JP3212332B2 - 多軸位置検出装置 - Google Patents
多軸位置検出装置Info
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- JP3212332B2 JP3212332B2 JP31201491A JP31201491A JP3212332B2 JP 3212332 B2 JP3212332 B2 JP 3212332B2 JP 31201491 A JP31201491 A JP 31201491A JP 31201491 A JP31201491 A JP 31201491A JP 3212332 B2 JP3212332 B2 JP 3212332B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- encoder
- status
- signal
- position data
- memory
- Prior art date
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の位置エンコーダの
位置データを検出する多軸位置検出装置に関するもので
ある。
位置データを検出する多軸位置検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】送り機構の位置決め制御や位置の監視な
どを行う目的で送り機構の位置を検出する場合、送り機
構にロータリーエンコーダなどの位置エンコーダを取り
付けておき、位置エンコーダごとに方向弁別回路と加減
算カウンタとを設け、方向弁別回路で位置エンコーダか
ら発信せられる発信パルス信号の位相差を検出して加減
方向を弁別するとともに、加算パルス信号もしくは減算
パルス信号を得、加減算カウンタでこの加算パルス信号
と減算パルス信号を加減計数することによって位置エン
コーダの位置データを加減算カウンタに得て、送り機構
の位置を検出している。
どを行う目的で送り機構の位置を検出する場合、送り機
構にロータリーエンコーダなどの位置エンコーダを取り
付けておき、位置エンコーダごとに方向弁別回路と加減
算カウンタとを設け、方向弁別回路で位置エンコーダか
ら発信せられる発信パルス信号の位相差を検出して加減
方向を弁別するとともに、加算パルス信号もしくは減算
パルス信号を得、加減算カウンタでこの加算パルス信号
と減算パルス信号を加減計数することによって位置エン
コーダの位置データを加減算カウンタに得て、送り機構
の位置を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の方
式では、位置エンコーダごとに方向弁別回路と加減算カ
ウンタが必要であり、送り機構の数が増大して位置エン
コーダの数が増大すると位置エンコーダの位置データを
検出する回路も増大するという欠点がある。本発明はこ
のような点に鑑みて創案されたもので、その目的とする
ところは、単一の方向弁別手段と単一の加減計数手段と
により複数の位置エンコーダの位置データを検出するこ
とのできる多軸位置検出装置を提供するものである。
式では、位置エンコーダごとに方向弁別回路と加減算カ
ウンタが必要であり、送り機構の数が増大して位置エン
コーダの数が増大すると位置エンコーダの位置データを
検出する回路も増大するという欠点がある。本発明はこ
のような点に鑑みて創案されたもので、その目的とする
ところは、単一の方向弁別手段と単一の加減計数手段と
により複数の位置エンコーダの位置データを検出するこ
とのできる多軸位置検出装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、各位置エンコーダと対応するアドレ
スに各位置エンコーダの今回エンコーダステータスを格
納するようにした今回エンコーダステータスメモリと、
各位置エンコーダと対応するアドレスに各位置エンコー
ダの前回エンコーダステータスを格納するようにした前
回エンコーダステータスメモリと、各位置エンコーダと
対応してあらかじめ定められているアドレスに各位置エ
ンコーダの位置データを格納するようにした位置データ
メモリと、スキャン開始信号が与えられると各位置エン
コーダのエンコーダステータスを順次スキャンし、読み
込んだエンコーダステータスを今回エンコーダステータ
スメモリの対応するアドレスにそれぞれ書き込み、全位
置エンコーダの今回エンコーダステータスを今回エンコ
ーダステータスメモリに得たときにスキャン終了信号を
発生するようにしたエンコーダステータススキャン回路
と、各位置エンコーダの位置データ検出演算ごとに、今
回エンコーダステータスメモリから読み出されている今
回エンコーダステータスと前回エンコーダステータスメ
モリから読み出されている前回エンコーダステータスを
それぞれ入力して比較演算を行い今回エンコーダステー
タスと前回エンコーダステータスに差異があるときに、
その差異の内容に応じて加算信号もしくは減算信号を出
力するようにした加減検出回路と、各位置エンコーダの
位置データ検出演算ごとに、位置データメモリから読み
出されている位置データを保持し、前記加減検出回路よ
り加算信号が与えられたときに保持している位置データ
に所定量を加え、前記加減検出回路より減算信号が与え
られたときに保持している位置データから所定量を減じ
るようにした加減演算レジスタと、どの位置エンコーダ
のエンコーダステータスの遷移周期よりも短い任意の周
期ごとにスキャン開始信号を発生してエンコーダステー
タススキャン回路に与えるとともに、エンコーダステー
タススキャン回路よりスキャン終了信号が与えられたと
きに、各位置エンコーダの位置データ検出演算を起動す
るようにしたタイミング信号発生回路からなっているも
のである。前回エンコーダステータスメモリは、各位置
エンコーダの位置検出演算ごとに今回エンコーダステー
タスメモリから読み出されている今回エンコーダステー
タスを前回エンコーダステータスメモリの対応するアド
レスに書き込むことができるように、今回エンコーダス
テータスメモリと接続がなされる。
するための手段は、各位置エンコーダと対応するアドレ
スに各位置エンコーダの今回エンコーダステータスを格
納するようにした今回エンコーダステータスメモリと、
各位置エンコーダと対応するアドレスに各位置エンコー
ダの前回エンコーダステータスを格納するようにした前
回エンコーダステータスメモリと、各位置エンコーダと
対応してあらかじめ定められているアドレスに各位置エ
ンコーダの位置データを格納するようにした位置データ
メモリと、スキャン開始信号が与えられると各位置エン
コーダのエンコーダステータスを順次スキャンし、読み
込んだエンコーダステータスを今回エンコーダステータ
スメモリの対応するアドレスにそれぞれ書き込み、全位
置エンコーダの今回エンコーダステータスを今回エンコ
ーダステータスメモリに得たときにスキャン終了信号を
発生するようにしたエンコーダステータススキャン回路
と、各位置エンコーダの位置データ検出演算ごとに、今
回エンコーダステータスメモリから読み出されている今
回エンコーダステータスと前回エンコーダステータスメ
モリから読み出されている前回エンコーダステータスを
それぞれ入力して比較演算を行い今回エンコーダステー
タスと前回エンコーダステータスに差異があるときに、
その差異の内容に応じて加算信号もしくは減算信号を出
力するようにした加減検出回路と、各位置エンコーダの
位置データ検出演算ごとに、位置データメモリから読み
出されている位置データを保持し、前記加減検出回路よ
り加算信号が与えられたときに保持している位置データ
に所定量を加え、前記加減検出回路より減算信号が与え
られたときに保持している位置データから所定量を減じ
るようにした加減演算レジスタと、どの位置エンコーダ
のエンコーダステータスの遷移周期よりも短い任意の周
期ごとにスキャン開始信号を発生してエンコーダステー
タススキャン回路に与えるとともに、エンコーダステー
タススキャン回路よりスキャン終了信号が与えられたと
きに、各位置エンコーダの位置データ検出演算を起動す
るようにしたタイミング信号発生回路からなっているも
のである。前回エンコーダステータスメモリは、各位置
エンコーダの位置検出演算ごとに今回エンコーダステー
タスメモリから読み出されている今回エンコーダステー
タスを前回エンコーダステータスメモリの対応するアド
レスに書き込むことができるように、今回エンコーダス
テータスメモリと接続がなされる。
【0005】
【作用】まずエンコーダステータスについて説明する。
N相の位置エンコーダの発信パルス信号をNビットの組
み合わせ信号として読み込んだときに、これをエンコー
ダステータスとすると、この位置エンコーダの発信パル
ス信号の1パルス分で2N回のエンコーダステータスの
遷移が発生することになり、かつ発信パルス信号が加算
方向に変化しているときと減算方向に変化しているとき
とではエンコーダステータスの遷移の起こり方は必ず異
なる。すなわち、位置エンコーダのエンコーダステータ
スの遷移を検出してエンコーダステータスの遷移の発生
した回数を遷移の起こり方によって加減計数すれば、位
置エンコーダの位置データを検出することができる。な
お、エンコーダステータスは、N相の位置エンコーダの
発信パルス信号の1パルス分で2N回の遷移を発生し、
かつ発信パルス信号が加算方向に変化しているときと減
算方向に変化しているときとでその遷移の起こり方が必
ず異なるようになっているのであれば、任意のビット数
の任意の組み合わせ信号に置き換えることができる。
N相の位置エンコーダの発信パルス信号をNビットの組
み合わせ信号として読み込んだときに、これをエンコー
ダステータスとすると、この位置エンコーダの発信パル
ス信号の1パルス分で2N回のエンコーダステータスの
遷移が発生することになり、かつ発信パルス信号が加算
方向に変化しているときと減算方向に変化しているとき
とではエンコーダステータスの遷移の起こり方は必ず異
なる。すなわち、位置エンコーダのエンコーダステータ
スの遷移を検出してエンコーダステータスの遷移の発生
した回数を遷移の起こり方によって加減計数すれば、位
置エンコーダの位置データを検出することができる。な
お、エンコーダステータスは、N相の位置エンコーダの
発信パルス信号の1パルス分で2N回の遷移を発生し、
かつ発信パルス信号が加算方向に変化しているときと減
算方向に変化しているときとでその遷移の起こり方が必
ず異なるようになっているのであれば、任意のビット数
の任意の組み合わせ信号に置き換えることができる。
【0006】本発明の多軸位置検出装置は、位置エンコ
ーダのエンコーダステータスの遷移周期よりも短い任意
の周期ごとに位置エンコーダのエンコーダステータスを
読み込んで、このエンコーダステータスを今回エンコー
ダステータスとして今回エンコーダステータスメモリに
格納するとともに、1周期前に読み込んだエンコーダス
テータスを前回エンコーダステータスとして前回エンコ
ーダステータスメモリに格納するようにしておき、位置
データ検出演算において今回エンコーダステータスを今
回エンコーダステータスメモリから前回エンコーダステ
ータスを前回エンコーダステータスメモリからそれぞれ
読み出して比較演算を行い、今回エンコーダステータス
と前回エンコーダステータスの差異の有無によってエン
コーダステータスの遷移を検出し、差異があればその差
異の内容に応じて加算信号もしくは減算信号を得るよう
にし、これを加減計数して位置データを検出するように
したものである。
ーダのエンコーダステータスの遷移周期よりも短い任意
の周期ごとに位置エンコーダのエンコーダステータスを
読み込んで、このエンコーダステータスを今回エンコー
ダステータスとして今回エンコーダステータスメモリに
格納するとともに、1周期前に読み込んだエンコーダス
テータスを前回エンコーダステータスとして前回エンコ
ーダステータスメモリに格納するようにしておき、位置
データ検出演算において今回エンコーダステータスを今
回エンコーダステータスメモリから前回エンコーダステ
ータスを前回エンコーダステータスメモリからそれぞれ
読み出して比較演算を行い、今回エンコーダステータス
と前回エンコーダステータスの差異の有無によってエン
コーダステータスの遷移を検出し、差異があればその差
異の内容に応じて加算信号もしくは減算信号を得るよう
にし、これを加減計数して位置データを検出するように
したものである。
【0007】つぎに各手段がどのような作用をなすかに
ついて説明する。タイミング信号発生回路は、どの位置
エンコーダのエンコーダステータスの遷移周期よりも短
い任意の周期ごとにスキャン開始信号を発生してエンコ
ーダステータススキャン回路に与える。また、エンコー
ダステータススキャン回路よりスキャン終了信号が与え
られたときに各位置エンコーダの位置データ検出演算を
起動するように作用する。前記スキャン開始信号がタイ
ミング信号発生回路より与えられると、エンコーダステ
ータススキャンを順次スキャンし、読み込んだエンコー
ダステータスを今回エンコーダステータスメモリの対応
するアドレスにそれぞれ書き込み、全位置エンコーダの
今回エンコーダステータスを今回エンコーダステータス
メモリに得たときにスキャン終了信号を発生してタイミ
ング信号発生回路に与える。複数の位置エンコーダの位
置データを検出するために、位置データ検出演算は位置
エンコーダ数分行われるのであって、各位置エンコーダ
の位置データの検出演算ごとにつぎに説明する動作が実
行される。
ついて説明する。タイミング信号発生回路は、どの位置
エンコーダのエンコーダステータスの遷移周期よりも短
い任意の周期ごとにスキャン開始信号を発生してエンコ
ーダステータススキャン回路に与える。また、エンコー
ダステータススキャン回路よりスキャン終了信号が与え
られたときに各位置エンコーダの位置データ検出演算を
起動するように作用する。前記スキャン開始信号がタイ
ミング信号発生回路より与えられると、エンコーダステ
ータススキャンを順次スキャンし、読み込んだエンコー
ダステータスを今回エンコーダステータスメモリの対応
するアドレスにそれぞれ書き込み、全位置エンコーダの
今回エンコーダステータスを今回エンコーダステータス
メモリに得たときにスキャン終了信号を発生してタイミ
ング信号発生回路に与える。複数の位置エンコーダの位
置データを検出するために、位置データ検出演算は位置
エンコーダ数分行われるのであって、各位置エンコーダ
の位置データの検出演算ごとにつぎに説明する動作が実
行される。
【0008】位置データメモリから位置データ検出演算
を行う位置エンコーダの位置データを読み出して加減演
算レジスタに保持する。今回エンコーダステータスメモ
リから位置データ検出演算を行う位置エンコーダの今回
エンコーダステータスを、また前回エンコーダステータ
スメモリから位置データ検出演算を行う位置エンコーダ
の前回エンコーダステータスをそれぞれ読み出して加減
検出回路に入力する。加減検出回路は、入力せられてい
る今回エンコーダステータスと前回エンコーダステータ
スに差異があるときに、その差異の内容に応じて加算信
号もしくは減算信号を出力して加減演算レジスタに与え
る。
を行う位置エンコーダの位置データを読み出して加減演
算レジスタに保持する。今回エンコーダステータスメモ
リから位置データ検出演算を行う位置エンコーダの今回
エンコーダステータスを、また前回エンコーダステータ
スメモリから位置データ検出演算を行う位置エンコーダ
の前回エンコーダステータスをそれぞれ読み出して加減
検出回路に入力する。加減検出回路は、入力せられてい
る今回エンコーダステータスと前回エンコーダステータ
スに差異があるときに、その差異の内容に応じて加算信
号もしくは減算信号を出力して加減演算レジスタに与え
る。
【0009】加減演算レジスタは、前記加減検出回路よ
り加算信号が与えられたときに保持している位置データ
に所定量を加え、また減算信号が与えられたときに保持
している位置データから所定量を減じるように作用する
ので、この加減演算レジスタに保持している位置データ
を位置データメモリの同じアドレスに書き込むことによ
って、位置エンコーダのエンコーダステータスに遷移が
なければ位置データメモリの位置データは変化すること
なく、また遷移があれば位置データメモリの位置データ
は更新されることになる。前回エンコーダステータスメ
モリには、次の周期で行われる位置データ検出演算で使
用するために、今回エンコーダステータスメモリから読
み出されている今回エンコーダステータスが書き込まれ
る。
り加算信号が与えられたときに保持している位置データ
に所定量を加え、また減算信号が与えられたときに保持
している位置データから所定量を減じるように作用する
ので、この加減演算レジスタに保持している位置データ
を位置データメモリの同じアドレスに書き込むことによ
って、位置エンコーダのエンコーダステータスに遷移が
なければ位置データメモリの位置データは変化すること
なく、また遷移があれば位置データメモリの位置データ
は更新されることになる。前回エンコーダステータスメ
モリには、次の周期で行われる位置データ検出演算で使
用するために、今回エンコーダステータスメモリから読
み出されている今回エンコーダステータスが書き込まれ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳述する。図1は本発明の一実施例を示すブロック
図であって、図1においては、E1,E2,E3‥‥E
nはn個の位置エンコーダで、それぞれ後述するエンコ
ーダステータスを有しているものである。1はタイミン
グ信号発生回路、2はエンコーダステータススキャン回
路、3は今回エンコーダステータスメモリであって、W
D3は書き込みデータ端子、RD3は読み出しデータ端
子、W3は書き込み信号端子、R3は読み出し信号端
子、N3はアドレス更新信号端子、4は前回エンコーダ
ステータスメモリであって、WD4は書き込みデータ端
子、RD4は読み出しデータ端子、W4は書き込み信号
端子、R3は読み出し信号端子、N4はアドレス更新信
号端子、5は位置データメモリであって、WD5は書き
込みデータ端子、RD5は読み出しデータ端子、W5は
書き込み信号端子、R5は読み出し信号端子、N5はア
ドレス更新信号端子、6は加減検出回路、7は加減演算
レジスタであって、Lは保持信号端子、CIは位置デー
タ入力端子、COは位置データ出力端子である。
して詳述する。図1は本発明の一実施例を示すブロック
図であって、図1においては、E1,E2,E3‥‥E
nはn個の位置エンコーダで、それぞれ後述するエンコ
ーダステータスを有しているものである。1はタイミン
グ信号発生回路、2はエンコーダステータススキャン回
路、3は今回エンコーダステータスメモリであって、W
D3は書き込みデータ端子、RD3は読み出しデータ端
子、W3は書き込み信号端子、R3は読み出し信号端
子、N3はアドレス更新信号端子、4は前回エンコーダ
ステータスメモリであって、WD4は書き込みデータ端
子、RD4は読み出しデータ端子、W4は書き込み信号
端子、R3は読み出し信号端子、N4はアドレス更新信
号端子、5は位置データメモリであって、WD5は書き
込みデータ端子、RD5は読み出しデータ端子、W5は
書き込み信号端子、R5は読み出し信号端子、N5はア
ドレス更新信号端子、6は加減検出回路、7は加減演算
レジスタであって、Lは保持信号端子、CIは位置デー
タ入力端子、COは位置データ出力端子である。
【0011】今回エンコーダステータスメモリ3と前回
エンコーダステータスメモリ4と位置データメモリ5
は、それぞれ各位置エンコーダE1,E2,E3‥‥E
nに対応してそれぞれのアドレスを指定するためアドレ
スポインタ(図示せず)を有しており、今回エンコーダ
ステータスメモリ3はアドレス更新信号端子N3に、前
回エンコーダステータスメモリ4はアドレス更新信号端
子N4に、位置データメモリ5はアドレス更新信号端子
N5にアドレスを更新するための信号が与えられると、
次の位置エンコーダに対応するアドレスを指定するよう
にそれぞれのアドレスポインタのデータを更新する。
エンコーダステータスメモリ4と位置データメモリ5
は、それぞれ各位置エンコーダE1,E2,E3‥‥E
nに対応してそれぞれのアドレスを指定するためアドレ
スポインタ(図示せず)を有しており、今回エンコーダ
ステータスメモリ3はアドレス更新信号端子N3に、前
回エンコーダステータスメモリ4はアドレス更新信号端
子N4に、位置データメモリ5はアドレス更新信号端子
N5にアドレスを更新するための信号が与えられると、
次の位置エンコーダに対応するアドレスを指定するよう
にそれぞれのアドレスポインタのデータを更新する。
【0012】図2は図1における各位置エンコーダE
1,E2,E3‥‥Enの発信パルス信号波形とエンコ
ーダステータスの遷移の例を示す図であって、加算方向
に変化する1パルス分の発信パルス信号波形(a)のエ
ンコーダステータスは(c)のように遷移し、減算方向
に変化する1パルス分の発信パルス信号波形(b)のエ
ンコーダステータスは(d)のように遷移する。
1,E2,E3‥‥Enの発信パルス信号波形とエンコ
ーダステータスの遷移の例を示す図であって、加算方向
に変化する1パルス分の発信パルス信号波形(a)のエ
ンコーダステータスは(c)のように遷移し、減算方向
に変化する1パルス分の発信パルス信号波形(b)のエ
ンコーダステータスは(d)のように遷移する。
【0013】図3は図1における加減検出回路6の論理
テーブルであって、今回エンコーダステータス入力と前
回エンコータステータス入力の比較演算の結果を表わし
ており、加減検出回路6は、今回エンコーダステータス
enと前回エンコーダステータスeoに図3に示すよう
な差異があるときに、加算信号uもしくは減算信号dを
出力するように回路が構成されている。各位置エンコー
ダE1,E2,E3‥‥Enの位置データは、次のよう
にして位置データメモリ5の各アドレスに得られる。タ
イミング信号発生回路1は、各位置エンコーダE1,E
2,E3‥‥Enのどの位置エンコーダステータスの遷
移周期よりも短い任意の周期ごとにスキャン開始信号t
1を発生する。 このスキャン開始信号t1がエンコー
ダステータススキャン回路2に与えられると、エンコー
ダステータススキャン回路2は位置エンコーダE1,E
2,E3‥‥Enのエンコーダステータスを順にスキャ
ンし、スキャンした位置エンコーダのエンコーダステー
タスを読み込んで出力し、その位置エンコーダのエンコ
ーダステータスesを今回エンコーダステータスメモリ
3の書き込みデータ端子WD3に与えるとともに、タイ
ミング信号s1を発生して今回エンコーダステータスメ
モリ3の書き込み信号端子W3に与えるので、今回エン
コーダステータスメモリ3は今回エンコーダステータス
メモリ3のアドレスポインタが指定しているアドレスに
スキャンした位置エンコーダのエンコーダステータスe
sを書き込む。次にタイミング信号s2を発生し、オア
ゲートORを通して今回エンコーダステータスメモリ3
のアドレス更新信号端子N3に与えるので、今回エンコ
ーダステータスメモリ3は次にスキャンする位置エンコ
ーダに対応するアドレスを指定するように今回エンコー
ダスイータスメモリ3のアドレスポインタのデータを更
新する。
テーブルであって、今回エンコーダステータス入力と前
回エンコータステータス入力の比較演算の結果を表わし
ており、加減検出回路6は、今回エンコーダステータス
enと前回エンコーダステータスeoに図3に示すよう
な差異があるときに、加算信号uもしくは減算信号dを
出力するように回路が構成されている。各位置エンコー
ダE1,E2,E3‥‥Enの位置データは、次のよう
にして位置データメモリ5の各アドレスに得られる。タ
イミング信号発生回路1は、各位置エンコーダE1,E
2,E3‥‥Enのどの位置エンコーダステータスの遷
移周期よりも短い任意の周期ごとにスキャン開始信号t
1を発生する。 このスキャン開始信号t1がエンコー
ダステータススキャン回路2に与えられると、エンコー
ダステータススキャン回路2は位置エンコーダE1,E
2,E3‥‥Enのエンコーダステータスを順にスキャ
ンし、スキャンした位置エンコーダのエンコーダステー
タスを読み込んで出力し、その位置エンコーダのエンコ
ーダステータスesを今回エンコーダステータスメモリ
3の書き込みデータ端子WD3に与えるとともに、タイ
ミング信号s1を発生して今回エンコーダステータスメ
モリ3の書き込み信号端子W3に与えるので、今回エン
コーダステータスメモリ3は今回エンコーダステータス
メモリ3のアドレスポインタが指定しているアドレスに
スキャンした位置エンコーダのエンコーダステータスe
sを書き込む。次にタイミング信号s2を発生し、オア
ゲートORを通して今回エンコーダステータスメモリ3
のアドレス更新信号端子N3に与えるので、今回エンコ
ーダステータスメモリ3は次にスキャンする位置エンコ
ーダに対応するアドレスを指定するように今回エンコー
ダスイータスメモリ3のアドレスポインタのデータを更
新する。
【0014】上述の動作は位置エンコーダ数分、すなわ
ちn回繰り返し実行され、全位置エンコーダの今回エン
コーダステータスを今回エンコーダステータスメモリ3
に得た時に、エンコーダステータススキャン回路2はス
キャン終了信号s3を発生する。このスキャン終了信号
s3がタイミング信号発生回路1に与えられると、タイ
ミング信号発生回路1は各位置エンコーダの位置データ
検出演算を起動する。各位置エンコーダの位置データ検
出演算は次のようにして行われる。タイミング信号発生
回路1は、まずタイミング信号t2を発生して位置デー
タメモリ5の読み出し信号端子R5と加減演算レジスタ
7の保持信号端子Lに与える。位置データメモリ5は、
読み出し信号端子R5にタイミング信号t2が与えられ
ると、位置データメモリ5のアドレスポインタが指定し
ているアドレスから位置データ検出演算を行う位置エン
コーダの位置データを読み出して、読み出しデータ端子
RD5に出力し、加減演算レジスタ7の位置データ入力
端子CIに与える。加減演算レジスタ7は、保持信号端
子Lにタイミング信号t2が与えられると、タイミング
信号t2の後縁で位置データ入力端子CIに与えられて
いる位置データを保持するもので、結果的にはタイミン
グ信号t2よって位置データメモリ5から位置データが
読み出されて加減演算レジスタ7に保持されることにな
る。
ちn回繰り返し実行され、全位置エンコーダの今回エン
コーダステータスを今回エンコーダステータスメモリ3
に得た時に、エンコーダステータススキャン回路2はス
キャン終了信号s3を発生する。このスキャン終了信号
s3がタイミング信号発生回路1に与えられると、タイ
ミング信号発生回路1は各位置エンコーダの位置データ
検出演算を起動する。各位置エンコーダの位置データ検
出演算は次のようにして行われる。タイミング信号発生
回路1は、まずタイミング信号t2を発生して位置デー
タメモリ5の読み出し信号端子R5と加減演算レジスタ
7の保持信号端子Lに与える。位置データメモリ5は、
読み出し信号端子R5にタイミング信号t2が与えられ
ると、位置データメモリ5のアドレスポインタが指定し
ているアドレスから位置データ検出演算を行う位置エン
コーダの位置データを読み出して、読み出しデータ端子
RD5に出力し、加減演算レジスタ7の位置データ入力
端子CIに与える。加減演算レジスタ7は、保持信号端
子Lにタイミング信号t2が与えられると、タイミング
信号t2の後縁で位置データ入力端子CIに与えられて
いる位置データを保持するもので、結果的にはタイミン
グ信号t2よって位置データメモリ5から位置データが
読み出されて加減演算レジスタ7に保持されることにな
る。
【0015】タイミング信号発生回路1は、次にタイミ
ング信号t3を発生して今回エンコーダステータスメモ
リ3の読み出し信号端子R3と前回エンコーダステータ
スメモリ4の読み出し信号端子R4に与える。このタイ
ミング信号t3は、タイミング信号t6が発生するまで
発生している。今回エンコーダステータスメモリ3は読
み出し信号端子R3にタイミング信号t3が与えられて
いる間は、今回エンコーダステータスメモリ3のアドレ
スポインタが指定しているアドレスから位置データ検出
演算を行う位置エンコーダの今回エンコーダステータス
enを読み出して、読み出しデータ端子RD3に出力
し、加減検出回路6に与えるとともに、前回エンコーダ
ステータスメモリ4の書き込みデータ端子WD4に与え
る。また、前回エンコーダステータスメモリ4は読み出
し信号端子R4にタイミング信号t3が与えられている
間は、前回エンコーダステータスメモリ4のアドレスポ
インタが指定しているアドレスから位置データ検出演算
を行う位置エンコーダの前回エンコーダステータスeo
を読み出して、読み出しデータ端子RD4に出力し、加
減検出回路6に与える。
ング信号t3を発生して今回エンコーダステータスメモ
リ3の読み出し信号端子R3と前回エンコーダステータ
スメモリ4の読み出し信号端子R4に与える。このタイ
ミング信号t3は、タイミング信号t6が発生するまで
発生している。今回エンコーダステータスメモリ3は読
み出し信号端子R3にタイミング信号t3が与えられて
いる間は、今回エンコーダステータスメモリ3のアドレ
スポインタが指定しているアドレスから位置データ検出
演算を行う位置エンコーダの今回エンコーダステータス
enを読み出して、読み出しデータ端子RD3に出力
し、加減検出回路6に与えるとともに、前回エンコーダ
ステータスメモリ4の書き込みデータ端子WD4に与え
る。また、前回エンコーダステータスメモリ4は読み出
し信号端子R4にタイミング信号t3が与えられている
間は、前回エンコーダステータスメモリ4のアドレスポ
インタが指定しているアドレスから位置データ検出演算
を行う位置エンコーダの前回エンコーダステータスeo
を読み出して、読み出しデータ端子RD4に出力し、加
減検出回路6に与える。
【0016】タイミング信号発生回路1は、タイミング
信号t3を発生しながら、次にタイミング信号t4を発
生して加減検出回路6に与える。加減検出回路6は、前
述したように与えられている今回エンコーダステータス
enと前回エンコーダステータスeoに、図3に示すよ
うな差異があるときに、加算信号uもしくは減算信号d
を出力するように回路が構成されているもので、加算信
号uと減算信号dはタイミング信号t4に同期して出力
される。加減演算レジスタ7は、加減演算機能を具備す
るレジスタであり、加算信号uが与えられると保持して
いる位置データに所定量を加え、減算信号dが与えられ
ると保持している位置データから所定量を減じてその結
果を再び保持し、位置データ出力端子COに出力する。
ここで、位置データに加減する所定量は位置データの最
小単位を決める値を採るが、1としておき位置データを
使用する際に変換してもよい。
信号t3を発生しながら、次にタイミング信号t4を発
生して加減検出回路6に与える。加減検出回路6は、前
述したように与えられている今回エンコーダステータス
enと前回エンコーダステータスeoに、図3に示すよ
うな差異があるときに、加算信号uもしくは減算信号d
を出力するように回路が構成されているもので、加算信
号uと減算信号dはタイミング信号t4に同期して出力
される。加減演算レジスタ7は、加減演算機能を具備す
るレジスタであり、加算信号uが与えられると保持して
いる位置データに所定量を加え、減算信号dが与えられ
ると保持している位置データから所定量を減じてその結
果を再び保持し、位置データ出力端子COに出力する。
ここで、位置データに加減する所定量は位置データの最
小単位を決める値を採るが、1としておき位置データを
使用する際に変換してもよい。
【0017】タイミング信号発生回路1は、タイミング
信号t3を発生しながら、次にタイミング信号t5を発
生して位置データメモリ5の書き込み信号端子W5と前
回エンコーダステータスメモリ4の書き込み信号端子W
4に与える。位置データメモリ5の書き込みデータ端子
WD5には、加減演算レジスタ7の位置データ出力端子
COから位置データが出力されて与えられているので、
位置データメモリ5の書き込み信号端子W5にタイミン
グ信号t5が与えられると、位置データメモリ5は位置
データメモリ5のアドレスポインタが指定しているアド
レスに位置データ検出演算を行った位置エンコーダの位
置データを書き込む。また、前回エンコーダステータス
メモリ4の書き込みデータ端子WD4には、今回エンコ
ーダステータスメモリ3の読み出しデータ端子RD3か
ら今回エンコーダステータスenが出力されて与えられ
ているので、前回エンコーダステータスメモリ4の書き
込み信号端子W4にタイミング信号t5が与えられる
と、前回エンコーダステータスメモリ4は前回エンコー
ダステータスメモリ4のアドレスポインタが指令してい
るアドレスに位置データ検出演算を行った位置エンコー
ダの今回エンコーダステータスを書き込んで前回エンコ
ーダステータスを今回エンコーダステータスに置き換え
る。
信号t3を発生しながら、次にタイミング信号t5を発
生して位置データメモリ5の書き込み信号端子W5と前
回エンコーダステータスメモリ4の書き込み信号端子W
4に与える。位置データメモリ5の書き込みデータ端子
WD5には、加減演算レジスタ7の位置データ出力端子
COから位置データが出力されて与えられているので、
位置データメモリ5の書き込み信号端子W5にタイミン
グ信号t5が与えられると、位置データメモリ5は位置
データメモリ5のアドレスポインタが指定しているアド
レスに位置データ検出演算を行った位置エンコーダの位
置データを書き込む。また、前回エンコーダステータス
メモリ4の書き込みデータ端子WD4には、今回エンコ
ーダステータスメモリ3の読み出しデータ端子RD3か
ら今回エンコーダステータスenが出力されて与えられ
ているので、前回エンコーダステータスメモリ4の書き
込み信号端子W4にタイミング信号t5が与えられる
と、前回エンコーダステータスメモリ4は前回エンコー
ダステータスメモリ4のアドレスポインタが指令してい
るアドレスに位置データ検出演算を行った位置エンコー
ダの今回エンコーダステータスを書き込んで前回エンコ
ーダステータスを今回エンコーダステータスに置き換え
る。
【0018】タイミング信号発生回路1は、次にタイミ
ング信号t6を発生して、オアゲートORを通して今回
エンコーダステータスメモリ3のアドレス更新信号端子
N3に与えるとともに、前回エンコーダステータスメモ
リ4のアドレス更新信号端子N4と位置データメモリ5
のアドレス更新信号端子N5に与える。今回エンコーダ
ステータスメモリ3は、タイミング信号t6がアドレス
更新信号端子N3に与えられると、次に位置データ検出
演算を行う位置エンコーダに対応するアドレスを指定す
るように今回エンコーダステータスメモリ3のアドレス
ポインタのデータを更新する。前回エンコーダステータ
スメモリ4は、タイミング信号t6がアドレス更新信号
端子N4に与えられると、次に位置データ検出演算を行
う位置エンコーダに対応するアドレスを指定するように
前回エンコーダステータスメモリ4のアドレスポインタ
のデータを更新する。また、位置データメモリ5は、タ
イミング信号t6がアドレス更新信号端子N5に与えら
れると、次に位置データ検出演算を行う位置エンコーダ
に対応するアドレスを指定するように位置データメモリ
5のアドレスポインタのデータを更新する。
ング信号t6を発生して、オアゲートORを通して今回
エンコーダステータスメモリ3のアドレス更新信号端子
N3に与えるとともに、前回エンコーダステータスメモ
リ4のアドレス更新信号端子N4と位置データメモリ5
のアドレス更新信号端子N5に与える。今回エンコーダ
ステータスメモリ3は、タイミング信号t6がアドレス
更新信号端子N3に与えられると、次に位置データ検出
演算を行う位置エンコーダに対応するアドレスを指定す
るように今回エンコーダステータスメモリ3のアドレス
ポインタのデータを更新する。前回エンコーダステータ
スメモリ4は、タイミング信号t6がアドレス更新信号
端子N4に与えられると、次に位置データ検出演算を行
う位置エンコーダに対応するアドレスを指定するように
前回エンコーダステータスメモリ4のアドレスポインタ
のデータを更新する。また、位置データメモリ5は、タ
イミング信号t6がアドレス更新信号端子N5に与えら
れると、次に位置データ検出演算を行う位置エンコーダ
に対応するアドレスを指定するように位置データメモリ
5のアドレスポインタのデータを更新する。
【0019】上述の位置データ検出演算は、位置エンコ
ーダ数分、すなわちn回繰り返し実行され、各位置エン
コーダE1,E2,E3‥‥Enの現在の位置データが
位置データメモリ5の各アドレスに得られることにな
る。位置データメモリ5は、位置データ検出演算が起動
中でなければいつでも使用することができるので、本装
置の外部から位置データメモリ5にアクセスできるよう
な手段(図示せず)を設けることによって、外部のマイ
クロコンピュータなどの処理装置から任意の位置エンコ
ーダの現在位置データを読み出して利用することができ
る。また、位置データメモリ5に停電時に位置データを
保持しておくことができるように、電池(図示せず)を
接続しておけば、不揮発性の多軸位置検出装置として利
用することができる。
ーダ数分、すなわちn回繰り返し実行され、各位置エン
コーダE1,E2,E3‥‥Enの現在の位置データが
位置データメモリ5の各アドレスに得られることにな
る。位置データメモリ5は、位置データ検出演算が起動
中でなければいつでも使用することができるので、本装
置の外部から位置データメモリ5にアクセスできるよう
な手段(図示せず)を設けることによって、外部のマイ
クロコンピュータなどの処理装置から任意の位置エンコ
ーダの現在位置データを読み出して利用することができ
る。また、位置データメモリ5に停電時に位置データを
保持しておくことができるように、電池(図示せず)を
接続しておけば、不揮発性の多軸位置検出装置として利
用することができる。
【0020】図4は、図1の実施例において、今回エン
コーダステータスメモリ3と前回エンコーダステータス
メモリ4にFIFO(ファーストイン・ファーストアウ
ト)メモリを使用した例である。FIFOメモリは、書
き込み信号端子に書き込み信号を与えると、また読み出
し信号端子に読み出し信号を与えると、それぞれの信号
の後縁でアドレスポインタのデータを更新するので、図
4において、今回エンコーダステータスメモリ3と前回
エンコーダステータスメモリ4のアドレスポインタのデ
ータを更新する信号は不要となり削除してある。
コーダステータスメモリ3と前回エンコーダステータス
メモリ4にFIFO(ファーストイン・ファーストアウ
ト)メモリを使用した例である。FIFOメモリは、書
き込み信号端子に書き込み信号を与えると、また読み出
し信号端子に読み出し信号を与えると、それぞれの信号
の後縁でアドレスポインタのデータを更新するので、図
4において、今回エンコーダステータスメモリ3と前回
エンコーダステータスメモリ4のアドレスポインタのデ
ータを更新する信号は不要となり削除してある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
一の方向弁別手段と単一の加減計数手段とにより複数の
位置エンコーダの位置データを検出することのできる多
軸位置検出装置を実現することができ、送り機構の数が
増大して位置エンコーダの数が増大しても位置エンコー
ダの位置データを検出する回路は増大しないので、1軸
当りの位置検出回路のスペースを削減するとともに費用
を低減するという効果がある。
一の方向弁別手段と単一の加減計数手段とにより複数の
位置エンコーダの位置データを検出することのできる多
軸位置検出装置を実現することができ、送り機構の数が
増大して位置エンコーダの数が増大しても位置エンコー
ダの位置データを検出する回路は増大しないので、1軸
当りの位置検出回路のスペースを削減するとともに費用
を低減するという効果がある。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す多軸位置検出装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図2】図2は本発明の一実施例における位置エンコー
ダの発信パルス信号波形とエンコーダステータスの遷移
の例を示す図である。
ダの発信パルス信号波形とエンコーダステータスの遷移
の例を示す図である。
【図3】図3は本発明の一実施例における加減検出回路
の論理テーブルである。
の論理テーブルである。
【図4】図4は図1において今回エンコーダステータス
メモリ3と前回エンコーダステータスメモリ4にFIF
Oメモリを使用した例を示すブロック図である。
メモリ3と前回エンコーダステータスメモリ4にFIF
Oメモリを使用した例を示すブロック図である。
1 タイミング信号発生回路 2 エンコーダステータススキャン回路 3 今回エンコーダステータスメモリ 4 前回エンコーダステータスメモリ 5 位置データメモリ 6 加減検出回路 7 加減演算レジスタ E1,E2,E3‥‥En 位置エンコーダ OR オアゲート s1 タイミング信号 s2 タイミング信号 s3 スキャン終了信号 t1 スキャン開始信号 t2 タイミング信号 t3 タイミング信号 t4 タイミング信号 t5 タイミング信号 t6 タイミング信号 es エンコーダステータス en 今回エンコーダステータス eo 前回エンコーダステータス u 加算信号 d 減算信号
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の位置エンコーダの位置データを検
出する多軸位置検出装置において、各位置エンコーダと
対応するアドレスに各位置エンコーダの今回エンコーダ
ステータスを格納するようにした今回エンコーダステー
タスメモリと、各位置エンコーダと対応するアドレスに
各位置エンコーダの前回エンコーダステータスメモリ
と、各位置エンコーダと対応してあらかじめ定められて
いるアドレスに各位置エンコーダの位置データを格納す
るようにした位置データメモリと、スキャン開始信号が
与えられると各位置エンコーダのエンコーダステータス
を順次スキャンし読み込んだエンコーダステータスを今
回エンコーダステータスメモリの対応するアドレスにそ
れぞれ書き込み、全位置エンコーダの今回エンコーダス
テータスを今回エンコーダステータスメモリに得たとき
にスキャン終了信号を発生するようにしたエンコーダス
テータススキャン回路と、各位置エンコーダの位置デー
タ検出演算ごとに、今回エンコーダステータスメモリか
ら読み出されている今回エンコーダステータスと前回エ
ンコーダステータスメモリから読み出されている前回エ
ンコーダステータスをそれぞれ入力して比較演算を行
い、今回エンコーダステータスと前回エンコーダステー
タスに差異があるときに、その差異の内容に応じて加算
信号もしくは減算信号を出力するようにした加減検出回
路と、各位置エンコーダの位置データ検出演算ごとに位
置データメモリから読み出されている位置データを保持
し、前記加減検出回路より加算信号が与えられたときに
保持している位置データに所定量を加え、前記加減検出
回路より減算信号が与えられたときに保持している位置
データから所定量を減じるようにした加減演算レジスタ
と、どの位置エンコーダのエンコーダステータスの遷移
周期よりも短い任意の周期ごとにスキャン開始信号を発
生してエンコーダステータススキャン回路に与えるとと
もに、エンコーダステータススキャン回路よりスキャン
終了信号が与えられたときに、各位置エンコーダの位置
データ検出演算を起動するようにしたタイミング信号発
生回路からなる多軸位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31201491A JP3212332B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 多軸位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31201491A JP3212332B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 多軸位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05127713A JPH05127713A (ja) | 1993-05-25 |
JP3212332B2 true JP3212332B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18024178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31201491A Expired - Fee Related JP3212332B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 多軸位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212332B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP31201491A patent/JP3212332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05127713A (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |