとしての機能
を果たし、の処理に移行するのである。
【0014】上記の手順において、不一致のビットは前
回データを継続し、一致データは今回サンプリングした
データを採用することになるので、サンプリング間隔よ
り小さい巾のデータは確定せず、サンプリング巾の2倍
より大きいデータは確実に確定させることができるの
で、入力フィルタ手段として機能することができるので
ある。
【0015】一方ノイズの状況に応じて入力フィルタ定
数を変更した場合には、図3に示すようにキーボード等
のデータ入力手段からパラレル或いはシリアルデータに
よりフィルタ定数変更命令をCPU1に与える。命令を
受信したCPU1は命令とともに送られてきたフィルタ
定数を取り出して、取り出したフィルタ定数、つまり本
実施例ではサンプリングタイミング記憶用メモリ〔a〕
に記憶させる一定値を、サンプリングタイミング記憶用
メモリ〔a〕及びサンプリングタイミング計算用メモリ
〔a〕’に設定するのである。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明はプログラマブルコ
ントローラにおいてクロックをカウントしてカウント値
が一定値に達するとサンプリングタイミングの信号を発
生するサンプリングタイミング発生手段と、上記サンプ
リングタイミング発生手段が発生する信号によって起動
され、上記入力インターフェースを介して入力する外部
入力信号をサンプリングする入力サンプリング処理手段
と、上記入力サンプリング処理手段でサンプリングされ
る上記外部入力信号の入力値が複数回連続して同じ値で
あれば採用して入力イメージメモリに記録する入力フィ
ルタ手段と、上記サンプリングタイミング発生手段がカ
ウントする上記一定値を設定変更するフィルタ定数変更
手段とを備え、上記サンプリングタイミング発生手段
は、上記サンプリングタイミングを決める上記一定値に
対応するクロック数を記憶するサンプリングタイミング
記憶手段、及びサンプリングタイミング記憶手段に記憶
されているクロック数がセットされ、システムクロック
が発生する度にセット値から1ずつ減算された値が更新
記憶されるサンプリング計算用記憶手段を成すRAM
と、上記減算を行ないサンプリング計算用記憶手段の記
憶値が0になると、上記入力サンプリング処理手段を起
動させるとともに上記サンプリング計算用記憶手段にサ
ンプリングタイミング記憶手段に記憶されているクロッ
ク数を転送してセットする手段を成すCPUとで構成さ
れたので、ハードウェアを変更することなく入力フィル
タ手段のフィルタ定数を簡単に変更することができ、ま
たフィルタ定数を簡単に変更することができるので、使
用環境によってフィルタ定数を容易に対応させることが
でき、しかもハードウェアの変更を伴わないのでコスト
も安価になるという効果がある。さらに、カウンタを外
部に設けることなく、CPUと、RAMとを利用してサ
ンプリングタイミング発生手段を構成することができ、
より構成が簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】本発明の実施例の入力サンプリング処理過程の
動作説明用フローチャートである。
【図3】本発明の実施例のフィルタ定数変更の動作説明
用フローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 3 メモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUと、ROMと、RAMと、入、出力
    インターフェースとを基本的に備え、CPUによりユー
    ザプログラムに沿った制御処理を行なうプログラマブル
    コントローラにおいてクロックをカウントしてカウント
    値が一定値に達するとサンプリングタイミングの信号を
    発生するサンプリングタイミング発生手段と、上記サン
    プリングタイミング発生手段が発生する信号によって起
    動され、上記入力インターフェースを介して入力する外
    部入力信号をサンプリングする入力サンプリング処理手
    段と、上記入力サンプリング処理手段でサンプリングさ
    れる上記外部入力信号の入力値が複数回連続して同じ値
    であれば採用して入力イメージメモリに記録する入力フ
    ィルタ手段と、上記サンプリングタイミング発生手段が
    カウントする上記一定値を設定変更するフィルタ定数変
    更手段とを備え、上記サンプリングタイミング発生手段
    は、上記サンプリングタイミングを決める上記一定値に
    対応するクロック数を記憶するサンプリングタイミング
    記憶手段、及びサンプリングタイミング記憶手段に記憶
    されているクロック数がセットされ、システムクロック
    が発生する度にセット値から1ずつ減算された値が更新
    記憶されるサンプリング計算用記憶手段を成すRAM
    と、上記減算を行ないサンプリング計算用記憶手段の記
    憶値が0になると、上記入力サンプリング処理手段を起
    動させるとともに上記サンプリング計算用記憶手段にサ
    ンプリングタイミング記憶手段に記憶されているクロッ
    ク数を転送してセットする手段を成すCPUとで構成さ
    れたことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
JP28018591A 1991-10-28 1991-10-28 プログラマブルコントローラ Expired - Lifetime JP3334901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28018591A JP3334901B2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28018591A JP3334901B2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 プログラマブルコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05119811A JPH05119811A (ja) 1993-05-18
JP3334901B2 true JP3334901B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=17621484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28018591A Expired - Lifetime JP3334901B2 (ja) 1991-10-28 1991-10-28 プログラマブルコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3334901B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3925062B2 (ja) * 2000-09-19 2007-06-06 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP3783845B2 (ja) 2001-05-09 2006-06-07 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP3842144B2 (ja) 2002-02-20 2006-11-08 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP3697427B2 (ja) 2002-05-20 2005-09-21 三菱電機株式会社 車載電子制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05119811A (ja) 1993-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3334901B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP2600598B2 (ja) パルス幅判別回路
JP2752076B2 (ja) プログラマブル・コントローラ
JPH04280507A (ja) ディジタルノイズ消去方式
JP3082781B2 (ja) ディジタル信号用フィルタ
JP2604562B2 (ja) パルス間隔計測装置
JP3274182B2 (ja) 車載用データ入力装置
JP3482417B2 (ja) トリガーレベル可変のデジタルデータ長時間記録装置
JP2990111B2 (ja) タイマ回路
JP3633747B2 (ja) マイクロプロセッサのプログラムデバッグ装置
SU1290285A1 (ru) Устройство дл управлени энергопотреблением микропроцессорной системы
JP2530916B2 (ja) 演算回路
JP3621539B2 (ja) リアルタイム・データ・バッファ装置
JPS6115464B2 (ja)
JP2001144616A (ja) 逐次比較型a/dコンバータ
JP3212332B2 (ja) 多軸位置検出装置
JP3033334B2 (ja) データ記憶装置
JPH0820941B2 (ja) マイクロプロセッサ
JP2576208Y2 (ja) 時刻変更回路
JPH04310138A (ja) データ伝送装置のデバッグ方法
JPS5995719A (ja) デ−タ処理装置
JP2001043066A (ja) 加算回路リセットシステム
JPS62255883A (ja) ロジツクアナライザ
JPH0246266U (ja)
JPH0659910A (ja) タイマ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070802

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120802

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120802

Year of fee payment: 10